JPH063314U - 医療用尿バッグ - Google Patents
医療用尿バッグInfo
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- JPH063314U JPH063314U JP4239792U JP4239792U JPH063314U JP H063314 U JPH063314 U JP H063314U JP 4239792 U JP4239792 U JP 4239792U JP 4239792 U JP4239792 U JP 4239792U JP H063314 U JPH063314 U JP H063314U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】所定量の尿を貯留でき低床化ベッドに使用して
も底部が床に接触せず、尿の重量により袋状体が撓みに
くい、安価で携帯容易な尿バッグを提供する。 【構成】尿バッグ1は塩化ビニル製シート2が貼合され
た袋状体3と、支持部4とを有する。横長形状の袋状体
3上部に導入管5が設けられ、下部から横方向に突出し
折畳み自在で袋状体3に連通する突出部6に排出管7
が、袋状体3と垂直かつ水平に設けられている。排出管
7はクランプ8により開閉自在で、尿貯留中は閉鎖状態
で先端部7aがポケット9に挿入されている。支持部4
は略直線状で棒状の梁材10が袋状体3の上縁の全長に
亘りその上縁に沿い底辺と平行に、シート2により貼合
されて袋状体3と一体的に形成されている。梁材10は
断面円形の中空パイプ状で、貯留された尿の重量に抗し
て形状を維持できる剛性を有する。梁材10の中央部の
直下に袋状体3に開口する携帯用孔部12を有する。
も底部が床に接触せず、尿の重量により袋状体が撓みに
くい、安価で携帯容易な尿バッグを提供する。 【構成】尿バッグ1は塩化ビニル製シート2が貼合され
た袋状体3と、支持部4とを有する。横長形状の袋状体
3上部に導入管5が設けられ、下部から横方向に突出し
折畳み自在で袋状体3に連通する突出部6に排出管7
が、袋状体3と垂直かつ水平に設けられている。排出管
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て形状を維持できる剛性を有する。梁材10の中央部の
直下に袋状体3に開口する携帯用孔部12を有する。
Description
【0001】
本考案は、医療施設内等で患者の尿を貯留するために使用される医療用尿バッ グに関するものである。
【0002】
医療施設内では、自己排尿機能が低下した患者あるいは手術後の患者の排尿及 び採尿のために尿バッグが使用されている。このような尿バッグは、使い捨てを 原則として予め滅菌されて1個ずつ密封されており、再使用されることは殆ど無 いので、できるだけ安価な材料で構成されることが好ましい。
【0003】 図3は従来の尿バッグの一例を示す斜視図である。図3に示す尿バッグ31は 軟質の塩化ビニル製シート2が貼合された患者の尿を貯留するための密封された 袋状体3と、袋状体3の上部に塩化ビニル製シート2に貼合されて袋状体3と一 体的に設けられた支持部4とを有する。
【0004】 尿バッグ31は高さh1 が横幅wより長い縦長の形状を有する袋状体3の上部 に尿を導入する導入管5が設けられ、袋状体3の底部から下方向に突出する突出 部32には貯留された尿を排出する排出管7が袋状体3と平行かつ水平に設けら れている。導入管5及び排出管7は、軟質の塩化ビニル製チューブで構成されて いる。
【0005】 突出部32は塩化ビニル製シート2の袋状体3の底部に当たる部分に設けられ た舌片状の部分2aを貼合せて、袋状体3と連通するように設けられている。排 出管7はクランプ8等により開閉自在にされており、尿の貯留中はクランプ8に より閉鎖された状態で、その先端部7aが袋状体3の底部下方に付設されたポケ ット9に挿入されている。
【0006】 支持部4は圧縮紙からなり厚さ1〜2mmの薄板状の芯材33が袋状体3の上 縁の全長にわたって前記塩化ビニル製シート2に貼合されている。尿バッグ31 は前記のように使い捨てにされるので、袋状体3を塩化ビニル製シート2とし、 導入管5及び排出管7を軟質の塩化ビニル製チューブとするとともに、支持部4 を安価な圧縮紙製の芯材33で構成することによりコストの低減を図ることがで きる。
【0007】 支持部4には中央部に携帯用孔部34が設けられており、携帯用孔部34には バンド35が取着されている。また、携帯用孔部34の両側には吊設用孔部36 、36が設けられており、吊り紐37が通されている。
【0008】 支持部4は、前記携帯用孔部34及び吊設用孔部36を設け、携帯用孔部34 に手を挿入して把持するための高さを要するので、長方形状に形成されている。 従って、尿バッグ31の高さhは、袋状体3の高さh1 と支持部4の高さh2 と を合したものとなり、尿バッグ31全体が縦長の形状となっている。
【0009】 尿バッグ31は患者の排尿の用に供されるとともに、排尿量、尿の性状等を監 視するためにも用いられるので、袋状体3は通常2000〜2500ミリリット ル程度の尿を貯留できる容量に形成されている。また、排尿量の観察を容易にす るために、支持部4により袋状体3が不均一に撓んで型崩れを起こさないように 支持されるとともに、袋状体3の表面に目盛りが印刷されている。
【0010】 尿バッグ31を使用するときには、支持部4に設けられたバンド35または吊 り紐37によりベッドまたはベッド近傍に備えられた医療用スタンドに固定し、 患者の排尿器官に接続された導入管5を介して患者の尿を貯留するようになって いる。このとき、患者の尿は単に重力により袋状体3内に導入されるので、尿バ ッグ31は導入管5の取着部が患者の体より下方に位置するように固定される。
【0011】 そして、患者の尿が所定量または所定時間貯留されると、尿バッグ31は導入 管5と患者の排尿器官との接続が解除されたのち、所定の場所に運ばれ、クラン プ8により排出管7が開放されて、袋状体3内に貯留された尿が排出される。尿 バッグ31は前記尿の排出後、別途廃棄される。尿バッグ31の持ち運びは、携 帯用孔部34に手を挿入して支持部4の上部を把持することにより行われる。
【0012】 ところで、近年医療施設のベッドは低床化される傾向にあり、前記縦長形状の 尿バッグ31を使用したときには尿バッグ31の底部が病室の床に接触してしま い不衛生になる虞れがある。そこで、尿バッグ31の高さhを低減することが望 まれる。
【0013】 一方、尿バッグ31は前記したように患者よりも低い位置で使用しなければな らず、排尿量、尿の性状等を監視するためには2000〜2500ミリリットル 程度の尿を貯留できる容量が必要とされ、医療部署によってはさらに多量の貯留 が望まれることもある。従って、前記所要の容量を確保してしかも低床化された ベッドで使用したときにもその底部が病室の床に接触しないようにするために、 袋状体3の高さを低減するときには横幅wが高さh1 よりも長い横長の形状にし なければならない。
【0014】 しかしながら、尿バッグ31では支持部4の芯材33が前記薄板状の圧縮紙か らなるので、袋状体3を前記横長の形状にしたときには芯材33が横方向の荷重 に十分に耐えられず、貯留された尿の重量のために変形して袋状体3が撓んで型 崩れすることがあり、排尿量を観察しにくくなるという不都合がある。
【0015】 従来の尿バッグには、図4に示す尿バッグ41のように、支持部4が合成樹脂 の射出成形体からなる枠体42により構成されているものも知られている。尿バ ッグ41は図3に示す袋状体3と略同様の構成を有しており、高さh1 が横幅w より長い縦長の形状を有する袋状体3の上縁に尿を導入する導入管5が設けられ 、袋状体3の底部から下方向に突出する突出部32には貯留された尿を排出する 排出管7が下向きに設けられている。排出管7はクランプ8等により開閉自在に されており、尿の貯留中はクランプ8により閉鎖された状態で、図4に仮想線示 するように突出部32を折り曲げて、その先端部7aが袋状体3の底部下方に付 設されたポケット9に挿入されている。尚、図4において図3に示す尿バッグ3 1と同一の構成要素には同一の符号を付し説明を省略する。
【0016】 枠体42は厚さ1〜2mmの薄板状で略長方形状に形成されており、長方形状 の中央孔部に手を挿入して上部42aを把持し、持ち運ぶようにされている。従 って、尿バッグ41の高さhは、袋状体3の高さh1 と支持部4の高さh2 とを 合したものとなり、尿バッグ41全体が縦長の形状となっている。
【0017】 枠体42は棒状の下部42bが塩化ビニル製シート2に貼合されて、袋状体3 の上部中央に袋状体3と一体的に設けられており、前記導入管5は枠体42の側 方に取着されている。枠体42は射出成形体からなり尿バッグ31に使用されて いる芯材33に比較すると高価であるので、製品コスト低減のためにできるだけ 小型であることが好ましく、前記のように袋状体3の上部中央だけに取着される 大きさに形成されている。
【0018】 尿バッグ41では枠体42が袋状体3の上部中央に設けられているので、袋状 体3を横長の形状にしたときには、袋状体3が貯留された尿の重量のために枠体 42の左右で撓んで型崩れし、排尿量が観察しにくくなる。そこで、枠体42を 袋状体3の上縁の全長にわたって設けるならば、枠体42は合成樹脂の射出成形 体であるのである程度の剛性を有しており、さらに部分的にリブなどを設けて補 強することができるので、袋状体3を横長の形状にしても袋状体3が型崩れする ことがなくなるものと考えられる。
【0019】 しかしながら、射出成形体は大型になるほど金型が高価であり、リブなどを設 けて複雑な形状にするとさらに金型が高価になるので、尿バッグ41の製品コス トの上昇が避けられないとの不都合がある。
【0020】 また、前記尿バッグ31では芯材33が、尿バッグ41では枠体42が共に厚 さ1〜2mm程度の薄板状に形成されている。このため、いずれの尿バッグにお いても排出のために持ち運びする際に手に掛かる重量が大きくなり、持ち運びし にくいとの不都合がある。
【0021】 さらに、前記尿バッグ31及び尿バッグ41では、いずれも排出管7が袋状体 3の底部から下方に突出する突出部32に取着されている。突出部32を前記の ように設けると、尿バッグ31のように尿を貯留する際に突出部32を折り曲げ たとしても尿が該突出部32から貯留され、その分だけ袋状体3に掛かる重量が 不均一になる。このため、袋状体3が突出部32が形成されている側に撓んで皺 ができ目盛りが読みにくくなるという不都合がある。
【0022】
本考案は、かかる不都合を解消して、所定の容量の尿を貯留できて低床化され たベッドに使用しても底部が床に接触することがないと共に、貯留された尿の重 量により袋状体が撓みにくく、安価な尿バッグを提供することを目的とする。ま た、本考案は持ち運び容易な尿バッグを提供することをも目的とする。
【0023】
かかる目的を達成するために、本考案の尿バッグは、合成樹脂シート製の尿を 貯留するための密封された袋状体と、該袋状体の上部に設けられた支持部と、該 袋状体の上部に設けられ尿を導入する導入管と、該袋状体の底部に開閉自在に設 けられ貯留された尿を排出する排出管とを有する医療用尿バッグにおいて、前記 袋状体は幅が高さよりも長い横長形状であり、前記支持部は略直線状の棒状で該 袋状体に貯留された尿の重量に抗して形状を維持できる剛性を有する梁材が該袋 状体の上縁に沿って中央から左右均等な長さで該袋状体の底辺と平行に且つ該袋 状体と一体的に設けられ、該梁材の中央部の直下の位置に袋状体に開口する携帯 用孔部が設けられていることを特徴とする。
【0024】 本考案の尿バッグにおいて、前記梁材は断面形状の上下に曲線部を有する中空 体であることを特徴とする。このような梁材として、例えば、硬質塩化ビニルの 押出し成形品からなる断面円形の中空パイプを挙げることができる。
【0025】 また、本考案の尿バッグにおいて、前記袋状体はその下部から横方向に突出し 折り畳み自在であって前記袋状体と連通する突出部が設けられ、前記排出管は該 突出部に袋状体と垂直かつ水平になるように取着されていることを特徴とする。
【0026】
本考案の尿バッグによれば、前記支持部が前記袋状体の上縁に沿って中央から 左右均等な長さで前記袋状体と一体的に設けられている梁材からなるので、前記 袋状体に貯留された尿の重量が前記梁材の左右に均等に掛かる。しかも、前記梁 材は前記尿の重量に抗して形状を維持できる剛性を有し、前記袋状体の底辺と平 行に設けられているので、前記袋状体を幅が高さよりも長い横長形状としても、 前記袋状体が変形して型崩れすることがない。
【0027】 また、前記梁材は略直線状の棒状であって前記袋状体の上縁に沿って設けられ ており、前記梁材の中央部の直下の位置に袋状体に開口する携帯用孔部が設けら れているので、前記梁材を特に把持に適する形状にしなくても前記携帯用孔部に 手を挿入すれば前記梁材を把持して持ち運びでき、支持部の上下幅が低減される 。
【0028】 従って、本考案によれば、所定の容量の尿を貯留できるとともに全体の高さが 低減されていて、低床化されたベッドに使用しても底部が床に接触することがな く、貯留された尿の重量のために袋状体が型崩れすることのない尿バッグが得ら れる。また、前記梁材は前記のような単純な形状とすることにより、安価な材料 を利用することができるので、製品コストが低減される。
【0029】 前記梁材は、断面形状の上下に曲線部を有する中空体からなるので、該梁材を 把持すると前記断面形状の曲線部が手に馴染み、貯留された尿の重量が手の比較 的広い範囲に掛かるようになるので、前記尿バッグの持ち運びが容易になる。前 記梁材は、前記形状とすることにより硬質塩化ビニルの押出し成形品からなる断 面円形の中空パイプ等の安価な材料が利用でき、その中空部を吊り紐を通すため に利用できる。
【0030】 さらに、本考案の尿バッグによれば、前記排出管は前記突出部に袋状体と垂直 かつ水平になるように設けられているので、尿を貯留する際に前記排出管を閉じ て前記ポケットに挿入すると、前記突出部が前記袋状体の側端縁に沿って略直角 に折り畳まれた状態となり、前記突出部に尿が貯留されにくくなる。従って、尿 が前記突出部を除く袋状体本体に略左右均等に貯留され、尿の重量が前記梁材の 左右に均等に掛かるようになる。
【0031】 前記突出部は前記袋状体と連通しているので、前記排出管を前記ポケットから 出して開放すると、前記袋状体に貯留された尿が前記突出部を介して前記排出管 に流入し、排出される。
【0032】 また、前記突出部は前記袋状体の下部から横方向に突出するように形成するこ とにより、下方向に突出するように形成する場合に比較して袋状体の高さが低減 される。
【0033】
次に、添付の図面を参照しながら本考案の医療用尿バッグについてさらに詳し く説明する。図1は本考案に係わる医療用尿バッグの一実施例を示す斜視図、図 2は図1に示す梁材の断面形状の例を示す断面図である。
【0034】 図1に示す尿バッグ1は軟質の塩化ビニル製シート2が貼合された患者の尿を 貯留するための密封された袋状体3と、袋状体3の上部に設けられた支持部4と を有する。
【0035】 尿バッグ1は、横幅wが高さh1 より長い横長の形状を有する袋状体3の上部 に尿を導入する導入管5が設けられ、袋状体3の下部には横方向に突出する突出 部6が設けられている。突出部6は塩化ビニル製シート2の袋状体3の底部に当 たる部分に設けられた舌片状の部分2bを貼合せて折り畳み自在に設けられ、袋 状体3と連通している。
【0036】 突出部6には貯留された尿を排出する排出管7が、袋状体3と垂直かつ水平に なるように設けられている。排出管7はクランプ8により開閉自在にされており 、尿の貯留中はクランプ8により閉鎖された状態で、図1に仮想線示するように 、その先端部7aが袋状体3の下部に設けられたポケット9に挿入される。この 結果、突出部6は尿の貯留中には袋状体3の側端縁に沿って略直角に折り畳まれ た状態になる。
【0037】 支持部4は、略直線状で棒状の梁材10が袋状体3の上縁の全長に亘って袋状 体3の上縁に沿い底辺と平行に、前記塩化ビニル製シート2により貼合わされて 袋状体3と一体的に形成されている。梁材10は、外径18mm、内径15mm の断面円形の中空パイプ状の硬質塩化ビニルの押出し成形品からなり、貯留され た尿の重量に抗して形状を維持できる剛性を有している。尚、押出し成形品は射 出成形品に比較して安価であるので、梁材10に前記中空パイプ状の硬質塩化ビ ニルを用いることにより尿バッグ1の製品コストが低減される。
【0038】 梁材10の中空部10aには吊り紐11が挿通されている。また、梁材10の 中央部の直下の位置には袋状体3に開口する携帯用孔部12が形成されており、 携帯用孔部12にバンド13が取着されている。
【0039】 尚、尿バッグ1において、導入管5はチャンバ14を介して袋状体3に取着さ れており、尿がチャンバ14を介して袋状体3に導入されることにより袋状体3 内で繁殖した雑菌が導入管5から尿路に逆流しないようにして、感染症を防止し ている。チャンバ14の上部には脱気用の小孔15が設けられている。小孔15 には、フィルターが設けられていてもよい。
【0040】 尿バッグ1は患者の排尿の用に供されるとともに、排尿量、尿の性状等を監視 するためにも用いられ、袋状体3は2000〜2500ミリリットル程度の尿を 貯留できる容量に形成されている。また、前記目的のために、袋状体3の表面に は目盛りが印刷され、排尿量を観察しやすいようにされている。
【0041】 尿バッグ1を使用するときには、梁材10に挿通された吊り紐11または携帯 用孔部12に取着されたバンド13によりベッドまたはベッド近傍に備えられた 医療用スタンドに固定され、患者の排尿器官に接続された導入管5を介して患者 の尿を貯留する。
【0042】 このとき、尿バッグ1は袋状体3が前記のように横長形状に形成されており、 支持部4が尿バッグ41の枠体42のような長方形状に形成されることなく直線 状で棒状の梁材10からなるのでその高さh2 は梁材10の外径に略等しくなっ ている上、排出管7が取着されている突出部6が袋状体3の下部から横方向に突 出して設けられているので、その全体の高さhが従来のものに比較して格段に低 減されている。従って、尿バッグ1は低床化されたベッドで使用する場合にも、 底部が床に接触することなく、導入管5の取着部が患者の体より下方に位置する ように固定することができる。
【0043】 尿バッグ1では排出管7が袋状体3の下部から横方向に突出する突出部6に袋 状体3と垂直かつ水平になるように設けられているので、尿を貯留するときには 図1に仮想線示するように、その先端部7aを袋状体3の下部に設けられたポケ ット9に挿入した状態で尿を貯留することにより、突出部6が袋状体3の側端縁 に沿って略直角に折り畳まれた状態となり、突出部6に尿が浸入しにくくなる。 前記のようにして尿を貯留することにより、尿バッグ1では尿が突出部6を除く 袋状体3の本体に底部から略左右均等に貯留される。
【0044】 前記梁材10は、袋状体3の上縁に沿って袋状体3の上縁の全長に亘って設け られているので、袋状体3の中央から左右均等な長さになっており、前記のよう に貯留される尿の重量は梁材10の左右に均等にかかる。しかも前記梁材10は 前記のように中空パイプ状の硬質塩化ビニルの押出し成形品からなるので前記貯 留された尿の重量によってもその形状が変化することがなく、袋状体3の底辺と 平行に設けられているので、袋状体3が型崩れすることが避けられる。従って、 尿バッグ1では、排尿量の観察を正確かつ容易に行うことができる。
【0045】 尿バッグ1では、前記のようにして患者の尿が所定量または所定時間貯留され ると、導入管5と患者の排尿器官との接続が解除されたのち、所定の場所に運ば れ排出される。尿バッグ1の持ち運びは、携帯用孔部12に手を入れて梁材10 を把持することにより行えばよく、梁材10は前記形状を有し上下に曲線部が存 するので前記のようにして梁材10を把持することにより前記曲線部が手に馴染 み、貯留された尿の重量が手の比較的広い範囲に掛かるようになる。従って、尿 が貯留された尿バッグ1を容易に持ち運ぶことができる。
【0046】 貯留された尿を排出する際には、排出管7をポケット9から出してクランプ8 を開放することにより、尿が袋状体3と連通している突出部6介して排出管7に 流入し、排出される。尿バッグ1は、通常は尿を排出したのち別途廃棄され、再 使用されることはない。
【0047】 本実施例では、梁材10を断面円形の中空パイプ状としているが、梁材10は 断面形状の上下に曲線部を有する中空体であればよく、その断面形状は例えば図 2(a)に示す楕円形、図2(b)に示す「8」字状形などであってもよい。ま た、梁材10は貯留された尿の重量に抗して形状を維持できる剛性を有する材質 からなるものであればよく、硬質塩化ビニルに限定されるものではないが、硬質 塩化ビニルの押出し成形品とすることにより安価に得られ、尿バッグ1の製品コ ストを低減できるとの利点がある。
【0048】
以上のことから明らかなように、本考案の尿バッグによれば、袋状体が横長形 状であって支持部が略直線状で棒状の梁材からなるので、全体の高さが低減され ており、所定の容量の尿を貯留できるとともに底部が床に接触することなく低床 化されたベッドにも使用することができる。
【0049】 前記梁材は前記袋状体の上縁に沿って左右均等な長さで設けられているので、 貯留された尿の重量が前記梁材の左右に均等に掛かり、しかも前記梁材は貯留さ れた尿の重量に抗して形状を維持できる剛性を有し袋状体の底辺と平行に設けら れているので前記袋状体が型崩れすることなく排尿量の観察を正確かつ容易に行 うことができる。前記梁材は、前記のような単純な形状とすることにより、合成 樹脂の押出し成形品のような安価な材料を使用することができ、製品コストを低 減することができる。
【0050】 また、本考案の尿バッグでは、前記梁材を断面形状の上下に曲線部を有する中 空体とすることにより、前記尿バッグの持ち運びを容易にすることができる。前 記中空体の中空部は吊り紐を通すためにも利用できる。
【0051】 さらに、本考案の尿バッグによれば、尿を貯留する際に前記突出部が前記袋状 体の側端縁に沿って略直角に折り畳まれた状態となるので、前記突出部に尿が浸 入することを抑制し、尿が前記突出部を除く袋状体本体に略左右均等に貯留され るようにすることができる。
【図1】本考案に係わる尿バッグの一実施例を示す斜視
図。
図。
【図2】本考案に係わる尿バッグの梁材の他の例を示す
断面図。
断面図。
【図3】従来の尿バッグの一例を示す斜視図。
【図4】従来の尿バッグの他の例を示す斜視図。
1…尿バッグ、 2…合成樹脂シート、 3…袋状体、
4…支持部、5…導入管、 6…突出部、 7…排出
管、 10…梁材、12…携帯用孔部。
4…支持部、5…導入管、 6…突出部、 7…排出
管、 10…梁材、12…携帯用孔部。
Claims (3)
- 【請求項1】合成樹脂シート製の尿を貯留するための密
封された袋状体と、該袋状体の上部に設けられた支持部
と、該袋状体の上部に設けられ尿を導入する導入管と、
該袋状体の底部に開閉自在に設けられ貯留された尿を排
出する排出管とを有する医療用尿バッグにおいて、前記
袋状体は幅が高さよりも長い横長形状であり、前記支持
部は略直線状の棒状で該袋状体に貯留された尿の重量に
抗して形状を維持できる剛性を有する梁材が該袋状体の
上縁に沿って中央から左右均等な長さで該袋状体の底辺
と平行に且つ該袋状体と一体的に設けられ、該梁材の中
央部の直下の位置に袋状体に開口する携帯用孔部が設け
られていることを特徴とする医療用尿バッグ。 - 【請求項2】前記梁材が断面形状の上下に曲線部を有す
る中空体であることを特徴とする請求項1記載の医療用
尿バッグ。 - 【請求項3】前記袋状体はその下部から横方向に突出し
折り畳み自在であって前記袋状体と連通する突出部が設
けられ、前記排出管は該突出部に袋状体と垂直かつ水平
になるように取着されていることを特徴とする請求項1
記載の医療用尿バッグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992042397U JP2579432Y2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 医療用尿バッグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992042397U JP2579432Y2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 医療用尿バッグ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH063314U true JPH063314U (ja) | 1994-01-18 |
| JP2579432Y2 JP2579432Y2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=12634938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992042397U Expired - Lifetime JP2579432Y2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 医療用尿バッグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2579432Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019066125A1 (ko) * | 2017-09-26 | 2019-04-04 | 주식회사 씨와이 | 역류방지기능을 가진 소변저장용 유린백 |
| CN113271853A (zh) * | 2018-12-18 | 2021-08-17 | 堀口彰 | 尿量测量装置 |
| KR20240042889A (ko) * | 2022-09-26 | 2024-04-02 | 충남대학교병원 | 소변저장용 소변백 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5016396A (ja) * | 1973-05-31 | 1975-02-20 | ||
| JPS56176727U (ja) * | 1980-05-29 | 1981-12-26 | ||
| JPS5958361A (ja) * | 1982-09-28 | 1984-04-04 | Terumo Corp | 蓄尿バツグ |
| JPS63117529U (ja) * | 1987-01-26 | 1988-07-29 |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP1992042397U patent/JP2579432Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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| CN113271853A (zh) * | 2018-12-18 | 2021-08-17 | 堀口彰 | 尿量测量装置 |
| KR20240042889A (ko) * | 2022-09-26 | 2024-04-02 | 충남대학교병원 | 소변저장용 소변백 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2579432Y2 (ja) | 1998-08-27 |
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