JPH06332020A - 光信号発生装置 - Google Patents
光信号発生装置Info
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- JPH06332020A JPH06332020A JP11599793A JP11599793A JPH06332020A JP H06332020 A JPH06332020 A JP H06332020A JP 11599793 A JP11599793 A JP 11599793A JP 11599793 A JP11599793 A JP 11599793A JP H06332020 A JPH06332020 A JP H06332020A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光周波数が掃引された光パルス列を小さな出
力変動かつ高い波長精度で発生する。 【構成】 外部から光信号を注入する光合波器3、光路
を周期的に断続する光スイッチ4、光出力を取り出す光
分岐素子5、光遅延線6、光増幅器7および波長変換素
子をループ状に配置し、光遅延線6を光増幅器7の直前
に配置する。 【効果】 光遅延線6に入力される光強度を最小にし、
非線形効果を最小限にする。
力変動かつ高い波長精度で発生する。 【構成】 外部から光信号を注入する光合波器3、光路
を周期的に断続する光スイッチ4、光出力を取り出す光
分岐素子5、光遅延線6、光増幅器7および波長変換素
子をループ状に配置し、光遅延線6を光増幅器7の直前
に配置する。 【効果】 光遅延線6に入力される光強度を最小にし、
非線形効果を最小限にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光周波数を掃引して時系
列に周波数の異なる光信号を発生する光信号発生装置に
関する。本発明は光波長多重通信の周波数基準、OTD
R(Opticaltime Domain Reflectmeter、光パルス試験
器)などの光学測定その他に利用するに適する。
列に周波数の異なる光信号を発生する光信号発生装置に
関する。本発明は光波長多重通信の周波数基準、OTD
R(Opticaltime Domain Reflectmeter、光パルス試験
器)などの光学測定その他に利用するに適する。
【0002】
【従来の技術】光周波数を掃引するため、従来は、光源
である半導体レーザの注入電流あるいは動作温度の変化
による発振光周波数の変化を利用していた。このため、
あらかじめ調べておいた半導体レーザの特性に基づいて
制御を行う必要があり、高精度な光周波数制御は困難で
あった。また、光ヘテロダイン技術あるいは光ホモダイ
ン技術により光信号を電気信号に置き換え、基準電気信
号と周波数とを比較して帰還制御を行うことも知られて
いる。この場合には出力周波数を高精度化することがで
きるが、20GHz程度しかない電気回路系の帯域によ
り光周波数掃引帯域が制限される欠点があった。
である半導体レーザの注入電流あるいは動作温度の変化
による発振光周波数の変化を利用していた。このため、
あらかじめ調べておいた半導体レーザの特性に基づいて
制御を行う必要があり、高精度な光周波数制御は困難で
あった。また、光ヘテロダイン技術あるいは光ホモダイ
ン技術により光信号を電気信号に置き換え、基準電気信
号と周波数とを比較して帰還制御を行うことも知られて
いる。この場合には出力周波数を高精度化することがで
きるが、20GHz程度しかない電気回路系の帯域によ
り光周波数掃引帯域が制限される欠点があった。
【0003】これらの課題を解決するため、本発明者ら
は、特願平4−32272(本願出願時未公開)におい
て、波長変換素子が設けられた光ループ回路にパルス光
を周回させて波長を掃引する装置を示した。その構成を
図20に示す。
は、特願平4−32272(本願出願時未公開)におい
て、波長変換素子が設けられた光ループ回路にパルス光
を周回させて波長を掃引する装置を示した。その構成を
図20に示す。
【0004】この装置は、光合波器3、光スイッチ4、
光分岐素子5、光遅延線6、波長変換素子8および光増
幅器7を接続した光ループ回路を備え、この光ループ回
路には、光合波器3を介して、波長λの光を発生する単
一波長光源1と光スイッチ2とからなるパルス光源から
周期Tでパルス光が注入される。このパルス光は光ルー
プ回路内を周回し、光分岐素子5からは、波長が掃引さ
れたパルス光列が出力される。次のパルス光が光ループ
回路に注入される前に光スイッチ4を開とし、周回して
いるパルス光をリセットする。
光分岐素子5、光遅延線6、波長変換素子8および光増
幅器7を接続した光ループ回路を備え、この光ループ回
路には、光合波器3を介して、波長λの光を発生する単
一波長光源1と光スイッチ2とからなるパルス光源から
周期Tでパルス光が注入される。このパルス光は光ルー
プ回路内を周回し、光分岐素子5からは、波長が掃引さ
れたパルス光列が出力される。次のパルス光が光ループ
回路に注入される前に光スイッチ4を開とし、周回して
いるパルス光をリセットする。
【0005】この動作原理について説明する。光スイッ
チ2が周期Tのうち閉となる時間をτとすると、単一波
長光源1と光スイッチ2とからなるパルス光源からは、
パルス幅τ、単一波長λのパルス光がTを周期として得
られる。このパルス光を光ループ回路に注入する。光ル
ープ回路内では、光遅延線6により総遅延時間をτに調
整し、波長変換素子8により光パルスの波長を1周あた
りΔλ変化させ、光増幅器7により光ループ回路内での
損失を補償する。波長変換素子8としては音響光学偏光
器あるいは磁気光学偏光器などを利用できる。注入され
た光パルスが周回する回数をnとすると、n周目の波長
λn は、 λn =λ+n×Δλ となる。これらの光パルスは周回するごとに光分岐素子
5から外部に抜き出される。光スイッチ4を制御し、周
期Tのうちnτでは閉となり、〔T−nτ〕では開とな
るようにすると、ステップ幅Δλで波長がλからλn ま
で掃引された光パルス列が得られる。
チ2が周期Tのうち閉となる時間をτとすると、単一波
長光源1と光スイッチ2とからなるパルス光源からは、
パルス幅τ、単一波長λのパルス光がTを周期として得
られる。このパルス光を光ループ回路に注入する。光ル
ープ回路内では、光遅延線6により総遅延時間をτに調
整し、波長変換素子8により光パルスの波長を1周あた
りΔλ変化させ、光増幅器7により光ループ回路内での
損失を補償する。波長変換素子8としては音響光学偏光
器あるいは磁気光学偏光器などを利用できる。注入され
た光パルスが周回する回数をnとすると、n周目の波長
λn は、 λn =λ+n×Δλ となる。これらの光パルスは周回するごとに光分岐素子
5から外部に抜き出される。光スイッチ4を制御し、周
期Tのうちnτでは閉となり、〔T−nτ〕では開とな
るようにすると、ステップ幅Δλで波長がλからλn ま
で掃引された光パルス列が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、先の出願に示
した構成では、光増幅器のパターン効果やループ損失の
波長依存性のため、周回数が大きくなると出力光パルス
強度が一定とならず、さらに、パルス内での強度の不均
一性のためファイバの非線形性による波長誤差が生じる
問題があった。
した構成では、光増幅器のパターン効果やループ損失の
波長依存性のため、周回数が大きくなると出力光パルス
強度が一定とならず、さらに、パルス内での強度の不均
一性のためファイバの非線形性による波長誤差が生じる
問題があった。
【0007】例えば、従来は光増幅器と光遅延線との間
に波長変換素子を挿入していたため、光遅延線の出力光
強度を光増幅器の入力光強度に比べて波長変換素子での
過剰損失の分だけ大きくしていた。光増幅器では飽和し
ないように光増幅器の入力光強度の上限が決められてお
り、SN比の劣化を抑えるために、通常は光増幅器への
入力光強度を前記の上限値となるように設計する。従来
技術では光遅延線に入力する光強度が波長変換素子の過
剰損失の分だけ強いため、光遅延線に用いられる光ファ
イバの非線形性の効果が必要以上に強く現れていた。
に波長変換素子を挿入していたため、光遅延線の出力光
強度を光増幅器の入力光強度に比べて波長変換素子での
過剰損失の分だけ大きくしていた。光増幅器では飽和し
ないように光増幅器の入力光強度の上限が決められてお
り、SN比の劣化を抑えるために、通常は光増幅器への
入力光強度を前記の上限値となるように設計する。従来
技術では光遅延線に入力する光強度が波長変換素子の過
剰損失の分だけ強いため、光遅延線に用いられる光ファ
イバの非線形性の効果が必要以上に強く現れていた。
【0008】本発明は、このような課題を解決し、出力
変動が小さくかつ出力光の波長精度が高い光信号発生装
置を提供することを目的とする。
変動が小さくかつ出力光の波長精度が高い光信号発生装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光信号発生装置
は、光信号が周回する光ループ回路を備え、この光ルー
プ回路内に、外部からこの光ループ回路に光信号を注入
する合波手段と、この光ループ回路の光路を周期的に断
続する断続手段と、この光ループ回路から外部に光出力
を取り出す分岐手段と、光信号に遅延を与える光遅延手
段と、光信号を増幅する光増幅手段と、光信号の波長を
変換する波長変換手段とを備えた光信号発生装置におい
て、光遅延手段が光増幅手段の直前に配置されたことを
特徴とする。
は、光信号が周回する光ループ回路を備え、この光ルー
プ回路内に、外部からこの光ループ回路に光信号を注入
する合波手段と、この光ループ回路の光路を周期的に断
続する断続手段と、この光ループ回路から外部に光出力
を取り出す分岐手段と、光信号に遅延を与える光遅延手
段と、光信号を増幅する光増幅手段と、光信号の波長を
変換する波長変換手段とを備えた光信号発生装置におい
て、光遅延手段が光増幅手段の直前に配置されたことを
特徴とする。
【0010】分岐手段からの光出力の一部を抜き出して
そのピーク光強度を検出する手段と、検出されるピーク
光強度が実質的に一定となるように光増幅手段の利得を
制御する制御手段とをさらに備えることができる。ま
た、これとは別に、光ループ回路内に配置され透過光強
度が制御可能な光減衰手段と、分岐手段からの光出力の
一部を抜き出してそのピーク光強度を検出する手段と、
検出されるピーク光強度が実質的に一定となるように光
減衰手段の減衰率を制御する制御手段とを備えてもよ
い。光信号とは異なる波長の制御光を光ループ回路に注
入して光増幅手段の利得を調整する手段を備えることも
できる。
そのピーク光強度を検出する手段と、検出されるピーク
光強度が実質的に一定となるように光増幅手段の利得を
制御する制御手段とをさらに備えることができる。ま
た、これとは別に、光ループ回路内に配置され透過光強
度が制御可能な光減衰手段と、分岐手段からの光出力の
一部を抜き出してそのピーク光強度を検出する手段と、
検出されるピーク光強度が実質的に一定となるように光
減衰手段の減衰率を制御する制御手段とを備えてもよ
い。光信号とは異なる波長の制御光を光ループ回路に注
入して光増幅手段の利得を調整する手段を備えることも
できる。
【0011】パルス光列の波長の初期値を任意に設定す
るため、光ループ回路に注入する光信号を発生する発振
波長可変の光源と、分岐手段からの光出力の一部を抜き
出してその波長を検出する手段と、検出された波長に基
づいて光源の発振波長を制御する手段とを備えることも
できる。
るため、光ループ回路に注入する光信号を発生する発振
波長可変の光源と、分岐手段からの光出力の一部を抜き
出してその波長を検出する手段と、検出された波長に基
づいて光源の発振波長を制御する手段とを備えることも
できる。
【0012】光ループ回路内には、必要な光パルス列の
波長が通過する光フィルタを備えることがよい。
波長が通過する光フィルタを備えることがよい。
【0013】
【作用】光遅延手段を光増幅手段の直前に配置すること
により、光遅延手段に入力される光強度を最小に設定す
ることができるので、光遅延手段として用いられる光フ
ァイバでの非線形効果を最小限に抑えることができる。
により、光遅延手段に入力される光強度を最小に設定す
ることができるので、光遅延手段として用いられる光フ
ァイバでの非線形効果を最小限に抑えることができる。
【0014】また、出力パルス光強度を一定となるよう
に制御すると、光ループ回路を構成する各素子の周波数
特性を補償することができる。
に制御すると、光ループ回路を構成する各素子の周波数
特性を補償することができる。
【0015】光信号とは波長の異なる制御光を同時に光
増幅器に加え、光増幅器の利得変動を制御光により吸収
することもできる。
増幅器に加え、光増幅器の利得変動を制御光により吸収
することもできる。
【0016】パルス光源として発振波長が可変の光源を
用いた場合には、パルス光列の波長の初期値を任意に設
定できる。
用いた場合には、パルス光列の波長の初期値を任意に設
定できる。
【0017】光パルス列の波長のみを通す光フィルタを
光ループ回路内に配置すると、制御光や光増幅器から発
生する増幅された自然放出光を遮断してSN比を向上さ
せることができる。
光ループ回路内に配置すると、制御光や光増幅器から発
生する増幅された自然放出光を遮断してSN比を向上さ
せることができる。
【0018】
【実施例】図1は本発明第一実施例の光信号発生装置を
示すブロック構成図である。
示すブロック構成図である。
【0019】この実施例装置は、光信号が周回する光ル
ープ回路を備え、この光ループ回路内には、外部からこ
の光ループ回路に光信号を注入する合波手段として光合
波器3を備え、この光ループ回路の光路を周期的に断続
する断続手段として光スイッチ4を備え、この光ループ
回路から外部に光出力を取り出す分岐手段として光分岐
素子5を備え、光信号に遅延を与える光遅延手段として
光ファイバからなる光遅延線6を備え、光信号を増幅す
る光増幅手段として光増幅器7を備え、光信号の波長を
変換する波長変換手段として波長変換素子8を備える。
また、この光ループ回路に光合波器3を介して光信号を
注入するため、波長λの光を発生する単一波長光源1と
光スイッチ2とからなるパルス光源を備える。
ープ回路を備え、この光ループ回路内には、外部からこ
の光ループ回路に光信号を注入する合波手段として光合
波器3を備え、この光ループ回路の光路を周期的に断続
する断続手段として光スイッチ4を備え、この光ループ
回路から外部に光出力を取り出す分岐手段として光分岐
素子5を備え、光信号に遅延を与える光遅延手段として
光ファイバからなる光遅延線6を備え、光信号を増幅す
る光増幅手段として光増幅器7を備え、光信号の波長を
変換する波長変換手段として波長変換素子8を備える。
また、この光ループ回路に光合波器3を介して光信号を
注入するため、波長λの光を発生する単一波長光源1と
光スイッチ2とからなるパルス光源を備える。
【0020】ここで本実施例の特徴とするところは、光
遅延線6が光増幅器7の直前に配置されたことにある。
遅延線6が光増幅器7の直前に配置されたことにある。
【0021】光遅延線6として用いられる光ファイバの
非線形性による光周波数シフト量Δff は、 Δff =(1/2π)dφ/dt =−〔n2 L(dP/dt)〕/λAeff となる。ここで、n2 は光カー効果の係数、Lはファイ
バ長、Aeff は有効コア面積、Pは光ファイバ内でのパ
ルス光強度である。
非線形性による光周波数シフト量Δff は、 Δff =(1/2π)dφ/dt =−〔n2 L(dP/dt)〕/λAeff となる。ここで、n2 は光カー効果の係数、Lはファイ
バ長、Aeff は有効コア面積、Pは光ファイバ内でのパ
ルス光強度である。
【0022】従来例のように光増幅器と光遅延線との間
に波長変換素子が配置される場合と、本実施例のように
光遅延線6が光増幅器7の直前に配置される場合とにつ
いて、光周波数シフト量Δff を求める。例えば、光遅
延線として1kmの分散シフト光ファイバを使用し、パ
ルス光の立ち上がり立ち下がり時間を0.3μsとする
と、非線形効果による立ち上がり部および立ち下がり部
の一周あたりの最大光周波数シフト量Δff max は、 Δff max ≒±1kHz (P=0dBm) :従
来 ≒±100Hz (P=−10dBm):本実施例 となる。ただし、光増幅器への入力光強度を−10dB
mとし、波長変換素子での損失を10dBmとした。本
実施例の一周あたりの光周波数掃引幅は100MHz程
度であるので、相対誤差は従来例では10-5、本実施例
では10-6となり、原子スペクトル準位の測定などの高
精度を要求される利用分野において特に有用である。
に波長変換素子が配置される場合と、本実施例のように
光遅延線6が光増幅器7の直前に配置される場合とにつ
いて、光周波数シフト量Δff を求める。例えば、光遅
延線として1kmの分散シフト光ファイバを使用し、パ
ルス光の立ち上がり立ち下がり時間を0.3μsとする
と、非線形効果による立ち上がり部および立ち下がり部
の一周あたりの最大光周波数シフト量Δff max は、 Δff max ≒±1kHz (P=0dBm) :従
来 ≒±100Hz (P=−10dBm):本実施例 となる。ただし、光増幅器への入力光強度を−10dB
mとし、波長変換素子での損失を10dBmとした。本
実施例の一周あたりの光周波数掃引幅は100MHz程
度であるので、相対誤差は従来例では10-5、本実施例
では10-6となり、原子スペクトル準位の測定などの高
精度を要求される利用分野において特に有用である。
【0023】図2は第一実施例の修正例を示す。この例
は、図1に示した光スイッチ2を直接に接続した二つの
音響光学素子201、202に置き換えたものである。
音響光学素子201、202の波長変化量の絶対値が等
しく変化量の符号を逆とし、この二つの音響光学素子2
01、202を同期させることにより、オン、オフの切
り替え時に生じる波長変化を防ぐことができる。
は、図1に示した光スイッチ2を直接に接続した二つの
音響光学素子201、202に置き換えたものである。
音響光学素子201、202の波長変化量の絶対値が等
しく変化量の符号を逆とし、この二つの音響光学素子2
01、202を同期させることにより、オン、オフの切
り替え時に生じる波長変化を防ぐことができる。
【0024】図3ないし図5はそれぞれ本発明の第二な
いし第四の実施例を示すブロック構成図である。周回パ
ルス光は周回毎に波長が変わるため、光ループ回路を構
成する部品は、掃引帯域内で平坦な周波数特性を示すよ
うに設計される。しかし、周回毎にパルス光の波長が変
化するので、わずかな周波数特性の変化も周回数が多く
なると累積効果により出力パルス光の光強度が変換す
る。そこで第二ないし第四の実施例では、第一実施例の
構成に加えて、光分岐素子5からの光出力の一部を抜き
出してそのピーク光強度を検出する手段として光分岐素
子10および光検出器11を備え、検出されるピーク光
強度が実質的に一定となるように光増幅器7の利得を制
御する制御手段として、比較回路12、あるいは比較回
路12および中央処理装置13を備える。光検出器11
は、光分岐素子10により分岐された光パルス列のピー
ク光強度を検出し、比較回路12は、光検出器11によ
り検出されたピーク光強度を基準ピーク値と比較して光
増幅器7の利得を制御する。
いし第四の実施例を示すブロック構成図である。周回パ
ルス光は周回毎に波長が変わるため、光ループ回路を構
成する部品は、掃引帯域内で平坦な周波数特性を示すよ
うに設計される。しかし、周回毎にパルス光の波長が変
化するので、わずかな周波数特性の変化も周回数が多く
なると累積効果により出力パルス光の光強度が変換す
る。そこで第二ないし第四の実施例では、第一実施例の
構成に加えて、光分岐素子5からの光出力の一部を抜き
出してそのピーク光強度を検出する手段として光分岐素
子10および光検出器11を備え、検出されるピーク光
強度が実質的に一定となるように光増幅器7の利得を制
御する制御手段として、比較回路12、あるいは比較回
路12および中央処理装置13を備える。光検出器11
は、光分岐素子10により分岐された光パルス列のピー
ク光強度を検出し、比較回路12は、光検出器11によ
り検出されたピーク光強度を基準ピーク値と比較して光
増幅器7の利得を制御する。
【0025】図3に示す第二実施例では、光帰還回路そ
の他によって利得を所定の基準値に制御することができ
る利得設定手段が光増幅器7に設けられている場合の構
成例である。この利得設定手段に対して比較回路12
は、利得設定信号を出力することにより利得の基準値を
与える。
の他によって利得を所定の基準値に制御することができ
る利得設定手段が光増幅器7に設けられている場合の構
成例である。この利得設定手段に対して比較回路12
は、利得設定信号を出力することにより利得の基準値を
与える。
【0026】図4に示す第三実施例では、比較回路12
が励起レベル設定信号を出力し、利得制御を光増幅器7
の励起手段に対して行うことが第二実施例と異なる。励
起手段とは光増幅器7の利得媒質を励起させるためのも
のであり、例えばファイバアンプでは励起光、半導体光
増幅器では注入電流をいう。本実施例は光増幅器7の構
成が第二実施例に比べて簡単になるが、入力信号レベル
に依存する利得変動を抑えることができないので、光増
幅器7への入力光信号を十分に低くして利得変動に伴う
パルス光の波形歪を抑える必要がある。
が励起レベル設定信号を出力し、利得制御を光増幅器7
の励起手段に対して行うことが第二実施例と異なる。励
起手段とは光増幅器7の利得媒質を励起させるためのも
のであり、例えばファイバアンプでは励起光、半導体光
増幅器では注入電流をいう。本実施例は光増幅器7の構
成が第二実施例に比べて簡単になるが、入力信号レベル
に依存する利得変動を抑えることができないので、光増
幅器7への入力光信号を十分に低くして利得変動に伴う
パルス光の波形歪を抑える必要がある。
【0027】図5に示す第四実施例では、光増幅器7が
利得設定手段を備え、各々のパルス光のピーク強度およ
び基準値との比較結果に基づいて、中央処理装置13が
光増幅器7の利得設定手段に対して利得設定信号および
利得制御系設定信号を出力することにより利得制御を行
う。具体的には次のような作業を行うことにより、光強
度が一定の光パルス列が得られる。すなわち、 パルス列を構成する全パルスあるいはサンプリング
された部分パルスについて、各々のパルスのピーク光強
度とそのときの光増幅器7の利得設定値とを記憶する。 パルス光強度が基準値からずれている場合には、利
得設定値を変更すると同時に、記憶した利得制御の記録
から次のパルス以降ではパルス全体としてのずれが最小
となるように帰還利得や時定数その他の利得制御系のパ
ラメータを設定する。 このような利得制御を行うことにより、外乱や光増幅器
7等の光素子の経時変化などに対しても安定な光パルス
列が得られる。
利得設定手段を備え、各々のパルス光のピーク強度およ
び基準値との比較結果に基づいて、中央処理装置13が
光増幅器7の利得設定手段に対して利得設定信号および
利得制御系設定信号を出力することにより利得制御を行
う。具体的には次のような作業を行うことにより、光強
度が一定の光パルス列が得られる。すなわち、 パルス列を構成する全パルスあるいはサンプリング
された部分パルスについて、各々のパルスのピーク光強
度とそのときの光増幅器7の利得設定値とを記憶する。 パルス光強度が基準値からずれている場合には、利
得設定値を変更すると同時に、記憶した利得制御の記録
から次のパルス以降ではパルス全体としてのずれが最小
となるように帰還利得や時定数その他の利得制御系のパ
ラメータを設定する。 このような利得制御を行うことにより、外乱や光増幅器
7等の光素子の経時変化などに対しても安定な光パルス
列が得られる。
【0028】図6、および図11ないし図14は、それ
ぞれ本発明の第五ないし第九の実施例を示すブロック構
成図である。これらの実施例では、出力されるパルス列
とは異なる波長の制御光を光ループ回路に注入して光増
幅器7の利得を調整することが上述の実施例とことな
る。
ぞれ本発明の第五ないし第九の実施例を示すブロック構
成図である。これらの実施例では、出力されるパルス列
とは異なる波長の制御光を光ループ回路に注入して光増
幅器7の利得を調整することが上述の実施例とことな
る。
【0029】一般に、光増幅器に波長の相異なる二つの
光を入力すると、その光増幅器の利得は二つの光の光強
度の和の関数となり、その二つの光の利得の比率は入力
光強度と二つの光の波長とに依存する。第五ないし第九
の実施例では、光増幅器においてパルス光が十分な利得
をもち、かつパルス光列全体で一様な利得が得られるよ
うに、利得の変化が制御光の利得にのみ現れるように制
御光の波長および光強度を設定する。これにより、パル
ス光の波長歪を抑えることができる。
光を入力すると、その光増幅器の利得は二つの光の光強
度の和の関数となり、その二つの光の利得の比率は入力
光強度と二つの光の波長とに依存する。第五ないし第九
の実施例では、光増幅器においてパルス光が十分な利得
をもち、かつパルス光列全体で一様な利得が得られるよ
うに、利得の変化が制御光の利得にのみ現れるように制
御光の波長および光強度を設定する。これにより、パル
ス光の波長歪を抑えることができる。
【0030】図6に示す第五実施例では、図3に示した
実施例における光分岐素子5に代えて波長多重分岐素子
21を用い、この波長多重分岐素子21により制御光源
20からの制御光を光ループ回路内に挿入する。この実
施例では、部品点数を削減する目的で、制御光の挿入と
パルス光の取り出しとの双方を波長多重分岐素子21で
行う構成とした。これに対し、制御光の挿入とパルス光
の取り出しとを別々に行うこともできる。また、制御光
の挿入とパルス光の取り出しとは光ループ回路中のいず
れの場所で行ってもよい。ただし、光スイッチ4から光
遅延線6を通り光増幅器7に至る光路上に波長多重分岐
素子21を配置すれば、光増幅器7に入力する光強度が
安定化し、最良の効果を得ることができる。
実施例における光分岐素子5に代えて波長多重分岐素子
21を用い、この波長多重分岐素子21により制御光源
20からの制御光を光ループ回路内に挿入する。この実
施例では、部品点数を削減する目的で、制御光の挿入と
パルス光の取り出しとの双方を波長多重分岐素子21で
行う構成とした。これに対し、制御光の挿入とパルス光
の取り出しとを別々に行うこともできる。また、制御光
の挿入とパルス光の取り出しとは光ループ回路中のいず
れの場所で行ってもよい。ただし、光スイッチ4から光
遅延線6を通り光増幅器7に至る光路上に波長多重分岐
素子21を配置すれば、光増幅器7に入力する光強度が
安定化し、最良の効果を得ることができる。
【0031】波長が1555nm、ピーク光強度が+5
dBmの出力パルス光列の波形歪を図7および図8に示
し、波長1520nm、光強度−8.5dBmの制御光
を挿入した場合の出力パルス光の波形歪を図9および図
10に示す。図7および図9は周回数に対する変化を示
し、図8および図10はある周回数におけるパルス波形
を示す。図8および図10から、0周目では矩形である
パルスが周回を重ねるにしたがってパルスの後端部の信
号出力が減少して矩形から歪んでいくようすがわかる。
また、図10の波形歪が図8のそれに比べて小さいこと
から、制御光によりパルス波形歪が抑えられたことがわ
かる。
dBmの出力パルス光列の波形歪を図7および図8に示
し、波長1520nm、光強度−8.5dBmの制御光
を挿入した場合の出力パルス光の波形歪を図9および図
10に示す。図7および図9は周回数に対する変化を示
し、図8および図10はある周回数におけるパルス波形
を示す。図8および図10から、0周目では矩形である
パルスが周回を重ねるにしたがってパルスの後端部の信
号出力が減少して矩形から歪んでいくようすがわかる。
また、図10の波形歪が図8のそれに比べて小さいこと
から、制御光によりパルス波形歪が抑えられたことがわ
かる。
【0032】図11に示す第六実施例では、図6に示し
た第五実施例に加えて制御回路22を備え、光検出器1
1によりパルス光の波形を検出し、波形歪が小さくなる
ように制御回路22が制御信号を出力して制御光源20
から出力される制御光の波長および強度を制御する。
た第五実施例に加えて制御回路22を備え、光検出器1
1によりパルス光の波形を検出し、波形歪が小さくなる
ように制御回路22が制御信号を出力して制御光源20
から出力される制御光の波長および強度を制御する。
【0033】図12に示す第七実施例では、第六実施例
に加えて光ループ回路内に光フィルタ23を備え、制御
光がループ内を周回することを防ぐ。光フィルタ23と
しては、制御光を遮断する光帯域遮断フィルタあるいは
パルス光列のみを透過する光帯域通過フィルタを用い
る。光フィルタ23は、光増幅器7の出力から波長多重
分岐素子21の間にいずれか配置すればよいが、光増幅
器7の出力直後に配置すれば、他のループ構成素子に制
御光が影響を及ぼすことがなくなるので最も好ましい。
に加えて光ループ回路内に光フィルタ23を備え、制御
光がループ内を周回することを防ぐ。光フィルタ23と
しては、制御光を遮断する光帯域遮断フィルタあるいは
パルス光列のみを透過する光帯域通過フィルタを用い
る。光フィルタ23は、光増幅器7の出力から波長多重
分岐素子21の間にいずれか配置すればよいが、光増幅
器7の出力直後に配置すれば、他のループ構成素子に制
御光が影響を及ぼすことがなくなるので最も好ましい。
【0034】図13に示す第八実施例では、パルス光列
出力部にスイッチ制御信号により制御される光スイッチ
24を加えたことが第七実施例と異なる。光ファイバの
非線形性による不要な光周波数シフトはパルスの前縁部
と後縁部とに集中しているので、光スイッチ24により
パルス波形の中心部のみを抜き出すことにより、出力光
の光周波数純度を高めることができる。このような光ス
イッチ24は第一ないし第六のいずれの実施例において
も有効である。
出力部にスイッチ制御信号により制御される光スイッチ
24を加えたことが第七実施例と異なる。光ファイバの
非線形性による不要な光周波数シフトはパルスの前縁部
と後縁部とに集中しているので、光スイッチ24により
パルス波形の中心部のみを抜き出すことにより、出力光
の光周波数純度を高めることができる。このような光ス
イッチ24は第一ないし第六のいずれの実施例において
も有効である。
【0035】図14に示す第九実施例では、パルス光列
出力部に光増幅器制御信号により制御される光増幅器2
5を配置したことが第八実施例と異なる。この構成によ
り、出力されるパルス光列に任意の包絡線形状を与える
ことができる。この構成もまた、第一ないし第七のいず
れの実施例にも利用することができる。
出力部に光増幅器制御信号により制御される光増幅器2
5を配置したことが第八実施例と異なる。この構成によ
り、出力されるパルス光列に任意の包絡線形状を与える
ことができる。この構成もまた、第一ないし第七のいず
れの実施例にも利用することができる。
【0036】図15は本発明第十実施例の光信号発生装
置を示すブロック構成図である。この実施例は、光増幅
器7の利得を調整する代わりに、光ループ回路内での光
損失を制御することが上述の実施例と異なる。すなわ
ち、光ループ回路内に配置され透過光強度が制御可能な
光減衰手段として可変減衰器30を備え、光分岐素子5
からの光出力の一部を抜き出してそのピーク光強度を検
出する手段として光分岐素子10および光検出器11を
備え、検出されるピーク光強度が実質的に一定となるよ
うに可変減衰器30の減衰率を制御する制御手段として
比較回路31を備える。この比較回路31は上述した比
較回路12と実質的に同等の回路であり、光検出器11
により検出されたピーク光強度を基準ピーク値と比較し
て減衰器設定信号を出力する。可変減衰器30はこの減
衰器設定信号により制御され、各パルス光のピーク光強
度が一定となるように光ループ回路内の光損失を制御す
る。光増幅器には希土類ドープ光ファイバ増幅器のよう
に時定数の長いものがあり、光可変減衰器の時定数は光
ファイバ増幅器よりは短いので、より高速な波長変化に
追随できる。
置を示すブロック構成図である。この実施例は、光増幅
器7の利得を調整する代わりに、光ループ回路内での光
損失を制御することが上述の実施例と異なる。すなわ
ち、光ループ回路内に配置され透過光強度が制御可能な
光減衰手段として可変減衰器30を備え、光分岐素子5
からの光出力の一部を抜き出してそのピーク光強度を検
出する手段として光分岐素子10および光検出器11を
備え、検出されるピーク光強度が実質的に一定となるよ
うに可変減衰器30の減衰率を制御する制御手段として
比較回路31を備える。この比較回路31は上述した比
較回路12と実質的に同等の回路であり、光検出器11
により検出されたピーク光強度を基準ピーク値と比較し
て減衰器設定信号を出力する。可変減衰器30はこの減
衰器設定信号により制御され、各パルス光のピーク光強
度が一定となるように光ループ回路内の光損失を制御す
る。光増幅器には希土類ドープ光ファイバ増幅器のよう
に時定数の長いものがあり、光可変減衰器の時定数は光
ファイバ増幅器よりは短いので、より高速な波長変化に
追随できる。
【0037】図16は本発明第十一実施例の光信号発生
装置を示すブロック構成図である。高い距離分解能を有
する光OTDRには、時間の経過に対して基準波長から
同じ変化量だけ波長が増加あるいは減少する光パルス列
を用いるものがある。図16に示す実施例はこのような
光パルス列を発生する。
装置を示すブロック構成図である。高い距離分解能を有
する光OTDRには、時間の経過に対して基準波長から
同じ変化量だけ波長が増加あるいは減少する光パルス列
を用いるものがある。図16に示す実施例はこのような
光パルス列を発生する。
【0038】すなわち本実施例は、波長変換素子とし
て、特性が同一の二つの音響光学素子801、802を
直列に接続し、互いの0次ポートを他方の1次ポートに
接続したものを用いることが上述の実施例と異なる。こ
のような接続により、音響光学素子801、802の間
には二つの接続線が存在することになる。この接続線を
τ/2毎に切り換える。音響光学素子801は光周波数
を−Δf(波長に換算するとΔλ)変化させ、音響光学
素子802は光周波数をΔf(波長に換算すると−Δ
λ)変化させるとする。0からτ/2の間は音響光学素
子801の1次ポートから音響光学素子の0次ポートに
信号光を送り、τ/2からτの間は音響光学素子801
の0次ポートから音響光学素子802の1次ポートに信
号光を送ると、0からτ/2の間はΔλだけ波長が変化
し、τ/2からτの間は−Δλだけ波長が変化する。τ
から3/2τの間は前回Δλだけ波長が変化したパルス
光が周回してきて再びΔλだけ波長が変化する。すなわ
ち、元の波長に対して2Δλだけ波長が変化する。以下
同様に繰り返すことにより、図16の光出力に波形を示
した光パルス列が得られる。
て、特性が同一の二つの音響光学素子801、802を
直列に接続し、互いの0次ポートを他方の1次ポートに
接続したものを用いることが上述の実施例と異なる。こ
のような接続により、音響光学素子801、802の間
には二つの接続線が存在することになる。この接続線を
τ/2毎に切り換える。音響光学素子801は光周波数
を−Δf(波長に換算するとΔλ)変化させ、音響光学
素子802は光周波数をΔf(波長に換算すると−Δ
λ)変化させるとする。0からτ/2の間は音響光学素
子801の1次ポートから音響光学素子の0次ポートに
信号光を送り、τ/2からτの間は音響光学素子801
の0次ポートから音響光学素子802の1次ポートに信
号光を送ると、0からτ/2の間はΔλだけ波長が変化
し、τ/2からτの間は−Δλだけ波長が変化する。τ
から3/2τの間は前回Δλだけ波長が変化したパルス
光が周回してきて再びΔλだけ波長が変化する。すなわ
ち、元の波長に対して2Δλだけ波長が変化する。以下
同様に繰り返すことにより、図16の光出力に波形を示
した光パルス列が得られる。
【0039】図17は本発明第十二実施例の光信号発生
装置を示すブロック構成図である。この実施例は、光ル
ープ回路に光信号を注入するためのパルス光源として波
長可変形のものを用い、出力パルス光列をヘテロダイン
またはホモダイン検波して光源の発振波長をあらかじめ
定められた値に制御することが上述の実施例と異なる。
すなわち、光ループ回路に注入する光信号を発生する発
振波長可変の光源として可変波長光源41およびその駆
動回路40を備え、光分岐素子5からの光出力の一部を
抜き出してその波長を検出する手段として光分岐素子1
0、基準波長光源42、光合波器43、光検出器44、
光スイッチ45および周波数カウンタ46を備え、検出
された波長に基づいて可変波長光源の発振波長を制御す
る手段として比較回路47を備える。光分岐素子5、1
0は光出力を分岐し、光合波器43はその分離された光
出力に基準波長光源からの光を合波する。この合波光を
光検出器44で受光することにより、光出力が検波され
る。この光検出器44の検波出力を光スイッチ45によ
りサンプリングし、その周波数を周波数カウンタ46に
より計数する。比較回路47では、この計数値と基準周
波数オフセット値とを比較し、波長設定信号を出力す
る。駆動回路40はこの波長設定信号に基づいて可変波
長光源41の発振波長を制御する。このような制御によ
り、任意の波長を起点として光周波数を掃引することが
可能となる。
装置を示すブロック構成図である。この実施例は、光ル
ープ回路に光信号を注入するためのパルス光源として波
長可変形のものを用い、出力パルス光列をヘテロダイン
またはホモダイン検波して光源の発振波長をあらかじめ
定められた値に制御することが上述の実施例と異なる。
すなわち、光ループ回路に注入する光信号を発生する発
振波長可変の光源として可変波長光源41およびその駆
動回路40を備え、光分岐素子5からの光出力の一部を
抜き出してその波長を検出する手段として光分岐素子1
0、基準波長光源42、光合波器43、光検出器44、
光スイッチ45および周波数カウンタ46を備え、検出
された波長に基づいて可変波長光源の発振波長を制御す
る手段として比較回路47を備える。光分岐素子5、1
0は光出力を分岐し、光合波器43はその分離された光
出力に基準波長光源からの光を合波する。この合波光を
光検出器44で受光することにより、光出力が検波され
る。この光検出器44の検波出力を光スイッチ45によ
りサンプリングし、その周波数を周波数カウンタ46に
より計数する。比較回路47では、この計数値と基準周
波数オフセット値とを比較し、波長設定信号を出力す
る。駆動回路40はこの波長設定信号に基づいて可変波
長光源41の発振波長を制御する。このような制御によ
り、任意の波長を起点として光周波数を掃引することが
可能となる。
【0040】図18および図19はそれぞれ本発明第十
三および第十四実施例の光信号発生装置を示すブロック
構成図である。これらの実施例は、光パルス列の波長の
みを通過させる光フィルタを光ループ回路内に挿入し、
光増幅器7で生じて増幅された自然放出光などの雑音光
を除去する。
三および第十四実施例の光信号発生装置を示すブロック
構成図である。これらの実施例は、光パルス列の波長の
みを通過させる光フィルタを光ループ回路内に挿入し、
光増幅器7で生じて増幅された自然放出光などの雑音光
を除去する。
【0041】図18に示した第十三実施例では、可変波
長フィルタ50を用い、この可変波長フィルタ50の通
過中心波長を光パルス列に同期して光ループ回路内を通
っている光パルス列の波長に合わせる。可変波長フィル
タ50の通過中心波長は、外部から与えられる波長制御
信号により制御する。
長フィルタ50を用い、この可変波長フィルタ50の通
過中心波長を光パルス列に同期して光ループ回路内を通
っている光パルス列の波長に合わせる。可変波長フィル
タ50の通過中心波長は、外部から与えられる波長制御
信号により制御する。
【0042】図19に示した第十四実施例では、通過帯
域がパルス光列の波長と一致する櫛形光フィルタ51を
用いる。波長が光パルス列のいずれかの波長と一致する
雑音光は除去できないが、複雑な制御を要しないため、
図18に示した構成に比べて簡易な構成で実施できる。
域がパルス光列の波長と一致する櫛形光フィルタ51を
用いる。波長が光パルス列のいずれかの波長と一致する
雑音光は除去できないが、複雑な制御を要しないため、
図18に示した構成に比べて簡易な構成で実施できる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光信号発
生装置は、光遅延手段を光増幅手段の直前に配置するこ
とにより、光遅延手段内で生じる光周波数シフトを抑圧
でき、光パルス列の光周波数設定精度を向上させること
ができる。また、光パルス列のピーク光強度が一定とな
るように光増幅器の利得やループ内損失を制御すること
により、ループ内光素子の光周波数特性を補償し、光パ
ルス列の光強度のばらつきやパルス波形の歪を抑えるこ
とができる。
生装置は、光遅延手段を光増幅手段の直前に配置するこ
とにより、光遅延手段内で生じる光周波数シフトを抑圧
でき、光パルス列の光周波数設定精度を向上させること
ができる。また、光パルス列のピーク光強度が一定とな
るように光増幅器の利得やループ内損失を制御すること
により、ループ内光素子の光周波数特性を補償し、光パ
ルス列の光強度のばらつきやパルス波形の歪を抑えるこ
とができる。
【図1】本発明第一実施例の光信号発生装置を示すブロ
ック構成図であり、単一波長光源を用いた例を示す図。
ック構成図であり、単一波長光源を用いた例を示す図。
【図2】第一実施例の修正例を示すブロック構成図であ
り、光スイッチとして二つの音響光学素子を用いた例を
示す図。
り、光スイッチとして二つの音響光学素子を用いた例を
示す図。
【図3】本発明の第二実施例を示すブロック構成図であ
り、光増幅器が利得設定手段を備えている場合の構成例
を示す図。
り、光増幅器が利得設定手段を備えている場合の構成例
を示す図。
【図4】本発明の第三実施例を示すブロック構成図であ
り、光増幅器が利得設定手段を備えていない場合の構成
例を示す図。
り、光増幅器が利得設定手段を備えていない場合の構成
例を示す図。
【図5】本発明の第四実施例を示すブロック構成図であ
り、利得制御に中央処理装置を用いた例を示す図。
り、利得制御に中央処理装置を用いた例を示す図。
【図6】本発明の第五実施例を示すブロック構成図であ
り、自走する制御光源を用いた構成例を示す図。
り、自走する制御光源を用いた構成例を示す図。
【図7】光増幅器に制御光を入力しない場合の出力パル
ス光の波形歪を示す図。
ス光の波形歪を示す図。
【図8】その場合におけるパルス波形を示す図。
【図9】光増幅器に制御光を入力した場合の出力パルス
光の波形歪を示す図。
光の波形歪を示す図。
【図10】その場合におけるパルス波形を示す図。
【図11】本発明の第六実施例を示すブロック構成図で
あり、光パルスの波形歪を補償することのできる構成例
を示す図。
あり、光パルスの波形歪を補償することのできる構成例
を示す図。
【図12】本発明の第七実施例を示すブロック構成図で
あり、自然放出光を除去するための光フィルタを用いた
構成例を示す図。
あり、自然放出光を除去するための光フィルタを用いた
構成例を示す図。
【図13】本発明の第八実施例を示すブロック構成図で
あり、光パルス波形整形のための光スイッチを備えた構
成例を示す図。
あり、光パルス波形整形のための光スイッチを備えた構
成例を示す図。
【図14】本発明の第九実施例を示すブロック構成図で
あり、光パルス波形整形のための光増幅器を備えた構成
例を示す図。
あり、光パルス波形整形のための光増幅器を備えた構成
例を示す図。
【図15】本発明の第十実施例の光信号発生装置を示す
ブロック構成図。
ブロック構成図。
【図16】本発明の第十一実施例の光信号発生装置を示
すブロック構成図。
すブロック構成図。
【図17】本発明の第十二実施例の光信号発生装置を示
すブロック構成図。
すブロック構成図。
【図18】本発明の第十三実施例を示すブロック構成図
であり、光ループ回路内に可変波長フィルタを設けた構
成例を示す図。
であり、光ループ回路内に可変波長フィルタを設けた構
成例を示す図。
【図19】本発明の第十四実施例を示すブロック構成図
であり、光ループ回路内に櫛形光フィルタを設けた構成
例を示す図。
であり、光ループ回路内に櫛形光フィルタを設けた構成
例を示す図。
【図20】従来例の光信号発生装置を示すブロック構成
図。
図。
1 単一波長光源 2、4、24、45 光スイッチ 3、43 光合波器 5、10 光分岐素子 6 光遅延線 7、25 光増幅器 8 波長変換素子 11、44 光検出器 12、30、47 比較回路 13 中央処理装置 20 制御光源 21 波長多重分岐素子 22 制御回路 23 光フィルタ 30 可変減衰器 40 駆動回路 41 可変波長光源 42 基準波長光源 46 周波数カウンタ 50 可変波長フィルタ 51 櫛形光フィルタ 201、202、801、802 音響光学素子
Claims (6)
- 【請求項1】 光信号が周回する光ループ回路を備え、 この光ループ回路内に、 外部からこの光ループ回路に光信号を注入する合波手段
と、 この光ループ回路の光路を周期的に断続する断続手段
と、 この光ループ回路から外部に光出力を取り出す分岐手段
と、 光信号に遅延を与える光遅延手段と、 光信号を増幅する光増幅手段と、 光信号の波長を変換する波長変換手段とを備えた光信号
発生装置において、 上記光遅延手段が上記光増幅手段の直前に配置されたこ
とを特徴とする光信号発生装置。 - 【請求項2】 上記分岐手段からの光出力の一部を抜き
出してそのピーク光強度を検出する手段と、 検出されるピーク光強度が実質的に一定となるように上
記光増幅手段の利得を制御する制御手段とを備えた請求
項1記載の光信号発生装置。 - 【請求項3】 上記光ループ回路内に配置され透過光強
度が制御可能な光減衰手段と、 上記分岐手段からの光出力の一部を抜き出してそのピー
ク光強度を検出する手段と、 検出されるピーク光強度が実質的に一定となるように上
記光減衰手段の減衰率を制御する制御手段とを備えた請
求項1記載の光信号発生装置。 - 【請求項4】 光信号とは異なる波長の制御光を上記光
ループ回路に注入して上記光増幅手段の利得を調整する
手段を備えた請求項1ないし3のいずれか記載の光信号
発生装置。 - 【請求項5】 光ループ回路に注入する光信号を発生す
る発振波長可変の光源と、 上記分岐手段からの光出力の一部を抜き出してその波長
を検出する手段と、 検出された波長に基づいて上記光源の発振波長を制御す
る手段とを備えた請求項1記載の光信号発生装置。 - 【請求項6】 光ループ回路内に必要な光パルス列の波
長が通過する光フィルタを備えた請求項1記載の光信号
発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11599793A JPH06332020A (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 光信号発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11599793A JPH06332020A (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 光信号発生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06332020A true JPH06332020A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=14676300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11599793A Pending JPH06332020A (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 光信号発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06332020A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08236843A (ja) * | 1995-02-27 | 1996-09-13 | Ando Electric Co Ltd | 光パルス発生器 |
| JPH08236842A (ja) * | 1995-02-24 | 1996-09-13 | Ando Electric Co Ltd | 光パルス発生器 |
| WO2002035200A1 (en) * | 2000-10-13 | 2002-05-02 | Advantest Corporation | Optical pulse generator, and optical pulse testing instrument and method |
| KR100377456B1 (ko) * | 2000-12-13 | 2003-03-26 | 학교법인고려중앙학원 | Slalom을 이용한 전광 직/병렬 데이터 형식 변환 장치 |
| JP2007243233A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-20 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光パルス列発生方法および光パルス列発生装置 |
| JP2012185378A (ja) * | 2011-03-07 | 2012-09-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 光子周波数変換装置 |
-
1993
- 1993-05-18 JP JP11599793A patent/JPH06332020A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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