JPH0633308Y2 - 吸収冷温水機の鉄粉除去装置 - Google Patents

吸収冷温水機の鉄粉除去装置

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JPH0633308Y2
JPH0633308Y2 JP1268788U JP1268788U JPH0633308Y2 JP H0633308 Y2 JPH0633308 Y2 JP H0633308Y2 JP 1268788 U JP1268788 U JP 1268788U JP 1268788 U JP1268788 U JP 1268788U JP H0633308 Y2 JPH0633308 Y2 JP H0633308Y2
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JP
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iron powder
absorption chiller
liquid
groove
permanent magnet
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JP1268788U
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JPH01116367U (ja
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貴文 新村
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、冷媒及び溶液等の液中に混入した鉄粉の除去
装置に係り、特に、構造が簡単で圧力損失が少なく鉄粉
除去に好適な吸収冷温水機の鉄粉除去装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の吸収冷温水機の鉄粉除去装置においては、第3図
に示されるように、ステンレス製の円すい形金網8をス
トレーナとして液の循環サイクル中の機器に設けてい
た。すなわち、機器の液出口部9には液降下管5が接続
されており、液3は矢印方向に流れ4を形成してポンプ
2から排出されるが、円すい形金網8は液出口部9と液
降下管5との接続部に設けている。しかし、円すい形金
網をストレーナとして用いる場合は、円すい形にして表
面積を増して液の通過面積を極力拡大しても金網の強度
上で限度があり、金網のメッシュを細かくすると金網を
構成するワイヤなどの面積が増して通過面積が減少し、
液の流れの圧力損失が増大するとともに鉄粉以外の異物
によっても目づまりを起し易くなる。一方、メッシュを
大きくすると通過面積は大きくなって圧力損失は減るが
細かい鉄粉は除去できなくなり、ワイヤの径を太くした
場合は金網の占める容積が大きくなる。
プロセス中に存在する鉄粉は、鉄板や鉄パイプ等の鉄切
削部品の製作時に発生する鉄の切粉、溶接組立中に発生
する溶接裏波の溶け落ち及び真空系内鉄表面の酸化皮膜
などで、鉄粉の径は数ミクロン〜数mmと幅が広い。特
に、酸化皮膜による鉄粉は微粒であり、金網では除去で
きない。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の吸収冷温水機の鉄粉除去装置にあっては、円すい
形金網が採用されており、液の流れの圧力損失が大きい
とともに目づまりが起き易く、微粒な鉄粉が除去できな
い問題点があった。
本考案の目的は、すべての大きさの鉄粉が除去可能で、
圧力損失も小さく、かつ、構造が簡単な吸収冷温水機の
鉄粉除去装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するため、本考案は冷媒及び溶液を循
環し熱授受により蒸発と凝縮とを繰返えさせて冷温水を
得るプロセスでそれぞれの液中に混入した鉄粉を除去す
る吸収冷温水機の鉄粉除去装置において、プロセス用の
機器の液出口部に設けた前部沈澱溝及び後部沈澱溝と、
この後部沈澱溝に接続され上端部がその内部に堰状に突
出する液降下管と、その前記上端部に遊挿されたドーナ
ツ形永久磁石とからなるように構成されている。
〔作用〕
本考案によれば、吸収冷温水機の鉄粉除去装置を構成す
るドーナツ形永久磁石を機器の液出口部に形成した後部
沈澱溝に遊挿することにより、液中に混入した鉄粉の粒
の大きなものは前部及び後部沈澱溝の底面に重力により
沈澱し、液中に浮遊するミクロン粒子はドーナツ形永久
磁石の周囲を通過する際にこのドーナツ形永久磁石に吸
引される。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図及び第2図を参照しながら説
明する。
第1図に示されるように、冷媒及び溶液を循環し熱授受
により蒸発と凝縮とを繰返えさせて冷温水を得るプロセ
スでそれぞれの液中に混入した鉄粉を除去する吸収冷温
水機の鉄粉除去装置において、プロセス用の機器の液出
口部9に設けた前部沈澱溝6及び後部沈澱溝7と、後部
沈澱溝7に接続され上端部10がその内部に堰状に突出す
る液降下管5と、この液降下管5の上端部10に遊挿され
たドーナツ形永久磁石1とからなり、前記沈澱溝6は後
部沈澱溝7より大きい液流入口を有し、後部沈澱溝7は
前部沈澱溝6より深さが深くかつドーナツ形永久磁石1
を収容する深さを有し、その底部11にドーナツ形永久磁
石1を出入できるとともに鉄粉を排出する掃除口と盲蓋
12とを設けるように構成されている。
冷媒、溶液及び冷温水の液中に混入した鉄粉は、鉄板、
鉄パイプ等の鉄切削部品の製作上に発生する切粉、溶接
組立中に発生する溶接裏波の溶け落ち及び真空系内鉄表
面の酸化皮膜などでその大きさは数ミクロン〜数mmと幅
が大きい。
本実施例の作用を説明すると、プロセス系統内を循環す
る液中に存在する鉄粉の大きなものは、前部及び後部沈
澱溝6,7の底面に重力により沈澱し、液中に浮遊する数
ミクロン程度の小さい鉄粉はドーナツ形永久磁石1の周
囲を矢印のように流れ4とともに通過する際に、このド
ーナツ形永久磁石1に吸引される。液出口部9は十分な
液流入口面積を有しており、液は低速で前部沈澱溝6の
底面をよどみながら流れ、さらに上端部10が堰を形成し
ているので後部沈澱溝7内の流れ4はよどんでドーナツ
形永久磁石1にまきつく流れとなる。そこで鉄粉の大き
なものは底板11に沈澱し、鉄粉のミクロ粒子はドーナツ
形永久磁石1に吸引される。そして清浄な流れ3はポン
プ2により下流に流れる。吸収冷温水機のプロセスで
は、吸収器の液出口部流速が低速に設計されており、ド
ーナツ形永久磁石1を設けると鉄粉除去に効果的であ
る。そして、後部沈澱溝7の底板11に設けた盲蓋12から
ドーナツ形状永久磁石1を出入してクリーニングした
り、底板11に沈澱した鉄粉を排除できる。
ドーナツ形永久磁石は一体型で例えば第2図に示される
ように、円周にそって一様なSN磁界を持っており、機器
のほぼ中央に設けられる液出口部に周方向からほぼ均等
に流入する液中の鉄粉をほぼ一様に除去できる。そして
ドーナツ形永久磁石の厚さは前部沈澱溝をせきって澱み
を生じさせる厚さとし、その外径、内径は液の流れを所
定の低速に押えるように液流量を基に決定される。な
お、上記機能を満足すればドーナツ形永久磁石は分割型
でも或いはドーナツ形以外の形状でも良い。
このように、ドーナツ形永久磁石は構造が簡単でその周
囲の流れは低速のため、流速の変化も少なく圧力損失を
低く押えることができる。そして液降下管の上端部の端
面から離れた上方に傘状板を設けて液降下管への液の直
降を防止し、沈澱溝を経由して液を通過させるようにす
ることによって、鉄粉の除去は一層確実となる。また、
本実施例をプロセス内に複数個設けても良い。
〔考案の効果〕
本考案によれば、吸収冷温水機の鉄粉除去装置のドーナ
ツ形永久磁石を機器の沈澱溝に設けることによって、す
べての大きさの鉄粉を除去できるとともに、構造の簡単
化と圧力損失の減少とを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は本考
案のドーナツ形永久磁石の断面図、第3図は従来の技術
を示す断面図である。 1……ドーナツ形永久磁石、5……液降下管、 6……前部沈澱溝、7……後部沈澱溝、 9……液出口部、10……上端部。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷媒及び溶液を循環し熱授受により蒸発と
    凝縮とを繰返えさせて冷温水を得るプロセスでそれぞれ
    の液中に混入した鉄粉を除去する吸収冷温水機の鉄粉除
    去装置において、前記プロセス用の機器の液出口部に設
    けた前部沈澱溝及び後部沈澱溝と、該後部沈澱溝に接続
    され上端部がその内部に堰状に突出する液降下管と、そ
    の前記上端部に遊挿されたドーナツ形永久磁石とからな
    ることを特徴とする吸収冷温水機の鉄粉除去装置。
  2. 【請求項2】前部沈澱溝に後部沈澱溝より大きい液流入
    口を設けた請求項1記載の吸収冷温水機の鉄粉除去装
    置。
  3. 【請求項3】後部沈澱溝に前部沈澱溝より深くかつ所定
    厚さのドーナツ形永久磁石を収容する深さを設けた請求
    項1又は2記載の吸収冷温水機の鉄粉除去装置。
  4. 【請求項4】後部沈澱溝の底板にドーナツ形永久磁石を
    出入できるとともに鉄粉を排出する盲蓋を設けた請求項
    1,2又は3記載の吸収冷温水機の鉄粉除去装置。
JP1268788U 1988-02-02 1988-02-02 吸収冷温水機の鉄粉除去装置 Expired - Lifetime JPH0633308Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01116367U JPH01116367U (ja) 1989-08-04
JPH0633308Y2 true JPH0633308Y2 (ja) 1994-08-31

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