JPH06335461A - スクイド磁束計 - Google Patents

スクイド磁束計

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Publication number
JPH06335461A
JPH06335461A JP5127529A JP12752993A JPH06335461A JP H06335461 A JPH06335461 A JP H06335461A JP 5127529 A JP5127529 A JP 5127529A JP 12752993 A JP12752993 A JP 12752993A JP H06335461 A JPH06335461 A JP H06335461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
squid
coil
input coil
input
magnetometer
Prior art date
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Pending
Application number
JP5127529A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeharu Oyu
重治 大湯
Yoichi Takada
洋一 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5127529A priority Critical patent/JPH06335461A/ja
Publication of JPH06335461A publication Critical patent/JPH06335461A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】磁束伝達効率を向上させて計測感度を向上させ
ることができるスクイド磁束計を提供する。 【構成】本発明のスクイド磁束計は、被検体内で発生し
た磁界を検出可能なピックアップコイル33と、ピック
アップコイル33に直列接続された入力コイル32と、
入力コイル32と所定の間隔をおいて配置されたスクイ
ドリング4とを備え、入力コイル32およびピックアッ
プコイル33の少なくともいずれか一方は、巻数を1と
しかつ線幅を線厚に比べて十分大きく設定してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SQUID(Supercond
ucting QUantum Interference Device, 以下、スクイド
と呼ぶ)磁束計に関する。
【0002】
【従来の技術】スクイドは、地磁気の1億分の1から1
万分の1という非常に弱い磁気を計測することができる
超高感度な磁束計であり、最近では生体内で発生する磁
気を外部から計測して病気の診断等に応用しようとする
研究が盛んに行われている。
【0003】図5に示すスクイド磁束計1は、いわゆる
DC−SQUIDと呼ばれるタイプのものであり、液体
ヘリウム2で満たされたデュワーと呼ばれる容器3内に
超伝導体で構成したスクイドリング4を配置してある。
【0004】スクイドリング4の近傍には入力コイル6
を配置してあり、被検者9の頭部10近傍に配置された
ピックアップコイル7が検出した磁束をスクイドリング
4に入力するようになっている。
【0005】また、スクイドリング4には駆動回路8が
接続してあり、スクイドリング4を駆動するとともにス
クイドリング4で得られた信号から所定の計測信号を出
力するようになっている。
【0006】図6は、スクイドリング4および駆動回路
8を回路図で示したものである。
【0007】同図でわかるように、スクイドリング4に
は、2つのジョセフソン接合11を設けてあり、スクイ
ドリング4の近傍には変調帰還コイル5を配置してあ
る。
【0008】変調帰還コイル5は、スクイドリング4に
変調をかけるとともに変調出力成分を検波した結果をス
クイドリング4にフィードバックすることによって、ス
クイドリング4内の磁束を一定に保ちつつスクイドリン
グ4内に入ろうとする磁束に比例した出力電圧を得るこ
とができるようになっている。
【0009】このようなスクイドリング、入力コイルお
よび変調帰還コイルは、スクイドチップとして一体に形
成することが多い。
【0010】図7は、特開平3−115874号公報に
開示されたスクイドチップ20を示したものであり、多
数巻に形成された入力コイル22をスクイドリング21
の上に絶縁膜を挟んで積層してある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多数巻
とした入力コイルのインダクタンスが大きいため、磁束
伝達効率が低いという問題が生じていた。
【0012】すなわち、Lp をピックアップコイルのイ
ンダクタンス、Li を入力コイルのインダクタンス、L
s をスクイドリングのインダクタンス, ki を入力コイ
ルとスクイドリングとの結合係数、np をピックアップ
コイルの巻数とすると、ピックアップコイルからスクイ
ドリングまでの磁束伝達効率Φs/Φp は、一般的に、
【数1】 と表されるが、多数巻の入力コイルのインダクタンスL
i は例えば50 nH程度になるため、Lp を50 nH、
Ls を78 pH, ki を0.76、np を1とすると、磁束
伝達効率Φs/Φp は0.015 (1.5 %)となる。また、数
1でわかるように、ピックアップコイルのインダクタン
スLp が大きいことも磁束伝達効率が低い原因となって
いた。
【0013】そのため、磁束計の感度が悪くなり、スク
イド磁束計を生体磁気計測、特に脳磁計測に使用した場
合に十分なS/Nを得ることができないという問題を生
じていた。
【0014】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、磁束伝達効率を向上させて計測感度を向上さ
せることができるスクイド磁束計を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のスクイド磁束計は請求項1に記載したよう
に、被検体内で発生した磁界を検出可能なピックアップ
コイルと、前記ピックアップコイルに直列接続された入
力コイルと、前記入力コイルと所定の間隔をおいて配置
されたスクイドリングとを備えたスクイド磁束計におい
て、前記入力コイルおよび前記ピックアップコイルの少
なくともいずれか一方は、巻数を1としかつ線幅を線厚
に比べて十分大きく設定したものである。
【0016】
【作用】本発明のスクイド磁束計においては、巻数を1
としかつ線幅を線厚に比べて十分大きく設定した入力コ
イルあるいはピックアップコイルは、インダクタンスが
小さくなり、したがって、ピックアップコイルからスク
イドリングに至る磁束伝達効率は大幅に改善される。
【0017】
【実施例】以下、本発明のスクイド磁束計の実施例につ
いて、添付図面を参照して説明する。なお、従来技術と
実質的に同一の部品については同一の符号を付してその
説明を省略する。
【0018】図1は、本実施例のスクイド磁束計に備え
たスクイドチップ31を斜視図で示したものである。
【0019】同図でわかるように、スクイドチップ31
は、2つのジョセフソン接合11を有するスクイドリン
グ4と、スクイドリング4に変調をかけるとともに変調
出力成分を検波した結果をスクイドリング4にフィード
バックする変調帰還コイル5と、スクイドリング4に磁
束を伝達可能な入力コイル32とを図示しない絶縁膜を
挟んで積層してある。
【0020】図2は、スクイドリング4、変調帰還コイ
ル5および入力コイル32を積層した様子を示した側面
図である。
【0021】本実施例の入力コイル32は、図1および
図2でわかるように、巻数を1としかつ線幅dを線厚t
に比べて十分大きく設定してあり、いわゆるグランドプ
レーン状としてある。
【0022】入力コイル32とスクイドリング4との距
離δは、磁気結合係数kiを1に近づけるため、できる
だけ小さくするのが好ましい。
【0023】入力コイル32には、被検体内で発生した
磁界を検出可能なピックアップコイル33を直列に接続
してあり、図3に示すように、入力コイル32と同様、
グランドプレーン状に形成してある。
【0024】次に、本実施例のスクイド磁束計の作用を
説明する。
【0025】ピックアップコイル33からスクイドリン
グ4までの磁束伝達効率Φs/Φp は、数1で表すことが
できることを従来技術で説明したが、本実施例では、こ
の磁束伝達効率が従来に比べて大きく改善される。
【0026】計算の便宜のため、入力コイル32を図4
に示すように内径r1 が50μm、外径r2 が2mm、
厚みtが50μmの環状に形成したものとすると、入力
コイル32のインダクタンスLiは、
【数2】 となる。
【0027】ピックアップコイル33も内径r1 が2m
m、外径r2 が10mm、厚みtが100μmの環状に
形成したものとすると、ピックアップコイル33のイン
ダクタンスLpは、
【数3】 となる。
【0028】ki,Lsを従来例と同じ値とすると、本
実施例のスクイド磁束計における磁束伝達効率は、
【数4】 となる。
【0029】このように、磁束伝達効率は、従来ではせ
いぜい2%であったが、本実施例では59%と大幅に改
善される。
【0030】以上説明したように、本実施例のスクイド
磁束計は、入力コイル及びピックアップコイルをグラン
ドプレーン状に形成したので、磁束伝達効率を大幅に向
上させることができる。
【0031】そのため、磁束計の感度が改善され、スク
イド磁束計を生体磁気計測、特に脳磁計測に使用した場
合に十分なS/Nを得ることが可能となる。
【0032】また、磁束計の感度が向上することによ
り、磁場源推定の分解能を向上させることができる。
【0033】上述の実施例では、入力コイルおよびピッ
クアップコイルともにグランドプレーン状に形成した
が、場合によっては、いずれか一方をグランドプレーン
状に形成してもよい。
【0034】また、上述の実施例では、スクイドリン
グ、入力コイル、変調帰還コイルの順序で積層したが、
変調帰還コイル、スクイドリング、入力コイルの順序で
積層してもよい。
【0035】また、上述の実施例では、変調帰還コイル
の形状について言及しなかったが、スクイドチップの製
造容易性等の観点で変換帰還コイルもグランドプレーン
状に形成してもよい。
【0036】また、上述の実施例は変調帰還コイルを用
いるketchen 型と呼ばれる駆動回路を用いたものだが、
これに限定されるものではなく、変調帰還しないOrung
型、Relaxation Oscilated型、Digital 型等の駆動回路
を用いてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のスクイド磁
束計は、被検体内で発生した磁界を検出可能なピックア
ップコイルと、前記ピックアップコイルに直列接続され
た入力コイルと、前記入力コイルと所定の間隔をおいて
配置されたスクイドリングとを備えたスクイド磁束計に
おいて、前記入力コイルおよび前記ピックアップコイル
の少なくともいずれ一方は、巻数を1としかつ線幅を線
厚に比べて十分大きく設定したので、磁束伝達効率を向
上させて計測感度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のスクイド磁束計に備えたスクイドチ
ップの分解斜視図。
【図2】本実施例のスクイドチップの側面図。
【図3】入力コイルとピックアップコイルの接続の様子
を示した斜視図。
【図4】本実施例のスクイド磁束計の作用を説明する
図。
【図5】従来のスクイド磁束計の構成を示す全体図。
【図6】スクイドリングを駆動する駆動回路の回路図。
【図7】従来のスクイドチップの平面図。
【符号の説明】
4 スクイドリング 5 変調帰還コイル 31 スクイドチップ 32 入力コイル 33 ピックアップコイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体内で発生した磁界を検出可能なピ
    ックアップコイルと、前記ピックアップコイルに直列接
    続された入力コイルと、前記入力コイルと所定の間隔を
    おいて配置されたスクイドリングとを備えたスクイド磁
    束計において、前記入力コイルおよび前記ピックアップ
    コイルの少なくともいずれか一方は、巻数を1としかつ
    線幅を線厚に比べて十分大きく設定したことを特徴とす
    るスクイド磁束計。
JP5127529A 1993-05-28 1993-05-28 スクイド磁束計 Pending JPH06335461A (ja)

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JP5127529A JPH06335461A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 スクイド磁束計

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JP5127529A JPH06335461A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 スクイド磁束計

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JPH06335461A true JPH06335461A (ja) 1994-12-06

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ID=14962278

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JP5127529A Pending JPH06335461A (ja) 1993-05-28 1993-05-28 スクイド磁束計

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