JPH06334364A - 屋外用電子機器ケース - Google Patents

屋外用電子機器ケース

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JPH06334364A
JPH06334364A JP13940993A JP13940993A JPH06334364A JP H06334364 A JPH06334364 A JP H06334364A JP 13940993 A JP13940993 A JP 13940993A JP 13940993 A JP13940993 A JP 13940993A JP H06334364 A JPH06334364 A JP H06334364A
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rainwater
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plate
lid
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Nobutaka Inoue
信敬 井上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 暴風雨時のような強い風雨の吹付に対して高
い雨水侵入防止効果を発揮でき、より強烈な風雨の吹付
の為に雨水が侵入しても、電子回路体へのその雨水の降
りかかりを防止し、且つその雨水を速やかに排出できる
ようにする。 【構成】 本体の前面開口部を閉ざす蓋は、本体の上板
の上方を覆う上板と本体の背板の後方に貯水空間を隔て
て垂下する垂れ片を有し、垂れ片の下端は背板後面の受
止片に当接して雨水の進入を遮っている。その当接部分
を通して雨水が侵入するとその雨水は貯水空間に溜ま
り、後からの新たな雨水の侵入を抑圧する。雨水が貯水
空間を越えて本体の上板の上面上に至った場合、その雨
水は該上面に沿って側方へ流れ、更に排水路を通して排
水される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は屋外にて使用される電子
機器のケースに関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示す如く内部に電子回路体収納用
の空間9fを備えると共に前面が開放している本体1fと、
上記本体前面の開口部を閉ざす為に上部を上記本体の上
部に枢着した蓋2fとから構成され、閉蓋状態では蓋2fの
上部に備えた垂下片41fと本体1fの上部に備えた立上片
18fとが嵌合すると共に、本体1fに備えた上部防雨壁81
の先端82が蓋2fの後面83に圧接するようにしている(例
えば実開平3−6874号公報参照)。このような構成
のものでは、風雨の吹付があっても上記嵌合部分によっ
て雨水の侵入を遮ることができ、強風雨によってその嵌
合部分を通して雨水が押し込まれてきても、上記の上部
防雨壁81によって内部の電子回路体に向けて水滴が落ち
ることを阻止することができる効果がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の屋外用電子
機器ケースでは暴風雨時のように強い風雨が吹き付ける
と、雨水は上記嵌合部分を容易に通り越して上部防雨壁
81の上まで入ってしまう問題点がある。入った雨水は、
後日内部点検の為に蓋2fを開けた時に水滴となって内部
の電子回路体に降りかかり、故障を引き起こしてしまう
という問題点があった。
【0004】本願発明は上記従来技術の問題点(技術的
課題)を解決する為になされたもので、暴風雨時のよう
な強い風雨の吹付に対しても高い雨水侵入防止効果を発
揮でき、しかもより強烈な風雨の吹付によって雨水の侵
入があっても、その雨水が内部の電子回路体に降りかか
ることを防止できるは勿論のこと、その侵入した雨水を
速やかに排出することができて、開蓋時に電子回路体に
降りかかってしまう事故を防止できるようにした屋外用
電子機器ケースを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本願発明における屋外用電子機器ケースは、内部に
電子回路体収納用の空間を備えると共に前面が開放して
いる本体と、上記本体前面の開口部を閉ざす為に上部を
上記本体の上部に枢着した蓋とから構成されている屋外
用電子機器ケースにおいて、上記蓋の上部部分の構成
は、閉蓋状態において上記本体における上板の上方を覆
う為の上板が備わっていると共に、その上板の後端部か
らは、閉蓋状態において本体における背板の後側に貯水
空間形成用の間隔を隔てて位置させる為の垂れ片が垂設
され、且つ該上板の中間部からは閉蓋状態において上記
本体における上板の上面に当接して水が本体の開口部の
側へ流れることを阻止する為の水止壁が垂設されてお
り、一方上記本体における上板の上面は左右の側に向け
て水勾配を持たせてあり、しかも本体の左右の各外側に
は、上記上板の上面上を流下した水を排出する為の排水
路を設けてあり、更に上記本体における背板の後面に
は、閉蓋状態において上記垂れ片の下端を当接させる為
の受止片が備えられたものである。
【0006】
【作用】受止片及びそれに当接する垂れ片が雨水の侵入
を遮る。それらの当接部分を通して雨水が押込まれた場
合、その雨水は貯水空間に溜まり、その溜まった水が、
上記当接部分から次の雨水が押し込まれることを抑圧す
る。上記当接部分からの雨水の押込が強く、雨水が上記
空間を越えて本体における上板の上面上に至ると、そこ
に至った雨水は該上面と水止壁とで構成される水路を通
って側方へ流れ、更に排水路を通して排水される。
【0007】
【実施例】以下本願の実施例を示す図面について説明す
る。図1、2に示される屋外用電子機器ケースにおい
て、1は本体、2は蓋を夫々示す。3は本体1内に収納
した電子回路体である。上記本体1は背板4、上板5、
下板6、左右の側板7,8を備えており、内部は電子回
路体3の収納空間9となっていると共に前面10が開放し
ている。
【0008】上記背板4について説明する。4aは主体
部、11, 12, 13, 13は主体部4aの上、下、左右の縁部に
おいてその後面側から前面側への水の移行阻止機能を発
揮させる為の部分で、張出片を例示する。14はマストに
対する当付部材で、周知のU字ボルト15a、蝶ナット15
b、押え部材15cと共に図1、3に示すマスト15dに対
する取付具16を構成している。図2に示される17は蓋2
を開放状態に保持する為の係合凸部、18は後述の垂れ片
41を受止める為の受止片、図3(B)に示される18aは
その受止面で、蓋2の開閉動作時における垂れ片下端の
移動を阻害せぬよう図示の如き円弧状の断面形状に形成
してある。19は水の上昇勢力を弱める為の部材で、図示
の如くリブ状に形成してある。図1、2、5の20, 20は
蓋2の側板との嵌合片である。
【0009】次に21は上板5の上面を示し、上板5の中
央部5aにおいて最も高く左右の端に至る程低くなる水勾
配を持たせてある。
【0010】次に下板6は閉蓋時において蓋の内面を受
止めるに充分な長さ(前後方向長さ)に形成してあり、
図3(C)の22はその先端の受部を示す。23は貯水細隙
形成部で、下板6の前端部上面に凹設したものを例示す
る。図1の24は蓋2の止具を受ける為の部材で、ねじ孔
24aを備える。図1、3の25は伝送線例えば同軸ケーブ
ル26を挿通する為の挿通孔、27は防水キャップ28を装着
する為の装着筒、29は雨水を下方へ流下させて防水キャ
ップ28の上端の側へ至ることを阻止する為の筒体であ
る。
【0011】次に側板7,8にいて図1、2、4に示す
31は各側板の外面を流下する水を下方へ流し落としてし
まって下板6の側へ移行することを阻止すると共に、後
述の排水路への風雨の吹き込みを抑圧する為の部材で、
垂下片を例示する。32は緩衝空間形成用の部分で、凹部
を例示する。33は後述の排水路への風雨の吹き込みを抑
圧する為の邪魔板、34は排水口を示す。35は本体上部に
対する蓋上部の枢着の為の部材で、側板7,8の上部外
面に一体形成した軸体を例示する。
【0012】次に蓋2は図2、3に示すように、前記開
口部10を覆う為の前板37と、上板5の上側を囲う為の上
板38と、側板7,8の外側を囲う為の側板39, 40と、防
水用の垂れ片41とを備えている。前板37は開口部10と重
合する主体部37a以外に下方への張出部42を備える。4
3, 44は風雨の吹き込み抑圧用の邪魔板、45は貯水細隙
形成用の部材で、前記凹部23と対応形成した突片を例示
する。46は閉蓋状態において凹部23と突片45との間に形
成された貯水細隙を示す。図1の59は止具で、摘み付き
のねじ棒を例示する。
【0013】上板38は上板5の上方を覆い尽くすに充分
な大きさに形成してある。48は上板38の下面に垂設した
水止壁で、閉蓋状態において下端48aが前記上面21に圧
接する高さに形成してある。また下端48aは水止壁47の
全長にわたり上面21に当接するよう上面21と対応する勾
配を持たせてある。図3、4の49は閉蓋状態において上
面21と水止壁48とによって構成される水路を示す。
【0014】次に垂れ片41は図3(A)、(B)に示す
ように閉蓋状態において背板4の上部背面と重合する高
さに形成してある。41aは垂れ片の下端で、前記受止面
18aとの当接部を示す。50は部材19との干渉を避ける為
の凹部である。51は閉蓋状態において背板4と垂れ片41
との間にできた貯水空間を示す。
【0015】次に側板39,40は閉蓋状態において図4の
如く本体1の下板6よりも下方へ張り出す張出部53を有
しており、その内面には後述の排水路への風雨の吹き込
みを抑圧する為の邪魔板54を備える。55は本体1の上部
に対する蓋2の上部の枢着の為の部材で、前記軸体35と
嵌合するよう対応形成した透孔を例示する。図2、5の
56は前記嵌合片20との嵌合部、図2の57は雨水の堰止片
である。図4、5(A)の60は本体1の左右の各外側に
設けられた排水路を示し、例えば閉蓋状態において本体
1の側板7,8と蓋2の側板39, 40との間に形成される
ものを例示する。61は排水路60の途中に形成された緩衝
空間を示す。
【0016】次に図1、3の電子回路体3は周知の構成
のもので、回路基板64に芯線接続部65aと外部導体接続
部65bから成る接続端子65やその他図示外の多数の回路
素子を付設して、周知の電子回路例えばブースタ回路或
いはミキサ回路が構成されている。
【0017】上記構成にあっては、閉蓋状態において降
雨があると上方から降りかかった雨水は、一部は図3の
矢印71のように上板38の上面から前板37の前面や側板3
9, 40の外面を伝って下方へ流れ落ち、他は矢印72のよ
うに上板38の上面から垂れ片41、背板4の後面を伝って
下方へ流れ落ちる。
【0018】雨水が風と共に矢印73のように吹き付ける
場合、垂れ片41の下端41aは受止片18の受止面18aに対
して当接状態である為、そこからの雨水の侵入は遮断さ
れる。この場合、背板4の後面を矢印74で示すように雨
水が吹き上げられてきても、突出部材である受止片18は
上記吹き上げられてきた雨水を矢印71のように反らし、
その雨水が上記当接箇所に直接的に到達することを阻止
する。従って上記雨水の侵入遮断効果が高められる。ま
たケースの下部部分においては、前板37の後面の当部37
bは受部22に当接している為、そこからの雨水の侵入も
遮断される。この場合、矢印75のように吹き付ける風雨
はその勢いが邪魔板43, 44により前もって弱められてか
ら上記当接箇所へ至る為、上記雨水の侵入遮断効果が高
い。
【0019】風雨の吹付がより強くて上記受止面18aと
そこに当接する下端41aとの間を通して雨水が押し込ま
れた場合、その雨水は先ず貯水空間51に溜まる。溜まっ
た雨水の存在はそれ以降の新たな雨水の侵入に対する抵
抗となり、その侵入を阻む。従って強風雨の吹付に対し
ても空間51を越えての雨水の侵入は阻止される。一方、
当部37bと受部22との当接箇所においてもそこを通して
雨水が押し込まれると、その雨水は貯水細隙46に溜ま
る。溜まった雨水は上記貯水空間51の場合と同様に新た
な雨水の侵入を阻む。
【0020】雨水の吹付が強烈で空間51を越えて矢印76
の如く雨水が上板5の上面21に流入した場合、その雨水
は水路49を図4の矢印77のように流れて排水路60に至
る。この場合、上面21上に至った雨水は既に前記吹付の
勢いが無くなっているから上面21と下端48aとの圧接部
分を通して本体1の前面10の側に至ることは無い。排水
路60に至った雨水は、そこを矢印78のように流下して矢
印79の如く下方へ排出される。従って収納空間9への雨
水の侵入は無い。
【0021】排水路60の下端の出口付近においてはそこ
に風雨の吹付があっても、邪魔板54、垂下片31、邪魔板
33等が排水路60への風雨の吹き込みを抑制する。又排水
路60の出口から風の一部が吹き込んでも、緩衝空間61が
排水路上方へのその風の伝搬を抑制する。本体1と蓋2
との枢着部付近に吹き付けられた雨水が図1に符号80で
示すように移行する場合、堰止片57はその雨水が本体前
面の開口部の側へ進むことを阻止し、排水路60へ導く。
【0022】次に、回路体3の点検や修理を行なう場合
は、止具59を緩め、軸体35を中心に蓋2を図1及び図3
(A)に想像線で示されるように開いて作業を行なう。
この場合前述のように上板5の上面21においてはそこに
雨水が流れ込んでもそれは速やかに排出されてしまって
いるから、蓋2を開いても内部の回路体3に雨水が降り
かかるようなことはない。尚上記蓋2を開いた状態で
は、垂れ片41の下端部は係合凸部17と係合して蓋2は開
放状態に保持される。
【0023】
【発明の効果】以上のように本願発明にあっては、閉蓋
状態においては、蓋2における垂れ片41の下端41aが本
体1における背板4の背面の受止片18に当接しているか
ら、そこに風雨が吹き付けてもそこからの雨水の侵入を
それら垂れ片41と受止片18とで遮って、内部の電子回路
体3を保護できる効果がある。
【0024】その上暴風雨時のように強い風雨が吹き付
けて上記当接部分から雨水が押し込まれた場合には、背
板4と垂れ片41との間の貯水空間51に溜まった水によっ
て、上記当接部分から次の雨水が押し込まれることを抑
えることができ、上記強風時においても電子回路体収納
空間9への侵水を防いで電子回路体3の保護を持続でき
る効果がある。
【0025】更に、より強烈な風雨が吹付け雨水が上記
貯水空間51を越えて本体1における上板5の上面21上に
入ってきても、水勾配を持たせてあるその上面21とそこ
に当接している水止壁48とで構成される水路49によって
上面21上の雨水を側方へ案内し、そこから排水路60を通
して排水できる特長がある。このことは、該降雨時にお
いて電子回路体3への雨水の降りかかりを防止できる効
果があるは勿論のこと、後日内部点検の為に開蓋した場
合においても、前記従来技術の如く上方に溜まっていた
雨水が落下して電子回路体に降りかかってしまうという
事故の発生を固より防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】開蓋状態の斜視図。
【図2】一部破断分解斜視図。
【図3】(A)は閉蓋状態の縦断面図、(B)は(A)
におけるB部分の拡大図、(C)はC部分の拡大図。。
【図4】図3におけるIV−IV線切断部端面図。
【図5】(A)は図4におけるVA−VA線切断部端面図、
(B)はVB-VB線断面図。
【図6】従来例を示す部分図。
【符号の説明】
1 本体 2 蓋 3 電子回路体 5 上板 41 垂れ片 48 水止壁 60 排水路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に電子回路体収納用の空間を備える
    と共に前面が開放している本体と、上記本体前面の開口
    部を閉ざす為に上部を上記本体の上部に枢着した蓋とか
    ら構成されている屋外用電子機器ケースにおいて、上記
    蓋の上部部分の構成は、閉蓋状態において上記本体にお
    ける上板の上方を覆う為の上板が備わっていると共に、
    その上板の後端部からは、閉蓋状態において本体におけ
    る背板の後側に貯水空間形成用の間隔を隔てて位置させ
    る為の垂れ片が垂設され、且つ該上板の中間部からは閉
    蓋状態において上記本体における上板の上面に当接して
    水が本体の開口部の側へ流れることを阻止する為の水止
    壁が垂設されており、一方上記本体における上板の上面
    は左右の側に向けて水勾配を持たせてあり、しかも本体
    の左右の各外側には、上記上板の上面上を流下した水を
    排出する為の排水路を設けてあり、更に上記本体におけ
    る背板の後面には、閉蓋状態において上記垂れ片の下端
    を当接させる為の受止片が備えられていることを特徴と
    する屋外用電子機器ケース。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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