JPH06330001A - 分解性粘着フィルム - Google Patents

分解性粘着フィルム

Info

Publication number
JPH06330001A
JPH06330001A JP5231525A JP23152593A JPH06330001A JP H06330001 A JPH06330001 A JP H06330001A JP 5231525 A JP5231525 A JP 5231525A JP 23152593 A JP23152593 A JP 23152593A JP H06330001 A JPH06330001 A JP H06330001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lactic acid
adhesive film
sensitive adhesive
pressure
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5231525A
Other languages
English (en)
Inventor
Norimasa Shinoda
法正 篠田
Masazo Otaguro
政三 太田黒
Shigeru Iimuro
茂 飯室
Akihiro Funae
昭広 船江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP5231525A priority Critical patent/JPH06330001A/ja
Publication of JPH06330001A publication Critical patent/JPH06330001A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定の期間、被着体の表面に貼付され被着体
の表面保護用、表示用、結束用等としての役割を果た
し、使用後廃棄された後は自然環境下で分解されて消滅
する性質を有するフィルムを基材フィルムとして用いた
分解性粘着フィルムを提供する。 【構成】 ポリ乳酸および乳酸−ヒドロキシカルボン酸
コポリマー等の乳酸系ポリマーから得られた基材フィル
ムの片面に粘着剤層を設けてなる分解性粘着フィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分解性粘着フィルムに
関する。詳しくは、ステンレススチール、アルミニウム
等の金属板またはその加工品、樹脂塗装木板、化粧板、
木製および金属製家具、および自動車のボディー等の被
着体の表面に仮着してその表面保護用として用いる表面
保護用分解性粘着フィルム、半導体ウエハの集積回路を
組み込んだ側の面(表面)に貼付し、該半導体ウエハの
他の面(裏面)を研削またはダイシング等する際に保護
用として用いる半導体ウエハ加工用分解性性粘着フィル
ム、フィルム表面に印刷、塗装等施された表示用分解性
粘着フィルム、および、野菜類の結束用、文房具用等の
自着テープ等として用いられる分解性粘着フィルムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ステンレススチール、アルミニウ
ム等の金属板またはその加工品、樹脂塗装木板、化粧
板、木製および金属製家具、時計等の計測機器、および
自動車のボディー等の被着体の表面に仮着してその表面
保護に用いる表面保護用粘着フィルム、半導体ウエハの
集積回路を組み込んだ側の面に貼付し、該半導体ウエハ
の他の面(裏面)を研削またはダイシング等する際に保
護用として用いる半導体ウエハ加工用性粘着フィルム、
フィルム表面に印刷、塗装等施された表示用粘着フィル
ムとして用いられる粘着フィルムとして、ポリ塩化ビニ
ル、ポリオレフィン、エチレン−酢酸ビニル共重合体フ
ィルム等を基材フィルムとし、その表面に粘着剤層を設
けた粘着フィルムまたはテープが広く使われている。
【0003】例えば、特開平2−107684号公報に
は、分子量が500以上の高分子可塑剤を含有する軟質
塩化ビニル系樹脂フィルムの片面に粘着剤層を設けてな
る表面保護フィルムが開示され、また、特開昭61−1
0242号公報(米国特許第4,853,286号およ
び第4,928,438号)には、ショアーD型硬度が
40以下であるエチレン−酢酸ビニル共重合体フィルム
またはポリブタジエンフィルム等の基材フィルムの表面
に粘着剤を設けてなることを特徴とするウエハ加工用粘
着フィルムが開示されている。
【0004】特開平2−300281号公報には、自動
車(四輪や二輪)の新車(塗装完成車)が消費者に届く
までの間、輸送、保管時に雨や塵、埃、あるいは潮風等
による腐蝕劣化を防止する目的で、自動車等のボディー
表面に一時的に貼付する保護用粘着フィルムが開示され
ている。この自動車保護用粘着フィルムにはポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィンフィルム、ポリ
塩化ビニルフィルム等の片面に粘着剤が塗布されたもの
が使われている。
【0005】従来、看板および壁面等に文字、図柄等を
示し掲示、表示、広告、宣伝等を行う場合、または、車
体および建造物等に装飾等を施す場合、ポリ塩化ビニ
ル、ポリオレフィン等のフィルムに、文字、図柄、デザ
イン等を印刷、転写または塗装等したものを上記被着体
に貼付する方法が広く実施されている。
【0006】上記の各種表面保護用粘着フィルムは、そ
の使用目的の性格上、所定の期間被着体に貼付されてそ
の表面を保護した後、ほとんどの場合剥離されて廃棄さ
れる。しかし、これら従来の粘着フィルムに使用される
基材フィルムは、上述のようにポリ塩化ビニル、ポリオ
レフィン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の自然環境
下で分解しないかまたは分解速度が著しく低いものから
なっているため、使用後例えば埋設処理された場合、半
永久的に土中に残存することになる。また、海洋に投棄
された場合は景観を損なったり、海洋生物の生活環境を
破壊することがあり、廃棄物処理が社会問題となってい
る。さらに、焼却された場合、焼却に大きなエネルギー
が必要となり、特にポリ塩化ビニルは有毒なガスを発生
する等の問題がある。
【0007】従来、分解性を有するポリマーとして乳酸
系ポリマーが知られている。例えば、特公昭49−36
597号公報には、乳酸単位65〜85重量%とグリコ
ール酸単位35〜15重量%とから構成される乳酸−グ
リコール酸共重合体から得られた外科手術用補助具が開
示されており、また、特表昭62−501611号公報
にはカプロラクトンとラクチド(乳酸の環状二量体)と
の共重合体から得られた医科用移植基材が開示されてい
る。
【0008】ポリ乳酸または乳酸−ヒドロキシカルボン
酸コポリマー等の乳酸系ポリマーは、空気中の水分によ
ってさえ効果的に加水分解される上、屋外で使用された
場合、屋内や暗所、生体内で使用された場合に比べてよ
り早く強度低下をきたし、脆化、破壊、消滅などの現象
が予想より早い時期に起こることがある。そのため、乳
酸系ポリマーは、主として屋外で使用される成形品の資
材として用いることに問題があった。
【0009】屋外で使用した場合に、期待した分解時間
より早く分解することは、ポリ乳酸や乳酸−ヒドロキシ
カルボン酸コポリマー等の乳酸系ポリマーを資材とした
分解性成形物を利用しようとするとき、時には重大な事
態をもたらすこととなり、決して見逃せない大きな欠点
となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ポリ乳酸や乳酸−ヒド
ロキシカルボン酸コポリマーの加水分解速度に関しては
種々の知見がある。従って、これらの樹脂を用いて使い
捨て用途の分解性成形物をつくる際、その用途に要求さ
れる分解時間にあわせて樹脂を設計する必要がある。例
えば、使用期間が半年程度のものならば、高分子量のポ
リ(L−乳酸)を用いるのがよく、また、使用期間が数
日程度であり、使用後はできるだけ速やかに分解される
のが好ましい用途には、乳酸−グリコール酸コポリマー
を用いるのが好ましい。
【0011】発明者らの知見によれば、ポリ乳酸または
乳酸−ヒドロキシカルボン酸コポリマー等の乳酸系ポリ
マーからつくられた成形物を屋外で使用した場合、通常
屋内や暗所、あるいは生体内で使用した場合に比べて明
らかに早く強度低下をきたし、脆化、破壊、消滅などの
現象が、期待したよりも早い時期に起こってしまうこと
がわかった。例えば、加水分解速度の知見により、通常
の気温の場合少なくとも半年はその強度を保つことを期
待してつくられたフィルムを屋外で使用していたところ
早い場合には約1ヶ月で脆くなってしまい、もはやその
機能を果たさなくなってしまう。さらに悪いことには、
この分解速度の促進される程度は、まったく予想でき
ず、その分解期間はまちまちであった。本発明はかかる
従来の問題点の解決を図るものである。
【0012】すなわち、本発明の目的は、上記の問題を
解決し、所定の期間、被着体の表面に貼付され被着体の
表面保護用、表示用、結束用等としての役割を果たし、
使用後廃棄された後は自然環境下で分解されて消滅する
性質を有するフィルムを基材フィルムとして用いた分解
性粘着フィルムを提供することにある。本発明の他の目
的は、耐候性にすぐれ、使用後自然環境下で分解されて
消滅する性質を有する分解性粘着フィルムを提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、使用後自然環境下で分
解、消滅するフィルムを基材フィルムとして用いた表面
保護用、表示用、結束用、文房具等の分解性粘着フィル
ムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意検討した結果、乳酸系ポリマーを主
成分とするフィルムを基材フィルムとし、該基材フィル
ムの片面に粘着剤層を設けることにより分解性粘着フィ
ルムが得られることを見出した。
【0014】すなわち、本発明により、乳酸系ポリマー
から得られた基材フィルムの片面に粘着剤層を設けてな
る分解性粘着フィルムが提供される。
【0015】本発明の分解性粘着フィルムは、乳酸系ポ
リマーを成形して得られた乳酸系ポリマーフィルムの片
表面に粘着剤を塗布、乾燥し、粘着剤層を形成すること
により製造される。また、乳酸系ポリマーから得られた
基材フィルムの少なくとも片表面に印刷、塗装等を施
し、文字、図柄、印章、マーク等を記し、これを基材フ
ィルムとして用い、該基材フィルムの片表面に上記と同
様にして粘着剤層を設けることにより、表示用分解性粘
着フィルムが製造される。
【0016】これらの分解性粘着フィルムは、所定期間
は一定の強度を保ち、使用後廃棄された場合、自然環境
下で加水分解される。そのため、廃棄物として蓄積する
ことがない。また、粘着力についても従来のものと同程
度の性能を有する分解性粘着フィルムである。そのた
め、金属板またはその加工品、樹脂塗装木板、化粧板、
木製および金属製家具、時計等の計測機器、および自動
車のボディー等の被着体の表面に仮着してその表面保護
に用いる表面保護用分解性粘着フィルムとして、半導体
ウエハの集積回路を組み込んだ側の面に貼付し、該半導
体ウエハの他の面(裏面)を研削またはダイシング等す
る際に保護用として用いる半導体ウエハ加工用分解性粘
着フィルムとして、あるいはフィルム表面に印刷、塗装
等施された表示用分解性粘着フィルムとして、その他、
野菜等の結束用自着テープ、文房具用自着テープ等とし
て有用である。
【0017】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明において乳酸系ポリマーとは、ポリ乳酸および乳酸
−ヒドロキシカルボン酸コポリマーを指し、生体吸収性
ポリマーとして既に知られているものである。好ましく
用いられる乳酸−ヒドロキシカルボン酸コポリマーは、
乳酸またはラクチドとヒドロキシカルボン酸またはそれ
らの環状二量体とのコポリマーである。なお、乳酸には
L−体とD−体とが存在するが、本発明において単に乳
酸という場合は、特に断りがない場合は、L−体とD−
体との両者を指すこととする。また、ポリマーの分子量
は特に断りのない場合は重量平均分子量のことを指すも
のとする。
【0018】本発明に用いるポリ乳酸としては、構成単
位がL−乳酸のみからなるポリ(L−乳酸)や、D−乳
酸のみからなるポリ(D−乳酸)、およびL−乳酸単位
とD−乳酸単位とが種々の割合で存在するポリ(DL−
乳酸)のいずれもが使用できる。本発明に用いる乳酸−
ヒドロキシカルボン酸コポリマーのコモノマーであるヒ
ドロキシカルボン酸としては、グリコール酸、ヒドロキ
シ酪酸、ヒドロキシ吉草酸、ヒドロキシペンタン酸、ヒ
ドロキシカプロン酸、ヒドロキシヘプタン酸等が例示さ
れる。
【0019】本発明に用いられるポリ乳酸、および乳酸
−ヒドロキシカルボン酸コポリマーは、L−乳酸、D−
乳酸およびヒドロキシカルボン酸の中から必要とするも
のを選んで原料モノマーとし、脱水重縮合することによ
り得ることができる。脱水重縮合する方法として、乳酸
または乳酸と他のヒドロキシカルボン酸類の加熱脱水縮
合反応、好ましくは有機溶媒中で行い、生成した水を反
応系外に除去しながら行う方法が挙げられる。
【0020】また、乳酸の環状二量体であるラクチド、
およびグリコール酸の環状二量体であるグリコリド、カ
プロラクトン、プロピオラクトン、ブチロラクトン、バ
レロラクトン等の環状エステル類を開環重合することに
より得ることもできる。
【0021】乳酸系ポリマーから得られる成形物は、廃
棄後に水中や土中のみならず、使用されている期間にお
いても空気中の水分や雨水等により加水分解される。従
って、乳酸系ポリマーの分子量は、基材フィルムの引張
強度等の特性に関係し、分子量が低いと引張強度が低下
し、高いと引張強度が向上する。しかし、高すぎると成
形加工性が低下しフィルム化が困難となる傾向を示す。
かかる観点から、本発明に使用する乳酸系ポリマーの分
子量は、10,000〜1,000,000の範囲であ
ることが好ましい。さらに好ましくは30,000〜5
00,000である。
【0022】乳酸系ポリマーがポリ乳酸である場合、溶
融押出成形、カレンダー成形等によりシートまたはフィ
ルムを成形し、それを加熱下で熱固定等の熱処理等を行
うと、場合により、結晶化が進み成形物の透明性が失ら
れることがある。具体的には、L−乳酸単位を100モ
ル%ポリ(L−乳酸)およびD−乳酸単位を100モル
%もつポリ(D−乳酸)の場合は、透明な成形物を得る
ためには上記の熱固定等の熱処理等を行うときの温度を
約60〜90℃程度の低温で行う必要があり、形成加工
の温度範囲が狭い欠点がある。
【0023】かかる点を考慮すると、透明な成形物を得
るためにはL−乳酸単位のみからなるポリ(L−乳
酸)、またはD−乳酸単位のみからなるポリ(D−乳
酸)よりも、L−乳酸単位およびD−乳酸単位からなる
ポリ(DL−乳酸)が好ましい。具体的には、好ましく
用いられるポリ乳酸は、重量平均分子量が30,000
〜500,000であり、かつ、L−乳酸単位を50〜
100モル%(さらに好ましくは70〜100モル%)
もつポリ(L−乳酸)およびポリ(DL−乳酸)であ
り、D−乳酸単位を50〜100モル%(さらに好まし
くは70〜100モル%)もつポリ(D−乳酸)および
ポリ(DL−乳酸)である。
【0024】乳酸系ポリマーが、乳酸−ヒドロキシカル
ボン酸コポリマーである場合、分解性は乳酸単位の含有
量により影響される。乳酸単位の含有量が少ないと使用
後投棄された際、分解が非常に遅かったり、分解が不十
分であることがある。かかる観点から、コポリマー中の
乳酸単位の含有量は、10モル%以上であることが好ま
しい。
【0025】具体的には、好ましい乳酸−グリコール酸
コポリマーは、重量平均分子量が30,000〜50
0,000であり、乳酸単位30〜98モル%およびグ
リコール酸単位2〜70モル%をもつコポリマーであ
る。さらに好ましい組成は、乳酸単位70〜98モル%
およびグリコール酸単位2〜30モル%をもつコポリマ
ーである。また、好ましい乳酸−ヒドロキシカプロン酸
コポリマーは、重量平均分子量が30,000〜50
0,000であり、乳酸単位10〜98モル%およびヒ
ドロキシカプロン酸酸単位2〜90モル%をもつコポリ
マーである。さらに好ましい組成は、乳酸単位20〜9
8モル%およびヒドロキシカプロン酸酸単位2〜80モ
ル%をもつコポリマーである。
【0026】本発明に用いる乳酸系ポリマーの最適な分
子量や共重合体組成は、その使用用途における最長の貼
付期間に合わせて、上記範囲から適宜選択される。本発
明者らの知見に基づいて例示するならば、使用期間が半
年以上である場合は、分子量が150,000以上であ
るポリ(L−乳酸)を用いるのがよい。例えば、使用期
間が1カ月程度の場合は、分子量が50,000以上の
ポリ(L−乳酸)まはた分子量が100,000以上で
D−乳酸単位を5モル%未満含むポリ(DL−乳酸)が
好ましく用いられる。使用期間がわずか数日間ないし数
週間でよい場合は、上記ポリマーの他に、D−乳酸単位
を25モル%未満含むポリ(DL−乳酸)やグリコール
酸単位を15モル%未満含む乳酸−グリコール酸共重合
体が好ましく用いられる。また、柔軟性の高い成形物が
必要な場合は、例えば、ヒドロキシカプロン酸単位を約
60モル%程度含む乳酸−ヒドロキシカプロン酸共重合
体を用いれば約3ヶ月程度の使用に適する成形物が得ら
れる。
【0027】本発明の分解性粘着フィルムは、上記の乳
酸系ポリマーを公知の製膜方法、例えば溶液キャスト
法、溶融押出法、カレンダー法、インフレーション法等
により製膜したフィルムを基材フィルムとし、その基材
フィルムの片表面に粘着剤層を設けることにより得られ
る。
【0028】分解性粘着フィルムは、屋外で使用される
場合が多いので、その基材フィルムには紫外線吸収剤ま
たは光安定剤が添加されていることが好ましい。また、
用途に応じて可塑剤が添加された柔軟性に富む基材フィ
ルムを用いることが好ましい。その他、必要に応じて、
酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、顔料、着色剤等の他の添
加剤が配合されても差支えない。
【0029】基材フィルムに紫外線吸収剤または光安定
剤を含ませる場合、開環重合または脱水重縮合により得
られた乳酸系ポリマー100重量部に対し、紫外線吸収
剤および光安定剤から選ばれた少なくとも1種の添加剤
を0.001〜5重量部、さらに好ましくは0.05〜
5重量部添加、混合する。紫外線吸収剤および光安定剤
の添加量が少ないと、分解性粘着フィルムを屋外で使用
した場合の耐候性、すなわち、紫外線暴露等による分解
の促進を抑制する効果が十分に認めらず、また、多過ぎ
ると乳酸系ポリマーが本来有する特性を損なうことにな
り易い。かかることを考慮すると紫外線吸収剤および光
安定剤の添加量は上記範囲であることが好ましい。
【0030】本発明で使用する紫外線吸収剤および光安
定剤としては、フェニルサリシレート、p−tert−
ブチルフェニルサリシレート等のサリチル酸誘導体、
【0031】2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’
−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,
2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェ
ノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−2’−カルボキ
シベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキ
シベンゾフェノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロ
キシベンゾフェノン、4−ドデシロキシ−2−ヒドロキ
シベンゾフェノン、ビス(5−ベンゾイル−4−ヒドロ
キシ−2−メトキシフェニル)メタン等のベンゾフェノ
ン類、
【0032】2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ
−3’,5’−ジ−tert−ブチルフェニル)ベンゾ
トリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−ter
t−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロロベン
ゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’
−ジ−tert−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾ
トリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−ter
t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−アミ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロ
キシ−3’−(3”,4”,5”,6”−テトラヒドロ
フタルイミドメチル)−5’−メチルフェニル]ベンゾ
トリアゾール、2,2’−メチレンビス[4−(1,
1,3,3−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベン
ゾトリアゾール−2−イル)フェノール]等のベンゾト
リアゾール類、
【0033】商品名SanduvorEPUやSand
uvorVSU等で知られる蓚酸アニリド誘導体、2−
エトキシ−5−tert−ブチル−2’−エチル蓚酸ビ
スアニリド、2−エトキシ−2−エチル蓚酸ビスアニリ
ド、2,4−ジ−tert−ブチルフェニル−3,5−
ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、
2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニル
アクリレート、1,3−ビス−(4−ベンゾイル−3−
ヒドロキシフェノキシ)−2−プロピルアクリレート、
1,3−ビス−(4−ベンゾイル−3−ヒドロキシフェ
ノキシ)−2−プロピルメタクリレート、2−ヒドロキ
シ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸、オ
ルソ−ベンゾイル安息香酸メチル、エチル−2−シアノ
−3,3−ジフェニルアクリレート、2−ヒドロキシ−
4−ベンジルオキシベンゾフェノン、ジブチルジチオカ
ルバミン酸ニッケル、ニッケル・チトビスフェノール複
合体、ニッケル含有有機光安定剤、バリウム、ナトリウ
ム、リン含有の有機・無機複合体、セミカルバゾン系光
安定剤、商品名Sanshade等で知られる酸化亜鉛
系紫外線安定剤や相乗効果剤、
【0034】ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6
−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート、1−
[2−{3−(3,5−ジ−tert−4−ヒドロキシ
−フェニル)プロピオニルオキシ}エチル]−4−{3
−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオニルオキシ}−2,2,6,6−テト
ラメチルピペリジン、8−ベンジル−7,7,9,9−
テトラメチル−3−オクチル−1,2,3−トリアザス
ピロ[4,5]ウンデカン−2,4−ジオン、4−ベン
ゾイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ン、こはく酸ジメチル−1−(2−ヒドロキシエチル)
−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジン重縮合物、
【0035】ポリ[6−(1,1,3,3−テトラメチ
ルブチル)イミノ−1,3,5−トリアジン−2,4−
ジイル][(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペ
リジル)イミノ]ヘキサメチレン[(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ]]、2−
(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)−2−n−ブチルマロン酸ビス(1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)、テトラキシ
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)
1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレート、1,
2,3,4−ブタンテトラカルボン酸と1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジノールとトリデシ
ルアルコールとの縮合物、1,2,3,4−ブタンテト
ラカルボン酸と2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジノールとトリデシルアルコールとの縮合物、1,
2,3,4−ブタンテトラカルボン酸と1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジノールとβ,β,
β’,β’−テトラメチル−3,9−(2,4,8,1
0−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカン)ジエタ
ノールとの縮合物、1,2,3,4−ブタンテトラカル
ボン酸と2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ノールとβ,β,β’,β’−テトラメチル−3,9−
(2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウ
ンデカン)ジエタノールとの縮合物、1,2,2,6,
6−ペンタメチル−4−ピペリジルメタクリレート、
2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジルメタク
リレート等のヒンダードアミン類が挙げられる。
【0036】なお、ポリエチレンやポリプロピレン等の
光安定剤として知られている[2,2’−チオビス−
(4−tert−オクチルフェノライト)]−n−ブチ
ルアミンニッケルや[2,2’−チオビス−(4−te
rt−オクチルフェノライト)]−2−エチルヘキシル
アミンニッケルは、ポリ乳酸および乳酸−ヒドロキシカ
ルボン酸コポリマーと混合する際、ポリ乳酸および乳酸
−ヒドロキシカルボン酸コポリマーの分解を引き起こす
ことがあるため、本発明には適さない。
【0037】乳酸系ポリマーに紫外線吸収剤および/ま
たは光安定剤を混合する方法としては、乳酸系ポリマー
に所定量の紫外線吸収剤および/または光安定剤を添加
し、リボンブレンダー、ヘンシェルミキサー等の混合機
を用いて室温近傍の温度において混合する方法、乳酸系
ポリマーを100〜280℃に加熱溶融させ、所定量の
紫外線吸収剤および/または光安定剤を添加、混練する
方法、または、乳酸系ポリマーと紫外線吸収剤および/
または光安定剤をクロロホルム、塩化メチレン、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシド、ジメチルイミダゾリジノン等の溶媒
に溶解、混合する方法が挙げられる。
【0038】本発明で用いる基材フィルムには、上記紫
外線吸収剤および安定剤の他、必要に応じて可塑剤、酸
化防止剤、熱安定剤、滑剤、顔料、着色剤等他の添加剤
が配合されても差支えない。
【0039】可塑剤として、ジ−n−オクチルフタレー
ト、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、ジベンジルフ
タレート、ジイソデシルフタレート、ジトリデシルフタ
レート、ジウンデシルフタレート等のフタル酸誘導体、
ジイソオクチルフタレート等のイソフタル酸誘導体、ジ
−n−ブチルアジペート、ジオクチルアジペート等のア
ジピン酸誘導体、ジ−n−ブチルマレート等のマレイン
酸誘導体、トリ−n−ブチルシトレート等のクエン酸誘
導体、モノブチルイタコネート等のイタコン酸誘導体、
ブチルオレート等のオレイン酸誘導体、グリセリンモノ
リシノレート等のリシノール酸誘導体、トリクレジルフ
ォスフェート、トリキシレニルフォスフェート等のリン
酸エステルなどの低分子化合物、ポリエチレンアジペー
ト、ポリアクリレートなどの高分子可塑剤等が挙げられ
る。上記可塑剤の内、好ましい可塑剤としては、グリセ
リントリアセテート(トリアセチン)、乳酸、ラクチ
ド、重合度2〜10程度の乳酸オリゴマー等が挙げられ
る。
【0040】乳酸系ポリマーに可塑剤を添加する場合、
その添加量は基材フィルムに求められる柔軟度に応じて
適宜選択される。多く添加し過ぎると基材フィルムの表
面にブリードアウト(表面への浮き出し)する等して好
ましくない。従って、可塑剤の添加量は乳酸系ポリマー
100重量部に対して1〜50重量部が好ましく、さら
に好ましくは5〜20重量部である。
【0041】乳酸系ポリマーに可塑剤を含有させる場
合、可塑化効率、ブリードアウト防止等の点でポリマー
の結晶性が低いことが好ましい。そのため、可塑剤を添
加する場合、乳酸系ポリマーとしてはポリ(DL−乳
酸)または乳酸−ヒドロキシ酸コポリマーを用いること
が好ましい。さらに好ましくは、L−乳酸単位を50〜
98モル%とD−乳酸単位を2〜50モル%とをもつポ
リ(DL−乳酸)、D−乳酸単位を50〜98モル%と
L−乳酸単位を2〜50モル%とをもつポリ(DL−乳
酸)、グリコール酸単位を2〜70モル%と乳酸単位3
0〜98モル%とをもつ乳酸−グリコール酸コポリマ
ー、ヒドロキシカプロン酸単位を2〜90モル%と乳酸
単位10〜98モル%とをもつ乳酸−ヒドロキシカプロ
ン酸コポリマーが用いられる。これらのポリマーは可塑
剤によって効果的に可塑化され、可塑剤のブリードアウ
トを防止することができる。
【0042】溶液キャスト法により基材フィルムを製造
する場合、溶媒としてクロロホルム、塩化メチレン、ベ
ンゼン、アセトニトリル、トルエン、キシレン、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジメチルイミ
ダゾリジノン等を用いて溶液とした後、平滑な面上にキ
ャストし、溶媒を除去することにより行われる。
【0043】溶融押出法により基材フィルムを製造する
場合、混練温度が低過ぎると押出安定性が得難く、また
過負荷に陥りやすい。逆に押出温度が高過ぎると乳酸系
ポリマーの熱分解が激しくなり、分子量の低下、強度低
下、着色等が起こり好ましくない。そのため、混練温度
は好ましくは100〜280℃の範囲、より好ましくは
130〜250℃の範囲である。押出機のダイは、環状
または線状のスリットを有するものでよい。ダイの温度
は混練温度範囲と同程度でよい。
【0044】製膜後のフィルムの延伸は必ずしも行う必
要性はないが、延伸を行う場合には、少なくとも1軸方
向に1.1〜10倍、好ましくは2〜7倍に延伸を行
う。延伸温度は、使用する乳酸系ポリマーの種類に応じ
て60〜210℃の範囲から選択される。延伸は得られ
るフィルムの強度の点で2軸延伸が好ましい。
【0045】基材フィルムの厚さは10〜2000μm
程度であり、好ましくは20〜500μm、さらに好ま
しくは100〜300μmである。用途によって適宜厚
みは選定される。
【0046】得られた基材フィルムの片面に、粘着剤層
を設ける方法として、粘着剤を基材フィルムの片表面に
塗布する方法が好ましく、従来公知の塗布方法、例え
ば、ロールコーター法、浸漬法、ハケ塗り法、スプレー
法等が挙げられる。粘着剤を基材フィルムの全面または
一部分に塗布することができる。粘着剤層の厚みは被着
体の形状、表面状態、用途等によって適宜決定される
が、一般的には2〜200μmが好ましい。
【0047】粘着剤を塗布した後は、乾燥炉で粘着剤層
を乾燥する。この時の乾燥温度は、基材フィルムの種
類、厚さ、あるいは粘着剤の組成、粘着剤層の厚さ等に
より異なるが、40〜180℃が好ましい。さらに好ま
しくは60〜120℃である。乾燥温度が40℃未満で
は十分乾燥出来ないし、180℃を越えると、基材フィ
ルムの収縮等によりしわになる等の不具合が生じる。乾
燥時間は、基材フィルムの組成、厚さ、あるいは粘着剤
の種類、粘着剤層の厚さ等により異なるが、通常2〜1
00m/分の速度で乾燥炉中を連続的に搬送し、乾燥炉
中に0.1〜30分滞留させる方法が好ましい。
【0048】また、予めポリプロピレンフィルム等の剥
離性が良好なフィルムの片面に上記方法により粘着剤を
塗布、乾燥し、粘着剤層を形成した後、該粘着剤層の表
面に基材フィルムである乳酸系ポリマーフィルムを積層
し、押圧して粘着剤層を基材フィルム側に転着させる方
法を採用することもできる。
【0049】基材フィルムの片面に塗布する粘着剤とし
ては、天然ゴム及び合成ゴム等を主成分とするゴム系粘
着剤、アクリル樹脂系、シリコーン樹脂系、ウレタン樹
脂系、エポキシ樹脂系、メラミン樹脂系、フェノール樹
脂系、酢酸ビニル樹脂系等を主成分とする合成樹脂系粘
着剤が例示される。これらの内で耐候性に優れるアクリ
ル樹脂系粘着剤が特に好適である。
【0050】アクリル樹脂系粘着剤としては、例えばエ
チルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチルヘ
キシルアクリレート等を主成分とし他のビニル系モノマ
ーを共重合せしめたコポリマーが挙げられる。該コポリ
マーを有機溶剤に均一に溶解した溶液剤系および水中に
粒子状に分散させた水エマルジョン系のものが例示され
る。
【0051】これらの内で特に好ましく用いられる粘着
剤は、アクリル酸アルキルエステルモノマーおよびカル
ボキシル基を有するモノマーを含むモノマー混合物を乳
化重合して得られるものである。さらに、必要に応じて
それらと共重合可能なビニルモノマー、多官能性モノマ
ー、内部架橋型モノマー等を混合したモノマー混合物を
乳化重合して得られるものであることが好ましい。
【0052】アクリル酸アルキルエステルモノマーとし
ては、例えば、メチルアクリレート、メチルメタクリレ
ート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、プ
ロピルアクリレート、プロピルメタクリレート、ブチル
アクリレート、ブチルメタクリレート、ヘキシルアクリ
レート、ヘキシルメタクリレート、オクチルアクリレー
ト、オクチルメタクリレート、ノニルアクリレート、ノ
ニルメタクリレート、ドデシルアクリレート、ドデシル
メタクリレートなどが挙げられ、側鎖アルキル基は直鎖
状でも分岐状でも良い。また、上記のアクリル酸アルキ
ルエステルモノマーは目的に応じて二種以上併用しても
良い。
【0053】カルボキシル基を有するモノマーとして
は、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、
イタコン酸、マレイン酸、フマル酸などが挙げられる。
このモノマーは、アクリル樹脂系エマルジョン粘着剤構
成モノマー100重量部に対して0.1〜10重量部共
重合するのが好ましい。粘着剤中のカルボキシル基は後
述する架橋剤と反応し、架橋構造を形成するものである
から、粘着剤中のカルボキシル基を有するモノマーの量
が少ない場合には、十分な架橋構造が形成されず、凝集
力不足となり、粘着剤の被着体への非転着性が低下す
る。また、逆に多過ぎると乳化重合時の反応系が不安定
になり好ましくない。かかる観点から上記範囲が好まし
い。
【0054】アクリル酸アルキルエステルモノマーおよ
びカルボキシル基を有するモノマーと共重合可能なビニ
ルモノマーとしては、例えば、ヒドロキシエチルアクリ
レート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシ
プロピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレ
ート、アクリルアミド、メタクリルアミド、ジメチルア
ミノアクリレート、ジメチルアミノメタクリレート、酢
酸ビニル、スチレン、アクリロニトリルなどが挙げられ
る。
【0055】また、粘着剤には必要に応じて架橋剤、界
面活性剤、有機溶剤等を添加することも可能である。界
面活性剤は被着体の汚染、腐蝕防止を図るためにノニオ
ン系界面活性剤が好ましい。添加量は粘着剤100重量
部に対し0.01〜50重量部、好ましくは0.1〜1
0重量部である。界面活性剤の添加により塗布性が向上
し、また、被着体に貼付した後の粘着力の経時増粘を防
止する効果を有する。
【0056】架橋剤として、ソルビトールポリグリシジ
ルエーテル、ポリグリコールポリグリシジルエーテル、
ペンタエリスリトールポリグリシジルエーテル、トリメ
チロールプロパンポリグリシジルエーテル等のエポキシ
系樹脂、メチロール化メラミン、アルキルエーテル化メ
ラミン、メラミン−尿素共縮合物、アルキルエーテル化
メチロール基含有尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物、
グアナミン樹脂等のメラミン系樹脂、1,1’−(メチ
レン−ジ−p−フェニレン)ビス−3,3’−アジリジ
ニル尿素、1,1’−(ヘキサメチレン)ビス−3,
3’−アジリジニル尿素、エチレンビス−(2−アジリ
ジニルプロピオネート)、トリス(1−アジリジニル)
ホスフィンオキサイド、2,4,6−トリアジリジニル
−1,3,5−トリアジン、トリメチロールプロパン−
トリス−(2−アジリジニルプロピオネート)等のアジ
リジン系樹脂等が挙げられる。
【0057】これら架橋剤の添加は、水溶性の場合は単
体で、また水不溶性のものは少量のアルコール類、アセ
トン類の溶剤に溶解して前記アクリル系樹脂に添加す
る。また、架橋反応を促進させる目的で、有機錫、有機
鉛、有機コバルト、アミン類等の促進剤を添加すること
も可能である。架橋剤の添加量は、用いる架橋剤の種
類、粘着剤層の種類によって異なるが、粘着剤100重
量部に対して、0.01〜20重量部が好ましい。添加
量が0.01重量部未満では、十分な架橋反応が起こら
ない。また、上限は、粘着剤層の中で架橋反応を起こす
官能基の数から考えて、20重量部を超えて添加する必
要はない。架橋剤の添加により粘着剤の分子量が増大す
るので、被着体に貼付した後の粘着力の経時増粘を抑え
ることができ、また、被着体から剥離する際に粘着剤が
被着体に転着することを防止することができる。
【0058】本発明の分解性粘着フィルムは、所定期間
被着体に貼付した後、物理的、機械的に剥離するばかり
でなくアルカリまたは酸を用いて分解、除去することも
可能である。好ましく用いられる酸として塩酸、硫酸等
が例示される。また、好ましく用いられるアルカリとし
て水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等が例示される。
特に、好ましは水酸化ナトリウム水溶液である。この
際、分解、除去を促進するために加熱してもよい。例え
ば、1規定水酸化ナトリウム水溶液を用いて60℃にお
いて1時間程度処理することにより略完全に基材フィル
ムを除去することができる。
【0059】本発明の分解性粘着フィルムは、ステンレ
ススチール、アルミニウム等を含む金属板またはその加
工品、合成樹脂板、合成樹脂成形加工品、樹脂塗装木
板、化粧木板、木製および金属製家具、時計等の計測機
器等を輸送、貯蔵、加工等する際の表面保護用分解性粘
着フィルムとして用いることができる。
【0060】自動車等を輸送、貯蔵する際、特に船便に
よる海上輸送の際、潮風等による腐蝕を防止するための
保護塗装に替えて、本発明の分解性粘着フィルムを腐蝕
防止用として用いることができる。これにより輸送、貯
蔵時用保護塗装が不要となるばかりでなく、保護塗装を
溶剤等を用いて除去する作業も不要となる。
【0061】また、半導体ウエハの集積回路を組み込ん
だ側の面(表面)に貼付し、該半導体ウエハの他の面
(裏面)を研削またはダイシング等する際の半導体ウエ
ハの破損防止用粘着フィルムとして用いることができ
る。すなわち、半導体ウエハに集積回路を組み込んだ
後、該半導体ウエハの集積回路が組み込まれた側の面
(表面)に本発明の分解性粘着フィルムを貼付し、次い
で、該半導体ウエハの他の面(裏面)を研削またはダイ
シング等する。研削またはダイシング等により生じる応
力が分解性粘着フィルムにより吸収されるので、半導体
ウエハの破損を防止することができる。
【0062】本発明の分解性粘着フィルムは上記用途の
他、5〜50mm程度の幅に切断することによりほうれ
ん草、ねぎ等の野菜類を束ねる結束用分解性自着テー
プ、文房具用分解性自着テープ等として用いることがで
きる。
【0063】さらに、前記方法により乳酸系ポリマーを
フィルム化した後、その表面に印刷、塗装等を施し、次
いで、上記方法により該フィルムの片表面に粘着財層を
設けることにより、表示用分解性粘着フィルムが得られ
る。印刷、塗装等を施すフィルム面は、粘着財層を設け
る側の面、粘着財層を設けない側の面、またはそれらの
両方の面であってもよい。また、上記方法で得られた片
面に粘着財層を有する分解性粘着フィルムの他の面に印
刷、塗装等を施してもよい。
【0064】本発明の表示用分解性粘着フィルムに施さ
れる印刷、塗装等される具体的例として、表示、掲示、
広告、宣伝用の文字、図柄、デザイン、印章、マーク等
が挙げられる。これらは人手により描からたものでも、
機械的に印刷されたものでもよい。さらに、文字、図柄
等に替えて、基材フィルム全面または一部分を各種色彩
の塗料等により塗装するか、図柄を描いて装飾用分解性
粘着フィルムとして用いることもできる。
【0065】上記の如き印刷、塗装等が施された表示用
分解性粘着フィルムを、粘着剤層を介して看板、建造物
等の壁面等に貼付し、掲示、表示、広告、宣伝等を行う
と看板、建造物等の壁面等に直接塗装等する作業が省略
され、多数の場所に能率良く表示等が容易にできる。車
体、建造物等の表面装飾を行う場合も同様である。
【0066】印刷または塗装には、塗料、染料、インキ
(インク)、顔料、墨剤等、公知のものが使用できる。
例えば、オフセット印刷用インキ、グラビア印刷用イン
キ(ポリエチレンテレフタレート用、ポリ塩化ビニル
用、ポリスチレン用)、墨、ペンキ、UVインキ、ヒー
トセットインキ、墨、朱肉等が挙げられる。
【0067】上記インキ、ペンキ等の内、クロロホル
ム、塩化メチレン、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジメチル
イミダゾリジノン等、乳酸系ポリマーを溶解するものを
溶媒として用いた油性インキまたは油性ペンキ等は好ま
しくない。
【0068】本発明に用いる乳酸系ポリマーフィルム
は、分子構造中にエステル基を有する乳酸系ポリマーを
主成分とするものであり、粘着剤および塗料等の塗布
性、インク等による印刷性が良好である。そのため、例
えばポリオレフィン系フィルム、エチレン−酢酸ビニル
コポリマーフィルム、ポリブタジエンフィルム等に通常
なされるコロナ放電処理等して塗布性、印刷性等を向上
させるための処理が不要である。
【0069】
【実施例】以下、実施例を示して本発明についてさらに
詳細に説明する。 調製例1〜9 <開環重合による乳酸系ポリマーの調製>市販のL−ラ
クチド(以下、L−LTDという)、DL−ラクチド
(D−体50モル/L−体50モル、以下、DL−LT
Dという)、およびグリコリド(以下、GLDという)
をそれぞれ酢酸エチルを用いて4回再結晶して精製し
た。市販のε−カプロラクトン(以下、CLという)を
水素化カルシウム上で乾燥した後、蒸留して精製した。
表面をシラン処理したガラス製反応容器に、〔表1〕お
よび〔表2〕に示す量の上記L−LTD、DL−LT
D、GLD、CL、および、触媒としてオクタン酸第一
スズ、分子量調節剤としてラウリルアルコール(調製例
1および2)を仕込み、該容器内を減圧脱気して一昼夜
乾燥した。該反応容器を減圧のまま密封し、〔表1〕お
よび〔表2〕に示す温度まで加熱して所定時間重合し
た。反応終了後、反応容器内容物を20倍量のクロロホ
ルムに溶解し、さらにクロロホルムの5倍量のヘキサン
中にこれを投入した。沈澱したポリマーを回収し乾燥
し、乳酸系ポリマーP−1〜P−9を得た。得られた乳
酸系ポリマーの分子量は、クロロホルムを溶媒に用いた
ゲルパーミエーションクロマトグラフィー法(以下、G
PCという)を用いて測定し、ポリスチレン換算にて算
出した。得られた各種乳酸系ポリマーの重合条件および
分子量測定結果を〔表1〕および〔表2〕に示す。
【0070】
【表1】
【0071】
【表2】
【0072】調製例10〜13 <直接脱水重縮合による乳酸系ポリマーの調製>Dea
n Stark Trap を備えた反応器に、〔表
3〕に示す量の市販の90%L−乳酸(以下、LAとい
う)、90%D−乳酸(以下、DAという)、グリコー
ル酸(以下、GAという)およびヒドロキシカプロン酸
(以下、HCAという)をそれぞれ装入し、150℃、
50mmHgで3時間撹拌しながら水を留出させた後、
錫末6.2gを加え、150℃、30mmHgでさらに
2時間撹拌してオリゴマー化した。このオリゴマーに錫
末28.8gとジフェニルエーテル21.1kgを加
え、150℃、35mmHgで共沸脱水反応を行い、留
出した水と溶媒を水分離器で分離して溶媒のみを反応器
に戻した。2時間後、反応器に戻す有機溶媒を、4.6
kgのモレキュラシーブ3Aを充填したカラムに通して
から反応器に戻るようにして、150℃、35mmHg
で40時間反応を行いポリ乳酸溶液を得た。この溶液に
脱水したジフェニルエーテル44kgを加え希釈した
後、40℃まで冷却して、析出した結晶を濾過し、10
kgのn−ヘキサンで3回洗浄して60℃、50mmH
gで乾燥した。この粉末に0.5N−HCl12.0k
gとエタノール12.0kgを加え、35℃で1時間撹
拌した後濾過し、60℃、50mmHgで乾燥して、収
率約85%で乳酸系ポリマーの粉末P−10〜P−13
を得た。得られたP−10〜P−13をクロロホルムに
溶解し、GPCによりポリスチレン換算の分子量を測定
した。また、同様にP−10をアセトニトリルに溶解
し、HLC(高速液体クロマトグラフィー)法で測定し
たところ、ポリマー中の残存モノマーの含有量は0.2
重量%であった。得られた各種乳酸系ポリマーの重合条
件および分子量測定結果を〔表3〕に示す。
【0073】
【表3】
【0074】調製例14 <可塑剤の調製>反応器に入れたL−ラクチド1.8k
gに乳酸水溶液(濃度87重量%)1.0kgを加え、
100℃において、2時間加熱した。冷却したところ常
温で粘りのある透明の液体が得られた。該オリゴマーを
クロロホルムに溶解し、ゲルパーミエーションクロマト
グラフィー法にて重合度分布を測定した結果、乳酸およ
び乳酸オリゴマーが含まれていた。平均重合度は2.8
であった。以後、LAオリゴマーという。
【0075】参考例1〜7、参考比較例1〜10 調製例で得られたP−1、P−4およびP−5をそれぞ
れクロロホルムに溶解し(濃度10重量%)、そこへ
〔表4〕、〔表7〕または〔表8〕に示す所定量の2−
(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾト
リアゾール(以下、TPという)、2−ヒドロキシ−4
−n−オクトキシベンゾフェノン(以下、HOBとい
う)または4−ドデシロキシ−2−ヒドロキシベンゾフ
ェノン(以下、DHBという)を加えよく混合した。こ
の溶液をガラス面上にキャストして風乾した後、減圧乾
燥にて溶媒を完全に除去し、厚さ100μmの透明なフ
ィルムを得た。また、調製例で得られたP−2およびP
−3をブラベンダー型混練機を用いて220℃にて溶融
しながら、〔表5〕または〔表6〕に示す所定量のビス
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セ
バケート(以下これをHALという)、TPまたは2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−tert−ブチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール(以下、T320とい
う)を添加して混合した。得られたポリマー組成物を
〔表5〕または〔表6〕に示す温度で50kg/cm2
の圧力で熱プレスして透明な厚み0.5mmのシートを
作成した。参考例1〜3および参考比較例1ではフィル
ムを屋外の日のよくあたる場所に固定して放置した(以
下この条件を単に屋外という)。参考比較例2では同じ
く屋外ではあるが日が当たらないようにおおった箱の中
(雨は入るようにしてある)に入れておいた(以下、こ
の条件を単に暗所という)。24日目および44日目に
フィルムの一部をとりGPCにて分子量を測定した。T
Pを添加しないで屋外に放置した物(参考比較例1)に
比べ、TPを添加したポリマー組成物(参考例1〜3)
は明らかに分解が抑制されており、特に、参考例2およ
び3では暗所での分解(参考比較例2)とほぼ同等の分
解挙動を示した。得られた結果を〔表4〕に示す。
【0076】
【表4】
【0077】参考例4および参考比較例3では参考例1
と同様に屋外に、参考比較例4では参考比較例2と同様
に暗所にそれぞれ放置して所定日数経過後のシートの引
張強度試験を行った。得られた結果を〔表5〕に示す。
【0078】
【表5】
【0079】参考例5および参考比較例5では各シート
を屋外に、参考比較例6では暗所に放置して所定日数経
過後のシートの引張強度試験を行った。得られた結果を
〔表6〕に示す。
【0080】
【表6】
【0081】参考例6および参考比較例7ではフィルム
を屋外に放置した。参考比較例8では暗所に放置した。
3ヶ月後にフィルムの一部をとりGPCにて分子量を測
定した。得られた結果を〔表7〕に示す。
【0082】
【表7】
【0083】参考例7および参考比較例9ではフィルム
を屋外に放置した。参考比較例10では暗所に放置し
た。2ヶ月後にフィルムの一部をとりGPCにて分子量
を測定した。得られた結果を〔表8〕に示す。
【0084】
【表8】
【0085】参考例8〜11 調製例で得られたP−10〜P−13に〔表9〕に示す
紫外線吸収剤を添加し、ヘンシェルミキサーを用いて室
温において混合し、紫外線吸収剤を含む乳酸系樹脂組成
物を得た。次いで、P−10およびP−11から得られ
た乳酸系樹脂組成物に可塑剤としてトリアセチンを〔表
9〕に示す量添加し、ヘンシェルミキサーを用いて18
0℃において混合し、紫外線吸収剤および可塑剤を含む
乳酸系樹脂組成物を得た。得られた乳酸系樹脂組成物を
二軸スクリュー押出機を用いてペレット化した後、一軸
押出機を用いて溶融押出し、厚さ150μmのフィルム
を得た。得られたフィルムの分解性を参考例7と同様に
して評価した。但し、参考例10〜11における放置期
間は1ケ月間とした。配合処方、押出温度および分子量
変化を〔表9〕に示す。
【0086】
【表9】
【0087】調製例15〜19 <乳酸系ポリマーフィルムの調製>調製例で得られた乳
酸系ポリマーP−5〜P−9に〔表10〕に示す紫外線
吸収剤を添加し、ヘンシェルミキサーを用いて室温で混
合し、紫外線吸収剤を含む乳酸系ポリマー組成物を得
た。次いで、P−7およびP−8から得られた組成物に
トリアセチンを、また、P−9から得られた組成物に調
製例6で得られたLAオリゴマーをそれぞれ可塑剤とし
て〔表10〕に示す割合で添加した後、P−7およびP
−8は150℃、P−9は130℃でプラストミルを用
いて混合した。さらに、これらをP−6は210℃、P
−7およびP−8は150℃、P−9は130℃、P−
5は100℃において圧力50kg/cm2でプレスし
て厚さ1mmのシート状に加工した。次いで、これらの
シート状物を液体窒素を用いて冷却し、ハンマーミル粉
砕機を用いて粉砕し、乳酸系ポリマー組成物を得た。次
いで、一軸スクリュー押出機にて〔表10〕に示す温度
でTダイより押し出し、厚みが110〜120μmの乳
酸系ポリマーフィルムF−1〜F−5を得た。配合処
方、押出温度およびフィルム厚さを〔表10〕に示す。
【0088】
【表10】
【0089】実施例1〜5 <分解性粘着フィルムの製造>調製例15〜19で得ら
れた乳酸系ポリマーフィルムF−1〜F−5を分解性粘
着フィルムの基材フィルムとして用いた。一方、ブチル
アクリレート91重量部、アクリロニトリル4重量部、
メタクリル酸2重量部、N−メチロールメタクリルアミ
ド3重量部を水媒体中で乳化重合して得られたアクリル
系粘着剤エマルション(ゲル含有率87重量%)に、そ
の固形分100重量部に対してトリメチロールプロパン
ポリグリシジルエーテル0.5重量部を配合してなる粘
着剤エマルション配合物を60℃で24時間加温処理し
た。上記基材フィルムF−1〜F−5の片面に乾燥後の
厚みが15μmになるようリバースロールコーターを用
いて粘着剤エマルション配合物を塗布、乾燥し、粘着剤
層を設けた。この時の乾燥条件は乾燥温度70℃、乾燥
時間30分であった。粘着剤が基材フィルム全面に均一
に塗布され、塗布性は良好であった。粘着剤層を内側に
して剥離紙を挟みながら紙管にロール状に巻き付け、分
解性粘着フィルムHF−1〜HF−5を得た。その性能
評価結果を〔表11〕に示す。なお、実施例1〜5で得
られた分解性粘着フィルムの粘着力を下記方法により評
価した。
【0090】<粘着力>粘着フィルムを鏡面ステンレス
(#800研磨)にラミネーター(圧力1kg/c
2)を用いて貼り合わせ、23℃、1日間放置した
後、剥離角180度、速度300mm/分で引き剥した
時の応力を測定し、フィルム巾25mmに換算した。ま
た、粘着力の評価に使用した粘着フィルムを土中20c
mの深さに埋め12ケ月後に取り出し、下記方法により
分子量保持率を評価した。得られた結果を〔表11〕に
示す。
【0091】<分子量保持率>使用後12ケ月間土中に
放置した粘着フィルムの基材フィルム部をクロロホルム
に溶解し、ゲルパーミエーション法(GPC法)により
ポリスチレン換算の分子量を測定し、製造直前の分子量
との差異を算出し下記式により求める。 DW=100W1/W0 上記式において、 DW:分子量保持率 W0 :製造直前の分子量 W1 :使用後、12ケ月間土中に放置した後の分子量 さらに、実施例2で得られた粘着フィルムHF−2の引
張破断強度を引張試験機を用いて、引張速度50cm/
minにて測定した。その結果、引張破断強度は4.6
kgf/mm2であった。また、粘着フィルムHF−2
を鏡面ステンレス(#800研磨)にラミネーター(圧
力1kg/cm2)で貼り合わせ、23℃において21
日間放置した。上記粘着力評価方法と同様にして該フィ
ルムを鏡面ステンレス板から剥離したところ良好に剥離
できた。その時の剥離強度は118g/25mmであっ
た。剥離後の粘着フィルムHF−2の引張破断強度は
2.4kgf/mm2であり、フィルム剥離時にステン
レス板から良好に剥離し得る最低の引張強度を充分に上
回っていた。
【0092】比較例1 ポリ塩化ビニル(平均重合度1100)100重量部、
ジオクチルフタレート35重量部、複合安定剤2重量
部、紫外線吸収剤としてTPを1.0重量部および複合
脂肪酸アマイド(ステアリン酸:パルミチン酸アマイ
ド、7:3重量比)1重量部を含む樹脂組成物をカレン
ダー法により混練、圧延し、厚さ100μmの軟質塩化
ビニルフィルムを得た。該軟質塩化ビニルフィルムを基
材フィルムとして用いた以外、実施例1と同様にして粘
着フィルムHF−11を得た。得られた粘着フィルムH
F−11の性能評価を実施例1と同様にして実施し、そ
の結果を〔表11〕に示す。また、12ケ月間土中に放
置した後、テトラハイドロフランに溶解し、GPCによ
り分子量保持率を実施例1と同様にして評価し、得られ
た結果を〔表11〕に示す。
【0093】
【表11】
【0094】実施例6 調製例17で得られた乳酸系ポリマーフィルムF−3を
分解性粘着フィルムの基材フィルムとして用いた。一
方、メタクリル酸メチル23重量部、アクリル酸−2−
エチルヘキシル73重量部、メタクリル酸グリシジル2
重量部、メタクリル酸2重量部を含むモノマー混合物を
水媒体中で乳化重合し、固形分約47重量%のアクリル
系樹脂水エマルジョン型粘着剤を得た。この粘着剤の固
形分100重量部に対し、ジエチレングリコールモノブ
チルエーテル10重量部、界面活性剤としてポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテル0.5重量部、架橋剤
としてトリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル
0.5重量部およびテトラメチロール−トリ−β−アジ
リジニルプロピオネート0.5重量部、をそれぞれ添加
して粘着剤配合液を調製した。ロールコーターを用い
て、上記基材フィルムの片面に上記配合液を塗布し、6
0℃において乾燥し、厚み10μmの粘着剤層を有する
分解性粘着フィルムHF−6得た。粘着剤が基材フィル
ム全面に均一に塗布され、塗布性は良好であった。得ら
れた分解性粘着フィルムHF−6を、集積回路が組み込
まれた半導体シリコンウエハ(径:6インチ、厚さ:6
00μm)の表面に貼付し、該半導体シリコンウエハの
裏面を研磨機(ディスコ社製、ロータリーサーフェイス
グラインダーDFG−83H/6型)を用いて、ウエハ
送り速度:200mm/min、砥石粒度:第1;40
/60μm、第2;20/30μm、冷却水:5リット
ル/min、研磨量:400μm(600μm→200
μm)の条件下に研磨した。次いで、該フィルムを剥が
し、ウエハを純水で洗浄した。上記と同様の操作を繰り
返し、100枚の半導体シリコンウエハの裏面を研磨し
た。この時の半導体シリコンウエハの破損枚数は皆無
(0枚)であり、また、研磨加工に要した作業時間は約
1時間であり、作業性も良好であった。得られた粘着フ
ィルムHF−6のシリコンミラーウエハに対する粘着力
を下記方法により評価した。また、分子量保持率を実施
例1と同様にして評価した。得られた結果を〔表12〕
に示す。
【0095】<粘着力>押圧2kg/cm2のゴムロー
ラーを用いて、シリコンミラーウエハの表面に、幅25
mmの試料フィルムを貼付し、温度23℃、相対湿度5
0%の雰囲気中に所定時間放置した後、テンシロン型引
張試験機を用いて、温度23℃、剥離角度180度,剥
離速度30cm/minにおいて、該試料フィルムをシ
リコンミラーウエハの表面から剥離する際の粘着力を測
定する。また、粘着力の評価の後、粘着フィルムを12
ケ月間土中に放置した後、分子量保持率を実施例1と同
様にして評価し、得られた結果を〔表12〕に示す。
【0096】比較例2 Tダイ押出法によりフィルム化したエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体フィルム(以下、EVAフィルムという)と
ポリプロピレンフィルムの二層からなる厚さ110μm
の積層フィルムを用い、EVAフィルム層表面にコロナ
放電処理を施し、基材フィルムとした以外は、実施例6
と同様にして粘着フィルムHF−12を得た。得られた
粘着フィルムHF−12のシリコンミラーウエハに対す
る粘着力を実施例6と同様にして評価し、その結果を
〔表12〕に示す。また、分子量保持率を実施例6と同
様にして評価し、得られた結果を〔表12〕に示す。
【0097】
【表12】
【0098】実施例7 実施例2で得られた分解性粘着フィルムHF−2を自動
車車体(表面塗装された新車)の屋根の部分全面に貼付
した。該車体を屋外に1ヵ月間放置した後、車体に貼付
したHF−2を端部から剥離したところ、車体の塗装が
粘着フィルム側に移行することもなく簡単に剥離でき
た。また、剥離した部分の車体表面は、粘着剤の残留が
なく、光沢等に異常がなく塗膜状態は良好であった。
【0099】実施例8〜11 参考例8〜11で得られた乳酸系ポリマーフィルムを基
材フィルムとして用いた以外は、実施例1と同様にして
粘着剤層を設けて分解性粘着フィルムを得た。尚、粘着
剤の基材フィルムへの塗布性はいずれも良好であった。
得られた各分解性粘着フィルムを鏡面ステンレススチー
ル板に貼り合わせ、23℃において1週間放置した。そ
の後、分解性粘着フィルムを鏡面ステンレススチール板
から剥離したところ良好に剥離できた。剥離後の分解性
粘着フィルムを土中に埋め12ケ月間放置した。その後
土中から取り出したところいずれのフィルムも著しく分
解していた。
【0100】実施例12〜16 調製例15〜19で得られた乳酸系ポリマーフィルムF
−1〜F−5の片表面にオフセット印刷機(明製作所
製、形式:RI−1型)を用いて印刷を行った。インキ
には、東華色素化学工業製、商品名:BEST−ONE
−プロセス墨H(30℃におけるタック値15.3)を
使用した。相対湿度40%の室内に3日間放置して室温
にて自然乾燥した。印刷状態は良好であり、透過濃度か
ら転移インキ量を推定したところ、1.3〜2.9g/
2程度であり、写真製版用透明フィルム(マイラーベ
ース)の転移量とほぼ同程度であった。一方、ブチルア
クリレート91重量部、アクリロニトリル4重量部、メ
タクリル酸2重量部、N−メチロールメタクリルアミド
3重量部を水媒体中で乳化重合して得られたアクリル系
粘着剤エマルション(ゲル含有率87重量%)に、その
固形分100重量部に対してトリメチロールプロパンポ
リグリシジルエーテル2重量部を配合してなる粘着剤エ
マルジョン配合物を60℃で24時間加温処理した。上
記印刷済みフィルムの片面(印刷した面の反対側の面)
に乾燥後の厚みが15μmになるようリバースロールコ
ーターを用いて粘着剤エマルジョン配合物を塗布、乾燥
し、粘着剤層を設け、表示用分解性粘着フィルムPF−
1〜PF−5を得た。この時の乾燥条件は乾燥温度70
℃、乾燥時間30分間であった。また、粘着剤が基材フ
ィルム全面に均一に塗布され、塗布性は良好であった。
PF−1〜PF−5の粘着剤層を内側にして剥離紙を挟
みながら紙管にロール状に巻き付けた。なお、PF−1
〜PF−5の転移インキ量を下記方法により、また、分
子量保持率を実施例1と同様にして評価した。その評価
結果を〔表13〕に示す。
【0101】<転移インキ量>透過濃度計(マクベスT
D903型)を用いて印刷フィルムの透過濃度を測定
し、既知のフィルムの透過濃度と比較することにより推
定した。
【0102】比較例3 ポリ塩化ビニル(平均重合度1100)100重量部、
ジオクチルフタレート35重量部、複合安定剤2重量
部、紫外線吸収剤としてTPを0.05重量部および複
合脂肪酸アマイド(ステアリン酸:パルミチン酸アマイ
ド、7:3重量比)1重量部を含む樹脂組成物をカレン
ダー法により混練、圧延し、厚さ110μmの軟質塩化
ビニルフィルムを得た。該軟質塩化ビニルフィルムを基
材フィルムとして用いた以外、実施例12と同様にして
印刷および粘着剤塗布を施し、表示用分解性粘着フィル
ムPF−Rを得た。得られたPF−Rの性能評価を実施
例12と同様にして実施し、その結果を〔表13〕に示
す。また、12ケ月間土中に放置した後、テトラハイド
ロフランに溶解し、GPCにより実施例12と同様にし
て分子量保持率を評価し、得られた結果を〔表13〕に
示す。
【0103】
【表13】
【0104】実施例17〜20 参考例8〜11で得られた乳酸系ポリマーフィルムを基
材フィルムとして用いた以外は、実施例12と同様にし
てオフセット印刷し、次いで粘着剤層を設け、表示用分
解性粘着フィルムを得た。粘着剤が基材フィルム全面に
均一に塗布され、塗布性は良好であった。得られた各表
示用分解性粘着フィルムの転移インキ量を実施例12と
同様にして評価した結果、1.6〜2.8g/m2の範
囲であった。
【0105】実施例21〜22 調製例15および16で得られた乳酸系ポリマーフィル
ムF−1およびF−2の片面にグラビア輪転機(凹版、
ベビー機)を用いて、コート用のベタ版(35μm)に
てグラビア印刷した。実施例21のインキにはポリエチ
レンテレフタレート(PET)用2液タイプインキ、実
施例22のインキにはポリスチレン用1液タイプインキ
をそれぞれ使用した。印刷後、家庭用ヘアードライヤー
で印刷面を乾燥した。印刷適性およびインキの密着性を
下記方法により評価した結果、いずれも良好であった。
得られた結果を〔表14〕に示す。印刷済みフィルムの
片面(印刷面の反対側)に乾燥後の厚みが15μmにな
るように実施例12と同様にして粘着剤エマルジョン配
合物を塗布、乾燥し、粘着剤層を設け、表示用分解性粘
着フィルムPF−6〜PF−7を得た。得られたPF−
6〜PF−7の粘着力および12ケ月間放置後の分子量
保持率を実施例12と同様にして評価し、その結果を
〔表14〕に示す。
【0106】<印刷適性>印刷後の試料フィルムを肉眼
で観察し、印刷インキが均一に乗り、表面にインキの泳
ぎ、スジ、帯状ムラ等が認められないものを良好とすい
る。
【0107】<インキの密着性>乾燥後の印刷試料フィ
ルムの印刷された表面に、室温においてセロハンテープ
((株)ニチバン製、商品名:ニチバン、幅:25m
m)を指先で押圧、貼付したのち、直ちに剥離し、セロ
ハンテープによりインキが剥がれないものを良好とす
る。
【0108】
【表14】
【0109】
【発明の効果】本発明の分解性粘着フィルムは、乳酸系
ポリマーを成形して得られたフィルムを基材フィルムと
して用いることに特徴があり、自然環境下で分解する性
質を有する。そのため、使用後棄されたとき自然環境下
で分解し、廃棄物として蓄積することがない。その上、
本発明の分解性粘着フィルムは、連鎖中に活性基を有す
乳酸系ポリマーフィルムを基材フィルムとして用いるた
め、粘着剤の塗布性、インキ印刷性、塗料塗装性等にお
いて優れている。そのため、基材フィルムと粘着剤との
密着性が良好であり、さらに、分解性粘着フィルムの製
造に当たっては、基材フィルムの表面にコロナ放電処理
等して塗布、塗装等し易くする必要がなく、工程を簡略
化できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船江 昭広 愛知県名古屋市南区丹後通2丁目1番地 三井東圧化学株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳酸系ポリマーから得られた基材フィル
    ムの片面に粘着剤層を設けてなる分解性粘着フィルム。
  2. 【請求項2】 乳酸系ポリマーが、ポリ乳酸および乳酸
    −ヒドロキシカルボン酸コポリマーから選ばれた少なく
    とも一種のポリマーであることを特徴とする請求項1記
    載の分解性粘着フィルム。
  3. 【請求項3】 乳酸系ポリマーの分子量が30,000
    〜500,000であることを特徴とする請求項1また
    は2記載の分解性粘着フィルム。
  4. 【請求項4】 ポリ乳酸が、L−乳酸単位50〜100
    モル%をもつポリ(L−乳酸)、ポリ(DL−乳酸)、
    および、D−乳酸単位50〜100モル%をもつポリ
    (D−乳酸)、ポリ(DL−乳酸)から選ばれた少なく
    とも一種のポリマーであることを特徴とする請求項2記
    載の分解性粘着フィルム。
  5. 【請求項5】 乳酸−ヒドロキシカルボン酸コポリマー
    が、乳酸単位30〜98モル%とグリコール酸単位2〜
    70モル%とをもつ乳酸−グリコール酸コポリマー、お
    よび、乳酸単位10〜98モル%とヒドロキシカプロン
    酸単位2〜90モル%とをもつ乳酸−ヒドロキシカプロ
    ン酸コポリマーから選ばれた少なくとも一種のポリマー
    であることを特徴とする請求項2記載の分解性粘着フィ
    ルム。
  6. 【請求項6】 基材フィルムが、乳酸系ポリマー100
    重量部、並びに、グリセリントリアセテート、乳酸、重
    合度2〜10である乳酸オリゴマーおよびラクチドから
    選ばれた少なくとも一種の可塑剤を1〜50重量部を含
    むことを特徴とする請求項1記載の分解性粘着フィル
    ム。
  7. 【請求項7】 基材フィルムが、乳酸系ポリマー100
    重量部に対し、紫外線吸収剤および光安定剤から選ばれ
    た少なくとも一種の添加剤を0.001〜5重量部含む
    ことを特徴とする請求項1記載の分解性粘着フィルム。
  8. 【請求項8】 添加剤が、2−ヒドロキシ−4−n−オ
    クトキシベンゾフェノンおよび4−ドデシロキン−2−
    ヒドロキシベンゾフェノンを含むベンゾフェノン類、2
    −(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾ
    トリアゾールおよび2−(2’−ヒドロキシ−3’,
    5’−ジ−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾ
    ールを含むベンゾトリアゾール類、および、ビス(2,
    2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケー
    トを含むセバケート類から選ばれた少なくとも一種の添
    加剤であることを特徴とする請求項7記載の分解性粘着
    フィルム。
  9. 【請求項9】 分解性粘着フィルムが、自動車表面保護
    用粘着フィルムであることを特徴とする請求項1記載の
    分解性粘着フィルム。
  10. 【請求項10】 分解性粘着フィルムが、集積回路が組
    み込まれた半導体ウエハの裏面研削、ダイシングの際に
    使用する半導体ウエハの保護用粘着フィルムであること
    を特徴とする請求項1記載の分解性粘着フィルム。
  11. 【請求項11】 分解性粘着フィルムが、金属板および
    金属加工品、合成樹脂板および合成樹脂加工品並びに木
    板および木加工品から選ばれた少なくとも一種の加工品
    の表面保護用粘着フィルムであることを特徴とする請求
    項1記載の分解性粘着フィルム。
  12. 【請求項12】 分解性粘着フィルムが、少なくとも片
    表面に印刷または塗装が施された基材フィルムを有する
    表示用粘着フィルムであることを特徴とする請求項1記
    載の分解性粘着フィルム。
JP5231525A 1992-09-28 1993-09-17 分解性粘着フィルム Pending JPH06330001A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5231525A JPH06330001A (ja) 1992-09-28 1993-09-17 分解性粘着フィルム

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25799992 1992-09-28
JP4-257999 1992-09-28
JP28293892 1992-10-21
JP4-282938 1992-10-21
JP6360193 1993-03-23
JP5-63601 1993-03-23
JP5231525A JPH06330001A (ja) 1992-09-28 1993-09-17 分解性粘着フィルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06330001A true JPH06330001A (ja) 1994-11-29

Family

ID=27464340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5231525A Pending JPH06330001A (ja) 1992-09-28 1993-09-17 分解性粘着フィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06330001A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07207041A (ja) * 1994-01-11 1995-08-08 Mitsubishi Plastics Ind Ltd ポリ乳酸系フイルム
JPH07205278A (ja) * 1994-01-11 1995-08-08 Mitsubishi Plastics Ind Ltd ポリ乳酸系重合体延伸フイルムの製造方法
JPH11129426A (ja) * 1997-10-31 1999-05-18 Dainippon Printing Co Ltd 化粧シート
JP2001260281A (ja) * 2000-01-11 2001-09-25 Toray Ind Inc 積層フィルム
JP2003002984A (ja) * 2002-06-14 2003-01-08 Mitsubishi Plastics Ind Ltd ポリ乳酸系フィルム
JP2007532744A (ja) * 2004-04-13 2007-11-15 ノヴァセル 感圧接着フィルムおよびその製造方法
JP2008063503A (ja) * 2006-09-09 2008-03-21 Tohcello Co Ltd ポリ乳酸系粘着性フィルム
JP2009009137A (ja) * 2001-03-15 2009-01-15 Innovia Films Ltd ラベル
JP2009178880A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Toppan Cosmo Inc ポリ乳酸系単層化粧シート
JP2010012790A (ja) * 2009-08-28 2010-01-21 Mitsubishi Plastics Inc ポリ乳酸系2軸延伸積層フィルム
JP2010258341A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Mitsubishi Plastics Inc ダイシング用粘着シート
JP2012111206A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Nitto Denko Corp 保護フィルム
JP2012111208A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Nitto Denko Corp 保護フィルム
JP2012111207A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Nitto Denko Corp 保護フィルム
JP2012116889A (ja) * 2010-11-29 2012-06-21 Nitto Denko Corp 保護フィルム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04220478A (ja) * 1990-12-21 1992-08-11 Okamoto Ind Inc 生分解性粘着テープの製造方法
JPH04504731A (ja) * 1988-08-08 1992-08-20 バイオパック テクノロジー,リミテッド 分解可能なラクチド熱可塑性プラスチック
JPH0539381A (ja) * 1991-08-08 1993-02-19 Mitsui Toatsu Chem Inc 生分解性ポリマー組成物
JPH06504799A (ja) * 1990-09-06 1994-06-02 バイオパック テクノロジー リミテッド 乳酸からの包装用熱可塑性プラスチック

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04504731A (ja) * 1988-08-08 1992-08-20 バイオパック テクノロジー,リミテッド 分解可能なラクチド熱可塑性プラスチック
JPH06504799A (ja) * 1990-09-06 1994-06-02 バイオパック テクノロジー リミテッド 乳酸からの包装用熱可塑性プラスチック
JPH04220478A (ja) * 1990-12-21 1992-08-11 Okamoto Ind Inc 生分解性粘着テープの製造方法
JPH0539381A (ja) * 1991-08-08 1993-02-19 Mitsui Toatsu Chem Inc 生分解性ポリマー組成物

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07205278A (ja) * 1994-01-11 1995-08-08 Mitsubishi Plastics Ind Ltd ポリ乳酸系重合体延伸フイルムの製造方法
JPH07207041A (ja) * 1994-01-11 1995-08-08 Mitsubishi Plastics Ind Ltd ポリ乳酸系フイルム
JPH11129426A (ja) * 1997-10-31 1999-05-18 Dainippon Printing Co Ltd 化粧シート
JP2001260281A (ja) * 2000-01-11 2001-09-25 Toray Ind Inc 積層フィルム
JP2009009137A (ja) * 2001-03-15 2009-01-15 Innovia Films Ltd ラベル
JP2003002984A (ja) * 2002-06-14 2003-01-08 Mitsubishi Plastics Ind Ltd ポリ乳酸系フィルム
JP2007532744A (ja) * 2004-04-13 2007-11-15 ノヴァセル 感圧接着フィルムおよびその製造方法
JP2008063503A (ja) * 2006-09-09 2008-03-21 Tohcello Co Ltd ポリ乳酸系粘着性フィルム
JP2009178880A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Toppan Cosmo Inc ポリ乳酸系単層化粧シート
JP2010258341A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Mitsubishi Plastics Inc ダイシング用粘着シート
JP2010012790A (ja) * 2009-08-28 2010-01-21 Mitsubishi Plastics Inc ポリ乳酸系2軸延伸積層フィルム
JP2012111206A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Nitto Denko Corp 保護フィルム
JP2012111208A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Nitto Denko Corp 保護フィルム
JP2012111207A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Nitto Denko Corp 保護フィルム
JP2012116889A (ja) * 2010-11-29 2012-06-21 Nitto Denko Corp 保護フィルム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100209818B1 (ko) 분해성점착필름 및 분해성수지조성물
JPH06330001A (ja) 分解性粘着フィルム
AU717994B2 (en) Pressure sensitive adhesives
EP3835361B1 (en) Article comprising semicrystalline polylactic acid polymer based film and method of forming it
EP3394193B1 (en) Packaged pre-adhesive composition including a polylactic acid-containing packaging material, adhesives, and articles
US12559624B2 (en) Film comprising polylactic acid polymer suitable for graphic articles
JP4364993B2 (ja) マーキングフィルム
JP2019507827A (ja) 接着剤層を備えたポリ乳酸ポリマー系フィルム
EP1674542B1 (en) Adhesive sheet for tire and method of manufacturing the same
US20190218423A1 (en) Polylactic acid polymer based film comprising an adhesive layer
JP7128129B2 (ja) ポリ塩化ビニル系樹脂積層フィルム
JP3311404B2 (ja) 野菜類結束用分解性自着テープ
JP4060607B2 (ja) 生分解性保護用フィルム
JP2000119613A (ja) 表面保護フィルム
JP2003306652A (ja) 粘着加工品
JP2000319608A (ja) 粘着シート
JP2003171478A (ja) ポリウレタン樹脂系脆質フィルム、その製造方法および脆質接着シート
JPH08157780A (ja) マーキングフィルム
JPH10100342A (ja) 装飾被覆用フィルム
JPH07188625A (ja) 表面保護フィルム
JPH07216325A (ja) 表面保護フィルム
JPH07216324A (ja) 表面保護フィルム
JP2001072940A (ja) 表面保護フィルム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040212

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040217

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20040813