JPH06333749A - 変圧器 - Google Patents

変圧器

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JPH06333749A
JPH06333749A JP11750493A JP11750493A JPH06333749A JP H06333749 A JPH06333749 A JP H06333749A JP 11750493 A JP11750493 A JP 11750493A JP 11750493 A JP11750493 A JP 11750493A JP H06333749 A JPH06333749 A JP H06333749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
heat pipe
transformer
loop
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP11750493A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Umeda
正晴 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11750493A priority Critical patent/JPH06333749A/ja
Publication of JPH06333749A publication Critical patent/JPH06333749A/ja
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  • Transformer Cooling (AREA)
  • Regulation Of General Use Transformers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却特性が向上できると共に小形軽量に構成
でき、しかも静電シールド機能を持たせてコイルへのサ
ージ移行電圧を低減する。 【構成】 円板状に巻回した単位コイル16aを軸方向
に積み重ねて構成したコイル16は、コイル状に巻回形
成したループ形ヒートパイプ10の受熱部10aを単位
コイル16aの巻回面に密接して配設し、放熱部10b
をコイル16外部の油中に配設して構成する。このルー
プ形ヒートパイプ10は一箇所を接地して静電シールド
機能を持たせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は本体タンク内に収納され
た鉄心,コイルおよび絶縁物等から構成される変圧器中
身で発生する熱をループ形ヒートパイプを用いて冷却す
る変圧器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、車両変圧器においては、ぎ装
上の制限から小形軽量であることが強く要求される。こ
のため一般の変圧器に比べて銅機械として、変圧器の中
身重量の内で大きな割合を占める鉄心の重量を低減する
設計がなされる。
【0003】しかしながら、銅機械にすることにより銅
損が増加することになり、コイルの発熱量が増加するこ
とになるので、コイルの冷却構造が重要になってにく
る。車両変圧器における交互コイル配置構造において
は、円板状の単位コイルを軸方向に積み重ね、各単位コ
イル間には絶縁を兼ねた油道が設けられて絶縁油を循環
させる構成となっている。コイルは一般に水平に置かれ
るため、自然対流による冷却では十分な冷却効果を期待
できない。したがって油ポンプを用いた強制油循環方式
が採用されている。
【0004】図4に車両用変圧器の概略構成を示す。1
は鉄心、コイル、絶縁物等からなる変圧器中身を収納し
た本体タンクで、この本体タンク1に配管2および油ポ
ンプ3を介して油冷却器4が接続される。そしてコイル
で発生した熱はコイルを構成する単位コイル間の油道に
存在する油へ伝達され、その油はさらに油ポンプ3によ
り循環されて油冷却器4に流入し、ここで外部に放出さ
れる。油冷却器4は一般に送風機5を取り付けた強制送
風冷却方式のものが用いられる。油冷却器4で冷却され
た油は再び油配管2を通って本体タンク1内へ送り込ま
れる。本体タンク1は小形軽量とするために極力油量を
減らすべく、フォームフィットタイプのタンク構造を用
いる。フォームフィットの本体タンク1に納めた変圧器
中身の構造を図5に示す。コイル6は矩形板状に巻回さ
れた単位コイル6aを平板絶縁物6bを介して多数軸方
向に積層して構成される。平板絶縁物6bにはスペーサ
6cを貼付けて単位コイル6a間に油道7を形成してい
る。またコイル6に鎖交するように鉄心8が配置されて
おり、この鉄心8とコイル6間およびコイル6と本体タ
ンク1間にも絶縁物6dが挿入される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで車両用変圧器
では、コイル6の各部へ絶縁油9が均等に流れるように
するために、単位コイル6aの相互間には油道を設ける
必要がある。単位コイル6a間の寸法は冷却と絶縁で定
まることになるが、低圧コイルの場合は単位コイル6a
間の電圧が低いため、ほとんど冷却により単位コイル間
の寸法が決定される。
【0006】また単位コイル6a間は短絡時に機械力が
発生するため、絶縁油9の流れを確保しながら単位コイ
ル6aを支えるためのスペーサ6cを設けなければなら
ない。しかしながらスペーサ6cを設けることは単位コ
イル6aの冷却面積を低減することになり、単位コイル
6aの温度を所定の値に保つためには、コイルの導体サ
イズを大きくして電流密度を下げて発生損失を低減する
必要がある。コイル導体の寸法を増加するとコイル6の
重量の増加とともに、コイル6を取り巻く鉄心8および
本体タンク1の寸法、重量の増加にもなる。
【0007】さらに矩形コイルの場合は、鉄心脚との関
係からコイル油出口側短辺の内側部分において油の流れ
に淀みを生じるため、この部分のコイル温度が最も高く
なり、変圧器の温度設計はこの部分で定まることにな
る。一方コイルの他の部分は所定の温度より低くなの
で、無駄のあるコイル構造となる。
【0008】またコイル6を冷却するために単位コイル
6a間の油道の流速は所定の値を確保する必要があり、
このため油ポンプ3を設けているが、単位コイル6aの
積層枚数が多くなる場合には、油ポンプ3の流量が増加
するという問題がある。
【0009】さらに高圧コイルにサージ電圧が侵入した
場合には、低圧コイルにサージ電圧が移行して場合によ
っては、低圧コイルもしくは低圧コイルに接続される機
器の絶縁を脅かすことになる。この場合、低圧コイルへ
のサージ移行電圧を低減させるために、高圧コイルと低
圧コイル間に静電シールド板を挿入することも考えられ
るが、寸法の増大を招く問題がある。
【0010】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、その目的は冷却特性が向上できると共に小
形軽量に構成でき、しかも静電シールド機能を持たせて
コイルへのサージ移行電圧を低減できる変圧器を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、円板状に巻回した単位コイルを軸方向に積
み重ねて構成したコイル、このコイルに鎖交するように
配置した鉄心からなる変圧器中身を本体タンク内に挿入
し、絶縁油を充填してなる変圧器において、ループ形ヒ
ートパイプの受熱部を巻回してコイル状に形成し、この
コイル状の受熱部を単位コイルの巻回面に絶縁物を介し
て密接して配置する一方、ループ形ヒートパイプの放熱
部をコイル外部の油中に配設し、かつこのループ形ヒー
トパイプの一箇所を接地したことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の変圧器によると、コイルの冷却をルー
プ形ヒートパイプで行なわせることにより、コイル導体
で発生した熱を均等にコイル外部に引き出すことがで
き、更にループ形ヒートパイプの一箇所を接地すること
により、静電シールドの機能を持たせることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1において、円板状に巻回した単位コイル1
6aを軸方向に積み重ねてコイル16を構成し、このコ
イル16に鎖交するように鉄心8を配置して変圧器中身
が構成される。この変圧器中身は本体タンク11内に挿
入される。本体タンク11内には絶縁油9が充填され、
この絶縁油9は図示していないが、油ポンプにより強制
循環され送風機付き油冷却器により強制送風冷却され
る。
【0014】ここでコイル16を構成する単位コイル1
6aの巻回面には静電シールド機能を持たせたループ形
ヒートパイプ10が設けてある。ループ形ヒートパイプ
10は図2(a)および(b)に示すように、逆止弁を
有するループ形細管ヒートパイプを複数本並べて一体と
し、受熱部10aを構成する一端部側を矩形板状に巻回
し、放熱部10bを構成する他端部を受熱部10aの外
側に配置して構成したものである。なおループ形ヒート
パイプ10の受熱部10aは鉄心脚に対して1ターンを
形成しないよう途中で折り返した巻回構造としてある。
そしてこのループ形ヒートパイプ10は、図3に示すよ
うに矩形板状に巻回した受熱部10aをその片面に配設
した絶縁紙12を介して単位コイル16aの巻回面に密
着させてある。このようなループ形ヒートパイプ10を
有する単位コイルを複数枚または単体の単位コイルと組
み合わせて必要枚数積層して、低圧二次コイルを構成す
る。ループ形ヒートパイプ10の受熱部10aは1箇所
でリード線13を介して本体タンク11に接続し、これ
によりループ形ヒートパイプ10は接地電位となり、静
電シールドの機能を持つようになる。ループ形ヒートパ
イプ10により挟まれた単位コイルを低圧二次コイルと
し、高圧一次コイルの外側もしくは高圧一次コイル間に
挿入する交互コイル配置とする。ループ形ヒートパイプ
10の放熱部10bはコイル外部に引き出し、油中に配
置する。
【0015】このようにすれば、コイル16の発生熱
を、近接するループ形ヒートパイプ10の受熱部10a
に導き、放熱部10bより引き出せる。ループ形ヒート
パイプ10は受熱部10bをコイル16と同一形状であ
る矩形板状に構成しているため、コイル16の発生熱を
均一に作動液を通して除去できる。これによりコイル1
6に局部過熱の発生はなくなる。ループ形ヒートパイプ
10中の熱伝達は極めて速いので、短時間での繰り返し
過負荷のような変圧器の使用状況下においても放熱の遅
れはなく、変動負荷に強い変圧器が得られる。
【0016】また最高温度となる局部の温度で熱特性が
制約されていたが、コイル16各部の温度を均一にでき
るため経済的なコイル構成が可能となる。さらにループ
形ヒートパイプ10は低圧コイルに密着して配設され、
かつ一箇所が接地されて静電シールドの機能を持ってい
るため、低圧コイルの対地静電容量が増加して、高圧コ
イルから低圧コイルへのサージ移行電圧が低減される効
果がある。加えてループ形ヒートパイプ10を含めて単
位コイル16a間を一体の平板として構成できるので、
短絡機械力に対する耐力が大幅に向上する効果もある。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の変圧器に
よれば、ループ形ヒートパイプの受熱部を巻回してコイ
ル状に形成し、このコイル状の受熱部を単位コイルの巻
回面に絶縁物を介して密接して配置する一方、ループ形
ヒートパイプの放熱部をコイル外部の油中に配設し、か
つこのループ形ヒートパイプの一箇所を接地して静電シ
ールド機能を持たせたことにより、冷却特性が向上する
と共に、静電シールド機能によりコイルへのサージ移行
電圧が低減できて小形軽量に構成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による変圧器の一実施例の主要部を示す
断面図
【図2】本発明の一実施例で用いるループ形ヒートパイ
プの構成図を示し、(A)は平面図、(B)は側面図
【図3】図2のループ形ヒートパイプを取付けたコイル
を示す正面図
【図4】車両用変圧器の一般的な構成を示す概略構成図
【図5】従来の変圧器中身の主要部を示す断面図
【符号の説明】
8は鉄心、9は絶縁油、10はループ形ヒートパイプ、
10aは受熱部、10bは放熱部、11は本体タンク、
16はコイル、16aは単位コイルを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板状に巻回した単位コイルを軸方向に
    積み重ねて構成したコイルおよびこのコイルに鎖交する
    ように配置した鉄心からなる変圧器中身を本体タンク内
    に挿入し、絶縁油を充填してなる変圧器において、ルー
    プ形ヒートパイプの受熱部を巻回してコイル状に形成
    し、このコイル状の受熱部を前記単位コイルの巻回面に
    絶縁物を介して密接して配置する一方、ループ形ヒート
    パイプの放熱部をコイル外部の油中に配設し、かつこの
    ループ形ヒートパイプの一箇所を接地したことを特徴と
    する変圧器。
JP11750493A 1993-05-20 1993-05-20 変圧器 Pending JPH06333749A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0663620A3 (en) * 1993-10-19 1995-08-02 Minnesota Mining And Manufacturing Company Water-based transparent image recording sheet
JP6594588B1 (ja) * 2018-11-19 2019-10-23 三菱電機株式会社 静止誘導機器

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