JPH06330197A - スクラップ処理炉 - Google Patents
スクラップ処理炉Info
- Publication number
- JPH06330197A JPH06330197A JP11498593A JP11498593A JPH06330197A JP H06330197 A JPH06330197 A JP H06330197A JP 11498593 A JP11498593 A JP 11498593A JP 11498593 A JP11498593 A JP 11498593A JP H06330197 A JPH06330197 A JP H06330197A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scrap
- furnace
- vacuum
- furnace body
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Tunnel Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 メッキされたスクラップからメッキ金属を効
率よく除去すると共に、有害な酸化物の発生を防止す
る。 【構成】 真空容器2内に配設した、開口部3を有し、
所要の傾斜角度で往復回転可能な炉本体4に導入された
メッキされたスクラップSを真空状態で撹拌しつつ、少
なくとも一部が炉本体4の開口部3から炉本体4内部に
臨むように炉本体4の周囲に配設した加熱体9の輻射熱
によって、前記スクラップS全体を均一に加熱すること
により、スクラップ基材とメッキ蒸気に完全に分離し、
スクラップ基材を導出部7から溶解炉へと導出し、メッ
キ蒸気を亜鉛ブロック11としてメッキ金属回収装置3
2から取り出す。
率よく除去すると共に、有害な酸化物の発生を防止す
る。 【構成】 真空容器2内に配設した、開口部3を有し、
所要の傾斜角度で往復回転可能な炉本体4に導入された
メッキされたスクラップSを真空状態で撹拌しつつ、少
なくとも一部が炉本体4の開口部3から炉本体4内部に
臨むように炉本体4の周囲に配設した加熱体9の輻射熱
によって、前記スクラップS全体を均一に加熱すること
により、スクラップ基材とメッキ蒸気に完全に分離し、
スクラップ基材を導出部7から溶解炉へと導出し、メッ
キ蒸気を亜鉛ブロック11としてメッキ金属回収装置3
2から取り出す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、亜鉛メッキ鋼
板のスクラップから亜鉛を除去して純粋な鉄を得るよう
にしたスクラップ処理炉に関するものである。
板のスクラップから亜鉛を除去して純粋な鉄を得るよう
にしたスクラップ処理炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の資源を有効利用するために
廃棄物をリサイクルして再度製品原料として使用する動
きが高まっており、金属産業廃棄物の分野では、自動車
の車体によく用いられる亜鉛メッキ鋼板のスクラップか
ら亜鉛を除去して、純粋な鉄を再生することによって、
再度、製鋼材料に利用することがよく行われている。
廃棄物をリサイクルして再度製品原料として使用する動
きが高まっており、金属産業廃棄物の分野では、自動車
の車体によく用いられる亜鉛メッキ鋼板のスクラップか
ら亜鉛を除去して、純粋な鉄を再生することによって、
再度、製鋼材料に利用することがよく行われている。
【0003】前記亜鉛メッキ鋼板のスクラップから亜鉛
を除去する方法としては、スクラップを加熱して、鉄に
比べて沸点の低い亜鉛を蒸発させ分離する方法が採られ
ており、従来、この種の分離を行う装置としては、以下
に述べる2つの処理装置が知られている。
を除去する方法としては、スクラップを加熱して、鉄に
比べて沸点の低い亜鉛を蒸発させ分離する方法が採られ
ており、従来、この種の分離を行う装置としては、以下
に述べる2つの処理装置が知られている。
【0004】その1つは焼成炉による処理装置であっ
て、該装置では、フィーダから亜鉛メッキされた鉄スク
ラップを炉内に投入し、該炉内に設けられたメッシュベ
ルト上を鉄スクラップを移動させると共に、加熱装置に
より鉄スクラップを約900℃まで加熱することによっ
て亜鉛を蒸発させて除去し、その後、水スプレーで冷却
して亜鉛が除去された鉄スクラップを作り、該鉄スクラ
ップにショットブラストをかけて、残留亜鉛を取り除く
ようにしている。
て、該装置では、フィーダから亜鉛メッキされた鉄スク
ラップを炉内に投入し、該炉内に設けられたメッシュベ
ルト上を鉄スクラップを移動させると共に、加熱装置に
より鉄スクラップを約900℃まで加熱することによっ
て亜鉛を蒸発させて除去し、その後、水スプレーで冷却
して亜鉛が除去された鉄スクラップを作り、該鉄スクラ
ップにショットブラストをかけて、残留亜鉛を取り除く
ようにしている。
【0005】他の1つはキューポラによる処理装置であ
って、該装置では、キューポラのシャフト炉に炭材と亜
鉛メッキされた鉄スクラップを投入し、炉下部より熱風
を吹込んで高温還元ガスを作った後、鉄スクラップが炉
内を降下する過程で前記高温還元ガスにより溶融鉄と亜
鉛蒸気とを分離し、溶融鉄を炉下部から取り出し、噴出
する亜鉛蒸気を炉上部から取り出すようにしている。
って、該装置では、キューポラのシャフト炉に炭材と亜
鉛メッキされた鉄スクラップを投入し、炉下部より熱風
を吹込んで高温還元ガスを作った後、鉄スクラップが炉
内を降下する過程で前記高温還元ガスにより溶融鉄と亜
鉛蒸気とを分離し、溶融鉄を炉下部から取り出し、噴出
する亜鉛蒸気を炉上部から取り出すようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の焼成炉、キューポラによる再生処理方法では、以下
のような問題が夫々あった。
来の焼成炉、キューポラによる再生処理方法では、以下
のような問題が夫々あった。
【0007】即ち、焼成炉による処理装置では、焼成時
に撹拌が行われないために積層されたスクラップ間で溶
解した亜鉛が鉄中に溶け込んで、鉄塊内部に入り込んだ
亜鉛はそのまま残留し、ショットブラストをかけても取
り除くことはできず、この残留亜鉛を含む鉄をリサイク
ルで利用するために炉体で再溶解すると、残留亜鉛が炉
体の壁部を浸食してしまう。又、水冷時に蒸気が発生す
るが、この蒸気中には有害な酸化亜鉛が含まれているの
で、この酸化亜鉛を取り除くための電気集塵機等の公害
処理設備が必要になる。
に撹拌が行われないために積層されたスクラップ間で溶
解した亜鉛が鉄中に溶け込んで、鉄塊内部に入り込んだ
亜鉛はそのまま残留し、ショットブラストをかけても取
り除くことはできず、この残留亜鉛を含む鉄をリサイク
ルで利用するために炉体で再溶解すると、残留亜鉛が炉
体の壁部を浸食してしまう。又、水冷時に蒸気が発生す
るが、この蒸気中には有害な酸化亜鉛が含まれているの
で、この酸化亜鉛を取り除くための電気集塵機等の公害
処理設備が必要になる。
【0008】以上、述べた如く、焼成炉による処理装置
では、鉄スクラップから完全に亜鉛を除去することがで
きないという問題があると共に、有害な酸化亜鉛が発生
してしまうという問題がある。
では、鉄スクラップから完全に亜鉛を除去することがで
きないという問題があると共に、有害な酸化亜鉛が発生
してしまうという問題がある。
【0009】又、キューポラによる処理装置では、炉体
上部から大量に白煙として発生する亜鉛蒸気の処理が問
題であり、この冷却と、発生するダストの処理のために
大規模な処理設備を設置する必要があり、そのための処
理エネルギー、処理コストも莫大なものとなってしまう
という問題があった。
上部から大量に白煙として発生する亜鉛蒸気の処理が問
題であり、この冷却と、発生するダストの処理のために
大規模な処理設備を設置する必要があり、そのための処
理エネルギー、処理コストも莫大なものとなってしまう
という問題があった。
【0010】本発明は、上述の実情に鑑み、メッキされ
たスクラップからメッキ金属を効率よく除去し得ると共
に、有害な酸化亜鉛等の発生を抑え得るようにし、更
に、経済的な加熱手段でしかも少量のエネルギーで再生
処理を行い得るようにしたスクラップ処理炉を提供する
ことを目的とするものである。
たスクラップからメッキ金属を効率よく除去し得ると共
に、有害な酸化亜鉛等の発生を抑え得るようにし、更
に、経済的な加熱手段でしかも少量のエネルギーで再生
処理を行い得るようにしたスクラップ処理炉を提供する
ことを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、メッキ金属回
収装置及び真空排気装置を順次接続した真空容器と、該
真空容器内に円筒形状の長手方向略中間部の上部に前記
真空容器内と連通する開口部を有し且つ所要の傾斜角度
でしかも回転可能に配設された炉本体と、該炉本体を所
要の回転角で往復回動する駆動装置と、前記炉本体の傾
斜上端側に接続したスクラップ供給装置と、前記炉本体
の傾斜下端側に形成された導出部と、少なくとも前記炉
本体内の前記開口部から前記炉本体内部に臨む位置に配
設してスクラップの加熱を行う加熱体とを備えてなるこ
とを特徴とするスクラップ処理炉、及び、前記炉本体の
傾斜下端側に形成された導出部に、真空保持装置を備え
た溶解炉を接続したことを特徴とするスクラップ処理
炉、及び、前記真空排気装置に代えて不活性ガス循環装
置を備えたことを特徴とするスクラップ処理炉、及び、
前記真空排気装置に代えて吸引装置を配置し、前記加熱
体に代えて還元性の燃焼バーナを備えたことを特徴とす
るスクラップ処理炉、にかかるものである。
収装置及び真空排気装置を順次接続した真空容器と、該
真空容器内に円筒形状の長手方向略中間部の上部に前記
真空容器内と連通する開口部を有し且つ所要の傾斜角度
でしかも回転可能に配設された炉本体と、該炉本体を所
要の回転角で往復回動する駆動装置と、前記炉本体の傾
斜上端側に接続したスクラップ供給装置と、前記炉本体
の傾斜下端側に形成された導出部と、少なくとも前記炉
本体内の前記開口部から前記炉本体内部に臨む位置に配
設してスクラップの加熱を行う加熱体とを備えてなるこ
とを特徴とするスクラップ処理炉、及び、前記炉本体の
傾斜下端側に形成された導出部に、真空保持装置を備え
た溶解炉を接続したことを特徴とするスクラップ処理
炉、及び、前記真空排気装置に代えて不活性ガス循環装
置を備えたことを特徴とするスクラップ処理炉、及び、
前記真空排気装置に代えて吸引装置を配置し、前記加熱
体に代えて還元性の燃焼バーナを備えたことを特徴とす
るスクラップ処理炉、にかかるものである。
【0012】
【作用】請求項1記載のスクラップ処理炉によれば、ス
クラップ供給装置によって真空容器内に導入されたスク
ラップが炉本体内で真空状態において加熱体により輻射
熱で加熱されると、沸点の低いメッキ金属が蒸発してス
クラップ基材から分離される。このとき、スクラップは
真空状態で加熱されているので、メッキ金属は大気圧状
態の沸点より低い温度で蒸発する。又、前記炉本体は所
要の回転角で往復回動しているので、炉本体内のスクラ
ップは絶えず撹拌されて全体が均一に加熱されるので、
メッキ金属の蒸発が更に促進されると共に、スクラップ
は輻射熱によって加熱されているので有害な酸化亜鉛が
発生することはない。上記した如く、蒸気となったメッ
キ金属は真空容器の外部に導出されてメッキ金属回収装
置によって回収され、メッキ金属が除去されたスクラッ
プ基材は導出部から真空容器の外部に導出される。
クラップ供給装置によって真空容器内に導入されたスク
ラップが炉本体内で真空状態において加熱体により輻射
熱で加熱されると、沸点の低いメッキ金属が蒸発してス
クラップ基材から分離される。このとき、スクラップは
真空状態で加熱されているので、メッキ金属は大気圧状
態の沸点より低い温度で蒸発する。又、前記炉本体は所
要の回転角で往復回動しているので、炉本体内のスクラ
ップは絶えず撹拌されて全体が均一に加熱されるので、
メッキ金属の蒸発が更に促進されると共に、スクラップ
は輻射熱によって加熱されているので有害な酸化亜鉛が
発生することはない。上記した如く、蒸気となったメッ
キ金属は真空容器の外部に導出されてメッキ金属回収装
置によって回収され、メッキ金属が除去されたスクラッ
プ基材は導出部から真空容器の外部に導出される。
【0013】請求項2記載のスクラップ処理炉による
と、メッキ金属が除去されて導出部から真空容器の外部
に導出されたスクラップ基材は、高温を保持した状態で
溶解炉に導入されて溶解され、該溶解炉から溶湯として
導出され再び製品原料となる。
と、メッキ金属が除去されて導出部から真空容器の外部
に導出されたスクラップ基材は、高温を保持した状態で
溶解炉に導入されて溶解され、該溶解炉から溶湯として
導出され再び製品原料となる。
【0014】請求項3記載のスクラップ処理炉による
と、真空排気装置に代えて不活性ガス循環装置を備えて
いるので、不活性ガスにより伝熱が促進されて効率的な
加熱が可能となり、且つ大気圧でのスクラップ処理が可
能となる。
と、真空排気装置に代えて不活性ガス循環装置を備えて
いるので、不活性ガスにより伝熱が促進されて効率的な
加熱が可能となり、且つ大気圧でのスクラップ処理が可
能となる。
【0015】請求項4記載のスクラップ処理炉による
と、真空排気装置に代えて吸引装置を配置し、加熱体に
代えて還元性の燃焼バーナを備えているので、簡単なバ
ーナによって効率良くスクラップの加熱を行なうことが
でき、且つ大気圧でのスクラップ処理が可能となる。
と、真空排気装置に代えて吸引装置を配置し、加熱体に
代えて還元性の燃焼バーナを備えているので、簡単なバ
ーナによって効率良くスクラップの加熱を行なうことが
でき、且つ大気圧でのスクラップ処理が可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
明する。
【0017】図1及び図2は、請求項1に記載の発明の
一実施例であり、スクラップ処理炉1は、円筒形状の真
空容器2と、該真空容器2内に配設された炉本体4を備
えており、前記真空容器2の軸方向一端側に設けた真空
排気口14に、炉本体4内を吸引し、吸引した亜鉛蒸気
(メッキ蒸気)を冷却して固化させ、亜鉛ブロック11
として取り出すようにしたメッキ金属回収装置32と、
該メッキ金属回収装置32の後段に配置され、真空容器
2内を真空状態に保持すると共に、亜鉛蒸気をメッキ金
属回収装置32へ導入する真空排気装置33(真空ポン
プ)を備えている。
一実施例であり、スクラップ処理炉1は、円筒形状の真
空容器2と、該真空容器2内に配設された炉本体4を備
えており、前記真空容器2の軸方向一端側に設けた真空
排気口14に、炉本体4内を吸引し、吸引した亜鉛蒸気
(メッキ蒸気)を冷却して固化させ、亜鉛ブロック11
として取り出すようにしたメッキ金属回収装置32と、
該メッキ金属回収装置32の後段に配置され、真空容器
2内を真空状態に保持すると共に、亜鉛蒸気をメッキ金
属回収装置32へ導入する真空排気装置33(真空ポン
プ)を備えている。
【0018】前記真空容器2の軸方向他端側には、スク
ラップSを分配する分配シュート26と、大気圧状態と
真空状態を置換するための2つのエアロックホッパ27
と、該エアロックホッパ27の入口と出口を遮断する一
対の真空遮断弁28a,28bと、前記エアロックホッ
パ27から導入ホッパ29へのスクラップSの搬送を制
御する切出し弁30と、前記導入ホッパ29から炉本体
4内の他端側へスクラップSを搬送するベルトフィーダ
31とから構成されるスクラップ供給装置6が気密に接
続されている。
ラップSを分配する分配シュート26と、大気圧状態と
真空状態を置換するための2つのエアロックホッパ27
と、該エアロックホッパ27の入口と出口を遮断する一
対の真空遮断弁28a,28bと、前記エアロックホッ
パ27から導入ホッパ29へのスクラップSの搬送を制
御する切出し弁30と、前記導入ホッパ29から炉本体
4内の他端側へスクラップSを搬送するベルトフィーダ
31とから構成されるスクラップ供給装置6が気密に接
続されている。
【0019】又、前記真空容器2の前記メッキ金属回収
装置32を接続した一端側には炉本体4内の鉄(スクラ
ップ基材)を一端側から真空状態を保持しつつ導出する
よう、例えば二段に配設した前記真空遮断弁28a,2
8bと同様のダンパ(図示せず)を備えた導出部7を備
えている。
装置32を接続した一端側には炉本体4内の鉄(スクラ
ップ基材)を一端側から真空状態を保持しつつ導出する
よう、例えば二段に配設した前記真空遮断弁28a,2
8bと同様のダンパ(図示せず)を備えた導出部7を備
えている。
【0020】前記真空容器2は円筒形状の鋼鉄製の胴体
12の両端に、蓋体16a,16bを気密を保持し得る
よう配設してなり、前記真空容器2は炉本体4の他端側
から一端側に向けて所要の角度で下降するよう、胴体1
2の両端部が長さの異なる脚13,13により床面上に
支持されている。又、前記真空排気口14が設けられた
蓋体16aの外側には断熱材15が被覆されて、加熱処
理中に真空排気口14から排出される亜鉛蒸気が、後述
するメッキ金属回収装置32に導入される前に冷却され
て固化するのを防止し得るようになっている。
12の両端に、蓋体16a,16bを気密を保持し得る
よう配設してなり、前記真空容器2は炉本体4の他端側
から一端側に向けて所要の角度で下降するよう、胴体1
2の両端部が長さの異なる脚13,13により床面上に
支持されている。又、前記真空排気口14が設けられた
蓋体16aの外側には断熱材15が被覆されて、加熱処
理中に真空排気口14から排出される亜鉛蒸気が、後述
するメッキ金属回収装置32に導入される前に冷却され
て固化するのを防止し得るようになっている。
【0021】前記炉本体4は、スクラップSを搬送しな
がら加熱装置10により加熱処理を行う円筒形状の筒体
17であり、該筒体17の長手方向略中間部位置の上部
には、該筒体17を半円筒状に切り欠いた形状の開口部
3が設けられている。又、前記炉本体4は軸線が真空容
器2の軸心と一致するよう、傾斜して真空容器2内に配
設されており、更に、炉本体4の他端外周には駆動リム
18が、又両端外周には回転リム19が夫々配設されて
いる。又、前記真空容器2の底部両端部には、前記回転
リム19を支持し得るよう、夫々一対のガイドローラ2
0が配設されており、前記回転リム19がガイドローラ
20上で回動することにより、炉本体4は回転自在とな
っている。更に、真空容器2の底部には、炉本体4の軸
線方向への移動を防止するスラストローラ22が1つの
回転リム19に当接して配設されている。
がら加熱装置10により加熱処理を行う円筒形状の筒体
17であり、該筒体17の長手方向略中間部位置の上部
には、該筒体17を半円筒状に切り欠いた形状の開口部
3が設けられている。又、前記炉本体4は軸線が真空容
器2の軸心と一致するよう、傾斜して真空容器2内に配
設されており、更に、炉本体4の他端外周には駆動リム
18が、又両端外周には回転リム19が夫々配設されて
いる。又、前記真空容器2の底部両端部には、前記回転
リム19を支持し得るよう、夫々一対のガイドローラ2
0が配設されており、前記回転リム19がガイドローラ
20上で回動することにより、炉本体4は回転自在とな
っている。更に、真空容器2の底部には、炉本体4の軸
線方向への移動を防止するスラストローラ22が1つの
回転リム19に当接して配設されている。
【0022】上記した炉本体4は、前記真空容器2の外
部に配設された駆動モータ23と、該駆動モータ23の
動力を伝達する伝達機構24と、該伝達機構24に連結
され、炉本体4の駆動リム18に当接して炉本体4を回
転させる駆動ローラ25から構成される駆動装置5によ
って、左右45度の範囲、計90度の範囲の回転角で往
復回動するようになっている。
部に配設された駆動モータ23と、該駆動モータ23の
動力を伝達する伝達機構24と、該伝達機構24に連結
され、炉本体4の駆動リム18に当接して炉本体4を回
転させる駆動ローラ25から構成される駆動装置5によ
って、左右45度の範囲、計90度の範囲の回転角で往
復回動するようになっている。
【0023】尚、前記炉本体4の内周面には、スクラッ
プSが炉本体4内を滑らかに移動し得るよう、耐摩耗性
且つ耐熱性に優れたセラミック材料であるシリコンカー
バイド21が内張りされている。更に、前記炉本体4の
外周面と真空容器2内周面との間には、炉本体4内部で
発生した亜鉛蒸気が、該炉本体4内部から炉本体4の外
周面と真空容器2内周面との間の空間に洩れるのを防止
し得るよう、炉本体4の外周面と真空容器2内周面から
突出して微小な間隔をおいて配置された絞り片同志が互
いに噛み合わされるようにして配設されたラビリンスシ
ール52が設けられている。
プSが炉本体4内を滑らかに移動し得るよう、耐摩耗性
且つ耐熱性に優れたセラミック材料であるシリコンカー
バイド21が内張りされている。更に、前記炉本体4の
外周面と真空容器2内周面との間には、炉本体4内部で
発生した亜鉛蒸気が、該炉本体4内部から炉本体4の外
周面と真空容器2内周面との間の空間に洩れるのを防止
し得るよう、炉本体4の外周面と真空容器2内周面から
突出して微小な間隔をおいて配置された絞り片同志が互
いに噛み合わされるようにして配設されたラビリンスシ
ール52が設けられている。
【0024】前記加熱装置10は、前記炉本体4の開口
部3から炉本体4内部に臨む位置、及び、前記開口部3
の側方、並びに下方の筒体17の外周面に臨む位置に配
設された、複数の加熱体9からなり、該加熱体9は、図
3に示す如く、燃料供給口47からの燃料を噴射して、
該燃料と空気供給口48からの空気とを燃焼させる保炎
器46と、一端が保炎器46の先端に配置され、空気供
給口48からの空気を内部に導入して燃焼を行う先端が
開口した筒状の内管49と、該内管49内で生成された
排ガスを外部に洩らすことなく、先端開口から内管49
の外周を通って排ガス出口51に導出する内管49に外
嵌された筒状の外管50とからなっている。
部3から炉本体4内部に臨む位置、及び、前記開口部3
の側方、並びに下方の筒体17の外周面に臨む位置に配
設された、複数の加熱体9からなり、該加熱体9は、図
3に示す如く、燃料供給口47からの燃料を噴射して、
該燃料と空気供給口48からの空気とを燃焼させる保炎
器46と、一端が保炎器46の先端に配置され、空気供
給口48からの空気を内部に導入して燃焼を行う先端が
開口した筒状の内管49と、該内管49内で生成された
排ガスを外部に洩らすことなく、先端開口から内管49
の外周を通って排ガス出口51に導出する内管49に外
嵌された筒状の外管50とからなっている。
【0025】上記した如き加熱体9は、図2に示す如
く、開口部3及び筒体17の外側面の周囲に、夫々直交
するように4方向に配設されている。尚、加熱体9を配
設する場合には、内管49を内嵌した外管50のみが真
空容器2内に延び、保炎器46及び、燃料供給口47、
空気供給口48は真空容器2の外部に位置するように配
設する。
く、開口部3及び筒体17の外側面の周囲に、夫々直交
するように4方向に配設されている。尚、加熱体9を配
設する場合には、内管49を内嵌した外管50のみが真
空容器2内に延び、保炎器46及び、燃料供給口47、
空気供給口48は真空容器2の外部に位置するように配
設する。
【0026】又、図4及び図5は、前記加熱体9の他の
配設例であって、前記開口部3の下方の筒体17の左右
位置に配設された加熱体9は棒状形状で、起立した状態
で対向配置され、前記炉本体4の開口部3から炉本体4
内部に臨む位置に配設された加熱体9は、炉本体4上の
スクラップSに近接し得るよう略U字状に折り曲げられ
た形状を有して上部から炉本体4内に差し込まれてい
る。
配設例であって、前記開口部3の下方の筒体17の左右
位置に配設された加熱体9は棒状形状で、起立した状態
で対向配置され、前記炉本体4の開口部3から炉本体4
内部に臨む位置に配設された加熱体9は、炉本体4上の
スクラップSに近接し得るよう略U字状に折り曲げられ
た形状を有して上部から炉本体4内に差し込まれてい
る。
【0027】尚、加熱体9は炉本体4内及び、真空容器
2内における酸化亜鉛の発生を防止するために、ガスが
発生することのないよう、輻射熱によってスクラップS
を加熱し得る構成を有するものであればよく、例えば、
伝熱線を用いた抵抗加熱によっても良い。
2内における酸化亜鉛の発生を防止するために、ガスが
発生することのないよう、輻射熱によってスクラップS
を加熱し得る構成を有するものであればよく、例えば、
伝熱線を用いた抵抗加熱によっても良い。
【0028】次に、上記した如きスクラップ処理炉1を
用いて、スクラップSから鉄と亜鉛を分離する手順につ
いて説明する。
用いて、スクラップSから鉄と亜鉛を分離する手順につ
いて説明する。
【0029】尚、スクラップSから鉄と亜鉛を分離する
処理の準備段階として、スクラップ処理炉1に供給する
スクラップSは、亜鉛メッキ鋼板を予めシュレッダー等
によって、細かく切断した断片をこぶし大の大きさに緩
く丸めたものとしても良く、前記スクラップ処理炉1の
処理条件は、真空容器2内の真空圧を10Pa程度と
し、炉本体4内の温度を500〜700℃に設定してお
く。
処理の準備段階として、スクラップ処理炉1に供給する
スクラップSは、亜鉛メッキ鋼板を予めシュレッダー等
によって、細かく切断した断片をこぶし大の大きさに緩
く丸めたものとしても良く、前記スクラップ処理炉1の
処理条件は、真空容器2内の真空圧を10Pa程度と
し、炉本体4内の温度を500〜700℃に設定してお
く。
【0030】上記した如く用意したスクラップSをスク
ラップ供給装置6の分配シュート26に供給すると、該
分配シュート26は、2つのエアロックホッパ27に交
互にスクラップSを供給し、スクラップSが導入された
エアロックホッパ27は、真空状態を保持し得るよう、
入口側の真空遮断弁28a及び、出口側の真空遮断弁2
8bを交互に開閉してスクラップSを導入ホッパ29へ
と導出する。該導入ホッパ29へと導かれたスクラップ
Sは、ベルトフィーダ31を介して炉本体4内へと導入
される。
ラップ供給装置6の分配シュート26に供給すると、該
分配シュート26は、2つのエアロックホッパ27に交
互にスクラップSを供給し、スクラップSが導入された
エアロックホッパ27は、真空状態を保持し得るよう、
入口側の真空遮断弁28a及び、出口側の真空遮断弁2
8bを交互に開閉してスクラップSを導入ホッパ29へ
と導出する。該導入ホッパ29へと導かれたスクラップ
Sは、ベルトフィーダ31を介して炉本体4内へと導入
される。
【0031】該炉本体4内に導入されたスクラップS
は、炉本体4が駆動装置5によって左右45度、所要の
回転角で往復回動していることから撹拌されつつ、炉本
体4の傾斜に沿って導出部7側へと緩やかに移動する。
は、炉本体4が駆動装置5によって左右45度、所要の
回転角で往復回動していることから撹拌されつつ、炉本
体4の傾斜に沿って導出部7側へと緩やかに移動する。
【0032】このとき、炉本体4は加熱装置10の加熱
体9の輻射熱によって、500〜700℃に加熱されて
いるので、スクラップSは真空状態で撹拌されながら全
体が均一に加熱され、鉄に比べて沸点が充分に低い亜鉛
は大気圧状態の沸点より低い温度で蒸発し、スクラップ
Sは固体状態の鉄と亜鉛蒸気とに分離される。
体9の輻射熱によって、500〜700℃に加熱されて
いるので、スクラップSは真空状態で撹拌されながら全
体が均一に加熱され、鉄に比べて沸点が充分に低い亜鉛
は大気圧状態の沸点より低い温度で蒸発し、スクラップ
Sは固体状態の鉄と亜鉛蒸気とに分離される。
【0033】又、加熱装置10の加熱体9は、内管49
内にて保炎器46の先端から噴射される燃料と空気とが
混合されて起こる燃焼によって生じた高温ガスが、内管
49の先端から外管50内に導出され、内管49と外管
50の間を流通して排ガス出口に導かれる際の、輻射熱
によってスクラップSを加熱するので、亜鉛蒸気が酸化
することがなくなり、酸化亜鉛などの有毒な酸化物の生
成が防止される。
内にて保炎器46の先端から噴射される燃料と空気とが
混合されて起こる燃焼によって生じた高温ガスが、内管
49の先端から外管50内に導出され、内管49と外管
50の間を流通して排ガス出口に導かれる際の、輻射熱
によってスクラップSを加熱するので、亜鉛蒸気が酸化
することがなくなり、酸化亜鉛などの有毒な酸化物の生
成が防止される。
【0034】このとき、炉本体4には開口部3が形成さ
れており、該開口部3に臨むように加熱体9が配置され
ているので、加熱体9の輻射熱によってスクラップSを
効果的に加熱することができる。
れており、該開口部3に臨むように加熱体9が配置され
ているので、加熱体9の輻射熱によってスクラップSを
効果的に加熱することができる。
【0035】更に、上記した如き、加熱装置10による
と、例えば誘導コイルを用いてスクラップS自体に生じ
るジュール熱で加熱するような装置と比較して安価に装
置を製造することができる。
と、例えば誘導コイルを用いてスクラップS自体に生じ
るジュール熱で加熱するような装置と比較して安価に装
置を製造することができる。
【0036】上記した如く、亜鉛が分離された鉄は導出
部7から外部へと真空状態を保持しつつ導出され、亜鉛
蒸気は真空排気装置33の排気力によってメッキ金属回
収装置32へと導かれ、該メッキ金属回収装置32にお
いて冷却され固化して亜鉛ブロック11として外部に取
り出される。
部7から外部へと真空状態を保持しつつ導出され、亜鉛
蒸気は真空排気装置33の排気力によってメッキ金属回
収装置32へと導かれ、該メッキ金属回収装置32にお
いて冷却され固化して亜鉛ブロック11として外部に取
り出される。
【0037】尚、前記亜鉛蒸気がメッキ金属回収装置3
2に回収される過程において、炉本体4と真空容器2と
はラビリンスシール52によって遮断されているので、
発生した亜鉛蒸気の殆どをメッキ金属回収装置32に回
収することができる。又、前記蓋体16aが断熱材15
によって被覆されているので、亜鉛蒸気が、メッキ金属
回収装置32に回収される途中に、真空排気口14付近
で冷却されて固化し、亜鉛が真空容器2の内部壁に付着
するのが防止されている。
2に回収される過程において、炉本体4と真空容器2と
はラビリンスシール52によって遮断されているので、
発生した亜鉛蒸気の殆どをメッキ金属回収装置32に回
収することができる。又、前記蓋体16aが断熱材15
によって被覆されているので、亜鉛蒸気が、メッキ金属
回収装置32に回収される途中に、真空排気口14付近
で冷却されて固化し、亜鉛が真空容器2の内部壁に付着
するのが防止されている。
【0038】図6は、請求項2に記載の発明の一実施例
であり、前記導出部7には溶解炉本体34と真空保持装
置35とからなる溶解炉8が接続している。
であり、前記導出部7には溶解炉本体34と真空保持装
置35とからなる溶解炉8が接続している。
【0039】溶解炉本体34は導出部7の下側に配設さ
れた、ホッパ38の下側にダンパ36を介して接続され
ており、更に前記溶解炉本体34の上部位置に接続した
溶湯導出口37には溶湯導出炉39を有した真空保持装
置35が設けてある。真空保持装置35は、溶湯導出口
37に気密に接続し、且つ真空発生装置40に連通した
垂直の導入管41が溶湯導出炉39の底部近くまで貫通
しており、該溶湯導出炉39には密閉式の開閉自在な蓋
42を有する排出口43が備えられている。又、前記溶
湯導出炉39には溶湯の温度降下を防止するための加熱
装置44及び、溶湯導出炉39内を真空状態から復圧さ
せる復圧装置45を備えている。図中39aは溶湯導出
炉39を傾動させて溶湯の取出しを行う傾動装置であ
る。
れた、ホッパ38の下側にダンパ36を介して接続され
ており、更に前記溶解炉本体34の上部位置に接続した
溶湯導出口37には溶湯導出炉39を有した真空保持装
置35が設けてある。真空保持装置35は、溶湯導出口
37に気密に接続し、且つ真空発生装置40に連通した
垂直の導入管41が溶湯導出炉39の底部近くまで貫通
しており、該溶湯導出炉39には密閉式の開閉自在な蓋
42を有する排出口43が備えられている。又、前記溶
湯導出炉39には溶湯の温度降下を防止するための加熱
装置44及び、溶湯導出炉39内を真空状態から復圧さ
せる復圧装置45を備えている。図中39aは溶湯導出
炉39を傾動させて溶湯の取出しを行う傾動装置であ
る。
【0040】而して、亜鉛が分離された鉄は導出部7か
らホッパ38へと導出され、該ホッパ38から、溶湯導
出炉39の排出口43が蓋42によって閉塞され、真空
発生装置40によって真空容器2内と同じ圧力に保持さ
れた溶解炉本体34へとダンパ36を開くことによって
導出される。
らホッパ38へと導出され、該ホッパ38から、溶湯導
出炉39の排出口43が蓋42によって閉塞され、真空
発生装置40によって真空容器2内と同じ圧力に保持さ
れた溶解炉本体34へとダンパ36を開くことによって
導出される。
【0041】前記溶解炉本体34に導入された鉄は加熱
されて溶湯となり、該溶湯は溶解炉本体34から溶湯導
出口37及び導入管41を介して溶湯導出炉39へと導
出され、ダンパ36を閉じた状態において、溶湯導出炉
39の蓋42を開いて溶湯導出炉39を傾動させること
により排出口43から外部へと取り出され、再び製品原
料として使用される。よって、導出部7からの加熱され
た鉄を、冷却される前に、溶解炉8にて溶湯とするよう
にしているので、溶解炉8の熱効率が向上する。又、前
記溶湯導出炉39式の真空保持装置35に代えて、導出
部7と溶解炉本体34との間に2段ダンパ式の真空保持
装置を配設するようにしても良い。
されて溶湯となり、該溶湯は溶解炉本体34から溶湯導
出口37及び導入管41を介して溶湯導出炉39へと導
出され、ダンパ36を閉じた状態において、溶湯導出炉
39の蓋42を開いて溶湯導出炉39を傾動させること
により排出口43から外部へと取り出され、再び製品原
料として使用される。よって、導出部7からの加熱され
た鉄を、冷却される前に、溶解炉8にて溶湯とするよう
にしているので、溶解炉8の熱効率が向上する。又、前
記溶湯導出炉39式の真空保持装置35に代えて、導出
部7と溶解炉本体34との間に2段ダンパ式の真空保持
装置を配設するようにしても良い。
【0042】図7は、請求項3に記載の発明の一実施例
であり、前記図1に示した真空排気装置33に代えて、
容器2’内に充填した不活性ガスをメッキ金属回収装置
32を介して吸引し、吸引した不活性ガスを循環ダクト
53を介して前記容器2’の上流側位置の導入口に戻す
不活性ガス循環装置55を備えた構成としている。
であり、前記図1に示した真空排気装置33に代えて、
容器2’内に充填した不活性ガスをメッキ金属回収装置
32を介して吸引し、吸引した不活性ガスを循環ダクト
53を介して前記容器2’の上流側位置の導入口に戻す
不活性ガス循環装置55を備えた構成としている。
【0043】上記図7のスクラップ処理炉によると、真
空排気装置33に代えて不活性ガス循環装置55を備え
ているので、容器2’内において不活性ガスによる伝熱
が促進されるので、スクラップSを効率的に加熱するこ
とが可能となり、且つ大気圧でのスクラップSの処理も
可能となるので、真空のためのシール装置を省略するこ
ともできる。
空排気装置33に代えて不活性ガス循環装置55を備え
ているので、容器2’内において不活性ガスによる伝熱
が促進されるので、スクラップSを効率的に加熱するこ
とが可能となり、且つ大気圧でのスクラップSの処理も
可能となるので、真空のためのシール装置を省略するこ
ともできる。
【0044】図8は、請求項4に記載の発明の一実施例
であり、前記図1に示した真空排気装置33に代えて、
吸引装置56を配置し、且つ加熱体9に代えて還元性の
燃焼バーナ57(例えば不完全燃焼によって還元性雰囲
気で加熱を行なうようにしたバーナ)を容器2’内に備
えた構成としている。
であり、前記図1に示した真空排気装置33に代えて、
吸引装置56を配置し、且つ加熱体9に代えて還元性の
燃焼バーナ57(例えば不完全燃焼によって還元性雰囲
気で加熱を行なうようにしたバーナ)を容器2’内に備
えた構成としている。
【0045】図8のスクラップ処理炉によると、簡単な
構成をもつ還元性の燃焼バーナ57によってスクラップ
Sを直接効率良く加熱することができ、且つ吸引装置5
6の構成も簡略なものとすることができる。
構成をもつ還元性の燃焼バーナ57によってスクラップ
Sを直接効率良く加熱することができ、且つ吸引装置5
6の構成も簡略なものとすることができる。
【0046】尚、本発明は、上述の実施例にのみ限定さ
れるものではなく、真空容器2は傾斜させることなく炉
本体4のみを傾斜させるようにしても良いこと、その他
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ることは勿論である。
れるものではなく、真空容器2は傾斜させることなく炉
本体4のみを傾斜させるようにしても良いこと、その他
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ることは勿論である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、以下のような優れた効果を奏し得る。
よれば、以下のような優れた効果を奏し得る。
【0048】(I)スクラップが真空状態で撹拌されつ
つ、全体が均一に加熱されるので、メッキ金属とスクラ
ップ基材とを完全に分離することができるので、スクラ
ップからメッキ金属を効率良く除去し得ると共に、良質
なスクラップ基材を再生することができる。
つ、全体が均一に加熱されるので、メッキ金属とスクラ
ップ基材とを完全に分離することができるので、スクラ
ップからメッキ金属を効率良く除去し得ると共に、良質
なスクラップ基材を再生することができる。
【0049】(II)加熱体の輻射熱によってスクラッ
プを加熱するようにしているので、メッキ金属を酸化す
ることなく単体の状態で回収することができ、公害処理
設備を設ける必要がなくなると共に、メッキ金属を効率
よく回収して再生原料として用いることができる。
プを加熱するようにしているので、メッキ金属を酸化す
ることなく単体の状態で回収することができ、公害処理
設備を設ける必要がなくなると共に、メッキ金属を効率
よく回収して再生原料として用いることができる。
【0050】(III)加熱体の輻射熱によってスクラ
ップを加熱するようにしているので、加熱装置の製造コ
ストを低減することができる。
ップを加熱するようにしているので、加熱装置の製造コ
ストを低減することができる。
【0051】(IV)スクラップが真空状態で撹拌され
つつ、全体が均一に加熱されるので、加熱体による加熱
温度を低く抑えることができ、加熱に要する運転費を低
減することができる。
つつ、全体が均一に加熱されるので、加熱体による加熱
温度を低く抑えることができ、加熱に要する運転費を低
減することができる。
【0052】請求項2の発明によれば、導出部からの加
熱されたスクラップ基材を溶解炉によってすぐに溶湯と
するようにしているので、溶解炉の熱効率を向上するこ
とができる。
熱されたスクラップ基材を溶解炉によってすぐに溶湯と
するようにしているので、溶解炉の熱効率を向上するこ
とができる。
【0053】請求項3の発明によれば、真空排気装置に
代えて不活性ガス循環装置を備えているので、不活性ガ
スにより伝熱が促進されて効率的な加熱が可能となり、
且つ大気圧でのスクラップ処理も可能となる。
代えて不活性ガス循環装置を備えているので、不活性ガ
スにより伝熱が促進されて効率的な加熱が可能となり、
且つ大気圧でのスクラップ処理も可能となる。
【0054】請求項4の発明によれば、真空排気装置に
代えて吸引装置を配置し、加熱体に代えて還元性の燃焼
バーナを備えているので、簡単なバーナ及び吸引装置の
構成によって直接、効率良くスクラップを加熱すること
ができ、更に大気圧でのスクラップ処理も可能となる。
代えて吸引装置を配置し、加熱体に代えて還元性の燃焼
バーナを備えているので、簡単なバーナ及び吸引装置の
構成によって直接、効率良くスクラップを加熱すること
ができ、更に大気圧でのスクラップ処理も可能となる。
【図1】請求項1記載の発明の一実施例の概略模式図で
ある。
ある。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】加熱体の一例を示す断面図である。
【図4】加熱体の他の配設例を示す概略断面図である。
【図5】加熱体の別の配設例を示す概略断面図である。
【図6】請求項2記載の発明の一実施例の概略模式図で
ある。
ある。
【図7】請求項3記載の発明の一実施例の概略模式図で
ある。
ある。
【図8】請求項4記載の発明の一実施例の概略模式図で
ある。
ある。
1 スクラップ処理炉 2 真空容器 2’ 容器 3 開口部 4 炉本体 5 駆動装置 6 スクラップ供給装置 7 導出部 8 溶解炉 9 加熱体 10 加熱装置 32 メッキ金属回収装置 33 真空排気装置 35 真空保持装置 55 不活性ガス循環装置 56 吸引装置 57 還元性のバーナ S スクラップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮阪 清人 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)発明者 天野 孝一 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内
Claims (4)
- 【請求項1】 メッキ金属回収装置及び真空排気装置を
順次接続した真空容器と、該真空容器内に円筒形状の長
手方向略中間部の上部に前記真空容器内と連通する開口
部を有し且つ所要の傾斜角度でしかも回転可能に配設さ
れた炉本体と、該炉本体を所要の回転角で往復回動する
駆動装置と、前記炉本体の傾斜上端側に接続したスクラ
ップ供給装置と、前記炉本体の傾斜下端側に形成された
導出部と、少なくとも前記炉本体内の前記開口部から前
記炉本体内部に臨む位置に配設してスクラップの加熱を
行う加熱体とを備えてなることを特徴とするスクラップ
処理炉。 - 【請求項2】 炉本体の傾斜下端側に形成された導出部
に、真空保持装置を備えた溶解炉を接続したことを特徴
とする請求項1記載のスクラップ処理炉。 - 【請求項3】 真空排気装置に代えて不活性ガス循環装
置を備えたことを特徴とする請求項1記載のスクラップ
処理炉。 - 【請求項4】 真空排気装置に代えて吸引装置を配置
し、加熱体に代えて還元性の燃焼バーナを備えたことを
特徴とする請求項1記載のスクラップ処理炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11498593A JPH06330197A (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | スクラップ処理炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11498593A JPH06330197A (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | スクラップ処理炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06330197A true JPH06330197A (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=14651498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11498593A Pending JPH06330197A (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | スクラップ処理炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06330197A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100722416B1 (ko) * | 2005-11-08 | 2007-05-29 | 이군희 | 주석 및 주석합금 정제장치 및 그 정제방법 |
| WO2018110797A1 (ko) * | 2016-12-16 | 2018-06-21 | 주식회사 포스코 | 원료 공급장치 및 공급방법 |
| JP2022520114A (ja) * | 2019-02-15 | 2022-03-28 | パイロテック インコーポレイテッド | 溶融金属濾過箱加熱装置 |
-
1993
- 1993-05-17 JP JP11498593A patent/JPH06330197A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100722416B1 (ko) * | 2005-11-08 | 2007-05-29 | 이군희 | 주석 및 주석합금 정제장치 및 그 정제방법 |
| WO2018110797A1 (ko) * | 2016-12-16 | 2018-06-21 | 주식회사 포스코 | 원료 공급장치 및 공급방법 |
| CN110177986A (zh) * | 2016-12-16 | 2019-08-27 | 株式会社Posco | 用于供给原料的装置及方法 |
| US11167347B2 (en) | 2016-12-16 | 2021-11-09 | Posco | Apparatus and method for feeding material |
| JP2022520114A (ja) * | 2019-02-15 | 2022-03-28 | パイロテック インコーポレイテッド | 溶融金属濾過箱加熱装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0168788B1 (en) | Continuous type atmosphere heat treating furnace | |
| RU2086869C1 (ru) | Способ непрерывного предварительного нагрева шихтовых материалов для сталеплавильной печи и установка для его осуществления | |
| CN1140490A (zh) | 无氧化加热方法及装置 | |
| JP7174652B2 (ja) | 廃リチウムイオン電池の処理装置 | |
| JP2002241850A (ja) | ロータリーキルンを用いた亜鉛含有酸化鉄の脱亜鉛方法 | |
| JPH06330197A (ja) | スクラップ処理炉 | |
| US6221123B1 (en) | Process and apparatus for melting metal | |
| EP0894151B1 (en) | Recovery of metal from dross | |
| US4014681A (en) | Vehicle recycling process | |
| JP7174653B2 (ja) | 銅含有廃棄物からの銅回収装置 | |
| CN106500113A (zh) | 一种处理轻质废旧印刷电路板的装置和方法 | |
| US4697792A (en) | Melting furnace | |
| JPH06207229A (ja) | 鉄スクラップ処理炉 | |
| US20240035114A1 (en) | Zinc recovery method | |
| CN106148703B (zh) | 一种金属固体废料回收处理设备 | |
| CN112301221B (zh) | 回转式还原电炉及还原冶炼方法 | |
| JP2005009803A (ja) | メタル処理装置 | |
| CN223176141U (zh) | 一种炼钢电弧炉 | |
| JPH07188788A (ja) | メッキ材処理装置 | |
| JPH1096033A (ja) | 酸化物を含んだ廃棄物の真空処理装置 | |
| CN206269148U (zh) | 一种处理轻质废旧印刷电路板的装置 | |
| JPH07188790A (ja) | メッキ材処理装置 | |
| JP3680127B2 (ja) | 熱処理装置 | |
| JP3752407B2 (ja) | 大型廃棄物用乾留炉 | |
| JP2001334241A (ja) | 熱分解ドラム |