JPH06330131A - 混銑車炉体耐火物築造用型枠の組付撤去方法 - Google Patents

混銑車炉体耐火物築造用型枠の組付撤去方法

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JPH06330131A
JPH06330131A JP14844693A JP14844693A JPH06330131A JP H06330131 A JPH06330131 A JP H06330131A JP 14844693 A JP14844693 A JP 14844693A JP 14844693 A JP14844693 A JP 14844693A JP H06330131 A JPH06330131 A JP H06330131A
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JP
Japan
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furnace body
conical
formwork
refractory
panel
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Withdrawn
Application number
JP14844693A
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English (en)
Inventor
Taijiro Matsui
泰次郎 松井
Junji Yamada
淳二 山田
Takeshi Nakamura
健 中村
Manabu Inoue
学 井上
Kenji Yamaura
健司 山浦
Takeshi Kimoto
丈志 木元
Akihiro Doi
章弘 土井
Masahisa Koyama
昌久 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUCHIKU KOGYO KK
Nippon Steel Corp
Original Assignee
KUCHIKU KOGYO KK
Nippon Steel Corp
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Publication date
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  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 混銑車の炉体内に不定形耐火物からなる耐火
物を容易に築造し、しかも炉体の両端部に組み付けられ
たコニカル型枠の撤去を容易にする。 【構成】 分割された上下部型枠14、15とコニカル
型枠16からなる型枠13を混銑車の炉体11内で組み
付けて耐火物を築造する。型枠撤去時には、空間部閉蓋
パネル32を取り外した後、開口された空間部31を下
部型枠14上に載置されたリニアガイド42に差し通し
ながらコニカルパネル搬送台車46によりコニカル型枠
16を引き出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、混銑車炉体耐火物築造
用型枠の組付撤去方法に係り、さらに詳しくは、混銑車
の炉体内に不定形耐火物からなる耐火物を築造するのが
容易で、しかも炉体の両端部に組み付けられたコニカル
型枠の撤去が容易な混銑車炉体耐火物築造用型枠の組付
撤去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】混銑車には、上部中央に受銑口が設けら
れた横長な炉体が回転可能に取り付けられている。銑鉄
などの熱に耐えるために、一般に炉体の内面には、炉体
全体にわたってパーマネント煉瓦の表面に耐熱煉瓦が肉
厚に積み重ねられている。しかし、このように耐熱煉瓦
を炉体内に肉厚に積み重ねるのは、大変手間がかかり、
作業性が悪くて多数の作業者が必要であった。そこで、
これらの問題点を解消するために、本願出願人の出願に
よる特開平1−179888号公報に記載された「窯炉
耐火ライニング築造用中子装置」を用いて炉体の耐火物
を不定形耐火物により築造する方法が知られている。こ
のものは、横長の伸縮可能な筒形中空枠体を炉体内で伸
長させて型枠を設け、この型枠を内方から多数個の横移
動可能な枠体拡張リングにより支持し、その後、炉体と
型枠との間に不定形耐火物を流し込んで耐火物を築造す
るものである。なお、それぞれの枠体拡張リングは、受
銑口から吊下された吊下アームの下端部に固着された横
方向に伸縮可能なリング支持アームに取り付けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の窯炉耐火ライニング築造用中子装置を用いた混銑車
炉体の耐火物築造方法では、型枠が伸縮可能な筒形中空
枠体からなるので、内方から多数個の枠体拡張リングに
より支持しても型枠が不定形耐火物を流し込む際に浮力
に対して弱くなり、これを防止するためにパーマネント
煉瓦と筒形中空枠体との間に、多数個のスペーサブロッ
クを配設する必要があり、従ってこのスペーサブロック
を取り付ける時間がかかって、型枠の組み付け時間が長
くなっていた。本発明はこのような実情に鑑みなされた
もので、混銑車の炉体内に不定形耐火物からなる耐火物
を築造するのが容易で、しかも炉体の両端部に組み付け
られたコニカル型枠の撤去が容易な混銑車炉体耐火物築
造用型枠の組付撤去方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的に沿う請求
項1記載の混銑車炉体耐火物築造用型枠の組付撤去方法
は、炉体の両端部間にリニアガイドを保持し、前記炉体
の両端部に、前記リニアガイドに遊挿可能な空間部を空
間部閉蓋パネルにより着脱可能に塞いだコニカル型枠を
組み付けると共に、前記炉体の下部に、分割された下部
型枠を前記リニアガイドに沿って移動させて組み付ける
一方、前記リニアガイドを前記下部型枠上に載置して、
前記炉体の上部に多数個に分割された上部型枠を組み付
け、型枠撤去時には、前記上部型枠の分解撤去後に前記
リニアガイドを再び前記炉体内で保持して、前記分解さ
れた下部型枠を前記リニアガイドに沿って移動させて撤
去すると共に、前記コニカル型枠は前記リニアガイドに
前記空間部を差し通しながら前記下部型枠上を移動する
コニカルパネル搬送台車により引き出して撤去するよう
に構成されている。
【0005】
【作用】請求項1記載の混銑車炉体耐火物築造用型枠の
組付撤去方法は、型枠組付時において、混銑車の炉体の
両端部間にリニアガイドを水平に保持し、次いで炉体の
両端部にコニカル型枠を組み付けると共に、炉体の下部
に、多数個に分割された下部型枠を、リニアガイドに沿
って炉体の長さ方向に移動させて組み付ける一方、リニ
アガイドを下部型枠上に載置して、炉体の上部に多数個
に分割された上部型枠を組み付けるようにしたので、簡
単に炉体内に型枠が組み付けられる。型枠撤去時には、
上部型枠を分解して炉外に撤去してから、リニアガイド
を再び炉体内で保持して、分解された下部型枠をリニア
ガイドに沿って移動させて炉外に撤去すると共に、コニ
カル型枠は、空間部閉蓋パネルを取り外して開口された
空間部をリニアガイドに差し通しながら下部型枠上を移
動するコニカルパネル搬送台車により引き出すようにし
たので、引き出し中のコニカル型枠が、下部型枠上に載
置されたリニアガイドの先端部に当たって、引き出しが
スムーズにできなくなるのが防止され、このように炉体
内に型枠を組付撤去して、炉体内に不定形耐火物からな
る耐火物を築造するようにしたので、この耐火物の築造
が容易になる。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の実施例に係る混銑車炉体耐
火物築造用型枠の組付撤去方法に使用される炉体の型枠
組み付け状態を示す断面図、図2は下部型枠の組み付け
作業状態を示す炉体の要部縦断面図、図3は下部型枠の
組み付け作業状態を示す炉体の要部横断面図、図4は図
2のS1−S1断面図、図5は下部型枠を構成する下パ
ネルの吊下構造を示す要部拡大断面図、図6は炉体の先
端部に組み付けられるコニカル型枠の拡大背面図、図7
は本発明の実施例に係る混銑車炉体耐火物築造用型枠の
組付撤去方法に使用される吊下装置の拡大正面図、図8
は吊下装置の拡大側面図、図9(a)は本発明の実施例
に係る混銑車炉体耐火物築造用型枠の組付撤去方法に使
用されるコニカルパネル搬送台車の使用状態を示す拡大
側面図、図9(b)は本発明の実施例に係る混銑車炉体
耐火物築造用型枠の組付撤去方法に使用されるコニカル
パネル搬送台車による側部分割コニカルパネルの引き出
し状態を示す拡大側面図、図10はコニカルパネル搬送
台車の使用状態を示す平面図、図11はコニカルパネル
搬送台車の使用状態を示す正面図、図12は下部耐火物
築造用の不定形耐火物の固化後における不定形耐火物か
らの下部型枠の離反作業状態を示す要部断面図、図13
は不定形耐火物からの下部型枠の離反作業時における下
部型枠の吊り下げ構造を示す要部拡大断面図である。
【0007】図1に示すように、周知の混銑車(トピー
ドカー)には横長な炉体11が回転可能に取り付けられ
ており、炉体11の鉄皮11aの内面には、予め断熱煉
瓦を含むパーマネント煉瓦12が敷設されている。ま
ず、この炉体11に耐火物を築造するために炉体11内
に組み付けられる型枠13を詳細に説明する。型枠13
は、炉体11の上下部にそれぞれ組み付けられる下部型
枠14および上部型枠15、炉体11の湾曲する両端部
に組み付けられるコニカル型枠16、炉体11の上部中
央の受銑口17およびその周辺に配置される受銑口型枠
18を有している。
【0008】図2〜4に示すように、下部型枠14は鉄
製の型枠であり、炉体11を縦方向に断面視した状態
で、ほぼ下3分の1ほどの円弧状の下パネル19を多数
個組み合わせたものである。下パネル19の上側フレー
ム20には、ネット状の作業床21を敷設しており、そ
れぞれの作業床21の中央部には、炉体11の長さ方向
に延びる左右一対の台車レール24を設けている。従っ
て、炉体11の下部内に下部型枠14を組み付け終わっ
た状態では、下部型枠14上全域に作業床21が広が
り、しかも作業床21上には炉体11のほぼ全長にわた
って台車レール24が連続している。下パネル19の上
部中央には、後述するリニアガイド42に沿ってこれら
のパネル19、22を吊り下げ状態で移動させる一対の
ローラ14a(図5参照)をボルト連結により着脱可能
に取り付けている。
【0009】図1に示すように、上部型枠15は、軽量
部材の一例であるアルミニウムまたはFRP製の型枠で
あり、下部型枠14上に連結される多数個のアーチ状の
上パネル25を組み合わせたものである。それぞれの上
パネル25は、2枚の下段分割上パネル26、2枚の中
段分割上パネル27、1枚の上段分割上パネル28によ
り5分割されている。ただし、炉体11の両端部付近の
上パネル25は、2枚の下段分割上パネル26′と2枚
の上段分割上パネル28′とにより構成されている。
【0010】また、コニカル型枠16はアルミニウムま
たはFRP製の型枠であり、図1、6に示すように、略
三日月状の1枚の下部分割コニカルパネル29、一対の
側部分割コニカルパネル30、この両側部分割コニカル
パネル30の下部中央と下部分割コニカルパネル29の
上端中央との間に形成された空間部31に挿入される、
空間部閉蓋パネルの一例である中央部分割コニカルパネ
ル32により構成されている。下部分割コニカルパネル
29は、下部型枠14の組み付け時に下パネル19と共
に炉体11に組み付けられ、また両側部分割コニカルパ
ネル30および中央部分割コニカルパネル32は、上部
型枠15の組み付け時に上パネル25と共に炉体11に
組み付けられる。なお、上下部型枠14、15、コニカ
ル型枠16、受銑口型枠18の各構成部品は、いずれも
分割して受銑口17より出し入れ可能な大きさのもので
ある。
【0011】次に、これらの型枠13を炉体11に組み
付ける型枠組み付け装置39を説明する。型枠組み付け
装置39は、図2、3に示すように、炉体11の両端部
の中央部間に架設されて、左右一対の主ガイドレール4
0およびこれらの主ガイドレール40間に着脱可能に連
結されるダミーレール41からなるリニアガイド42
と、主ガイドレール40を炉体11内で保持する一対の
吊下装置43(図7、8参照)と、受銑口17から型枠
13や型枠組み付け装置39の構成部品を出し入れさせ
るクレーン44と、下部型枠14上の台車レール24に
沿って移動するコニカルパネル搬送台車46(図9〜1
1参照)とを備えている。
【0012】図2〜4に示すように、リニアガイド42
を構成する主ガイドレール40およびダミーレール41
は、いずれも2本のI形鋼を平行に連結させて設けられ
ており(図5参照)、リニアガイド42は、ダミーレー
ル41が連結された両主ガイドレール40の先端部を、
鉄皮11aの長さ方向の両端部内面に設けられた一対の
レール掛止金具48にそれぞれ嵌入することにより、下
部型枠14の上方位置で架設される。それぞれの主ガイ
ドレール40は、互いに着脱可能にボルト連結される比
較的細く短尺な先端部レール49と、2本の分割主ガイ
ドレール50A、50Bとにより構成されている。図2
部分拡大図に示すように、それぞれの分割主ガイドレー
ル50Bのダミーレール41側の端部の下部には下側受
け板50aが設けられており、またダミーレール41の
両端部の上部には溝形鋼状の上側受け板50bが設けら
れている。両主ガイドレール40とダミーレール41の
連結時に、左右の下側受け板50aがダミーレール41
の両端部を下方から支える一方、それぞれの上側受け板
50bが両側レール40の端部上に被さることにより両
レール40、41は連結される。次に、図2、7、8を
参照して、リニアガイド42を吊下する前記吊下装置4
3を詳細に説明する。
【0013】吊下装置43は、炉体11の左右の排気口
11b上に配設されたスクリュージャッキ方式の昇降装
置51を有しており、各昇降装置51の昇降ロッド52
は炉体11内に向かって下方へ延び、その下端部付近に
固着された二股状の連結部材53と共に、主ガイドレー
ル40の上面に着脱可能にボルト連結されている。次
に、コニカル型枠16を搬送する前記コニカルパネル搬
送台車46を説明する。
【0014】図9〜11に示すように、コニカルパネル
搬送台車46は、コニカル型枠16を炉体11のできる
だけ端部付近まで搬送できるように、上パネル搬送台車
45より高さを低くした台車である。コニカルパネル搬
送台車46の台板54の下部には、一対の駆動車輪55
と従動車輪56とを設けており、各車輪55、56の外
側には4個の位置固定用のクランパ57を設けている。
台板54の駆動車輪55側には、台車移動用のモータ5
8を設けており、シャフトに固着されたスプロケット5
9と、駆動車輪55に固着されたスプロケット60との
間には、チェーン61が掛けわたされていて、モータ5
8の駆動により台車レール24上を移動できるようにな
っている。
【0015】台板54上にはフレーム台72を立設して
おり、フレーム台72上にはコニカル型枠16の側部分
割コニカルパネル30の固定金具73が、リフタ74を
介して取り付けられている。この固定金具73は前方に
向けて下方傾斜している。リフタ74を下降させて側部
分割コニカルパネル30を固定金具73に固定し、リフ
タ74を上昇させて炉体11の端部付近まで搬送し、所
定位置に達したら固定金具73による側部分割コニカル
パネル30の固定状態を解除させた後、固定金具73の
傾斜面に沿って側部分割コニカルパネル30を炉体11
の端部側に滑り落とす。すなわち、リフタ73を設けた
ことにより、重い側部分割コニカルパネル30をさほど
高く持ち上げることなく固定金具73に固定することが
でき、また側部分割コニカルパネル30を固定金具73
から外す際には、高い位置から傾斜面に沿って側部分割
コニカルパネル30を滑り落とせるので、側部分割コニ
カルパネル30がコニカルパネル搬送台車46の上部に
接触して両者を傷つけることがない。
【0016】図10に示すように、台板54の前部に
は、一対のスクリュー式のジャッキ75を設けており、
進退駆動されるロッド76の先端部に側部分割コニカル
パネル30の押し込み部材77を取り付けている。押し
込み部材77は、ロッド76との連結部に介在される固
定ネジを調整することにより回動可能になっている。そ
れぞれのモータ78によりジャッキ75を作動させてロ
ッド76を突出させ、コニカルパネル搬送台車46の前
方に引き降ろされた側部分割コニカルパネル30を押し
込み部材77により炉体11の端部内に押し込む。型枠
組み付け装置39の炉体11内に持ち込まれる最小構成
部品である先端部レール49、分割主ガイドレール5
0、ダミーレール41、コニカルパネル搬送台車46
は、それぞれ受銑口17より出し入れ可能な大きさにな
っている。
【0017】続いて、これらの型枠13および型枠組み
付け装置39を用いた本発明の一実施例に係る混銑車炉
体耐火物築造用型枠の組付撤去方法を包括した混銑車炉
体の耐火物築造方法について説明する。図2に示すよう
に、クレーン44により先端部レール49、分割主ガイ
ドレール50を受銑口17より炉体11内に運び込んで
連結し、左右一対の主ガイドレール40を組み立てる
(以下、炉体11内への各種部材や装置の出し入れは、
クレーン44により行うものとする。)次いで、主ガイ
ドレール40の先端部レール49側の端部をレール掛止
金具48に押し込んで掛止する一方、主ガイドレール4
0を炉体11の排気口11b上に固定された昇降装置5
1の昇降ロッド52の下端にボルト連結により固着し、
昇降装置51によりそれぞれの主ガイドレール40を水
平に保持する(図7、8も参照)。
【0018】次いで、下パネル19のローラ14a間に
ダミーレール41を挿通して固定し、これを受銑口17
から炉体11内に吊り入れ、分割主ガイドレール50B
の下側受け板50aがダミーレール41の両端部を下方
から支え、しかもそれぞれのダミーレール41の溝形鋼
状を有する上側受け板50bが、両側レール40の端部
上に被さるように両主ガイドレール40とダミーレール
41とを連結させて、リニアガイド42を組み立てる。
この組み立てを完了してダミーレール41の固定状態を
解くと、下パネル19はリニアガイド42に移動可能に
吊下されることになる。その後、作業者が下パネル19
をリニアガイド42に沿って炉体11内の所定位置まで
移動させる。次いで、クレーン44によりダミーレール
41を炉体11上に引き上げ、次の下パネル19をこの
レール41に取り付けて固定し、再びレール41を炉体
11内に入れて、両主ガイドレール40に連結させ、作
業者が同様に炉体11の所定位置まで移動させる。この
操作を炉体11の両側方に下パネル19を振り分けなが
ら全ての下パネル19について行う。なお、コニカル型
枠16の下部分割コニカルパネル29は、炉体11の両
端部に下パネル19を配置する前に作業者により組み付
けられる。
【0019】その後、図2鎖線に示すように、両主ガイ
ドレール40とダミーレール41との隣接する側部どう
しを連結板50cにより連結する。こうして組み付けら
れた下部型枠14の上面には、下部型枠14の全域にわ
たって作業床21が広がり、また炉体11の横方向に台
車レール24が連続する(図3参照)。次いで、図2に
示すように、炉体11と下部型枠14との間に、高純度
マグネシア質の下部耐火物築造用の不定形耐火物Aを、
炉体11内に挿入された図外のバイブレータにより振動
させながら流し込む。この際、流し込まれた不定形耐火
物Aにより下部型枠14が浮き上がろうとするが、リニ
アガイド42と下部型枠14との間に、適当な間隔で上
下一対の図外のテーパライナを複数対介在させることに
より、リニアガイド42を押さえ部材にしてその浮きが
防止される。
【0020】それから、流し込まれた不定形耐火物A
を、例えば一日かけて固化させる。次いで、リニアガイ
ド42の両方の先端部レール49をレール掛止金具48
と分割主ガイドレール50とから取り外し、図12に示
すように、昇降装置51のロッド52を少しだけ昇降さ
せることにより、リニアガイド42を若干引き上げて元
に戻す。この際、下パネル19のローラ14aに代えて
図13に示すフック板14bを用いる。これにより、固
化された不定形耐火物Aから下部型枠14が剥がれ、型
枠撤去時における下部型枠14の撤去が容易になる。そ
れから、リニアガイド42と昇降装置51のロッド52
との連結状態を解除し、リニアガイド42を下部型枠1
4上に載置する。次いで、図1に示すように、下部型枠
14を残した状態で、炉体11の上部に上部型枠15を
組み付ける。以下、これを具体的に説明する。
【0021】まず、コニカルパネル搬送台車46を炉体
11内に入れて下部型枠14上の台車レール24に載置
する(図10参照)。それから、図10、11に示すよ
うに、一方の側部分割コニカルパネル30を受銑口17
から吊り降ろし、これをコニカルパネル搬送台車46の
上部の固定金具73に固定した後、リフタ73により若
干上昇させ、この状態のままコニカルパネル搬送台車4
6を作動させて炉体11の一端部付近まで搬送する(図
9(a)参照)。次いで、側部分割コニカルパネル30
を固定金具73の傾斜面に沿って滑り落とし、これを押
し込み部材77の前方に配置する。その後、モータ78
によりジャッキ75のロッド76を突出させて、押し込
み部材77により側部分割コニカルパネル30を炉体1
1の端部に押し込んで、予め組み付けられた下部分割コ
ニカルパネル29上に組み付ける。なお、押し込み部材
77の前方に側部分割コニカルパネル30を配置した
際、この重量の大きな側部分割コニカルパネル30が若
干前後に傾斜していても、押し込み部材77の連結部の
固定ネジを調整し、このパネル30の傾斜に合わせて押
し込み部材77を傾けることにより、正対状態で側部分
割コニカルパネル30を押し込むことができる。
【0022】また、他方の側部分割コニカルパネル30
も、同様の操作により下部分割コニカルパネル29上に
組み付ける。その後、図6に示すように、両側部分割コ
ニカルパネル30の下部中央と下部分割コニカルパネル
29の上端中央との間に形成された空間部31に、作業
者が小片の中央部分割コニカルパネル32を押し込んで
組み付ける。それから、コニカルパネル搬送台車46を
受銑口17の直下に移動させ、クレーン44によりこの
台車46を若干吊り上げて反転させてから、炉体11の
他方の端部に、同様な操作によりコニカル型枠16の組
み付け作業を行う。組み付けが終了したなら、コニカル
パネル搬送台車46を受銑口17の直下まで移動させ、
クレーン44によりこれを引き上げる。その後、上パネ
ル25を構成するパネル26〜28、26′、28′お
よび側部分割コニカルパネル30と中央部分割コニカル
パネル32を受銑口17から炉体11内に運び入れて、
上部型枠15を組み付ける。こうして、炉体11内に、
上下部型枠14、15およびコニカル型枠16が組み付
けられる。なお、隣接する各種パネルどうしは、互いに
着脱可能にボルト連結される。
【0023】次いで、図1に示すように受銑口17に、
この受銑口17とほぼ同じ口径の仕切り筒93を装着す
る。その後、炉体11と上部型枠15との間に、炉体1
1の両排気口11bより高アルミナ質の上部耐火物築造
用の不定形耐火物Bを流し込む。流し込みが終了したら
排気口11bを蓋止めし、不定形耐火物Bを前記不定形
耐火物Aの場合と同様に固化させる。その後、上下部型
枠14、15およびコニカル型枠16を分解して撤去す
る作業が行われる。以下、その分解・撤去作業を詳細に
説明する。
【0024】まず、上部型枠15を分割して撤去する。
次に、図10に示すように、受銑口17からコニカルパ
ネル搬送台車46を炉体11内に入れてこれを炉体11
の両端部にそれぞれ移動させ、ここで作業者が中央部分
割コニカルパネル32を側部分割コニカルパネル30よ
り分離して撤去し、次いで下部分割コニカルパネル29
から両側部分割コニカルパネル30を取り外した後、連
結された側部分割コニカルパネル30をこの台車46の
固定金具73に固定し、コニカルパネル搬送台車46を
炉体11の中央方向に移動させて、側部分割コニカルパ
ネル30を引き出す(図9(b)参照)。この際、側部
分割コニカルパネル30は、開口された空間部31をリ
ニアガイド42に差し通しながら引き出されるので、引
き出し中の側部分割コニカルパネル30が、下部型枠1
4上に載置されたリニアガイド42の先端部に当たっ
て、引き出しがスムーズにできなくなる虞が解消でき
る。次に、図2〜4を参照して下部型枠14の分解・撤
去作業を説明する。
【0025】下部型枠14を分解して撤去する際には、
図2に示すように、順次その他の下パネル19を引き上
げて分解する。分解された下パネル19は同じくクレー
ン44により次々と炉外に引き上げられる。なお、下パ
ネル19を撤去する際には、再び炉体11の排気口11
cに昇降装置51を取り付け、ロッド52に吊下装置4
3を固着し、分割主ガイドレール50とダミーレール4
1だけからなるリニアガイド42を炉体11内に吊下
し、リニアガイド42に沿って下パネル19を移動させ
る。これにより、下パネル19の運搬が容易になる。ま
た、コニカル型枠16の下部分割コニカルパネル29
は、下部型枠14の分解時に取り外される。最後に、受
銑口17に装着された仕切り筒93を取り外す。
【0026】次いで、図1に示すように、受銑口17お
よびその周囲に受銑口型枠18を配置し、炉体11と受
銑口型枠18との間に電鋳マグクロ質の受銑口耐火物用
の不定形耐火物Cを流し込んで固化させる。その後、受
銑口型枠18を撤去してから、炉体11内に図外のバー
ナを取り込み、不定形耐火物A〜Cの加熱乾燥を行うこ
とにより上下部耐火物および受銑口耐火物を同時に築造
する。
【0027】このように、固化後の下部耐火物に固着す
ることにより安定化した下部型枠14を土台に上部型枠
15を組み付けることにより、上部型枠15の組み付け
が容易になる。また、前述したように下部型枠14と炉
体11との間に下部耐火物用の不定形耐火物Aを流し込
んで固化させ、下部型枠14上に上部型枠15を組み付
けた後、上部型枠15と炉体11との間に上部耐火物用
の不定形耐火物Bを流し込んで固化させ、次にまた上下
部型枠14、15を分解して撤去し、炉体11の上下部
に設けられた不定形耐火物A、Bを加熱乾燥させて炉体
11の上下部耐火物を築造するようにしたので、炉体1
1内に不定形耐火物A、Bからなる耐火物を築造するの
が容易になり、しかも型枠としてパネル連結式の型枠1
3を採用したので、寸法誤差の少ない耐火物を築造でき
ると共に、良好な築造作業の安全性が得られる。
【0028】そして、型枠撤去時には、中央部分割コニ
カルパネル32を側部分割コニカルパネル30より分離
した後、連結状態の側部分割コニカルパネル30を、開
口された空間部31をリニアガイド32に差し通しなが
らコニカルパネル搬送台車46により引き出すようにし
たので、引き出し中の側部分割コニカルパネル30が、
下部型枠14上に載置されたリニアガイド42の先端部
に当たって、引き出しがスムーズにできなくなるのを防
止できる。また、上下部耐火物築造用の不定形耐火物
A、Bを固化後に、受銑口17におよびその周辺に受銑
口型枠18を配置し、その後、炉体11と受銑口型枠1
8との間に流し込まれた受銑口耐火物用の不定形耐火物
Cを流し込み、同時に各不定形耐火物を加熱乾燥させる
ことにより、上下部耐火物とは別体の受銑口耐火物を築
造できるので、溶損し易い受銑口耐火物のみの単独補修
ができる。
【0029】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はこの実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱
しない範囲での設計変更や動作の変更があっても本発明
に含まれる。例えば、実施例では、下部耐火物築造用の
不定形耐火物を固化させた後、一旦下部型枠を不定形耐
火物から離反させて戻し、その後、上部型枠を組み付け
るようにしたが、これに限定しなくても、下部耐火物築
造用の不定形耐火物を固化させた後、直接その上に上部
型枠を組み付けるようにしてもよい。また、実施例で
は、コニカル型枠を下部分割コニカルパネルと一対の側
部分割コニカルパネルと中央部分割コニカルパネルの四
個に分割し、受銑口耐火物用型枠を二等分割し、周辺耐
火物用型枠を四等分割したが、これに限定しなくても、
いずれも分割後の大きさが炉体の受銑口より出し入れで
きる大きさであれば、任意数に分割してもよい。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の混銑車炉体耐火物築造用
型枠の組付撤去方法においては、このように分割された
上下部型枠とコニカル型枠からなる型枠を炉体内で組み
付けて耐火物を築造するようにしたので、混銑車の炉体
内に不定形耐火物からなる耐火物を容易に築造すること
ができる。また、コニカル型枠撤去時には、空間部閉蓋
パネルを取り外して空間部を開口した後、開口された空
間部をリニアガイドに差し通しながらコニカル型枠をコ
ニカルパネル搬送台車により引き出すようにしたので、
引き出し中のコニカル型枠が、下部型枠上に載置された
リニアガイドの先端部に当たって、引き出しがスムーズ
にできなくなるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る混銑車炉体耐火物築造用
型枠の組付撤去方法に使用される炉体の型枠組み付け状
態を示す断面図である。
【図2】下部型枠の組み付け作業状態を示す炉体の要部
縦断面図である。
【図3】下部型枠の組み付け作業状態を示す炉体の要部
横断面図である。
【図4】図2のS1−S1断面図である。
【図5】下部型枠を構成する下パネルの吊下構造を示す
要部拡大断面図である。
【図6】炉体の先端部に組み付けられるコニカル型枠の
拡大背面図である。
【図7】本発明の実施例に係る混銑車炉体耐火物築造用
型枠の組付撤去方法に使用される吊下装置の拡大正面図
である。
【図8】吊下装置の拡大側面図である。
【図9】(a)本発明の実施例に係る混銑車炉体耐火物
築造用型枠の組付撤去方法に使用されるコニカルパネル
搬送台車の使用状態を示す拡大側面図である。 (b)本発明の実施例に係る混銑車炉体耐火物築造用型
枠の組付撤去方法に使用されるコニカルパネル搬送台車
による側部分割コニカルパネルの引き出し状態を示す拡
大側面図である。
【図10】コニカルパネル搬送台車の使用状態を示す平
面図である。
【図11】コニカルパネル搬送台車の使用状態を示す正
面図である。
【図12】下部耐火物築造用の不定形耐火物の固化後に
おける不定形耐火物からの下部型枠の離反作業状態を示
す要部断面図である。
【図13】不定形耐火物からの下部型枠の離反作業時に
おける下部型枠の吊り下げ構造を示す要部拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
11 炉体 11a 鉄皮 11b 排気口 12 パーマネント煉瓦 13 型枠 14 下部型枠 14a ローラ 14b フック板 15 上部型枠 16 コニカル型枠 17 受銑口 18 受銑口型枠 19 下パネル 20 上側フレーム 21 作業床 22 短幅下パネル 23 分割短幅下パネル 24 台車レール 25 上パネル 26 下段分割上パネル 26′ 下段分割上パネル 27 中段分割上パネル 28 上段分割上パネル 28′ 上段分割上パネル 29 下部分割コニカルパネル 30 側部分割コニカルパネル 31 空間部 32 中央部分割コニカルパネル 39 型枠組み付け装置 40 主ガイドレール 41 ダミーレール 42 リニアガイド 43 吊下装置 44 クレーン 46 コニカルパネル搬送台車 48 レール掛止金具 49 先端部レール 50 分割主ガイドレール 50a 下側受け板 50b 上側受け板 50c 連結板 50A 分割主ガイドレール 50B 分割主ガイドレール 51 昇降装置 52 昇降ロッド 53 連結部材 54 台板 55 駆動車輪 56 従動車輪 57 クランパ 58 モータ 59 スプロケット 60 スプロケット 61 チェーン 72 フレーム台 73 固定金具 74 リフタ 75 ジャッキ 76 ロッド 77 押し込み部材 78 モータ 93 仕切り筒 A 不定形耐火物 B 不定形耐火物 C 不定形耐火物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 淳二 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社八幡製鐵所内 (72)発明者 中村 健 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社八幡製鐵所内 (72)発明者 井上 学 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社八幡製鐵所内 (72)発明者 山浦 健司 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新 日本製鐵株式会社八幡製鐵所内 (72)発明者 木元 丈志 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 新 日本製鐵株式会社機械プラント事業部内 (72)発明者 土井 章弘 福岡県北九州市八幡東区山王1丁目9番10 号 九築工業株式会社内 (72)発明者 小山 昌久 福岡県北九州市八幡東区山王1丁目9番10 号 九築工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉体の両端部間にリニアガイドを保持
    し、前記炉体の両端部に、前記リニアガイドに遊挿可能
    な空間部を空間部閉蓋パネルにより着脱可能に塞いだコ
    ニカル型枠を組み付けると共に、前記炉体の下部に、分
    割された下部型枠を前記リニアガイドに沿って移動させ
    て組み付ける一方、前記リニアガイドを前記下部型枠上
    に載置して、前記炉体の上部に多数個に分割された上部
    型枠を組み付け、型枠撤去時には、前記上部型枠の分解
    撤去後に前記リニアガイドを再び前記炉体内で保持し
    て、前記分解された下部型枠を前記リニアガイドに沿っ
    て移動させて撤去すると共に、前記コニカル型枠は前記
    リニアガイドに前記空間部を差し通しながら前記下部型
    枠上を移動するコニカルパネル搬送台車により引き出し
    て撤去することを特徴とする混銑車炉体耐火物築造用型
    枠の組付撤去方法。
JP14844693A 1993-05-26 1993-05-26 混銑車炉体耐火物築造用型枠の組付撤去方法 Withdrawn JPH06330131A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0750168A1 (en) * 1995-05-22 1996-12-27 Magneco/Metrel, Inc. Method of installing a refractory lining

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5632937A (en) * 1991-03-22 1997-05-27 Magneco/Metrel, Inc. Method of installing a refractory lining
EP0750168A1 (en) * 1995-05-22 1996-12-27 Magneco/Metrel, Inc. Method of installing a refractory lining

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