JPH0633409A - 樹脂モルタル透水性舗装用組成物 - Google Patents
樹脂モルタル透水性舗装用組成物Info
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- JPH0633409A JPH0633409A JP19068292A JP19068292A JPH0633409A JP H0633409 A JPH0633409 A JP H0633409A JP 19068292 A JP19068292 A JP 19068292A JP 19068292 A JP19068292 A JP 19068292A JP H0633409 A JPH0633409 A JP H0633409A
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B26/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing only organic binders, e.g. polymer or resin concrete
- C04B26/02—Macromolecular compounds
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
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- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
- C04B2111/00241—Physical properties of the materials not provided for elsewhere in C04B2111/00
- C04B2111/00284—Materials permeable to liquids
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
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- C04B2111/0075—Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00 for road construction
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- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Road Paving Structures (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】施工される時期や日照の有無などの外気条件に
関係なく安定した物性を生じさせると共に、骨材間の締
結力を向上させること。 【構成】 天然石の玉石や砕石若しくは有色磁器骨材等
の単粒度の着色骨材とエポキシ樹脂から成る透水性舗装
材にセピオライト繊維を添加した。
関係なく安定した物性を生じさせると共に、骨材間の締
結力を向上させること。 【構成】 天然石の玉石や砕石若しくは有色磁器骨材等
の単粒度の着色骨材とエポキシ樹脂から成る透水性舗装
材にセピオライト繊維を添加した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は公園路、歩道、車道等に
適用される樹脂モルタル透水性舗装用組成物に関する。
適用される樹脂モルタル透水性舗装用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種樹脂モルタル透水性舗装用
組成物としては、天然石の玉石など単粒度の骨材と高可
撓形変性エポキシ樹脂などの常温熱硬化型樹脂(以下締
結材と称す)を用い、これら骨材と締結材とを混合し、
公園路、歩道、車道などの舗装路面上に施工して用いら
れている。つまり、前記組成物は透水性を有するアスフ
ァルト若しくはセメントコンクリート舗装、または非透
水性のアスファルト若しくはセメントコンクリート舗装
上に一定厚さにコテ又は機械的に均して施工されてい
る。この組成物の特徴としては、図1に示すように単粒
度の骨材aと締結材bから成り立っているため第1に連
続した高空隙率が得られ、従って、前記した舗装上に施
工することでその路面上の雨水を舗装面下に透水若しく
は排水する機能を有することにあり、また、第2に無色
透明な締結材bを使用することにより骨材aの色調を得
ることができることにあり、従って、前記組成物は、舗
装面の景観改善や明色化等に広く用いられているのであ
る。
組成物としては、天然石の玉石など単粒度の骨材と高可
撓形変性エポキシ樹脂などの常温熱硬化型樹脂(以下締
結材と称す)を用い、これら骨材と締結材とを混合し、
公園路、歩道、車道などの舗装路面上に施工して用いら
れている。つまり、前記組成物は透水性を有するアスフ
ァルト若しくはセメントコンクリート舗装、または非透
水性のアスファルト若しくはセメントコンクリート舗装
上に一定厚さにコテ又は機械的に均して施工されてい
る。この組成物の特徴としては、図1に示すように単粒
度の骨材aと締結材bから成り立っているため第1に連
続した高空隙率が得られ、従って、前記した舗装上に施
工することでその路面上の雨水を舗装面下に透水若しく
は排水する機能を有することにあり、また、第2に無色
透明な締結材bを使用することにより骨材aの色調を得
ることができることにあり、従って、前記組成物は、舗
装面の景観改善や明色化等に広く用いられているのであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来一般に
用いられる以上の透水性舗装用組成物は高空隙率を得る
ため、図2に示した如く粒度の大小異なる骨材cに締結
材bを混ぜ合わせて空隙のない緻密性に富んだ組成物を
用いるのではなく、前記した如く単粒度の骨材aに少量
の締結材bを添加して空隙を多く形成できる組成物を採
用しているのであるが、単粒度の骨材aを用いる場合、
粒度の大小異なる骨材cを用いる場合に較べて骨材同士
による噛み合わせ効果が少ないため、組成物の強度は締
結材bの強度のほか、骨材a間の接着面積によって大き
く左右されることになる。
用いられる以上の透水性舗装用組成物は高空隙率を得る
ため、図2に示した如く粒度の大小異なる骨材cに締結
材bを混ぜ合わせて空隙のない緻密性に富んだ組成物を
用いるのではなく、前記した如く単粒度の骨材aに少量
の締結材bを添加して空隙を多く形成できる組成物を採
用しているのであるが、単粒度の骨材aを用いる場合、
粒度の大小異なる骨材cを用いる場合に較べて骨材同士
による噛み合わせ効果が少ないため、組成物の強度は締
結材bの強度のほか、骨材a間の接着面積によって大き
く左右されることになる。
【0004】そして、この接着面積は、締結材bの粘性
により変化し、図3に示すように、締結材bの粘度が高
くて骨材aに対する締結材bの膜厚が厚ければ接着面積
を大きくすることができるが、図4に示すように、締結
材bの粘度が低くて骨材aに対する締結材bの膜厚が薄
い場合には接着面積を小さくしてしまうのであり、従っ
て、締結材bの膜厚を厚くするには、締結材bの添加量
を多くする他、締結材bの粘度を高くする必要があり、
このため、特に締結材bの粘度管理が重要となる。
により変化し、図3に示すように、締結材bの粘度が高
くて骨材aに対する締結材bの膜厚が厚ければ接着面積
を大きくすることができるが、図4に示すように、締結
材bの粘度が低くて骨材aに対する締結材bの膜厚が薄
い場合には接着面積を小さくしてしまうのであり、従っ
て、締結材bの膜厚を厚くするには、締結材bの添加量
を多くする他、締結材bの粘度を高くする必要があり、
このため、特に締結材bの粘度管理が重要となる。
【0005】ところが、この粘度管理に関して、アスフ
ァルト組成物のように、加熱組成物では作業時の温度管
理を行うことによって一定な締結材bの膜厚を得ること
が可能であるが、常温混合・常温施工である樹脂モルタ
ル透水性組成物では、施工時の気温や路面温度によって
締結材bの粘度が左右され粘度管理ができず、年間を通
じて一定な締結材bの膜厚が得られないものであった。
この結果、施工された樹脂モルタル透水組成物の強度
は、施工時の温度条件によってばらつきを生じているの
が現状である。
ァルト組成物のように、加熱組成物では作業時の温度管
理を行うことによって一定な締結材bの膜厚を得ること
が可能であるが、常温混合・常温施工である樹脂モルタ
ル透水性組成物では、施工時の気温や路面温度によって
締結材bの粘度が左右され粘度管理ができず、年間を通
じて一定な締結材bの膜厚が得られないものであった。
この結果、施工された樹脂モルタル透水組成物の強度
は、施工時の温度条件によってばらつきを生じているの
が現状である。
【0006】この強度のばらつきに対しこれまで微粉珪
酸系増粘剤(コロイド状シリカ)を用い締結材にチキソ
粘性を付与させ垂れ防止を行ったり、粘度の異なる数種
類の締結材bを用意し、各季節に適応した粘度の締結材
bを用いることによって、骨材aに対する締結材bの膜
厚を一定化するよう対処されてきたが、微粉珪酸系増粘
剤は締結材bの艶を消す作用を有するため、骨材aの色
調を減じさせ、特殊な場合を除き採用できないし、ま
た、各季節に適応するように粘度を調節した締結材bの
場合でも日中と夜間の気温及び路面温度の差が大きい季
節では対処できず、また、在庫管理が繁雑となるため、
年間を通じて単一の締結材bでこれらの問題を解決する
樹脂モルタル透水性舗装用組成物が望まれている。
酸系増粘剤(コロイド状シリカ)を用い締結材にチキソ
粘性を付与させ垂れ防止を行ったり、粘度の異なる数種
類の締結材bを用意し、各季節に適応した粘度の締結材
bを用いることによって、骨材aに対する締結材bの膜
厚を一定化するよう対処されてきたが、微粉珪酸系増粘
剤は締結材bの艶を消す作用を有するため、骨材aの色
調を減じさせ、特殊な場合を除き採用できないし、ま
た、各季節に適応するように粘度を調節した締結材bの
場合でも日中と夜間の気温及び路面温度の差が大きい季
節では対処できず、また、在庫管理が繁雑となるため、
年間を通じて単一の締結材bでこれらの問題を解決する
樹脂モルタル透水性舗装用組成物が望まれている。
【0007】本発明は、この要求に対し鋭意研究を行っ
た結果、天然繊維状粘土鉱物であるセピオライト繊維に
着目した。即ち、このセピオライト繊維は、含水珪酸マ
グネシウムの1種で、レンガ積み構造を有し、5.6×
11.0Å孔径の長いトンネルを多く有するため、吸着
性フィラーとして用いられるが、そのほか単繊維同士の
絡み合いにより生じる102 〜103Å の束細孔を多く
有していることから、このセピオライト繊維には吸油作
用が生じる点と、該セピオライト繊維とエポキシ樹脂間
における吸油作用は図5に示すように粘度と反比例し、
温度の上昇によって粘度が低下するエポキシ樹脂の粘性
低下と共に吸油率が上昇する点、さらに、このセピオラ
イト繊維は、表面に水酸基を有するため、エポキシ樹脂
等の締結材及び骨材とのなじみが良く、かつ、締結材に
対する分散もよい点などの特性を有しているのである。
本発明はこの特性に着目し、このセピオライト繊維を透
水性舗装材に添加することで、その吸油作用により施工
及び養生中の温度が変化しても、骨材表面に常に一定膜
厚の締結材を確保することができ、要求されている樹脂
モルタル透水性組成物の強度の安定化を得ることができ
ると共に、骨材間の締結力を上昇させ骨材の離脱を防止
する作用も生じることができ、また、使用量も極少量で
効果が発揮され、使用骨材の色調も変化させないことを
見い出したのである。
た結果、天然繊維状粘土鉱物であるセピオライト繊維に
着目した。即ち、このセピオライト繊維は、含水珪酸マ
グネシウムの1種で、レンガ積み構造を有し、5.6×
11.0Å孔径の長いトンネルを多く有するため、吸着
性フィラーとして用いられるが、そのほか単繊維同士の
絡み合いにより生じる102 〜103Å の束細孔を多く
有していることから、このセピオライト繊維には吸油作
用が生じる点と、該セピオライト繊維とエポキシ樹脂間
における吸油作用は図5に示すように粘度と反比例し、
温度の上昇によって粘度が低下するエポキシ樹脂の粘性
低下と共に吸油率が上昇する点、さらに、このセピオラ
イト繊維は、表面に水酸基を有するため、エポキシ樹脂
等の締結材及び骨材とのなじみが良く、かつ、締結材に
対する分散もよい点などの特性を有しているのである。
本発明はこの特性に着目し、このセピオライト繊維を透
水性舗装材に添加することで、その吸油作用により施工
及び養生中の温度が変化しても、骨材表面に常に一定膜
厚の締結材を確保することができ、要求されている樹脂
モルタル透水性組成物の強度の安定化を得ることができ
ると共に、骨材間の締結力を上昇させ骨材の離脱を防止
する作用も生じることができ、また、使用量も極少量で
効果が発揮され、使用骨材の色調も変化させないことを
見い出したのである。
【0008】そこで、本発明は斯かる吸油効果をもつセ
ピオライト繊維を添加することにより、施工される時期
や日照の有無等に関係なく安定した物性を生じさせると
共に、骨材間の締結力を向上させ、使用骨材の色調も変
化させることのない樹脂モルタル透水性組成物を提供す
ることを目的とするものである。
ピオライト繊維を添加することにより、施工される時期
や日照の有無等に関係なく安定した物性を生じさせると
共に、骨材間の締結力を向上させ、使用骨材の色調も変
化させることのない樹脂モルタル透水性組成物を提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、以上
の目的を達成するため天然石の玉石や砕石若しくは有色
磁器骨材等の単粒度の着色骨材とエポキシ樹脂やウレタ
ン樹脂、アクリル樹脂等の常温熱硬化型樹脂から成る透
水性舗装材にセピオライト繊維を添加したものである。
の目的を達成するため天然石の玉石や砕石若しくは有色
磁器骨材等の単粒度の着色骨材とエポキシ樹脂やウレタ
ン樹脂、アクリル樹脂等の常温熱硬化型樹脂から成る透
水性舗装材にセピオライト繊維を添加したものである。
【0010】また、セピオライト繊維は、その繊維長を
50μ未満とするのが好ましい。
50μ未満とするのが好ましい。
【0011】
【作用】上記構成により、天然石の玉石等の単粒度の着
色骨材と前記常温熱硬化型樹脂から成る透水成舗装材に
天然繊維状粘度鉱物であるセピオライト繊維を添加する
ことにより、高空隙率が得られながらセピオライト繊維
による吸油作用により施工及び養生中の温度が変化して
も、骨材表面に常に一定膜厚の締結材を確保することが
でき、この結果、施工時期や日照の有無の外気条件に関
係なく樹脂モルタル透水性組成物の強度の安定化を得る
ことができると共に、骨材間の締結力を上昇させ骨材の
離脱を防止する作用も生じることができ、その上、使用
量も極少量で効果が発揮され、使用骨材の色調も変化さ
せることがないのである。
色骨材と前記常温熱硬化型樹脂から成る透水成舗装材に
天然繊維状粘度鉱物であるセピオライト繊維を添加する
ことにより、高空隙率が得られながらセピオライト繊維
による吸油作用により施工及び養生中の温度が変化して
も、骨材表面に常に一定膜厚の締結材を確保することが
でき、この結果、施工時期や日照の有無の外気条件に関
係なく樹脂モルタル透水性組成物の強度の安定化を得る
ことができると共に、骨材間の締結力を上昇させ骨材の
離脱を防止する作用も生じることができ、その上、使用
量も極少量で効果が発揮され、使用骨材の色調も変化さ
せることがないのである。
【0012】また、セピオライト繊維は、その繊維長を
50μ未満とすることにより、結合剤に対する分散性が
良く、曲げ強度を向上させることができるのである。
尚、50μ以上の繊維長でも骨材表面上に一定膜厚が得
られ、その強度の安定化が得られ、本発明の初期の目的
が達成できるのであるが、50μ以上の繊維長では分散
性が悪く、局所的に繊維が集中し、逆に歪の低下が生じ
曲げ強度も低下することが生ずる。また、繊維長の下限
は特に限定するものではないが外観が粉状のものを用い
た場合分散性は良好で、前記組成物の曲げ強度も向上で
きるが、歪を小さくすることから、後記する短繊維状及
び中繊維状のものが好ましい。
50μ未満とすることにより、結合剤に対する分散性が
良く、曲げ強度を向上させることができるのである。
尚、50μ以上の繊維長でも骨材表面上に一定膜厚が得
られ、その強度の安定化が得られ、本発明の初期の目的
が達成できるのであるが、50μ以上の繊維長では分散
性が悪く、局所的に繊維が集中し、逆に歪の低下が生じ
曲げ強度も低下することが生ずる。また、繊維長の下限
は特に限定するものではないが外観が粉状のものを用い
た場合分散性は良好で、前記組成物の曲げ強度も向上で
きるが、歪を小さくすることから、後記する短繊維状及
び中繊維状のものが好ましい。
【0013】
【実施例】次に実施例を説明するが、こゝで説明する実
施例1〜6及び比較例1〜3で使用する常温熱硬化型樹
脂は表1に示した物性のエポキシ樹脂を用いた。
施例1〜6及び比較例1〜3で使用する常温熱硬化型樹
脂は表1に示した物性のエポキシ樹脂を用いた。
【0014】
【表1】
【0015】また、実施例1〜6及び比較例2及び3で
使用するセピオライト繊維としては、表2に示した繊維
長が50μ以上で繊維径が0.2μの長繊維状セピオラ
イト繊維A、繊維長が50μ未満で繊維径が0.2μの
中繊維状セピオライト繊維B、繊維長が5μ未で繊維径
が0.2μの短繊維状セピオライト繊維C、繊維長が5
μで繊維径が0.1μの微粉状セピオライト繊維Dの4
種類の何れかを用い、表2にはこれら各セピオライト繊
維A〜DのJIS K−5101に示されている吸油率
測定法による吸油率を示した。また、実験に使用した供
試体はJISR−5201に示されている曲げ試験用型
枠を用いて成形し、セピオライト繊維を用いる実施例1
〜6についてはその分散性を観察すると共に、7日間養
生を行った後、曲げ試験を行い、この曲げ強度測定は同
方法に準じて行った。尚、供試体の作成、養生、試験温
度は何れも20°Cである。
使用するセピオライト繊維としては、表2に示した繊維
長が50μ以上で繊維径が0.2μの長繊維状セピオラ
イト繊維A、繊維長が50μ未満で繊維径が0.2μの
中繊維状セピオライト繊維B、繊維長が5μ未で繊維径
が0.2μの短繊維状セピオライト繊維C、繊維長が5
μで繊維径が0.1μの微粉状セピオライト繊維Dの4
種類の何れかを用い、表2にはこれら各セピオライト繊
維A〜DのJIS K−5101に示されている吸油率
測定法による吸油率を示した。また、実験に使用した供
試体はJISR−5201に示されている曲げ試験用型
枠を用いて成形し、セピオライト繊維を用いる実施例1
〜6についてはその分散性を観察すると共に、7日間養
生を行った後、曲げ試験を行い、この曲げ強度測定は同
方法に準じて行った。尚、供試体の作成、養生、試験温
度は何れも20°Cである。
【0016】
【表2】
【0017】実施例1 単粒度の玉砂利94部とエポキシ樹脂6部から成る透水
性舗装材に、繊維長が50μ未満で繊維径が0.2μの
中繊維状セピオライト繊維Bを0.5部添加した。
性舗装材に、繊維長が50μ未満で繊維径が0.2μの
中繊維状セピオライト繊維Bを0.5部添加した。
【0018】実施例2 単粒度の玉砂利94部とエポキシ樹脂6部から成る透水
性舗装材に、繊維長が50μ未満で繊維径が0.2μの
中繊維状セピオライト繊維Bを1部添加した。
性舗装材に、繊維長が50μ未満で繊維径が0.2μの
中繊維状セピオライト繊維Bを1部添加した。
【0019】実施例3 単粒度の玉砂利94部とエポキシ樹脂6部から成る透水
性舗装材に、繊維長が5μで繊維径が0.2μの短繊維
状セピオライト繊維Cを0.5部添加した。
性舗装材に、繊維長が5μで繊維径が0.2μの短繊維
状セピオライト繊維Cを0.5部添加した。
【0020】実施例4 単粒度の玉砂利94部とエポキシ樹脂6部から成る透水
性舗装材に、繊維長が5μで繊維径が0.2μの短繊維
状セピオライト繊維Cを1部添加した。
性舗装材に、繊維長が5μで繊維径が0.2μの短繊維
状セピオライト繊維Cを1部添加した。
【0021】実施例5 単粒度の玉砂利94部とエポキシ樹脂6部から成る透水
性舗装材に、繊維長が5μで繊維径が0.1μの微粉状
セピオライト繊維Dを0.5部添加した。
性舗装材に、繊維長が5μで繊維径が0.1μの微粉状
セピオライト繊維Dを0.5部添加した。
【0022】実施例6 単粒度の玉砂利94部とエポキシ樹脂6部から成る透水
性舗装材に、繊維長が5μで繊維径が0.1μの微粉状
セピオライト繊維Dを1部添加した。
性舗装材に、繊維長が5μで繊維径が0.1μの微粉状
セピオライト繊維Dを1部添加した。
【0023】以上の各実施例についてその性状を測定し
たところ、表3に示した結果が得られた。尚、表3にお
いて、比較例1〜3は実施例1〜6と比較するために用
意した比較例であって、これら比較例うち、比較例1は
セピオライト繊維を添加しない例であり、比較例2は繊
維長が50μ以上で繊維径が0.2μの長繊維状セピオ
ライト繊維Aを0.5部添加したものであり、比較例3
は繊維長が50μ以上で繊維径が0.2μの長繊維状セ
ピオライト繊維Aを1部添加したものである。
たところ、表3に示した結果が得られた。尚、表3にお
いて、比較例1〜3は実施例1〜6と比較するために用
意した比較例であって、これら比較例うち、比較例1は
セピオライト繊維を添加しない例であり、比較例2は繊
維長が50μ以上で繊維径が0.2μの長繊維状セピオ
ライト繊維Aを0.5部添加したものであり、比較例3
は繊維長が50μ以上で繊維径が0.2μの長繊維状セ
ピオライト繊維Aを1部添加したものである。
【0024】
【表3】
【0025】この表3の結果により、中繊維状セピオラ
イト繊維Bを用いた実施例1,2及び短繊維状セピオラ
イト繊維Cを用いた実施例3,4では、組成物に対する
分散性が良く比較例1に示したセピオライト繊維を添加
していない組成物に較べ、曲げ強度が上昇しており、骨
材間の締結力を上昇させている。一方、比較例2及び3
に見られるごとく繊維長が50μ以上で繊維径が0.2
μの長繊維セピオライト繊維Aを用いた場合には、実施
例1〜4に比較して組成物に対する分散性が悪く、局所
的に繊維が集中し、このため曲げ強度及び歪は低下して
いる。これに対し、繊維長が50μ未満で繊維径が0.
2μの中繊維状或は短繊維状のセピオライト繊維B,C
を用いた実施例1〜4は比較例1に対しては勿論、比較
例2及び3に較べても曲げ強度が上昇していると共に歪
の低下が小さく、骨材間の締結力を上昇させることので
きる組成物を得ることが見いだせる。尚、外観が微粉状
のものを用いた場合、分散性がよく組成物の曲げ強度を
向上できるが、歪がやゝ小さくなることから短繊維及び
中繊維状のものが好ましい。
イト繊維Bを用いた実施例1,2及び短繊維状セピオラ
イト繊維Cを用いた実施例3,4では、組成物に対する
分散性が良く比較例1に示したセピオライト繊維を添加
していない組成物に較べ、曲げ強度が上昇しており、骨
材間の締結力を上昇させている。一方、比較例2及び3
に見られるごとく繊維長が50μ以上で繊維径が0.2
μの長繊維セピオライト繊維Aを用いた場合には、実施
例1〜4に比較して組成物に対する分散性が悪く、局所
的に繊維が集中し、このため曲げ強度及び歪は低下して
いる。これに対し、繊維長が50μ未満で繊維径が0.
2μの中繊維状或は短繊維状のセピオライト繊維B,C
を用いた実施例1〜4は比較例1に対しては勿論、比較
例2及び3に較べても曲げ強度が上昇していると共に歪
の低下が小さく、骨材間の締結力を上昇させることので
きる組成物を得ることが見いだせる。尚、外観が微粉状
のものを用いた場合、分散性がよく組成物の曲げ強度を
向上できるが、歪がやゝ小さくなることから短繊維及び
中繊維状のものが好ましい。
【0026】また、表4は前記した実施例1の組成物に
おけるエポキシ樹脂の添加量を6部,7部,8部と変化
させ曲げ試験を行った結果を示した。ただし、供試体の
作成及び養生温度は20°Cで行った。尚、比較例とし
て、セピオライト繊維を添加していない比較例1の組成
物におけるエポキシ樹脂の添加量を6部,7部,8部と
変化させたものについても列記した。
おけるエポキシ樹脂の添加量を6部,7部,8部と変化
させ曲げ試験を行った結果を示した。ただし、供試体の
作成及び養生温度は20°Cで行った。尚、比較例とし
て、セピオライト繊維を添加していない比較例1の組成
物におけるエポキシ樹脂の添加量を6部,7部,8部と
変化させたものについても列記した。
【0027】
【表4】
【0028】表4の結果により、セピオライト繊維を添
加した実施例1のものにおいて締結材添加量を変化させ
た場合、実施例1に対し曲げ強度は増加し、歪が小さく
なっているが、これら曲げ強度及び歪に殆ど変化がない
ことと、破壊断面の状態において多くの骨材が破壊され
ていることから、締結材が少量であっても強固な締結が
行われているのことが判るのに対し、比較例1のものに
おいては、締結材の添加量を変化させた場合、添加量が
多くなるほど、つまり、骨材間の接着面積が上昇するに
従って強度の上昇及び歪の低下が見受けられ、また、破
壊断面の状態において骨材の破壊率が増していることか
ら、締結材を増量することによってその締結力が骨材の
強度を上回った結果であると判断できる。従って、同じ
締結力を生じさせるには、実施例1の組成物では、セピ
オライト繊維を添加していない締結材の添加量より少量
で生じさせ得ることが判明する。
加した実施例1のものにおいて締結材添加量を変化させ
た場合、実施例1に対し曲げ強度は増加し、歪が小さく
なっているが、これら曲げ強度及び歪に殆ど変化がない
ことと、破壊断面の状態において多くの骨材が破壊され
ていることから、締結材が少量であっても強固な締結が
行われているのことが判るのに対し、比較例1のものに
おいては、締結材の添加量を変化させた場合、添加量が
多くなるほど、つまり、骨材間の接着面積が上昇するに
従って強度の上昇及び歪の低下が見受けられ、また、破
壊断面の状態において骨材の破壊率が増していることか
ら、締結材を増量することによってその締結力が骨材の
強度を上回った結果であると判断できる。従って、同じ
締結力を生じさせるには、実施例1の組成物では、セピ
オライト繊維を添加していない締結材の添加量より少量
で生じさせ得ることが判明する。
【0029】また、表5は、繊維長が50μ未満で繊維
径が0.2μの中繊維状セピオライト繊維Bを使用した
実施例1の組成物の作成及び養生温度を10,20,3
0,40,50°Cと変化させ、曲げ強度の変化を測定
すると共に、締結材の垂れの状態を観察した。尚、比較
例として、セピオライト繊維を添加していない比較例1
の組成物の作成及び養生温度を10,20,30,4
0,50°Cと変化させた場合の曲げ強度の変化及び締
結材のたれの状態も列記した。
径が0.2μの中繊維状セピオライト繊維Bを使用した
実施例1の組成物の作成及び養生温度を10,20,3
0,40,50°Cと変化させ、曲げ強度の変化を測定
すると共に、締結材の垂れの状態を観察した。尚、比較
例として、セピオライト繊維を添加していない比較例1
の組成物の作成及び養生温度を10,20,30,4
0,50°Cと変化させた場合の曲げ強度の変化及び締
結材のたれの状態も列記した。
【0030】
【表5】
【0031】表5の結果により、前記セピオライト繊維
Bを添加した実施例1のものでは、試供体の製造及び養
生温度を変化させてもその曲げ強度及び歪にほとんど変
化はなく、また、締結材の垂れも認められないが、セピ
オライト繊維を添加していない比較例1のものでは、組
成物の作成及び養生温度が変化することによって、曲げ
強度及び歪の値が変化し、温度が上昇するに従って締結
材の垂れも著しくなっているのであり、つまり、骨材表
面に常に一定膜厚の締結材を確保することができず、曲
げ強度及び歪の値が低下しているのである。
Bを添加した実施例1のものでは、試供体の製造及び養
生温度を変化させてもその曲げ強度及び歪にほとんど変
化はなく、また、締結材の垂れも認められないが、セピ
オライト繊維を添加していない比較例1のものでは、組
成物の作成及び養生温度が変化することによって、曲げ
強度及び歪の値が変化し、温度が上昇するに従って締結
材の垂れも著しくなっているのであり、つまり、骨材表
面に常に一定膜厚の締結材を確保することができず、曲
げ強度及び歪の値が低下しているのである。
【0032】
【発明の効果】以上のごとく本発明によれば、天然石の
玉石や砕石若しくは有色磁器骨材等の単粒度の着色骨材
とエポキシ樹脂やウレタン樹脂、アクリル樹脂等の常温
熱硬化型樹脂から成る透水性舗装材に天然繊維状粘度鉱
物であるセピオライト繊維を添加したものであるから、
高空隙率が得られながらセピオライト繊維による吸油作
用により施工及び養生中の温度が変化しても、骨材表面
に常に一定膜厚の締結材を確保することができ、この結
果、施工時期や日照の有無などの外気条件に関係なく樹
脂モルタル透水性組成物の強度の安定化を得ることがで
きると共に、骨材間の締結力を上昇させ骨材の離脱を防
止する作用も生じることができ、その上、使用量も極少
量で効果が発揮され、使用骨材の色調も変化させること
がないのである。
玉石や砕石若しくは有色磁器骨材等の単粒度の着色骨材
とエポキシ樹脂やウレタン樹脂、アクリル樹脂等の常温
熱硬化型樹脂から成る透水性舗装材に天然繊維状粘度鉱
物であるセピオライト繊維を添加したものであるから、
高空隙率が得られながらセピオライト繊維による吸油作
用により施工及び養生中の温度が変化しても、骨材表面
に常に一定膜厚の締結材を確保することができ、この結
果、施工時期や日照の有無などの外気条件に関係なく樹
脂モルタル透水性組成物の強度の安定化を得ることがで
きると共に、骨材間の締結力を上昇させ骨材の離脱を防
止する作用も生じることができ、その上、使用量も極少
量で効果が発揮され、使用骨材の色調も変化させること
がないのである。
【0033】また、セピオライト繊維は、その繊維長を
50μ未満とすることにより、結合剤に対する分散性が
良くなり、曲げ強度を向上させることができるのであ
る。
50μ未満とすることにより、結合剤に対する分散性が
良くなり、曲げ強度を向上させることができるのであ
る。
【図1】単粒度の骨材と締結材とから成る樹脂モルタル
透水性舗装用組成物の説明図である。
透水性舗装用組成物の説明図である。
【図2】粒度の異なる骨材と締結材とから成る樹脂モル
タル透水性舗装用組成物の説明図である。
タル透水性舗装用組成物の説明図である。
【図3】骨材に対する締結材の膜厚が厚い場合の接着面
積を示す説明図である。
積を示す説明図である。
【図4】骨材に対する締結材の膜厚が薄い場合の接着面
積を示す説明図である。
積を示す説明図である。
【図5】セピオライト繊維のエポキシ樹脂に対する吸油
率と粘度との相関関係を示す特性図である。
率と粘度との相関関係を示す特性図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 天然石の玉石や砕石若しくは有色磁器骨
材等の単粒度の着色骨材とエポキシ樹脂やウレタン樹
脂、アクリル樹脂等の常温熱硬化型樹脂から成る透水性
舗装材にセピオライト繊維を添加したことを特徴とする
樹脂モルタル透水性舗装用組成物。 - 【請求項2】 セピオライト繊維の繊維長を50μ未満
としている請求項1記載の樹脂モルタル透水性舗装用組
成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4190682A JP2560176B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 樹脂モルタル透水性舗装用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4190682A JP2560176B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 樹脂モルタル透水性舗装用組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0633409A true JPH0633409A (ja) | 1994-02-08 |
| JP2560176B2 JP2560176B2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=16262130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4190682A Expired - Fee Related JP2560176B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 樹脂モルタル透水性舗装用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2560176B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112552000A (zh) * | 2020-12-07 | 2021-03-26 | 绵竹市铸诚混凝土有限公司 | 一种表面耐磨憎水增强型自流平砂浆及其制备方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6414202U (ja) * | 1987-07-14 | 1989-01-25 |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP4190682A patent/JP2560176B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6414202U (ja) * | 1987-07-14 | 1989-01-25 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112552000A (zh) * | 2020-12-07 | 2021-03-26 | 绵竹市铸诚混凝土有限公司 | 一种表面耐磨憎水增强型自流平砂浆及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2560176B2 (ja) | 1996-12-04 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |