JPH0633426B2 - 漂白剤組成物 - Google Patents

漂白剤組成物

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JPH0633426B2
JPH0633426B2 JP29915685A JP29915685A JPH0633426B2 JP H0633426 B2 JPH0633426 B2 JP H0633426B2 JP 29915685 A JP29915685 A JP 29915685A JP 29915685 A JP29915685 A JP 29915685A JP H0633426 B2 JPH0633426 B2 JP H0633426B2
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acid
peroxide
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cyanopyridinium
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水溶液中で過酸化水素を放出する過酸化物を
含有し、家庭用、工業用等の種々の用途に用いられる漂
白力に優れた酸素系の漂白剤組成物に関する。
従来の技術及び発明が解決しようとする課題 漂白剤には、還元型漂白剤と酸化型漂白剤があり、効果
が優れている点で酸化型漂白剤が汎用されている。酸化
型漂白剤は、更に塩素系漂白剤と酸素系漂白剤とに大別
されるが、塩素系漂白剤は被処理物を変色、退色させる
ために色柄物衣料に使用できないこと及び特有の臭気を
有することなどの欠点がある。これに対し、酸素系漂白
剤は塩素系漂白剤に比べて使用し得る範囲が広いこと、
塩素系漂白剤のような特有の臭気がないことといった点
や使い易さの点などで優れている。
しかしながら、酸素系漂白剤の中で、過酸化水素や、過
炭酸塩、過硼酸塩−水化物、更にピロリン酸塩、クエン
酸塩、硫酸ナトリウム、尿素、けい酸ナトリウム等の過
酸化水素付加物といった水溶液中で過酸化水素を放出す
る過酸化物は、塩素系漂白剤に比べて漂白力が劣り、短
時間の漂白処理では充分な漂白効果を得ることができ
ず、特に低温において充分な漂白効果を得るためにはか
なり長時間の処理を要するという欠点を有している。
また、従来より過酸化水素や過酸化物にTAED(テトラア
セチルエチレンジアミン),TAGU(テトラアセチルグリ
コールウリル),PAG(ペンタアセチルグルコース)等
の漂白活性化剤を併用して漂白効果を高めることが行わ
れている。しかし、これら従来の漂白活性化剤の活性効
果はいずれも充分なものではない上、これら活性化剤を
使用した場合、被処理物が漂白剤によって変退色するこ
とがあり、このような理由から酸素系漂白剤は塩素系漂
白剤に比べて未だ満足すべき漂白効果を得るに至ってい
ないのが実状であった。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、優れた漂白効
果を有し、短い処理時間で被処理物を良好に漂白できる
酸素系の漂白剤組成物を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び作用 本発明者らは、上記目的を達成するため、酸素系漂白剤
の漂白力を高めることにつき鋭意研究を行った結果、水
溶液中で過酸化水素を放出する過酸化物を含有する漂白
剤組成物に対し、この過酸化物活性化剤として下記式
(1)の化合物の1種又は2種以上を配合し、過酸化物
と式(1)の化合物とを併用した場合、漂白力が著しく
高められることを見い出した。
従って、本発明は、水溶液中で過酸化水素を放出する過
酸化物を含有する漂白剤組成物において、上記過酸化物
の活性化剤として下記式(1)の化合物、 (但し、Rは低級アルキル基又は低級アルコキシ基、
R′は炭素数1〜18のアルキル基又はアルケニル基、X
はハロゲン,炭素数1〜3のアルキルスルホン酸基又は
フェニルスルホン酸基を示し、p=0〜4,q=1〜
3,1≦p+q≦5である。) で示されるシアノピリジニウム塩類の1種又は2種以上
を配合してなることを特徴とする漂白剤組成物を提供す
るものである。
本発明組成物によれば、上記式(1)の化合物の活性化
作用によって水溶液中で過酸化水素を放出する過酸化物
の漂白力が著しく改善され、このため被処理物を短時間
で漂白処理することができると共に、被処理物の変退色
を良好に防止する効果を与える。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の漂白剤においては、水溶液中で過酸化物水素を
放出する過酸化物を漂白剤として配合するものである
が、この場合、上記過酸化物としては水に溶解して過酸
化水素を放出するものであればいずれのものも使用し得
る。例えば過酸化水素、過炭酸塩、過硼酸塩、及びピロ
リン酸塩、クエン酸塩、硫酸ナトリウム、尿素、けい酸
ナトリウム等の過酸化水素付加物などの1種又は2種以
上を好適に使用し得るが、特に過酸化水素、過炭酸ナト
リウム等の過炭酸塩、過硼酸ナトリウム一水化物等の過
硼酸塩を用いることが好ましい。
本発明は、上記過酸化物に活性化剤として下記式(1) (但し、Rは低級アルキル基又は低級アルコキシ基、
R′は炭素数1〜18のアルキル基又はアルケニル基、X
はハロゲン,炭素数1〜3のアルキルスルホン酸基又は
フェニルスルホン酸基を示し、p=0〜4,q=1〜
3,1≦p+q≦5である。) で示されるシアノピリジニウム塩類を併用する。
この場合、式(1)で示されるシアノピリジニウム塩類
としては、特にR′が炭素数1〜12のアルキル基である
2−シアノピリジニウム塩、3−シアノピリジニウム
塩、4−シアノピリジニウム塩が好適に用いられる。こ
のような化合物としては、例えばメチル−2−シアノピ
リジニウムクロライド、プロピル−2−シアノピリジニ
ウムクロライド、エチル−3−シアノピリジニウムブロ
マイド、エチル−4−シアノピリジニウムメチルスルホ
ネート、ドデシル−2−シアノピリジニウムフェニルス
ルホネート等が挙げられる。
本発明において、上述した過酸化物と活性化剤との配合
割合は20:1〜1:2のモル比とすることが好ましく、
上記範囲を外れると充分な漂白力が得られないことがあ
る。なお、過酸化物と活性化剤とのより好ましい配合モ
ル比は10:1〜1:1である。
本発明漂白剤組成物は、必要に応じ下記に示す適宜な公
知の他の成分を加え、常法により調製することができ
る。例えば、本発明組成物に無機・有機ビルダー、陰イ
オン、非イオン界面活性剤、酵素、香料、顔料、蛍光剤
等を加えて漂白剤組成物を調製することができる。ここ
で、無機・有機のビルダーとしては、硫酸ナトリウム、
ケイ酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、エチレ
ンジアミン四酢酸ナトリウム、ニトリロ三酢酸ナトリウ
ム、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸及び
その塩等である、陰イオン界面活性剤としては、炭素数
約8〜22のアルキル基を有するスルホン酸塩及び硫酸
塩、アルキル基が約9〜15のアルキルベンゼンスルホン
酸塩、炭素数約8〜22のα−オレフィンスルホン酸塩、
炭素数約10〜22の脂肪酸石けんがある。好ましい塩はア
ルカリ金属塩であり、特に好ましくはナトリウム塩であ
る。非イオン界面活性剤としては、炭素数が約6〜12の
直鎖又は分枝鎖のアルキル基を有し、アルキルフェノー
ル1モルに対し酸化エチレン5〜25モルを縮合したアル
キルフェノールの酸化エチレン縮合物、炭素数が約8〜
22の直鎖又は分枝鎖を有する脂肪族アルコール1モルに
酸化エチレン5〜30モルを縮合した脂肪族アルコールの
酸化エチレン縮合物、プロピレングリコールに酸化プロ
ピレンを縮合させ、更に酸化エチレンを縮合して得られ
る「プルロニック」の商品名の非イオン界面活性剤、ア
シル部分の炭素数が約8〜18の脂肪酸のモノあるいはジ
エタノールアミド、炭素数が約8〜24のアルキル基とメ
チル基及び/又はエチル基を表するアミンオキシドがあ
る。
なお、ビルダーは漂白剤組成物中に0〜80重量%、特に
1〜50重量%、陰イオン界面活性剤は0〜30重量%、特
に0.5〜20重量%、非イオン界面活性剤は0〜10重量
%、特に0.5〜5重量%配合することができる。
また、漂白剤組成物に配合可能な酵素としては、水の付
加、除去を促進する加水分解酵素、酸化還元を促進する
酸化還元酵素、基を1つの分子から他の分子へ転移し、
汚れを変質させて除去を促進する転移酵素、分子間の結
合を切断し汚れを分解して除去を促進するリガーゼ,リ
アーゼ、分子を異性化し、汚れを化学的に変質して除去
を促進する酵素が使用でき、これらの中では加水分解酵
素が好ましく、特に加水分解酵素の中のプロテアーゼが
好ましい。プロテアーゼの具体例としては、セリンプロ
テアーゼ、ペプシン、トリプシン、キモトリプシン、コ
ラーゲナーゼ、ケラチナーゼ、エステラーゼ、スブチリ
シン、パパイン、カルボキシペプチターゼA及びB、ア
ミノペプチターゼがある。好ましいプロテアーゼは、セ
リンプロテアーゼである。これらのものは、例えば 「アルカラーゼ」:ノボ・インダストリー社 「エスペラーゼ」:ノボ・インダストリー社 「ビロプラーゼ」:長瀬産業(株) 「マクサターゼ」:ギスト・ブロケーデス社 「ALP−2」:明治製菓(株) 「スペラーゼ」:ファイザー社 などの市販品として容易に入手し得る。酵素を配合する
場合、漂白剤組成物中への配合量は0.01〜5重量%の範
囲が好ましい。
なお、上述した活性化剤の1種又は2種以上を粒状に調
製し、過酸化物に配合することができる。この粒状化に
際しては、活性化剤100重量部に5〜60℃、好ましくは1
0〜40℃で流動性を有するバインダーの1種又は2種以
上の混合物5〜200重量部、好ましくは10〜100重量部を
加えて造粒することが好適である。
ここで、バインダーとしては、5〜60℃、好ましくは10
〜40℃で流動性のある非イオン界面活性剤、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、流動パラフ
ィン及び高級アルコールから選ばれる1種又は2種以上
の混合物が使用し得る。例えば、好ましい非イオン界面
活性剤としては下記(I)〜(VI)に示すものが挙げら
れる。
(I)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基
を有し、1〜20モルのエチレンオキサイドを付加したポ
リオキシエチレンアルキル又はアルケニルエーテル。
(II)平均炭素数6〜12のアルキル基を有し、1〜20モ
ルのエチレンオキサイドを付加したポリオキエチレンア
ルキルフェニルエーテル。
(III)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル
基を有し、1〜20モルのプロピレンオキサイドを付加し
たポリオキシプロピレンアルキル又はアルケニルエーテ
ル。
(IV)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基
を有し、1〜20モルのブチレンオキサイドを付加したポ
リオキシブチレンアルキル又はアルケニルエーテル。
(V)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基
を有し、総和で1〜20モルのエチレンオキサイドとプロ
ピレンオキサイドあるいはエチレンオキサイドとブチレ
ンオキサイドを付加した非イオン活性剤。ここで、エチ
レンオキサイド/プロピレンオキサイド又はブチレンオ
キサイドの比は0.1〜9.9〜9.9/0.1であ
る。
(VI)エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドの共
重合体、あるいはエチレンオキサイドとブチレンオキサ
イドの共重合体。
造粒法としては、押出し造粒法、転動式造粒法、圧縮式
造粒法等の公知の方法を採用し得、活性化剤やバインダ
ーの種類等に応じて適宜方法を選定することができる。
例えば、押出し造粒機を用いて造粒する場合、造粒の前
工程として粒径150μm以下に微粉砕した活性化剤を公
知の混合機で均一に混合した後、バインダーを徐々に加
えて粉体とバインダーを充分に混練する。次に、混練し
た混合物を押出し造粒機にチャージして造粒した後、篩
別するものである。なお、必要に応じ、粒子特性向上の
ため、篩別を行う前に平均一次粒径0.1μm以下の無
機微粉体、例えば微粉シリカ等で造粒物の表面を被覆し
てもよい。
本発明漂白剤組成物は、粒状洗剤と好適に混合し、漂白
洗浄剤を得ることができる。
この場合、粒状洗剤としては、通常の衣料用洗剤などと
して用いられるものが使用でき、例えば、以下の(1)
〜(7)に例示した各成分を含有することができ、これ
らは使途に応じて適宜選択される。粒状洗剤は、以下に
示すような各成分を含むスラリーを粒径200〜500μm、
見掛け比重0.15〜0.40g/mlとなるように噴霧乾燥す
ることにより得ることができ、また、得られた噴霧乾燥
品にさらに所望の洗剤成分を粉体ブレンドすることもで
きる。
(1)界面活性剤 1) 平均炭素数10〜16のアルキル基を有する直鎖又は分
枝鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩。
2) 平均炭素数10〜20の直鎖又は分枝鎖のアルキル基又
はアルケニル基を有し、1分子内に平均0.5〜8モル
のエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド又はブチ
レンオキサイドあるいはエチレンオキサイド/プロピレ
ンオキサイドを0.1/9.9〜9.9/0.1の比
で、またはエチレンオキサイド/ブチレンオキサイドを
0.1/9.9〜9.9/0.1の比で付加した、アル
キル又はアルケニルエーテル硫酸塩。
3) 平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を
有するアルキル基又はアルケニル硫酸塩。
4) 平均炭素数10〜20のオレフィンスルホン酸塩。
5) 平均炭素数10〜20のアルカンスルホン酸塩。
6) 平均炭素数10〜24の飽和又は不飽和脂肪酸塩。
7) 平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を
有し、1分子中に平均0.5〜8モルのエチレンオキサ
イド、プロピレンオキサイド又はブチレンオキサイドあ
るいはエチレンオキサイド/プロピレンオキサイドを
0.1/9.9〜9.9/0.1の比で、またはエチレ
ンオキサイド/ブチレンオキサイドを0.1/9.9〜
9.9/0.1の比で付加した、アルキル又はアルケニ
ルエーテルカルボン酸塩。
8) 以下の一般式(II)で表わされるα−スルホ脂肪酸
塩又はエステル。
(式中Yは炭素数1〜3のアルキル基又は対イオン、Z
は対イオンである。R1は炭素数10〜20のアルキル量又は
アルケニル基を表わす。) ここで、イオンとしてはナトリウム、カリウム等のアル
カリ金属イオンを挙げることができる。
9) 平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を
有し、1〜20モルのエチレンオキサイドを付加したポリ
オキシエチレンアルキル又はアルケニルエーテル。
10) 平均炭素数6〜12のアルキル基を有し、1〜20モル
のエチレンオキサイドを付加したポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル。
11) 平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を
有し、1〜20モルのプロピレンオキサイドを付加したポ
リオキシプロピレンアルキル又はアルケニルエーテル。
12) 平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を
有し、1〜20モルのブチレンオキサイドを付加したポリ
オキシブチレンアルキル又はアルケニルエーテル。
13) 平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を
有し、総和で1〜30モルのエチレンオキサイドとプロピ
レンオキサイドあるいはエチレンオキサイドとブチレン
オキサイドを付加した非イオン活性剤。ここで、エチレ
ンオキサイドとプロピレンオキサイド又はブチレンオキ
サイドとの比は0.1/9.9〜9.9/0.1が適当
である。
14) 平均炭素数10〜20の脂肪酸とショ糖からなるショ糖
脂肪酸エステル。
15) 平均炭素数10〜20の脂肪酸とグリセリンからなる脂
肪酸グリセリンモノエステル。
16) 下記の一般式(III)で表わされるアルキルアミン
オキサイド。
(式中、R2は炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル
基であり、R3,R4は炭素数1〜3のアルキル基であ
る。) 17) 下記の一般式(IV)〜(VI)で表わされるカチオン
界面活性剤。
(式中、R5,R6,R7,R8のうち少なくとも1つは炭素数8
〜24のアルキル基又はアルケニル基、他は炭素数1〜5
のアルキル基を示す。Xはハロゲン又はメチルサルフェ
ートを示す。) (式中、R5,R6,R7及びXは前述の通り。) (式中、R5,R6及びXは前述の通り。R10は炭素数2〜3
のアルキレン基、nは1〜20の整数を示す。) (2)二価金属イオン捕捉剤 1) オルソリン酸塩、ピロリン酸塩、トリポリリン酸
塩、メタリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、フィチン酸塩
などのリン酸塩。
2) エタン−1,1−ジホスホン酸、エタン−1,2−
トリホスホン酸、エタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジ
ホスホン酸及びその誘導体、エタンヒドロキシ−1,
1,2−トリホスホン酸、エタン−1,2−ジカルボキ
シ−1,2−ジホスホン酸、メタンヒドロキシホスホン
酸などのホスホン酸塩。
3) 2−ホスホノブタン−1,2−ジカルボン酸、1−
ホスホノブタン−2,3,4−トリカルボン酸、α−メ
チルホスホノコハク酸などのホスホノカルボン酸塩。
4) グリシン、アスパラギン酸、グルタミン酸などのア
ミノ酸塩。
5) ニトリロ三酢酸塩、エチレンジアミン四酢酸塩、ジ
エチレントリアミン五酢酸塩などのアミノポリ酢酸塩。
以上、1)から5)の塩としてアルカリ金属塩が好適で
ある。
6) ポリアクリル酸、ポリフマル酸、ポリマレイン酸、
ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸などの高分子電解質。
7) ジグリコール酸、オキシジコハク酸、カルボキシメ
チルオキシコハク酸、クエン酸、乳酸、酒石酸、シュウ
酸、リンゴ酸、オキシジコハク酸、グルコン酸、カルボ
キシメチルコハク酸、カルボキシメチル酒石酸などの有
機酸塩。塩としてはアルカリ金属塩が好適である。
8) アルミノケイ酸塩 一般式 x(M′2O又はM″O)・Al2O3・y(SiO2)・w(H2O) …(V
I) (式中のM′はアルカリ金属、M″はカルシウムと交換
可能なアルカリ土類金属、x,y及びwは各成分のそれ
ぞれのモル数を表わし、一般的にはxは0.7〜1.
5、yは1〜3、wは任意の数である。) で表わされる結晶性アルミノケイ酸塩もしくは無定型ア
ルミノケイ酸塩又はそれらの混合物。
(3) アルカリ剤あるいは無機電解質 ケイ酸塩、硫酸塩。塩としてはアルカリ金属が好適であ
る。
(4) 再汚染防止剤 ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース。
(5) 酵素 プロテアーゼ、リバーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ。
(6) 蛍光染料 4,4′−ビス(2−スルホスチリル)−ビフェニル
塩、4,4′−ビス(4−クロロ−3−スルホスチリ
ル)−ビフェニル塩、2−(スチルフェニル)ナフトチ
アゾール誘導体、4,4′−ビス(トリアゾール−2−
イル)スチルベン誘導体、ビス(トリアジニルアミノ)
スチルベンジスルホン酸誘導体。
(7) 香料、色素 なお、本発明漂白剤組成物を粒状洗剤と混合し、漂白洗
浄剤とする場合、過酸化物が漂白洗浄剤全体の1〜95重
量%となるように配合することが好ましい。
発明の効果 以上説明したように、本発明の漂白剤組成物は、水溶液
中で過酸化水素を放出する過酸化物と式(1)のシアノ
ピリジニウム塩類の1種又は2種以上の活性化剤とを併
用したことにより、優れた漂白力を有し、本発明組成物
によれば被処理物を短時間で漂白処理することができる
と共に、被処理物の変退色を良好に防止することができ
る。
次に、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明
するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではな
い。
〔実施例,比較例〕
過炭酸ナトリウム又は過硼酸ナトリウムと表1に示す活
性化剤とを表1に示すモル比で配合した実施例1〜9及
び比較例1〜4の漂白剤組成物をそれぞれ調製した後、
これら漂白剤組成物を用いて下記漂白効果試験及び変退
色試験を行った。結果を表1に示す。
漂白効果試験 平織綿布(#100)を市販洗剤(ブルーダイヤ)を用
いて洗濯機により浴比30倍で50℃において15分間洗浄し
た後、5分間脱水する。再度、同一操作にて洗浄、脱水
を行う。次いで、オーバーフローすすぎを15分間行った
後、5分間脱水する。オーバーフローすすぎ及び脱水操
作を合計5回繰り返し、その後風乾して前処理布とす
る。
次に、紅茶2%溶液を5分間煮沸させ、この中に上記前
処理を浴比30倍で浸して30分間煮沸し、更に40℃で30分
間放置した後、風乾して試験布(紅茶布)とする。
実施例及び比較例の漂白剤組成物を水道水(20℃)に漂
白剤の濃度が0.5%となるようにそれぞれ添加すると
共に、これら水道水にポリオキシエチレンノニルフェニ
ルエーテル(=8)0.5%をそれぞれ加えた後、こ
の中に浴比100倍で紅茶布を浸して所定時間(30分)放
置する。このように処理した試験布を洗濯機にて1分間
の脱水、1分間のオーバーフローすすぎ及び1分間の脱
水を順次行った後、アイロンがけにより乾燥して漂白処
理布とする。
上記前処理布、紅茶布及び漂白処理布の反射度を光電式
反射度高度計(ELREPHO,Carl Zeiss社製)を用いてそれ
ぞれ測定し、下記式により漂白効果を求めた。
変退色試験 所定の色素(ブルー27)で染めた布を7×7cmに裁断
し、この汚染布の四隅をピンを用いて枠に固定する。こ
の布に実施例及び比較例の漂白洗浄剤10gをそれぞれふ
りかけると共に、更に水を噴霧し、15分放置した後、水
洗して風乾する。乾燥後の布の状態を下記基準で評価
し、変退色の程度を調べた。
3点:漂白洗浄剤に接触した部分が著しく変退色し、斑
点状のものが多く認められる。
2点:漂白洗浄剤に接触した部分が変退色し、斑点状の
ものが明確に認められる。
1点:漂白洗浄剤に接触した部分が変退色し、斑点状の
ものがわずかながら認められる。
0点:漂白洗浄剤に接触した部分が全く変色せず、斑点
状が全く認められない。
表1の結果より、過炭酸ナトリウム又は過硼酸ナトリウ
ムとシアノピリジニウム塩とを併用した本発明組成物
は、活性化剤を用いない比較例4やプロピルピリジニウ
ムクロライドのような式(1)で示される以外のピリジ
ニウム塩及び他のカチオン界面活性剤を使用した比較例
1,2の漂白剤組成物に比べて漂白力が著しく向上し、
シアノピリジニウム塩の活性化効果が優れていることが
認められた。また、本発明組成物は、活性化剤としてTA
EDを用いた比較例3の組成物に比べ、被処理物に変退色
を生じさせ難いことが判明する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水溶液中で過酸化水素を放出する過酸化物
    を含有する漂白剤組成物において、上記過酸化物の活性
    化剤として、 下記式(1) (但し、Rは低級アルキル基又は低級アルコキシ基、
    R′は炭素数1〜18のアルキル基又はアルケニル基、X
    はハロゲン,炭素数1〜3のアルキルスルホン酸基又は
    フェニルスルホン酸基を示し、p=0〜4,q=1〜
    3,1≦p+q≦5である。) で示されるシアノピリジニウム塩類の1種又は2種以上
    を配合してなることを特徴とする漂白剤組成物。
  2. 【請求項2】水溶液中で過酸化水素を放出する過酸化物
    と活性化剤との配合割合がモル比として20:1〜1:2
    である特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  3. 【請求項3】式(1)のシアノピリジニウム塩類がR′
    が炭素数1〜12のアルキル基である2−シアノピリジニ
    ウム塩,3−シアノピリジニウム塩又は4−シアノピリ
    ジニウム塩である特許請求の範囲第1項又は第2項記載
    の組成物。
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