JPH06333378A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JPH06333378A JPH06333378A JP11682093A JP11682093A JPH06333378A JP H06333378 A JPH06333378 A JP H06333378A JP 11682093 A JP11682093 A JP 11682093A JP 11682093 A JP11682093 A JP 11682093A JP H06333378 A JPH06333378 A JP H06333378A
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- magnetic
- movement
- magnetic disk
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気ヘッドに付着した塵埃を除去するに十分
な加速度と適切な方向、適切な時間間隔で磁気ヘッドを
移動させることにより、磁気ヘッドに塵埃が付着して
も、これが磁気ヘッドに固着する前にこれを除去するこ
とにより、磁気ヘッドに対する塵埃の堆積を防止し、H
DI障害を未然に防止する。 【構成】 回転する磁気ディスク2上を径方向にアクセ
スされる磁気ヘッド1と、磁気ヘッド1の移動量Mが予
め定められた所定量M0 に満たない場合、所定量M0 を
超える正逆方向のダミーシークを経由して磁気ヘッドを
移動量Mだけ移動させるディスクコントローラ8とを備
え、ディスクコントローラ8を通じて、磁気ヘッド1の
移動量Mが予め定められた所定量M0 に満たない場合、
所定量M0を超える正逆方向のダミーシークにより磁気
ヘッド1に加速度を与え塵埃を除去した上で磁気ヘッド
を所望の移動量Mだけ移動させる。
な加速度と適切な方向、適切な時間間隔で磁気ヘッドを
移動させることにより、磁気ヘッドに塵埃が付着して
も、これが磁気ヘッドに固着する前にこれを除去するこ
とにより、磁気ヘッドに対する塵埃の堆積を防止し、H
DI障害を未然に防止する。 【構成】 回転する磁気ディスク2上を径方向にアクセ
スされる磁気ヘッド1と、磁気ヘッド1の移動量Mが予
め定められた所定量M0 に満たない場合、所定量M0 を
超える正逆方向のダミーシークを経由して磁気ヘッドを
移動量Mだけ移動させるディスクコントローラ8とを備
え、ディスクコントローラ8を通じて、磁気ヘッド1の
移動量Mが予め定められた所定量M0 に満たない場合、
所定量M0を超える正逆方向のダミーシークにより磁気
ヘッド1に加速度を与え塵埃を除去した上で磁気ヘッド
を所望の移動量Mだけ移動させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置に係
り、特に電子計算機等の外部記憶装置として用いられる
磁気ディスクに磁気ヘッドを組み合わせた磁気記録再生
装置の改良に関する。
り、特に電子計算機等の外部記憶装置として用いられる
磁気ディスクに磁気ヘッドを組み合わせた磁気記録再生
装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気ディスク装置は、電源が切
断されている場合、磁気ディスクは静止しており、磁気
ヘッドは磁気ディスクの表面に接触している。これに対
して、装置に電源が投入され、磁気ディスクが回転を開
始すると、磁気ディスク表面に発生する空気流により、
磁気ヘッドは磁気ディスク表面との間に空隙を開けて浮
上する。この浮上量は極めて微少であり、この空隙を介
して磁気ヘッドは磁気ディスクに対する情報の記録再生
を行う。
断されている場合、磁気ディスクは静止しており、磁気
ヘッドは磁気ディスクの表面に接触している。これに対
して、装置に電源が投入され、磁気ディスクが回転を開
始すると、磁気ディスク表面に発生する空気流により、
磁気ヘッドは磁気ディスク表面との間に空隙を開けて浮
上する。この浮上量は極めて微少であり、この空隙を介
して磁気ヘッドは磁気ディスクに対する情報の記録再生
を行う。
【0003】さて、以上のような構成において、何らか
の原因で磁気ヘッドに塵埃が付着すると、磁気ヘッドの
特性が劣化するばかりでなく、磁気ヘッドが浮上してい
ても、浮上間隔が小さいため、磁気ディスクの表面の磁
性層に損傷を与える危険性がある。このようにして、磁
気ディスク表面の磁性層が劣化すると、このために更に
塵埃が発生し、この塵埃が磁気ヘッドと磁気ディスクと
の浮上空隙に入り込むと、いわゆるHDI(ヘッドディ
スクインターフェース)問題となる。
の原因で磁気ヘッドに塵埃が付着すると、磁気ヘッドの
特性が劣化するばかりでなく、磁気ヘッドが浮上してい
ても、浮上間隔が小さいため、磁気ディスクの表面の磁
性層に損傷を与える危険性がある。このようにして、磁
気ディスク表面の磁性層が劣化すると、このために更に
塵埃が発生し、この塵埃が磁気ヘッドと磁気ディスクと
の浮上空隙に入り込むと、いわゆるHDI(ヘッドディ
スクインターフェース)問題となる。
【0004】このために、従来から、磁気ヘッドに付着
した塵埃は速やかに除去する必要があるとされてきた。
した塵埃は速やかに除去する必要があるとされてきた。
【0005】一方、近年、磁気ディスク装置に対する小
型化と大容量化の要求に応じて記録密度がますます高く
なってきている。このような要求を満たすためには、磁
気ヘッドと磁気ディスクの間の空隙を小さくする必要が
あり、このため磁気ヘッドの浮上量は低下する傾向にあ
る。ところが、浮上量の低下に伴い、塵埃問題は更に深
刻になってくる。
型化と大容量化の要求に応じて記録密度がますます高く
なってきている。このような要求を満たすためには、磁
気ヘッドと磁気ディスクの間の空隙を小さくする必要が
あり、このため磁気ヘッドの浮上量は低下する傾向にあ
る。ところが、浮上量の低下に伴い、塵埃問題は更に深
刻になってくる。
【0006】このため、磁気ヘッドと磁気ディスクを容
器に密閉して、塵埃の侵入を防止すると共に、密閉容器
内に塵埃が混入しないように、クリーンな環境での制作
が行われている。
器に密閉して、塵埃の侵入を防止すると共に、密閉容器
内に塵埃が混入しないように、クリーンな環境での制作
が行われている。
【0007】しかしながら、電源投入時に磁気ヘッドが
磁気ディスク表面から浮上するまでの間は、磁気ヘッド
は磁気ディスク上を摺動するので、磁気ディスク上の磁
性層が削れて、どうしても塵埃が発生してしまう。つま
り、外部からの塵埃を防いでも、内部で塵埃が発生して
しまう。
磁気ディスク表面から浮上するまでの間は、磁気ヘッド
は磁気ディスク上を摺動するので、磁気ディスク上の磁
性層が削れて、どうしても塵埃が発生してしまう。つま
り、外部からの塵埃を防いでも、内部で塵埃が発生して
しまう。
【0008】上に述べたような、内部での塵埃の発生を
防止するために、磁気ディスク上における磁気ヘッドの
摺動による、磁気ディスク上の磁性層の摩耗を防止する
目的で、磁性層の表面に潤滑剤を塗布するという対策が
広く採られている。
防止するために、磁気ディスク上における磁気ヘッドの
摺動による、磁気ディスク上の磁性層の摩耗を防止する
目的で、磁性層の表面に潤滑剤を塗布するという対策が
広く採られている。
【0009】ところが、完全に摩耗を防止することは、
困難であり、どうしても塵埃は発生する。ところが、潤
滑剤を塗布した磁気ディスクの場合、発生した塵埃は潤
滑剤と混ざり合い、これらの混合物は接着効果を持つよ
うになる。その結果、塵埃がいったん磁気ヘッドに付着
すると容易には除去できなくなり、HDI問題を発生す
る。しかも、塵埃の接着効果は低温でより顕著になるた
め、HDI問題はますます深刻になってくる。
困難であり、どうしても塵埃は発生する。ところが、潤
滑剤を塗布した磁気ディスクの場合、発生した塵埃は潤
滑剤と混ざり合い、これらの混合物は接着効果を持つよ
うになる。その結果、塵埃がいったん磁気ヘッドに付着
すると容易には除去できなくなり、HDI問題を発生す
る。しかも、塵埃の接着効果は低温でより顕著になるた
め、HDI問題はますます深刻になってくる。
【0010】さて、磁気ヘッドに付着した塵埃は、磁気
ディスク装置の電源を切断し、磁気ディスクの回転が停
止する過程、すなわち、CSS(コンタクトスタートス
トップ)と呼ばれる状態で、こすり取られる。つまり、
磁気ディスクの回転開始、回転停止時のCSS状態で、
磁気ヘッドはセルフクリーニングを行っていることにな
る。このため、磁気ディスク装置の運転停止がある間隔
で行われている限り、このセルフクリーニングにより、
HDI問題が顕著になることはなかった。
ディスク装置の電源を切断し、磁気ディスクの回転が停
止する過程、すなわち、CSS(コンタクトスタートス
トップ)と呼ばれる状態で、こすり取られる。つまり、
磁気ディスクの回転開始、回転停止時のCSS状態で、
磁気ヘッドはセルフクリーニングを行っていることにな
る。このため、磁気ディスク装置の運転停止がある間隔
で行われている限り、このセルフクリーニングにより、
HDI問題が顕著になることはなかった。
【0011】ところが、最近ではコンピュータシステム
の運用形態として、24時間連続のノンストップ運転が
一般に行われるようになってきている。このため、磁気
ヘッドに付着した塵埃のCSSによる清浄が期待できな
くなってきており、CSS以外の方法による磁気ヘッド
への付着塵埃の除去が必要不可欠になってきている。
の運用形態として、24時間連続のノンストップ運転が
一般に行われるようになってきている。このため、磁気
ヘッドに付着した塵埃のCSSによる清浄が期待できな
くなってきており、CSS以外の方法による磁気ヘッド
への付着塵埃の除去が必要不可欠になってきている。
【0012】一方、大規模なシステムの場合、磁気ディ
スク装置に対する、ホストコンピュータからのアクセス
頻度は不均一になる。すなわち、1部の磁気ディスク装
置はアクセス頻度が高いのに対して、別の磁気ディスク
装置はアクセス頻度が低いということが発生する。例え
ば、毎日のジャーナルデータを格納するファイルの場
合、磁気ディスク装置は1日1回 1時間程度しか稼働せ
ず、残りの23時間は磁気ヘッドは全然動かず、磁気デ
ィスク上の定点に浮上したままになっている。
スク装置に対する、ホストコンピュータからのアクセス
頻度は不均一になる。すなわち、1部の磁気ディスク装
置はアクセス頻度が高いのに対して、別の磁気ディスク
装置はアクセス頻度が低いということが発生する。例え
ば、毎日のジャーナルデータを格納するファイルの場
合、磁気ディスク装置は1日1回 1時間程度しか稼働せ
ず、残りの23時間は磁気ヘッドは全然動かず、磁気デ
ィスク上の定点に浮上したままになっている。
【0013】ところが、このような定点浮上モードの磁
気ディスク装置は、HDI障害の実績を見ると、通常の
稼働状態にある磁気ディスク装置に比べて1桁以上も高
いと言われている。このような使用条件では、磁気ヘッ
ドに対向する磁気ディスクの特定トラック領域が障害と
なる。一般に、浮上定点としては、電源投入後のイニシ
ャルローディング領域、ボリューム記録領域、カタログ
記録領域、VTOC記録領域、FAT記録領域等がファ
イルの形態に応じて存在している。
気ディスク装置は、HDI障害の実績を見ると、通常の
稼働状態にある磁気ディスク装置に比べて1桁以上も高
いと言われている。このような使用条件では、磁気ヘッ
ドに対向する磁気ディスクの特定トラック領域が障害と
なる。一般に、浮上定点としては、電源投入後のイニシ
ャルローディング領域、ボリューム記録領域、カタログ
記録領域、VTOC記録領域、FAT記録領域等がファ
イルの形態に応じて存在している。
【0014】また、磁気ヘッドが定点に浮上し続ける訳
ではないが、一定方向の短スパンシークを続けるモード
においても、磁気ヘッドに汚れが付き易いという傾向が
ある。特に、顕著なのは1トラックの内周方向へのステ
ップシークの場合である。大容量のファイルでは、1シ
リンダに収まらない場合、連続した次のシリンダを用い
るので、記録再生には1トラックのステップシークを伴
うことになる。
ではないが、一定方向の短スパンシークを続けるモード
においても、磁気ヘッドに汚れが付き易いという傾向が
ある。特に、顕著なのは1トラックの内周方向へのステ
ップシークの場合である。大容量のファイルでは、1シ
リンダに収まらない場合、連続した次のシリンダを用い
るので、記録再生には1トラックのステップシークを伴
うことになる。
【0015】図8はステップシークを行いながら記録再
生を行う場合の磁気ヘッドの位置の時間経過の説明図で
ある。図において、横軸は時間t、縦軸は磁気ヘッド位
置cylをそれぞれ示すものである。図において示すよ
うに、記録再生の時間も含めてt0 時間の間、磁気ヘッ
ドは同一トラックに停滞する。滞留時間は他の磁気ヘッ
ドの記録再生時間も含むので、通常数100msとな
る。ステップシークは図中にSTで示す動きであるが、
ステップシーク自体の所要時間は数msである。また、
磁気ヘッドの移動範囲の最大値をSで示している。
生を行う場合の磁気ヘッドの位置の時間経過の説明図で
ある。図において、横軸は時間t、縦軸は磁気ヘッド位
置cylをそれぞれ示すものである。図において示すよ
うに、記録再生の時間も含めてt0 時間の間、磁気ヘッ
ドは同一トラックに停滞する。滞留時間は他の磁気ヘッ
ドの記録再生時間も含むので、通常数100msとな
る。ステップシークは図中にSTで示す動きであるが、
ステップシーク自体の所要時間は数msである。また、
磁気ヘッドの移動範囲の最大値をSで示している。
【0016】図9は磁気ディスクの汚れの具合の説明図
である。図において、2はクランプ9に固定され回転駆
動される磁気ディスク、1は回転する磁気ディスク2と
の間に発生する空気流により、磁気ディスク2上に浮上
しながら、磁気ディスク2の半径方向にアクセスされる
磁気ヘッド、10は磁気ディスク2の表面および磁気ヘ
ッド1の内周側面1aに付着する汚れ10をそれぞれ示
すものである。
である。図において、2はクランプ9に固定され回転駆
動される磁気ディスク、1は回転する磁気ディスク2と
の間に発生する空気流により、磁気ディスク2上に浮上
しながら、磁気ディスク2の半径方向にアクセスされる
磁気ヘッド、10は磁気ディスク2の表面および磁気ヘ
ッド1の内周側面1aに付着する汚れ10をそれぞれ示
すものである。
【0017】以上述べたような構成において、磁気ディ
スク2はクランプ9を中心に回転し、磁気ヘッド1は磁
気ディスク2上を浮上しながらアクセスされ、磁気ディ
スク2上の磁性層に磁気的に記録再生を行う。
スク2はクランプ9を中心に回転し、磁気ヘッド1は磁
気ディスク2上を浮上しながらアクセスされ、磁気ディ
スク2上の磁性層に磁気的に記録再生を行う。
【0018】図に示すように、半径r0 からr1 までの
範囲は磁気ヘッド1の位置決め機構の構造上、絶対に磁
気ヘッド1がアクセスできない部分であり、磁気ディス
ク2の表面の汚れ10の多い部分である。
範囲は磁気ヘッド1の位置決め機構の構造上、絶対に磁
気ヘッド1がアクセスできない部分であり、磁気ディス
ク2の表面の汚れ10の多い部分である。
【0019】これに対して、半径r1 からr2 の範囲は
磁気ヘッド1が記録再生のためのアクセスにより半径方
向に移動した範囲であり、磁気ヘッド1による清掃効果
で汚れは少なくなっている。
磁気ヘッド1が記録再生のためのアクセスにより半径方
向に移動した範囲であり、磁気ヘッド1による清掃効果
で汚れは少なくなっている。
【0020】また、図は、磁気ヘッド1の現在位置を示
すものであり、半径r2 からr3 までの範囲は、磁気ヘ
ッド1が今後進行する可能性のある範囲である。この半
径がr2 からr3 の範囲では磁気ディスク2の表面には
汚れ10が付着している。
すものであり、半径r2 からr3 までの範囲は、磁気ヘ
ッド1が今後進行する可能性のある範囲である。この半
径がr2 からr3 の範囲では磁気ディスク2の表面には
汚れ10が付着している。
【0021】磁気ディスク2の半径がr2 からr3 の範
囲に磁気ヘッド1が移動すると、磁気ディスク2上の汚
れ10は清掃されるが、汚れ10の一部は磁気ヘッド1
の内周側面1aに付着する。
囲に磁気ヘッド1が移動すると、磁気ディスク2上の汚
れ10は清掃されるが、汚れ10の一部は磁気ヘッド1
の内周側面1aに付着する。
【0022】図10は磁気ヘッド1の汚れ具合を側面か
ら見た説明図である。図において、1aは磁気ディスク
2の回転によって生じる空気流の磁気ヘッド1下面への
流入端であり、1bは磁気ヘッド1の下面からの空気流
の流出端である。この流出端1bには、磁気ヘッド1の
磁気回路が形成される。
ら見た説明図である。図において、1aは磁気ディスク
2の回転によって生じる空気流の磁気ヘッド1下面への
流入端であり、1bは磁気ヘッド1の下面からの空気流
の流出端である。この流出端1bには、磁気ヘッド1の
磁気回路が形成される。
【0023】図では、ヘッドスライダの流入端1cに汚
れ10が付着している状況を示している。一般に、流入
端1cに汚れ10aが付くと、磁気ヘッド1の磁気ディ
スク2上での浮上量が減少し、磁気ヘッド1に固着した
汚れ10aと磁気ディスク2との干渉により、HDIの
原因となる。
れ10が付着している状況を示している。一般に、流入
端1cに汚れ10aが付くと、磁気ヘッド1の磁気ディ
スク2上での浮上量が減少し、磁気ヘッド1に固着した
汚れ10aと磁気ディスク2との干渉により、HDIの
原因となる。
【0024】一方、汚れ10bが磁気ヘッド1の平坦部
に付くと、磁気ヘッド1の実効上の浮上量が増大する。
この場合は、磁気ヘッド1と磁気ディスク2の間の隙間
が大きくなり、磁気ヘッド1の記録再生特性が劣化す
る。そして、正しい信号の記録再生ができなくなるの
で、エラーの原因となる。
に付くと、磁気ヘッド1の実効上の浮上量が増大する。
この場合は、磁気ヘッド1と磁気ディスク2の間の隙間
が大きくなり、磁気ヘッド1の記録再生特性が劣化す
る。そして、正しい信号の記録再生ができなくなるの
で、エラーの原因となる。
【0025】以上述べたように、磁気ディスク装置には
さまざまな問題点があり、これらの問題点に対する解決
策として、既に多数の提案がなされている。
さまざまな問題点があり、これらの問題点に対する解決
策として、既に多数の提案がなされている。
【0026】例えば、特開平4−286785号に示さ
れるように、ホストコンピュータからの要求によるアク
セス動作が実行されない期間においても、磁気ヘッドが
磁気ディスクの記録媒体上の一定の位置に留まることが
ないように、常に異なる位置に移動させ、定点浮上に起
因するHDI障害の発生を防止する技術が提案されてい
る。
れるように、ホストコンピュータからの要求によるアク
セス動作が実行されない期間においても、磁気ヘッドが
磁気ディスクの記録媒体上の一定の位置に留まることが
ないように、常に異なる位置に移動させ、定点浮上に起
因するHDI障害の発生を防止する技術が提案されてい
る。
【0027】一方、特開昭62−229514号に示さ
れるように、データの書き込みまたは読み出しの動作停
止時に磁気ヘッドをシーク方向に振動させることによ
り、付着汚れの除去と清掃を行うという技術の提案もあ
る。
れるように、データの書き込みまたは読み出しの動作停
止時に磁気ヘッドをシーク方向に振動させることによ
り、付着汚れの除去と清掃を行うという技術の提案もあ
る。
【0028】更に、特公昭61−38548号に示され
るように、一定時間内に上位制御装置からのシーク命令
がない場合に、中心側シリンダと外周側シリンダとを少
なくとも1回以上シークすることにより、磁気ヘッドに
付着した塵埃を除去する技術も開示されている。
るように、一定時間内に上位制御装置からのシーク命令
がない場合に、中心側シリンダと外周側シリンダとを少
なくとも1回以上シークすることにより、磁気ヘッドに
付着した塵埃を除去する技術も開示されている。
【0029】そして、特開昭63−148487号にお
いては、上位装置からのシーク命令とは関係なく、設定
時間経過後、シーク範囲内において、磁気ヘッドの最大
浮上領域に設定された少なくとも1か所の特定シリンダ
に磁気ヘッドをシークさせ、ヘッドスライダ面に付着し
ている塵埃を除去することにより、HDIを防止する技
術も提案されている。
いては、上位装置からのシーク命令とは関係なく、設定
時間経過後、シーク範囲内において、磁気ヘッドの最大
浮上領域に設定された少なくとも1か所の特定シリンダ
に磁気ヘッドをシークさせ、ヘッドスライダ面に付着し
ている塵埃を除去することにより、HDIを防止する技
術も提案されている。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気ディスク装
置は、以上のように構成されており、物理現象の本質を
捕らえることなく、対症療法的に対応してきたので、塵
埃によるHDI解決という観点からは不十分であった。
特に、磁気ヘッドへの塵埃の付着過程と除去過程に注目
して対策していなかったため、十分な効果が期待できな
いという問題点があった。このように、磁気ディスク装
置に要求される信頼性要求は多岐にわたっているが、磁
気ヘッドに付着した塵埃をCSS以外の方法で確実に除
去する必要性が大きくなってきており、塵埃対策の確実
な磁気ディスク装置が強く求められている。
置は、以上のように構成されており、物理現象の本質を
捕らえることなく、対症療法的に対応してきたので、塵
埃によるHDI解決という観点からは不十分であった。
特に、磁気ヘッドへの塵埃の付着過程と除去過程に注目
して対策していなかったため、十分な効果が期待できな
いという問題点があった。このように、磁気ディスク装
置に要求される信頼性要求は多岐にわたっているが、磁
気ヘッドに付着した塵埃をCSS以外の方法で確実に除
去する必要性が大きくなってきており、塵埃対策の確実
な磁気ディスク装置が強く求められている。
【0031】本発明の目的は上記従来技術の問題点を解
消し、磁気ヘッドに付着した塵埃を除去するに十分な加
速度と適切な方向、適切な時間間隔で磁気ヘッドを移動
させることにより、磁気ヘッドに塵埃が付着しても、こ
れが磁気ヘッドに固着する前にこれを除去することによ
り、磁気ヘッドに対する塵埃の堆積を防止し、HDI障
害を未然に防止できる磁気ディスク装置を提供すること
にある。
消し、磁気ヘッドに付着した塵埃を除去するに十分な加
速度と適切な方向、適切な時間間隔で磁気ヘッドを移動
させることにより、磁気ヘッドに塵埃が付着しても、こ
れが磁気ヘッドに固着する前にこれを除去することによ
り、磁気ヘッドに対する塵埃の堆積を防止し、HDI障
害を未然に防止できる磁気ディスク装置を提供すること
にある。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の磁気ディスク装置として、回転す
る磁気ディスク上を径方向にアクセスされる磁気ヘッド
と、前記磁気ヘッドの移動量Mが予め定められた所定量
M0 に満たない場合、前記所定量M0 を超える正逆方向
のダミーシークを経由して前記磁気ヘッドを移動量Mだ
け移動させる磁気ヘッド制御手段と、を備える磁気ディ
スク装置を提供するものである。
に、請求項1に記載の磁気ディスク装置として、回転す
る磁気ディスク上を径方向にアクセスされる磁気ヘッド
と、前記磁気ヘッドの移動量Mが予め定められた所定量
M0 に満たない場合、前記所定量M0 を超える正逆方向
のダミーシークを経由して前記磁気ヘッドを移動量Mだ
け移動させる磁気ヘッド制御手段と、を備える磁気ディ
スク装置を提供するものである。
【0033】また、上記目的を達成するために、請求項
2に記載の磁気ディスク装置として、回転する磁気ディ
スク上を径方向にアクセスされる磁気ヘッドと、前記磁
気ヘッドの移動量Mが予め定められた所定量M0 を超え
る場合は前記磁気ヘッドをそのまま移動量Mだけ移動さ
せると共に前記移動量Mが予め定められた所定量M0以
下の場合は、前記所定量M0 を超える正逆方向のダミー
シークを経由して前記磁気ヘッドを移動量Mだけ移動さ
せる磁気ヘッド制御手段と、を備える磁気ディスク装置
を提供するものである。
2に記載の磁気ディスク装置として、回転する磁気ディ
スク上を径方向にアクセスされる磁気ヘッドと、前記磁
気ヘッドの移動量Mが予め定められた所定量M0 を超え
る場合は前記磁気ヘッドをそのまま移動量Mだけ移動さ
せると共に前記移動量Mが予め定められた所定量M0以
下の場合は、前記所定量M0 を超える正逆方向のダミー
シークを経由して前記磁気ヘッドを移動量Mだけ移動さ
せる磁気ヘッド制御手段と、を備える磁気ディスク装置
を提供するものである。
【0034】また、上記目的を達成するために、請求項
3に記載の磁気ディスク装置として、回転する磁気ディ
スク上を径方向にアクセスされる磁気ヘッドと、前記磁
気ヘッドの移動量Mが前記磁気ヘッドに最大加速度に近
い所定の加速度を与える所定量M0 に満たない場合、前
記磁気ヘッドの現在位置に基づく方向に、前記所定量M
0 を超える正逆方向のダミーシークを行わせ、このダミ
ーシーク経由して前記磁気ヘッドを移動量Mだけ移動さ
せる磁気ヘッド制御手段と、を備える磁気ディスク装置
を提供するものである。
3に記載の磁気ディスク装置として、回転する磁気ディ
スク上を径方向にアクセスされる磁気ヘッドと、前記磁
気ヘッドの移動量Mが前記磁気ヘッドに最大加速度に近
い所定の加速度を与える所定量M0 に満たない場合、前
記磁気ヘッドの現在位置に基づく方向に、前記所定量M
0 を超える正逆方向のダミーシークを行わせ、このダミ
ーシーク経由して前記磁気ヘッドを移動量Mだけ移動さ
せる磁気ヘッド制御手段と、を備える磁気ディスク装置
を提供するものである。
【0035】また、上記目的を達成するために、請求項
4に記載の磁気ディスク装置として、回転する磁気ディ
スク上を径方向にアクセスされる磁気ヘッドと、前記磁
気ヘッドに対する移動命令が所定の時間以上ない場合、
前記磁気ヘッドに最大加速度に近い加速度を与えるよう
なパトロールシークを行わせる磁気ヘッド制御手段と、
を備える磁気ディスク装置を提供するものである。
4に記載の磁気ディスク装置として、回転する磁気ディ
スク上を径方向にアクセスされる磁気ヘッドと、前記磁
気ヘッドに対する移動命令が所定の時間以上ない場合、
前記磁気ヘッドに最大加速度に近い加速度を与えるよう
なパトロールシークを行わせる磁気ヘッド制御手段と、
を備える磁気ディスク装置を提供するものである。
【0036】また、上記目的を達成するために、請求項
5に記載の磁気ディスク装置として、回転する磁気ディ
スク上を径方向にアクセスされる磁気ヘッドと、前記磁
気ヘッドの移動量が“0”となるようなアクセス状態が
所定の時間以上続いた場合、前記磁気ヘッドに最大加速
度に近い加速度を与えるようなパトロールシークを行わ
せる磁気ヘッド制御手段と、を備える磁気ディスク装置
を提供するものである。
5に記載の磁気ディスク装置として、回転する磁気ディ
スク上を径方向にアクセスされる磁気ヘッドと、前記磁
気ヘッドの移動量が“0”となるようなアクセス状態が
所定の時間以上続いた場合、前記磁気ヘッドに最大加速
度に近い加速度を与えるようなパトロールシークを行わ
せる磁気ヘッド制御手段と、を備える磁気ディスク装置
を提供するものである。
【0037】また、上記目的を達成するために、請求項
6に記載の磁気ディスク装置として、回転する磁気ディ
スク上を径方向にアクセスされる磁気ヘッドと、前記磁
気ヘッドに対する移動命令が所定の時間以上ない場合並
びに前記磁気ヘッドの移動量が“0”またはこれに近い
移動量となるようなアクセス状態が所定の時間以上続い
た場合、前記磁気ヘッドに最大加速度に近い加速度を与
えるようなパトロールシークを行わせる磁気ヘッド制御
手段と、を備える磁気ディスク装置を提供するものであ
る。
6に記載の磁気ディスク装置として、回転する磁気ディ
スク上を径方向にアクセスされる磁気ヘッドと、前記磁
気ヘッドに対する移動命令が所定の時間以上ない場合並
びに前記磁気ヘッドの移動量が“0”またはこれに近い
移動量となるようなアクセス状態が所定の時間以上続い
た場合、前記磁気ヘッドに最大加速度に近い加速度を与
えるようなパトロールシークを行わせる磁気ヘッド制御
手段と、を備える磁気ディスク装置を提供するものであ
る。
【0038】また、上記目的を達成するために、請求項
7に記載の磁気ディスク装置として、回転する磁気ディ
スク上を径方向にアクセスされる磁気ヘッドと、前記磁
気ヘッドの移動量で所定の加速度が得られる場合は、前
記磁気ヘッドをそのまま移動させると共に前記移動量で
所定の加速度が得られない場合は、前記磁気ヘッドの最
大移動範囲に関連づけられる移動量を持った正逆方向へ
のダミーシークを経由して前記磁気ヘッドを所期の移動
量だけ移動させ、前記磁気ヘッドの移動量が“0”とな
るようなアクセス状態が所定の時間以上続いた場合およ
び前記磁気ヘッドに対する移動命令が所定の時間以上な
い場合、前記磁気ヘッドの最大移動範囲に関連づけられ
る移動量を持った正逆方向へのシークを組み合わせたパ
トロールシークを行わせる磁気ヘッド制御手段と、を備
える磁気ディスク装置を提供するものである。
7に記載の磁気ディスク装置として、回転する磁気ディ
スク上を径方向にアクセスされる磁気ヘッドと、前記磁
気ヘッドの移動量で所定の加速度が得られる場合は、前
記磁気ヘッドをそのまま移動させると共に前記移動量で
所定の加速度が得られない場合は、前記磁気ヘッドの最
大移動範囲に関連づけられる移動量を持った正逆方向へ
のダミーシークを経由して前記磁気ヘッドを所期の移動
量だけ移動させ、前記磁気ヘッドの移動量が“0”とな
るようなアクセス状態が所定の時間以上続いた場合およ
び前記磁気ヘッドに対する移動命令が所定の時間以上な
い場合、前記磁気ヘッドの最大移動範囲に関連づけられ
る移動量を持った正逆方向へのシークを組み合わせたパ
トロールシークを行わせる磁気ヘッド制御手段と、を備
える磁気ディスク装置を提供するものである。
【0039】さらに、上記目的を達成するために、請求
項8に記載の磁気ディスク装置として、回転する磁気デ
ィスク上を径方向にアクセスされる磁気ヘッドと、前記
磁気ヘッドの移動量Mが予め定められた所定量M0 を超
える場合は前記磁気ヘッドをそのまま移動量Mだけ移動
させると共に前記移動量が予め定められた所定量M0以
下で“0”以外の場合は、前記所定量M0 を超える正逆
方向のダミーシークを経由して前記磁気ヘッドを移動量
Mだけ移動させ、前記磁気ヘッドの移動量が“0”とな
るようなアクセス状態が所定の時間以上続いた場合およ
び前記磁気ヘッドに対する移動命令が所定の時間以上な
い場合、前記磁気ヘッドに加速度を与えるようなパトロ
ールシークを行わせる磁気ヘッド制御手段と、を備える
磁気ディスク装置を提供するものである。
項8に記載の磁気ディスク装置として、回転する磁気デ
ィスク上を径方向にアクセスされる磁気ヘッドと、前記
磁気ヘッドの移動量Mが予め定められた所定量M0 を超
える場合は前記磁気ヘッドをそのまま移動量Mだけ移動
させると共に前記移動量が予め定められた所定量M0以
下で“0”以外の場合は、前記所定量M0 を超える正逆
方向のダミーシークを経由して前記磁気ヘッドを移動量
Mだけ移動させ、前記磁気ヘッドの移動量が“0”とな
るようなアクセス状態が所定の時間以上続いた場合およ
び前記磁気ヘッドに対する移動命令が所定の時間以上な
い場合、前記磁気ヘッドに加速度を与えるようなパトロ
ールシークを行わせる磁気ヘッド制御手段と、を備える
磁気ディスク装置を提供するものである。
【0040】
【作用】上記手段において、請求項1に記載の磁気ディ
スク装置は、磁気ヘッド制御手段を通じて、磁気ヘッド
の移動量Mが予め定められた所定量M0 に満たない場
合、所定量M0 を超える正逆方向のダミーシークにより
磁気ヘッドに加速度を与え塵埃を除去した上で磁気ヘッ
ドを所望の移動量Mだけ移動させる。
スク装置は、磁気ヘッド制御手段を通じて、磁気ヘッド
の移動量Mが予め定められた所定量M0 に満たない場
合、所定量M0 を超える正逆方向のダミーシークにより
磁気ヘッドに加速度を与え塵埃を除去した上で磁気ヘッ
ドを所望の移動量Mだけ移動させる。
【0041】上記手段において、請求項2に記載の磁気
ディスク装置は、磁気ヘッド制御手段を通じて、磁気ヘ
ッドの移動量Mが予め定められた所定量M0 を超える場
合は磁気ヘッドをそのまま移動量Mだけ移動させて磁気
ヘッドに所望の加速度を加えると共に移動量Mが予め定
められた所定量M0 以下の場合は、所定量M0 を超える
正逆方向のダミーシークに所望の加速度を与え、加速度
により磁気ヘッドに対する塵埃の付着防止を行った上
で、最終的に磁気ヘッドを所望の移動量Mだけ移動させ
る。
ディスク装置は、磁気ヘッド制御手段を通じて、磁気ヘ
ッドの移動量Mが予め定められた所定量M0 を超える場
合は磁気ヘッドをそのまま移動量Mだけ移動させて磁気
ヘッドに所望の加速度を加えると共に移動量Mが予め定
められた所定量M0 以下の場合は、所定量M0 を超える
正逆方向のダミーシークに所望の加速度を与え、加速度
により磁気ヘッドに対する塵埃の付着防止を行った上
で、最終的に磁気ヘッドを所望の移動量Mだけ移動させ
る。
【0042】上記手段において、請求項3に記載の磁気
ディスク装置は、磁気ヘッド制御手段を通じて、磁気ヘ
ッドの移動量Mが磁気ヘッドに最大加速度に近い所定の
加速度を与える所定量M0 に満たない場合、磁気ヘッド
の現在位置に基づき、磁気ヘッドの移動量に余裕のある
方向に、所定量M0 を超える正逆方向のダミーシークを
行わせ磁気ヘッドに塵埃除去に必要な加速度を与え、こ
のダミーシーク経由して磁気ヘッドを所望の移動量Mだ
け移動させる。
ディスク装置は、磁気ヘッド制御手段を通じて、磁気ヘ
ッドの移動量Mが磁気ヘッドに最大加速度に近い所定の
加速度を与える所定量M0 に満たない場合、磁気ヘッド
の現在位置に基づき、磁気ヘッドの移動量に余裕のある
方向に、所定量M0 を超える正逆方向のダミーシークを
行わせ磁気ヘッドに塵埃除去に必要な加速度を与え、こ
のダミーシーク経由して磁気ヘッドを所望の移動量Mだ
け移動させる。
【0043】上記手段において、請求項4に記載の磁気
ディスク装置は、磁気ヘッド制御手段を通じて、磁気ヘ
ッドに対する移動命令が所定の時間以上ない場合、磁気
ヘッドの連続定点位置を防止するために、磁気ヘッドに
最大加速度に近い加速度を与えて塵埃付着を防止するた
めのパトロールシークを行わせる。
ディスク装置は、磁気ヘッド制御手段を通じて、磁気ヘ
ッドに対する移動命令が所定の時間以上ない場合、磁気
ヘッドの連続定点位置を防止するために、磁気ヘッドに
最大加速度に近い加速度を与えて塵埃付着を防止するた
めのパトロールシークを行わせる。
【0044】上記手段において、請求項5に記載の磁気
ディスク装置は、磁気ヘッド制御手段を通じて、磁気ヘ
ッドの移動量が“0”となるようなアクセス状態が所定
の時間以上続いた場合、磁気ヘッドの連続定点位置を防
止するために、磁気ヘッドに最大加速度に近い加速度を
与えて塵埃付着を防止するためのパトロールシークを行
わせる。
ディスク装置は、磁気ヘッド制御手段を通じて、磁気ヘ
ッドの移動量が“0”となるようなアクセス状態が所定
の時間以上続いた場合、磁気ヘッドの連続定点位置を防
止するために、磁気ヘッドに最大加速度に近い加速度を
与えて塵埃付着を防止するためのパトロールシークを行
わせる。
【0045】上記手段において、請求項6に記載の磁気
ディスク装置は、磁気ヘッド制御手段を通じて、磁気ヘ
ッドに対する移動命令が所定の時間以上ない場合並びに
磁気ヘッドの移動量が“0”またはこれに近い移動量と
なるようなアクセス状態が所定の時間以上続いた場合、
磁気ヘッドの連続定点位置を防止するために、磁気ヘッ
ドに最大加速度に近い加速度を与えて塵埃付着を防止す
るためのパトロールシークを行わせる。
ディスク装置は、磁気ヘッド制御手段を通じて、磁気ヘ
ッドに対する移動命令が所定の時間以上ない場合並びに
磁気ヘッドの移動量が“0”またはこれに近い移動量と
なるようなアクセス状態が所定の時間以上続いた場合、
磁気ヘッドの連続定点位置を防止するために、磁気ヘッ
ドに最大加速度に近い加速度を与えて塵埃付着を防止す
るためのパトロールシークを行わせる。
【0046】上記手段において、請求項7に記載の磁気
ディスク装置は、磁気ヘッド制御手段を通じて、磁気ヘ
ッドの移動量で所定の加速度が得られる場合は、磁気ヘ
ッドをそのまま移動させると共に所定の加速度が得られ
ないような場合は、磁気ヘッドの最大移動範囲に関連づ
けられる移動量を持った正逆方向へのダミーシークを経
由して磁気ヘッドを所期の移動量だけ移動させ、磁気ヘ
ッドの移動量が“0”となるようなアクセス状態が所定
の時間以上続いた場合および磁気ヘッドに対する移動命
令が所定の時間以上ない場合、磁気ヘッドの最大移動範
囲に関連づけられる移動量を持った正逆方向へのシーク
を組み合わせたパトロールシークを行わせ、磁気ヘッド
の連続定点位置を防止すると共に磁気ヘッドに常に塵埃
除去に必要な加速度が加わるようにしている。
ディスク装置は、磁気ヘッド制御手段を通じて、磁気ヘ
ッドの移動量で所定の加速度が得られる場合は、磁気ヘ
ッドをそのまま移動させると共に所定の加速度が得られ
ないような場合は、磁気ヘッドの最大移動範囲に関連づ
けられる移動量を持った正逆方向へのダミーシークを経
由して磁気ヘッドを所期の移動量だけ移動させ、磁気ヘ
ッドの移動量が“0”となるようなアクセス状態が所定
の時間以上続いた場合および磁気ヘッドに対する移動命
令が所定の時間以上ない場合、磁気ヘッドの最大移動範
囲に関連づけられる移動量を持った正逆方向へのシーク
を組み合わせたパトロールシークを行わせ、磁気ヘッド
の連続定点位置を防止すると共に磁気ヘッドに常に塵埃
除去に必要な加速度が加わるようにしている。
【0047】上記手段において、請求項8に記載の磁気
ディスク装置は、磁気ヘッド制御手段を通じて、磁気ヘ
ッドの移動量Mが予め定められた所定量M0 を超える場
合は磁気ヘッドをそのまま移動量Mだけ移動させ所定の
加速度を得ると共に移動量が予め定められた所定量M0
以下で“0”以外の場合は、所定量M0 を超える正逆方
向のダミーシークを経由して磁気ヘッドを移動量Mだけ
移動させ所期の加速度を得て、磁気ヘッドの移動量が
“0”となるようなアクセス状態が所定の時間以上続い
た場合および磁気ヘッドに対する移動命令が所定の時間
以上ない場合、磁気ヘッドに加速度を与えるようなパト
ロールシークを行わせることにより、磁気ヘッドの連続
定点位置を防止すると共に磁気ヘッドに常に塵埃除去に
必要な加速度が加わるようにしている。
ディスク装置は、磁気ヘッド制御手段を通じて、磁気ヘ
ッドの移動量Mが予め定められた所定量M0 を超える場
合は磁気ヘッドをそのまま移動量Mだけ移動させ所定の
加速度を得ると共に移動量が予め定められた所定量M0
以下で“0”以外の場合は、所定量M0 を超える正逆方
向のダミーシークを経由して磁気ヘッドを移動量Mだけ
移動させ所期の加速度を得て、磁気ヘッドの移動量が
“0”となるようなアクセス状態が所定の時間以上続い
た場合および磁気ヘッドに対する移動命令が所定の時間
以上ない場合、磁気ヘッドに加速度を与えるようなパト
ロールシークを行わせることにより、磁気ヘッドの連続
定点位置を防止すると共に磁気ヘッドに常に塵埃除去に
必要な加速度が加わるようにしている。
【0048】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
を説明する。
を説明する。
【0049】図1は本発明の一実施例に係る磁気ディス
ク装置の概略構成図である。図において、3は磁気ディ
スク2とこれに対応する磁気ヘッド1を収容する密閉容
器、4は磁気ディスク2を回転させるスピンドルモー
タ、5は磁気ヘッド1を磁気ディスク2の半径方向にシ
ーク動作させ所定のトラック上に位置決めするアクチュ
エータ、6はアクチュエータ5を制御すると共にスピン
ドルモータ4を駆動する電気回路、7はディスクコント
ローラ8を介して磁気ディスク装置を制御すると共にデ
ータの記録再生を行わせるホストコンピュータである。
ク装置の概略構成図である。図において、3は磁気ディ
スク2とこれに対応する磁気ヘッド1を収容する密閉容
器、4は磁気ディスク2を回転させるスピンドルモー
タ、5は磁気ヘッド1を磁気ディスク2の半径方向にシ
ーク動作させ所定のトラック上に位置決めするアクチュ
エータ、6はアクチュエータ5を制御すると共にスピン
ドルモータ4を駆動する電気回路、7はディスクコント
ローラ8を介して磁気ディスク装置を制御すると共にデ
ータの記録再生を行わせるホストコンピュータである。
【0050】以上述べたような構成において、次にその
動作を説明する。
動作を説明する。
【0051】まず、シリンダAからシリンダBへの位置
決め動作の手順について説明する。ホストコンピュータ
7からシリンダBへのシーク命令が出されると、ディス
クコントローラ8は電気回路6のシリンダアドレスレジ
スタ(CAR)から磁気ヘッド1の現在の位置Aを知
り、 M=B−A ・・・(1) を計算して、ディファレンスMを電気回路6に伝える。
決め動作の手順について説明する。ホストコンピュータ
7からシリンダBへのシーク命令が出されると、ディス
クコントローラ8は電気回路6のシリンダアドレスレジ
スタ(CAR)から磁気ヘッド1の現在の位置Aを知
り、 M=B−A ・・・(1) を計算して、ディファレンスMを電気回路6に伝える。
【0052】ここで、電気回路6はディファレンスMの
符号と大きさを判断して、Mがある値よりも大きな場合
は、Mの大きさに応じた電気信号をアクチュエータ5に
加える。アクチュエータ5は電気信号を機械的に変換
し、磁気ヘッド1を駆動し、Mトラック分動かしてシリ
ンダBに移動させる。また、シリンダアドレスレジスタ
(CAR)の値は更新されてBになる。
符号と大きさを判断して、Mがある値よりも大きな場合
は、Mの大きさに応じた電気信号をアクチュエータ5に
加える。アクチュエータ5は電気信号を機械的に変換
し、磁気ヘッド1を駆動し、Mトラック分動かしてシリ
ンダBに移動させる。また、シリンダアドレスレジスタ
(CAR)の値は更新されてBになる。
【0053】一方、ディファレンスMの符号と大きさの
判断の結果、Mがある値以下の場合は、Mより大きなN
に対応する電気信号をアクチュエータ5に加える。アク
チュエータ5は電気信号を機械的に変換し、磁気ヘッド
1を駆動し、Nトラック分動かす。その結果、磁気ヘッ
ド1には大きな加速度が働き、この加速度により、磁気
ヘッド1に対する塵埃の付着を防止する。次に、先とは
逆の方向に(N−M)または(N+M)トラックに対応
する電気信号をアクチュエータ5に加える。その結果、
磁気ヘッド1が駆動され、(N−M)または(N+M)
トラック分移動して、結果として、シリンダBに移動さ
せる。この逆方向の移動においても、磁気ヘッド1には
大きな加速度が印加されることになり、塵埃の付着を防
止する。その後に、シリンダアドレスレジスタ(CA
R)の値が更新されてBになる。
判断の結果、Mがある値以下の場合は、Mより大きなN
に対応する電気信号をアクチュエータ5に加える。アク
チュエータ5は電気信号を機械的に変換し、磁気ヘッド
1を駆動し、Nトラック分動かす。その結果、磁気ヘッ
ド1には大きな加速度が働き、この加速度により、磁気
ヘッド1に対する塵埃の付着を防止する。次に、先とは
逆の方向に(N−M)または(N+M)トラックに対応
する電気信号をアクチュエータ5に加える。その結果、
磁気ヘッド1が駆動され、(N−M)または(N+M)
トラック分移動して、結果として、シリンダBに移動さ
せる。この逆方向の移動においても、磁気ヘッド1には
大きな加速度が印加されることになり、塵埃の付着を防
止する。その後に、シリンダアドレスレジスタ(CA
R)の値が更新されてBになる。
【0054】なお、シリンダAから他のシリンダへの位
置決めの指令がない場合、ディスクコントローラ8は時
間T毎に、磁気ヘッド1をパトロールシークにより動か
し、磁気ヘッド1への塵埃の付着を防止する。このパト
ロールシークにおいても、磁気ヘッド1の位置を見なが
ら、磁気ヘッド1に加速度が加わるようなシーク動作を
行わせることにより、塵埃の付着を防止することができ
る。
置決めの指令がない場合、ディスクコントローラ8は時
間T毎に、磁気ヘッド1をパトロールシークにより動か
し、磁気ヘッド1への塵埃の付着を防止する。このパト
ロールシークにおいても、磁気ヘッド1の位置を見なが
ら、磁気ヘッド1に加速度が加わるようなシーク動作を
行わせることにより、塵埃の付着を防止することができ
る。
【0055】ここで、アクチュエータ5の速度vと加速
度aの関係を図2の説明図に示す。曲線Fは最大速度v
0 なる速度プロフィールを示し、囲む面積はディファレ
ンスMに比例する距離を示す。また、曲線Gは加速度を
示し、加速領域の最大加速度aと減速領域の最大減速度
bを比較すると、減速領域は制御の都合もあって、大き
な減速度がとれないため、 a>b ・・・(2) である場合が多い。
度aの関係を図2の説明図に示す。曲線Fは最大速度v
0 なる速度プロフィールを示し、囲む面積はディファレ
ンスMに比例する距離を示す。また、曲線Gは加速度を
示し、加速領域の最大加速度aと減速領域の最大減速度
bを比較すると、減速領域は制御の都合もあって、大き
な減速度がとれないため、 a>b ・・・(2) である場合が多い。
【0056】また、ディファレンスMと加速度aの関係
を図3の説明図に示す。
を図3の説明図に示す。
【0057】図2も示すように、ディファレンスMが小
さい時は、加速度aも小さいが、 M>M0 ・・・(3) であれば、 a>0.9a0 ・・・(4) となり、加速度aは最大値a0 の90%以上が確保され
る。一方、 M=1 ・・・(5) の時は、 a=a1 ・・・(6) であり、最小である。
さい時は、加速度aも小さいが、 M>M0 ・・・(3) であれば、 a>0.9a0 ・・・(4) となり、加速度aは最大値a0 の90%以上が確保され
る。一方、 M=1 ・・・(5) の時は、 a=a1 ・・・(6) であり、最小である。
【0058】図4はディファレンスMの場合の磁気ヘッ
ド1の位置cylと時間経過tを示す説明図である。往
路Hは順方向へのNトラック分のダミーシークを示して
おり、復路Iは(N−M)トラック分で方向は往路と反
対のダミーシークを示している。ダミーシーク完了後は
結果的に順方向にMトラック分の前進を行ったこととな
り、その後に必要な記録再生動作を行う。ここで、 N−M>M0 ・・・(7) になるように、トラック数Nを選択すれば、磁気ヘッド
1に0.9a0 以上の加速度を印加できる。
ド1の位置cylと時間経過tを示す説明図である。往
路Hは順方向へのNトラック分のダミーシークを示して
おり、復路Iは(N−M)トラック分で方向は往路と反
対のダミーシークを示している。ダミーシーク完了後は
結果的に順方向にMトラック分の前進を行ったこととな
り、その後に必要な記録再生動作を行う。ここで、 N−M>M0 ・・・(7) になるように、トラック数Nを選択すれば、磁気ヘッド
1に0.9a0 以上の加速度を印加できる。
【0059】一方、磁気ヘッド1の位置が磁気ディスク
2上でS/2を超えた場合は、今度は、往路Hのダミー
シークで逆方向にNトラック移動させた後に、復路Iの
ダミーシークで順方向に(N+M)トラック前進させ
る。つまり、磁気ヘッド1が限界シリンダSに近づく
と、前進方向にはディファレンスNをとることができな
いため、常にディファレンスNを確保するための方策で
ある。そして、結果として、順方向にMトラック分の前
進を行わせる。
2上でS/2を超えた場合は、今度は、往路Hのダミー
シークで逆方向にNトラック移動させた後に、復路Iの
ダミーシークで順方向に(N+M)トラック前進させ
る。つまり、磁気ヘッド1が限界シリンダSに近づく
と、前進方向にはディファレンスNをとることができな
いため、常にディファレンスNを確保するための方策で
ある。そして、結果として、順方向にMトラック分の前
進を行わせる。
【0060】図5はディスクコントローラ8の内部処理
を説明するためのフローチャートである。
を説明するためのフローチャートである。
【0061】ステップS17においては、ホストコンピ
ュータ7からのI/O命令の有無を検出している。ここ
で、I/O命令があれば、ステップS18の処理におい
て、ディファレンスMの大きさが“0”か否かを判定
し、“0”でなければステップS19の処理に入る。ス
テップS19では、ディファレンスMのM0 に対する大
小を判定する。ここで、ディファレンスMがM0 以下で
あれば、ステップS21の処理に入る。
ュータ7からのI/O命令の有無を検出している。ここ
で、I/O命令があれば、ステップS18の処理におい
て、ディファレンスMの大きさが“0”か否かを判定
し、“0”でなければステップS19の処理に入る。ス
テップS19では、ディファレンスMのM0 に対する大
小を判定する。ここで、ディファレンスMがM0 以下で
あれば、ステップS21の処理に入る。
【0062】ステップS21では、まずヘッド位置がS
/2以下か否かを判定する。ちなみに、ここでSは先に
も述べたように、磁気ヘッド1の移動最大位置を示す。
ここで、ヘッド位置がS/2の場合、ステップS22で
往路Hの順方向のダミーシークを発生する。この場合は
ディファレンスNである。次に、ステップS23に移
り、復路Iの逆方向のダミーシークを発生する。この場
合はディファレンス(N−M)である。結果として、順
方向にディファレンスMを確保できる。
/2以下か否かを判定する。ちなみに、ここでSは先に
も述べたように、磁気ヘッド1の移動最大位置を示す。
ここで、ヘッド位置がS/2の場合、ステップS22で
往路Hの順方向のダミーシークを発生する。この場合は
ディファレンスNである。次に、ステップS23に移
り、復路Iの逆方向のダミーシークを発生する。この場
合はディファレンス(N−M)である。結果として、順
方向にディファレンスMを確保できる。
【0063】一方、ステップS21で、ヘッド位置がS
/2より大きな場合、ステップS24でダミーシークの
方向を切り替える。その結果、ステップS22で往路H
のダミーシークを発生する。その結果、ディファレンス
Nの逆方向のダミーシークが行われる。次に、ステップ
S23で復路Iのダミーシークを発生する。その結果、
ディファレンス(N+M)の順方向のダミーシークが行
われる。そして、結果的に、順方向にディファレンスM
を確保することができる。
/2より大きな場合、ステップS24でダミーシークの
方向を切り替える。その結果、ステップS22で往路H
のダミーシークを発生する。その結果、ディファレンス
Nの逆方向のダミーシークが行われる。次に、ステップ
S23で復路Iのダミーシークを発生する。その結果、
ディファレンス(N+M)の順方向のダミーシークが行
われる。そして、結果的に、順方向にディファレンスM
を確保することができる。
【0064】なお、ステップS19の判定で、ディファ
レンスMがM0 よりも大きいと判定された場合、ステッ
プS20に移行して、通常のディファレンスMのシーク
処理が行われ、磁気ヘッド1は順方向にMトラック前進
する。
レンスMがM0 よりも大きいと判定された場合、ステッ
プS20に移行して、通常のディファレンスMのシーク
処理が行われ、磁気ヘッド1は順方向にMトラック前進
する。
【0065】また、ステップS18の判定で、ディファ
レンスMが“0”と判定された場合、ステップS25に
移行し、前回のシーク処理から時間Tを経過したか否か
の判定が行われる。ここで、時間Tが経過していなけれ
ば、時間Tの経過を待って、ステップS26の処理に入
る。
レンスMが“0”と判定された場合、ステップS25に
移行し、前回のシーク処理から時間Tを経過したか否か
の判定が行われる。ここで、時間Tが経過していなけれ
ば、時間Tの経過を待って、ステップS26の処理に入
る。
【0066】ステップS26ではホストコンピュータ7
がI/O命令の処理中か否かを判定する。そして、I/
O命令の処理中の場合は、これが終了するのを待ってス
テップS27の処理に入る。
がI/O命令の処理中か否かを判定する。そして、I/
O命令の処理中の場合は、これが終了するのを待ってス
テップS27の処理に入る。
【0067】ステップS27では、ホストコンピュータ
7からの命令にかかわらず、パトロールシーク処理に入
る。
7からの命令にかかわらず、パトロールシーク処理に入
る。
【0068】以上のような動作を通じて、ディファレン
スMのヘッド移動であっても、ディファレンスMがM0
以下の場合、ディファレンスNの往路Hのダミーシーク
とディファレンス(N−M)または(N+M)の復路I
のダミーシークを行うことにより、磁気ヘッド1に十分
な加速度を印加できるので、磁気ヘッド1に付着した塵
埃の除去を効果的に行うことができる。
スMのヘッド移動であっても、ディファレンスMがM0
以下の場合、ディファレンスNの往路Hのダミーシーク
とディファレンス(N−M)または(N+M)の復路I
のダミーシークを行うことにより、磁気ヘッド1に十分
な加速度を印加できるので、磁気ヘッド1に付着した塵
埃の除去を効果的に行うことができる。
【0069】また、ディファレンスMが“0”の場合
も、パトロールシークを時間Tを見ながら実施するの
で、磁気ヘッド1が定点浮上状態を長時間続けるのを防
止することができる。
も、パトロールシークを時間Tを見ながら実施するの
で、磁気ヘッド1が定点浮上状態を長時間続けるのを防
止することができる。
【0070】なお、ディファレンスMが“0”でなくて
も、長時間“0”に近い移動量を続けるような場合も、
パトロールシークにより磁気ヘッド1への塵埃の付着防
止処理を行うようにしてもよい。つまり、トラックの移
動量が少ない場合、その度にダミーシークを行うとアク
セス時間がかかるが、このような場合は、時間Tに基づ
く時間間隔でパトロールシークを行わせ、ダミーシーク
の代わりをさせる。
も、長時間“0”に近い移動量を続けるような場合も、
パトロールシークにより磁気ヘッド1への塵埃の付着防
止処理を行うようにしてもよい。つまり、トラックの移
動量が少ない場合、その度にダミーシークを行うとアク
セス時間がかかるが、このような場合は、時間Tに基づ
く時間間隔でパトロールシークを行わせ、ダミーシーク
の代わりをさせる。
【0071】なお、図1の構成において、ステップS1
7では、ホストコンピュータ7からのI/O命令の有無
を監視して、I/Oがない場合は、ステップS25の処
理に入るが、ここでは時間Tの経過を監視している。そ
して、時間Tを経過した場合は、ステップS26でI/
O命令の処理中の有無をチェックした後で、ステップS
27でパトロールシークを行う。
7では、ホストコンピュータ7からのI/O命令の有無
を監視して、I/Oがない場合は、ステップS25の処
理に入るが、ここでは時間Tの経過を監視している。そ
して、時間Tを経過した場合は、ステップS26でI/
O命令の処理中の有無をチェックした後で、ステップS
27でパトロールシークを行う。
【0072】この場合のシリンダXの計算は以下に述べ
るようにして行う。
るようにして行う。
【0073】n番目のシリンダxの値をx(n)、パト
ロールシーク時の磁気ヘッド1の移動範囲の最大値を
L、パトロールシークの幅をDとする。ここで、 L≦S ・・・(8) である。そして、Lを法とする計算を行う。
ロールシーク時の磁気ヘッド1の移動範囲の最大値を
L、パトロールシークの幅をDとする。ここで、 L≦S ・・・(8) である。そして、Lを法とする計算を行う。
【0074】 x(n+1)=x(n)+D mod L ・・・(9) すなわち、 x(n)+D<L ・・(10) の時は、 x(n+1)=x(n)+D ・・(11) であり、 2L>x(n)+D≧L ・・(12) の時は、 x(n+1)=x(n)+D−L ・・(13) である。
【0075】次に、 x(n)=0 ・・(14) で(10)式の条件を満足していれば、 x(n+1)=x(n)+D ・・(15) x(n+2)=x(n+1)+D−L=x(n)+2D−L ・・(16) となるので、2番目との差は Δx=x(n+2)−x(n)=2D−L :一定 ・・(17) となる。ここで数値例として、L=220、D=120
とすれば、(17)式より、 Δx=120・2−220=240−220=20 ・・(18) となる。この場合の、磁気ヘッド1の位置の変化を図6
の説明図に示す。
とすれば、(17)式より、 Δx=120・2−220=240−220=20 ・・(18) となる。この場合の、磁気ヘッド1の位置の変化を図6
の説明図に示す。
【0076】いま、ホストコンピュータ7からのI/O
命令が引き続き来ない場合、周期T後とにシリンダx
(n)は往路D、復路D−Lの幅で、5往復した後に、
0シリンダに戻る。すなわち、Dについて、適切な値を
選択することにより、同一方向のシークが続くような状
態を避けることができる。この条件は、 x(n+1)<L ・・(19) x(n+2)=x(n+1)+D>L ・・(20) D>(L/2)−x(n)/2 ・・(21) である。先の、数値例では、L=220、x(n)=0
なので、 D>110 ・・(22) となり、図6の動作はこの条件を満足していることにな
る。
命令が引き続き来ない場合、周期T後とにシリンダx
(n)は往路D、復路D−Lの幅で、5往復した後に、
0シリンダに戻る。すなわち、Dについて、適切な値を
選択することにより、同一方向のシークが続くような状
態を避けることができる。この条件は、 x(n+1)<L ・・(19) x(n+2)=x(n+1)+D>L ・・(20) D>(L/2)−x(n)/2 ・・(21) である。先の、数値例では、L=220、x(n)=0
なので、 D>110 ・・(22) となり、図6の動作はこの条件を満足していることにな
る。
【0077】さて、上記実施例では、ステップS18の
処理において、ホストコンピュータ7からのI/O命令
のディファレンスMが“0”の場合に、ステップS25
の処理へのパスを設けた。これは、実際のコンピュータ
システムの稼働実測例から、この条件が無視できない位
に多いことが判明したためである。つまり、ステップS
18の処理を省略すると、ディファレンスM=0の場合
に、ステップS22、23の経路に進むが、この場合、
磁気ヘッド1はシリンダx(n)とx(n)+Nの間を
往復することになり、塵埃の付着防止という観点からは
望ましくない。このため、ディファレンスM=0の場合
は、ステップS25、S26の判定で、時間TとI/O
の有無をチェックし、ステップS27で図6のようなパ
トロールシークを行い対処するようにしている。
処理において、ホストコンピュータ7からのI/O命令
のディファレンスMが“0”の場合に、ステップS25
の処理へのパスを設けた。これは、実際のコンピュータ
システムの稼働実測例から、この条件が無視できない位
に多いことが判明したためである。つまり、ステップS
18の処理を省略すると、ディファレンスM=0の場合
に、ステップS22、23の経路に進むが、この場合、
磁気ヘッド1はシリンダx(n)とx(n)+Nの間を
往復することになり、塵埃の付着防止という観点からは
望ましくない。このため、ディファレンスM=0の場合
は、ステップS25、S26の判定で、時間TとI/O
の有無をチェックし、ステップS27で図6のようなパ
トロールシークを行い対処するようにしている。
【0078】次に、Lの値について説明する。一般に
は、L≦Sであるが、図9を用いて説明したように、磁
気ディスク2の半径r2 とr3 の範囲は磁気ディスク2
の汚れ10が多く、この領域に磁気ヘッド1を移動させ
ることは避けるのが望ましい。そこで、過去にシークし
たトラックの最大値をL0 として、L=L0 になるよう
に、常時更新するのがよい。しかし、この方法では、デ
ィスクコントローラ8に複数のヘッドディスクアッセン
ブリィが接続される場合、それぞれに対して、L0 を保
持する必要があり、複雑にならざるを得ない。また、実
際のシステムではファイルの全体を使用していることは
まれであり、平均的には1/3程度である。したがっ
て、実用的にはL=S/3程度に選ぶことにより、初期
の目的を達成することができる。
は、L≦Sであるが、図9を用いて説明したように、磁
気ディスク2の半径r2 とr3 の範囲は磁気ディスク2
の汚れ10が多く、この領域に磁気ヘッド1を移動させ
ることは避けるのが望ましい。そこで、過去にシークし
たトラックの最大値をL0 として、L=L0 になるよう
に、常時更新するのがよい。しかし、この方法では、デ
ィスクコントローラ8に複数のヘッドディスクアッセン
ブリィが接続される場合、それぞれに対して、L0 を保
持する必要があり、複雑にならざるを得ない。また、実
際のシステムではファイルの全体を使用していることは
まれであり、平均的には1/3程度である。したがっ
て、実用的にはL=S/3程度に選ぶことにより、初期
の目的を達成することができる。
【0079】なお、上記実施例では、各種の制御をディ
スクコントローラ8が実施するような構成を例示した
が、ホストコンピュータ7で実施するようにしても、電
気回路6で実施するようにしてもよく、同様の効果を得
ることができる。
スクコントローラ8が実施するような構成を例示した
が、ホストコンピュータ7で実施するようにしても、電
気回路6で実施するようにしてもよく、同様の効果を得
ることができる。
【0080】以上のように、本発明の磁気ディスク装置
では、磁気ヘッド1の位置やアクセス方向に応じて、加
速度を伴うダミーシークを行わせることにより、磁気ヘ
ッド1に対する塵埃の付着を防止できるので、HDI障
害によるエラー発生を抑制することができる。図7はダ
ミーシークによるディファレンスNの量とエラー継続時
間の関係を示す説明図であるが、ディファレンスNの値
を大きく取ることにより、エラーを大幅にしかも急激に
低減することができる。つまり、N>M0 とすれば、エ
ラー継続時間はN=1の場合と比較して、1/10以下
にできるという効果がある。
では、磁気ヘッド1の位置やアクセス方向に応じて、加
速度を伴うダミーシークを行わせることにより、磁気ヘ
ッド1に対する塵埃の付着を防止できるので、HDI障
害によるエラー発生を抑制することができる。図7はダ
ミーシークによるディファレンスNの量とエラー継続時
間の関係を示す説明図であるが、ディファレンスNの値
を大きく取ることにより、エラーを大幅にしかも急激に
低減することができる。つまり、N>M0 とすれば、エ
ラー継続時間はN=1の場合と比較して、1/10以下
にできるという効果がある。
【0081】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の磁気ディス
ク装置によれば、磁気ヘッドのアクセスに当たり、磁気
ヘッドに対して最大加速度に近い加速度を与えるような
ダミーシークを正逆方向に行わせ、更に磁気ヘッドのア
クセスが一定時間以上ない場合は、最大加速度に近い加
速度を与えるようなパトロールシークを行わせることに
より、磁気ヘッドに対する塵埃の付着を防止でき、HD
I障害低減により大幅に信頼性を向上できる効果があ
る。
ク装置によれば、磁気ヘッドのアクセスに当たり、磁気
ヘッドに対して最大加速度に近い加速度を与えるような
ダミーシークを正逆方向に行わせ、更に磁気ヘッドのア
クセスが一定時間以上ない場合は、最大加速度に近い加
速度を与えるようなパトロールシークを行わせることに
より、磁気ヘッドに対する塵埃の付着を防止でき、HD
I障害低減により大幅に信頼性を向上できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る磁気ディスク装置の概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】磁気ヘッド1の速度と加速度の関係を示す説明
図である。
図である。
【図3】ディファレンスと加速度の関係を示す説明図で
ある。
ある。
【図4】磁気ヘッド位置と時間経過の説明図である。
【図5】ディスクコントローラの内部処理のフローチャ
ートである。
ートである。
【図6】パトロールシークの説明図である。
【図7】ダミーシークとエラーの継続時間の関係を示す
説明図である。
説明図である。
【図8】ステップシークの説明図である。
【図9】磁気ディスクの汚れ具合の説明図である。
【図10】磁気ヘッドの汚れ具合の説明図である。
1 磁気ヘッド 2 磁気ディスク 3 密閉容器 4 スピンドルモータ 5 アクチュエータ 6 電気回路 7 ホストコンピュータ 8 ディスクコントローラ 9 クランプ 10 汚れ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】このため、磁気ヘッドと磁気ディスクを容
器に密閉して、塵埃の侵入を防止すると共に、密閉容器
内に塵埃が混入しないように、クリーンな環境での製作
が行われている。
器に密閉して、塵埃の侵入を防止すると共に、密閉容器
内に塵埃が混入しないように、クリーンな環境での製作
が行われている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】ところが、最近ではコンピュータシステム
の運用形態として、24時間連続のノンストップ運転が
一般に行われるようになってきている。このため、磁気
ヘッドに付着した塵埃のCSSによる清掃が期待できな
くなってきており、CSS以外の方法による磁気ヘッド
への付着塵埃の除去が必要不可欠になってきている。
の運用形態として、24時間連続のノンストップ運転が
一般に行われるようになってきている。このため、磁気
ヘッドに付着した塵埃のCSSによる清掃が期待できな
くなってきており、CSS以外の方法による磁気ヘッド
への付着塵埃の除去が必要不可欠になってきている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】図9は磁気ディスクの汚れの具合の説明図
である。図において、2はクランプ9に固定され回転駆
動される磁気ディスク、1は回転する磁気ディスク2と
の間に発生する空気流により、磁気ディスク2上に浮上
しながら、磁気ディスク2の半径方向にアクセスされる
磁気ヘッド、10は磁気ディスク2の表面および磁気ヘ
ッド1の内周側面1aに付着する汚れをそれぞれ示すも
のである。
である。図において、2はクランプ9に固定され回転駆
動される磁気ディスク、1は回転する磁気ディスク2と
の間に発生する空気流により、磁気ディスク2上に浮上
しながら、磁気ディスク2の半径方向にアクセスされる
磁気ヘッド、10は磁気ディスク2の表面および磁気ヘ
ッド1の内周側面1aに付着する汚れをそれぞれ示すも
のである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】図10は磁気ヘッド1の汚れ具合を側面か
ら見た説明図である。図において、1cは磁気ディスク
2の回転によって生じる空気流の磁気ヘッド1下面への
流入端であり、1bは磁気ヘッド1の下面からの空気流
の流出端である。この流出端1bには、磁気ヘッド1の
磁気回路が形成される。
ら見た説明図である。図において、1cは磁気ディスク
2の回転によって生じる空気流の磁気ヘッド1下面への
流入端であり、1bは磁気ヘッド1の下面からの空気流
の流出端である。この流出端1bには、磁気ヘッド1の
磁気回路が形成される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】また、上記目的を達成するために、請求項
3に記載の磁気ディスク装置として、回転する磁気ディ
スク上を径方向にアクセスされる磁気ヘッドと、前記磁
気ヘッドの移動量Mが前記磁気ヘッドに最大加速度に近
い所定の加速度を与える所定量M0 に満たない場合、前
記磁気ヘッドの現在位置に基づく方向に、前記所定量M
0 を超える正逆方向のダミーシークを行わせ、このダミ
ーシークを経由して前記磁気ヘッドを移動量Mだけ移動
させる磁気ヘッド制御手段と、を備える磁気ディスク装
置を提供するものである。
3に記載の磁気ディスク装置として、回転する磁気ディ
スク上を径方向にアクセスされる磁気ヘッドと、前記磁
気ヘッドの移動量Mが前記磁気ヘッドに最大加速度に近
い所定の加速度を与える所定量M0 に満たない場合、前
記磁気ヘッドの現在位置に基づく方向に、前記所定量M
0 を超える正逆方向のダミーシークを行わせ、このダミ
ーシークを経由して前記磁気ヘッドを移動量Mだけ移動
させる磁気ヘッド制御手段と、を備える磁気ディスク装
置を提供するものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】ここで、電気回路6はディファレンスMの
符号と大きさを判断して、Mがある値よりも大きな場合
は、Mの大きさに応じた電気信号をアクチュエータ5に
加える。アクチュエータ5は電気信号を機械力に変換
し、磁気ヘッド1を駆動し、Mトラック分動かしてシリ
ンダBに移動させる。また、シリンダアドレスレジスタ
(CAR)の値は更新されてBになる。
符号と大きさを判断して、Mがある値よりも大きな場合
は、Mの大きさに応じた電気信号をアクチュエータ5に
加える。アクチュエータ5は電気信号を機械力に変換
し、磁気ヘッド1を駆動し、Mトラック分動かしてシリ
ンダBに移動させる。また、シリンダアドレスレジスタ
(CAR)の値は更新されてBになる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】一方、ディファレンスMの符号と大きさの
判断の結果、Mがある値以下の場合は、Mより大きなN
に対応する電気信号をアクチュエータ5に加える。アク
チュエータ5は電気信号を機械力に変換し、磁気ヘッド
1を駆動し、Nトラック分動かす。その結果、磁気ヘッ
ド1には大きな加速度が働き、この加速度により、磁気
ヘッド1に対する塵埃の付着を防止する。次に、先とは
逆の方向に(N−M)または(N+M)トラックに対応
する電気信号をアクチュエータ5に加える。その結果、
磁気ヘッド1が駆動され、(N−M)または(N+M)
トラック分移動して、結果として、シリンダBに移動さ
せる。この逆方向の移動においても、磁気ヘッド1には
大きな加速度が印加されることになり、塵埃の付着を防
止する。その後に、シリンダアドレスレジスタ(CA
R)の値が更新されてBになる。
判断の結果、Mがある値以下の場合は、Mより大きなN
に対応する電気信号をアクチュエータ5に加える。アク
チュエータ5は電気信号を機械力に変換し、磁気ヘッド
1を駆動し、Nトラック分動かす。その結果、磁気ヘッ
ド1には大きな加速度が働き、この加速度により、磁気
ヘッド1に対する塵埃の付着を防止する。次に、先とは
逆の方向に(N−M)または(N+M)トラックに対応
する電気信号をアクチュエータ5に加える。その結果、
磁気ヘッド1が駆動され、(N−M)または(N+M)
トラック分移動して、結果として、シリンダBに移動さ
せる。この逆方向の移動においても、磁気ヘッド1には
大きな加速度が印加されることになり、塵埃の付着を防
止する。その後に、シリンダアドレスレジスタ(CA
R)の値が更新されてBになる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0062
【補正方法】変更
【補正内容】
【0062】ステップS21では、まずヘッド位置がS
/2以下か否かを判定する。ちなみに、ここでSは先に
も述べたように、磁気ヘッド1の移動最大位置を示す。
ここで、ヘッド位置がS/2以下の場合、ステップS2
2で往路Hの順方向のダミーシークを発生する。この場
合はディファレンスNである。次に、ステップS23に
移り、復路Iの逆方向のダミーシークを発生する。この
場合はディファレンス(N−M)である。結果として、
順方向にディファレンスMを確保できる。
/2以下か否かを判定する。ちなみに、ここでSは先に
も述べたように、磁気ヘッド1の移動最大位置を示す。
ここで、ヘッド位置がS/2以下の場合、ステップS2
2で往路Hの順方向のダミーシークを発生する。この場
合はディファレンスNである。次に、ステップS23に
移り、復路Iの逆方向のダミーシークを発生する。この
場合はディファレンス(N−M)である。結果として、
順方向にディファレンスMを確保できる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】次に、 x(n)=0 ・・(14) で(10)式の条件を満足していれば、 x(n+1)=x(n)+D ・・(15) x(n+2)=x(n+1)+D−L=x(n)+2D−L ・・(16) となるので、2番目との差は Δx=x(n+2)−x(n)=2D−L :一定 ・・(17) となる。ここで数値例として、L=220、D=120
とすれば、(17)式より、 Δx=2×120−220=240−220=20 ・・(18) となる。この場合の、磁気ヘッド1の位置の変化を図6
の説明図に示す。
とすれば、(17)式より、 Δx=2×120−220=240−220=20 ・・(18) となる。この場合の、磁気ヘッド1の位置の変化を図6
の説明図に示す。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0076
【補正方法】変更
【補正内容】
【0076】いま、ホストコンピュータ7からのI/O
命令が引き続き来ない場合、周期T毎にシリンダx
(n)は往路D、復路L−Dの幅で、5往復した後に、
0シリンダに戻る。すなわち、Dについて、適切な値を
選択することにより、同一方向のシークが続くような状
態を避けることができる。この条件は、 x(n+1)<L ・・(19) x(n+2)=x(n+1)+D>L ・・(20) D>(L/2)−x(n)/2 ・・(21) である。先の、数値例では、L=220、x(n)=0
なので、 D>110 ・・(22) となり、図6の動作はこの条件を満足していることにな
る。
命令が引き続き来ない場合、周期T毎にシリンダx
(n)は往路D、復路L−Dの幅で、5往復した後に、
0シリンダに戻る。すなわち、Dについて、適切な値を
選択することにより、同一方向のシークが続くような状
態を避けることができる。この条件は、 x(n+1)<L ・・(19) x(n+2)=x(n+1)+D>L ・・(20) D>(L/2)−x(n)/2 ・・(21) である。先の、数値例では、L=220、x(n)=0
なので、 D>110 ・・(22) となり、図6の動作はこの条件を満足していることにな
る。
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
Claims (8)
- 【請求項1】 回転する磁気ディスク上を径方向にアク
セスされる磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドの移動量Mが
予め定められた所定量M0 に満たない場合、前記所定量
M0 を超える正逆方向のダミーシークを経由して前記磁
気ヘッドを移動量Mだけ移動させる磁気ヘッド制御手段
と、を備えることを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項2】 回転する磁気ディスク上を径方向にアク
セスされる磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドの移動量Mが
予め定められた所定量M0 を超える場合は前記磁気ヘッ
ドをそのまま移動量Mだけ移動させると共に前記移動量
Mが予め定められた所定量M0 以下の場合は、前記所定
量M0 を超える正逆方向のダミーシークを経由して前記
磁気ヘッドを移動量Mだけ移動させる磁気ヘッド制御手
段と、を備えることを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項3】 回転する磁気ディスク上を径方向にアク
セスされる磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドの移動量Mが
前記磁気ヘッドに最大加速度に近い所定の加速度を与え
る所定量M0 に満たない場合、前記磁気ヘッドの現在位
置に基づく方向に、前記所定量M0 を超える正逆方向の
ダミーシークを行わせ、このダミーシークを経由して前
記磁気ヘッドを移動量Mだけ移動させる磁気ヘッド制御
手段と、を備えることを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項4】 回転する磁気ディスク上を径方向にアク
セスされる磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドに対する移動
命令が所定の時間以上ない場合、前記磁気ヘッドに最大
加速度に近い加速度を与えるようなパトロールシークを
行わせる磁気ヘッド制御手段と、を備えることを特徴と
する磁気ディスク装置。 - 【請求項5】 回転する磁気ディスク上を径方向にアク
セスされる磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドの移動量が
“0”となるようなアクセス状態が所定の時間以上続い
た場合、前記磁気ヘッドに最大加速度に近い加速度を与
えるようなパトロールシークを行わせる磁気ヘッド制御
手段と、を備えることを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項6】 回転する磁気ディスク上を径方向にアク
セスされる磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドに対する移動
命令が所定の時間以上ない場合並びに前記磁気ヘッドの
移動量が“0”またはこれに近い移動量となるようなア
クセス状態が所定の時間以上続いた場合、前記磁気ヘッ
ドに最大加速度に近い加速度を与えるようなパトロール
シークを行わせる磁気ヘッド制御手段と、を備えること
を特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項7】 回転する磁気ディスク上を径方向にアク
セスされる磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドの移動量で所
定の加速度が得られる場合は、前記磁気ヘッドをそのま
ま移動させると共に前記移動量で所定の加速度が得られ
ない場合は、前記磁気ヘッドの最大移動範囲に関連づけ
られる移動量を持った正逆方向へのダミーシークを経由
して前記磁気ヘッドを所期の移動量だけ移動させ、前記
磁気ヘッドの移動量が“0”となるようなアクセス状態
が所定の時間以上続いた場合および前記磁気ヘッドに対
する移動命令が所定の時間以上ない場合、前記磁気ヘッ
ドの最大移動範囲に関連づけられる移動量を持った正逆
方向へのシークを組み合わせたパトロールシークを行わ
せる磁気ヘッド制御手段と、を備えることを特徴とする
磁気ディスク装置。 - 【請求項8】 回転する磁気ディスク上を径方向にアク
セスされる磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドの移動量Mが
予め定められた所定量M0 を超える場合は前記磁気ヘッ
ドをそのまま移動量Mだけ移動させると共に前記移動量
が予め定められた所定量M0 以下で“0”以外の場合
は、前記所定量M0 を超える正逆方向のダミーシークを
経由して前記磁気ヘッドを移動量Mだけ移動させ、前記
磁気ヘッドの移動量が“0”となるようなアクセス状態
が所定の時間以上続いた場合および前記磁気ヘッドに対
する移動命令が所定の時間以上ない場合、前記磁気ヘッ
ドに加速度を与えるようなパトロールシークを行わせる
磁気ヘッド制御手段と、を備えることを特徴とする磁気
ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11682093A JPH06333378A (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11682093A JPH06333378A (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06333378A true JPH06333378A (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=14696445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11682093A Pending JPH06333378A (ja) | 1993-05-19 | 1993-05-19 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06333378A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6292323B1 (en) * | 1998-01-12 | 2001-09-18 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for removing accumulated particles on a head in an information recording and reproducing apparatus |
| US20120026621A1 (en) * | 2010-07-30 | 2012-02-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Magnetic disk apparatus and slider control method |
| JP2013254540A (ja) * | 2012-06-07 | 2013-12-19 | Mitsubishi Electric Corp | ディスク装置 |
-
1993
- 1993-05-19 JP JP11682093A patent/JPH06333378A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6292323B1 (en) * | 1998-01-12 | 2001-09-18 | International Business Machines Corporation | Method and apparatus for removing accumulated particles on a head in an information recording and reproducing apparatus |
| US20120026621A1 (en) * | 2010-07-30 | 2012-02-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Magnetic disk apparatus and slider control method |
| JP2013254540A (ja) * | 2012-06-07 | 2013-12-19 | Mitsubishi Electric Corp | ディスク装置 |
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