JPH06336577A - 表面保護フイルム - Google Patents

表面保護フイルム

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JPH06336577A
JPH06336577A JP12709293A JP12709293A JPH06336577A JP H06336577 A JPH06336577 A JP H06336577A JP 12709293 A JP12709293 A JP 12709293A JP 12709293 A JP12709293 A JP 12709293A JP H06336577 A JPH06336577 A JP H06336577A
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JP
Japan
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film
weight
adhesive
parts
number average
Prior art date
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Pending
Application number
JP12709293A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Dobashi
明彦 土橋
Osamu Yamamoto
修 山本
Koji Himori
宏次 檜森
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軟質カラー鋼板等の柔軟な塗膜に対し、塗膜
の変形により発生する光沢変化、或いは気泡跡や見切り
跡のようなフイルムの貼り付け跡が生じにくい上に、接
着力の経時変化が小さく、剥離性に優れる表面保護フイ
ルムを提供する。 【構成】 ポリイソブチレン、ブチルゴムまたはポリブ
テンの何れか1種以上からなり、その数平均分子量が1
50,000以下でかつ重量平均分子量と数平均分子量
との比が10以下である主成分100重量部に対し、
0.1〜10重量部の離型剤を添加した粘着剤を、オレ
フィン系フイルムの支持体に塗布してなる表面保護フイ
ルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軟質カラー鋼板等の塗
膜の保護用として使用される表面保護フイルムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、家電製品、建造物の内壁や外壁等
は、付加価値を高めるために複雑な加工を施される傾向
が強くなってきて、この目的に用いられるカラー鋼板等
の塗膜は、加工性を高めるために鉛筆硬度でHB以下の
柔軟なものが増加してきた。更に、消費者の好みが光沢
のあるものから梨地状のものへ移ったため、塗膜の平面
が平滑面から粗面に変化してきた。カラー鋼板の加工、
輸送、保管等における表面保護のために粘着フイルムを
使用しているが、前記した理由から塗膜が柔軟になった
ことによつて、極めて僅かな圧力でも温度や貼り付け時
間によって変形し、面粗さの変化による光沢変化や応力
のかかり易い気泡や見切り部等のエッジ部での変形によ
るフイルム貼り跡が発生し易くなった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】表面保護フイルムは
紙、プラスチックフイルムに粘着剤を塗布したものが一
般的に用いられる。この粘着剤は感圧性接着剤とも呼ば
れる粘弾性体であるため、圧力や温度の影響を受け、時
間と共に変形していく。また、通常被着体の表面は数ミ
クロンから数十ミクロンの凹凸を有している。一方、表
面保護フイルムの貼り付けはロール圧着等の瞬間的加圧
下で行われるため、被着体との接触は微視的に見ると完
全ではなく、貼り付け後、経時と共に粘着剤の変形によ
り接触面積が増加し、接着力が上昇する。また、粘着剤
と被着体との水素結合等の分子間力或いは一次結合の形
成等によっても接着力が上昇する。そのため、用済みの
表面保護フイルムを剥離するとき、接着力の上昇が甚だ
しいと剥離が困難になったり、フイルムが切断したり、
糊残りが発生する。この現象は表面が粗面のもので特に
発生し易く対策が強く望まれてきた。本発明は、上記し
た問題を解消する表面保護フイルムを提供することを目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
について鋭意研究を重ねた結果、本発明に到達したもの
である。本発明は、ポリイソブチレン、ブチルゴムまた
はポリブテンの何れか1種以上からなり、その数平均分
子量が150,000以下でかつ重量平均分子量と数平
均分子量との比が10以下である主成分100重量部に
対し、0.1〜10重量部の離型剤を添加した粘着剤
を、オレフィン系フイルムの支持体に塗布してなる表面
保護フイルムに関する。
【0005】ここで支持体として用いられるオレフィン
系フイルムとは、エチレン、プロピレン、ブテン等のα
−オレフィンのホモポリマーやコポリマー、更には酢酸
ビニル、メチルメタクリレート等のモノマーを共重合し
たものである。この中で価格の点からポリエチレンが好
ましい。また、支持体の耐候性、耐熱性、加工性及び作
業性の向上を目的として、酸化防止剤、紫外線吸収剤、
滑剤、可塑剤等を添加しても差し支えない。粘着剤の主
成分として用いられるポリイソブチレンとは、イソブチ
レンの重合体であり、ブチルゴムはイソブチレンとイソ
プレンとの共重合体であり、ポリブテンとはイソブチレ
ンと1−ブテン、n−ブテン等の構造異性体との共重合
体であり、更にカルボン酸基、水酸基等の架橋性官能基
を持ったモノマーを重合したり、塩素化したものが挙げ
られる。これらの中の1種又は混合物を用いる。
【0006】分子量の測定方法は、高速液体クロマトグ
ラフ法、粘度法、超遠心法、光散乱法、膜浸透圧法、沸
点上昇法等があるが、高速液体クロマトグラフ法が簡便
であり、一般的な方法として広く用いられている。数平
均分子量(Mn)は下記の(1)式で、また重量平均分子
量(Mw)は下記の(2)式で表せるものである。式中、
Miは分子量及びNiは分子数を示す。
【0007】
【数1】Mn=ΣMi・Ni/ΣNi…………(1)
【0008】
【数2】 Mw=ΣMi2・Ni/ΣMi・Ni………(2) この数平均分子量が150000を越えると保護フイル
ムの貼り付け跡が発生し易く、また150000以下で
あっても、重量平均分子量と数平均分子量との比が10
を越えると貼り付け跡が発生し易い。
【0009】離型剤としては、植物油脂、脂肪族石鹸、
シリコーン重合体、弗素樹脂、ワックス、アルキルカル
バメートのような長鎖アルキル基含有物等が挙げられ
る。特にシリコーン重合体がフイルム貼り跡の発生及び
接着力の経時的な上昇抑制の効果が大きく、好ましい。
シリコーン重合体としては、(Si-O-Si)で示されるシ
ロキサン結合を骨格とする各種分子量及び変性を行った
もので、ジメチルシリコーン、メチルフェニルシリコー
ンオイル等のストレートシリコーンオイル、ポリオキシ
アルキレンとのコポリマーやアミノ変性シリコーンのよ
うな変性シリコーンオイル、或いはこれらのエマルジョ
ン等が挙げられる。その添加量は、主成分100重量部
に対し0.1〜10重量部である。0.1重量部未満で
はフイルム貼り跡が残ったり、接着力の経時的な上昇抑
制の効果が得られず、10重量部を越えると離型剤によ
る接着力の低下或いは転着が著しく、好ましくない。
【0010】また、支持体には、粘着剤の付着を良好に
するために、あらかじめエチレン−酢酸ビニル共重合体
及び/又は塩素化ポリオレフィン樹脂からなるプライマ
を塗布しておくのが好ましい。エチレン−酢酸ビニル共
重合体は、通常のもののほかに二重結合やカルボン酸
基、水酸基等の架橋性官能基を持ったモノマーを共重合
しても構わない。塩素化ポリオレフィンは塩素化ポリエ
チレン、塩素化ポリプロピレン等が挙げられ、二重結合
やカルボン酸基、水酸基等の架橋性官能基を持ったモノ
マーを共重合しても差し支えない。本発明に用いられる
粘着剤は、上記成分のほかに粘着付与剤、軟化剤、耐候
性向上剤、着色剤等の一般的に配合される配合剤を添加
しても良い。
【0011】
【作用】ポリイソブチレン、ブチルゴム及びポリブテン
は極性が低く、化学的に安定な構造のため、接着力が上
昇し難く、良好な特性を有している。しかし、これだけ
では未だ接着力上昇の抑制は不十分であり、更に離型剤
を添加することで接着力の上昇が小さく、剥離性の良好
な表面保護フイルムを実現できる。また、主成分の分子
量を数平均分子量で150,000以下とし、粘着剤を
柔軟にすることで貼り付け跡の発生を抑えている。更に
離型剤を加えることで粘着剤と被着体との界面のずれを
大きくし、極性差により相互の物質移動を抑えること
も、貼り付け跡の発生を抑制する一因となっている。ま
た、エチレン−酢酸ビニル共重合体及び/又は塩素化ポ
リオレフィン樹脂を用いることにより、オレフィン系フ
イルムにも十分な投錨力を得ることができるので、安価
な粘着フイルムを提供することができる。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例を説明するが、本発明は
この実施例によって制限を受けるものではない。 実施例1 コロナ処理を施した厚さ60μmのポリエチレンフイル
ムに、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EV−550、
三井ポリケミカル製)50重量部、反応性エチレン−酢
酸ビニル共重合体(VR−103、三井ポリケミカル
製)50重量部、イソシアネート(スミジュールN、住
友バイウレタン製)1重量部からなるプライマを厚さが
0.1μmになるように塗布し、これに、ポリイソブチ
レン(オパノールB50、Mn86000、Mn/Mw
2.8、BASF製)100重量部にシリコーンオイル
(KF96、粘度1000cSt、信越シリコーン製)1
重量部を添加した粘着剤を厚さが5μmになるように塗
布して、表面保護フイルムを作製した。この試験結果を
表1に示す。
【0013】実施例2 シリコーンオイルを5重量部に増加した以外は、実施例
1と同様にして表面保護フイルムを作製した。この試験
結果を表1に示す。 比較例1 Mn658000、Mn/Mw1.7のポリイソブチレ
ンを用いた以外は、実施例2と同様にして表面保護フイ
ルムを作製した。この試験結果を表1に示す。 比較例2 Mn92000、Mn/Mw150のポリイソブチレン
を用いた以外は、実施例2と同様にして表面保護フイル
ムを作製した。この試験結果を表1に示す。
【0014】比較例3 シリコーンオイルを20重量部に増加した以外は、実施
例1と同様にして表面保護フイルムを作製した。この試
験結果を表1に示す。 比較例4 シリコーンオイルを使用しない以外は、実施例1と同様
にして表面保護フイルムを作製した。この試験結果を表
1に示す。
【0015】試験条件 ポリエステル系カラー鋼板(日本鋼管製、鉛筆硬度:
B)に実施例及び比較例で得た表面保護フイルムを被着
した後、80℃に1日加熱処理した。被着直後及び加熱
処理後の接着力を測定した。即ち、室温20℃、湿度6
5%において、幅25mmのフイルムの端部を180度の
方向に折り返し、毎分300mmの速度で引っ張って剥離
したときの荷重(g)を求めた。
【0016】
【表1】 注)加熱後の表面状態は、〇:良好、A:粘着フイルム
の貼り付け跡発生、B:くもり発生(程度:大)、C:
くもり発生(程度:小)である。
【0017】表1から、実施例のものは比較例のものに
比べて被着前後の接着力の差が小さく(接着力の変化が
小さく)、剥離性に優れていることが示される。
【0018】
【発明の効果】本発明の表面保護フイルムは、塗膜の変
形により発生する光沢変化、或いは気泡跡や見切り跡の
ようなフイルムの貼り付け跡が生じ難い上に、接着力の
経時変化が小さく、剥離性に優れるものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリイソブチレン、ブチルゴムまたはポ
    リブテンの何れか1種以上からなり、その数平均分子量
    が150,000以下でかつ重量平均分子量と数平均分
    子量との比が10以下である主成分100重量部に対
    し、0.1〜10重量部の離型剤を添加した粘着剤を、
    オレフィン系フイルムの支持体に塗布してなる表面保護
    フイルム。
  2. 【請求項2】 離型剤がシリコーンからなる請求項1記
    載の表面保護フイルム。
  3. 【請求項3】 オレフィン系フイルムがポリエチレンで
    あり、エチレン−酢酸ビニル共重合体及び/又は塩素化
    ポリオレフィン樹脂をプライマとする請求項1記載の表
    面保護フイルム。
JP12709293A 1993-05-28 1993-05-28 表面保護フイルム Pending JPH06336577A (ja)

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Cited By (4)

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