JPH0633065U - 極間式磁気探傷装置 - Google Patents
極間式磁気探傷装置Info
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- JPH0633065U JPH0633065U JP7584292U JP7584292U JPH0633065U JP H0633065 U JPH0633065 U JP H0633065U JP 7584292 U JP7584292 U JP 7584292U JP 7584292 U JP7584292 U JP 7584292U JP H0633065 U JPH0633065 U JP H0633065U
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被検査物に入る磁束密度を減少させず、検査
能率を向上する。 【構成】 通電されることにより溶接構造物1を磁化す
るN1 、N2 、S1 、S2 から成る4極磁化器2と、磁
化器2を支持するスプリング3と、キャスタ4を備えス
プリング3を介して磁化器2を支持する移動台車5と、
を有する。磁化器2は、コの字型の鉄心2aの下部の鉄
心2bにコイルを巻き付けた構造で、電源オフ時には表
面1aとの間で2〜3mmの間隙を生ずる。電源が供給
されると、磁力により、鉄心2aが表面1aに吸着され
てこれに密着する。 【効果】 検査時に磁極と被検査体とを密着させること
により、磁束密度の減少を防止し、検査範囲の拡大によ
る検査能力の向上を図ることができる。
能率を向上する。 【構成】 通電されることにより溶接構造物1を磁化す
るN1 、N2 、S1 、S2 から成る4極磁化器2と、磁
化器2を支持するスプリング3と、キャスタ4を備えス
プリング3を介して磁化器2を支持する移動台車5と、
を有する。磁化器2は、コの字型の鉄心2aの下部の鉄
心2bにコイルを巻き付けた構造で、電源オフ時には表
面1aとの間で2〜3mmの間隙を生ずる。電源が供給
されると、磁力により、鉄心2aが表面1aに吸着され
てこれに密着する。 【効果】 検査時に磁極と被検査体とを密着させること
により、磁束密度の減少を防止し、検査範囲の拡大によ
る検査能力の向上を図ることができる。
Description
【0001】
本体考案は、溶接鋼構造物等の磁性体の非破壊検査に用いられる極間式磁気探 傷装置に関する。
【0002】
磁粉探傷検査等を行うための極間式磁気探傷装置は、鋼構造物の溶接部分等の 被検査部分を跨いで装置の磁極を対向させ、被検査部分を磁化すると共にその部 分に液状等の磁粉を散布することにより、磁粉の集積から構造物の欠陥の有無を 検査しようとするものである。このような極間式磁気探傷装置は、検査位置では 検査のため停止され、検査が終了すると次の検査位置に移動され、移動と停止と を繰り返しつつ使用されるため、移動/停止が容易な構造になっている。このた め従来から、移動機構として磁極の先端部に固定キャスターが取り付けられてい た。
【0003】 しかしながら、このような従来の移動機構では、移動可能にするために磁極の 先端からキャスターが或る程度突出している必要があること、及び、被検査物の 表面が平坦面でない場合があることから、磁極と被検査物表面との間に通常2m m以上の間隙が設けられていた。このため、材料の被検査部分に入り込む磁束密 度が大幅に減少するという結果になっていた。例えば、磁極と試験体との間隙が 2mmあれば、両者が密着している場合に較べて、磁束密度は20%以下になる 。その結果、検査可能な範囲等の装置の検査能力が低下し、検査効率が悪いとい う問題があった。一方、このような磁束密度の低下を考慮して磁極の容量を大き くすれば、装置の価額が大幅に上昇すると共に、全体の重量が重くなって操作性 が悪くなる。
【0004】
本考案は従来技術に於ける上記問題を解決し、磁束密度が低下せず、検査効率 のよい極間式磁気探傷装置を提供することを課題とする。
【0005】
本考案は上記課題を解決するために、極間式磁気探傷装置は、通電されること により被検査物を磁化するN極とS極とから成る少なくとも一対の磁極と、前記 磁極を支持する伸縮自在な伸縮部材と、前記被検査物の表面を転がる回転体を備 え通電停止時において前記被検査物の表面から間隙を隔てて前記伸縮部材を介し て前記磁極を支持する構造体とを有し、前記間隙は通電時に前記磁極が前記被検 査物に吸着される間隙であることを特徴とする。
【0006】
本考案によれば、磁極を伸縮部材により支持するので、磁極は伸縮方向に可動 になっている。そして、通電停止時には、磁極は伸縮部材を介して被検査物との 間で間隙を隔てて構造体により支持され、且つ構造体が被検査物の表面を転がる 回転体を備えているので、磁極は被検査物上において容易に移動される。一方、 磁極は通電されると磁石になり、被検査物を磁化すると共に、磁極と被検査物と の間に磁気吸引力が発生する。そして通電時には、磁極と被検査物との間隙が、 被検査物に磁極が吸着され得る間隙になっているので、被検査物を磁気探傷する ために通電すると、磁極と被検査物とが必然的に磁力により密着する。その結果 、磁束密度が減少することなく被検査物が磁化されることになる。即ち、本考案 によれば、移動の容易さと検査時における磁束の高密度化とが共に満足され、検 査能率が向上する。
【0007】
図1、図2及び図3は、実施例の極間式磁気探傷装置の構造を示し、それぞれ 正面図、平面図及び側面図である。 本極間式磁気探傷装置は、通電されることにより被検査物である例えば溶接構 造物1を磁化するN極とS極とから成る少なくとも一対の磁極としてのN1 、N 2 、S1 、S2 から成る4極磁化器2と、磁化器2を支持する伸縮自在な伸縮部 材の一例であるスプリング3と、溶接構造物1の表面1a上を転がる回転体とし てのキャスタ4を備え通電停止時において表面1aから間隙δを隔ててスプリン グ3を介して磁化器2を支持する構造体としての移動台車5とを有する。
【0008】 磁化器2は、本実施例では、コの字型の鉄心2aの下部に4本の鉄心2bを吊 り下げ、この鉄心2bにコイルを巻き付けた構造とし、N1 、N2 、S1 、S2 の4極で構成されている。鉄心2bは、断面寸法が25mm×25mmで、その 間隙は、NーS間が140mmで、NーN間が100mmである。そして、磁化 器2に交流電源を入力することにより、長径100mm×短径65mmの楕円の 範囲を確実に検査することができる。
【0009】 スプリング3は移動台車5からフランジ6を介して吊り下げられたボルト7内 に介装され、その下端側がナット8で支持されると共に、その上端側が鉄心2a を支持するコの字型の部材9の突出部9aに圧接することにより、移動台車5で 磁化器2を弾性支持している。この支持点は3点である。そして、磁化器2に電 源が供給されていない状態では、鉄心2bの先端と溶接構造物1の表面1aとの 間には、間隙δがある。この間隙δは、溶接構造物1等の被検査物表面が局部的 に平坦面でない場合にも、磁化器2が溶接構造物1等に当たることなく移動でき る寸法であればよく、通常2〜3mmである。又、この程度の間隙であれば、磁 化器2に電源が供給されたときに、磁化器2が電磁石になり、溶接構造物1との 間に生ずる磁力により、鉄心2bを溶接構造物1の表面1aに吸着させて密着さ せることができる。
【0010】 移動台車5は、ベース板5aと脚柱5bとにより主要部が構成され、脚柱5b の下端にはキャスタ4が取り付けられている。キャスタ4は、360°回転する 自在キャスタである。又、移動台車5には、把手10が取り付けられている。こ のような構造により、移動台車5は、通電停止時に任意の方向に移動可能である 。その結果、従来の固定キャスタに較べて装置の移動が容易になり、この点でも 従来のものより検査能率が向上されている。移動台車5には、更に、磁化電源中 継ボックス11が配設されている。そして、これに装着されたスイッチ11aに より、磁化電源をオン/オフすることができる。
【0011】 このような構造により、本極間式磁気探傷装置は次のように用いられる。 例えば溶接構造物1の溶接部等、被検査物の検査対象部をN極とS極とが跨ぐ ようにして本装置を設定し、磁化電源中継ボックス11の電源をオンにして磁化 器2に通電すると共に、湿式蛍光磁粉から成る検査液を検査対象部に散布する。 この通電により、磁化器2は、磁力で溶接構造物1に密着し、溶接構造物1の表 面及び表面から一定の深さの所まで一定の面積範囲で溶接構造物1を磁化する。 その結果、溶接構造物1の検査対象範囲内に何らかの欠陥があれば、欠陥部で磁 力線が遮断されて磁束が漏洩し、磁粉が動いて欠陥部に集まることより、そのよ うな欠陥が検出される。なお本実施例では、磁極の組み合わせをN1 ーS1 とN 2 ーS2 とし、これらに供給する電源を順次切り換えているので、360°の方 向の全ての欠陥を検出することができる。
【0012】 この場合、磁化器2が溶接構造物1に密着しているので、溶接構造物1内に入 り込む磁束密度が減少することが無いため、検査精度が良くなり検査範囲を広く とることができる。例えば、磁極にキャスタを取り付け検査面と2mm程度の間 隙を設けた従来の装置では、交流220Vの電源で検査可能範囲の限界が60m m×60mmであったのに対し、実施例の装置では、同じ大きさの磁極で、電源 電圧を160Vにしても検査可能範囲は100mm×65mm以上になることが 実験により確認できた。
【0013】 次に、一定範囲の検査を終了すると、磁化器2への供給電源をオフにする。こ れにより、磁化器2と溶接構造物1との間の磁力が消失し、スプリング3の弾揆 力により磁化器2が溶接構造物1の表面1aから引上げられて離され、その間に 2〜3mmの間隙が生ずる。この間隙により、把手10を持って装置を容易に移 動させることができる。そして装置を次の検査領域まで移動すると、そこで停止 させ、再び電源をオンにして溶接構造物1に磁化器2を密着させ、同様の方法で 検査を行う。このような検査/移動を繰り返して、検査対象の全範囲の磁粉探傷 検査を行う。
【0014】 以上のような検査方法によれば、溶接構造物1と磁化器2とが密着するため検 査範囲が広くなること、及び、移動時に十分間隙があり移動が容易なこと等によ り、検査能率が大幅に向上する。そして、従来では2人の検査員が1組になって 検査を実施していたが、本実施例の装置では、1人での検査が可能になった。
【0015】 なお以上では、人が極間式磁気探傷装置を操作・移動させる場合について説明 したが、本考案は、装置の操作や移動を自動化するような場合にも適用すること ができる。
【0016】
以上の如く本考案によれば、磁束密度の低下を防止し、検査範囲の拡大による 検査能力の向上を図ることができる。特に、磁化器が強力且つ多極になり大型化 した装置では、全体重量の軽減や装置及び検査コストの低減にも大きな効果を生 ずる。
【図1】実施例の極間式磁気探傷装置の正面図である。
【図2】上記装置の平面図である。
【図3】上記装置の側面図である。
2 磁化器(磁極) 3 スプリング(伸縮部材) 4 キャスタ(回転体) 5 移動台車(構造体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岸峰 隆万 香川県坂出市川崎町1番地 川重検査サー ビス株式会社坂出事業所内 (72)考案者 宮川 重信 香川県坂出市川崎町1番地 川重検査サー ビス株式会社坂出事業所内
Claims (1)
- 【請求項1】 通電されることにより被検査物を磁化す
るN極とS極とから成る少なくとも一対の磁極と、前記
磁極を支持する伸縮自在な伸縮部材と、前記被検査物の
表面を転がる回転体を備え通電停止時において前記被検
査物の表面から間隙を隔てて前記伸縮部材を介して前記
磁極を支持する構造体とを有し、前記間隙は通電時に前
記磁極が前記被検査物に吸着される間隙であることを特
徴とする極間式磁気探傷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992075842U JP2524758Y2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 極間式磁気探傷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992075842U JP2524758Y2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 極間式磁気探傷装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0633065U true JPH0633065U (ja) | 1994-04-28 |
| JP2524758Y2 JP2524758Y2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=13587865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992075842U Expired - Lifetime JP2524758Y2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 極間式磁気探傷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2524758Y2 (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59170263U (ja) * | 1983-04-28 | 1984-11-14 | 石川島播磨重工業株式会社 | 磁気探傷装置 |
| JPS63218854A (ja) * | 1987-03-09 | 1988-09-12 | Babcock Hitachi Kk | 磁粉探傷装置 |
| JPS63195253U (ja) * | 1987-06-02 | 1988-12-15 | ||
| JPH01316655A (ja) * | 1988-06-16 | 1989-12-21 | Nippon Hihakai Keisoku Kenkyusho:Kk | 渦流探傷装置 |
| JPH0499065U (ja) * | 1991-01-29 | 1992-08-27 |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP1992075842U patent/JP2524758Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59170263U (ja) * | 1983-04-28 | 1984-11-14 | 石川島播磨重工業株式会社 | 磁気探傷装置 |
| JPS63218854A (ja) * | 1987-03-09 | 1988-09-12 | Babcock Hitachi Kk | 磁粉探傷装置 |
| JPS63195253U (ja) * | 1987-06-02 | 1988-12-15 | ||
| JPH01316655A (ja) * | 1988-06-16 | 1989-12-21 | Nippon Hihakai Keisoku Kenkyusho:Kk | 渦流探傷装置 |
| JPH0499065U (ja) * | 1991-01-29 | 1992-08-27 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2524758Y2 (ja) | 1997-02-05 |
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