JPH06331603A - 鋼板表面疵探傷方法 - Google Patents
鋼板表面疵探傷方法Info
- Publication number
- JPH06331603A JPH06331603A JP5115821A JP11582193A JPH06331603A JP H06331603 A JPH06331603 A JP H06331603A JP 5115821 A JP5115821 A JP 5115821A JP 11582193 A JP11582193 A JP 11582193A JP H06331603 A JPH06331603 A JP H06331603A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel plate
- plate surface
- angle
- flaw detection
- tire
- Prior art date
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- Pending
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オンラインで迅速、かつ正確に鋼板表面疵の
探傷を有効に計測することが出来ると共に、鋼板エッジ
部での不感帯域を極めて小さくする鋼板表面疵探傷方法
を提供すること。 【構成】 鋼板表面上を固定軸を介してタイヤで移動可
能とし、該タイヤ内部に充填液が密封され、かつ、角度
調整器にて角度を可変とする可変角振動子で鋼板面に対
して30〜38°傾斜させて超音波を発振せしめた鋼板
表面疵探傷方法。
探傷を有効に計測することが出来ると共に、鋼板エッジ
部での不感帯域を極めて小さくする鋼板表面疵探傷方法
を提供すること。 【構成】 鋼板表面上を固定軸を介してタイヤで移動可
能とし、該タイヤ内部に充填液が密封され、かつ、角度
調整器にて角度を可変とする可変角振動子で鋼板面に対
して30〜38°傾斜させて超音波を発振せしめた鋼板
表面疵探傷方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼板表面疵探傷方法に
関するもので、特にオンラインで迅速かつ正確に鋼板表
面疵を探傷することにある。
関するもので、特にオンラインで迅速かつ正確に鋼板表
面疵を探傷することにある。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭48−15577号公報に
示すように、超音波液体媒質中で、波検査材の表面に対
して、超音波を38〜48°の範囲内のある角度で入射
し、表面キズからの反射エコーを探知する表面が平滑な
材料の表面キズを超音波探傷する方法が知られている。
また、特公昭61−40940号公報にあっては、熱間
圧延後の鋼板を移送中に超音波により検査し、鋼板製品
となり得る良好部の範囲を検知する方法にある。
示すように、超音波液体媒質中で、波検査材の表面に対
して、超音波を38〜48°の範囲内のある角度で入射
し、表面キズからの反射エコーを探知する表面が平滑な
材料の表面キズを超音波探傷する方法が知られている。
また、特公昭61−40940号公報にあっては、熱間
圧延後の鋼板を移送中に超音波により検査し、鋼板製品
となり得る良好部の範囲を検知する方法にある。
【0003】また、特開平4−147053号公報に示
すように、超音波発生用レーザ光を反射振動板に照射し
て反射振動板に超音波を発生させ、発生した超音波を検
査体に伝え、検査体の疵等で受け、このとき生ずる反射
振動板の振動を超音波検出用レーザー光で検出するレー
ザー超音波探傷方法にある。更には特開昭64−654
45号公報のように、タイヤ型回転探触子であって、特
に内部に水又は油を封入した回転タイヤ内に超音波探傷
用の超音波送受波器を装備したタイヤ型回転探触子が知
られている。
すように、超音波発生用レーザ光を反射振動板に照射し
て反射振動板に超音波を発生させ、発生した超音波を検
査体に伝え、検査体の疵等で受け、このとき生ずる反射
振動板の振動を超音波検出用レーザー光で検出するレー
ザー超音波探傷方法にある。更には特開昭64−654
45号公報のように、タイヤ型回転探触子であって、特
に内部に水又は油を封入した回転タイヤ内に超音波探傷
用の超音波送受波器を装備したタイヤ型回転探触子が知
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開昭48−
15577号公報に示すように超音波探傷によって鋼板
表面疵を探傷する方法があるが、この方法はオンライン
で計測することが出来ないと言う問題がある。また、特
公昭61−40940号公報に示すように超音波探傷に
よってオンラインで鋼板内部疵を計測することはできる
が、しかし、鋼板表面疵を計測することが出来ないと言
う問題がある。更に特開平4−147053号公報にあ
っては、レーザー超音波探傷によって鋼板表面疵を探傷
する方法であるが、この方法は外乱光の影響を受けると
検出精度が著しく劣化するという問題がある。更には特
開昭64−65445号公報にあっては、タイヤ探触子
で鋼板内部疵を計測することは出来るが、しかし鋼板表
面疵を計測することが出来ないと言う、それぞれの問題
がある。
15577号公報に示すように超音波探傷によって鋼板
表面疵を探傷する方法があるが、この方法はオンライン
で計測することが出来ないと言う問題がある。また、特
公昭61−40940号公報に示すように超音波探傷に
よってオンラインで鋼板内部疵を計測することはできる
が、しかし、鋼板表面疵を計測することが出来ないと言
う問題がある。更に特開平4−147053号公報にあ
っては、レーザー超音波探傷によって鋼板表面疵を探傷
する方法であるが、この方法は外乱光の影響を受けると
検出精度が著しく劣化するという問題がある。更には特
開昭64−65445号公報にあっては、タイヤ探触子
で鋼板内部疵を計測することは出来るが、しかし鋼板表
面疵を計測することが出来ないと言う、それぞれの問題
がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの問題を
解消すべき、発明者らは鋭意開発を進めた結果、従来技
術の課題を有利に解決するものであって、その発明の要
旨とするところは、鋼板表面上を固定軸を介してタイヤ
で移動可能とし、該タイヤ内部に充填液が密封され、か
つ角度調整器にて角度を可変とする可変角振動子で鋼板
面に対して30〜38°傾斜させて超音波を発振せしめ
ることを特徴とする鋼板表面疵探傷方法にある。
解消すべき、発明者らは鋭意開発を進めた結果、従来技
術の課題を有利に解決するものであって、その発明の要
旨とするところは、鋼板表面上を固定軸を介してタイヤ
で移動可能とし、該タイヤ内部に充填液が密封され、か
つ角度調整器にて角度を可変とする可変角振動子で鋼板
面に対して30〜38°傾斜させて超音波を発振せしめ
ることを特徴とする鋼板表面疵探傷方法にある。
【0006】
【作用】以下本発明について図面に従って詳細に説明す
る。図1は本発明に係る鋼板表面疵探傷装置の概略説明
図である。図1に示すようにタイヤ型回転探触子2を被
検材である鋼板1上に載置し、超音波の出力方向を回転
面に直交する方向に設定した後、鋼板1の表面からの反
射波を測定する。この場合、角度調整器3を作動させて
鋼板1の表面に対する超音波入射角を変化させるため
に、固定軸4に配設された可変角振動子5を最適な板波
モード発生用の入射角を特定する。なお、可変角振動子
5はタイヤ型回転探触子2に充填液6、例えば水又は油
が充填され、その中で行われる。この場合に発生する板
波超音波は鋼板1の表面を伝播し、鋼板1に表面疵7が
あると、欠陥信号として鮮明に受信することが出来るよ
うになっている。
る。図1は本発明に係る鋼板表面疵探傷装置の概略説明
図である。図1に示すようにタイヤ型回転探触子2を被
検材である鋼板1上に載置し、超音波の出力方向を回転
面に直交する方向に設定した後、鋼板1の表面からの反
射波を測定する。この場合、角度調整器3を作動させて
鋼板1の表面に対する超音波入射角を変化させるため
に、固定軸4に配設された可変角振動子5を最適な板波
モード発生用の入射角を特定する。なお、可変角振動子
5はタイヤ型回転探触子2に充填液6、例えば水又は油
が充填され、その中で行われる。この場合に発生する板
波超音波は鋼板1の表面を伝播し、鋼板1に表面疵7が
あると、欠陥信号として鮮明に受信することが出来るよ
うになっている。
【0007】また、タイヤ型回転探触子を鋼板表面に表
面波8が出るまで変化させ、この表面波8を利用して表
面の疵探傷を連続的に行うもので、その時に外乱要因と
なる付着物が鋼板表面に付かないように、例えばタイヤ
型回転探触子の回転する前後に空気吹き付け等による表
面付着物除去装置を設けて鋼板表面の付着物を除去する
必要がある。
面波8が出るまで変化させ、この表面波8を利用して表
面の疵探傷を連続的に行うもので、その時に外乱要因と
なる付着物が鋼板表面に付かないように、例えばタイヤ
型回転探触子の回転する前後に空気吹き付け等による表
面付着物除去装置を設けて鋼板表面の付着物を除去する
必要がある。
【0008】図2は本発明による可変角振動子の入射角
と表面傷検出率との関係を示す図である。図2に示すよ
うに、水V1 、鋼板V2 、水内入射角θ1 及び鋼板内屈
折角θ2 とすると、可変角振動子を角度調整器によって
θ2 を極力90°に近ずけて表面波を出すようにする。
そこで、0°≦θ1 ≦90° sinθ1 /sinθ2 =V1 /V2 とすると、 θ1 =sin-1(V1 /V2 ×sin90°) =sin-1(1645/2950×sin90°) ≒33.9°
と表面傷検出率との関係を示す図である。図2に示すよ
うに、水V1 、鋼板V2 、水内入射角θ1 及び鋼板内屈
折角θ2 とすると、可変角振動子を角度調整器によって
θ2 を極力90°に近ずけて表面波を出すようにする。
そこで、0°≦θ1 ≦90° sinθ1 /sinθ2 =V1 /V2 とすると、 θ1 =sin-1(V1 /V2 ×sin90°) =sin-1(1645/2950×sin90°) ≒33.9°
【0009】すなわち、33.9°が内部波と表面波の
変化する角度であることが判明した。その知見に基づい
て、実際に実験した結果が図2である。この図2からわ
かるように入射角θ1 が30°〜38°において表面疵
検出率の良いことが明確にわかる。このことは入射角θ
1 が30°未満であると内部波となり、表面疵検出が悪
く、また、入射角38°超えると同じように表面疵検出
の効率が悪くなることを示している。従って表面波とし
て最適な表面疵の検出性能の高い範囲は入射角θ1 が3
0°〜38°である。
変化する角度であることが判明した。その知見に基づい
て、実際に実験した結果が図2である。この図2からわ
かるように入射角θ1 が30°〜38°において表面疵
検出率の良いことが明確にわかる。このことは入射角θ
1 が30°未満であると内部波となり、表面疵検出が悪
く、また、入射角38°超えると同じように表面疵検出
の効率が悪くなることを示している。従って表面波とし
て最適な表面疵の検出性能の高い範囲は入射角θ1 が3
0°〜38°である。
【0010】
【実施例】2.25MHZ タイヤ型回転探触子または5
MHZ タイヤ型回転探触子を回転自在に支持する固定軸
を備えている。このタイヤ型回転探触子の内部に不凍液
等のマシン油である超音波伝播材が充填されている。超
音波探傷器を使用、そして角度調整器にて角度を可変と
する可変角振動子で鋼板面に対して33.5°に設定
し、送信周波数2.25MH2 、探傷距離200mm、
これらの条件によって、鋼板の欠陥探傷に最適な超音波
モードが選定されるようになっている。そこで、タイヤ
型回転探触子を鋼板表面上に載置し、超音波の出力方向
を回転面に直交する方向に設定した後、鋼板表面からの
反射波を測定する。その結果、表面疵面積2.0mm2
まで検出することが出来、かつ鋼板のエッジ部である不
感帯域は50mm以下とすることが出来た。
MHZ タイヤ型回転探触子を回転自在に支持する固定軸
を備えている。このタイヤ型回転探触子の内部に不凍液
等のマシン油である超音波伝播材が充填されている。超
音波探傷器を使用、そして角度調整器にて角度を可変と
する可変角振動子で鋼板面に対して33.5°に設定
し、送信周波数2.25MH2 、探傷距離200mm、
これらの条件によって、鋼板の欠陥探傷に最適な超音波
モードが選定されるようになっている。そこで、タイヤ
型回転探触子を鋼板表面上に載置し、超音波の出力方向
を回転面に直交する方向に設定した後、鋼板表面からの
反射波を測定する。その結果、表面疵面積2.0mm2
まで検出することが出来、かつ鋼板のエッジ部である不
感帯域は50mm以下とすることが出来た。
【0011】このように本発明の探傷は板厚が薄い領域
である5mm程度のものも表面波探傷が可能となり、し
かも微細なケワレ、スケール疵、カキ疵なども高速度で
オンラインにて探傷することが出来、目視検査なくして
検査作業の省力化に有効である。また、本発明によれば
端面近くの欠陥を有効に測定することが出来、しかも欠
陥の形状によっては、タイヤ型回転探触子の回転面に直
交する方向を基準とした、その超音波伝播方向の最適角
度を自由に可変設定することができ、これにより、高精
度の鋼板の端面近くの欠陥を測定出来るものである。
である5mm程度のものも表面波探傷が可能となり、し
かも微細なケワレ、スケール疵、カキ疵なども高速度で
オンラインにて探傷することが出来、目視検査なくして
検査作業の省力化に有効である。また、本発明によれば
端面近くの欠陥を有効に測定することが出来、しかも欠
陥の形状によっては、タイヤ型回転探触子の回転面に直
交する方向を基準とした、その超音波伝播方向の最適角
度を自由に可変設定することができ、これにより、高精
度の鋼板の端面近くの欠陥を測定出来るものである。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によって、鋼
板表面の探傷に際し、従来不可能とされていたオンライ
ンで迅速、かつ正確に鋼板表面疵の探傷を有効に計測す
ることができ、かつ鋼板エッジ部での不感帯を極めて小
さくすることが出来る優れた効果を奏するものである。
板表面の探傷に際し、従来不可能とされていたオンライ
ンで迅速、かつ正確に鋼板表面疵の探傷を有効に計測す
ることができ、かつ鋼板エッジ部での不感帯を極めて小
さくすることが出来る優れた効果を奏するものである。
【図1】本発明に係る鋼板表面疵探傷装置の概略説明
図、
図、
【図2】本発明による可変角振動子の入射角と表面傷検
出率との関係を示す図である。
出率との関係を示す図である。
1 鋼板 2 タイヤ型回転探触子 3 角度調整器 4 固定軸 5 可変角振動子 6 充填液 7 表面疵 8 表面波
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 治基 東京都大田区南蒲田2丁目16番46号 株式 会社トキメック内
Claims (1)
- 【請求項1】 鋼板表面上を固定軸を介してタイヤで移
動可能とし、該タイヤ内部に充填液が密封され、かつ角
度調整器にて角度を可変とする可変角振動子で鋼板面に
対して30〜38°傾斜させて超音波を発振せしめるこ
とを特徴とする鋼板表面疵探傷方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5115821A JPH06331603A (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 鋼板表面疵探傷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5115821A JPH06331603A (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 鋼板表面疵探傷方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06331603A true JPH06331603A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=14671945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5115821A Pending JPH06331603A (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 鋼板表面疵探傷方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06331603A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019111381A1 (ja) | 2017-12-07 | 2019-06-13 | 三菱電機株式会社 | 超音波探傷装置 |
-
1993
- 1993-05-18 JP JP5115821A patent/JPH06331603A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019111381A1 (ja) | 2017-12-07 | 2019-06-13 | 三菱電機株式会社 | 超音波探傷装置 |
| US11307174B2 (en) | 2017-12-07 | 2022-04-19 | Mitsubishi Electric Corporation | Ultrasonic flaw detection device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010515 |