JPH06333318A - マルチディスクチェンジャ - Google Patents

マルチディスクチェンジャ

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Publication number
JPH06333318A
JPH06333318A JP92094A JP92094A JPH06333318A JP H06333318 A JPH06333318 A JP H06333318A JP 92094 A JP92094 A JP 92094A JP 92094 A JP92094 A JP 92094A JP H06333318 A JPH06333318 A JP H06333318A
Authority
JP
Japan
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tray
recording
disc
cassette
reproducing
Prior art date
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Pending
Application number
JP92094A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Kishishita
明浩 岸下
Shinichi Aoki
晋一 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチディスクチェンジャに関し、記録再生
中に記録媒体収納部に残されている記録媒体の取出し、
交換、及びディスクの追加ができるマルチディスクチェ
ンジャを提供すると共にこの記録媒体の収納状態を瞬時
に表示できるマルチディスクチェンジャを提供すること
をことを目的とする。 【構成】 本発明のディスクチェンジャは、記録再生装
置6の作動中にディスク収納部5内の光ディスクカセッ
ト1をディスク収納部5外にエジェクトするエジェクト
装置21を有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多数の光ディスクの
中から1枚の光ディスクを選択して取り出して記録再生
装置に装填し、記録再生をした後にその光ディスクを記
録再生装置から取り出すマルチディスクチェンジャに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクの記録再生を行う光デ
ィスクプレイヤが普及しているが、この光ディスクプレ
イヤの中には記録媒体収納部に収納された多数の光ディ
スクの中から1枚の光ディスクを選択して取り出して記
録再生装置に装填し、記録再生をした後にその光ディス
クを記録再生装置から取り出して記録媒体収納部内の元
の位置に戻すマルチディスクチェンジャを備えるものが
ある。
【0003】このマルチディスクチェンジャは、例えば
特開昭64−52251号公報に開示されているよう
に、箱型ないし溝型のシャーシと、このシャーシ内に複
数の光ディスク(コンパクトディスク)を上下多段に並
べて収納する収納部と、複数のディスクの中から選択さ
れた1枚のディスクを収納部から記録再生装置に装填す
るとともに、記録再生装置内のディスクを収納部内の元
の位置に復帰させるディスクローダとを備えている。
【0004】収納部は、一側面が解放された箱状に形成
されたマガジンを備え、各ディスクはマガジン内に上下
多段に配置された薄板状のトレイに1枚ずつ乗せられ
る。シャーシの前面にはこのマガジンをシャーシ内に出
し入れするための挿抜口が開口され、多数のディスクを
入れたマガジンがこの挿抜口から収納部に出し入れされ
る。なお、この挿抜口は、通常、マルチディスクチェン
ジャ、AM/FMラジオなどの操作に用いる各種キーを
設けたフロントパネルで開閉される。
【0005】上記ディスクローダは、装填されたマガジ
ンの中から任意の選択されたディスクをトレイごと取り
出して記録再生装置に装填し、再生終了後にトレイ及び
ディスクを記録再生装置から取り出し、マガジン内の元
の位置に戻すように構成されている。
【0006】記録再生装置は、スピンドルに対抗して設
けられたクランパを有し、ディスクをマガジンから受け
取った後、このクランパを上昇させてディスクをトレイ
から持ち上げてディスクの中央部をスピンドルとクラン
パとで挟持する。そして、スピンドル及びクランパを回
転させながら光学ヘッドをディスクの径方向に移動させ
てディスク上の所要の位置の記録を読み取るように構成
される。
【0007】上記ディスクローダは、記録再生装置が上
記収納部の左方、右方あるいは後方に配置されるので、
ディスクを収納部と記録再生装置とにわたって水平移動
するスライド装置と、記録再生装置がディスクを受取る
高さと収納部の選択されたディスクの高さとを対応させ
るためのエレベータ装置とを備える。
【0008】上記スライド装置はトレイの一隅部を中心
にしてトレイを回転させるスイング方式のものと、トレ
イを収納部と記録再生装置とが並ぶ方向に直線移動させ
るレシプロ方式のものとがある。
【0009】これらの中では、トレイの移動空間が収納
部及び記録再生装置の横側に張り出さない後者の方が小
型化を図る上で有利であり、今後、この後者の方式が多
用されるものと思われる。
【0010】上記レシプロ方式のスライド装置は収納部
と記録再生装置とが並ぶ水平方向に往復移動可能に設け
られたスライド部材とこのスライド部材を往復駆動する
往復駆動装置とを備え、上記スライド部材はトレイに上
下方向から係脱される係合部を有する。
【0011】又、上記スライド部材にはその移動方向に
歯列が並ぶラックが形成され、往復駆動装置はこのラッ
クと、シャーシに回転自在に支持されると共に上記ラッ
クに噛み合う1枚のピニオン歯車と、この歯車を正逆両
方向に駆動するアクチュエータとを備える。
【0012】このアクチュエータでピニオン歯車を正逆
両方向に駆動することによりトレイに係合部を係合した
スライド部材を往復駆動させることにより、選択された
トレイ及びこれに載せたディスクが収納部と記録再生装
置との間で往復する。
【0013】上記エレベータ装置には、マガジンを昇降
させる方式のものと、記録再生装置及びスライド装置を
昇降させる方式のものがあり、前者はディスクの枚数が
少なく、マガジンの高さが記録再生装置の高さよりも低
い場合に多用され、後者ディスクの数が多くマガジンの
高さが記録再生装置の高さよりも高い場合に多用されて
いる。
【0014】マガジン内の各トレイには任意のディスク
を保持させることができ、また、幾つかのトレイを空に
しておくことも自由である。そして、一旦、マガジンを
収納部に装填した後は、各トレイをディスクローダによ
ってマガジンから記録再生装置に移動させ、ディスクが
記録再生装置に装填されたか否かを検出することにより
トレイが空か否かを判定し、空の場合にはディスクロー
ダをアンロード作動させてトレイをマガジン内の元の位
置に戻し、必要に応じてランプでトレイが空であること
を点灯表示している。
【0015】上記収納部には装填されたマガジンを取り
出すためにエジェクト装置が設けられるが、このエジェ
クト装置はマガジンと記録再生装置との間で移動中のデ
ィスク及びトレイの破損を防止するとともに、記録再生
装置からマガジンの元の位置にディスク及びトレイを確
実に復帰させるために、ディスクローダの作動中及び記
録再生装置の作動中にはエジェクト装置の操作を禁止し
たり、無効にしたりするように構成されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように、ディスク
ローダの作動中及び記録再生装置の作動中にはエジェク
ト装置の操作を禁止したり、無効にしたりするように構
成する場合には、記録再生中のディスクの記録再生が終
了してマガジンに復帰するのを待つか、記録再生を中断
して記録再生中のディスクをマガジンに復帰させるかし
なければマガジンに残っているディスクを取り出した
り、他のディスクと交換したり、マガジン内の空のトレ
イにディスクを入れたりすることができず、使い勝手が
悪い。
【0017】そこで、本発明は、記録再生中に収納部に
残されている記録媒体の取出し、交換、及びディスクの
追加ができるマルチディスクチェンジャを提供すること
を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチディスク
チェンジャは、ディスク状の記録媒体をケース内に収納
したディスクカセットを上下複数段に並べて収納する記
録媒体収納部と、記録媒体への記録の書き込み、記録媒
体の記録の再生、またはこれらの両方を行う記録再生装
置と、複数のディスクカセットのうちから選択された1
枚のディスクカセットを収納部から記録再生装置に装填
し、該ディスクカセットを再生終了後に記録再生部から
収納部内の元の位置に復帰させる移載装置とを備えるマ
ルチディスクチェンジャにおいて、記録再生装置の作動
中に収納部内のディスクカセットを収納部外にエジェク
トするエジェクト装置を設けたことを特徴とするもので
ある。
【0019】
【作用】本発明においては、記録再生装置または移載装
置の作動中に収納部内のディスクカセットを収納部外に
エジェクトするエジェクト装置を設けているので、記録
再生中のディスクカセット内の記録媒体の記録の書き込
みや再生が終了してそのディスクカセットが収納部に復
帰するのを待ったり、記録の書き込みや再生を中断させ
てディスクカセットを収納部に復帰させたりすることな
く、収納部内のディスクカセットを収納部外にエジェク
トすることができる。
【0020】
【実施例】さて、図1に示された本発明の一実施例に係
るマルチディスクチェンジャは、自動車に搭載されるA
M/FMラジオ受信装置及びCDプレイヤと組み合わせ
られたものである。
【0021】このマルチディスクチェンジャの前面に
は、3枚の光ディスクカセット1を装填するため、3つ
のスリット状の挿抜口2が形成され、各挿抜口2の左横
にそれぞれエジェクト操作に使用されるエジェクトキー
3が設けられる。
【0022】図2に示すように、このマルチディスクチ
ェンジャの前面にはフロントパネル4が設けられ、この
フロントパネル4を前下方に揺動させると、マルチディ
スクチェンジャの前面が開かれて、3つの挿抜口2及び
3つのエジェクトキー3が露出し、光ディスクカセット
1を挿入したり、排出したり、交換したりできるように
なる。
【0023】なお、フロントパネル4の前面には、マル
チディスクチェンジャ及びFM/AMラジオ、CDプレ
イヤなどの各種の制御用キー、フロントパネル4を閉位
置に係止するロック装置のロック解除キーなどが設けら
れる。
【0024】図3に示すように、このマルチディスクチ
ェンジャは、3枚の光ディスクカセット1を収納できる
収納部5と、これの後側に配置される記録再生装置6
と、3数の光ディスクカセット1のうちから選択された
1枚の光ディスクカセット1を収納部5から記録再生装
置6に装填し、また、記録再生装置6に装填されている
光ディスクカセット1を収納部5内の元の位置に復帰さ
せるディスクローダ7とを備えている。
【0025】図4に示すように、上記光ディスクカセッ
ト1は、直径64mmの光ディスク8を72mm×68
mm程度の平面を有するアッパーシェル9及びロアーシ
ェル10からなるカセットケース11内に回転自在に挿
入したものである。ロアーシェル10の中央部にはスピ
ンドル孔12が形成され、ここに記録再生装置6のスピ
ンドル13(図3に示す。)を突入させて光ディスク8
を回転させる。ロアーシェル10の一側部には窓14が
開口され、この窓14を覗き込む記録再生装置6の光学
ヘッド15(図3に示す。)で光ディスク8の記録面の
記録が読み取られる。なお、上記窓14はロアーシェル
10に摺動可能に支持されたシャッター16によって開
閉される。
【0026】図3に示すように、各光ディスクカセット
1は、挿抜口2から収納部5に挿入された時に金属板製
の各トレイ17に1枚ずつ差し込まれる。図5に示すよ
うに、このトレイ17は、後左側縁の下部に内側にV字
形に突入する板バネ製のクリップ18を有し、ロアーシ
ェル10の後左側縁部にはこのクリップ18が嵌脱され
る凹部19が形成されている。従って、光ディスクカセ
ット1がトレイ17に所定の深さまで差し込まれると、
クリップ18がロアーシェル10の凹部19に嵌まり込
み、かくして、トレイ17に光ディスクカセット1が位
置決めされて保持される。
【0027】光ディスクカセット1のシャッター16
は、光ディスクカセット1を収納部5に挿入する時に、
トレイ17の右側壁の一部分を内側に折り曲げて形成し
た突起20によって押し開かれる。
【0028】このマルチディスクチェンジャは、いずれ
か1つのエジェクトキー3を押し込んだ時に、対応する
トレイ17のクリップ18をロアーシェル10の凹部1
9から離脱させ、そのトレイ17の光ディスクカセット
1を前方に押し出すエジェクト装置21を備えている。
【0029】このエジェクト装置21は、上記エジェク
トキー3と、各トレイ17の左側壁に前後方向に進退で
きるように支持されたスライド板22と、スライド板2
2を前方に付勢する戻しバネ23と、エジェクトバネ2
4と、ディスクローダ7のスライド板59(図9に示
す)とを備える。
【0030】エジェクトキー3が操作されると、スライ
ド板59がそのエジェクトキー3に対応するトレイ17
の高さまで移動し、1対の係合片71の間にトレイ17
の係合部31を位置させてから前方に移動し、係合片3
1を前方に押す。この時、スライド板22の端部22a
がガイド部材27に設けられた凸部27aに受け止めら
れ、スライド板22の後端がクリップ18を押す。これ
により、クリップ18が左側に押し出され、光ディスク
カセット1の凹部19から離脱する。
【0031】上記エジェクトバネ24は、上記クリップ
18と一連に形成された板バネからなり、その一端がト
レイ17の左後部に支持され、その他端、即ち、遊端は
自然状態でトレイ17の中央部に進出するように形成さ
れる。トレイ17に光ディスクカセット1を装填する
と、光ディスクカセット1の後面がこのエジェクトバネ
24の先端をトレイ17の右後端部に押し込む。この
後、エジェクトキー3を押して、クリップ18を光ディ
スクカセット1の凹部19から離脱させると、このエジ
ェクトバネ24の弾性復元力により光ディスクカセット
1が前方に押し出され、その前部が挿抜口2から露出
し、光ディスクカセット1を手で引き出せるようにな
る。
【0032】各トレイ17の左後部には、ガイド部材2
7よりも左側に延出された係合部17を有し、図6に示
すようにこの係合部17の左端部を更に下方に折り曲げ
ることにより、係合部31が設けられる。この係合部3
1の下縁には、逆V字形の位置決め溝32が形成され
る。
【0033】左側のガイド部材27の左側面には各トレ
イ17に対応して3本のレバー33がシーソー揺動可能
に支持され、このレバー33の後端から位置決めピン3
4が左方に突出させてある。この位置決めピン34及び
レバー33はガイド部材27に支持させた押さえバネ3
5によって、レバー33の前端がガイド部材27の左側
面に突設したストッパ36に受け止められるまで、時計
回り方向に付勢され、この位置決めピン34がトレイ1
7の位置決め溝32に嵌まり込むことにより、トレイ1
7が収納部5の所定の位置に位置決めされる。
【0034】スライド板59は1対の係合片71が所定
の位置に位置するトレイ17の係合片31の両側に位置
する前方の第1の所定の位置に復帰し、いずれかの光デ
ィスクカセット1の高さに対応する位置で何れかのエジ
ェクトキー3の操作を待機している。そして、何れかの
エジェクトキー3が操作されると、そのエジェクトキー
3に対応する光ディスクカセット1の高さに移動してか
ら前方に移動し始める。例えば後方の係合片71がトレ
イ17の係合部17を受け止める所定の前方の位置まで
スライド板59が移動すると、図11に示す近接スイッ
チ80がオンになる。
【0035】この近接スイッチ80はオンになった後、
更にスライド板59が前進することにより再びオフにな
るが、このオン状態の終を基準にして更に例えば1秒間
モーターの駆動を連続させてスライド板59を前方に移
動させると、位置決め溝32のテーパにより位置決めピ
ン34が下方に駆動され、レバー33が反時計方向に回
動されるので、トレイ17を所定の位置から一定量だけ
前方に移動させることができる。そして、トレイ17を
所定の位置から一定量だけ前進させる間に上記のように
して光ディスクカセット1がエジェクトされる。
【0036】スライド板59のエジェクト時の前方への
移動は上記のように近接スイッチ80のオン状態の終を
起点に例えば1秒間モーターを駆動し、その時間が経過
すると再び近接スイッチ80がオンになる位置まで戻さ
れ、これに伴いトレイ17も所定の位置に戻される。ス
ライド板22はこの時、戻しバネ23で元の位置に戻
り、クリップ18はトレイ17の内側に突入する位置に
戻る。
【0037】各トレイ17の左右両側にはそれぞれ前後
1対のピン25,26が突設され、これらピン25,2
6は、トレイ17の左右両側に設けられるガイド部材2
7,28に形成された案内溝28,29に前後方向に進
退可能に挿入される。
【0038】上記のように、トレイ17は位置決めピン
34が係合部31の位置決め溝32に嵌まり込むことに
より位置決めされている。この係合部31の位置決め溝
32は、トレイ17が位置決めれされた状態では、光デ
ィスクカセット1を強く押し込んでも、スライド板59
を後方に駆動しても、トレイ17が後方に移動しないよ
うに形成されている。このため、スライド板59にはレ
バー33の凸部33aに係合するピンが形成されてお
り、スライド板59の移動で、まずレバー33を回動さ
せて位置決めピン34と係合部31の係合を解き、その
後に係合片71によりトレイ17を移動させるようにし
ている。
【0039】図5に示すように、収納部5内の所定の位
置に位置する各トレイ17に光ディスクカセット1が装
填されているか否かを検出するために、収納部5にカセ
ット検出装置37が設けられる。
【0040】このカセット検出装置37は、各トレイ1
7の右後部に前後進退可能に支持された検出板38と、
この検出板38を前方に付勢する戻しバネ39と、右側
のガイド部材28の右側に支持され、検出板38の進退
によりオンオフされるマイクロスイッチ40とを備え
る。トレイ17に光ディスクカセット1を装填すると、
検出板38の端部38dが戻しバネ39に抗して光ディ
スクカセット1により後方に押される。これにより、マ
イクロスイッチ40がオフになると光ディスクカセット
1の装填が検出される。
【0041】なお、この検出結果は、例えばトレイ17
に対応するエジェクトキー3に内蔵された例えば緑色の
装填表示ランプ41(図1に示す。)、あるいはフロン
トパネル4に設けられた装填表示ランプ、もしくはこれ
らの両方によって点灯表示するようにしている。当然、
光ディスクカセットが装填されていなければ、点灯表示
はなされない。
【0042】上記記録再生装置6は、図3,6に示すよ
うに、収納部5と共通のシャーシ42に支持される本体
43と、これに左右一対のパンタグラフ機構44を介し
て昇降可能に支持されるディスク受取枠45とを備えて
いる。
【0043】図3に示すように、上記本体43はサブシ
ャーシ46と、サブシャーシ46に固定されたスピンド
ルモータ47と、スピンドルモータ47の出力軸に固定
されたスピンドル48と、サブシャーシ46に左右方向
に移動可能に支持された光学ヘッド15と、光学ヘッド
15を駆動するヘッド駆動装置49と、ディスク受取枠
45を昇降駆動するディスク昇降駆動装置50(図6参
照)とを備える。
【0044】ディスク受取枠45には、左右に適当な間
隔を置いて配置された1対のガイドレール51が設けら
れ、図3に示すようにトレイ17の左右両側に突設され
た前後1対のピン25,26が前方から挿抜されるガイ
ド溝が各ガイドレール51に形成されている。
【0045】記録再生装置6と収納部5との間で光ディ
スクカセット1を受け渡しする時には、ディスク昇降駆
動装置50を作動させてディスク受取枠45のガイド溝
の高さを収納部5の選択された光ディスクカセット1を
保持するトレイ17の案内溝29,30の高さに合わせ
る。
【0046】ディスク受取枠45の高さは、サブシャー
シ46とディスク受取枠45とにわたって設けられた検
出装置52によって検出され、この検出装置52は、図
7,8に示すように、一端がディスク受取枠45に固定
され、他端がサブシャーシ46の下面に摺動可能に保持
される板バネ53と、この板バネ53の両側縁部に摺接
するようにサブシャーシ46に支持させた1対の電極5
4とを備え、上記板バネ53には、ディスク受取枠45
の所定の複数の高さに対応するスリット55が形成され
る。
【0047】この検出装置52では、ディスク受取枠4
5を昇降させると、板バネ53の中間部及び他端がサブ
シャーシ46の下面に沿って前後に進退し、いずれか一
方の電極54の位置にスリット55が位置すると、両電
極54が絶縁され、オフ信号からなる検出信号が出力さ
れる。
【0048】したがって、検出信号が出力された時に、
ディスク昇降駆動装置50を始動した位置と、ディスク
昇降駆動装置50の駆動方向と、ディスク昇降駆動装置
50の始動後の検出信号の数とに基づいてディスク受取
枠45がいずれのトレイ17の高さに対応する高さに位
置するかが判定され、選択されたトレイ17の高さに対
応する高さでディスク昇降駆動装置50を停止させるこ
とにより、ディスク受取枠45のガイド溝の高さが収納
部5の選択された光ディスクカセット1を保持するトレ
イ17の案内溝29,30の高さに合わされる。
【0049】なお、ディスク受取枠45には、トレイ1
7のシャフト25に係合してトレイ17自体の位置決め
を行う位置決めバネが設けられる。
【0050】図9,10に示すように、上記ディスクロ
ーダ7は、エレベータ56、昇降駆動装置57、昇降板
58、スライド板59及び前後駆動装置60を備える。
この前後駆動装置60は遊星ギヤ構造になっており、昇
降板58が昇降してもピニオン歯車69とモーターのギ
ヤは常に連結されるようになっている。
【0051】上記エレベータ56はシャーシ42の右側
壁61の左側に1対のピン62を介して進退可能に支持
され、昇降駆動装置57によって往復駆動される。
【0052】上記昇降板58には、各トレイ17の高さ
に対応する高さを有し、前後方向に所定の間隔を置いて
高さの順に配置される3つの水平溝と、各水平溝を高さ
の順に連続させる傾斜溝とからなるカム溝63が形成さ
れる。又、シャーシ42の右側壁61には上下に伸びる
弧状溝65が形成され、スライド板59の右側面に各カ
ム溝63及び弧状溝65に対応する1対のピン64が突
設される。各ピン63はカム溝63及び弧状溝65に挿
通され、これにより、昇降板58を前後方向に移動させ
ると、ピン63を介して昇降板58に支持させたスライ
ド板59が弧状溝65に案内されて昇降する。
【0053】上記昇降板58には前後方向に伸びる上下
1対の案内溝66が形成され、スライド板59の右面か
ら突設させた1対のピン67をそれぞれこれらの案内溝
66に摺動可能に挿通することにより、昇降枠58にス
ライド板59が前後方向に進退可能に支持される。
【0054】スライド板59の下縁にはその全長にわた
ってラック68が形成され、このラック68に噛み合う
2枚のピニオン歯車69と、両ピニオン歯車69を同方
向に連動させる3枚の歯車70が昇降枠58に回転自在
に支持される。
【0055】このように複数のピニオン歯車69とラッ
ク68とを噛み合わさせることにより、スライド板59
のストロークをその前後長さと複数のピニオン歯車69
の間隔とを合わせた長さに拡大することができ、換言す
れば、複数のピニオン歯車69の間隔分だけスライド板
59の長さを短くして、全体として小型化にすることが
できる。
【0056】上記スライド板59の後端部には前後方向
に適当な間隔を置いて左方向に突出する係合片71が突
設され、スライド板59をストロークの前端近傍の所定
の位置に位置させた時に、平面視において、これら係合
片71の間に各トレイ17の係合部31が位置するよう
にしている。
【0057】すなわち、図9に示すように、スライド板
59の前端部に右方に突出する位置決めピン72を設
け、昇降板58の前端部に支持させた位置決め具73の
位置決め溝74にこの位置決めピン72を嵌め込むこと
により、スライド板59が所定の位置に位置決めされ
る。
【0058】なお、図11に示すように、この位置決め
具73の位置は、シャーシ42の右側壁61の前部に形
成された縦溝75に位置決め具73のピン76を昇降可
能に挿通させることにより一定に保持される。
【0059】図11に示すように、シャーシ42の右側
壁61には、スライド板59がこの所定の位置にあるか
否かを検出するローディング検出装置77が設けられ
る。
【0060】このローディング検出装置77は、シャー
シ42の右側壁61に前後方向に進退可能に支持させた
検出板78と、検出板78を後方に付勢する戻しバネ7
9と、上記検出板78の進退によりオンオフ切替えされ
る近接スイッチ80とを備えている。
【0061】上記検出板78が図9に示すように、スラ
イド板59の前端を受け止めて前方に進出する時に近接
スイッチ80がオフとなり、スライド板59及びトレイ
17が所定の待機位置に位置することが検出される。
【0062】トレイ17が収納部5から記録再生部6に
移動すると、図5に示すように、ガイド部材28の穴2
8eから案内溝30に臨む移動片28fとスイッチ28
gにより検出する。すなわち、トレイ17が収納部5に
あるときは、移動片28fはピン26によりバネに抗し
て前方に移動して、スイッチ28gがオフになり、トレ
イ17が後方に移動すると、バネにより移動片28fが
移動し、スイッチ28gがオンとなる。これにより、記
録再生部6に移動されたトレイ17に対応するエジェク
トキー3に内蔵された例えば赤色のローディング表示ラ
ンプ81が点灯され、誤ってトレイ17の無い挿抜口2
に光ディスクカセット1を挿入しないように注意が与え
られる。
【0063】また、図11に示すように、シャーシ42
の右側壁61には、どのトレイ17が収納部5から記録
再生部6に移動されているかを検出するため、高さ検出
装置82が設けられる。
【0064】この高さ検出装置82は、エレベータ56
の左側面に固定された検出板83と、検出板83の上下
に前後方向に適当な間隔を置いて設けられた駆動体84
と、この駆動体84が対向する位置に来ることによりオ
ンになる2つの近接スイッチ85とを備える。エレベー
タ56が後退して昇降板58及びスライド板59が上側
のトレイ17に対応する高さになる時に上側の近接スイ
ッチ85がオンになり、エレベータ56が前進して昇降
板58及びスライド板59が下側のトレイ17に対応す
る高さになる時に下側の近接スイッチ85がオンにな
り、昇降板58及びスライド板59が中間のトレイ17
に対応する高さになる時に両近接スイッチ85ともがオ
ンになるようにしている。そして、上側の近接スイッチ
85がオンになったときに、カウンタ値により中間トレ
イ17の位置の高さが下側のトレイ17の高さかを検出
する。
【0065】このマルチディスクチェンジャにおいて
は、前述した各々のキー及びスイッチに基づき、マイク
ロコンピュータからなる制御回路(図示せず)がモー
タ、表示ランプ等を制御し、所望の動作を得ることにな
る。而して、光ディスクカセット1を挿抜口2から挿入
して、トレイ17に保持させると、前述したようにこの
トレイ17に対応するエジェクトキー3の緑色の表示ラ
ンプ41が点灯する。この時、他のトレー17にも光デ
ィスクカセット1が装填されていれば、当然それに対応
するエジェクトキー3の緑色の表示ランプ41も点灯し
ている。この後、フロントパネル4を閉じ、その前面に
設けたマルチディスク操作キーを押すと、予め定められ
た順序に従って選択され、あるいは、フロントパネル4
の前面に設けられたセレクトキーによって選択されたト
レイ17の係合部31がディスクローダ7のスライド板
59の係合片71の間に位置する高さにスライド板59
が昇降され、同時に、記録再生部6のディスク受取枠4
5がそのトレイ17に対応する高さに昇降される。
【0066】スライド板59及びディスク受取枠45が
選択されたトレイ17に対応する高さに移動した後、ス
ライド板59を後退させ、トレイ17を収納部5の案内
枠27,28からディスク受取枠45のガイド部材51
に載せ替える。
【0067】この時、このトレイ17に対応して設けた
スイッチ28gがオンとなり、このトレイ17に対応す
る緑色の表示ランプ41を消灯し、且つ赤色のローディ
ング表示ランプ81を点灯することになる。
【0068】この後、ディスク受取枠45が下降し、ス
ピンドル48を光ディスクカセット1のスピンドル孔1
2に突入させて光ディスク8の中心部に摩擦伝動可能な
程度に押圧させた後、スピンドルモータ47が始動さ
れ、光学ヘッド49による記録の読み取りが開始され
る。なお、スライド板59は収納部5側に戻され、エジ
ェクト操作に備える。
【0069】記録再生が終了した場合には、スライド板
59を収納部5側から記録再生装置6側に移動させた
後、スライド板59の端部59aの一端がスイッチ59
bと当接し、スイッチ59bがオンし、スライド板59
が記録再生装置6側の定位置に移動したことが検出され
ると、収納部5、ディスク昇降駆動装置50を逆作動さ
せてディスク受取枠45を元の高さまで上昇させ、ディ
スクローダ7のスライド板59を前進させてトレイ17
をディスク受取枠39から収納部5に移動させるとによ
り、トレイ17が元の案内枠27,28に支持される。
【0070】この時、スイッチ28gがオフとなり、こ
のトレイ17に対応する赤色のローディング表示ランプ
81を消灯する。尚、このトレイ17の光ディスクカセ
ット1はエジェクト状態にないので、マイクロスイッチ
40はオフのままであり、このトレイ17に対応する緑
色の表示ランプ41を点灯する。
【0071】選択された光ディスクカセット1の記録再
生中、記録再生装置6への往復中、あるいは全ての光デ
ィスクカセット1が収納部5に収納されている時に、収
納部5に残されている何れか1枚の光ディスクカセット
1のエジェクトキー3を押すと、トレイ17に設けたク
リップ18がその光ディスクカセット1の凹部19から
離脱され、エジェクトバネ24が弾性復元して光ディス
クカセット1が前方に押し出され、その前部が挿抜口2
から前方に突き出る。
【0072】この時、マイクロスイッチ40がオンにな
るので、記録再生中であっても、このエジェクトされた
トレー17に対応する緑色の表示ランプ41を消灯する
ことになる。
【0073】前部が挿抜口2から突き出た光ディスクカ
セット1は再び挿抜口2に押し込んでもよく、また、挿
抜口2から抜き取って別の光ディスクカセット1をその
挿抜口2に差し込んでもよい。差し込んだときは、当然
ながら、マイクロスイッチがオフになるのでこのトレー
17に対応する緑色の表示ランプ41を点灯する。
【0074】又、同時に2つ以上のエジェクトキー3を
押して収納部5に残されている2枚以上の光ディスクカ
セット1を同時にエジェクトすることができるというこ
とは容易に理解できることであろう。
【0075】従って、このマルチディスクェンジャによ
れば、記録再生中に収納部5に残されている光ディスク
カセット1の取出し、交換、及び光ディスクカセット1
の追加ができ、使い勝手がすこぶる良くなる。
【0076】図12に示す本発明の他の実施例のエジェ
クト装置118は、トレイ117に光ディスクカセット
1の先端を受け止めるエジェクト板119が前後方向に
摺動可能に支持させてあり、このエジェクト板119は
トレイ117の上面に沿う水平板119aとこの水平板
119aの後端から下方に延出され、光ディスクカセッ
ト1の後端を受け止める垂直板119bとを有する。
【0077】又、この水平板119aとトレイ117と
の間には引っ張りコイルバネからなるバイアス手段12
0が架着される。更に、上記水平板119aには前後方
向に延びる縦スリット121aとその前端から左方に連
続して延長された横スリット121bとからなるラッチ
スリット121が形成される。加えて、このラッチスリ
ット121に突入するピン122aと、トレイ117の
右側方に突出するレバー122bとを有し、このピン1
22aから偏心した位置を中心に水平回転するようにト
レイ117に支持されたラッチレバー122と、このラ
ッチレバー122をピン122aが横スリット121b
に入り込む方向に付勢する引っ張りコイルバネからなる
第2のバイアス手段123とが設けられる。
【0078】光ディスクカセット1をトレイ117に押
し込むとエジェクト板119は後方に押し込まれ、ピン
122aが縦スリット121a内で横スリット121b
の位置までエジェクト板119が押し込まれると、第2
のバイアス手段123がピン122aを横スリット12
1b内に移動させる。これにより、エジェクト板119
はセット位置に保持され、光ディスクカセット1は位置
決めバネ124によってトレイ117の所定の位置に保
持される。
【0079】又、この実施例に係るエジェクト装置11
8では、図13に示すように、収納部125に各トレイ
117に個別に対応させたスライド部材126が設けら
れ、任意のエジェクトキーを一定以上押し込むと、この
エジェクトキーに連動して後退するスライド部材126
がエジェクトキーに対応するトレイ117のレバー12
2bを第2のバイアス手段123に抗して後方に押し込
み、ピン122を横スリット121bから縦スリット1
21bに移動させる。ピン122aが縦スリット121
bに移動すると、ピン122aと横スリット120bと
の噛み合が無効になり、エジェクト板119がバイアス
手段120によって勢い良く前に引き寄せられ、光ディ
スクカセット1がトレイ117からエジェクトされる。
【0080】このトレイ117によれば、何らかの理由
によって位置決めバネ124の位置決め機能が喪失され
た時でも、エジェクト板119がラッチレバー122に
よって所定の位置に保持されるので、意に反して光ディ
スクカセット1がエジェクトされるおそれは無くなり、
任意にエジェクトキー3を操作した時にのみ光ディスク
カセット1をエジェクトできるようになる。
【0081】この実施例の収納部125には、各トレイ
117の前方で昇降揺動するゲート127が設けられ
る。各ゲート127は図示しないバネによって下方に付
勢され、トレイ117が収納部125に位置する時には
トレイ117の前端部によって内側から前上方へ押し開
かれる。従って、空のトレイ117にはその前方から自
由に光ディスクカセット1を入れることができ、又、自
由にトレイ117から光ディスクカセット1を取り出す
ことができる。
【0082】光ディスクカセット1がセットされている
トレイ117が収納部125から一定以上後方に引き出
され、光ディスクカセット1が収納部125の前端より
も後方に移動すると、上記ゲート127は支えを失って
バネによって前上から後下方に揺動されてトレイ117
の前方を閉じる。これにより、記録再生中、あるいは記
録再生装置への往復途上の光ディスクカセット1及びト
レイ117用に収納部125内に確保すべきスペースに
誤って別の光ディスクカセット1が挿入されることを確
実に防止できる。
【0083】更に、図14及び図15に示すように、こ
の実施例のエレベータ装置130は左右1対のカム板1
31,132と、1枚の昇降板133と、1個のスライ
ド部材134と、両カム板131,132を機械的に連
動させる同期装置143とを備えている。
【0084】図14,16に示すように、両カム板13
1,132はそれぞれシャーシ135に前後方向に摺動
可能に支持され、その前部の上縁部にはラック136,
137が形成されている。
【0085】又、図14に示すように、2枚のうちの右
側のカム板131には、各トレイの高さに対応する高さ
を有し、高さの順に前後方向に適当な間隔を置いて配置
される3つの水平溝138aと、各水平溝138aを高
さの順に連続させる傾斜溝138bとを有する2条のカ
ム溝138が前後方向に適当な間隔を置いて形成されて
いる。各カム溝138には、最も低い水平溝138aの
端部から更に高い方の他の水平溝138aと反対側にこ
れよりも高い任意の高さに延びる延長傾斜溝138c
と、この傾斜溝138cの上端に連続する延長水平溝1
38dが形成されてる。
【0086】シャーシ135の右側壁には、これらカム
溝138と同じ前後間隔で2条の縦長の長孔からなる案
内溝139が形成され、上記カム板131の内側に配置
された昇降板133の外側面に突設された2本のピン1
40が対応するカム溝138及び案内溝139に挿通さ
れる。エレベータモーター141に連動ギヤ装置142
を介して連動させたピニオン143がカム板131のラ
ックに噛み合わされ、このエレベータモーター141を
正転方向或いは逆転方向に回転させることにより、カム
板131が前後方向に移動され、カム溝138によって
駆動されると共にピン140が案内溝139に案内され
ることにより昇降板133が上下方向に移動することに
なる。
【0087】ここで、カム溝138に延長水平溝138
cと延長水平溝138dとを設けることにより、昇降板
133は、各トレイ117に対応する高さの他に、例え
ば記録再生装置153に光ディスクカセット1を装填し
ている間に延長水平溝138dに対応する高さに昇降板
133及びこれに支持させたスライド部材134を図1
6に示す記録再生装置153の本体157から上方に離
れた位置に保持させることができる。
【0088】上記昇降板133にスライド部材134が
前後方向に移動可能に支持されると共に、このスライド
部材134を駆動するスライド駆動装置144が支持さ
れている。上記スライド部材134の下縁部には別のラ
ック145が形成され、上記スライド駆動装置144
は、図15に示すように、スライドモーター146の回
転を伝動ギヤ装置148を介してこのラック145に噛
み合う2枚のピニオンギヤ149のうちの1枚に伝達
し、更に、この1枚のピニオンギヤ149の回転をタイ
ミングベルト150によってもう1枚のピニオンギヤ1
49に伝達してスライド部材134を駆動するように構
成される。
【0089】上記両カム板131,132にはそれぞれ
別のカム溝151が形成される。このカム溝151は、
図16に示すように、各トレイの高さに対応する高さを
有し、高さの順に前後方向に適当な間隔を置いて配置さ
れる3つの水平溝151aと、各水平溝151aを高さ
の順に連続させる傾斜溝151bとを有する点では上記
右側のカム板131に形成された2条のカム溝138と
同じである。しかしながら、このカム溝151は最も低
い水平溝151aの端部から更に高い方の他の水平溝1
51aと反対側(ここでは後方)にこれよりも低い所定
の高さに延びる延長傾斜面151cを有する遊動溝15
1dを有する点で異なっている。
【0090】又、このカム溝151に対応してシャーシ
135の左右両側壁に形成される案内溝152は、ラッ
パ状に下拡がりになる長孔152aと、これの下端に連
続しこの下端よりも大径の円孔152bとからなる。こ
のカム溝151及び案内溝152には、図16に示すよ
うに、記録再生装置153のディスク受取枠154から
左右両側方に突出させたピン155が挿通され、ディス
ク受取枠154の昇降が案内される。ディスク受取枠1
54はパンタグラフ機構156を介して記録再生装置1
53の本体157に昇降可能に支持され、図示しないバ
ネによって本体157側に付勢される。なお、この本体
157はシャーシ135に固定してもよいが、ここでは
防振支持装置を介してシャーシ135に支持されてい
る。又、本体157の右端壁に設けた立板166に形成
した案内溝166aにディスク受取枠154の右端壁か
ら右方に突出させた別のピン167を挿通し、そしてこ
のピン167の先端に形成した溝(図示せず)に前述し
た付勢用のバネを係合している。この立板166と、バ
ネの係合によってパンタグラフ機構156の左右方向の
動きを規制している。更に、左側のカム板132はこれ
とシャーシ135の後端部とにわたって架着された引っ
張りコイルバネ168で後方に付勢されている。
【0091】図14に示すように、上記右側のカム板1
31を駆動するピニオン143には連動シャフト158
からなる同期機構によって左側のカム板132のラック
137に噛み合うピニオン159が連結されている。こ
れにより、2枚のカム板131,132は同期して前後
に移動し、ディスク受取枠154を各トレイの高さに対
応する高さと、これらの高さよりも本体157側に近い
位置とに位置決めすることができる。
【0092】そして、ピン155が最も低い水平溝15
1aに位置するカム板131,132の位置からカム板
131,132を更に高い方の他の水平溝151aの方
向、即ち、前方に移動させると、バネの力で付勢されて
いるピン155が延長傾斜面151cに案内されて本体
157側に移動し、これに伴ってディスク受取枠154
に支持されている光ディスクが本体157のスピンドル
に押し付けられる。
【0093】即ち、もっぱらディスク受取枠154の昇
降に用いるモーターを用いずに、昇降板133の昇降に
用いるエレベータモータ141をディスク受取枠154
の昇降に兼用することにより、モーターの数を1台削減
し、これによってトータルコストを低減されているので
ある。
【0094】シャーシ135の右側壁の上部には1つの
ホトインタラプタ160が固定され、右側のカム板13
1の上部には、その移動に伴ってこのホトインタラプタ
160を横切る3つの舌片161,162,163が前
後方向に所定の間隔を置いてそれぞれ右外向きに突設さ
れている。
【0095】今、初期状態で昇降板133、スライド部
材134及びディスク受取枠154が上段のトレイ11
7に対応する高さにあると仮定すれば、初期状態ではカ
ム板131が後方のストロークエンドに位置し、前方の
舌片163がホトインタラプタ160の発光手段と受光
手段との間の光路を遮断している。
【0096】上段の光ディスクカセット1が選択された
場合にはエレベータモータ141は始動されず、スライ
ドモータ136を正転させることによりスライド部材1
34を前のストロークエンドから後のストロークエンド
まで移動させれる。上段のトレイ117の係合部164
(図12に示す)はスライド部材134の前後1対の係
合部165の間に位置しており、スライド部材134を
後方のストロークエンドまで移動させることにより上段
のトレイ117及び光ディスクカセット1が収納部12
5からディスク受取枠154に移載される。
【0097】中段又は下段の光ディスクカセット1が選
択されている場合には、エレベータモータ141が正転
方向に始動され、カム板131,132が前方に移動さ
れる。カム板131,132の前進中に、前方の舌片1
63がホトインタラプタ160を通過してその光路が開
かれた後、中間の舌片162がホトインタラプタ160
の光路を遮断することにより、スライド部材134及び
ディスク受取枠154が中段のトレイ117に対応する
高さにあることが検出される。
【0098】中段のトレイ117が選択されている場合
には、この中間の舌片162が検出された時にエレベー
タモータ141が停止され、収納部125からディスク
受取枠154への中段のトレイ117及び光ディスクカ
セット1の移載が行われる。
【0099】下段のトレイ117が選択されている場合
には、前方の舌片163がホトインタラプタ160を通
過してその光路が開かれた後、中間の舌片162と後方
の舌片161とによって2回ホトインタラプタ160の
光路が遮断されることにより、昇降板133、スライド
部材134及びディスク受取枠154が中段のトレイ1
17に対応する高さにあることが検出され、同時にエレ
ベータモータ141を停止され、下段のトレイ117及
び光ディスクカセット1の移載が行われる。
【0100】何れかの段のトレイ117及び光ディスク
カセット1がディスク受取枠154に移載された後、エ
レベータモータ141を正転させ、カム板131,13
2を前方のストロークエンドまで移動させる。カム板1
31のストロークエンドの位置にはリミットスイッチ
(図示せず)が配置されており、このリミットスイッチ
がカム板131により操作されてオンになると、エレベ
ータモータ141が停止される。この位置では、ディス
ク受取枠154が本体157側に移動し、光ディスクカ
セット1が本体157に押圧されるため、記録再生が開
始される。
【0101】記録再生中の光ディスクカセット1に対応
するエジェクトキーを1回押すと記録再生が中断され、
エレベータモータ141が逆転される。これにより、そ
の光ディスクカセット1に対応する高さに昇降板13
3、スライド部材134及びディスク受取枠154が戻
される。この後、スライドモータ136を逆転させるこ
とによりスライド部材134が前進し、ディスク受取枠
154からトレイ117及び光ディスクカセット1を収
納部125内に戻される。トレイ117及び光ディスク
カセット1が収納部125に戻った後に同じエジェクト
キーをもう一度押すと光ディスクカセット1がトレイ1
17からエジェクトされる。
【0102】この実施例ではホトインタラプタ160を
用いているが、カム板131又は132にこのようにト
レイ117の段数と同数の舌片117、突起、凹部、ス
リット、磁石片などの被検出部をカム板131又は13
2の進退方向に適当な間隔を置いて設ければ、例えば近
接スイッチ、マイクロスイッチ、ホトセンサなどのセン
サを1つ設けるだけで昇降板133、スライド部材13
4及びディスク受取枠154が何れかの光ディスクカセ
ット1の高さに対応する位置に位置することを検出する
ことができる。このように昇降板133、スライド部材
134及びディスク受取枠154の高さを検出する検出
装置のセンサ数を1つに削減することにより、構成を簡
単にでき、又、全体コストを削減できる。
【0103】なお、上記の実施例において、スライド部
材134が前方のストロークエンドに位置することはス
ライド部材134で昇降板133の前部に固定されたマ
イクロスイッチ166をオン又はオフにすることにより
検出され、スライド部材134が後方のストロークエン
ドに位置することは、昇降板133の後部に固定された
マイクロスイッチ167をオン又はオフにしている板バ
ネ168をスライド部材134で後方に押してそのマイ
クロスイッチ167をオフ又はオンにすることにより検
出される。
【0104】もっとも、スライド部材134に2つの舌
片、突起、凹部、スリット、磁石片などの被検出部を前
後方向に適当な間隔を置いて設け、昇降板133に支持
させた1つのセンサでスライド部材134がいずれのス
トロークエンドに位置しているかを検出するように構成
し、これにより更に全体コストを削減することは可能で
ある。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマルチデ
ィスチェンジャは、記録再生装置または移載装置の作動
中に収納部内のディスクカセットを収納部外にエジェク
トするエジェクト装置を設けたので、記録再生中に収納
部に残されているディスクカセットの取出し、交換、及
びディスクの追加ができ、使い勝手が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のフロントパネルを除去した
正面図であある。
【図2】本発明の一実施例の正面図である。
【図3】本発明の一実施例の要部の底面図である。
【図4】本発明の一実施例に適用される光ディスクカセ
ットの分解斜視図である。
【図5】本発明の一実施例のトレイの底面図である。
【図6】本発明の一実施例のディスク収納部の側面図で
ある。
【図7】本発明の一実施例のディスク受取枠用高さ検出
装置の断面図である。
【図8】本発明の一実施例のディスク受取枠用高さ検出
装置の展開図である。
【図9】本発明の一実施例のローディング装置の側面図
である。
【図10】本発明の一実施例のローディング装置の平面
図である。
【図11】本発明の一実施例の要部の側面図である。
【図12】本発明の他の実施例のトレイの平面図であ
る。
【図13】本発明の他の実施例の収納部の側面図であ
る。
【図14】本発明の他の実施例の移載装置の側面図であ
る。
【図15】本発明の他の実施例の移載装置及び第2のエ
レベータ装置の平面図である。
【図16】本発明の他の実施例の第2のエレベータ装置
の側面図である。
【符号の説明】
1 光ディスクカセット 2 挿抜口 3 エジェクトキー 4 フロントパネル 5 ディスク収納部 6 記録再生装置 7 ディスクローダ 17 トレイ 21 エジェクト装置 37 カセット検出装置 41 緑色の表示ランプ 43 本体 45 ディスク受取枠 44 パンタグラフ機構 50 ディスク昇降駆動装置 52 検出装置 53 板バネ 54 電極 55 スリット 56 エレベータ 58 昇降板 59 スライド板 60 前後駆動装置 68 ラック 69 ピニオン歯車 70 歯車 81 赤色のローディング表示ランプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状の記録媒体をケース内に収納
    したディスクカセットを上下複数段に並べて収納する記
    録媒体収納部と、記録媒体への記録の書き込み、記録媒
    体の記録の再生、またはこれらの両方を行う記録再生装
    置と、複数のディスクカセットのうちから選択された1
    枚のディスクカセットを収納部から記録再生装置に装填
    し、該ディスクカセットを再生終了後に記録再生部から
    収納部内の元の位置に復帰させる移載装置とを備えるマ
    ルチディスクチェンジャにおいて、記録再生装置の作動
    中に収納部内のディスクカセットを収納部外にエジェク
    トするエジェクト装置を設けたことを特徴とするマルチ
    ディスクチェンジャ。
JP92094A 1993-02-16 1994-01-10 マルチディスクチェンジャ Pending JPH06333318A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP92094A JPH06333318A (ja) 1993-02-16 1994-01-10 マルチディスクチェンジャ

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05051346 1993-02-16
JP6401693 1993-03-23
JP5-64016 1993-03-23
JP5-51346 1993-03-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008016136A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Sony Corp ディスクトレイ、ディスクドライブ装置及びディスクチェンジャー装置

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