JPH0633362A - 特殊布帛の製造方法 - Google Patents
特殊布帛の製造方法Info
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- JPH0633362A JPH0633362A JP18258892A JP18258892A JPH0633362A JP H0633362 A JPH0633362 A JP H0633362A JP 18258892 A JP18258892 A JP 18258892A JP 18258892 A JP18258892 A JP 18258892A JP H0633362 A JPH0633362 A JP H0633362A
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Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】重畳構造を仮固定せしめる工程に粘着テープを
用いることにより、重畳構造を仮固定する工程、また、
該仮固定状態を解除する工程を容易にした、特殊布帛を
製造する方法を提供する。 【構成】特殊布帛の製造方法は、細幅テープ状物を位置
をずらしながら順次重ねていき、該細幅テープ状物より
なる重畳構造状態を形成せしめ、しかる後、粘着テープ
を該細幅テープ状物と垂直に近い方向に粘着テープを貼
りつけることにより仮固定し、該重畳構造を維持したま
ま、隣接する細幅テープ状物どうしを連繋せしめた後、
該粘着テープを除去する、また、巻き付け支持体上に、
細幅テープ状物を位置をずらしながら順次巻き付けて、
該細幅テープ状物よりなる重畳構造を形成せしめ、しか
る後、粘着テープを該細幅テープ状物と垂直に近い方向
に貼りつけることにより仮固定し、該重畳構造を維持し
たまま、隣接する細幅テープ状物どうしを連繋せしめた
後、該粘着テープを除去する。
用いることにより、重畳構造を仮固定する工程、また、
該仮固定状態を解除する工程を容易にした、特殊布帛を
製造する方法を提供する。 【構成】特殊布帛の製造方法は、細幅テープ状物を位置
をずらしながら順次重ねていき、該細幅テープ状物より
なる重畳構造状態を形成せしめ、しかる後、粘着テープ
を該細幅テープ状物と垂直に近い方向に粘着テープを貼
りつけることにより仮固定し、該重畳構造を維持したま
ま、隣接する細幅テープ状物どうしを連繋せしめた後、
該粘着テープを除去する、また、巻き付け支持体上に、
細幅テープ状物を位置をずらしながら順次巻き付けて、
該細幅テープ状物よりなる重畳構造を形成せしめ、しか
る後、粘着テープを該細幅テープ状物と垂直に近い方向
に貼りつけることにより仮固定し、該重畳構造を維持し
たまま、隣接する細幅テープ状物どうしを連繋せしめた
後、該粘着テープを除去する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特殊構造を持つ布帛の
製造方法に関する。さらに詳しくは、衣服用生地やカー
テン生地として用いた場合、通気性が良好でかつ、遮光
性を有する特殊布帛の製造方法に関するものである。
製造方法に関する。さらに詳しくは、衣服用生地やカー
テン生地として用いた場合、通気性が良好でかつ、遮光
性を有する特殊布帛の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者らは、わが国の夏の非常な蒸し
暑さに鑑み、高い通気性と遮光性や防水性という相反す
る双方の機能を兼備し、しかもファッション性において
も豊かである布帛として細幅テープ状物を少しずつずら
せながら重ねて重畳構造を形成し、布帛に通気性を持た
せる特殊布帛およびその製造方法を提案している。
暑さに鑑み、高い通気性と遮光性や防水性という相反す
る双方の機能を兼備し、しかもファッション性において
も豊かである布帛として細幅テープ状物を少しずつずら
せながら重ねて重畳構造を形成し、布帛に通気性を持た
せる特殊布帛およびその製造方法を提案している。
【0003】かかる通気構造を形成する製造方法とし
て、仮固定化剤を用いて、細幅テープ状物の重畳構造を
形成せしめつつ仮固定化する方法、または重畳構造をお
形成した後仮固定化し、しかる後、連繋処理しいてから
該仮固定化剤を除去する方法がある。仮固定化剤として
水溶性糊剤を用い、用済み後は該糊剤を溶出除去せしめ
る手段を採用するのが工程的、装置的に簡単であり好ま
しい方法であるとされていたが、水溶性糊剤で仮固定す
る際の乾燥工程、溶出除去工程、溶出除去後の乾燥工程
に手間と時間がかかる。また、製造方法が繁雑であり製
造しにくいという問題が残ってた。
て、仮固定化剤を用いて、細幅テープ状物の重畳構造を
形成せしめつつ仮固定化する方法、または重畳構造をお
形成した後仮固定化し、しかる後、連繋処理しいてから
該仮固定化剤を除去する方法がある。仮固定化剤として
水溶性糊剤を用い、用済み後は該糊剤を溶出除去せしめ
る手段を採用するのが工程的、装置的に簡単であり好ま
しい方法であるとされていたが、水溶性糊剤で仮固定す
る際の乾燥工程、溶出除去工程、溶出除去後の乾燥工程
に手間と時間がかかる。また、製造方法が繁雑であり製
造しにくいという問題が残ってた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る従来技術の問題点を解決せんとするものであり、重畳
構造を仮固定せしめる工程に粘着テープを用いることに
より、重畳構造を仮固定する工程、また、該仮固定状態
を解除する工程を容易にした、特殊布帛を製造するため
の方法を提供せんとするものである。
る従来技術の問題点を解決せんとするものであり、重畳
構造を仮固定せしめる工程に粘着テープを用いることに
より、重畳構造を仮固定する工程、また、該仮固定状態
を解除する工程を容易にした、特殊布帛を製造するため
の方法を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的に対し、本発
明者は、鋭意検討した結果、遂に本発明に到達した。そ
の骨子は次の通りである。
明者は、鋭意検討した結果、遂に本発明に到達した。そ
の骨子は次の通りである。
【0006】すなわち、本発明の特殊布帛の製造方法
は、細幅テープ状物を位置をずらしながら順次重ねてい
き、該細幅テープ状物よりなる重畳構造状態を形成せし
め、しかる後、粘着テープを該細幅テープ状物と垂直に
近い方向に粘着テープを貼りつけることにより仮固定
し、該重畳構造を維持したまま、隣接する細幅テープ状
物どうしを連繋せしめた後、該粘着テープを除去するこ
とを特徴とするものであり、また、本発明の特殊布帛の
製造方法は、巻き付け支持体上に、細幅テープ状物を位
置をずらしながら順次巻き付けて、該細幅テープ状物よ
りなる重畳構造を形成せしめ、しかる後、粘着テープを
該細幅テープ状物と垂直に近い方向に貼りつけることに
より仮固定し、該重畳構造を維持したまま、隣接する細
幅テープ状物どうしを連繋せしめた後、該粘着テープを
除去することを特徴とするものであり、さらに、また、
本発明の特殊布帛の製造方法は、巻き付け支持体上に、
該細幅テープ状物を位置をずらしながら順次巻き付け、
該細幅テープ状物よりなる重畳構造を形成せしめ、しか
る後、粘着テープを該細幅テープ状物と垂直に近い方向
に貼りつけることにより仮固定し、該重畳構造を維持し
たまま、隣接する細幅テープ状物どうしを連繋せしめて
連繋シートを形成し、さらに該連繋シートを用いて2次
商品を形成せしめた後、前記粘着テープを除去すること
を特徴とするものである。
は、細幅テープ状物を位置をずらしながら順次重ねてい
き、該細幅テープ状物よりなる重畳構造状態を形成せし
め、しかる後、粘着テープを該細幅テープ状物と垂直に
近い方向に粘着テープを貼りつけることにより仮固定
し、該重畳構造を維持したまま、隣接する細幅テープ状
物どうしを連繋せしめた後、該粘着テープを除去するこ
とを特徴とするものであり、また、本発明の特殊布帛の
製造方法は、巻き付け支持体上に、細幅テープ状物を位
置をずらしながら順次巻き付けて、該細幅テープ状物よ
りなる重畳構造を形成せしめ、しかる後、粘着テープを
該細幅テープ状物と垂直に近い方向に貼りつけることに
より仮固定し、該重畳構造を維持したまま、隣接する細
幅テープ状物どうしを連繋せしめた後、該粘着テープを
除去することを特徴とするものであり、さらに、また、
本発明の特殊布帛の製造方法は、巻き付け支持体上に、
該細幅テープ状物を位置をずらしながら順次巻き付け、
該細幅テープ状物よりなる重畳構造を形成せしめ、しか
る後、粘着テープを該細幅テープ状物と垂直に近い方向
に貼りつけることにより仮固定し、該重畳構造を維持し
たまま、隣接する細幅テープ状物どうしを連繋せしめて
連繋シートを形成し、さらに該連繋シートを用いて2次
商品を形成せしめた後、前記粘着テープを除去すること
を特徴とするものである。
【0007】
【作用】以下本発明について、更に詳しく説明する。
【0008】本発明の特殊な構造を有する布帛の製造方
法は、細幅テープ状物を位置をずらしながら順次重ねて
いき、該細幅テープ状物よりなる重畳構造状態を形成せ
しめ、しかる後、粘着テープを貼ることにより該重畳構
造を維持したまま、隣接する細幅テープ状物どうしを連
繋せしめた後、該粘着テープを除去することにより、布
帛状態化することを基本構成要件とする。
法は、細幅テープ状物を位置をずらしながら順次重ねて
いき、該細幅テープ状物よりなる重畳構造状態を形成せ
しめ、しかる後、粘着テープを貼ることにより該重畳構
造を維持したまま、隣接する細幅テープ状物どうしを連
繋せしめた後、該粘着テープを除去することにより、布
帛状態化することを基本構成要件とする。
【0009】本発明において、細幅テープ状物とは長さ
に比較して幅が細いテープ状の物であればよく、その幅
としては特に限定されるものではないが、好ましくは1
〜200mmの幅である織物、編物、不織布、フィルムな
どのテープ状物を挙げることができる。特に、カーテン
をはじめとする寝装具類などの用途、あるいは衣服や衣
料素材としては、本発明の効果をより有効ならしめ、ま
た、製造する際の作業性などにおいて織編物からなる細
幅テープ状物を用いるのが好ましい。例えば衣料素材と
して用いる場合、衣服としての肌触りの点から、該細幅
テープ状物基材として、ポリエステル繊維、ナイロンに
代表されるポリアミド繊維、アクリル繊維などの合成繊
維類、レーヨン、キュプラなどのセルロース系再生繊維
類、アセテート、トリアセテートなどの半合成繊維類、
木綿、麻、絹、羊毛などの天然繊維類などが好適であ
り、これらの繊維を単独で、もしくは複合、混繊、混
紡、交撚、交織、など適宜目的に応じて組み合わせて用
いればよい。また、嵩高加工糸などの種々の加工糸を用
いて、バルキーアップを図ったり、シャリ感を得ること
も好ましいことである。
に比較して幅が細いテープ状の物であればよく、その幅
としては特に限定されるものではないが、好ましくは1
〜200mmの幅である織物、編物、不織布、フィルムな
どのテープ状物を挙げることができる。特に、カーテン
をはじめとする寝装具類などの用途、あるいは衣服や衣
料素材としては、本発明の効果をより有効ならしめ、ま
た、製造する際の作業性などにおいて織編物からなる細
幅テープ状物を用いるのが好ましい。例えば衣料素材と
して用いる場合、衣服としての肌触りの点から、該細幅
テープ状物基材として、ポリエステル繊維、ナイロンに
代表されるポリアミド繊維、アクリル繊維などの合成繊
維類、レーヨン、キュプラなどのセルロース系再生繊維
類、アセテート、トリアセテートなどの半合成繊維類、
木綿、麻、絹、羊毛などの天然繊維類などが好適であ
り、これらの繊維を単独で、もしくは複合、混繊、混
紡、交撚、交織、など適宜目的に応じて組み合わせて用
いればよい。また、嵩高加工糸などの種々の加工糸を用
いて、バルキーアップを図ったり、シャリ感を得ること
も好ましいことである。
【0010】かかる細幅テープ状物は、例えば、所望の
織幅でリボン織機やテープ織機などで製織する方法、広
幅織機で製織し、機上でもしくは製織終了後に溶断カッ
ターなどで所望の幅に溶融裁断する方法、さらには易溶
解性繊維をスリットすべき境界部に交織しておき、製織
後に該易溶解性繊維を溶解して所望の細幅織物を得る方
法などがある。適宜、作業性、所望の細幅テープ状物の
仕様などを考慮して、具体的な方法を選択すればよい。
織幅でリボン織機やテープ織機などで製織する方法、広
幅織機で製織し、機上でもしくは製織終了後に溶断カッ
ターなどで所望の幅に溶融裁断する方法、さらには易溶
解性繊維をスリットすべき境界部に交織しておき、製織
後に該易溶解性繊維を溶解して所望の細幅織物を得る方
法などがある。適宜、作業性、所望の細幅テープ状物の
仕様などを考慮して、具体的な方法を選択すればよい。
【0011】本発明でいう特種布帛の製造方法は、上記
のようにして得られる細幅テープ状物を用い、該細幅テ
ープ状物を位置をずらしながら順次重ねていき、該細幅
テープ状物よりなる重畳構造を形成せしめ、しかる後、
粘着テープを該細幅テープ状物と垂直に近い方向に貼り
つけることにより仮固定し、該重畳構造を維持したま
ま、隣接する細幅テープ状物どうしを連繋せしめた後、
該粘着テープを除去することにより、布帛状態を形成す
るものである。ここで重畳構造状態とは、細幅テープ状
物が幾重にも重なっている状態のことを言う。
のようにして得られる細幅テープ状物を用い、該細幅テ
ープ状物を位置をずらしながら順次重ねていき、該細幅
テープ状物よりなる重畳構造を形成せしめ、しかる後、
粘着テープを該細幅テープ状物と垂直に近い方向に貼り
つけることにより仮固定し、該重畳構造を維持したま
ま、隣接する細幅テープ状物どうしを連繋せしめた後、
該粘着テープを除去することにより、布帛状態を形成す
るものである。ここで重畳構造状態とは、細幅テープ状
物が幾重にも重なっている状態のことを言う。
【0012】かかる重畳構造状態を簡単な手法で得るに
は、具体的には、巻き付け支持体上に、細幅テープ状物
を位置をずらしながら順次巻き付けていって、該細幅テ
ープ状物よりなる重畳構造状態を形成せしめるのが現実
的である。このとき1枚の細幅テープ状物を用い、らせ
ん状に連続させて該細幅テープ状物を巻き付け支持体に
巻き付けていっても良いし、あるいは多数枚の細幅テー
プ状物を用意して、1枚ずつ巻き付けていっても良い
し、複数の細幅テープ状物を位置をずらせてセットし、
巻き付けていっても良い。巻き付け方は、所望の重ね幅
にずらしながら、細幅テープ状物の巻きボビン体を巻き
付け支持体の周囲に回転させて巻き上げていく、または
/および細幅テープ状物の巻きボビン体の周囲に巻き付
け支持体を回転させて巻き上げていくなどの手段を採用
することができる。
は、具体的には、巻き付け支持体上に、細幅テープ状物
を位置をずらしながら順次巻き付けていって、該細幅テ
ープ状物よりなる重畳構造状態を形成せしめるのが現実
的である。このとき1枚の細幅テープ状物を用い、らせ
ん状に連続させて該細幅テープ状物を巻き付け支持体に
巻き付けていっても良いし、あるいは多数枚の細幅テー
プ状物を用意して、1枚ずつ巻き付けていっても良い
し、複数の細幅テープ状物を位置をずらせてセットし、
巻き付けていっても良い。巻き付け方は、所望の重ね幅
にずらしながら、細幅テープ状物の巻きボビン体を巻き
付け支持体の周囲に回転させて巻き上げていく、または
/および細幅テープ状物の巻きボビン体の周囲に巻き付
け支持体を回転させて巻き上げていくなどの手段を採用
することができる。
【0013】特に、巻き付け支持体を用いない場合は、
多数枚の細幅テープ状物を用意し、そのシートの1枚1
枚の位置をずらしながら適宜の手段で順次重ねていって
重畳構造状態を得ても良い。
多数枚の細幅テープ状物を用意し、そのシートの1枚1
枚の位置をずらしながら適宜の手段で順次重ねていって
重畳構造状態を得ても良い。
【0014】本発明の方法において、重畳構造を維持し
たまま隣接する細幅テープ状物どうしを連繋せしめるた
めには、重畳構造を維持させたまま仮固定処理をして、
その仮固定された状態下で、適宜の手段で連繋させるの
がよい。かかる手段の最も具体的な例について、以下に
述べると、 a.重畳構造を得るために、まず、細幅テープ状物を巻
き付け支持体上に位置をずらしながら順次巻き付る工
程。
たまま隣接する細幅テープ状物どうしを連繋せしめるた
めには、重畳構造を維持させたまま仮固定処理をして、
その仮固定された状態下で、適宜の手段で連繋させるの
がよい。かかる手段の最も具体的な例について、以下に
述べると、 a.重畳構造を得るために、まず、細幅テープ状物を巻
き付け支持体上に位置をずらしながら順次巻き付る工
程。
【0015】b.巻き付け状態になった該細幅テープ状
物に、粘着テープを該細幅テープ状物と垂直に近い方向
に貼りつけ、仮固定せしめる工程。
物に、粘着テープを該細幅テープ状物と垂直に近い方向
に貼りつけ、仮固定せしめる工程。
【0016】c.該巻き付け支持体上から仮固定状態で
細幅テープ状物を分離する工程。
細幅テープ状物を分離する工程。
【0017】d.該仮固定状態のままで、隣接する細幅
テープ状物を適宜の手段で連繋させる工程。
テープ状物を適宜の手段で連繋させる工程。
【0018】e.粘着テープを除去し、仮固定状態を解
除する工程。
除する工程。
【0019】の5工程の組合わせから、本発明の特種布
帛の製造方法を構成するのが良い。
帛の製造方法を構成するのが良い。
【0020】本発明の方法において、細幅テープ状物と
垂直に近い方向とは、重畳構造状態になった細幅テープ
状物を連繋しやすい方向のことで、連繋することが可能
な方向であれば良いが、好ましくは細幅テープ状物と粘
着テープとの角度が、好ましくは45°〜135°、さ
らに好ましくは60°〜120°、特に好ましくは80
°〜100°である。
垂直に近い方向とは、重畳構造状態になった細幅テープ
状物を連繋しやすい方向のことで、連繋することが可能
な方向であれば良いが、好ましくは細幅テープ状物と粘
着テープとの角度が、好ましくは45°〜135°、さ
らに好ましくは60°〜120°、特に好ましくは80
°〜100°である。
【0021】本発明において、粘着テープとは、粘着剤
がついたテープ状のものをいう。ここでいうテープと
は、長さに比較して幅が細いテープ状のものであればよ
く、その幅としては、特に限定されるものではないが、
取扱い性や作業性から好ましくは、1〜200mmの範囲
の幅を有する紙、フィルムまたは布からなるものを使用
することができる。
がついたテープ状のものをいう。ここでいうテープと
は、長さに比較して幅が細いテープ状のものであればよ
く、その幅としては、特に限定されるものではないが、
取扱い性や作業性から好ましくは、1〜200mmの範囲
の幅を有する紙、フィルムまたは布からなるものを使用
することができる。
【0022】また、ここでいう粘着剤とは、物体を仮固
定するもので、仮固定を解除した後に粘着剤が仮固定し
ていた部分に残らないものが好ましい。
定するもので、仮固定を解除した後に粘着剤が仮固定し
ていた部分に残らないものが好ましい。
【0023】仮固定の手段としては、例えば水溶性糊剤
などを用いて固定化せしめ、用済み後は該糊剤を溶出除
去せしめる手段を採用するのが工程的、装置的に簡単で
あり好ましい方法であるとされていたが、水溶性糊剤で
仮固定する際の乾燥工程、溶出除去工程、溶出除去後の
乾燥工程などに手間と時間がかかるという問題があっ
た。本発明は、粘着テープを貼りつけて仮固定するとい
う手段を採用したことにより、乾燥工程、溶出除去工
程、溶出除去後の乾燥工程などを省略することができ、
かつ、それにより仮固定する工程および、仮固定を解除
する工程を簡単に、効率良く短時間に行うことができた
ものである。
などを用いて固定化せしめ、用済み後は該糊剤を溶出除
去せしめる手段を採用するのが工程的、装置的に簡単で
あり好ましい方法であるとされていたが、水溶性糊剤で
仮固定する際の乾燥工程、溶出除去工程、溶出除去後の
乾燥工程などに手間と時間がかかるという問題があっ
た。本発明は、粘着テープを貼りつけて仮固定するとい
う手段を採用したことにより、乾燥工程、溶出除去工
程、溶出除去後の乾燥工程などを省略することができ、
かつ、それにより仮固定する工程および、仮固定を解除
する工程を簡単に、効率良く短時間に行うことができた
ものである。
【0024】本発明の特殊布帛は、上述した如く、細幅
テープ状物を重畳構造となし、かつ、該細幅テープ状物
の連繋部が伸縮性を有することにより、遮光性があり、
かつ、通気性が良好で、特に夏期の強い陽射しによる日
焼けなどを防止し、通気性に富み、涼しく着られ、また
衣服としても、十分な強度を有する布帛となる。さらに
は、撥水性を付与することにより、雨の侵入を防止する
こともでき、ムレることのない快適防水衣料となすこと
もできる。
テープ状物を重畳構造となし、かつ、該細幅テープ状物
の連繋部が伸縮性を有することにより、遮光性があり、
かつ、通気性が良好で、特に夏期の強い陽射しによる日
焼けなどを防止し、通気性に富み、涼しく着られ、また
衣服としても、十分な強度を有する布帛となる。さらに
は、撥水性を付与することにより、雨の侵入を防止する
こともでき、ムレることのない快適防水衣料となすこと
もできる。
【0025】また、シャリ感、立体感、特異な外観性な
ど数多くの特徴とファッション性を有することにより、
全く新規なゴルフウェア、テニスウェアなどのスポーツ
衣料をはじめとして、レインコートなどの雨具、その他
各種のカジュアル衣料、カーテンやつい立て、タペスト
リーなどのインテリア類、帽子、靴、さらにはテント
類、生鮮物用梱包ケースなどにまで幅広く用いることも
できる。
ど数多くの特徴とファッション性を有することにより、
全く新規なゴルフウェア、テニスウェアなどのスポーツ
衣料をはじめとして、レインコートなどの雨具、その他
各種のカジュアル衣料、カーテンやつい立て、タペスト
リーなどのインテリア類、帽子、靴、さらにはテント
類、生鮮物用梱包ケースなどにまで幅広く用いることも
できる。
【0026】
【実施例】以下、実施例によって本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例によって、本発明
の有効性や権利の範囲が限定されたり、制限を受けるも
のではない。むしろ、次の応用や展開をもたらすもので
ある。
説明するが、本発明はこれらの実施例によって、本発明
の有効性や権利の範囲が限定されたり、制限を受けるも
のではない。むしろ、次の応用や展開をもたらすもので
ある。
【0027】実施例1 タテ糸、ヨコ糸ともナイロンとポリエステルからなる分
割剥離型複合繊維からなるタフタをもちい、カセイソー
ダ溶液で該複合繊維の分割、剥離処理を施し、極細繊維
からなる緻密な織物とした。ついで、該布帛に撥水処理
を施した。
割剥離型複合繊維からなるタフタをもちい、カセイソー
ダ溶液で該複合繊維の分割、剥離処理を施し、極細繊維
からなる緻密な織物とした。ついで、該布帛に撥水処理
を施した。
【0028】しかる後、溶断カッターを用いて、該布帛
を36mm幅に裁断し、多数の細幅テープ状物を得た。つ
いで、この多数の細幅テープ状物を繋ぎ、1本の長いテ
ープとした。
を36mm幅に裁断し、多数の細幅テープ状物を得た。つ
いで、この多数の細幅テープ状物を繋ぎ、1本の長いテ
ープとした。
【0029】この細幅テープ状物を回転する円筒ドラム
上に、重なり幅がテープの1/3の12mmとなるように
テープの送りを移動させながら巻き付けた。次に、シー
トを裁断する部分の両側に1本ずつ、その他に等間隔に
5本の粘着テープを該細幅テープ状物と垂直に近い方向
(円筒ドラムの軸方向)に貼り付け重畳構造を仮固定し
た。このようにして重畳構造にテープを巻き付けること
により得られたシート状物をドラムの軸方向に裁断し、
短時間で仮固定シートを得た。
上に、重なり幅がテープの1/3の12mmとなるように
テープの送りを移動させながら巻き付けた。次に、シー
トを裁断する部分の両側に1本ずつ、その他に等間隔に
5本の粘着テープを該細幅テープ状物と垂直に近い方向
(円筒ドラムの軸方向)に貼り付け重畳構造を仮固定し
た。このようにして重畳構造にテープを巻き付けること
により得られたシート状物をドラムの軸方向に裁断し、
短時間で仮固定シートを得た。
【0030】ついで、該シートを、ポリエステル100
%のスパンデックスで50mm間隔に該細幅テープ状物と
垂直方向に細幅テープ状物が相互に剥がれないようにミ
シン掛けを行い、連繋させた。
%のスパンデックスで50mm間隔に該細幅テープ状物と
垂直方向に細幅テープ状物が相互に剥がれないようにミ
シン掛けを行い、連繋させた。
【0031】しかる後、該連繋布帛の仮固定に使用した
粘着テープを除去し、従来の製造方法で行ったときより
も、短時間に効率良く小人数で、通気性が良好でかつ遮
光性を有する特種布帛を得た。
粘着テープを除去し、従来の製造方法で行ったときより
も、短時間に効率良く小人数で、通気性が良好でかつ遮
光性を有する特種布帛を得た。
【0032】バルーンカーテンに縫製した。かかるバル
ーンカーテンは、太陽光線の直射を遮り、また室内が外
から透けて見えることもなく、しかも通気性にも優れて
いるため新鮮な外気を部屋の中に取り入れることができ
る、外観も非常に美しいカーテンであった。
ーンカーテンは、太陽光線の直射を遮り、また室内が外
から透けて見えることもなく、しかも通気性にも優れて
いるため新鮮な外気を部屋の中に取り入れることができ
る、外観も非常に美しいカーテンであった。
【0033】実施例2 実施例1で得られたのと同一の連繋布帛を用いて、女性
用スプリングコートを縫製した。
用スプリングコートを縫製した。
【0034】かかるスプリングコートを蒸し暑い日に着
用してみたところ、風を取り入れ蒸れることなく涼しく
着用でき、また外観も大変新しく、ファッション性豊か
なものとなった。
用してみたところ、風を取り入れ蒸れることなく涼しく
着用でき、また外観も大変新しく、ファッション性豊か
なものとなった。
【0035】
【発明の効果】本発明は、重畳構造を簡単に維持したま
ま隣接する細幅テープ状物を連繋することができ、その
後、粘着テープを除去するだけで簡単に仮固定状態を解
除することができ、細幅テープ状物よりなる通気構造を
有する好ましい重畳構造布帛を加工性、取扱い性良く形
成することができる。
ま隣接する細幅テープ状物を連繋することができ、その
後、粘着テープを除去するだけで簡単に仮固定状態を解
除することができ、細幅テープ状物よりなる通気構造を
有する好ましい重畳構造布帛を加工性、取扱い性良く形
成することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】細幅テープ状物を位置をずらしながら順次
重ねていき、該細幅テープ状物よりなる重畳構造状態を
形成せしめ、しかる後、粘着テープを該細幅テープ状物
と垂直に近い方向に粘着テープを貼りつけることにより
仮固定し、該重畳構造を維持したまま、隣接する細幅テ
ープ状物どうしを連繋せしめた後、該粘着テープを除去
することを特徴とする特殊布帛の製造方法。 - 【請求項2】巻き付け支持体上に、細幅テープ状物を位
置をずらしながら順次巻き付けて、該細幅テープ状物よ
りなる重畳構造を形成せしめ、しかる後、粘着テープを
該細幅テープ状物と垂直に近い方向に貼りつけることに
より仮固定し、該重畳構造を維持したまま、隣接する細
幅テープ状物どうしを連繋せしめた後、該粘着テープを
除去することを特徴とする特殊布帛の製造方法。 - 【請求項3】巻き付け支持体上に、該細幅テープ状物を
位置をずらしながら順次巻き付け、該細幅テープ状物よ
りなる重畳構造を形成せしめ、しかる後、粘着テープを
該細幅テープ状物と垂直に近い方向に貼りつけることに
より仮固定し、該重畳構造を維持したまま、隣接する細
幅テープ状物どうしを連繋せしめて連繋シートを形成
し、さらに該連繋シートを用いて2次商品を形成せしめ
た後、前記粘着テープを除去することを特徴とする特殊
布帛の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18258892A JPH0633362A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 特殊布帛の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18258892A JPH0633362A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 特殊布帛の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0633362A true JPH0633362A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16120920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18258892A Pending JPH0633362A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 特殊布帛の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633362A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3532808A1 (de) * | 1984-04-13 | 1987-03-19 | Toyo Kohan Co Ltd | Verzinntes und vernickeltes stahlblech und verfahren zu seiner herstellung |
-
1992
- 1992-07-09 JP JP18258892A patent/JPH0633362A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3532808A1 (de) * | 1984-04-13 | 1987-03-19 | Toyo Kohan Co Ltd | Verzinntes und vernickeltes stahlblech und verfahren zu seiner herstellung |
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