JPH0633141Y2 - 昇塔柱防止装置 - Google Patents

昇塔柱防止装置

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JPH0633141Y2
JPH0633141Y2 JP9979987U JP9979987U JPH0633141Y2 JP H0633141 Y2 JPH0633141 Y2 JP H0633141Y2 JP 9979987 U JP9979987 U JP 9979987U JP 9979987 U JP9979987 U JP 9979987U JP H0633141 Y2 JPH0633141 Y2 JP H0633141Y2
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光信 忍足
健一郎 佐川
幹四郎 平戸
喬 山崎
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、塔柱の所定高さ位置に設置されて、これより
上方に関係者以外の者が昇塔柱するのを防止し、かつ同
時に蛇や鼠等の小動物についてもこれらが昇塔柱するの
を防止し得る新規な昇塔柱防止装置の提案に関する。
[従来の技術] 鋼管、鋼材等よりなる塔柱の昇降通路途中の所定高さ位
置(例えば2.5〜3m程度)に、柱体と直交して方形
円形又は多角形の枠体を張出して設置し、昇降通路に対
応する部分は開閉自在に構成する一方、通常はこれを施
錠しておき、関係者以外の者が昇塔柱するのを物理的に
阻止する昇塔柱防止装置が従来から提案されている(例
えば、実公昭48−10316)。
一方、蛇、鼠、イタチ等の小動物についても、該小動物
が昇塔柱して例えば感電し、これが原因となって停電事
故を惹起する等の不都合が散見せられ、これが対策とし
て、錐形状の筒体よりなる昇塔柱防止装置を適宜箇所に
設置する提案がなされてきた。
[考案が解決しようとする問題点] 然しながら、これらの提案によれば、人間の昇塔柱防止
と、小動物の昇塔柱防止の個々の目的達成のために設置
がなされるが為、例えば前者の昇塔柱防止設置のみを設
置した場合には、小動物の昇塔柱に対しては全く無防備
状態であって甚だ不十分である。
従って上記双方の目的を同時に達成せんとするには、箇
々の昇塔柱防止装置を2段重ねに設置せねばならず、不
経済であり、かつ、塔柱への強度的負担もかたくない。
本考案は斯かる実情に鑑みてなされたものであって、柱
体と直交して枠体を張出して設置する昇塔柱防止装置の
改良に係り、人間及び小動物の昇塔柱防止を同時に為し
得るものを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案は、塔柱の所定高さ位
置において柱体に対し直交して張出する枠体を有し、該
枠体にはアルミ被鋼線を所定間隔以下に縦横に織込んで
なる網体が全面若しくはそれ以上に張設されて枠面をな
し、該枠面の外縁端は柱体その他の塔柱構成部材から所
定長離隔させ、上記枠面と柱体その他の塔柱構成部材と
の会合部位においてその間隙を所定以下に保持せしめ、
かつ、上記柱体に設けられる昇降通路に対応する上記枠
面は開閉自在に構成されてなることを特徴とする昇塔柱
防止装置をその要旨とする。
[作用] 枠体にはアミル被鋼線を所定間隔以下に縦横に織込んで
なる網体が全面若しくはそれ以上に張設されて枠面をな
しているから、従来は枠体内を潜り抜け可能であった小
動物の昇塔柱を完全に阻止可能であり、枠面の外縁端は
柱体その他の塔柱構成部材から所定長隔離されることに
より、これら柱体等を登攀してきた小動物が枠面を回り
込んで昇塔柱することもない。
又、枠面を柱体等との会合部位においてその間隙を所定
以下に保持せしめるから、会合部位における隙間を潜り
抜けることがない。
アルミ被鋼線は、軽量かつ高強度そして耐食性に優れる
等の特徴を有することから、これで構成された網体が組
合せられた昇塔柱防止装置は、不経済性、塔柱への負担
増を招くことなく人間及び小動物両者の昇塔柱を同時に
阻止できるものである。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を詳細に述べる。第9図におい
てPは本考案に係る昇塔柱防止装置を示し、昇塔柱防止
装置Pは塔柱Tの所定高さ位置において柱体1と直交し
て、張出して設置されている。2は柱体1に沿設された
ガイドレール、3は柱体1を補強するための斜材であっ
て、共に昇塔柱防止装置Pを会合貫通している。
第1図は、昇塔柱防止装置4の平面図を示し、11はア
ングル状の柱体1に三角ボルト14で固着された支柱材
であり、該支柱材11にはこれより若干短尺の支持部材
122が横材121により平行に連結されて足の不揃い
な梯子状の枠体12を構成している。
一方、2個の足場状の枠体10a、10bは、中央部材
101a、101bが夫々支柱材11にヒンジ部13に
より回動自在に支持されて、第7図に示す如くハの字状
に開放可能に形成されており、ここに昇降通路が確保可
能になっている。枠体10a、10bの先端部102
a、102bは閉合時にその側面が互いに重合する様に
形成されており、通常はここを鍵ボルト(図示せず)で
施錠することにより開放不能としておく。
上記の様に組合せられた枠体12、10a及び10bに
は、第2図に示す形状の網体20が全面若しくはそれ以
上に張設されてダイヤモンド状の枠体30を形成する。
即ち枠体12には略ホームベース状の網片204a及び
204b、並びにダイヤモンド状の網片201及び三角
状の網片202が、枠体10a、10bには夫々足場状
の網片203a、203bが夫々所定箇所をボルト締め
されて張設されるものである。これにより、蛇、鼠等の
小動物が昇塔柱するのを有効に排除可能とした。
第5図及び第6図に、A−A断面及びB−B断面におけ
る網体20の張設状況を示す。第5図のとおり、支持部
材122には網片204a及び204bがパイプカラー
15を介してボルト16により固定支持される。網片2
04a、204bが支持部材122より浮かせて固定支
持されているのには理由がある。第6図に示す通り、網
片203aは回動自在な枠体10aに直接ボルトにて固
定支持されているが、この枠体10aが回動した場合に
その一部が支持部材122及び横材121と網片204
との間にうまく収容されるようにするため、パイプカラ
ー15で間隙を確保しているのである。
網体20はアルミ被鋼線を所定間隔以下に縦横に織込ん
で形成される。アルミ被鋼線21は第3図(a)に示す
如く、鋼素線22の外周にアルミニウムの被覆23を設
けてなる高抗張力の素線であり、軽量かつ高強度そして
耐食性に優れる等の特徴を有する。このアルミ被鋼線2
1を同図(b)の様にして縦横に織込み、同図(c)に
示す平織の網体20を形成する。
網体20を形成するアルミ被鋼線21の素線径d及び素
線間隔Dは種々の要素を加味して設定されるものである
が、概ね d=φ1.6〜2.0m/m D=5.0〜10.0m/m の範囲内であれば、昇塔柱して障害を与えるおそれがあ
る小動物の潜り抜けを阻止し得、かつ外力により間隔D
が拡張してしまうこともない。
さて、枠体12、10a及び10bに網体20を張設し
て枠面30を形成するに際し特に注意しなければならな
い点がいくつかある。まず第一点は、枠面30と柱体1
及びガイドレール2、並びに斜材3との会合部位におけ
るこれらの相互の間隔についてである。第1図より明ら
かなように、柱体1、ガイドレール2、斜材3は網体2
0を貫通しているわであるが、網体20を適宜加工して
これら柱体1等との間隔を前記間隔Dと同程度に保持し
ておく。小動物がここを潜り抜けできないようにするた
めである。網体20を第2図の様な網片201、202
等で構成しているのも、この点を考慮した結果である。
もっとも、第2図は網体20の一例にすぎず、本考案が
この形状に限定されることがないことは言うを持たな
い。
次に注意すべき第二点は枠面30の外縁端から柱体1等
までの離隔距離についてである。そこで第4図の側面図
に示すようにガイドレール2から外縁端での距離L
び斜材3から外縁端までの距離Lについて検討する必
要がある。
実験によれば、例えば蛇が斜材3を這い上がってきた場
合、蛇は鎌首を持ち上げて枠面30の外縁端に頭を掛け
ようとするが、この鎌首を持ち上げうる長さよりL
が短いと蛇が枠面30上によじ登ってしまうことが
わかった。従って蛇の昇塔柱を防止するにはL及びL
を蛇が鎌首を持ち上げうる長さより大きく設定して所
定の離隔距離を確保する。
第8図は本考案の他の実施例の平面図を示し、第1図と
同一の部分には同一の符号を用いる。第1図との相違点
は梯子状の枠体12に対し、足場状の枠体10a、10
bは固定支持されており、かつ枠体10a、10bの当
接方向にハネ上げ式に解放可能な扉状の枠体10a′、
10b′が連結杆17により回動可能に設けられている
ことである。従ってこの場合には、網体20は第2図に
示される網片203a、203bが枠体10a、10
a′及び10b、10b′に適合するよう細分される。
以上説明した実施例には共に枠体に網体を張設してダイ
ヤモンド状の枠面を形成したが、枠面の形状はこれに限
定する必要はなく、要は枠面の外縁端が柱体等から所定
長離隔されていればよいのであって、例えば四角形の枠
面とすることもできる。この場合枠体は何ら変更を加え
ずとも張設される網体のみ設計変更するだけで適用可能
である。アルミ被鋼線よりなる網体は高強度ゆえ、枠体
から少々はみ出してもこれがたれ下がる心配もないから
である。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、一つの昇塔柱防
止装置によって人間及び小動物両者の昇塔柱を同時に阻
止し得、従来の2段重ねによる不経済性、塔柱への負担
増の問題を悉く解決できたものであり、山間部等へ配設
される等柱に対し人手を煩わせることなく設置可能なこ
とから、その利用意義は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の平面図、第2図は網体の
構成例を示す平面図、第3図はアルミ被鋼線よりなる網
体に関し、(a)はアルミ被鋼線の横断面図、(b)は
アルミ被鋼線の織込み状況を示す横断面図、(c)は網
体の平面図、第4図は本考案の一実施例の側面図、第5
図は第1図A−Aにおける断面図、第6図は第1図B−
Bにおける断面図、第7図は枠面開閉状況を示す説明
図、第8図は本考案の他の実施例を示す平面図、第9図
は塔柱への取付け状況を示す見取図である。 T:塔柱、 P:昇塔柱防止装置、 1:柱体、 2:ガイドレール、 3:斜材、 10a,10b,10a′,10b′12:枠体、 13:ヒンジ部、 15:パイプカラー、 17:連結材、 20:網体、 21:アルミ被鋼線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐川 健一郎 茨城県日立市川尻町1500番地 日立電線株 式会社豊浦工場内 (72)考案者 平戸 幹四郎 茨城県日立市川尻町1500番地 日立電線株 式会社豊浦工場内 (72)考案者 山崎 喬 茨城県日立市川尻町1500番地 日立電線株 式会社豊浦工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】塔柱の所定高さ位置において柱体に対し直
    交して張出する枠体を有し、該枠体にはアルミ被鋼線を
    所定間隔以下に縦横に織込んでなる網体が全面若しくは
    それ以上に張設されて枠面をなし、該枠面の外縁端は柱
    体その他の塔柱構成部材から所定長離隔させ、上記枠面
    と柱体その他の塔柱構成部材との会合部位においてその
    間隙を所定以下に保持せしめ、かつ上記柱体に設けられ
    る昇降通路に対応する上記枠面は開閉自在に構成されて
    なることを特徴とする昇塔柱防止装置。
JP9979987U 1987-06-29 1987-06-29 昇塔柱防止装置 Expired - Lifetime JPH0633141Y2 (ja)

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JPS644770U JPS644770U (ja) 1989-01-12
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