JPH0633477U - 菓子成形用紙容器 - Google Patents
菓子成形用紙容器Info
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- JPH0633477U JPH0633477U JP7497292U JP7497292U JPH0633477U JP H0633477 U JPH0633477 U JP H0633477U JP 7497292 U JP7497292 U JP 7497292U JP 7497292 U JP7497292 U JP 7497292U JP H0633477 U JPH0633477 U JP H0633477U
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Links
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スポンジケーキ類を簡単にしかも安価に焼き
得る菓子成形用紙容器を提供することにある。 【構成】 上部に向けて広口に開口する周壁2の上縁部
外周に、周壁上端部2aの巻付けにてリブ12を設け、下縁
部内周に周壁下端部2bの折り返しによる支持壁22を設け
た外筒1と、外筒の内部に嵌挿し、支持壁に係止し上方
にのみ離脱可能となる底壁3、及び周壁の内側に嵌挿し
内面に離型層8aを有する組立式の内筒4から構成するも
のである。
得る菓子成形用紙容器を提供することにある。 【構成】 上部に向けて広口に開口する周壁2の上縁部
外周に、周壁上端部2aの巻付けにてリブ12を設け、下縁
部内周に周壁下端部2bの折り返しによる支持壁22を設け
た外筒1と、外筒の内部に嵌挿し、支持壁に係止し上方
にのみ離脱可能となる底壁3、及び周壁の内側に嵌挿し
内面に離型層8aを有する組立式の内筒4から構成するも
のである。
Description
【0001】
この考案は、主にスポンジケーキの成形に用いる菓子成形用紙容器に関する。
【0002】
周知の如く小麦粉を主原料として作るカステラやスポンジケーキ等は、先ず小 麦粉に卵や砂糖等を入れ、水でこねて種や生地を作り、次でその種や生地を菓子 の形状に合せて作った焼型内に入れ、焼型に入れた種や生地をガスオーブンレン ジや電子レンジで焼き、焼き上った菓子を焼型より取り出し、皿等に入れて食す るか、紙等で包装し娯楽地等まで持参して食べていた。
【0003】 出願人は実公平2-46310 号公報の如く、内周下部に支持壁を設けた円筒と、支 持壁の上に取出し可能に載置する内体より構成し、内体を支持壁に係止する底壁 と、その中央部より上下に貫通する筒より構成した紙容器を先に工夫し、該紙容 器にて生地を焼き上げ得るようにすると共に、焼き上げたケーキをそのまま持ち 運べるようにした。
【0004】
ケーキを金属製の焼型から取出す場合、ケーキの上面以外の外面が焼型に付着 しているため、焼型に沿ってナイフを入れて切離さないと取外すことができない し、焼き上げたケーキの取出しを容易にするために、焼型の内面に紙を当てて種 や生地を入れ、焼き上げたケーキを焼型より取出せば、取出しは容易になるが、 焼型内に紙をその都度当てなければならない問題点もあった。
【0005】 紙容器により生地を焼き上げた後、紙容器よりスポンジケーキを取出す場合、 紙容器の内面に沿ってナイフを入れ、ケーキを紙容器より切離さなければならな い面倒があるし、ナイフの入れ方にも熟練を要する問題点もあった。 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、 その目的とするところは、スポンジケーキ類を簡単にしかも安価に焼き得る菓子 成形用紙容器を提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案における菓子成形用紙容器は、上部に向け て広口に開口する周壁の上縁部外周に、周壁上端部の巻付けにて形成したリブを 設け、下縁部内周に周壁下端部の折り返しによる支持壁を設けた外筒と、周壁の 内部に嵌挿し、支持壁に係止し上方にのみ離脱可能となる底壁、及び周壁の内側 に嵌挿し内面に離型層を有する組立式の内筒から構成するものである。
【0007】
以下、本案菓子成形用紙容器の構造を実施例の図1により説明すれば、紙容器 10は上部に向けて広口に開口する周壁2の上縁部外周にリブ12を設け、下縁部内 周に支持壁22を設けた外筒1と、周壁2の内部に嵌挿し、支持壁22に係止し上方 に離脱可能となる底壁3、及び周壁2の内側に嵌挿し上方に離脱可能となる組立 式の内筒4から構成するものである。
【0008】 外筒1は図5の如く扇状展開紙20の両端部を糊付けし、上部に向けて僅かに広 口に開口するテーパ周壁2に形成した後、図2の如く周壁上端部2aを外側に巻付 け、上縁部外周にリブ12を形成すると共に、周壁下端部2bを内周に折返し、下縁 部内周に支持壁22を形成するものである。
【0009】 底壁3は図3の如く円板3aの外縁部を下向きに折曲し、外縁に下片13を垂設す るもので、該下片13を下向きにして外筒1に挿入し、周壁2の支持壁22に挿入係 止するか、下片13を上向きにして挿入し、支持壁22に載置するものである。 外筒1と底壁3は、弾性板紙や耐熱板紙、或は板紙8の一面に耐熱樹脂コーテ ィングを施した合紙より加工形成するものである。
【0010】 内筒4は外筒展開紙20と略同一の扇状帯紙40の一側に図6(A)の如く係止爪 5を突設し、他側に係止爪5と係止する凹欠部15を形成し、凹欠部15の入口部に 舌片5a,5bを相対設するもので、帯紙40を環状に丸めて係止爪5を凹欠部15に嵌 挿係止し、図4(A)の如く周壁2と同様の大きさに組立てるものである。 内筒4は耐熱合紙にて形成するか、又は板紙8の内面にアルミ箔やアルミフイ ルムの着設による離型層8aを設け、この離型層8aをアルミの蒸着により形成する ことも可能である。
【0011】 図6(B)の帯紙40は一側に上向係止爪51を、他側に上向係止爪51と噛み合う 下向係止爪52を形成し、両係止爪51,52を相互に係止して組立てる。 図6(C)の帯紙40は一側に係止爪5を突設し、他側に係止爪5が挿入係止す る切込み6を穿設し、切込み6に係止爪5を挿入係止して組立てる。
【0012】 図7(A)の帯紙40は、図6(A)の帯紙40に設ける凹欠部15において、凹欠 部舌片5a,5bの基部にミシン孔16を穿設し、凹欠部15に係止した係止爪5を解除 する場合、ミシン孔16に沿って舌片5a,5bが折れ曲がるようにする。 図7(B)の帯紙40は、帯紙40の一側に設ける上向係止爪51と、他側に設ける 下向係止爪52を対に設けるものである。図7(C)の帯紙40は、帯紙40の一側に 設ける係止爪5と、他側に設ける切込み6を対に設けるものである。
【0013】 図8(A)の帯紙40は切込み6より側端までミシン孔16を入れ、切込み6に挿 入係止した係止爪5を解除する場合、ミシン孔16に沿って帯紙40を切断し得るよ うにしたものである。 図8(B)の帯紙40は一側に切込み幅に応じた舌片7を延長し、切込み6とこ れに挿入する舌片7の抵抗により係止する。
【0014】 本案の菓子成形用紙容器は上記構造であるから、これを用いてスポンジケーキ を焼く場合、予め外筒1に底壁3を挿入し、これを外筒1の下縁部内周に設けた 支持壁22に係止した後、内筒4を挿入し、紙容器10を構成しておく。 先ず本案紙容器10の底壁3の上にこねておいたケーキ用生地Dを載せ、生地D を入れた紙容器10をガスオーブンレンジか電子レンジに入れ、生地Dを焼き上げ るものである。
【0015】 実験例 1 本案紙容器10の内部にケーキ用生地Dを入れ、これをガスオーブンレンジに入 れて約130 〜160 度の温度で10〜30分間焼いた所、内筒4と底壁3に密接する状 態でケーキCが焼き上った。内筒4に重なる周壁2の外面には焦げによる変色は 見られなかった。その原因として
【0016】 (A)ガスオーブンレンジは輻射熱で食品を調理するものである。 (B)生地Dに水分が多く含まれている。 (C)焼き上げるケーキCは、水分を含む状態でふんわりと柔らかくスポンジ状 に焼き上げるものである。 (D)生地DやケーキCに含まれる水分により紙容器10の乾燥が緩和される。 ためと思われる。
【0017】 実験例 2 生地Dを入れた本案紙容器10を600 W前後の電子レンジに入れて2〜3分間焼 いた所、紙容器10には焦げによる変色は見られなかった。生地Dの焼き上げ時間 は電子レンジの出力によって多少異なるが、電子レンジの出力を高くしたり焼き 上げ時間を長くしても、紙容器10に焦げは生じなかった。その原因として
【0018】 (A)電子レンジは極超短波の電波を食品に照射し、食品自体を発熱して調理す るもので、食品中の水分が電気的な作用により分子回転運動を起し、それによっ て生じる摩擦熱で食品を調理するものであること。 (B)本案紙容器10は誘電率が2〜3とガラスより低く、電波を吸収することの ない板紙8を主体にして形成したものであるから、電子レンジに入れても紙容器 10が熱くなることがない。即ち焦げることがないものと思われる。
【0019】 上記の如く本案紙容器を用いてケーキCを焼き上げた後、焼き上げたケーキC を取出す場合、先ず図10の如く紙容器10の天地を反転し、ケーキ表面cを下に 向け、周壁2の上縁に設けたリブ12を下にし、底壁3を下方に押し下げれば、ケ ーキCは底壁3と内筒4に付着しているので、底壁3の押し下げに応じて内筒4 と共に抜き出る。 周壁2より内筒4が適宜下方に抜き出た所でこれを把持し、周壁2より図11 の如く完全に抜き出す。
【0020】 次に内筒4の係止状態にある係止爪5と凹欠部15を解除し、図12の如く係止 爪5を把持してケーキCより内筒4を離反するか、図13の如く内筒4とケーキ Cの間にナイフNを軽く入れらがら、内筒4をケーキCより離反する。 紙容器10の天地を反転し、周壁2のリブ12を下にして皿等の上に載せた後、底 壁3を一方の手指で押圧しながら、他方の手指で周壁2を把持して内筒4より上 方に抜取り、そのケーキCより底壁3を取外し、係止状態にある係止爪5と凹欠 部15を解除し、ケーキCより内筒4を離反して取出すことも可能である。
【0021】 尚、本案紙容器は上記実施例に限定されるものではなく、周壁2と内筒4を円 筒状に形成しても同様の目的を達成するし、内筒4の内面に耐熱合成樹脂の離型 層8aを設けることも可能であるばかりか、内筒4の組立係止手段は離反可能であ ればよい。又底壁3と内筒4の嵌挿手段、及びその形状構造等は、本案の要旨に 反しない限り適宜変更可能である。本案紙容器にて生地Dを焼き上げ、ケーキC と成した後、これを持ち運ぶ場合、外筒1のリブ12に蓋9を嵌合して持ち運ぶこ とが望ましい。
【0022】
従って本案の菓子成形用紙容器は紙製であっても、紙容器内に水分を含むケー キ生地や種を入れ、これをガスオーブンレンジや電子レンジで焼くものであるか ら、紙容器が使用不能になるまで焦げることはない。又内筒の内面に離型層が設 けられているため、熱伝導が良く、しかも係止を解除すればケーキより離反し得 るので、ナイフを入れる面倒がないし、ナイフによる型崩れも生じない。例え内 筒にケーキが付着しても、付着力が弱いので、ナイフを軽く入れるだけで容易に 離反し得る。
【0023】 本案の菓子成形用紙容器は、紙製でしかも構造が簡単であるため、加工成形が 容易であるし、安価に提供することもできる。その結果、反復使用する金属製の 菓子焼型と異なり、焼型の手入れが不要で、しかもケーキ焼き上げ後の紙容器は 廃品回収してリサイクルすることも可能であるし、焼却処分することも可能であ る等、本案の紙容器は柔らかくて型崩れしやすいケーキ菓子の成形と、成形後の 移動持ち運びに有益な効果を奏するものである。
【図1】本案菓子成形用紙容器の構造を示す一部切欠正
面図である。
面図である。
【図2】外筒の一部切欠正面図である。
【図3】底壁の正面図である。
【図4】の(A)(B)内筒の正面図とそのE部拡大断
面図である。
面図である。
【図5】扇状展開紙の平面図である。
【図6】の(A)(B)(C)帯紙の形状例を示す平面
図である。
図である。
【図7】の(A)(B)(C)帯紙の形状例を示す平面
図である。
図である。
【図8】の(A)(B)帯紙の形状例を示す要部平面図
である。
である。
【図9】使用例を示す縦断面図である。
【図10】内筒の取出し例を示す縦断面図である。
【図11】取出した内筒の正面図である。
【図12】内筒の離脱例を示す正面図である。
【図13】ナイフを用いた内筒の離反例を示す平面図で
ある。
ある。
1 外筒 2 周壁 3 底壁 4 内筒 5,51,52 係止爪 6 切込み 7 舌片 8 板紙、8a 離型層 9 蓋 10 紙容器 12 リブ、13 下片、15 凹欠部、16 ミシン孔 20 扇状展開紙、22 支持壁、40 帯紙 C ケーキ、D 生地、N ナイフ
Claims (1)
- 【請求項1】 上部に向けて広口に開口する周壁(2)
の上縁部外周に、周壁上端部の巻付けにてリブ(12)を設
け、下縁部内周に周壁下端部の折り返しによる支持壁(2
2)を設けた外筒(1)と、外筒の内部に嵌挿し、支持壁
に係止し上方にのみ離脱可能となる底壁(3)、及び周
壁の内側に嵌挿し上方に離脱可能となる組立式の内筒
(4)から構成され、内筒の内面に離型層(8a)を有す
る菓子成形用紙容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7497292U JPH0633477U (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 菓子成形用紙容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7497292U JPH0633477U (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 菓子成形用紙容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0633477U true JPH0633477U (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=13562724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7497292U Pending JPH0633477U (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 菓子成形用紙容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633477U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006131257A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Sadami Ito | 加熱接着性食品容器の形成方法 |
| JP2006282272A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Seiji Komatsu | 紙容器入り生パン |
| JP2012075392A (ja) * | 2010-10-01 | 2012-04-19 | Kimura Arumihaku Kk | 保形成形型 |
| KR101280406B1 (ko) * | 2011-05-26 | 2013-07-01 | (주)동양팩 | 저장 용기 |
-
1992
- 1992-10-02 JP JP7497292U patent/JPH0633477U/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006131257A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Sadami Ito | 加熱接着性食品容器の形成方法 |
| JP2006282272A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Seiji Komatsu | 紙容器入り生パン |
| JP2012075392A (ja) * | 2010-10-01 | 2012-04-19 | Kimura Arumihaku Kk | 保形成形型 |
| KR101280406B1 (ko) * | 2011-05-26 | 2013-07-01 | (주)동양팩 | 저장 용기 |
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