JPH06332409A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JPH06332409A
JPH06332409A JP5365794A JP5365794A JPH06332409A JP H06332409 A JPH06332409 A JP H06332409A JP 5365794 A JP5365794 A JP 5365794A JP 5365794 A JP5365794 A JP 5365794A JP H06332409 A JPH06332409 A JP H06332409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
row
selection
liquid crystal
row electrode
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5365794A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kuwata
武志 桑田
Enu Rutsukumongazan Temukaa
エヌ ルックモンガザン テムカー
Takanori Onishi
孝宣 大西
Masami Ito
雅美 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP5365794A priority Critical patent/JPH06332409A/ja
Publication of JPH06332409A publication Critical patent/JPH06332409A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 シフトレジスタ1aは、各選択電圧ベクトル
に対応した各行選択パターンをシリアルに並べたデータ
aをCPに従ってシフトする。Nビットのビット幅を有
するラッチ回路2aは、シフトレジスタ1aの各段の出
力をラッチして、N本の出力を有する液晶駆動回路3の
各a入力端子に供給する。 【効果】 同時選択されるL本の行電極に容易に所望の
電圧パターンを設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速応答する液晶表示
素子を適用することができる液晶表示装置に関し、特
に、複数ライン同時選択法によって行選択電圧を発生す
る単純マトリックス型の液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、STN(スーパーツイステッドネ
マティック)液晶素子のように、印加電圧の実効値に依
存して応答する液晶表示素子が実用化されている。表示
切り替え速度の向上等のために高速応答する液晶素子が
望まれるが、高速応答する液晶素子は、オン状態とオフ
状態との間で光学的変化が小さくなり、コントラストが
低下するという問題があった。
【0003】液晶素子の駆動法として一般的なものに、
素子がマトリックス状に配された液晶素子の各素子を1
走査線毎に選択して駆動する線順次駆動法がある。線順
次駆動法を用いた場合、応答時間が200msec程度
を要するさほど高速でない液晶素子を用いたときには、
その応答時間は、線順次駆動波形の周期に比べて長い。
しかし、応答時間が20〜100msec程度に短くな
ると、その時間が線順次駆動波形の周期に近づく。その
結果、線順次駆動による選択期間においてオン状態とな
った素子が、非選択期間の間にオフ状態に戻ってしま
う。すなわち、オン状態とオフ状態とで明るさの差が小
さくなってしまう。この現象は、フレーム応答と呼ばれ
る。
【0004】フレーム応答を解消するために、液晶素子
の応答速度の高速化に応じて線順次駆動の周波数を上げ
ることが考えられる。しかし、周波数を上げると、素子
に対する印加波形の周波数スペクトルが高くなるので、
表示の不均一化を引き起こす。
【0005】以上のような問題を解消するための駆動方
法として、複数の走査線を一括して選択する複数ライン
同時選択法が考えられている。複数の走査線を同時に選
択して駆動すれば、選択信号のパルス幅を代えずに1つ
の行電極に与えられる選択信号の周期を短くできる。複
数ラインを同時に選択する方法として、SID ’92
DIGEST(1992年)P.228に記載された
全走査線を同時に選択する方法、およびSID ’92
DIGEST(1992年)P.238に記載された
全走査線よりも少ない複数走査線を同時に選択する方法
(MLS法)とがある。
【0006】いずれの方法においても、選択信号は2つ
のレベルのうちのいずれかのレベルの信号である。それ
ぞれのレベルを+1,−1で表わすと、同時に選択され
る走査線に与えられる各選択信号の時系列は、+1,−
1で構成される直交関数である。表示データを与えるた
めの信号線側には、表示のオン/オフに相当するデータ
を+1,−1で表わした場合に、上記直交関数と各デー
タとの比較結果に応じた印加電圧が与えられる。
【0007】線順次駆動法によると、1/Nデューティ
駆動、2フレーム内交流化方式の場合には、正極性の選
択出力で走査線に対応する行電極の1本目からN本目ま
での走査をし、次に負極性の選択出力で1本目からN本
目までの走査を行なうことにより交流化を行なって、1
つの表示シーケンスが終了する。すなわち、各行電極
は、2フレームからなる1つの表示シーケンスにおいて
2回走査される。この場合、一時に選択される行電極は
1つであるから、印加電圧の極性を制御する行電極ドラ
イバは1つでよい。
【0008】これに対して、MLS法では、選択期間お
よびフレーム周期を線順次駆動法の場合と同じであると
すると、各走査線を、1つの表示シーケンスにおいて2
L回走査することができる。ここで、Lは、同時に選択
される走査線数である。そして、それぞれの走査線につ
いての各選択信号を1表示シーケンス中に分散すれば、
各行電極に与えられる選択信号の周期は短くなる。すな
わち線順次駆動法の場合に比べて、液晶素子の光学的変
化(オン状態とオフ状態との間の)が小さくなるのを抑
制することができる。よって、高速応答素子にも適用で
きる駆動法を実現できる。その際、選択される複数の走
査線に対応した行電極の極性を独立に制御する必要があ
る。図11にL=3の場合の行電極波形の一例を示す。
図11において、R1 〜R9 はそれぞれ行電極を示す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】同時に選択されるL行
の行電極に印加される電圧の極性を独立に制御する場
合、従来の行電極ドライバによって実現すると、L個の
ドライバが必要になる。Lを大きくとると、回路規模が
増大し液晶表示装置が高価なものになってしまう。すな
わち、Lの値を、フレーム応答を抑えつつ妥当な値にす
る必要がある。本願発明の発明者は、既に特開平6−2
7904号公報および特開平6−27907号公報に記
載されているように、L本の走査線を一時に選択する駆
動方法であって行電極の極性をより効果的に制御する液
晶の駆動方法を提案している。以下、その方法について
簡単に説明する。
【0010】各行電極に印加される電圧は、選択信号が
有意のときには+Vr ,−Vr (Vr >0)のいずれか
であって、非選択時には0とする。N本の行電極を各L
本のグループに分け1グループ内のL本の行電極を同時
に選択する。以下、簡単のために、NはLの整数倍であ
って、N=M×Lを満たすとする。すなわち、グループ
数はMである。なお、同時に選択される各行電極からな
るグレープを行電極サブグループと呼ぶ。また、1つの
行電極サブグループを構成する各行電極は、連続して配
置されているものである必要はない。とびとびの行電極
を集めて行電極サブグループを構成してもよい。
【0011】m番目(mは1〜Mのいずれか)の行電極
サブグループが選択されるときにグループを構成する各
行電極に印加される選択電圧は、各行電極に印加される
電圧を要素とするL次のベクトルを時系列に従って並べ
たもので表わせる。これを選択電圧行列と呼ぶ。また、
選択電圧行列を構成する列ベクトルを選択電圧ベクトル
と呼ぶ。よって、選択電圧行列が決まった後は、選択電
圧行列を構成する選択電圧ベクトルの各要素を対応する
行電極に電圧として印加する。全ての選択電圧ベクトル
について、順次各行電極に電圧を印加することにより1
つの行電極サブグループの選択が完了する。
【0012】次に、選択電圧行列の構成方法について説
明する。まず、要素が+Vr または−Vr からなり、自
身の転置行列との積が単位行列のスカラ倍となるL行K
列の行列(直交行列)A=[α1 ,α2 ,・・・,α
K ]を選ぶ。ここで、αq (q=1〜K)はL個の要素
を有する適当な縦ベクトル、KはK≧Lとなる整数であ
る。Kをあまり大きく設定すると行電極選択に必要な選
択パルス数も大きくなるので、Kはとりうる値のうち最
も小さい値とすることが望ましい。
【0013】図12に、L=4,8でK=4,8とした
場合の行列Aの具体例を挙げる。各種行列を用いて液晶
素子を駆動した結果、図12の(a),(c)に示すア
ダマール行列を採用すると表示むらが抑制されることが
確認されている。L=2p でない場合には、自身の転置
行列との積が単位行列のスカラ倍になるK次の行列から
任意の(K−L)行を削ることにより、L行K列の行列
Aを構成できる。
【0014】特開平6−27904号公報および特開平
6−27907号公報には、さらに、選択電圧列とし
て、少なくともα1 ,α2 ,・・・,αK ,−α1 ,−
α2 ,・・・,−αK の各選択電圧ベクトルを配列した
ベクトルの列を選ぶようにすることが記載されている。
すなわち、選択電圧列中に各ベクトルが1回ずつ現われ
るようにした2K個のベクトルからなる選択電圧列を選
ぶことができる。そのように選択することにより、一般
的に、駆動の交流化がはかれる。
【0015】なお、選択電圧行列を構成する列ベクトル
をさらに増やしてもよい。例えば、L=2の場合には、
行電極サブグループとしてとりうる電位状態は24 =1
6通りある。よって、例えば、16通りの全てを選択電
圧ベクトルとして含む選択電圧行列とすることもでき
る。また、選択電圧ベクトルの時系列の配列順序は任意
である。1つの行電極サブグループが選択されるたびに
順序を入れ替えたりずらしたり、1表示シーケンスが終
わる毎に入れ替えたりすることもできる。表示むらを抑
制するには、入れ替えを適当に実行することが好まし
い。
【0016】次に、選択電圧ベクトルで表される選択電
圧を各行電極に印加するタイミングについて説明する。
高速応答液晶素子のフレーム応答を抑制するためには、
選択信号を1表示シーケンス内で分散し、各行電極につ
いての非選択期間の長さが短くなるようにするとよい。
つまり、ある行電極サブグループについて各選択電圧ベ
クトルで表される各印加パターンに従って連続して選択
信号を与える(電圧を印加する)のではなく、1つまた
はいくつかの選択電圧ベクトルによる電圧印加を実行し
たら、他の行電極サブグループに対する制御に移行すべ
きである。一般的には、選択電圧ベクトルの分割数を増
やした方が、非選択期間が短縮されるので、フレーム応
答の抑制に効果的である。また、選択信号の分散は均一
化される方が望ましい。よって、ある電極サブグループ
について1つの選択電圧ベクトルによる電圧印加が終わ
ると、他の行電極サブグループについての電圧印加制御
に移行するのがよい。
【0017】表示のための信号が与えられる列電極に印
加される信号は、以下のように決定される。今選択され
ている選択電圧ベクトルの+Vr の要素を1とし、−V
r の要素を0としたものをデータ列βとする。また、1
つの列電極に与えられるべき各データのうち今選択され
ている各行電極に対応したものをデータ列γとする。デ
ータ列βとデータ列γとの間で対応する要素毎に排他的
論理和をとる。そして、演算の結果の算術和をとる。従
って、例えば値が異なっている要素の数がi個あれば、
算術和はiである。列電極に印加される電圧はVi と定
められる。
【0018】ここで、Vi は、V0 <V1 <・・・<V
L となる(L+1)個の電圧レベルから選ばれる。電圧
レベルの絶対値は液晶素子のしきい値電圧等によって決
定される。また、これらの値は列電圧が交流化されるよ
うに選択されることが望ましい。Vi =((2i−L)
/L)Vc ,Vr =(N1/2 /L)Vc とすると、電圧実
効値のVON/VOFF を最大にすることができる。ここ
で、Vc は列電極に印加される電圧のうちの最大値であ
る。もちろん、上記条件以外の条件を採用することもで
きる。つまり、その条件の近傍で最もよいコントラスト
比が得られるようにVi ,Vr を調整してもよい。
【0019】表示データが2値ではなく階調を有する場
合には、フレーム間引き法によって階調を実現すること
ができる。また、特願平4−269560号明細書で提
案されているような振幅変調を用いることもできる。な
お、上記説明ではN=M×Lの場合について説明した
が、各行電極サブグループを構成する行電極数を全て等
しくするということができない場合には、ダミーの行電
極を導入して、全ての行電極サブグループに含まれる行
電極数を等しいものと仮想することができる。
【0020】以上に述べたように、本願発明の発明者
は、L本の走査線を一時に選択する駆動方法であって行
電極の極性をより効果的に制御する液晶の駆動方法を提
案したが、本発明は、そのような駆動方法に適する行電
極ドライバ(行電圧発生回路)を備えた液晶表示装置を
提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る液晶表示装置は、複数の行電極と列電極とで駆動され
る液晶表示素子の行電極を複数同時に選択して駆動する
装置であって、同時選択された行電極の表示素子上の位
置に対応する画像信号を直交関数で変換した直交変換信
号にもとづく電圧を、各列電極に印加する列電圧発生回
路と、直交変換信号を復元しうる直交関数で構成された
行選択パターン信号にもとづく電圧を、同時選択された
複数の行電極に印加する行電圧発生回路とを備えた液晶
表示装置において、行電圧発生回路が、同時選択される
各行電極を順次指定する行電極選択手段と、行電極選択
手段によって選択される各行電極に印加される電圧に対
応した行選択パターン信号出力する行選択パターン設定
手段と、行電極選択手段が指定した各行電極に対して、
行選択パターン設定手段が設定したパターンに応じた電
圧を印加する行電極駆動手段とを備えたものである。
【0022】請求項2記載の発明に係る液晶表示装置
は、行電極駆動手段が、それぞれが行電極に対応したN
本の選択信号を入力するとともに、それぞれが行電極に
対応したN本の電圧設定信号を入力し、選択信号によっ
て指定された行電極に対して電圧設定信号が示す行電圧
を印加する液晶駆動回路を備え、行電極選択手段が、選
択されるべき各行電極に対応した各選択信号を有意にす
るとともにそれ以外の各行電極に対応した各選択信号を
非有意にして液晶駆動回路に各選択信号を与える選択信
号並列出力器を備え、行選択パターン設定手段が、選択
されるべき各行電極に対応した行選択パターン信号中の
対応データを電圧設定信号として液晶駆動回路に与える
電圧設定信号並列出力器を備えた構成になっているもの
である。
【0023】請求項3記載の発明に係る液晶表示装置
は、選択信号並列出力器の並列出力数および電圧設定信
号並列出力器の並列出力数が全行電極数Nに等しくなっ
ているものである。
【0024】請求項4記載の発明に係る液晶表示装置
は、選択信号並列出力器が、選択信号の有意期間を示す
データをシフトするシフトレジスタと、同時に選択され
る行電極からなるグループの選択切り替えタイミングに
同期したラッチパルスで、シフトレジスタの内容をラッ
チして液晶駆動回路に出力するラッチ回路とを備え、電
圧設定信号並列出力器が、行選択パターン列をシフトす
るシフトレジスタと、上記ラッチパルスで、シフトレジ
スタの内容をラッチして液晶駆動回路に出力するラッチ
回路を備えた構成になっているものである。ここで、選
択信号の有意期間を示すデータをシフトするシフトレジ
スタは、液晶駆動回路に与えられる各選択信号に応じた
選択信号パターンを供給し、行選択パターン列をシフト
するシフトレジスタは、行選択パターン信号を供給する
ものとなっている。
【0025】請求項5記載の発明に係る液晶表示装置
は、電圧設定信号並列出力器におけるシフトレジスタに
供給されるシフトクロックの周波数が、選択信号並列出
力器におけるシフトレジスタに供給されるシフトクロッ
クの周波数よりも高くなっているものである。
【0026】請求項6記載の発明に係る液晶表示装置
は、選択信号並列出力器が、同時に選択される行電極か
らなるグループの数をMとした場合にMの自然数倍の並
列出力数を有し、電圧設定信号並列出力器が、各グルー
プ内を構成する行電極数をLとするとLの自然数倍の並
列出力数を有する構成になっているものである。
【0027】請求項7記載の発明に係る液晶表示装置
は、電圧設定信号並列出力器が、行選択パターン列をシ
フトするシフトレジスタと、同時に選択される行電極か
らなるグループの選択切り替えタイミングに同期したラ
ッチパルスでシフトレジスタの内容をラッチして液晶駆
動回路に出力するラッチ回路を備えた構成になっている
ものである。
【0028】そして、請求項8記載の発明に係る液晶表
示装置は、選択信号並列出力器が、選択信号の有意期間
を示すデータを、同時に選択される行電極からなるグル
ープの選択切り替えタイミングに同期したラッチパルス
でシフトし、各段のタップ出力を各グループの選択信号
として液晶駆動回路に与えるシフトレジスタを備えた構
成になっているものである。
【0029】なお、特に、請求項2記載の発明に係る液
晶表示装置において、選択信号並列出力器の並列出力数
を電圧設定信号並列出力器の並列出力数と等しくしても
よい。その場合には、行選択パターン設定制御がより簡
略化される。また、請求項6記載の発明に係る液晶表示
装置において、選択信号並列出力器が並列出力数Mを有
し、電圧設定信号並列出力器が並列出力数Lを有する構
成を採用してもよい。その場合には、各並列出力器の規
模が小さくて済み、より簡略化された構成で、同時選択
されるL本の行電極に所望の電圧パターンを設定でき
る。請求項6記載の発明に係る液晶表示装置において、
選択信号並列出力器を、同時に選択される行電極からな
るグループの選択切り替えタイミングに同期したラッチ
パルスで、液晶駆動回路に与えられる各選択信号に応じ
た選択信号パターンをラッチして液晶駆動回路に出力す
るラッチ回路を備えた構成としてもよい。その場合に
は、ある行電極サブグループが選択されるときに、その
行電極サブグループの選択を有意にする情報とその他の
行電極サブグループの選択を非有意にする情報がラッチ
されて液晶駆動回路に供給される。すなわち、液晶駆動
回路に対して、選択すべき行電極サブグループを示す情
報を確実に供給できる。さらに、選択信号並列出力器
を、選択信号の有意期間を示すデータを、同時に選択さ
れる行電極からなるグループの選択切り替え周期に等し
い周期のシフトパルスでシフトし、各段のタップ出力を
ラッチ回路に与えるシフトレジスタを備えた構成として
もよい。その場合には、シフトレジスタは、選択される
べき行電極サブグループの選択を有意にするための情報
が、ラッチタイミング時においてラッチ回路にラッチさ
れるように、選択信号パターンを順次シフトする。よっ
て、液晶表示素子側からの雑音のパターン設定側への影
響が低減される。
【0030】
【作用】請求項1記載の発明における行選択パターン設
定手段は、行電極選択手段によって指定された行電極サ
ブグループ内の各行電極に対して印加されるべき電圧パ
ターンを一時に行電極駆動手段に供給する。
【0031】請求項2記載の発明における各並列出力器
は、液晶駆動回路に対して、選択されるべき行電極サブ
グループを構成する各行電極を示す情報と各行電極に印
加されるべき電圧パターンを示す情報とを一括して供給
する。
【0032】請求項3記載の発明における各並列出力器
は、同一の段数Nを有し、行選択パターン設定制御をさ
らに簡略化する。
【0033】請求項4記載の発明における選択信号並列
出力器側のラッチ回路は、選択されるべき行電極サブグ
ループ内の各行電極に対する選択を有意にするための情
報をラッチするとともに、その他の行電極に対する選択
を非有意にするための情報をラッチして、全行電極に対
する選択・非選択を示す情報を液晶駆動回路に与える。
また、電圧設定信号並列出力器側のシフトレジスタは、
選択されるべき行電極サブグループ内の各行電極に対す
る選択を有意にするための情報が、ラッチタイミング時
においてラッチ回路にラッチされるように、選択信号パ
ターンを順次シフトする。
【0034】請求項5記載の発明における電圧設定信号
並列出力器側のシフトレジスタは、選択信号パターンを
シフトするシフトレジスタよりも高速でデータをシフト
し、ある行電極サブグループに与えられるパターンとは
異なるパターンを次の行電極サブグループに与えること
を可能にする。
【0035】請求項6記載の発明における電圧設定信号
並列出力器は、同時選択行電極数Lにもとづく並列出力
数を有し、選択信号並列出力器は、行電極サブグループ
数Mにもとづく並列出力数を有する。よって、各並列出
力器の規模は小さくて済む。
【0036】請求項7記載の発明におけるラッチ回路
は、ある行電極サブグループが選択されるときに、その
行電極サブグループに与えられるべき行選択パターンを
ラッチして液晶駆動回路に与える。また、シフトレジス
タは、ラッチ回路のラッチタイミングにおいて、ある行
電極サブグループに与えられるべき行選択パターンがラ
ッチされるように、シリアル化された行選択パターンを
シフトする。
【0037】そして、請求項8記載の発明における選択
信号並列出力器は、ある行電極サブグループが選択され
るときに、液晶駆動回路がその行電極サブグループに含
まれる行電極を選択できるように、その行電極サブグル
ープに対応した出力を有意にする。
【0038】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図面を参照して説
明する。 実施例1.図1は本発明の第1の実施例による液晶表示
装置における行電圧発生回路の構成を示すブロック図で
ある。図に示すように、シフトレジスタ1aは、段数N
(N:全行電極数)のシフトレジスタであり、各選択電
圧ベクトルに対応した各行選択パターンをシリアルに並
べたデータaをシフトクロックパルス(CP)に従って
シフトする。行選択パターンとは、例えば図12に即し
て説明すると、+1または−1を要素とする行列の−1
の要素を0に置き換えた行列における各列が示すパター
ンである。Nビットのビット幅を有するラッチ回路2a
は、シフトレジスタ1aの各段の出力をラッチして、N
本の出力を有する液晶駆動回路3の各a入力端子に供給
する。
【0039】シフトレジスタ1bは、段数N(N:全行
電極数)のシフトレジスタであり、行電極の1選択期間
の間有意になるデータbを、CPに従ってシフトする。
Nビットのビット幅を有するラッチ回路2bは、シフト
レジスタ1bの各段の出力をラッチして、液晶駆動回路
3の各b入力端子に供給する。すなわち、選択信号パタ
ーンがラッチ回路2bから液晶駆動回路3に与えられ
る。ラッチ回路2a,2bのn番目のタップ出力は、n
番目の行電極に対応する。液晶駆動回路3には、+V
r ,0,−Vr の電圧が供給されている。そして、液晶
駆動回路3は、各(a,b)入力のデータの組み合わせ
に応じて、各行電圧を、+Vr ,0,−Vrのいずれか
に設定する。
【0040】図1には示されていないが、液晶駆動回路
3の出力側には液晶素子が接続されている。なお、一時
に選択される行電極の数をLとしたとき、NがLの倍数
になっていない場合には、液晶駆動回路3の出力On
(n:1〜N)にはダミー出力が含まれることになる。
また、列電圧発生回路(図示せず)は、同時選択された
行電極の表示素子上の位置に対応する画像信号を直交関
数で変換した直交変換信号にもとづく電圧を、前記各列
電極に印加する。例えば、既に説明したように、行選択
パターンと選択された行に対応する列の画像信号との排
他的論理和をとり、その結果の算術和に応じた列電圧を
印加する。
【0041】この実施例では、行電極選択手段は、シフ
トレジスタ1bおよびラッチ回路2bで構成される。行
電圧発生手段は、シフトレジスタ1a、ラッチ回路2a
および液晶駆動回路3で構成される。また、ラッチ回路
2bは選択信号並列出力器の一例であり、ラッチ回路1
aは電圧設定信号並列出力器の一例である。
【0042】次に動作について説明する。ここでは、L
=3の場合について説明する。すなわち、図11に示し
たように、各行電極Rn のうち、R1 〜R3 のグルー
プ、R4 〜R6 のグループ、R7 〜R9 のグループ等が
同時選択されるグループである。各行電極サブグループ
は、それぞれ3つの行電極を含む。この実施例では、第
1番目の行電極サブグループから第M番目の行電極サブ
グループまでをそれぞれ1回走査する間(以下、これを
1フレームという。)で、各行電極サブグループには同
一の行選択パターンが設定される。そして、所定回のフ
レームの走査が完了すると、1画面の表示シーケンスが
終了することになる。
【0043】図2に示すように、ラッチ回路2a,2b
に供給されるラッチパルス(LP)信号の周期は、各行
電圧の選択期間に等しい。また、LPの1周期の間にL
(この場合には3)個のCPが発生する。データbは選
択期間に応じた期間の有意区間(ハイレベル区間)を有
する。また、行選択パターンに対応するデータaはCP
の3周期分の有意区間を有する。
【0044】データaは、CPによってシフトレジスタ
1a内でシフトされ、データbは、CPによってシフト
レジスタ1b内でシフトされる。L個のCPが発生され
る毎に1個のLPが発生する。ラッチ回路2aは、LP
によってシフトレジスタ1a内の各データをラッチす
る。また、ラッチ回路2bは、LPによってシフトレジ
スタ1b内の各データをラッチする。ラッチ回路2aの
N本の出力は液晶駆動回路3の各a入力端子に入力され
る。また、ラッチ回路2bのN本の出力は液晶駆動回路
3の各b入力端子に入力される。
【0045】液晶駆動回路3には、V0 〜V3 の電圧が
入力されている。例えば、V0 ,V2 は0である。V1
は−Vr であり、V3 は+Vr である。液晶駆動回路3
は、レベルシフタやアナログスイッチ等で構成されてい
る。また、n番目のa入力およびn番目のb入力は、n
番目の行電極の電圧に対応している。すなわち、液晶駆
動回路3は、n番目のb入力がローレベルの場合には、
n番目の行電極の電圧を非選択に応じた電圧にする。n
番目のb入力がハイレベルの場合には、n番目のa入力
の極性に応じた電圧をn番目の行電極に印加する。例え
ば、a入力がハイレベルならば+Vr を印加し、ローレ
ベルなら−Vr を印加する。
【0046】以上の関係を真理値表で表現することもで
きる。すなわち、液晶駆動回路3は、(a,b)入力の
組み合わせに応じてV0 〜V3 のうちのいずれかを選択
する。例えば、(a,b)=(0,0)のときにはV0
,(0,1)のときにはV1、(1,0)のときにはV
2 、(1,1)のときにはV3 を選択する。シフトレジ
スタ1a,1bは段数Nであるから、N個のCPが入力
されると全行電極が1回選択される。この間、各行電極
サブグループに与えられる行選択パターンは同一であ
る。そして、次に、行選択パターンが変更されて、すな
わち、データaが変更されて上記処理が行われる。よっ
て、データaは、例えば、複数種類の行選択パターンが
設定されているテーブル、各サイクルの開始時にそれら
のうちの1つを選択する選択回路および選択された行選
択パターンをシリアル信号に変換するP−S変換器とで
構成される。
【0047】なお、ここでは、ラッチ回路2a,2bの
出力数がNの場合について説明したが、N以外の値であ
ってもよい。例えば、N/2の場合には、1つの表示画
面を独立した2つの部分に分け、それぞれを駆動するこ
とになる。また、並列出力器としてラッチ回路2a,2
bを用いた場合について説明したが、他の構成を用いる
こともできる。例えば、ラッチ回路2a,2bを省き、
シフトレジスタ1a,1bの段数をN×Lとする。そし
て、i×L番目の(i:1〜N)番目のタップ出力を液
晶駆動回路3に与える。
【0048】さらに、シフトレジスタ1a,1bを用い
ずに行選択パターンおよび選択信号パターンをラッチ回
路2a,2bに設定するようにしてもよい。例えば、第
1番目の行電極サブグループのみを有意にする選択信号
パターンおよび第1番目の行電極サブグループに対応し
た行選択パターン、第2番目の行電極サブグループのみ
を有意にする選択信号パターンおよび第2番目の行電極
サブグループに対応した行選択パターン、・・・、第M
番目の行電極サブグループのみを有意にする選択信号パ
ターンおよび第M番目の行電極サブグループに対応した
行選択パターンをそれぞれROMに格納しておき、LP
を計数して計数値をアドレス信号としてROM内の選択
信号パターンおよび行選択パターンを読み出すようにし
てもよい。その場合には、高周波数のCPが不要になる
ので、消費電力を低減できる。また、1フレーム内で各
行電極サブグループに与えられる行選択パターンを任意
に設定できる。
【0049】実施例2.上記実施例では1フレームの走
査が完了するまで各行電極サブグループに与えられる行
選択パターンは同一であったが、1フレーム中に行選択
パターンを変更するように構成することもできる。図3
はそのように構成した本発明の第2の実施例による液晶
表示装置における行電圧発生回路の構成を示すブロック
図である。この場合には、シフトレジスタ1aに供給さ
れるシフトクロック(CPa)の周波数は、シフトレジ
スタ1bに供給されるシフトクロック(CPb)の周波
数よりも高い。よって、1フレーム内において、直前の
行電極サブグループが選択されたときに設定された行選
択パターンとは異なる行選択パターンを、今回選択され
る行電極サブグループに設定することができる。
【0050】次に動作について説明する。ここでは、L
=3の場合について説明する。すなわち、図4に示すよ
うに、各行電極Rn のうち、R1 〜R3 のグループ、R
4 〜R6 のグループ、R7 〜R9 のグループ等が同時選
択されるグループである。各行電極サブグループは、そ
れぞれ3つの行電極を含む。この実施例では、図5に示
すように、CPa信号の周波数は、CPb信号の周波数
2倍である。また、LP信号の1周期の間にL個(この
場合には3)のCPbが発生する。
【0051】シフトレジスタ1a,1b、ラッチ回路2
a,2bおよび液晶駆動回路3の動作は、第1の実施例
の場合と同様である。ただし、データaとして、第m番
目の行電極サブグループに対応した液晶駆動回路3にお
ける各b入力端子にハイレベルが与えられるときに、第
m番目の行電極サブグループに与えられるべき行選択パ
ターンがシフトレジスタ1aの各対応段に存在するよう
な一連のデータが順次入力される。
【0052】その条件を満足するようにデータaを供給
すれば、1フレーム内で、各行電極サブグループに与え
られる行選択パターンを任意に設定できることになる。
そのようなデータaは、例えば、一連のデータがパラレ
ル設定されたテーブル、テーブル内のデータを読み出す
読み出し回路およびP−S変換器で構成される。
【0053】なお、CPa信号の周波数はCPb信号の
周波数2倍に限定されない。つまり、本実施例における
LP,CPa,CPbの周波数の関係は、一般的に、以
下のように表される。すなわち、 CPa/CPb=k,CPb/LP=L (kは2以上
の整数) このようにして、1つの行電極サブグループを選択する
毎に行選択パターンを推移させることができる。また、
ここでは、ラッチ回路2a,2bの出力数がNの場合に
ついて説明したが、N以外の値であってもよい。例え
ば、N/2の場合には、1つの表示画面を独立した2つ
の部分に分け、それぞれを駆動することになる。また、
並列出力器としてラッチ回路2a,2bを用いた場合に
ついて説明したが、他の構成を用いることもできる。例
えば、ラッチ回路2a,2bを省き、シフトレジスタ1
a,1bの段数をN×Lとする。そして、n×L番目の
(n:1〜N)番目のタップ出力を液晶駆動回路3に与
える。さらに、シフトレジスタ1a,1bを用いずに行
選択パターンおよび選択信号パターンをラッチ回路2
a,2bに設定するようにしてもよい。
【0054】実施例3.図6は本発明の第3の実施例に
よる液晶表示装置における行電圧発生回路の構成を示す
ブロック図である。図に示すように、この場合には、デ
ータaは段数Lのシフトレジスタ11内をCPによって
シフトされ、シフトレジスタ11の各段のタップ出力は
LPでラッチ回路12にラッチされる。また、データb
は段数Mのシフトレジスタ13内をLPによってシフト
される。
【0055】ラッチ回路12の並列出力は、液晶駆動回
路3のN個のa入力端子に接続される。例えば、ラッチ
回路12の第i番目の出力は(i:1〜L)、a入力端
子のi番目,L+i番目,2L+i番目,・・・,(M
−1)L+i番目に接続される。一方、シフトレジスタ
13の第m段の出力は(m:1〜M)、b入力端子の
(j−1)L番目〜jL番目のM個に接続される。な
お、N=L×Mである。
【0056】この実施例では、行電極選択手段は、シフ
トレジスタ13で構成される。行電圧発生手段は、シフ
トレジスタ11、ラッチ回路12および液晶駆動回路3
で構成される。また、シフトレジスタ13は選択信号並
列出力器の一例であり、ラッチ回路12は電圧設定信号
並列出力器の一例である。
【0057】次に動作について図8のタイミング図を参
照して説明する。ここでは、図7に示すように、L=7
の場合について説明する。データaとして、1つの行選
択パターンをシリアル化したデータが入力される。そし
て、シフトレジスタ11は、順次入力されるそのデータ
を、CPを用いてシフトする。一方、データbとして、
L個の行電極のみを選択し得るようなデータが入力され
る。
【0058】ラッチパルスLPが発生すると、ラッチ回
路12は、シフトレジスタ11内のデータを取り込む。
直前のLPと今のLPとの間に7個のCPが発生してい
るので、シフトレジスタ11内には1つの行選択パター
ンが設定されていることになる。よって、例えば、液晶
駆動回路3における第1番目のa入力端子から第7番目
のa入力端子、第8番目のa入力端子から第14番目の
a入力端子、・・・、および第(N−6)番目のa入力
端子から第N番目のa入力端子に行選択パターンをシリ
アル化したデータが入力される。一方、シフトレジスタ
13は、LPによって、データbを取り込むとともに、
内容を1ビットシフトする。例えば、シフトレジスタ1
3の1段目にハイレベルが設定されたとすると、液晶駆
動回路3における第1番目のb入力端子から第7番目の
b入力端子にハイレベルが与えられる。
【0059】すなわち、液晶駆動回路3に対して、第1
番目の行電極から第7番目の行電極を含む第1番目の行
電極サブグループを有意にするような指定がなされる。
そこで、液晶駆動回路3は、第1番目の行電極から第7
番目の行電極に対して、第1番目のa入力端子から第7
番目のa入力端子に入力されているデータの極性に応じ
た電圧(+Vr または−Vr )を印加する。上記各実施
例の場合と同様に、液晶駆動回路3は、真理値表に従っ
て処理を行っていることになる。
【0060】各行電極に対する選択期間の間に、シフト
レジスタ11には、次の行電極サブグループに与えられ
るべき行選択パターンが設定される。そして、LPの発
生によって、そのパターンが、第1番目のa入力端子か
ら第7番目のa入力端子、第8番目のa入力端子から第
14番目のa入力端子、・・・、および第(N−6)番
目のa入力端子から第N番目のa入力端子に設定され
る。一方、シフトレジスタ13は、LPによって内容を
シフトするので、前回ハイレベルを出力した段の次の段
からハイレベルを出力する。
【0061】従って、前回選択された行電極サブグルー
プの次のグループを選択するようにb入力端子の状態が
設定される。よって、液晶駆動回路3は、次の行電極サ
ブグループ、例えば第8番目の行電極から第14番目の
行電極を含む行電極サブグループに対して、第8番目の
a入力端子から第14番目のa入力端子に入力されてい
るデータの極性に応じた電圧(+Vr または−Vr )を
印加する。
【0062】以上にようにして、各行電極サブグループ
を構成する行電極に行選択パターンに応じた電圧が印加
される。この場合には、ある行電極サブグループに与え
られる行選択パターンとは異なるパターンを、容易に次
に選択される行電極サブグループに設定することができ
る。もちろん、同一パターンを設定することもできる。
【0063】データaは、例えば、各行選択パターンを
格納したテーブル、テーブルから該当するパターンを選
択する選択回路およびP−S変換器による構成から供給
される。よって、P−S変換せずに直接ラッチ回路12
に設定することもできる。その場合には、シフトレジス
タ11を省くことができる。また、高周波数のCPが不
要になるので、消費電力を低減できる。
【0064】なお、本実施例では選択信号並列出力器を
シフトレジスタ13で構成したが、選択信号パターンを
LPでラッチするラッチ回路としてもよい。その場合
に、ラッチ回路の前段にシフトレジスタをおいてもよ
い。そのシフトレジスタは、本実施例におけるシフトレ
ジスタ13と同様の作用を果たすが、そのシフトレジス
タに供給されるシフトパルスの位相をLPの位相とずら
すことができ、ノイズ低減に効果的である。
【0065】実施例4.液晶表示素子による表示パネル
の行電極数がN本よりも大きいときには、図1、図3ま
たは図6に示す行電圧発生回路を複数個用いて、駆動す
る電極数を拡張することができる。図9(a)に、図
1、図3または図6に示す行電圧発生回路を2個用いた
場合の構成例を示す。図3に示す行電圧発生回路を用い
た場合には、CPに代えてCPa,CPbが入力され
る。図9(b)にL=3の場合の出力波形すなわち行電
極駆動波形の一例を示す。
【0066】2つの行電圧発生回路5a,5bに対し
て、共通のデータa、シフトクロックパルス(CPまた
はCPa,CPb)およびラッチパルス(LP)が入力
される。選択信号パターンがデータbとして行電圧発生
回路5aのシフトレジスタ1bまたは13(図1、図3
または図6参照)に入力される。このシフトレジスタの
データb出力が行電圧発生回路5bのデータb入力に供
給される。
【0067】このように接続した場合には、全体として
上記各実施例の場合と同様に動作し、行電極数がNより
大きく2N以下の表示パネルを駆動することができる。
同様の考え方で、3つ以上の行電圧発生回路を縦続接続
すれば、駆動電極数をさらに増やすことができる。な
お、いずれの場合も、同時選択行電極数はLである。
【0068】実施例5.図1、図3または図6に示す行
電圧発生回路を複数個用いて、同時選択行電極数を拡張
することもできる。図10(a)に、図1、図3または
図6に示す行電圧発生回路を2個用いて同時選択行電極
数を2Lとした場合の構成例を示す。図3に示す行電圧
発生回路を用いた場合には、CPに代えてCPa,CP
bが入力される。図10(b)にL=3の場合の出力波
形すなわち行電極駆動波形の一例を示す。
【0069】2つの行電圧発生回路5c,5dに対し
て、共通のデータb、シフトクロックパルス(CPまた
はCPa,CPb)およびラッチパルス(LP)が入力
される。一方の行電圧発生回路5cには、データaとし
て行選択パターンが入力される。また、他方の行電圧発
生回路5dには、データa’として異なる行選択パター
ンが入力される。データaへの入力とデータa’への入
力とは同一であってもよい。このように接続した場合に
は、全体として上記各実施例の場合と同様に動作し、同
時に2L本の行電極を選択しつつ表示パネルを駆動する
ことができる。同様の考え方で、3つ以上の行電圧発生
回路を用いれば、同時選択行電極数を3L、4L、・・
・本の行電極を同時選択することができる。
【0070】なお、以上に説明した第1〜第5の実施例
による回路は、ドライバ前後のLCDコントローラに含
ませてもよい。
【0071】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、液晶表示装置が、同時選択される各行電極を順次
指定する行電極選択手段と、行電極選択手段によって選
択される各行電極に印加される電圧に対応した行選択パ
ターン信号出力する行選択パターン設定手段と、行電極
選択手段が指定した各行電極に対して、行選択パターン
設定手段が設定したパターンに応じた電圧を印加する行
電極駆動手段とを備えた行電圧発生回路を含む構成にな
っているので、L本の行電極を同時選択して液晶表示素
子を駆動する場合に、N本の各行電極に印加される電圧
極性をそれぞれ制御する場合に比べて、より簡単な構成
で行電極駆動回路を実現できる。特に、同時選択される
L本の行電極に容易に所望の電圧パターンを設定でき
る。
【0072】請求項2記載の発明によれば、液晶表示装
置が、選択されるべき各行電極に対応した各選択信号を
有意にするとともにそれ以外の各行電極に対応した各選
択信号を非有意にして液晶駆動回路に各選択信号を与え
る選択信号並列出力器と、選択されるべき各行電極に対
応した行選択パターン信号中の対応データを電圧設定信
号として液晶駆動回路に与える電圧設定信号並列出力器
を備えた構成になっているので、液晶駆動回路が容易に
選択すべき各行電極および各行電極に与える電圧パター
ンを決定できる。
【0073】請求項3記載の発明によれば、液晶表示装
置が、選択信号並列出力器の並列出力数および電圧設定
信号並列出力器の並列出力数が全行電極数Nに等しくな
っているので、行電極同時選択のための構成をより簡略
化できる。
【0074】請求項4記載の発明によれば、液晶表示装
置が、選択信号の有意期間を示すデータをシフトするシ
フトレジスタ、および液晶駆動回路に与えられる各選択
信号に応じた選択信号パターンをラッチして液晶駆動回
路に出力するラッチ回路を有する選択信号並列出力器
と、行選択パターン列をシフトするシフトレジスタ、お
よび行選択パターン信号をラッチして液晶駆動回路に出
力するラッチ回路を有する電圧設定信号並列出力器とを
備えた構成になっているので、液晶駆動回路に対して、
選択すべき各行電極および各行電極に与えられる行選択
パターンを確実に供給できる。また、行電極ドライバに
対して、少ないビット幅でデータを供給できるので、行
電極ドライバのピン数をへらすことができる。
【0075】請求項5記載の発明によれば、液晶表示装
置が、電圧設定信号並列出力器におけるシフトレジスタ
に供給されるシフトクロックの周波数が、選択信号並列
出力器におけるシフトレジスタに供給されるシフトクロ
ックの周波数よりも高くなっているので、ある行電極サ
ブグループを構成する各行電極に印加された電圧パター
ンとは異なるパターンを、次に選択される行電極サブグ
ループを構成する各行電極に容易に印加できる。
【0076】請求項6記載の発明によれば、液晶表示装
置が、同時選択行電極数Lの自然数倍の並列出力数を有
する電圧設定信号並列出力器と、行電極サブグループ数
Mの自然数倍の並列出力数を有する選択信号並列出力器
とを備えた構成になっているので、より簡略化された構
成で、同時選択されるL本の行電極に所望の電圧パター
ンを設定できる。また、複数画面を駆動することができ
る。
【0077】請求項7記載の発明によれば、液晶表示装
置が、行選択パターン列をシフトするシフトレジスタ
と、同時に選択される行電極からなるグループの選択切
り替えタイミングに同期したラッチパルスで、行選択パ
ターン信号をラッチして液晶駆動回路に出力するラッチ
回路とを備えた構成になっているので、液晶駆動回路に
対して、行電極サブグループに与えられる行選択パター
ンを確実に供給できる。また、液晶表示素子側からの雑
音のパターン設定側への影響を低減できる。
【0078】そして、請求項8記載の発明によれば、液
晶表示装置が、選択信号の有意期間を示すデータをラッ
チパルスでシフトして液晶駆動回路に供給するシフトレ
ジスタを備えた構成になっているので、液晶表示素子側
からの雑音のパターン設定側への影響を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例による液晶表示装置に
おける行電圧発生回路の構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例における各部の信号波形例を示す
タイミング図である。
【図3】この発明の第2の実施例による液晶表示装置に
おける行電圧発生回路の構成を示すブロック図である。
【図4】第2の実施例における行電圧の一例を示すタイ
ミング図である。
【図5】第2の実施例における各部の信号波形例を示す
タイミング図である。
【図6】この発明の第3の実施例による液晶表示装置に
おける行電圧発生回路の構成を示すブロック図である。
【図7】第3の実施例における行電圧の一例を示すタイ
ミング図である。
【図8】第3の実施例における各部の信号波形例を示す
タイミング図である。
【図9】(a)はこの発明の第4の実施例による液晶表
示装置における行電圧発生回路の構成を示すブロック図
である。(b)は各部の信号波形例を示すタイミング図
である。
【図10】(a)はこの発明の第5の実施例による液晶
表示装置における行電圧発生回路の構成を示すブロック
図である。(b)は各部の信号波形例を示すタイミング
図である。
【図11】L=3の場合の行電圧の一例を示すタイミン
グ図である。
【図12】L=4,8でK=4,8とした場合の選択電
圧列Aの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1a,1b, シフトレジスタ 1a,2b ラッチ回路 3 液晶駆動回路 11 シフトレジスタ 12 ラッチ回路 13 シフトレジスタ
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 雅美 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町松原1160番 地 エイ・ジー・テクノロジー株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の行電極と列電極とで駆動される液
    晶表示素子の行電極を複数同時に選択して駆動する液晶
    表示装置であって、同時選択された行電極の表示素子上
    の位置に対応する画像信号を直交関数で変換した直交変
    換信号にもとづく電圧を、前記各列電極に印加する列電
    圧発生回路と、前記直交関数で構成された行選択パター
    ン信号にもとづく電圧を、同時選択された複数の行電極
    に印加する行電圧発生回路とを備えた液晶表示装置にお
    いて、前記行電圧発生回路は、同時選択される各行電極
    を順次指定する行電極選択手段と、前記行電極選択手段
    によって選択される各行電極に印加される電圧に対応し
    た行選択パターン信号出力する行選択パターン設定手段
    と、前記行電極選択手段が指定した各行電極に対して、
    前記行選択パターン設定手段が設定したパターンに応じ
    た電圧を印加する行電極駆動手段とを含むことを特徴と
    する液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 行電極駆動手段は、それぞれが行電極に
    対応したN(N:全行電極数)本の選択信号を入力する
    とともに、それぞれが行電極に対応したN本の電圧設定
    信号を入力し、前記選択信号によって指定された行電極
    に対して前記電圧設定信号が示す行電圧を印加する液晶
    駆動回路を備え、行電極選択手段は、選択されるべき各
    行電極に対応した各選択信号を有意にするとともにそれ
    以外の各行電極に対応した各選択信号を非有意にして前
    記液晶駆動回路に各選択信号を与える選択信号並列出力
    器を備え、行選択パターン設定手段は、選択されるべき
    各行電極に対応した行選択パターン信号中の対応データ
    を電圧設定信号として前記液晶駆動回路に与える電圧設
    定信号並列出力器を備えた請求項1記載の液晶表示装
    置。
  3. 【請求項3】 選択信号並列出力器の並列出力数および
    電圧設定信号並列出力器の並列出力数は、全行電極数N
    に等しい請求項2記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 選択信号並列出力器は、選択信号の有意
    期間を示すデータをシフトするシフトレジスタと、同時
    に選択される行電極からなるグループの選択切り替えタ
    イミングに同期したラッチパルスで、シフトレジスタの
    内容をラッチして液晶駆動回路に出力するラッチ回路と
    を備え、電圧設定信号並列出力器は、行選択パターン列
    をシフトするシフトレジスタと、前記ラッチパルスで、
    シフトレジスタの内容をラッチして液晶駆動回路に出力
    するラッチ回路を備えた請求項2または請求項3記載の
    液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 電圧設定信号並列出力器におけるシフト
    レジスタに供給されるシフトクロックの周波数が、選択
    信号並列出力器におけるシフトレジスタに供給されるシ
    フトクロックの周波数よりも高い請求項4記載の液晶表
    示装置。
  6. 【請求項6】 選択信号並列出力器は、同時に選択され
    る行電極からなるグループの数をMとした場合に、Mの
    自然数倍の並列出力数を有し、電圧設定信号並列出力器
    は、各グループ内を構成する行電極数をLとした場合
    に、Lの自然数倍の並列出力数を有する請求項2記載の
    液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 電圧設定信号並列出力器は、行選択パタ
    ーン列をシフトするシフトレジスタと、同時に選択され
    る行電極からなるグループの選択切り替えタイミングに
    同期したラッチパルスで、シフトレジスタの内容をラッ
    チして液晶駆動回路に出力するラッチ回路を備えた請求
    項6記載の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 選択信号並列出力器は、選択信号の有意
    期間を示すデータを、同時に選択される行電極からなる
    グループの選択切り替えタイミングに同期したラッチパ
    ルスでシフトし、各段のタップ出力を各グループの選択
    信号として液晶駆動回路に与えるシフトレジスタを備え
    た請求項6記載の液晶表示装置。
JP5365794A 1993-03-24 1994-03-24 液晶表示装置 Pending JPH06332409A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5365794A JPH06332409A (ja) 1993-03-24 1994-03-24 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8926893 1993-03-24
JP8927593 1993-03-24
JP5-89275 1993-03-24
JP5-89268 1993-03-24
JP5365794A JPH06332409A (ja) 1993-03-24 1994-03-24 液晶表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06332409A true JPH06332409A (ja) 1994-12-02

Family

ID=27295029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5365794A Pending JPH06332409A (ja) 1993-03-24 1994-03-24 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06332409A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6980203B2 (en) 2001-12-05 2005-12-27 Seiko Epson Corporation Display driver circuit, electro-optical device, and display drive method
JP2006350378A (ja) * 2006-08-22 2006-12-28 Lg Philips Lcd Co Ltd 液晶表示装置の駆動装置
JP2008299355A (ja) * 2008-09-04 2008-12-11 Lg Display Co Ltd 液晶表示装置の駆動装置
WO2023103166A1 (zh) * 2021-12-07 2023-06-15 惠州华星光电显示有限公司 显示器的驱动方法及显示器
US12198595B2 (en) 2021-12-07 2025-01-14 Huizhou China Star Optoelectronics Display Co., Ltd. Driving method for display and display

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6980203B2 (en) 2001-12-05 2005-12-27 Seiko Epson Corporation Display driver circuit, electro-optical device, and display drive method
JP2006350378A (ja) * 2006-08-22 2006-12-28 Lg Philips Lcd Co Ltd 液晶表示装置の駆動装置
JP2008299355A (ja) * 2008-09-04 2008-12-11 Lg Display Co Ltd 液晶表示装置の駆動装置
WO2023103166A1 (zh) * 2021-12-07 2023-06-15 惠州华星光电显示有限公司 显示器的驱动方法及显示器
US12198595B2 (en) 2021-12-07 2025-01-14 Huizhou China Star Optoelectronics Display Co., Ltd. Driving method for display and display
US12307995B2 (en) 2021-12-07 2025-05-20 Huizhou China Star Optoelectronics Display Co., Ltd. Driving method of display and display
US12374305B2 (en) 2021-12-07 2025-07-29 Huizhou China Star Optoelectronics Display Co., Ltd. Display device and driving mehtod thereof including voltage adjustment

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5877738A (en) Liquid crystal element drive method, drive circuit, and display apparatus
US5963189A (en) Drive method, a drive circuit and a display device for liquid crystal cells
EP0581255B1 (en) A method of driving display element and its driving device
EP0836173B1 (en) Multiplex driving method of a matrix type liquid crystal electro-optical device
JP2796619B2 (ja) 液晶表示パネルの階調駆動装置
JP3145552B2 (ja) 液晶表示パネルの駆動装置
JP3169763B2 (ja) 液晶表示パネルの階調駆動装置
US5959603A (en) Liquid crystal element drive method, drive circuit, and display apparatus
JPH06332409A (ja) 液晶表示装置
EP0617399B1 (en) Liquid crystal display apparatus
JPH0546127A (ja) 液晶表示素子の駆動法
KR100438659B1 (ko) 엘씨디 선구동을 위한 칼럼 구동 집적 회로 및 칼럼 구동방법
JPH0990914A (ja) 液晶駆動方法
JP3576231B2 (ja) 画像表示装置の駆動方法
Ruckmongathan et al. 11.3: Wavelets for Displaying Gray Shades in LCDs
JP3555980B2 (ja) 液晶表示装置の列信号形成方法
JP2000250492A (ja) 液晶表示装置の駆動方法および駆動装置
JP3198235B2 (ja) 液晶表示パネルの駆動装置
JP3391331B2 (ja) 液晶装置の駆動方法、液晶表示装置及び駆動回路
JP3500382B2 (ja) 液晶表示素子の駆動方法および駆動回路
JPH06347757A (ja) 液晶素子等の駆動方法と駆動回路及び表示装置
KR100300395B1 (ko) 액정표시장치의다계조표시구동방법및장치
JP3570757B2 (ja) 画像表示装置の駆動法
JP3618141B2 (ja) 画像表示装置の駆動法
KR100325845B1 (ko) 액정표시장치의다계조표시방법