JPH06336712A - タクシーウエイの衝突防止システム - Google Patents

タクシーウエイの衝突防止システム

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JPH06336712A
JPH06336712A JP5127457A JP12745793A JPH06336712A JP H06336712 A JPH06336712 A JP H06336712A JP 5127457 A JP5127457 A JP 5127457A JP 12745793 A JP12745793 A JP 12745793A JP H06336712 A JPH06336712 A JP H06336712A
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Kiyoshi Matsuyoshi
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MIYAKO DENSHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地表から突出した特別の設備を設けることな
く、また多数の監視員を配置することなくタクシーウエ
イ上を走行する航空機の衝突を防止できるようにしたタ
クシーウエイの衝突防止システムを提供する。 【構成】 タクシーウエイ(100)に沿って埋設され
る複数のストップランプに、その上方を通過する航空機
(F)を検出する赤外線送受信部を組み込み、この赤外
線送受信部により検出された情報を電力線(200−
1、200−2)を介してセンタ装置(300)に送信
し、センタ装置(300)は、この収集した情報に基づ
き複数のストップランプの点灯、消灯をそれぞれ自動的
に制御することにより、タクシーウエイ(100)上を
走行する航空機(F)の衝突を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空港等においてタクシ
ーウエイに沿って走行する航空機の衝突を防止するよう
にしたタクシーウエイの衝突防止システムに関し、特
に、タクシーウエイに沿って所定間隔で配設され、点灯
および消灯により該タクシーウエイに沿って走行する航
空機に対して停止、進行の情報を与えるストップランプ
に、その上を通過する航空機を検出する検出手段をそれ
ぞれ設け、該検出手段の出力を電力線を介して中央管理
手段で収集し、該中央管理手段は、該収集した情報に基
づき上記複数のストップランプの点灯、消灯を自動的に
制御するようにしたタクシーウエイの衝突防止システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空港等においては、航空機を誘導
するためのいわゆるタクシーウエイが形成されている。
このタクシーウエイには点灯および消灯により該タクシ
ーウエイに沿って走行する航空機に対して停止、進行の
情報を与えるいわゆるストップランプが所定の間隔で配
設され、タクシーウエイ上を走行する航空機を複数の人
間が直接またはカメラを介して目視により監視し、航空
機間の距離が安全距離を保てるように該ストップランプ
の点灯、消灯を切り替えている。
【0003】すなわち、このストップランプは、その配
設箇所で、該タクシーウエイを横切るように列状に配列
されたストップランプ列を構成しており、上記ストップ
ランプ列により区分される各領域内には常に1台の航空
機しか入らないように該ストップランプ列を構成するス
トップランプの点灯、消灯が行われる。
【0004】例えば、ある領域に関して、その領域の進
入位置にあるストップランプ列を進入側ストップランプ
列とし、その領域の退出位置にあるストップランプ列を
退出側ストップランプ列とすると、進入側ストップラン
プ列と退出側ストップランプ列との間に航空機が存在す
ると、これを監視員が目視により検出し、手動により進
入側ストップランプ列のストップランプを例えば黄色に
点灯させ、この領域の進入を禁止する情報を後続の航空
機に与える。また、進入側ストップランプ列と退出側ス
トップランプ列との間に航空機が存在しない場合は、こ
れを監視員が目視により検出し、手動により進入側スト
ップランプ列のストップランプを消灯させ、この領域の
進入が可能であることを後続の航空機に与え、これによ
り航空機間の距離が常に安全距離を保てるようして、タ
クシーウエイ上における航空機の衝突を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
タクシーウエイの長さはかなり長く、このタクシーウエ
イ上の航空機の存在を目視により監視するためには多数
の監視員が必要になり、また、人為的な監視にたよって
いるため、不測の事故が発生する虞もあった。
【0006】これを解決するためには、タクシーウエイ
上の航空機の通過を光学的または機械的に検出する方法
も考えられるが、この場合、地表から突出した複数の設
備を新たに設ける必要があり、コスト面、またタクシー
ウエイ近傍に地表から突出した設備をできるだけ設けた
くないという航空機走行上の安全面からの特種事情等か
ら、採用できる適当な対応策が考えられていないのが現
状である。
【0007】そこで、この発明は、地表から突出した特
別の設備を設けることなく、また多数の監視員を配置す
ることなく、タクシーウエイ上を走行する航空機の衝突
を防止できるようにしたタクシーウエイの衝突防止シス
テムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、航空機を誘導するタクシーウエイに沿
って所定間隔で地表に埋設され、点灯および消灯により
該タクシーウエイに沿って走行する航空機に対して停
止、進行の情報を与える複数のストップランプと、上記
複数のストップランプのそれぞれに組み込まれ、それぞ
れ上方を通過する航空機を検出する検出手段と、上記複
数のストップランプにそれぞれ電力を供給する電力線
と、上記複数のストップランプのそれぞれの検出手段に
より検出された情報を上記電力線を介して収集し、該収
集した情報に基づき上記複数のストップランプの点灯、
消灯を制御する中央管理手段と、を具備したことを特徴
とする。
【0009】
【作用】この発明では、タクシーウエイに沿って埋設さ
れる複数のストップランプに、その上方を通過する物体
を検出する検出手段を組み込み、この検出手段により検
出された情報を電力線を介して中央管理手段により収集
し、中央管理手段は、この収集した情報に基づき複数の
ストップランプの点灯、消灯をそれぞれ自動的に制御す
ることにより、タクシーウエイ上を走行する航空機の衝
突を防止する。
【0010】
【実施例】以下、この発明に係わるタクシーウエイの衝
突防止システムの実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0011】図1は、この発明に係わるタクシーウエイ
の衝突防止システムの一実施例を概念的に示したもので
ある。このタクシーウエイの衝突防止システムは、空港
等において航空機Fを誘導するタクシーウエイ100上
における航空機の衝突を防止するもので、その基本的思
想は、タクシーウエイ100に沿って所定間隔で地表に
ストップランプを埋設し、この所定間隔内には常に1台
の航空機しか入らないようにして、タクシーウエイ上を
走行する航空機間の距離を常に安全範囲の間隔に保持す
るようにして航空機間の衝突を防止しようとするもので
ある。
【0012】図1において、Ln、L(n+1)、L
(n+2)、…はそれぞれ複数のストップランプから構
成されるランプ列を示す。このランプ列の詳細は図2に
示される。
【0013】すなわち、ランプ列Lnは、第1のランプ
列を形成する7個のストップランプra1、ra2、〜
ra7と第2のランプ列を形成する7個のストップラン
プrb1、rb2、〜rb7の計14個のストップラン
プから構成され、第1のランプ列を形成する7個のスト
ップランプra1、ra2、〜ra7は電力線PLaを
介してノードnaに接続され、第2のランプ列を形成す
る7個のストップランプrb1、rb2、〜rb7は電
力線PLbを介してノードnbに接続されている。
【0014】ここで、各ストップランプra1、ra
2、〜ra7およびrb1、rb2、〜rb7は後述す
る説明から明らかになるように、それぞれランプの断芯
検出機能とその上を通過する航空機の検出機能を有して
おり、その検出情報は電力線通信を利用してそれぞれ電
力線PLaおよび電力線PLbを介してノードnaおよ
びノードnbに伝送するように構成されている。
【0015】なお、他のランプ列L(n+1)、L(n
+2)、…も上記説明したランプ列Lnと同様に構成さ
れている。
【0016】すなわち、図1において、ランプ列Ln、
L(n+1)、L(n+2)、…は、それぞれ14個の
ストップランプを含んで構成され、各14個のストップ
ランプは交互に選択された7個ずつのストップランプを
含む第1のランプ列と第2のランプ列を形成し、第1の
ランプ列はそれぞれ電力線を介してノードna、(n+
1)a、(n+2)a、…に接続され、第2のランプ列
はそれぞれ電力線を介してノードnb、(n+1)b、
(n+2)b、…に接続されいる。
【0017】そして、各ランプ列Ln、L(n+1)、
L(n+2)、…を構成するストップランプはそれぞれ
ランプの断芯検出機能とその上を通過する航空機の検出
機能を有しており、その検出情報は電力線通信を利用し
てそれぞれノードna、(n+1)a、(n+2)a、
…およびノードnb、(n+1)b、(n+2)b、…
に伝送するように構成されている。
【0018】また、ノードna、(n+1)a、(n+
2)a、…およびノードnb、(n+1)b、(n+
2)b、…は、それぞれ電力線200−1、200−2
を介して所定の場所に配置されたセンタ装置300に接
続されている。
【0019】センタ装置300は、ノードna、(n+
1)a、(n+2)a、…およびノードnb、(n+
1)b、(n+2)b、…で検出した情報をそれぞれ電
力線200−1、200−2を介する電力線通信を利用
して収集するように構成されており、この収集された情
報に基づき各ランプ列Ln、L(n+1)、L(n+
2)、…を構成するストップランプの断芯管理および、
各ランプ列Ln、L(n+1)、L(n+2)、…を構
成するストップランプの点灯制御を行う。
【0020】ここで、ランプ列Ln、L(n+1)、L
(n+2)、…を構成するストップランプの点灯制御
は、各ランプ列Ln、L(n+1)、L(n+2)、…
を構成するストップランプの航空機の検出機能により検
出された情報を収集することにより、各ランプ列Ln、
L(n+1)、L(n+2)、…上を通過する航空機の
存在を検知し、この検知結果に対応して、ランプ列L
n、L(n+1)、L(n+2)、…により画成される
区間N、N+1、N+2、…のそれぞれに常に1台の航
空機しか入らないように、各ランプ列Ln、L(n+
1)、L(n+2)、…を構成するストップランプの点
灯制御を行う。
【0021】例えば、ランプ列Lnにより航空機Fが検
出され、この航空機Fがランプ列L(n+1)により検
出されるまでは、この航空機Fは区間N内に存在するの
で、この区間Nの進入方向に位置するランプ列Lnを構
成する複数のストップランプを点灯し、後続の航空機に
対してこの区間N内に進入しないように警告する。
【0022】そして、この航空機Fがランプ列L(n+
1)により検出されると、この航空機Fがランプ列L
(n+2)により検出されるまでは、この航空機Fは区
間N+1内に存在するので、この区間N+1の進入方向
に位置するランプ列L(n+1)を構成する複数のスト
ップランプを点灯し、後続の航空機に対してこの区間N
+1内に進入しないように警告する。
【0023】なお、航空機Fがランプ列L(n+1)に
より検出され、後続の航空機が未だランプ列Lnにより
検出されない状態においては区間N内には航空機は存在
しないので、この区間Nの進入方向に位置するランプ列
Lnを構成する複数のストップランプを消灯する。
【0024】なお、図1に示した構成において、ランプ
列Ln、L(n+1)、L(n+2)、…をそれぞれ構
成する14個のストップランプを、それぞれ交互に選択
された7個ずつのストップランプを含む第1のランプ列
と第2のランプ列に分け、第1のランプ列および第2の
ランプ列をそれぞれ別々の電力線を介してノードna、
(n+1)a、(n+2)a、…およびノードnb、
(n+1)b、(n+2)b、…に接続するように構成
した理由は、いわゆるフェイルセーフを考慮したもの
で、このような独立2系統の電力伝送および情報収集構
成を取ることにより、情報収集および各ストップランプ
の点灯、消灯制御を確実にし、これにより航空機間の衝
突防止の信頼性の向上を図らんとするものである。
【0025】なお、上記構成において、ノードna、
(n+1)a、(n+2)a、…とセンタ装置300間
の情報伝送およびノードnb、(n+1)b、(n+
2)b、…とセンタ装置300間の情報伝送は電力線通
信を用いて行うように構成したが、これを通常の有線通
信または無線通信に代えることもできる。
【0026】次に、各ランプ列Ln、L(n+1)、L
(n+2)、…を構成するストップランプと各ノードn
a、(n+1)a、(n+2)a、…およびノードn
b、(n+1)b、(n+2)b、…間の電力線を利用
した電力通信の詳細について説明する。
【0027】図3は、ノードnaとランプ列Lnの第1
のランプ列を構成する7個のストップランプra1、r
a2、〜ra7間における接続構成の詳細を示したもの
である。
【0028】図3において、ノードnaは、電力通信部
20とランプ制御部30とを含んで構成され、電力通信
部20は高周波回路用のコンデンサ50aを介して電力
線200−1に接続され、ランプ制御部30は短絡用接
点50bを介して電力線200−1に接続される。ここ
でランプ制御部30は電力線200−1から給電を受け
て所定の定電流回路のランプを点灯または消灯すること
ができる。
【0029】すなわち、短絡用接点50bが開のときは
ランプは点灯し、閉のときはランプは消灯する。
【0030】このランプ制御部30で制御される電力ラ
インPLaには、7個のストップランプユニット40−
1、40−2、…40−7が接続されるとともに、この
電力線PLaは通信線50cを介して電力線通信部20
に接続される。ここで、7個のストップランプユニット
40−1、40−2、…40−7は図2に示した7個の
ストップランプra1、ra2、〜ra7に対応する。
【0031】電力線通信部20は、電力線PLaを介し
て7個のストップランプユニット40−1、40−2、
…40−7からタクシーウエイ上を走行する航空機に関
する情報およびランプの断芯に関する情報を収集する。
また、電力線通信部20は、高周波回路用のコンデンサ
50a、電力線200−1を介して図1に示したセンタ
装置300に対して上記収集した情報の伝送を行う。
【0032】ストップランプユニット40−1、40−
2、…40−7は、ストップランプユニット40−1に
代表してその詳細が図3に示されているように、1次コ
イル41aおよび2次コイル41bを有し1次コイル4
1aを電力線PLaに接続し、2次コイル41bから電
力を取り出すトランス41、ランプ44、このストップ
ランプユニット40−1に対応するストップランプra
1の上方を通過する航空機を検出するための赤外線送受
信部42、電力線通信部20との間の電力線通信を制御
する端末部43から構成される。
【0033】ここで、端末部43は、端子T1およびT
2を介してトランス41の2次コイル41bに接続さ
れ、端子T3は標識ランプ44に接続され、端子T4は
電力線通信ライン45を介して電力線PLaに接続さ
れ、端子T5は接地されている。この端末部43の詳細
構成は図4に示される。
【0034】図4において、端末部43は、端子T1お
よびT2を介して電力を取り出すトランス61、図3に
示したランプ44の断芯を検出するための電流検出リレ
ー62、トランス61の出力から安定化直流電源を形成
する安定化直流電源回路63、この安定化直流電源回路
63により形成された安定化直流電源により駆動される
制御部64、この制御部64に接続される電力線通信部
65、トランス66およびコンデンサ67から構成され
るアイソレーション回路から構成され、制御部64には
赤外線送受信部42が接続されるとともに、電流検出リ
レー62のリレー接点62aが接続される。
【0035】図5は、ストップランプユニット40−1
に対応するストップランプra1の具体例を上面図で示
したもので、この図5に示すストップランプra1のA
−A断面図が図6に示される。
【0036】図5および図6において、このストップラ
ンプra1は、図1に示すタクシーウエイ100の地表
GLに埋設されて配設され、本体部70の上部にランプ
部71が取り付けられ、このランプ部71の一部が地表
GLから僅かに突出しており、他部は地表GLの下に埋
設されている。ランプ部71の内部にはランプ室71a
が形成され、このランプ室71a内にランプ44が収容
される。このランプ44は、例えばタングステンハロゲ
ン電球から構成され、点灯または消灯により、タクシー
ウエイ上の航空機に対して所定の情報を与えるための航
空標識灯として機能する。
【0037】このランプ部71のランプ44は、図3に
示したランプ44に対応するもので、このストップラン
プの下部に配設された図示しない導管内に配設される電
力線ケーブル(図3の電力線PLa)を介して給電され
る。
【0038】ランプ部71の上部71bには2つの孔7
2、73が穿設され、この孔72、73にはそれぞれ光
ファイバ74、75が通され、光ファイバ74、75は
その端部がランプ部71の上部71bで上方に開口して
いる。
【0039】この光ファイバ74、75の内の1つの光
ファイバ74は、赤外線送受信部42の赤外線発光部4
2aから発光された赤外線を伝送するものであり、他の
光ファイバ75は、このストップランプの上部を通過す
る航空機等の物体で反射された赤外線を入力し、この赤
外線を赤外線送受信部42の赤外線受光部42bに導く
ものである。
【0040】この光ファイバ74、75は、ランプ部7
1のランプ室71a内を通り、赤外線送受信部42に接
続されている。
【0041】赤外線送受信部42は、図3に示した赤外
線送受信部42に対応するもので、ランプ部71の下方
に設けられる。ここで、図示しないが、このランプ部7
1のランプ室71aの下部には、ランプ44からの熱を
遮断するための適当な断熱材が介在されている。ここ
で、断熱材を介在させた理由は、ランプ44がその駆動
時において800度程度の高温になるためで、このラン
プ44の温度により赤外線送受信部42が破損または誤
動作するのを防ぐためである。
【0042】赤外線送受信部42は、赤外線を発光し、
これを光ファイバ74に出力する赤外線発光部42aお
よび光ファイバ75から出力される赤外線を受光する赤
外線受光部42bを具備しており、赤外線受光部42b
の検出出力からこのストップランプra1の上部を通過
する航空機等の物体を検出する。
【0043】ところで、このストップランプra1が埋
設されるタクシーウエイ上には航空機だけでなく、貨物
等を運搬する各種車両も通過する。この実施例において
は、ストップランプra1に組み込まれた赤外線送受信
部42の出力により、このストップランプra1からこ
のストップランプra1の上部を通過する物体までの距
離を検出し、この距離に基づき、このストップランプr
a1の上部を通過する物体が航空機なのか、または他の
車両なのかを識別する。
【0044】すなわち、航空機は貨物等を運搬する各種
車両と比較してその高さが大きく異なるため、このスト
ップランプra1の上部を通過する物体までの距離を赤
外線送受信部42の出力から検出することにより、この
ストップランプra1の上部を通過する物体が航空機な
のか、または他の車両なのかを容易に識別することがで
きる。
【0045】なお、赤外線送受信部42の赤外線発光部
42aは、太陽光に含まれるエネルギーの少ない波長領
域の赤外線を発光するように構成され、これにより、太
陽光下においても、物体を確実に検出できるように構成
されている。
【0046】この赤外線送受信部42は、この下に配設
された端末部43(図3参照)に接続されている。
【0047】また、このストップランプra1は、図5
に示すように、レンズ76aおよび76bにより、ラン
プ44の光を矢印Bで示すタクシーウエイ100の方
向、すなわち、このタクシーウエイ100上の航空機の
方向に対して選択的に投光するように構成されている。
【0048】次に、この実施例によるタクシーウエイ1
00上を走行する航空機に関する情報の収集動作および
ストップランプの標識ランプの断芯に関する情報の収集
動作について更に詳細に説明する。
【0049】1)ストップランプの上を通過する航空機
に関する情報の収集動作 図1に示したストップランプユニット40−1に対応す
るストップランプra1の上を通過する航空機は赤外線
送受信部42の出力に基づき検出される。
【0050】すなわち、図4に示したように、赤外線送
受信部42は赤外線発光部42aおよび赤外線受光部4
2bを有しており、制御部64からの給電により赤外線
発光部42aから赤外線を発光し、この赤外線発光部4
2aから発光した赤外線を光ファイバ74を介してラン
プ部71の上部71bの孔72から上方に投射する。こ
の状態でこのストップランプra1の上を航空機が通過
すると、この上方に投射された赤外線はこの航空機で反
射され、その反射光はランプ部71の上部71bの孔7
3から入射され、光ファイバ75を介して赤外線送受信
部42の赤外線受光部42bで受光される。赤外線受光
部72bの出力は制御部64に加えられ、制御部64
は、この赤外線受光部42bの出力レベルからこのスト
ップランプra1の上を航空機が通過したことを検出す
る。
【0051】この航空機が通過したことを示す情報は、
電力線通信部65に渡され、電力線通信部65は、電力
線通信を利用して、この航空機が通過したことを示す情
報を、トランス66、コンデンサ67、電力線通信ライ
ン45、電力線PLa、高周波回路用のコンデンサ50
aを介して電力線通信部20に伝送する。
【0052】なお、上記説明は、ストップランプユニッ
ト40−1の動作について説明したが、他のストップラ
ンプユニット40−2、…40−7の動作も同様であ
る。
【0053】このようにして、電力線通信部20は、電
力線PLaを介して7個のストップランプユニット40
−1、40−2、…40−nにそれぞれ対応する7個の
ストップランプra1〜ra7から該ストップランプr
a1〜ra7の上を通過する航空機に関する情報を収集
することができる。
【0054】この電力線通信部20で収集された航空機
に関する情報は高周波回路用のコンデンサ50a、電力
線200−1または通信線を介して図1に示したセンタ
装置300に伝送される。
【0055】2)ランプの断芯に関する情報の収集動作 図3に示したストップランプユニット40−1のランプ
44の断芯は、図4に示した電流検出リレー62により
検出される。
【0056】ストップランプユニット40−1のランプ
44が点灯している状態において、図3および図4に示
すように、ランプ制御部30で制御されている電力線P
La、トランス41の1次コイル41a、トランス41
の2次コイル41b、端子T1、電流検出リレー62、
端子T3、標識ランプ44にはループ電流が流れる。
【0057】この状態で、電流検出リレー62は動作
し、そのリレー接点62aはオンする。このリレー接点
62aのオン動作は、図4に示す端末部43の制御部6
4で検出される。この状態は、ストップランプユニット
40−1のランプ44に断芯が発生していない状態であ
る。
【0058】次に、ストップランプユニット40−1の
ランプ44が断芯したとすると、上記定電流電力線PL
a、トランス41の1次コイル41a、トランス41の
2次コイル41b、端子T1、電流検出リレー62、端
子T3、ランプ44を介して形成される電路は遮断され
る。これにより、電流検出リレー62は不動作となり、
そのリレー接点62aはオフになる。このリレー接点6
2aのオフ動作は、図4に示す端末部43の制御部64
で検出され、これにより、制御部64は、ストップラン
プユニット40−1のランプ44に断芯が発生したと判
断する。
【0059】制御部64によるこのランプ44の断芯を
示す情報は電力線通信部65に渡され、電力線通信部6
5は、電力線通信を利用して、このランプ44の断芯を
示す情報を、トランス66、コンデンサ67、電力線通
信ライン45、電力線PLa、高周波回路用のコンデン
サ50aを介して大地帰路方式で電力線通信部20に伝
送する。
【0060】なお、上記説明は、ストップランプユニッ
ト40−1のランプ44に断芯が発生した場合の動作に
ついて説明したが、他のストップランプユニット40−
2、…40−7のランプに断芯が発生した場合の動作も
同様である。
【0061】このようにして、電力線通信部20は、電
力線PLaを介して複数のストップランプユニット40
−1、40−2、…40−7のランプの断芯に関する情
報を収集することができる。
【0062】この電力線通信部20で収集されたストッ
プランプユニット40−1、40−2、…40−7のラ
ンプの断芯に関する情報は高周波回路用のコンデンサ5
0a、電力線200−1または通信線を介して図1に示
したセンタ装置300に伝送される。
【0063】なお、上記説明においては、ノードnaと
ランプ列Lnの第1のランプ列を構成する7個のストッ
プランプra1、ra2、〜ra7間における電力線を
利用した電力線通信について説明したが、ノードnbと
ランプ列Lnの第2のランプ列を構成する7個のストッ
プランプrb1、rb2、〜rb7間における電力線を
利用した電力線通信についても同様である。
【0064】また、ランプ列L(n+1)、L(n+
2)、…の第1のランプ列および第2のランプ列をそれ
ぞれ構成するストップランプとノード(n+1)a、
(n+2)a、…およびノードnb、(n+1)b、
(n+2)b、…間の電力線を利用した電力線通信も同
様である。
【0065】次に、図1に示したセンタ装置300にお
ける各ランプ列Ln、L(n+1)、L(n+2)、…
を構成するストップランプの点灯制御について図7およ
び図8に示したフローチャートを参照して更に説明す
る。
【0066】センタ装置300は、まず、ノードna、
(n+1)a、(n+2)a、…およびノードnb、
(n+1)b、(n+2)b、…で収集した航空機の通
過に関する情報をそれぞれ電力線200−1、200−
2を介する電力線通信または通信線を利用して収集し、
この収集した情報に基づき、図1に示した複数の区間
N、N+1、N+2、…のいずれかの区間に航空機が存
在するか否かの判断を行う(ステップ301)。この判
断は、例えば、区間Nに関しては、図8に示すフローチ
ャートに示す処理を実行することにより行われる。
【0067】すなわち、まず、ノードnaに航空機の検
出出力があるか、すなわち、ノードnaに接続されるラ
ンプ列Lnの第1のランプ列を構成する7個のストップ
ランプra1〜ra7のいずれかで航空機の通過を検出
したかを調べる(ステップ311)。
【0068】ここで、ノードnaに航空機の検出出力が
ある場合は、航空機は区間N内に進入したので、区間N
内に航空機が存在すると判断する(ステップ313)。
【0069】なお、ステップ311で、ノードnaに航
空機の検出出力がないと判定された場合は、次に、ノー
ドnbに接続されるランプ列Lnの第2のランプ列を構
成する7個のストップランプrb1〜rb7のいずれか
で航空機の通過を検出したかを調べる(ステップ31
2)。
【0070】ここで、ノードnbに航空機の検出出力が
あると判定されると、この場合も、区間N内に航空機が
進入したとして、区間N内に航空機が存在すると判断す
る(ステップ313)。
【0071】すなわち、ノードnaとノードnbのいず
れかに航空機の検出出力があると、航空機がこの区間N
に進入したとして区間N内に航空機が存在すると判断す
る。なお、ステップ312でノードnbに航空機の検出
出力がないと判定された場合は、区間N内には航空機が
進入していないとしてステップ311に戻る。
【0072】次に、ノード(n+1)aに航空機の検出
出力があるか、すなわち、ノード(n+1)aに接続さ
れるランプ列L(n+1)の第1のランプ列を構成する
7個のストップランプのいずれかで航空機の通過を検出
したかを調べる(ステップ314)。ここで、ノード
(n+1)aに航空機の検出出力がある場合は、航空機
は区間N内から出たので、この区間N内に航空機が存在
しないと判断する(ステップ316)。
【0073】なお、ステップ314で、ノード(n+
1)aに航空機の検出出力がないと判定された場合は、
次に、ノード(n+1)bに接続されるランプ列L(n
+1)の第2のランプ列を構成する7個のストップラン
プのいずれかで航空機の通過を検出したかを調べる(ス
テップ315)。
【0074】ここで、ノード(n+1)bに航空機の検
出出力があると判定されると、この場合も、航空機は区
間N内から出たので、この区間N内に航空機が存在しな
いと判断する(ステップ316)。
【0075】なお、ステップ315で、ノード(n+
1)bに航空機の検出出力がないと判断された場合は、
ステップ313に戻る。
【0076】すなわち、ノードnaとノードnbのいず
れかに航空機の検出出力があると、航空機がこの区間N
に進入したとして区間N内に航空機が存在すると判断
し、この区間N内に航空機が存在するという判断は、ノ
ード(n+1)aとノード(n+1)bのいずれで航空
機の検出出力があると判断されるまで続けられる。
【0077】上記判断は、各区間N、N+1、N+2、
…に対応してそれぞれ行われ、その結果から各区間N、
N+1、N+2、…にそれぞれ航空機が存在するか否か
を判断する。
【0078】そして、図7のステップ301で複数の区
間N、N+1、N+2、…のいずれかの区間に航空機が
存在すると判断されると、この航空機が存在すると判断
された区間の航空機の進入方向に位置するランプ列のラ
ンプを点灯する(ステップ302)。このランプの点灯
制御は、センタ装置300から電力線200−1、20
0−2その他を介して、各ノードna、(n+1)a、
(n+2)a、…およびノードnb、(n+1)b、
(n+2)b、…に点灯指令を与え、この点灯指令に基
づき各ノードna、(n+1)a、(n+2)a、…お
よびノードnb、(n+1)b、(n+2)b、…は図
3に示したランプ制御部30を駆動して各ノードに接続
されたストップランプユニット40−1、40−2、…
40−7のランプを点灯させる。
【0079】なお、ステップ301で、複数の区間N、
N+1、N+2、…のいずれにも航空機が存在しないと
判断された場合は各ノードに接続された全てのランプ列
のランプを消灯制御する。
【0080】なお、上記実施例においては、複数のスト
ップランプに赤外線送受信部42をそれぞれ組み込み、
この赤外線送受信部42を利用して非接触で該ストップ
ランプの上を通過する航空機を検出するように構成した
が、この赤外線送受信部42の代わりにストレンゲージ
等の圧力センサまたは差動トランス等の変位センサを複
数のストップランプにそれぞれ組み込み、このストレン
ゲージまたは差動トランス等の検出出力から該ストップ
ランプの上を通過する航空機を検出するように構成して
もよい。
【0081】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
タクシーウエイに沿って埋設される複数のストップラン
プに、その上方を通過する物体を検出する検出手段を組
み込み、この検出手段により検出された情報を電力線を
介して中央管理手段により収集し、中央管理手段は、こ
の収集した情報に基づき複数のストップランプの点灯、
消灯をそれぞれ自動的に制御するように構成したので、
地表から突出した特別の設備を設けることなく、また多
数の監視員を配置することなくタクシーウエイ上を走行
する航空機の衝突を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるタクシーウエイの衝突防止シ
ステムの一実施例を概念的に示したブロック図。
【図2】図1に示したランプ列の詳細を示した図。
【図3】図1に示したノードとランプ列の第1のランプ
列を構成する7個のストップランプ間における接続構成
の詳細を示した回路図。
【図4】図3に示した端末部の詳細を示した回路図。
【図5】図3に示したストップランプユニットに対応す
るストップランプの具体例を示した上面図。
【図6】図5に示したストップランプのA−A断面図。
【図7】図1に示したセンタ装置における各ランプ列を
構成するストップランプの点灯制御を説明するフローチ
ャート。
【図8】図7における各区間内に航空機が存在するか否
かの判断を説明するフローチャート。
【符号の説明】
20 電力線通信部 30 ランプ制御部 40−1〜40−n 埋込型航空標識灯ユニット 41 トランス 41a 1次コイル 41b 2次コイル 42 赤外線送受信部 42a 赤外線発光部 42b 赤外線受光部 43 端末部 44 標識ランプ 45 電力線通信ライン 50a 高周波回路用のコンデンサ 50b 短絡用接点 61 トランス 62 電流検出リレー 62a リレー接点 63 安定化直流電源回路 64 制御部 65 電力線通信部 66 トランス 67 コンデンサ 70 埋込型航空標識灯本体部 71 ランプ部 71a ランプ室 71b ランプ部上部 72、73 孔 74、75 光ファイバ 100 タクシーウエイ 200−1、200−2 電力線 300 センタ装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機を誘導するタクシーウエイに沿っ
    て所定間隔で地表に埋設され、点灯および消灯により該
    タクシーウエイに沿って走行する航空機に対して停止、
    進行の情報を与える複数のストップランプと、 上記複数のストップランプのそれぞれに組み込まれ、そ
    れぞれ上方を通過する航空機を検出する検出手段と、 上記複数のストップランプにそれぞれ電力を供給する電
    力線と、 上記複数のストップランプのそれぞれの検出手段により
    検出された情報を上記電力線を介して収集し、該収集し
    た情報に基づき上記複数のストップランプの点灯、消灯
    を制御する中央管理手段と、 を具備したことを特徴とするタクシーウエイの衝突防止
    システム。
  2. 【請求項2】 上記複数のストップランプは、 上記タクシーウエイに沿って所定の間隔をおいて該タク
    シーウエイを横切るように列状に配列された複数のスト
    ップランプ列を形成し、 上記中央管理手段は、 上記収集した情報に基づき、上記複数のストップランプ
    列により区分される各領域内に航空機が存在すると判断
    した場合は該領域の進入位置にあるストップランプ列の
    ストップランプを点灯制御し、該領域内に航空機が存在
    しないと判断した場合は該領域の進入位置にあるストッ
    プランプ列のストップランプを消灯制御することを特徴
    とする請求項1記載のタクシーウエイの衝突防止システ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記中央管理手段は、 上記領域の進入位置にあるストップランプ列により航空
    機が検出され、かつ該航空機が該領域の退出位置にある
    ストップランプ列により検出されない間は該領域内に航
    空機が存在すると判断することを特徴とする請求項1記
    載のタクシーウエイの衝突防止システム。
  4. 【請求項4】 上記ストップランプ列は、 交互に配設された複数のストップランプをそれぞれ接続
    して構成された第1のストップランプ列および第2のス
    トップランプ列から構成され、 上記第1のストップランプ列および第2のストップラン
    プ列を構成するそれぞれのストップランプは、該ストッ
    プランプを点灯するためのそれぞれ独立した第1の電力
    線および第2の電力線を介して電力が供給され、 上記中央管理手段は、 該独立した第1の電力線および第2の電力線を介して、
    上記第1のストップランプ列および第2のストップラン
    プ列を構成するそれぞれのストップランプの検出手段で
    検出された情報を独立に収集することを特徴とする請求
    項1記載のタクシーウエイの衝突防止システム。
  5. 【請求項5】 上記検出手段は、 赤外線を発光する赤外線発光部と、 上記赤外線発光部から発光された赤外線を伝送し、その
    端部が上記ストップランプの上部で上方に開口する第1
    の光ファイバーと、 一端が上記ストップランプの上部で上方に開口し、上方
    を通過する航空機により反射された上記赤外線を入力
    し、該赤外線を伝送する第2の光ファイバーと、 上記第2の光ファイバーにより伝送された赤外線を受光
    する赤外線受光部と、 上記赤外線受光部の受光出力に基づき上記埋込型航空標
    識灯の上方を通過する航空機体を検出する検出手段と、 常時電力を保持する手段と、 を具備することを特徴とする請求項1記載のタクシーウ
    エイの衝突防止システム。
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