JPH0633600A - ボックスラーメンにおけるpc鋼材の配置構造 - Google Patents

ボックスラーメンにおけるpc鋼材の配置構造

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JPH0633600A
JPH0633600A JP21219892A JP21219892A JPH0633600A JP H0633600 A JPH0633600 A JP H0633600A JP 21219892 A JP21219892 A JP 21219892A JP 21219892 A JP21219892 A JP 21219892A JP H0633600 A JPH0633600 A JP H0633600A
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JP
Japan
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box
steel material
steel
rahmen
cutting
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21219892A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Ito
利昭 伊藤
Yoshitada Tsuburaya
喜只 円谷
Toshiyuki Kitsuta
敏之 橘田
Tsutomu Honda
勉 本田
Yusuke Matsushita
祐輔 松下
Tetsuya Kumasaka
徹也 熊坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOUDEN SEKKEI KK
Kumagai Gumi Co Ltd
Original Assignee
TOUDEN SEKKEI KK
Kumagai Gumi Co Ltd
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Publication date
Application filed by TOUDEN SEKKEI KK, Kumagai Gumi Co Ltd filed Critical TOUDEN SEKKEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウォータージェットによる溝の切削容積を極
力減らし、切削能率の向上を図る。 【構成】 鉄筋12が埋設されたボックスラーメン20
に、PC鋼材22が点線で示すように配置されている。
即ち、直線部では、ボックス内側のかぶり内に配置さ
れ、隅角部では、ボックス外側のかぶりを確保しつつ、
外側断面内に偏心配置される。このため、ウォータージ
ェットによる切削は、ボックスの直線部では、内側かぶ
り部分のコンクリートだけでよく、施工が容易となる。
また、PC鋼材22の偏心配置によって生じる偏心モー
メントは、ボックスラーメン20にかかる外荷重による
曲げモーメントと正負が逆であり、外荷重によるボック
スラーメン20の変形を軽減する効果を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボックスラーメンをP
C鋼材を用いて補強する際の、PC鋼材の配置構造に関
するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】鉄筋の発錆等により経年劣化
したボックスカルバートを補修、補強する技術として、
ウォータージェットによりコンクリートに溝を切削し、
この溝にPC鋼材を配設してモルタルで埋戻し、モルタ
ル硬化後に該PC鋼材を緊張してコンクリートにプレス
トレスを与える方法が知られている。ウォータージェッ
トにより溝を切削する方法は、水が鉄筋を切断すること
なく、コンクリートのみを切削するために、鉄筋による
応力伝達機能が損なわれない点で優れている。
【0003】しかしながら、この方法では図3に示すよ
うに、単にウォータージェット10を一方向から噴射さ
せるだけでは、鉄筋12の背面のコンクリート14が切
削できず、この部分を切削して溝を連続させるためには
ノズル16の噴射角を変え、斜めから切削する等の手段
が必要となる。すなわち、鉄筋背面のコンクリート切削
のために別工程が生じ、ウォータージェットによる切削
能率が著しく低下するとともに、プレストレスによる補
強工法の経済性をも損なうことになる。
【0004】
【発明の目的】本発明はPC鋼材の配置構造を工夫する
ことにより、前記ウォータージェットによる溝の切削容
積を極力減らし、以て、切削能率の向上を図ることを発
明の目的とするものである。
【0005】
【発明の構成】即ち、本発明は、ボックスラーメンをP
C鋼材を用いて補強する構造において、該PC鋼材をボ
ックスラーメンの直線部においてボックス内側のかぶり
内に配置し、かつ、隅角部においてボックス外側のかぶ
りを確保しつつ、外側断面内に偏心配置したことを特徴
とするものである。
【0006】
【作用】ウォータージェットによる切削は、ボックスの
直線部では、内側かぶり部分のコンクリートだけでよ
く、施工が容易となる。また、PC鋼材の偏心配置によ
って生じる偏心モーメントは、ボックスラーメンにかか
る外荷重による曲げモーメントと正負が逆であり、外荷
重によるボックスラーメンの変形を軽減する効果を有し
ている。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1は本発明における好ましいPC鋼材の配
置例を示しており、鉄筋12が埋設されたボックスラー
メン20に、PC鋼材22が点線で示すように配置され
ている。前記したように、このPC鋼材の配置構造の特
徴は、(1)直線部では、ボックス内側のかぶり内に配
置すること、(2)隅角部では、ボックス外側のかぶり
を確保しつつ、外側断面内に偏心配置すること、の2点
である。
【0008】一般にボックスラーメン20は地中構造物
であるため、6〜7cmのかぶりを有しており、直線部
ではこのスペース内にPC鋼材22の配置が可能であ
る。従って、ウォータージェットによる切削は、かぶり
部分のコンクリートだけでよく、施工性も良好となり施
工スピードも向上する。
【0009】一方、隅角部では、PC鋼材22の緊張に
伴ってPC鋼材22に求心力が加わり、PC鋼材22は
断面内側へ抜け出そうとする。従って、直線部同様にか
ぶり内に配置した場合には、かぶりコンクリートが剪断
破壊してしまう。そこで、隅角部のPC鋼材22は、求
心力によりかぶりコンクリートが破壊しないために要求
されるかぶり厚さを確保しなければならず、直線部より
も相対的に断面の外側に配置されることになる。
【0010】この結果、PC鋼材22は偏心配置される
ことになり、ボックスラーメン20には緊張に伴い偏心
モーメントが作用する。図2は、この偏心モーメントを
図示したものであり、ボックスラーメン20は上下、左
右とも対称なので左上部1/4をモデル化している。同
図において、一点鎖線24はPC鋼材の図心軸を示して
おり、偏心モーメントMは、緊張力Pと偏心量eの積に
よって表される。
【0011】この偏心モーメントMは、ボックスラーメ
ン20にかかる外荷重による曲げモーメントと正負が逆
であり、外荷重を打消す効果がある。このとき、偏心モ
ーメント量は、PC鋼材22の偏心量eが大きいほどモ
ーメントも大きくなるから、PC鋼材22は断面外側に
コンクリートの十分なかぶりを確保できる範囲内で、極
力ボックスの外側に配置するのが有利となることが分か
る。
【0012】図4は、図1のPC鋼材配置によって導入
されるプレストレスの分布を示す、左上部1/4解析モ
デルである。同図において、各ブロック内の線分は付与
されるプレストレスの大きさを表している。
【0013】また、図5は、図4のプレストレス分布に
おけるボックスラーメンの変形状況を示しており、一
方、図6は外荷重によるボックスラーメンの変形状況を
示している。
【0014】そして、図7には前記外荷重による変形
(図6)が、プレストレスの導入(図5)により逆方向
に働く曲げモーメントによって抑制されている状況が示
されている。このようにして、本PC鋼材の配置構造に
よりボックスラーメンを有効に補強することができる。
【0015】なお、上記PC鋼材22の緊張定着手段に
は格別の制限はなく、例えば、鋼製または鉄筋コンクリ
ート製の定着ブロックを用いたり、或いは、箱抜き内で
カップラー定着を行ってもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明に係るボックスラーメンにおける
PC鋼材の配置構造によれば、新規な鋼材配置を採用す
ることにより、コンクリートの切削容積を低減し、工事
費を低減することができる。
【0017】また、PC鋼材を偏心配置とすることによ
り、ボックスに曲げモーメントを導入でき、しかもその
曲げモーメントは、外荷重によって生ずる曲げモーメン
トと逆方向となるから、外荷重による断面力を軽減する
ことができる。この結果、必要なプレストレス量が減少
し、PC鋼材量も減少させることができるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るPC鋼材の好ましい配置図であ
る。
【図2】PC鋼材の偏心配置によって生じる偏心モーメ
ントの説明図である。
【図3】ウォータージェットによるコンクリートの切削
状況を示す断面図である。
【図4】図1のPC鋼材配置によって導入されるプレス
トレスの分布を示す、解析モデルである。
【図5】図4に示すプレストレス分布のときのボックス
ラーメンの変形状況を示す図である。
【図6】外荷重によるボックスラーメンの変形状況を示
す図である。
【図7】外荷重による変形が、プレストレスの導入によ
り抑制されている状況を示す図である。
【符号の説明】
12 鉄筋 20 ボックスラーメン 22 PC鋼材
フロントページの続き (72)発明者 橘田 敏之 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内 (72)発明者 本田 勉 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内 (72)発明者 松下 祐輔 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内 (72)発明者 熊坂 徹也 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボックスラーメンをPC鋼材を用いて補
    強する構造において、該PC鋼材をボックスラーメンの
    直線部においてボックス内側のかぶり内に配置し、か
    つ、隅角部においてボックス外側のかぶりを確保しつ
    つ、外側断面内に偏心配置したことを特徴とするPC鋼
    材の配置構造。
JP21219892A 1992-07-16 1992-07-16 ボックスラーメンにおけるpc鋼材の配置構造 Withdrawn JPH0633600A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21219892A JPH0633600A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 ボックスラーメンにおけるpc鋼材の配置構造

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JP21219892A JPH0633600A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 ボックスラーメンにおけるpc鋼材の配置構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0633600A true JPH0633600A (ja) 1994-02-08

Family

ID=16618549

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21219892A Withdrawn JPH0633600A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 ボックスラーメンにおけるpc鋼材の配置構造

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JP (1) JPH0633600A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002194803A (ja) * 2000-10-19 2002-07-10 Geostr Corp ボックスカルバート
JP2009209606A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Shimizu Corp せん断補強構造
JP2016069923A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 高周波熱錬株式会社 鉄筋コンクリート構造体

Cited By (3)

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Effective date: 19991005