JPH0633270Y2 - 自動バルブ - Google Patents
自動バルブInfo
- Publication number
- JPH0633270Y2 JPH0633270Y2 JP1988024973U JP2497388U JPH0633270Y2 JP H0633270 Y2 JPH0633270 Y2 JP H0633270Y2 JP 1988024973 U JP1988024973 U JP 1988024973U JP 2497388 U JP2497388 U JP 2497388U JP H0633270 Y2 JPH0633270 Y2 JP H0633270Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- ring
- cylindrical magnet
- diameter
- magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 19
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 12
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 3
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 27
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 9
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 7
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007667 floating Methods 0.000 description 1
- 230000009931 harmful effect Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、流体の流出入を調節するバルブに係り、特に
その開閉操作が永久磁石の磁力によって行われる自動バ
ルブに関する。
その開閉操作が永久磁石の磁力によって行われる自動バ
ルブに関する。
この種の自動バルブは、第6図に示すように、先端に流
体の流出入口1Aを塞ぐ弁体2が形成され、後端に複数
のリング状磁石3,3…を積層して成る小径の多層形円
筒磁石MSが取り付けられた弁軸4が、弁室5内に摺動
可能に収容されている。
体の流出入口1Aを塞ぐ弁体2が形成され、後端に複数
のリング状磁石3,3…を積層して成る小径の多層形円
筒磁石MSが取り付けられた弁軸4が、弁室5内に摺動
可能に収容されている。
そして、当該弁室5外には、前記各リング状磁石3,3
…と極性を異にして同心状に配列された複数のリング状
磁石6,6…を積層して成る大径の多層形円筒磁石ML
が、弁軸4の軸方向に沿って摺動可能に配設されると共
に、当該円筒磁石MLから成るピストン7を圧縮気体の
圧力によってバルブの開放方向と閉鎖方向に摺動させる
シリンダ8が設けられている(実開昭60−8582号
公報参照)。
…と極性を異にして同心状に配列された複数のリング状
磁石6,6…を積層して成る大径の多層形円筒磁石ML
が、弁軸4の軸方向に沿って摺動可能に配設されると共
に、当該円筒磁石MLから成るピストン7を圧縮気体の
圧力によってバルブの開放方向と閉鎖方向に摺動させる
シリンダ8が設けられている(実開昭60−8582号
公報参照)。
シリンダ8は、ピストン7を挟んで先後両端側に夫々圧
縮気体の流出入口9A及び9Bが形成され、これら流出
入口9A,9Bから交互に供給される圧縮気体の圧力に
よってピストン7を駆動するように成されている。
縮気体の流出入口9A及び9Bが形成され、これら流出
入口9A,9Bから交互に供給される圧縮気体の圧力に
よってピストン7を駆動するように成されている。
そして、このピストン7がバルブの開放方向又は閉鎖方
向に摺動すると、当該ピストン7を形成する多層形円筒
磁石MLの磁力により、多層形円筒磁石MSを取り付け
た弁軸4が弁室5内で前後に摺動して弁体2が操作さ
れ、流体の流出入口1Aが開閉される。
向に摺動すると、当該ピストン7を形成する多層形円筒
磁石MLの磁力により、多層形円筒磁石MSを取り付け
た弁軸4が弁室5内で前後に摺動して弁体2が操作さ
れ、流体の流出入口1Aが開閉される。
このように、弁軸4が弁室5の側壁を貫通して外部に突
出することなく、弁室5内に収容された状態で摺動して
その先端に取り付けられた弁体2が操作される構成とな
っていれば、二つの流出入口1A,1B間に介在して形
成された弁室5内のシール性が極めて良好となる。
出することなく、弁室5内に収容された状態で摺動して
その先端に取り付けられた弁体2が操作される構成とな
っていれば、二つの流出入口1A,1B間に介在して形
成された弁室5内のシール性が極めて良好となる。
しかしながら、この種の自動バルブを例えば多色塗装装
置の色替バルブとして用いた場合には、閉鎖状態の弁体
2が流出入口1A側から作用する塗料の逆圧を受けて弁
座10から離れるおそれがあった。
置の色替バルブとして用いた場合には、閉鎖状態の弁体
2が流出入口1A側から作用する塗料の逆圧を受けて弁
座10から離れるおそれがあった。
つまり、色替バルブは、一方の流出入口1Bが特定色の
塗料供給源に接続され、他方の流出入口1Aが塗料ホー
スを介して塗装機に連結されたマニホールドに接続され
るが、このマニホールドには異色塗料を供給する他の色
替バルブも接続されている。したがって、色替バルブを
閉鎖する円筒磁石MS,ML間の磁気吸引力が弱いと、
他の色替バルブからマニホールド内に供給される異色塗
料の圧力を受けて流出入口1Aを閉鎖する弁体2が弁座
10から離れてしまい、弁室5内に異色塗料が侵入して
塗料の色混じりによる塗装不良を生ずるおそれがあっ
た。
塗料供給源に接続され、他方の流出入口1Aが塗料ホー
スを介して塗装機に連結されたマニホールドに接続され
るが、このマニホールドには異色塗料を供給する他の色
替バルブも接続されている。したがって、色替バルブを
閉鎖する円筒磁石MS,ML間の磁気吸引力が弱いと、
他の色替バルブからマニホールド内に供給される異色塗
料の圧力を受けて流出入口1Aを閉鎖する弁体2が弁座
10から離れてしまい、弁室5内に異色塗料が侵入して
塗料の色混じりによる塗装不良を生ずるおそれがあっ
た。
そこで本考案は、円筒磁石MS,MLを大型化すること
なく、当該円筒磁石MS及びML間に生ずる磁気吸引力
を高めさせて、逆圧が作用する弁体2を完全な閉鎖状態
に維持できる自動バルブを提供することを目的とする。
なく、当該円筒磁石MS及びML間に生ずる磁気吸引力
を高めさせて、逆圧が作用する弁体2を完全な閉鎖状態
に維持できる自動バルブを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本考案は、先端に流体の流
出入口を塞ぐ弁体が形成され、後端に複数のリング状磁
石を積層して成る小径の多層形円筒磁石が取り付けられ
た弁軸が、弁室内に摺動可能に収容され、当該弁室外に
は、前記各リング状磁石と極性を異にして同心状に配列
された複数のリング状磁石を積層して成る大径の多層形
円筒磁石が、前記弁軸の軸方向に沿って摺動可能に配設
されると共に、当該円筒磁石から成るピストンを圧縮気
体の圧力によってバルブの開放方向に摺動させるシリン
ダが設けられた自動バルブにおいて、前記弁軸に取り付
けられた小径の多層形円筒磁石の外径が、前記弁室の内
径よりも小さく選定されて、当該円筒磁石及び前記弁軸
の周面と前記弁室の内壁との間に流体が通る通路が形成
されると共に、当該通路の両端側に流体の流出入口が形
成され、前記各多層形円筒磁石を形成する複数のリング
状磁石が、夫々隣接するリング状磁石と同極同士を対向
させて積層されると共に、バルブの閉鎖時には、大径の
多層形円筒磁石を形成する各リング状磁石が、小径の多
層形円筒磁石を形成する異極性の各リング状磁石に対し
てバルブの閉鎖方向に偏移した状態に位置するように成
されていることを特徴とする。
出入口を塞ぐ弁体が形成され、後端に複数のリング状磁
石を積層して成る小径の多層形円筒磁石が取り付けられ
た弁軸が、弁室内に摺動可能に収容され、当該弁室外に
は、前記各リング状磁石と極性を異にして同心状に配列
された複数のリング状磁石を積層して成る大径の多層形
円筒磁石が、前記弁軸の軸方向に沿って摺動可能に配設
されると共に、当該円筒磁石から成るピストンを圧縮気
体の圧力によってバルブの開放方向に摺動させるシリン
ダが設けられた自動バルブにおいて、前記弁軸に取り付
けられた小径の多層形円筒磁石の外径が、前記弁室の内
径よりも小さく選定されて、当該円筒磁石及び前記弁軸
の周面と前記弁室の内壁との間に流体が通る通路が形成
されると共に、当該通路の両端側に流体の流出入口が形
成され、前記各多層形円筒磁石を形成する複数のリング
状磁石が、夫々隣接するリング状磁石と同極同士を対向
させて積層されると共に、バルブの閉鎖時には、大径の
多層形円筒磁石を形成する各リング状磁石が、小径の多
層形円筒磁石を形成する異極性の各リング状磁石に対し
てバルブの閉鎖方向に偏移した状態に位置するように成
されていることを特徴とする。
本考案によれば、大径の多層形円筒磁石から成るピスト
ンがバルブの開放方向に摺動せられて、先端に弁体を形
成し後端に小径の多層形円筒磁石を取り付けた弁軸がバ
ルブの開放方向に従動すると、その小径の多層形円筒磁
石及び弁軸の周面とそれらを収容する弁室の内壁との間
に形成された通路を通って流体が流入出するので、例え
ば塗料を供給した後に洗浄用溶剤を供給して弁室内に付
着残存する塗料を色残りなく確実に洗浄除去することが
できる。また、弁室内に摺動可能に収容される弁軸の後
端に取り付けられた小径の多層形円筒磁石と、弁室外に
配設されて弁軸の軸方向に摺動せられる大径の多層形円
筒磁石とが、何れも複数のリング状磁石を同極同士で対
向させて積層した構造となっているから、夫々の磁力が
非常に強くなり、両者間に流体を通す通路が介在してい
ても,その間には強い磁気吸引力が作用する。
ンがバルブの開放方向に摺動せられて、先端に弁体を形
成し後端に小径の多層形円筒磁石を取り付けた弁軸がバ
ルブの開放方向に従動すると、その小径の多層形円筒磁
石及び弁軸の周面とそれらを収容する弁室の内壁との間
に形成された通路を通って流体が流入出するので、例え
ば塗料を供給した後に洗浄用溶剤を供給して弁室内に付
着残存する塗料を色残りなく確実に洗浄除去することが
できる。また、弁室内に摺動可能に収容される弁軸の後
端に取り付けられた小径の多層形円筒磁石と、弁室外に
配設されて弁軸の軸方向に摺動せられる大径の多層形円
筒磁石とが、何れも複数のリング状磁石を同極同士で対
向させて積層した構造となっているから、夫々の磁力が
非常に強くなり、両者間に流体を通す通路が介在してい
ても,その間には強い磁気吸引力が作用する。
つまり、磁石の異極同士を互いに接触させるとその接触
面の磁極が消失することは周知のとおりであるが、接触
するに至らずとも異極同士を著しく接近させた状態で積
層すると一方の磁石のN極から出る磁力線が他方の磁石
のS極に向かって集中するため、例えば前記N極とこれ
に対向する第三の磁石のS極との間に作用する磁気吸引
力が非常に弱くなる。これに対し、本考案に係る二つの
多層形円筒磁石のように、夫々が複数のリング状磁石を
同極同士で対向させて積層した構成になっていると、一
方の多層形円筒磁石を形成する各リング状磁石の互いに
対向する二つのN極から多数の磁力線が発生し、その磁
力線がこれら各N極と接近して対向せられた他方の多層
形円筒磁石のS極に向かって集中するから、大径の多層
形円筒磁石と小径の多層形円筒磁石との間に作用する磁
気吸引力が極めて強大になる。
面の磁極が消失することは周知のとおりであるが、接触
するに至らずとも異極同士を著しく接近させた状態で積
層すると一方の磁石のN極から出る磁力線が他方の磁石
のS極に向かって集中するため、例えば前記N極とこれ
に対向する第三の磁石のS極との間に作用する磁気吸引
力が非常に弱くなる。これに対し、本考案に係る二つの
多層形円筒磁石のように、夫々が複数のリング状磁石を
同極同士で対向させて積層した構成になっていると、一
方の多層形円筒磁石を形成する各リング状磁石の互いに
対向する二つのN極から多数の磁力線が発生し、その磁
力線がこれら各N極と接近して対向せられた他方の多層
形円筒磁石のS極に向かって集中するから、大径の多層
形円筒磁石と小径の多層形円筒磁石との間に作用する磁
気吸引力が極めて強大になる。
また、バルブの閉鎖時には、大径の多層形円筒磁石を形
成する各リング状磁石が、小径の多層形円筒磁石を形成
する異極性の各リング状磁石に対してバルブの閉鎖方向
に偏移した状態に位置し、この状態で両者間に作用する
磁気吸引力によって小径の多層形円筒磁石を取り付けた
弁軸がバルブの閉鎖方向に付勢されるから、当該弁軸の
先端に形成された弁体をこれに作用する流体の逆圧に抗
して完全な閉鎖状態に維持することができる。
成する各リング状磁石が、小径の多層形円筒磁石を形成
する異極性の各リング状磁石に対してバルブの閉鎖方向
に偏移した状態に位置し、この状態で両者間に作用する
磁気吸引力によって小径の多層形円筒磁石を取り付けた
弁軸がバルブの閉鎖方向に付勢されるから、当該弁軸の
先端に形成された弁体をこれに作用する流体の逆圧に抗
して完全な閉鎖状態に維持することができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
る。
第1図は本考案による自動バルブの一例を示す全体の断
面図、第2図は大径と小径の多層形円筒磁石を形成する
各リング状磁石の配列状態を示す拡大断面図、第3図は
弁軸の断面図である。
面図、第2図は大径と小径の多層形円筒磁石を形成する
各リング状磁石の配列状態を示す拡大断面図、第3図は
弁軸の断面図である。
なお、第6図との対応部分については同一符号を付して
詳細説明は省略する。
詳細説明は省略する。
本例においては、小径の多層形円筒磁石MSを形成して
いる各リング状磁石3,3…と、大径の多層形円筒磁石
MLを形成している各リング状磁石6,6…とが、第2
図に示すように夫々隣接するリング状磁石と同極同士を
対向させて積層されると共に、バルブの閉鎖時には、第
1図に示す如く大径の多層形円筒磁石MLを形成する各
リング状磁石6,6…が、小径の多層形円筒磁石MLを
形成する異極性の各リング状磁石3,3…に対してバル
ブの閉鎖方向に偏移した状態に位置するように成されて
いる。
いる各リング状磁石3,3…と、大径の多層形円筒磁石
MLを形成している各リング状磁石6,6…とが、第2
図に示すように夫々隣接するリング状磁石と同極同士を
対向させて積層されると共に、バルブの閉鎖時には、第
1図に示す如く大径の多層形円筒磁石MLを形成する各
リング状磁石6,6…が、小径の多層形円筒磁石MLを
形成する異極性の各リング状磁石3,3…に対してバル
ブの閉鎖方向に偏移した状態に位置するように成されて
いる。
リング状磁石3,3…は、各々がこれと同径のリング状
ヨーク11,11間に挟まれて弁軸4の後端に植設した
ボルト12に外嵌され、当該ボルト12と螺合するナッ
ト13により隣接する磁石3,3間に作用するN極同士
又はS極同士の斥力に抗して一体的に積層された状態に
締着されている。
ヨーク11,11間に挟まれて弁軸4の後端に植設した
ボルト12に外嵌され、当該ボルト12と螺合するナッ
ト13により隣接する磁石3,3間に作用するN極同士
又はS極同士の斥力に抗して一体的に積層された状態に
締着されている。
また、リング状磁石6,6…は、各々がこれと同径のリ
ング状ヨーク14,14間に挟まれて円筒形のピストン
7内に嵌装され、当該ピストン7の内壁に嵌着されたC
形止め輪15により隣接する磁石6,6間に作用する同
極同士の斥力に抗して一体的に積層された状態に締着さ
れている。
ング状ヨーク14,14間に挟まれて円筒形のピストン
7内に嵌装され、当該ピストン7の内壁に嵌着されたC
形止め輪15により隣接する磁石6,6間に作用する同
極同士の斥力に抗して一体的に積層された状態に締着さ
れている。
弁軸4に取り付ける円筒磁石MSの外径は、流出入口1
Aを形成した弁座10が一端側に取り付けられた中空ボ
ディ16と、その他端側に取り付けられるアルミニウム
製の円筒チューブ18とから成る弁室5の内径よりも小
さく選定され、弁軸4及び円筒磁石MSの周面と弁室5
の内壁との間に流体が通る通路19が形成されている。
Aを形成した弁座10が一端側に取り付けられた中空ボ
ディ16と、その他端側に取り付けられるアルミニウム
製の円筒チューブ18とから成る弁室5の内径よりも小
さく選定され、弁軸4及び円筒磁石MSの周面と弁室5
の内壁との間に流体が通る通路19が形成されている。
また、弁軸4は、第3図に示す如く、その本体を成す金
属製角棒の角を旋盤加工により面取りするだけで、広い
通路19を確保できる形状となっている。
属製角棒の角を旋盤加工により面取りするだけで、広い
通路19を確保できる形状となっている。
つまり、弁室5内に流体の通路19を確保しながら弁軸
4の後端に取り付けられた多層形円筒磁石MSを弁室5
の中心に位置させるには、弁軸4の周面が弁室5の内壁
に摺接すると共に、当該周面の一部が弁室5の内壁から
離間していなければならない。そのためには、弁軸4と
して例えば金属製丸棒を使用し、その長手方向に沿って
周面に複数条の凹溝を削成することも考えられるが、こ
の場合には凹溝を切削する溝加工のコストが嵩むという
問題がある。これに対して、第3図のように角棒の角を
弁室5の内径に合わせて面取りするだけの簡単な旋盤加
工によれば、加工コストも非常に安くて済む。
4の後端に取り付けられた多層形円筒磁石MSを弁室5
の中心に位置させるには、弁軸4の周面が弁室5の内壁
に摺接すると共に、当該周面の一部が弁室5の内壁から
離間していなければならない。そのためには、弁軸4と
して例えば金属製丸棒を使用し、その長手方向に沿って
周面に複数条の凹溝を削成することも考えられるが、こ
の場合には凹溝を切削する溝加工のコストが嵩むという
問題がある。これに対して、第3図のように角棒の角を
弁室5の内径に合わせて面取りするだけの簡単な旋盤加
工によれば、加工コストも非常に安くて済む。
なお、図中、20は中空ボディ16に弁座10を固定す
る皿ネジ、21は中空ボディ16に円筒チューブ18を
固定する皿ネジである。
る皿ネジ、21は中空ボディ16に円筒チューブ18を
固定する皿ネジである。
また、弁軸4の先端面には、板状パッキン22を埋設し
て成る弁体2が形成され、当該弁体2が弁座10に当接
された閉鎖状態において板状パッキン22の表面が流出
入口1Aの周囲に沿って弁座10に形成された突条10
aに圧し当てられるようになっている。このように、弁
座10に当接される弁体2の板状パッキン22が弁軸4
の先端面に埋設されていれば、当該板状パッキン22に
過大な圧力が掛かることがないから、柔軟性のあるゴム
パッキンを使用してシール性を高めることができると共
に、その摩耗や傷みが緩和されて耐久性も向上する。
て成る弁体2が形成され、当該弁体2が弁座10に当接
された閉鎖状態において板状パッキン22の表面が流出
入口1Aの周囲に沿って弁座10に形成された突条10
aに圧し当てられるようになっている。このように、弁
座10に当接される弁体2の板状パッキン22が弁軸4
の先端面に埋設されていれば、当該板状パッキン22に
過大な圧力が掛かることがないから、柔軟性のあるゴム
パッキンを使用してシール性を高めることができると共
に、その摩耗や傷みが緩和されて耐久性も向上する。
次に、中空ボディ16に皿ネジ21で固定された円筒チ
ューブ18には、大径の多層形円筒磁石MLを嵌装した
ピストン7が摺動可能に外嵌されている。このピストン
7内には、円筒磁石MLを挟んで先後両側に円筒チュー
ブ18の外周面と摺接する一対のウェアリング23,2
3が嵌装されて、ピストン7の摺動による円筒磁石ML
の摩耗が防止されている。
ューブ18には、大径の多層形円筒磁石MLを嵌装した
ピストン7が摺動可能に外嵌されている。このピストン
7内には、円筒磁石MLを挟んで先後両側に円筒チュー
ブ18の外周面と摺接する一対のウェアリング23,2
3が嵌装されて、ピストン7の摺動による円筒磁石ML
の摩耗が防止されている。
ピストン7には、これをバルブの閉鎖方向に付勢するス
プリング24が外装され、更にその外側からシリンダ8
のバレルとなる円筒カバー25が被せられている。この
円筒カバー25は、その後端側に円筒チューブ18の端
末を嵌入する鍔状部25aが形成され、当該鍔状部25
aが円筒チューブ18に螺合されるコネクション26で
係止されて、中空ボディ16に外嵌せられた状態に締着
されている。これにより、自動バルブの保守点検や部品
交換作業を行う際には、まず、円筒チューブ18に螺合
されたコネクション26を取り外し、次いで、中空ボデ
ィ16に外嵌された円筒カバー25を取り外すだけで、
総ての部品を簡単に取り出すことができる。
プリング24が外装され、更にその外側からシリンダ8
のバレルとなる円筒カバー25が被せられている。この
円筒カバー25は、その後端側に円筒チューブ18の端
末を嵌入する鍔状部25aが形成され、当該鍔状部25
aが円筒チューブ18に螺合されるコネクション26で
係止されて、中空ボディ16に外嵌せられた状態に締着
されている。これにより、自動バルブの保守点検や部品
交換作業を行う際には、まず、円筒チューブ18に螺合
されたコネクション26を取り外し、次いで、中空ボデ
ィ16に外嵌された円筒カバー25を取り外すだけで、
総ての部品を簡単に取り出すことができる。
また、鍔状部25aには、中空ボディ16に穿設された
流出入口9からピストン7を駆動させる圧縮気体が供給
された時にシリンダ8内の気体を排出させる排気孔27
が穿設されている。
流出入口9からピストン7を駆動させる圧縮気体が供給
された時にシリンダ8内の気体を排出させる排気孔27
が穿設されている。
この排気孔27は、第1図に断面図が示され、第4図に
平面図が示されているように、円筒チューブ18の外周
面に密着する鍔状部25aの内周面に沿って環状に削成
された凹溝から成る迂回通路27aと、当該迂回通路2
7aの凹溝内から円筒カバー25の外周面に向かってシ
リンダ8外に貫通した穿孔から成る排気通路27bと、
迂回通路27aの凹溝内から円筒チューブ18を挟んで
排気通路27bと反対方向に向かってシリンダ8内に貫
通する穿孔から成る排気通路27cとから形成されてい
る。そして、ピストン7が流出入口9から供給される圧
縮気体でスプリング24の弾性に抗してバルブの開放方
向に摺動せられる際に、当該ピストン7で加圧されるシ
リンダ8内の気体が当該シリンダ8内に開口する排気通
路27cから環状に屈曲した迂回通路27aと排気通路
27bを通ってシリンダ8外に放出されるようになって
いる。
平面図が示されているように、円筒チューブ18の外周
面に密着する鍔状部25aの内周面に沿って環状に削成
された凹溝から成る迂回通路27aと、当該迂回通路2
7aの凹溝内から円筒カバー25の外周面に向かってシ
リンダ8外に貫通した穿孔から成る排気通路27bと、
迂回通路27aの凹溝内から円筒チューブ18を挟んで
排気通路27bと反対方向に向かってシリンダ8内に貫
通する穿孔から成る排気通路27cとから形成されてい
る。そして、ピストン7が流出入口9から供給される圧
縮気体でスプリング24の弾性に抗してバルブの開放方
向に摺動せられる際に、当該ピストン7で加圧されるシ
リンダ8内の気体が当該シリンダ8内に開口する排気通
路27cから環状に屈曲した迂回通路27aと排気通路
27bを通ってシリンダ8外に放出されるようになって
いる。
このように、排気孔27が、シリンダ8内に開口する排
気通路27cとシリンダ8外に開口する排気通路27b
とを環状に屈曲した迂回通路27aを介して連通させる
形状となっていれば、自動バルブに洗浄用の溶剤を吹き
付けてその表面に付着した塗料等の汚れを洗い落とす際
に、吹き付けた溶剤がシリンダ8内に侵入してゴム製の
パッキン等を傷めるという弊害が確実に防止される。
気通路27cとシリンダ8外に開口する排気通路27b
とを環状に屈曲した迂回通路27aを介して連通させる
形状となっていれば、自動バルブに洗浄用の溶剤を吹き
付けてその表面に付着した塗料等の汚れを洗い落とす際
に、吹き付けた溶剤がシリンダ8内に侵入してゴム製の
パッキン等を傷めるという弊害が確実に防止される。
つまり、シリンダ8外から排気通路27bを通って侵入
せんとする溶剤は、環状の迂回通路27aに邪魔され、
当該通路27aを迂回して排気通路27cにまで到達す
ることはできないから、シリンダ8内に設けられたOリ
ング等のパッキンが溶剤によって破損されるおそれがな
い。
せんとする溶剤は、環状の迂回通路27aに邪魔され、
当該通路27aを迂回して排気通路27cにまで到達す
ることはできないから、シリンダ8内に設けられたOリ
ング等のパッキンが溶剤によって破損されるおそれがな
い。
また、排気孔27は、まず、鍔状部25aの内周面に凹
溝を削成して迂回通路27aを形成し、次いで、鍔状部
25aの外周面から迂回通路27aに向かって貫通する
排気通路27bを穿設し、更に、当該排気通路27bと
反対方向に向かって迂回通路27a内から一定長さの孔
を開けると共に、シリンダ8内からこの孔に連通する孔
を開けて排気通路27cを穿設することにより、極めて
簡単に加工できる。
溝を削成して迂回通路27aを形成し、次いで、鍔状部
25aの外周面から迂回通路27aに向かって貫通する
排気通路27bを穿設し、更に、当該排気通路27bと
反対方向に向かって迂回通路27a内から一定長さの孔
を開けると共に、シリンダ8内からこの孔に連通する孔
を開けて排気通路27cを穿設することにより、極めて
簡単に加工できる。
なお、28は、自動バルブを色替装置のマニホールド等
に取り付けるためのホルダーであり、中空ボディ16と
弁座10との間に挟持されて当該弁座10と共に皿ネジ
20で中空ボディ16に固定されている。
に取り付けるためのホルダーであり、中空ボディ16と
弁座10との間に挟持されて当該弁座10と共に皿ネジ
20で中空ボディ16に固定されている。
また、コネクション26は、塗料供給源から供給される
塗料の流出入口1Bを形成している。
塗料の流出入口1Bを形成している。
以上が、本考案による自動バルブの一例構成であり、次
にその作用効果について説明する。
にその作用効果について説明する。
まず、本考案においては、多層形円筒磁石MSを形成す
る各リング状磁石3,3…と、多層形円筒磁石MLを形
成する各リング状磁石6,6…とが、第2図に示すよう
に夫々隣接するリング状磁石とN極同士又はS極同士を
対向させて積層されているから、例えば互いに対向する
リング状磁石3,3の二つのN極から発生した多数の磁
力線が、当該各リング状磁石3,3のN極と円筒チュー
ブ18を介して対向するリング状磁石6,6のS極に向
かって集中し、多層形円筒磁石MS及びML間に強い磁
気吸引力が作用することとなる。
る各リング状磁石3,3…と、多層形円筒磁石MLを形
成する各リング状磁石6,6…とが、第2図に示すよう
に夫々隣接するリング状磁石とN極同士又はS極同士を
対向させて積層されているから、例えば互いに対向する
リング状磁石3,3の二つのN極から発生した多数の磁
力線が、当該各リング状磁石3,3のN極と円筒チュー
ブ18を介して対向するリング状磁石6,6のS極に向
かって集中し、多層形円筒磁石MS及びML間に強い磁
気吸引力が作用することとなる。
また、第1図に示すように、弁軸4の先端に形成された
弁体2が弁座10に当接しているバルブの閉鎖状態にお
いて、スプリング24の弾性によりピストン7と一体的
にバルブの閉鎖方向に付勢されている多層形円筒磁石M
Lの各リング状磁石6,6…が、弁軸4の後端に取り付
けた多層形円筒磁石MSを形成する異極性の各リング状
磁石3,3…に対してバルブの閉鎖方向に偏移した状態
に位置しているから、これら各リング状磁石6,6…及
び3,3…間に作用する磁気吸引力によって円筒磁石M
Sを取り付けた弁軸4がバルブの閉鎖方向に強く付勢さ
れることとなる。
弁体2が弁座10に当接しているバルブの閉鎖状態にお
いて、スプリング24の弾性によりピストン7と一体的
にバルブの閉鎖方向に付勢されている多層形円筒磁石M
Lの各リング状磁石6,6…が、弁軸4の後端に取り付
けた多層形円筒磁石MSを形成する異極性の各リング状
磁石3,3…に対してバルブの閉鎖方向に偏移した状態
に位置しているから、これら各リング状磁石6,6…及
び3,3…間に作用する磁気吸引力によって円筒磁石M
Sを取り付けた弁軸4がバルブの閉鎖方向に強く付勢さ
れることとなる。
これにより、弁軸4の先端に形成された弁体2は、流出
入口1A側から作用する流体の逆圧に抗して完全な閉鎖
状態に維持される。
入口1A側から作用する流体の逆圧に抗して完全な閉鎖
状態に維持される。
したがって、本考案による自動バルブを多色塗装装置の
色替バルブとして用いた場合に、弁体2が流出入口1A
側から作用する異色塗料の圧力を受けて弁座10から離
れて浮き上がり、弁室5内に異色塗料が侵入して塗料の
色混じりを生ずるという弊害が確実に防止される。
色替バルブとして用いた場合に、弁体2が流出入口1A
側から作用する異色塗料の圧力を受けて弁座10から離
れて浮き上がり、弁室5内に異色塗料が侵入して塗料の
色混じりを生ずるという弊害が確実に防止される。
次に、自動バルブを開ける場合には、中空ボディ16に
穿設された流出入口9から圧縮気体を供給し、その圧力
により円筒磁石MLが嵌装されたピストン7をスプリン
グ24の弾性に抗してバルブの開放方向に摺動させる。
穿設された流出入口9から圧縮気体を供給し、その圧力
により円筒磁石MLが嵌装されたピストン7をスプリン
グ24の弾性に抗してバルブの開放方向に摺動させる。
これにより、ピストン7に嵌装された円筒磁石MLと磁
気吸引力で引き合っている円筒磁石MSが、ピストン7
に従動してバルブの開放方向に摺動せられ、弁軸4の先
端に形成された弁体2が弁座10から離反して流出入口
1Aが開放される。
気吸引力で引き合っている円筒磁石MSが、ピストン7
に従動してバルブの開放方向に摺動せられ、弁軸4の先
端に形成された弁体2が弁座10から離反して流出入口
1Aが開放される。
そして、流出入口1Bから流入する塗料等の流体が、弁
室5内に形成された通路19を通って流出入口1Aから
流出される。
室5内に形成された通路19を通って流出入口1Aから
流出される。
なお、ピストン7がバルブの開放方向に摺動せられた際
には、シリンダ8内の気体がピストン7に圧されて排気
孔27から外部に放出される。
には、シリンダ8内の気体がピストン7に圧されて排気
孔27から外部に放出される。
また、自動バルブを閉鎖する場合には、流出入口9から
の圧縮気体の供給を停止するだけで、ピストン7がスプ
リング24の弾性によりバルブの閉鎖方向に自動的に摺
動して第1図の状態に復帰する。
の圧縮気体の供給を停止するだけで、ピストン7がスプ
リング24の弾性によりバルブの閉鎖方向に自動的に摺
動して第1図の状態に復帰する。
また、色替バルブとして使用される自動バルブの弁室5
内を洗浄する場合には、当該バルブを開放してその流出
入口1Bから流入する洗浄用溶剤を弁室5内の通路19
を通じて流出入口1Aから流出させる。これにより、弁
室5の内壁や弁軸4及び円筒磁石MSの表面に付着残存
している塗料が色残りを生ずることなく完全に洗浄除去
される。
内を洗浄する場合には、当該バルブを開放してその流出
入口1Bから流入する洗浄用溶剤を弁室5内の通路19
を通じて流出入口1Aから流出させる。これにより、弁
室5の内壁や弁軸4及び円筒磁石MSの表面に付着残存
している塗料が色残りを生ずることなく完全に洗浄除去
される。
なお、第1図においては、自動バルブが二方弁である場
合について説明したが、これに限らず第5図に示すよう
な三方弁であってもよい。
合について説明したが、これに限らず第5図に示すよう
な三方弁であってもよい。
すなわち、第5図は本考案による自動バルブの他の実施
例を示す断面図であって、流出入口1A及び1Bに加え
て更にもう一つの流出入口1Cを有している。
例を示す断面図であって、流出入口1A及び1Bに加え
て更にもう一つの流出入口1Cを有している。
この流出入口1Cは、中空ボディ16に穿設されて例え
ば塗料供給源に接続され、第5図に示すように自動バル
ブが閉鎖状態にある時には、塗料供給源から供給されて
流出入口1Cから流入する塗料が、弁室5内の通路19
を流出入口1Aと反対側に形成された流出入口1Bに向
かって流通し、当該流出入口1Bから流出して再び塗料
供給源に戻る径路で循環される。
ば塗料供給源に接続され、第5図に示すように自動バル
ブが閉鎖状態にある時には、塗料供給源から供給されて
流出入口1Cから流入する塗料が、弁室5内の通路19
を流出入口1Aと反対側に形成された流出入口1Bに向
かって流通し、当該流出入口1Bから流出して再び塗料
供給源に戻る径路で循環される。
また、弁軸4は、その先後両端に流出入口1A及び1B
を交互に塞ぐ弁体2及び2′が形成されている。弁体
2′は、弁軸4の後端に突設されたボルト12と螺合す
るナット13の端面に弁体2と同じく板状パッキン2
2′を埋設した構造となっている。
を交互に塞ぐ弁体2及び2′が形成されている。弁体
2′は、弁軸4の後端に突設されたボルト12と螺合す
るナット13の端面に弁体2と同じく板状パッキン2
2′を埋設した構造となっている。
これにより、自動バルブが開放された時には、流出入口
1Cから弁室5内に流入する塗料を塗料供給源に還流さ
せていた流出入口1Bが弁体2′で塞がれると同時に、
弁体2で塞がれていた流出入口1Aが開けられ、流出入
口1Cから弁室5内に流入する塗料が流出入口1Aから
流出して塗装機に供給されることとなる。
1Cから弁室5内に流入する塗料を塗料供給源に還流さ
せていた流出入口1Bが弁体2′で塞がれると同時に、
弁体2で塞がれていた流出入口1Aが開けられ、流出入
口1Cから弁室5内に流入する塗料が流出入口1Aから
流出して塗装機に供給されることとなる。
なお、その他の部分は第1図と共通するので同一符号を
付して詳細説明を省略する。
付して詳細説明を省略する。
以上述べたように、本考案によれば、弁軸及びその弁軸
に取り付けられた小径の多層形円筒磁石の周面とそれら
を収容する弁室の内壁との間に流体の通路が形成され、
その通路の両端側に流体の流出入口が形成されているの
で、例えば塗料の色替バルブとして使用する場合に、弁
室の内壁や弁軸及び円筒磁石の表面に付着残存する塗料
を洗浄用溶剤によって色残りなく除去することができ
る。また、弁室内に摺動可能に収容される弁軸の後端に
取り付けた小径の多層形円筒磁石と、当該円筒磁石と引
き合う磁力によって弁室外から弁軸を摺動させる大径の
多層形円筒磁石とが、何れも複数のリング状磁石を同極
同士で対向させて積層した構造となっているから、両者
間に作用する磁気吸引力が非常に強力になる。また、バ
ルブの閉鎖時には、大径の多層形円筒磁石を形成する各
リング状磁石が、小径の多層形円筒磁石を形成する異極
性の各リング状磁石に対してバルブの閉鎖方向に偏移し
た状態に位置するから、この状態で両者間に作用する磁
気吸引力によって小径の多層形円筒磁石を取り付けた弁
軸がバルブの閉鎖方向に付勢される。したがって、大径
の多層形円筒磁石と小径の多層形円筒磁石との間に流体
の通路が介在していても、小径の多層形円筒磁石を取り
付けた弁軸の先端に形成された弁体をこれに作用する流
体の逆圧に抗して完全な閉鎖状態に維持できるという大
変優れた効果がある。
に取り付けられた小径の多層形円筒磁石の周面とそれら
を収容する弁室の内壁との間に流体の通路が形成され、
その通路の両端側に流体の流出入口が形成されているの
で、例えば塗料の色替バルブとして使用する場合に、弁
室の内壁や弁軸及び円筒磁石の表面に付着残存する塗料
を洗浄用溶剤によって色残りなく除去することができ
る。また、弁室内に摺動可能に収容される弁軸の後端に
取り付けた小径の多層形円筒磁石と、当該円筒磁石と引
き合う磁力によって弁室外から弁軸を摺動させる大径の
多層形円筒磁石とが、何れも複数のリング状磁石を同極
同士で対向させて積層した構造となっているから、両者
間に作用する磁気吸引力が非常に強力になる。また、バ
ルブの閉鎖時には、大径の多層形円筒磁石を形成する各
リング状磁石が、小径の多層形円筒磁石を形成する異極
性の各リング状磁石に対してバルブの閉鎖方向に偏移し
た状態に位置するから、この状態で両者間に作用する磁
気吸引力によって小径の多層形円筒磁石を取り付けた弁
軸がバルブの閉鎖方向に付勢される。したがって、大径
の多層形円筒磁石と小径の多層形円筒磁石との間に流体
の通路が介在していても、小径の多層形円筒磁石を取り
付けた弁軸の先端に形成された弁体をこれに作用する流
体の逆圧に抗して完全な閉鎖状態に維持できるという大
変優れた効果がある。
第1図は本考案による自動バルブの一例を示す全体の断
面図、第2図は大径の多層形円筒磁石と小径の多層形円
筒磁石を形成するリング状磁石の配列状態を示す拡大断
面図、第3図は弁軸の断面図、第4図はシリンダを形成
する円筒カバーに設けられた排気孔の形状を示す平面
図、第5図は本考案による自動バルブの他の実施例を示
す全体の断面図、第6図は従来の自動バルブを示す断面
図である。 符号の説明 1A,1B,1C…流体の流出入口、2…弁体、3…リ
ング状磁石、4…弁軸、5…弁室、6…リング状磁石、
MS…小径の多層形円筒磁石、ML…大径の多層形円筒
磁石。
面図、第2図は大径の多層形円筒磁石と小径の多層形円
筒磁石を形成するリング状磁石の配列状態を示す拡大断
面図、第3図は弁軸の断面図、第4図はシリンダを形成
する円筒カバーに設けられた排気孔の形状を示す平面
図、第5図は本考案による自動バルブの他の実施例を示
す全体の断面図、第6図は従来の自動バルブを示す断面
図である。 符号の説明 1A,1B,1C…流体の流出入口、2…弁体、3…リ
ング状磁石、4…弁軸、5…弁室、6…リング状磁石、
MS…小径の多層形円筒磁石、ML…大径の多層形円筒
磁石。
Claims (1)
- 【請求項1】先端に流体の流出入口を塞ぐ弁体(2)が
形成され、後端に複数のリング状磁石(3)を積層して
成る小径の多層形円筒磁石(MS)が取り付けられた弁軸
(4)が、弁室(5)内に摺動可能に収容され、当該弁
室(5)外には、前記各リング状磁石(3)と極性を異
にして同心状に配列された複数のリング状磁石(6)を
積層して成る大径の多層形円筒磁石(ML)が、前記弁軸
(4)の軸方向に沿って摺動可能に配設されると共に、
当該円筒磁石(ML)から成るピストン(7)を圧縮気体の
圧力によってバルブの開放方向に摺動させるシリンダ
(8)が設けられた自動バルブにおいて、前記弁軸
(4)に取り付けられた小径の多層形円筒磁石(MS)の外
径が、前記弁室(5)の内径よりも小さく選定されて、
当該円筒磁石(MS)及び前記弁軸(4)の周面と前記弁室
(5)の内壁との間に流体が通る通路(19)が形成される
と共に、当該通路(19)の両端側に流体の流出入口(1A,1
B,1C)が形成され、前記各多層形円筒磁石(MS,ML)を形成
する複数のリング状磁石(3,6)が、夫々隣接するリ
ング状磁石と同極同士を対向させて積層されると共に、
バルブの閉鎖時には、大径の多層形円筒磁石(ML)を形成
する各リング状磁石(6)が、小径の多層形円筒磁石(M
S)を形成する異極性の各リング状磁石(3)に対してバ
ルブの閉鎖方向に偏移した状態に位置するように成され
ていることを特徴とする自動バルブ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988024973U JPH0633270Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 自動バルブ |
| CA000588878A CA1319668C (en) | 1988-02-29 | 1989-01-23 | Automatic valve |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988024973U JPH0633270Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 自動バルブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01132879U JPH01132879U (ja) | 1989-09-08 |
| JPH0633270Y2 true JPH0633270Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31245287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988024973U Expired - Lifetime JPH0633270Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 自動バルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633270Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024002028A (ja) * | 2022-06-23 | 2024-01-11 | 株式会社鷺宮製作所 | ロータリー式切換弁 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS608582U (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-21 | ニユ−テツク工業株式会社 | 弁装置 |
| JPS6159964U (ja) * | 1984-09-27 | 1986-04-22 | ||
| JPH0244482Y2 (ja) * | 1985-11-08 | 1990-11-27 | ||
| JPH01220784A (ja) * | 1988-02-25 | 1989-09-04 | Nippon Valqua Ind Ltd | バルブ |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP1988024973U patent/JPH0633270Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01132879U (ja) | 1989-09-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0633271Y2 (ja) | 塗料供給バルブ | |
| US4632148A (en) | Hydraulic distribution valve | |
| US20070215223A1 (en) | Selector valve | |
| US6889709B2 (en) | Manifold valve | |
| KR960706609A (ko) | 블록-보호된 차량 브레이킹 시스템에서 수력에 의해 유체를 전달하기 위한 피스톤 펌프(reciprocating pump for pumping hydraulic fluid) | |
| US7073989B2 (en) | Re-configurable bushing and drill incorporating same | |
| CN107642624A (zh) | 一种多路换向转阀及其多缸控制方法 | |
| JP2012148378A (ja) | クランプ装置 | |
| JPH0633270Y2 (ja) | 自動バルブ | |
| GB2156001A (en) | Piston and cylinder actuators | |
| EP0756090A3 (en) | Pilot operated change-over valve | |
| JP3925096B2 (ja) | 流量制御弁 | |
| JPH0624622Y2 (ja) | 自動バルブ | |
| US7004446B2 (en) | Bistable dual-magnet valve unit | |
| US11590618B2 (en) | Workpiece gripping device | |
| JP2004308475A (ja) | 往復動式流体移送ポンプ | |
| JPH08177807A (ja) | 位置検出装置・ブレーキ付ロッドレスシリンダ | |
| EP0965013A2 (en) | Improved valve construction | |
| CN115194803A (zh) | 空气卡盘 | |
| JP3452646B2 (ja) | 自動ハンド交換装置 | |
| JP3172028B2 (ja) | マニホールド電磁弁およびそれを用いた自動ハンド交換装置 | |
| CN214467060U (zh) | 一种适用于管道检测机器人的防卡驱动装置 | |
| EP0424462B1 (en) | Fluid mechanics devices | |
| JP2000052115A (ja) | ワーク支持装置 | |
| CN209792644U (zh) | 一种具有检测功能的精车夹具 |