JPH0633263B2 - 7−ヒドロキシグアニン誘導体及びその製造方法並びにそれを有効成分とする抗腫瘍剤 - Google Patents
7−ヒドロキシグアニン誘導体及びその製造方法並びにそれを有効成分とする抗腫瘍剤Info
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- JPH0633263B2 JPH0633263B2 JP60113874A JP11387485A JPH0633263B2 JP H0633263 B2 JPH0633263 B2 JP H0633263B2 JP 60113874 A JP60113874 A JP 60113874A JP 11387485 A JP11387485 A JP 11387485A JP H0633263 B2 JPH0633263 B2 JP H0633263B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D473/00—Heterocyclic compounds containing purine ring systems
- C07D473/02—Heterocyclic compounds containing purine ring systems with oxygen, sulphur, or nitrogen atoms directly attached in positions 2 and 6
- C07D473/18—Heterocyclic compounds containing purine ring systems with oxygen, sulphur, or nitrogen atoms directly attached in positions 2 and 6 one oxygen and one nitrogen atom, e.g. guanine
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- A61P35/00—Antineoplastic agents
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規な7−ヒドロキシグアニン誘導体および
その造塩可能なものの塩、並びにその製造方法、並びに
これを有効成分とする抗腫瘍剤に関するものである。更
に詳しくは、本発明は一般式I (式中、R1は水素、又はテトラヒドロピラニル基、テ
トラヒドロフリル基、R2は水素、又はテトラヒドロピ
ラニル基、テトラヒドロフリル基を表わす。ただし
R1、R2がともに水素である場合を除く。) で表される新規な7−ヒドロキシグアニン誘導体または
その造塩可能なものの塩並びにその製造方法、並びにこ
れを有効成分とする抗腫瘍剤に関するものである。
その造塩可能なものの塩、並びにその製造方法、並びに
これを有効成分とする抗腫瘍剤に関するものである。更
に詳しくは、本発明は一般式I (式中、R1は水素、又はテトラヒドロピラニル基、テ
トラヒドロフリル基、R2は水素、又はテトラヒドロピ
ラニル基、テトラヒドロフリル基を表わす。ただし
R1、R2がともに水素である場合を除く。) で表される新規な7−ヒドロキシグアニン誘導体または
その造塩可能なものの塩並びにその製造方法、並びにこ
れを有効成分とする抗腫瘍剤に関するものである。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者等は、下記の構造式IIで示される7−ヒドロキ
シグアニンを化学的に修飾することによつて、いくつか
の誘導体を得ることができ、その薬理作用を広く試験し
た結果、前記一般式Iで示される化合物及びその塩が優
れた抗腫瘍作用を有することを見出し、本発明に到達し
た。
シグアニンを化学的に修飾することによつて、いくつか
の誘導体を得ることができ、その薬理作用を広く試験し
た結果、前記一般式Iで示される化合物及びその塩が優
れた抗腫瘍作用を有することを見出し、本発明に到達し
た。
(問題点を解決するための手段) 1.化合物 本発明の新規化合物は下記の一般式Iで表わされる。
(式中、R1は水素、又はテトラヒドロピラニル基、テ
トラヒドロフリル基、R2は水素、又はテトラヒドロピ
ラニル基、テトラヒドロフリル基を表わす。ただし
R1、R2がともに水素であ場合を除く。) 本発明による化合物は、いずれも両性物質であり、塩基
または酸と塩を作ることが可能であるが、本発明による
化合物の塩としては造塩可能な任意のものが対象とな
る。例えば塩基の塩としてはアルカリ金属、アルカリ
土類金属との塩、アンモニウム塩、アミン塩。酸と
の塩としては鉱酸との塩、有機酸塩があげられる。
これらの塩を抗腫瘍剤として使用する場合には生理的に
許容されるものを選ぶべきである。
トラヒドロフリル基、R2は水素、又はテトラヒドロピ
ラニル基、テトラヒドロフリル基を表わす。ただし
R1、R2がともに水素であ場合を除く。) 本発明による化合物は、いずれも両性物質であり、塩基
または酸と塩を作ることが可能であるが、本発明による
化合物の塩としては造塩可能な任意のものが対象とな
る。例えば塩基の塩としてはアルカリ金属、アルカリ
土類金属との塩、アンモニウム塩、アミン塩。酸と
の塩としては鉱酸との塩、有機酸塩があげられる。
これらの塩を抗腫瘍剤として使用する場合には生理的に
許容されるものを選ぶべきである。
本発明による化合物の代表例を挙げれば表1のようにな
る。なお表中、THPはテトラヒドロピラニル基、TH
Fはテトラヒドロフリル基を表わす。
る。なお表中、THPはテトラヒドロピラニル基、TH
Fはテトラヒドロフリル基を表わす。
2.化合物の製造 本発明の一般式Iに示される構造の化合物の製法を説明
する。
する。
原料の前記構造式IIで示される7−ヒドロキシグアニン
は、放線菌の培養液から昭59年特許願138287号
に記載された方法に従つて調製することができる。
は、放線菌の培養液から昭59年特許願138287号
に記載された方法に従つて調製することができる。
一般式Iに示される本発明の化合物を製造するにあたつ
ては、構造式IIで示される7−ヒドロキシグアニン又は
その塩と2,3−ジヒドロピラン又は2,3−ジヒドロフラン
とを、極性非プロトン溶剤中、酸触媒存在下に反応させ
ることにより得ることができる。反応液からの該化合物
の精製は、溶媒を留去して得られる残渣、あるいは低極
性の溶媒を反応液に加えて得られる沈殿をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフイー、又は分取薄層クロマトグラフ
イー、あるいはこれらを繰り返し行なうことにより純粋
な該化合物を得ることができる。
ては、構造式IIで示される7−ヒドロキシグアニン又は
その塩と2,3−ジヒドロピラン又は2,3−ジヒドロフラン
とを、極性非プロトン溶剤中、酸触媒存在下に反応させ
ることにより得ることができる。反応液からの該化合物
の精製は、溶媒を留去して得られる残渣、あるいは低極
性の溶媒を反応液に加えて得られる沈殿をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフイー、又は分取薄層クロマトグラフ
イー、あるいはこれらを繰り返し行なうことにより純粋
な該化合物を得ることができる。
次に本発明の抗腫瘍剤について説明する。
本発明による抗腫瘍剤は、前記の一般式Iで示される新
規な化合物またはその造塩可能なものの塩を有効成分と
するものである。これら化合物の抗腫瘍作用は表2の試
験例に示される通りである。なお抗腫瘍作用は以下の如
く試験した。
規な化合物またはその造塩可能なものの塩を有効成分と
するものである。これら化合物の抗腫瘍作用は表2の試
験例に示される通りである。なお抗腫瘍作用は以下の如
く試験した。
BDF1系雌性マウス体重(18〜23g)を用い1群
3匹とした。このマウスに、マウス白血病L−1210
を1×105個腹腔内に移植し、被検化合物を50mM
燐酸緩衝液(pH7.4)に溶解または懸濁したものを、翌
日より連続5日間腹腔内投与して延命率を測定した。
3匹とした。このマウスに、マウス白血病L−1210
を1×105個腹腔内に移植し、被検化合物を50mM
燐酸緩衝液(pH7.4)に溶解または懸濁したものを、翌
日より連続5日間腹腔内投与して延命率を測定した。
表2に示された結果から、本発明による化合物は優れた
抗腫瘍作用を有することが明らかである。表2中の本発
明化合物番号は、表1に示した化合物番号に対応するも
のである。なお、ICR系雄性マウス(体重18〜23
g)を用いた急性毒性試験(腹腔内投与)でのLD
50(mg/Kg)値は、化合物(1)〜(4)いずれも160〜3
20mg/Kgであつた。
抗腫瘍作用を有することが明らかである。表2中の本発
明化合物番号は、表1に示した化合物番号に対応するも
のである。なお、ICR系雄性マウス(体重18〜23
g)を用いた急性毒性試験(腹腔内投与)でのLD
50(mg/Kg)値は、化合物(1)〜(4)いずれも160〜3
20mg/Kgであつた。
調剤および投与量 この発明の化合物及びその造塩可能なものの塩は、所望
の投与方法に応じて、例えば錠剤,丸剤,カプセル剤,
粉剤,液剤,けんだく剤などの固体または液体の投与形
態にすることができる。投与にあたつては、この発明の
化合物及びそれらの造塩可能なものの塩に加えて、慣用
される医薬用担体または賦形剤を含み、さらに他の医薬
を含むことができるが、その製剤中の主要部分でなくて
もよいことはいうまでもない。
の投与方法に応じて、例えば錠剤,丸剤,カプセル剤,
粉剤,液剤,けんだく剤などの固体または液体の投与形
態にすることができる。投与にあたつては、この発明の
化合物及びそれらの造塩可能なものの塩に加えて、慣用
される医薬用担体または賦形剤を含み、さらに他の医薬
を含むことができるが、その製剤中の主要部分でなくて
もよいことはいうまでもない。
本発明の化合物は、一般に所望の作用が副作用を伴なう
ことなく達成される投与量で投与される。その具体的な
値は医師の判断で決定されるべきであるが、一般に成分
1日当り40〜800mg投与されるのが普通であろう。
ことなく達成される投与量で投与される。その具体的な
値は医師の判断で決定されるべきであるが、一般に成分
1日当り40〜800mg投与されるのが普通であろう。
(実施例) 次に本発明化合物の製造例をあげて、本発明を具体的に
説明するが、これらの実施例は、本発明を制限するもの
ではない。
説明するが、これらの実施例は、本発明を制限するもの
ではない。
基質(7−ヒドロキシグアニン)の製造例 寒天斜面培地に培養した放線菌ストレプトミセス・スピ
シーズA−347株(微工研条寄第541号)をグルコ
ース2.0%、蔗糖1.0%、大豆粉2.0%、炭酸カルシウ
ム0.3%からなる液体培地(pH7.4)100mを含む
500m容の三角フラスコに接種し、28℃で48時
間、回転振盪機上で培養して種培養液を得た。
シーズA−347株(微工研条寄第541号)をグルコ
ース2.0%、蔗糖1.0%、大豆粉2.0%、炭酸カルシウ
ム0.3%からなる液体培地(pH7.4)100mを含む
500m容の三角フラスコに接種し、28℃で48時
間、回転振盪機上で培養して種培養液を得た。
次に上記と同じ組成の液体培地18を含む30容の
ジヤー培養器に種培養液を1%(容量)接種し、28℃
で90時間培養した(攪拌:毎分350回転、通気量:
毎分9)。ジヤー培養器2基分の培養液を合せて、5
Nの塩酸でpH3.2に調整し、遠心処理によつて培養液
を得、5N苛性ソーダでpH7.2とした(27.5、10
0μg/m)。この培養液27.5をアンバーリス
ト15(H+型)4.0を含む塔(8.4×60cm)に通
過吸着させ、8の水で洗浄後0.5Nのアンモニア水で
溶出し、8の活性溶出画分を得た。この画分を減圧浸
縮したアンモニアを除いた後、脱イオン水を加えて15
(158μg/m)とした。
ジヤー培養器に種培養液を1%(容量)接種し、28℃
で90時間培養した(攪拌:毎分350回転、通気量:
毎分9)。ジヤー培養器2基分の培養液を合せて、5
Nの塩酸でpH3.2に調整し、遠心処理によつて培養液
を得、5N苛性ソーダでpH7.2とした(27.5、10
0μg/m)。この培養液27.5をアンバーリス
ト15(H+型)4.0を含む塔(8.4×60cm)に通
過吸着させ、8の水で洗浄後0.5Nのアンモニア水で
溶出し、8の活性溶出画分を得た。この画分を減圧浸
縮したアンモニアを除いた後、脱イオン水を加えて15
(158μg/m)とした。
この溶液15をアンバーライトIRA−45(OH-
型)1を用いた塔(6cm×35cm)に通過吸着させ、
0.3Nのアンモニア水で溶出して1の活性画分を得
た。この画分を減圧浸縮してアンモニアを除いた後、脱
イオン水を加えて3(700μg/m)とした。
型)1を用いた塔(6cm×35cm)に通過吸着させ、
0.3Nのアンモニア水で溶出して1の活性画分を得
た。この画分を減圧浸縮してアンモニアを除いた後、脱
イオン水を加えて3(700μg/m)とした。
この溶液3をDEAE−セフアデツクスA−25(H
CO- 3型)を用いたイオン交換クロマトグラフイー(カ
ラム内径:3cm、容量300m)に通過吸着させ、0.
05Mの重炭酸アンモニウム水300mで洗浄した
後、0.2Mの重炭酸アンモニウム水で溶出し、10m
ずつ分画した。分画50〜95を合し、60℃で減圧濃
縮して、析出した7−ヒドロキシグアニンの粗粉末14
12mg(991μg/mg)を得た。この7−ヒドロキシ
グアニンの粗粉末1035mgを45mの5Nアンモニ
ウム水に60℃で溶解後、冷所(5℃)に一夜放置し
て、析出した結晶を別し、純粋な7−ヒドロキシグア
ニンの板状結晶636.3mg(1000μg/mg)を得
た。
CO- 3型)を用いたイオン交換クロマトグラフイー(カ
ラム内径:3cm、容量300m)に通過吸着させ、0.
05Mの重炭酸アンモニウム水300mで洗浄した
後、0.2Mの重炭酸アンモニウム水で溶出し、10m
ずつ分画した。分画50〜95を合し、60℃で減圧濃
縮して、析出した7−ヒドロキシグアニンの粗粉末14
12mg(991μg/mg)を得た。この7−ヒドロキシ
グアニンの粗粉末1035mgを45mの5Nアンモニ
ウム水に60℃で溶解後、冷所(5℃)に一夜放置し
て、析出した結晶を別し、純粋な7−ヒドロキシグア
ニンの板状結晶636.3mg(1000μg/mg)を得
た。
実施例1 苛性(II)2gを50mのジメチルスルホキシドに懸濁
し、別に調製した6.0Mの塩酸を含有するジオキサン溶
液3mを加えて10分間攪拌した。透明となつた反応
液に2,3−ジヒドロピラン1.9mを加え、アルゴン雰
囲気下50分間反応した。反応液に2gの重炭酸ナトリ
ウムを加えて中和し、氷水2中に加えた後、酢酸エチ
ル500mで抽出し、副生成物を除去した。抽残層1.
9を4℃で一夜放置し、析出した沈殿を別後、減圧
乾燥して1.22gの化合物(1)の粗粉末を得た。この1.
22gの粗粉末をシリカゲルカラムクロマトグラフイー
(ワコーゲルC−200,200m容)に供し、クロ
ロホルム−メタノール(10:1)混液で展開し、30
0m〜600mの溶出画分を集めて濃縮し、純粋な
化合物(1)の白色粉末832mgを得た。1 H−NMR(DMSO−d6)δppm:10.85
(s,1H)、8.03(s,1H)、6.15(s,2
H)、5.79(s,1H)、3.5〜4.2(m,2H)、
1.7〜2.2(m,4H) シリカゲルTLC:メルク社製F254Art5715、 展開系:クロロホルム−メタノール(4:1) Rf値 0.50 実施例2 化合物(II)500mgを25mのジメチルスルホキシド
に懸濁し、別に調製した6.0μMの塩酸含有ジオキサン
1mを加え10分間攪拌した。1.17mの2,3−ジ
ヒドロフランを加えてアルゴン雰囲気下で30分攪拌
後、600mgの重炭酸ナトリウムを加えてpH7.4とし
た。反応終了液を500mの5%重炭酸アンモニウム
水に加え、酢酸エチル300mで抽出し、無水硫酸ナ
トリウムで脱水後、減圧濃縮し、548mgのガム状物質
を得た。このガム状物質をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフイー(ワコーゲルC−200,100m容)にか
け、クロロホルム500mで洗浄後、クロロホルム−
メタノール(50:1)で展開し、970mから98
0mに溶出される画分を濃縮し、純粋な化合物(2)の
白色粉末102.6mgを得た。1 H−NMR(CDCl3)δppm: 7.70(s,1H)、5.84(s,1H)、5.03
(s,1H)、3.2〜4.3ppm(4H)、1.3〜2.5ppm
(8H) シリカゲルTLC:メルク社製F254,クロロホルム−
メタノール(9:1) Rf値 0.47 実施例3 化合物(II)1000mgを25mのジメチルスルホキシ
ドに懸濁し、別に調製した6.0Mの塩酸ジオキサン溶液
2.0mを加え10分間攪拌した。透明となつた反応液
に2,3−ジヒドロピラン1.12mを加え、アルゴン雰
囲気下4時間攪拌した後、1200mgの重炭酸ナトリウ
ムを加えて中和した。反応終了液に酢酸エチル250m
、n−ヘキサン250mを加え、生じた沈殿を取
し、減圧乾固して黄色粉末を得た。この黄色粉末をシリ
カゲルカラムクロマトグラフイー(ワコーゲルC−20
0,150m容)にかけて精製し、純粋な化合物(3)
の粉末270mgを得た。1 H−NMR(DMSO−d6)δppm: 7.95(s,1H)、6.74(d,1H)、5.02
(t,1H)、3.2〜3.8(m,2H)、1.2〜1.8
(m,6H) シリカゲルTLC:メルク社製F254、クロロホルム−
メタノール−水(78:20:2) Rf値 0.14 実施例4 化合物(II)3.0gをジメチルスルホキシド60mに懸
濁し、別に調製した6.0Mの塩酸含有ジオキサン6.0m
を加え10分間攪拌した。この溶液に2,3−ジヒドロ
ピラン16.8mを加え、アルゴン雰囲気下45分間攪
拌下で反応させた後、炭酸水素ナトリウム3.1gを加え
て反応終了した。反応終了液にジクロルメタン500m
及びn−ヘキサン700mを加え、析出した沈殿を
別し、液をシリカゲルカラム(ワコーゲールC−2
00,400m容)に供した。通過液を濃縮して得ら
れる1.78gの油状物質をシリカゲルカラム(ワコーゲ
ルC−200,150m容)にかけ、クロロホルム1
で洗浄後、クロロホルム−メタノール(50:1)混
液で展開し、得られるフラクフヨン(128−150)
を濃縮して、純粋な化合物(4)を182mgの白色粉末と
して得た。1 H−NMR(CDCl3)δppm: 11.32(broad s,1H)、8.40(m,1H)、
7.72(s,1H)、5.43(s,1H)、5.18
(t,1H)、3.4〜4.2(m,4H)、1.3〜2.2
(m,12H) シリカゲルTLC:クロロホルム−メタノール(9:
1) Rf値 0.53
し、別に調製した6.0Mの塩酸を含有するジオキサン溶
液3mを加えて10分間攪拌した。透明となつた反応
液に2,3−ジヒドロピラン1.9mを加え、アルゴン雰
囲気下50分間反応した。反応液に2gの重炭酸ナトリ
ウムを加えて中和し、氷水2中に加えた後、酢酸エチ
ル500mで抽出し、副生成物を除去した。抽残層1.
9を4℃で一夜放置し、析出した沈殿を別後、減圧
乾燥して1.22gの化合物(1)の粗粉末を得た。この1.
22gの粗粉末をシリカゲルカラムクロマトグラフイー
(ワコーゲルC−200,200m容)に供し、クロ
ロホルム−メタノール(10:1)混液で展開し、30
0m〜600mの溶出画分を集めて濃縮し、純粋な
化合物(1)の白色粉末832mgを得た。1 H−NMR(DMSO−d6)δppm:10.85
(s,1H)、8.03(s,1H)、6.15(s,2
H)、5.79(s,1H)、3.5〜4.2(m,2H)、
1.7〜2.2(m,4H) シリカゲルTLC:メルク社製F254Art5715、 展開系:クロロホルム−メタノール(4:1) Rf値 0.50 実施例2 化合物(II)500mgを25mのジメチルスルホキシド
に懸濁し、別に調製した6.0μMの塩酸含有ジオキサン
1mを加え10分間攪拌した。1.17mの2,3−ジ
ヒドロフランを加えてアルゴン雰囲気下で30分攪拌
後、600mgの重炭酸ナトリウムを加えてpH7.4とし
た。反応終了液を500mの5%重炭酸アンモニウム
水に加え、酢酸エチル300mで抽出し、無水硫酸ナ
トリウムで脱水後、減圧濃縮し、548mgのガム状物質
を得た。このガム状物質をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフイー(ワコーゲルC−200,100m容)にか
け、クロロホルム500mで洗浄後、クロロホルム−
メタノール(50:1)で展開し、970mから98
0mに溶出される画分を濃縮し、純粋な化合物(2)の
白色粉末102.6mgを得た。1 H−NMR(CDCl3)δppm: 7.70(s,1H)、5.84(s,1H)、5.03
(s,1H)、3.2〜4.3ppm(4H)、1.3〜2.5ppm
(8H) シリカゲルTLC:メルク社製F254,クロロホルム−
メタノール(9:1) Rf値 0.47 実施例3 化合物(II)1000mgを25mのジメチルスルホキシ
ドに懸濁し、別に調製した6.0Mの塩酸ジオキサン溶液
2.0mを加え10分間攪拌した。透明となつた反応液
に2,3−ジヒドロピラン1.12mを加え、アルゴン雰
囲気下4時間攪拌した後、1200mgの重炭酸ナトリウ
ムを加えて中和した。反応終了液に酢酸エチル250m
、n−ヘキサン250mを加え、生じた沈殿を取
し、減圧乾固して黄色粉末を得た。この黄色粉末をシリ
カゲルカラムクロマトグラフイー(ワコーゲルC−20
0,150m容)にかけて精製し、純粋な化合物(3)
の粉末270mgを得た。1 H−NMR(DMSO−d6)δppm: 7.95(s,1H)、6.74(d,1H)、5.02
(t,1H)、3.2〜3.8(m,2H)、1.2〜1.8
(m,6H) シリカゲルTLC:メルク社製F254、クロロホルム−
メタノール−水(78:20:2) Rf値 0.14 実施例4 化合物(II)3.0gをジメチルスルホキシド60mに懸
濁し、別に調製した6.0Mの塩酸含有ジオキサン6.0m
を加え10分間攪拌した。この溶液に2,3−ジヒドロ
ピラン16.8mを加え、アルゴン雰囲気下45分間攪
拌下で反応させた後、炭酸水素ナトリウム3.1gを加え
て反応終了した。反応終了液にジクロルメタン500m
及びn−ヘキサン700mを加え、析出した沈殿を
別し、液をシリカゲルカラム(ワコーゲールC−2
00,400m容)に供した。通過液を濃縮して得ら
れる1.78gの油状物質をシリカゲルカラム(ワコーゲ
ルC−200,150m容)にかけ、クロロホルム1
で洗浄後、クロロホルム−メタノール(50:1)混
液で展開し、得られるフラクフヨン(128−150)
を濃縮して、純粋な化合物(4)を182mgの白色粉末と
して得た。1 H−NMR(CDCl3)δppm: 11.32(broad s,1H)、8.40(m,1H)、
7.72(s,1H)、5.43(s,1H)、5.18
(t,1H)、3.4〜4.2(m,4H)、1.3〜2.2
(m,12H) シリカゲルTLC:クロロホルム−メタノール(9:
1) Rf値 0.53
図−1乃至図−4は、それぞれ化合物(1)〜(4)の赤外吸
収スペクトル(KBr錠)を示す図である。
収スペクトル(KBr錠)を示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】下記の一般式Iで表される7−ヒドロキシ
グアニン誘導体およびその塩。 (式中、R1は水素、又はテトラヒドロピラニル基、テ
トラヒドロフリル基、R2は水素、又はテトラヒドロピ
ラニル基、テトラヒドロフリル基を表わす。ただし
R1,R2がともに水素である場合を除く。) - 【請求項2】R1がテトラヒドロフリル基、R2が水素
である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - 【請求項3】R1が水素、R2がテトラヒドロピラニル
基である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 - 【請求項4】次式II で示される7−ヒドロキシグアニン又はその塩を、極性
非プロトン溶媒中、酸触媒存在下に2,3−ジヒドロピ
ラン又は2,3−ジヒドロフランと反応させることを特
徴とする一般式I (式中、R1は水素、又はテトラヒドロピラニル基、テ
トラヒドロフリル基、R2は水素、又はテトラヒドロピ
ラニル基、テトラヒドロフリル基を表わす。ただし
R1,R2がともに水素である場合を除く。) で表される7−ヒドロキシグアニン誘導体およびその塩
の製造方法。 - 【請求項5】極性非プロトン溶剤がジメチルスルホキシ
ドである特許請求の範囲第4項記載の製造方法。 - 【請求項6】下記の一般式Iで表される7−ヒドロキシ
グアニン誘導体またはその生理的に許容される塩を有効
成分とする抗腫瘍剤。 (式中、R1は水素、又はテトラヒドロピラニル基、テ
トラヒドロフリル基、R2は水素、又はテトラヒドロピ
ラニル基、テトラヒドロフリル基を表わす。ただし
R1,R2がともに水素である場合を除く。)
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60113874A JPH0633263B2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 7−ヒドロキシグアニン誘導体及びその製造方法並びにそれを有効成分とする抗腫瘍剤 |
| CA000509968A CA1261833A (en) | 1985-05-27 | 1986-05-26 | 7-hydroxyguanine compounds, process for preparing said compounds, and anti-tumor agent containing the same |
| EP86107179A EP0204251B1 (en) | 1985-05-27 | 1986-05-27 | 7-hydroxyguanine compounds, process for preparing said compounds, their use and anti-tumor agent containing the same |
| DE8686107179T DE3682536D1 (de) | 1985-05-27 | 1986-05-27 | 7-hydroxyguanin-verbindungen, verfahren zu ihrer herstellung, ihre verwendung und sie enthaltende antitumormittel. |
| US06/867,032 US4748176A (en) | 1985-05-27 | 1986-05-27 | 7-hydroxyguanine compounds |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60113874A JPH0633263B2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 7−ヒドロキシグアニン誘導体及びその製造方法並びにそれを有効成分とする抗腫瘍剤 |
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|---|---|
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ID=14623278
Family Applications (1)
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| JP60113874A Expired - Lifetime JPH0633263B2 (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 7−ヒドロキシグアニン誘導体及びその製造方法並びにそれを有効成分とする抗腫瘍剤 |
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-
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