JPH06335452A - 色覚検査装置 - Google Patents

色覚検査装置

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JPH06335452A
JPH06335452A JP5129299A JP12929993A JPH06335452A JP H06335452 A JPH06335452 A JP H06335452A JP 5129299 A JP5129299 A JP 5129299A JP 12929993 A JP12929993 A JP 12929993A JP H06335452 A JPH06335452 A JP H06335452A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 色の退色等の心配が不要であり、かつ多様で
高精度の検査をなし得る色覚検査装置を提供する。 【構成】 誘導野(バック)と検査野(ターゲット)の
色の組合せの異なる複数の画像データをメモリ5に記憶
しておくとともに、検査野の姿勢も記憶しておき、乱数
a発生部2より出力される乱数aで色の組合せを決定
し、乱数b発生部3より出力される乱数bで検査野の姿
勢を決定し、決定した画像をカラーディスプレイ6に表
示し、いすれの色の組合せで、いずれの姿勢であるかを
被検査者が、入力部1より回答入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、色盲、色弱等を検査
する色覚検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、色盲や色弱を検査するのに、背景
と記号からなり、それぞれ背景と記号の適宜の色の組合
せで印刷した検査図の複数個が収められた検査本を用い
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の検査本
は、印刷物であるために、印刷色自体の変化や退色など
による不具合が発生するし、検査内容も、背景と記号が
印刷物であり、固定的であるため、多様な検査ができな
い、色盲等も程度による段階的な、つまり数値化した判
定結果を出力することができないという問題があった。
【0004】この発明は、上記問題点に着目してなされ
たものであって、色の退色等の心配が不要であり、かつ
多様で高精度の検査をなし得る色覚検査装置を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】この出願の特許
請求の範囲の請求項1記載の色覚検査装置は、一画面が
互いに色の相違する少なくとも2つの領域を持つ画像デ
ータを、色の組合せを異ならせて、複数画面を順次に発
生する画像データ発生装置と、この画像データを受け
て、表示するカラー画像表示装置とから構成されてい
る。この色覚検査装置では、異なる色の2つ領域を持つ
画像データが画像データ発生装置から出力される。しか
も、2領域の色の組合せが順次に変更されて出力され
る。そして順次出力される画像データは、カラー画像表
示装置に順次に表示される。この表示を見て、被検査者
は、例えば一方の領域の形状を確認して音声で表現した
り、あるいは範囲等をなぞることにより、色覚を検査で
きる。2領域の画像データとしては、種々の態様のもの
が考えられ、また、カラー画像装置に表示されるので、
色あせ等を心配する必要がない。
【0006】請求項2記載の色覚検査装置は、第1の乱
数発生手段と、第2の乱数発生手段と、一画面が誘導野
と検査野とからなり、第1の乱数発生手段によって発生
される乱数に応じて、前記誘導野と検査野の色の組合せ
が特定され、第2の乱数発生手段によって発生される乱
数に応じて前記検査野の形状あるいは姿勢が特定される
画像データを発生する画像データ発生手段と、前記画像
データを表示するカラー画像表示装置とから構成されて
いる。
【0007】この色覚検査装置では、第1と第2の乱数
発生手段で、全く規則制のない数字が発生され、第1の
乱数発生手段で発生される乱数により、誘導野と検査野
の色の組合せが定まり、また第2の乱数発生手段によっ
て、発生する乱数により、検査野の形状あるいは姿勢が
定まり、その定まった画像がカラー画像表示装置に表示
される。そのため、被検査者は、何の予備知識も持つこ
となく、真に自分の色覚に依存してのみ検査を受けるこ
とができる。
【0008】請求項3記載の色覚検査装置は、乱数発生
手段と、一画面が誘導野と検査野とからなり、前記乱数
発生手段によって発生される乱数に応じ、前記誘導野と
検査野の色及び濃淡の組合せを特定される画像データを
発生する画像データ発生手段と、前記画像データを表示
するカラー画像表示装置とから構成されている。この色
覚検査装置では、乱数発生手段で乱数が発生され、この
乱数に応じて、誘導野と検査野の色と濃淡の組合せが、
不規則に定まり、その画像データがカラー画像表示装置
に、順次に表示される。不規則な順序で画像が表示され
るので、被検査者が何の予備知識を持つことなく検査が
受けられるばかりでなく、濃淡も考慮して検査するの
で、段階的な高精度の検査を行うことができる。
【0009】請求項4記載の色覚検査装置は、一画面が
誘導野と検査野とからなり、検査野は、色環の各色毎
に、明度レベル名付きの色明度配列で構成され、順次時
間をおいて、色環順に各色毎の画像データを発生する画
像データ発生手段と、前記画像データを表示するカラー
画像表示装置とから構成されている。この色覚検査装置
では、色環の1つの色に、明るいレベル名付きの色明度
配列の画像データを発生し、カラー画像表示装置に表示
する。この表示を見て、被検査者は、例えばどこまで黒
く見えるかの明度レベルを選択し、例えば色環表に明度
レベルの回答をつける。次に、色環の次の色につき、同
様の処理を行い、どこまで黒く見えるかの明度レベルを
回答し、色環の全色について例えば、その被検査者の、
色覚の位相、感度を見極めることができる。
【0010】
【実施例】以下、実施例により、この発明をさらに詳細
に説明する。図3は、この発明が実施される色覚検査装
置の概略構成を示すブロック図である。この色覚検査装
置は、入力部1と、乱数a発生部2と、乱数b発生部3
と、制御部4と、メモリ5と、カラーディスプレイ6と
から構成されている。
【0011】入力部1は、例えばテンキーその他のファ
ンクションキーを有するキーボードが使用される。ま
た、制御部4は、コンピュータCPUによって構成され
る。メモリ5はハードディスク、フロッピディスク、半
導体RAM等のメモリが使用される。カラーディスプレ
イ6は、カラーCRT等の色再現機能の高いものを使用
することが望ましい。この実施例色覚検査装置は、例え
ば図2に示すように、画面で誘導野(バック)Aと検査
野(ターゲット)Bとで構成され、誘導野Aと検査野B
は、異なる色が表示され、この表示画面を見た被検査者
が誘導野Aに対し、検査野Bがどの方向に表示されてい
るかを口で表現し、あるいは画面上をなぞることによっ
て、色盲、色弱等を簡易に検査し得る。この装置は、学
校での集団テストやごく簡単な自覚検査に使用する場合
に適しており、スクールテストとここでは呼称する。
次に、この実施例色覚検査装置の具体的な処理動作を図
1に示すフローチャートにより説明する。
【0012】入力部1で、このスクールテストが選択さ
れ、動作がスタートすると乱数発生部2より、乱数aが
発生され〔ステップST(以下STという)1〕。続い
て乱数bを発生する(ST2)。ここで乱数aは、1か
2をランダムに選択発生するものであり、aが1ならば
誘導野(バック)が赤、aが2なら誘導野が緑の色が選
択される。したがってST3ではa=1か2か判定さ
れ、2の場合にはバックは緑と選定され(ST4)、1
の場合はバックが赤と選定され(ST5)、さらに続い
て乱数bにより検査野(ターゲット)の方向を決定する
(ST6)。このターゲットつまり検査野の方向が、乱
数bが1の場合には、例えば縦、2の場合には横、3の
場合には右斜め、というように検査野の方向をランダム
に選択し、画像データを決定する。つまり、ST1から
ST6において、画面の誘導野Aと検査野のBを色を決
定するとともに、検査野の方向をアトランダムにバリエ
ーションを持たせて画像データを作成するものである。
次に、この作成された画像データを画面カラーディスプ
レイに6に画面表示する(ST7)。ここで、被検査者
が入力部1から、画面表示の検査野Bの色が何色であ
り、かつ方向がどの方向であるかを番号で、つまり入力
部1のテンキーを操作して回答入力する(ST8)。こ
の回答入力が、予め予定していたモードに一致するか否
かを判定し、結果がOKの場合には、動作を終了する
(ST9)が、不一致の場合に色盲、色弱であるとし、
カルテナンバーにその被試験者のナンバーと状況を入力
し(ST10)、そのデータをフロッピディスク等に保
存記憶する(ST11)。
【0013】なお、実施例装置は、結果がOKの場合、
END最終終了するかわりに、スタートST1に戻り、
次の被試験者に対する検査に移るようにし、エンドレス
に動作をするようにしてもよいし、ST11の保存記憶
の場合には、さらに後述するレベリングテストに移行す
るようにしてもよい。またST8の回答入力は、機械的
に入力するのに変えて単に、口頭で被試験者が発言する
ようにしても良いし、また検査野Bの方向を画面上でな
ぞるようにしてもよい。
【0014】次に、他の実施例とし、上記スクールテス
トよりもレベルアップした、レベリングテストという検
査について説明する。このレベリングテストを行う場合
の色覚検査装置の基本構成も、図3に示すものと同様に
入力部1、制御部4、カラーディスプレイ6、メモリ5
等を備えることには変わりない。この色覚検査装置で
は、図5の(a)に示すように、誘導野Aに対する検査
野Bの表示する色の濃淡を変更し得るようにしたもので
あり、図5の(b)に示すように、検査野をB1、B2
とし、これのそれぞれの色の濃淡を変えるようにしても
よい。この実施例では図6に示すように、バック色とし
てうすい赤、ふつう赤、こい赤、うすい青、ふつう青、
こい青、ターゲット色として、うすい赤、ふつう赤、こ
い赤、うすい青、ふつう青、こい青とそれぞれ6段階の
うち、うすい赤とうすい青、ふつうの赤とふつうの青、
こい赤とこい青の組合せ、これにターゲット色とバック
色を入れ替えた場合の6通りが選択可能に構成されてい
る。
【0015】次にこの実施例のテストの処理手順を図4
に示すフローチャートにより、参照して説明する。動作
がこのモード、つまりレベリングテストを選択すると、
乱数aが発生され(ST21)、と同時にnを+1し
(ST22)、このnは初期状態で0であり、n=1か
らスタートする。乱数aにより、組合せ表より組合せを
セレクトする。例えば、発生された乱数aが3であり、
この乱数3がこい青のバック色と、こい赤のターゲット
色であるとすると、そのような組合せを選択し(ST2
3)、その組合せで画面を表示する(ST24)。図5
の(a)で、誘導野Aがこい青、検査野Bがこい赤とし
て表示される。次に被検査者が、回答を入力し(ST2
5)、最初の予定と同様の入力がなされると、判定OK
となるが、そうでない場合に、n=6か否か判定し(S
T26)、nが6でない場合にはST21に戻り、乱数
a発生部で他の乱数を発生し、前回と同じST22から
ST26の処理を繰り返し、色の濃淡を考慮した選定を
行い、回答を得てこれを記憶する。ランダムに6ラック
の組合せをテストし、結果をカルテとして保存する。こ
の実施例により、色の濃淡に応じた色覚能力を検出する
ことができる。
【0016】次に、さらに他の実施例としてドクターテ
ストについて説明する。同じ色覚でも、どの色相に対し
て特に弱いか、感度がどの程度現れるかを色環表に表示
して、これにより色覚の特性の個人別の差を特定するこ
とができる。この処理については、図7に示すように、
バックAに対し、検査野Bは1から10までの棒状グラ
フを画像表示し、ある色に対して10に近いほど黒に近
く、1に近いほど白に近い、その色を表している。例え
ばこの画像を見ることにより、どこまで白と見えるか、
あるいはどこまで黒と見えるかによって、色識別の感度
を判定することができる。この実施例では、先ず図8に
示すように、nを1に設定し(ST31)、色環用のn
番目(最初はn=1)の色を選択し、つまり1番目の色
を選択し(ST32)、この選択された色の明度レベル
を例えば図7に示すように、画面表示する(ST3
3)。これに対し機械は、被検査者に対し“どこまでが
黒く見えますか”といった質問を行う(ST34)。こ
れに対し被検査者は回答を行い、例えば“8まで黒く見
えます”とゆう如く回答を行う(ST35)。これは、
キーボードより入力してもよいし、音声等の発音であっ
てもよい。この答えを保存し(ST36)、nが16か
否かを判定し(ST37)、nが16になると、すべて
の色感についての各色の判定を行ったことになるが、い
まだ16に達していない場合には、nを1インクリメン
トし(ST38)、ST32にリターンしてそのn番目
の色について、同様に図7の如き画面表示を行い、どこ
まで黒く見えるかの回答を得て、これを保存し最終的に
n=16となると、ST37の判定がYESとなり、図
9に示す色環図のように黒く見える線での折れ線グラフ
で、ラインを引き、色環レーダーカルテ表示を行う(S
T39)。この色環レーダーカルテは、画像処理により
画面上に出力し、カラープリンタでプリントアウトして
も良いし、予めカラープリントされている用紙に、検査
者が入力していくようにしても良い。
【0017】なお、上記実施例色覚検査装置では、スク
ールテスト、レベルテスト、ドクターテストは、1装置
に、その機能を組込み、キー操作によりモード選択する
ことを前提にしているが、これらのテストは、単機能と
して別装置で実現することも可能である。また、上記実
施例装置において、カラーディスプレイ6は、R、G、
Bの三原色に対し、色度合を調整するボタン、あるいは
ボリュウムを有し、予め用意している退色しない品質の
カラーチャート(見本)と目視で比較しながら、色調整
を行うことができる。
【0018】
【発明の効果】この出願の請求項1記載の発明によれ
ば、カラー表示の誘導野と検査野を画面表示するので、
表示は退色したり変色したりすることの不具合が回避さ
れる。また請求項2記載の発明によれば、乱数により、
色の組合せ、姿勢及び形状の組合せを行うので、しかも
それが順次ランダムに表示されることになるので、検査
対象者に内容を記憶される可能性が回避され、純然たる
色覚を検査することができる。また、請求項3記載の発
明によれば、段階的な検査ができるので、数値化したデ
ータとしての判定結果を得ることができるし、従来にな
い精密かつ高度な検査結果を効率的に導き得ることがで
きる。また請求項4記載の発明によれば、色環としての
検査が可能なので、位相の及び濃度の感知差を判定でき
る。また色覚の特性を個別に判定することができるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例色覚検査装置の動作を説明
するためのフロー図である。
【図2】同実施例色覚検査装置の誘導野と検査野の画面
構成の一例を示す図である。
【図3】同実施例色覚検査装置の回路構成を示す概略ブ
ロック図である。
【図4】他の実施例を示す色覚検査装置のフローチャー
トを示す図である。
【図5】同実施例の誘導野と検査野の説明をするための
画面図である。
【図6】同実施例色覚検査装置のバック色とターゲット
色の濃淡による組合せ選択を説明するための図である。
【図7】この発明のさらに他の実施例を示す色覚検査装
置の画面の誘導野と検査野の例を示す図である。
【図8】同実施例色覚検査装置の動作を説明するための
フローチャートである。
【図9】色環表を示す図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 乱数a発生部 3 乱数b発生部 4 制御部 5 メモリ 6 カラーディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 浩輔 京都府相楽郡木津町大字相楽小字相楽山70 番地の2

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一画面が互いに色の相違する少なくとも2
    つの領域を持つ画像データを、色の組合せを異ならせ
    て、複数画面を順次に発生する画像データ発生装置と、
    この画像データを受けて、表示するカラー画像表示装置
    と、からなる色覚検査装置。
  2. 【請求項2】第1の乱数発生手段と、第2の乱数発生手
    段と、一画面が誘導野と検査野とからなり、第1の乱数
    発生手段によって発生される乱数に応じて、前記誘導野
    と検査野の色の組合せが特定され、第2の乱数発生手段
    によって発生される乱数に応じて前記検査野の形状ある
    いは姿勢が特定される画像データを発生する画像データ
    発生手段と、前記画像データを表示するカラー画像表示
    装置とからなる色覚検査装置。
  3. 【請求項3】乱数発生手段と、一画面が誘導野と検査野
    とからなり、前記乱数発生手段によって発生される乱数
    に応じ、前記誘導野と検査野の色及び濃淡の組合せを特
    定される画像データを発生する画像データ発生手段と、
    前記画像データを表示するカラー画像表示装置とからな
    る色覚検査装置。
  4. 【請求項4】一画面が誘導野と検査野とからなり、検査
    野は、色環の各色毎に、明度レベル名付きの色明度配列
    で構成され、順次時間をおいて、色環順に各色毎の画像
    データを発生する画像データ発生手段と、前記画像デー
    タを表示するカラー画像表示装置とからなる色覚検査装
    置。
  5. 【請求項5】前記カラー画像表示装置は、色見本と比較
    しながら色調整を行うための色調整手段を備えた請求項
    1または請求項2または請求項3または請求項4記載の
    色覚検査装置。
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