JPH0633673A - ブラインド装置 - Google Patents

ブラインド装置

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JPH0633673A
JPH0633673A JP18836592A JP18836592A JPH0633673A JP H0633673 A JPH0633673 A JP H0633673A JP 18836592 A JP18836592 A JP 18836592A JP 18836592 A JP18836592 A JP 18836592A JP H0633673 A JPH0633673 A JP H0633673A
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JP
Japan
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cord
slats
swing
slat
lifting
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JP18836592A
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English (en)
Inventor
Koichi Kawato
耕一 川戸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つの操作端の操作で、スラットの昇降及び
スラットの傾き角度変更を実現する。 【構成】 トップボックス1内に、その長手方向に平行
に配されているスラット角度変更用軸80と、スラット
角度変更用軸80を中心軸として、このスラット角度変
更用軸80に固設されているドラム81と、上端部がド
ラム81に取付けられ、その下端部がボトムレール3に
取付けられ、その横コード7aで複数のスラット4を支
持するラダーコード7と、トップボックス1から垂れ下
がっている昇降コード2の他端2b側を揺動させると、
この揺動に伴って揺動する揺動部材70と、この揺動部
材70の揺動動作により、スラット角度変更用軸80を
回転させる揺動−回転変換機構60と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トップボックスとボト
ムレールとの間に配されている複数のスラットの傾き角
度を変えるブラインド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のブラインド装置としては、例え
ば、特開昭58−113485号公報に記載されたもの
がある。このブラインド装置は、ヘッドボックスと、ボ
トムレールと、この間に配されている複数のスラットと
を有している。ヘッドボックス内には、この長手方向に
伸び且つ回転可能に設けられているスラット角度変更用
軸が設けられ、この軸を回転させることにより、スラッ
トの傾き角度を変更できるように構成されている。ヘッ
ドボックスには、そこから斜め下方に伸びる中空の操作
ロッドが設けられている。スラット角度変更用軸の端部
には歯車が設けられ、操作ロッドの上端部にも軸の端部
に設けられている歯車と係合する歯車が設けられてい
る。
【0003】また、中空の操作ロッドの下端には、その
下端の開口を塞ぐことが可能な金具が設けられている。
この金具は、上方、つまり操作ロッドの下端開口を塞ぐ
方向にバネで付勢されている。一端がボトムレールに取
付けられている昇降コードの他端は、中空の操作ロッド
内に挿通され、操作ロッドの下端開口縁と金具との間を
通って、下方に垂れ下がっている。
【0004】このブラインド装置において、スラットの
傾き角度を変更させる際には、操作ロッドを把持して、
これを長手方向の軸回りに回転させる。操作ロッドが回
転すると、歯車を介してスラット角度変更用軸が回転
し、スラットの傾き角度が変わる。一方、スラットを昇
降させる際には、昇降コードの他端を把持してこれを下
方に引く。昇降コードの他端が下方に引かれると、それ
まで操作ロッドの下端開口縁との間で昇降コードを挾持
していた金具も下方に移動し、昇降コードは自由に上下
動できるようになる。この状態になってから、さらに、
昇降コードの他端をさらに下方に引くことにより、昇降
コードの一端は上昇し、ボトムレール及びスラットは上
昇する。ボトムレール及びスラットが目的の位置にきた
ならば、昇降コードを離す。昇降コードの他端を下方に
引く力がなくなると、上方に付勢されている金具が上昇
し、昇降コードが操作ロッドの下端開口縁との間で挾持
され、ボトムレール及びスラットがそこから下降不能に
なる。
【0005】以上のように、このブラインド装置は、ス
ラット昇降のための操作端とスラット傾き角度変更のた
めの操作端とをできる限り集中させて、使い勝手を良く
しようと言うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のブラインド装置では、スラットの昇降操作端
である昇降コードの他端とスラットの傾き角度の変更操
作端である操作ロッドとをある程度近付けることはでき
るものの、スラットの昇降操作とスラットの傾き角度の
変更操作とでは、結局、それぞれ異なった操作端を把持
して操作しなければならず、使い勝手が良いとは必ずし
も言えない。
【0007】そこで、本発明の第1の目的は、一つの操
作端を操作することにより、スラットの昇降及びスラッ
トの傾き角度変更を実現できるようにし、使い勝手の良
いブラインド装置を提供することである。本発明の第2
の目的は、従来とは異なる機構で、スラットの傾き角度
を変更することができるブラインド装置を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るためのブラインド装置は、トップボックスから垂れ下
がっている昇降コードの他端側を揺動させると、この揺
動に伴って揺動する揺動部材と、複数のスラットを支持
すると共に、自身の所定動作により、支持している複数
の該スラットの傾き角度を変えるスラット支持部材と、
前記揺動部材の揺動動作により、前記スラット支持部材
を前記所定動作させる動作変換機構と、を備えているこ
とを特徴とするものである。
【0009】また、前記第1の目的を達成するための他
のブラインド装置は、トップボックス内に、その長手方
向に平行に配されているスラット角度変更用軸と、該ス
ラット角度変更用軸を中心軸として、該スラット角度変
更用軸に固設されている筒状部材と、はしご状を成し、
その上端部が前記筒状部材に取付けられ、その下端部が
前記ボトムレールに取付けられ、その横コードで複数の
前記スラットを支持するラダーコードと、前記スラット
角度変更用軸に対してほぼ直角で且つ水平方向に伸びる
入力軸を有し、該入力軸を回転させると、該スラット角
度変更用軸を回転させる機構と、該機構の入力軸に設け
られている歯車と、該歯車の下方に、自身の上下両端が
揺動可能に設けられている揺動部材と、を備え、前記揺
動部材の下端部には、前記トップボックスから垂れ下が
っている前記昇降コードの他端側が相対的に上下移動可
能に、該昇降コードの他端側の一部と連結する連結具が
設けられ、該揺動部材の上端部には、該揺動部材の揺動
方向のうち、一方に該揺動部材が揺動すると前記歯車に
係合する第一の爪と、他方に該揺動部材が揺動すると前
記歯車に係合する第二の爪とが形成されていることを特
徴とするものである。
【0010】ここで、以上のブラインド装置の昇降機構
としては、前記トップボックスの長手方向に所定のスト
ロークで往復移動可能に配されている移動側挾持部材
と、該ストロークの一方のストロークエンドに有する前
記移動側挾持部材との間で前記昇降コードを挾持し、前
記ボトムレールを下降不能に拘束する固定側挾持部材
と、前記昇降コードの移動に伴って前記移動側挾持部材
が移動するよう、該昇降コードを該移動側挾持部材に圧
接させる昇降コードガイド部材と、前記移動側挾持部材
にその一部が取付けられている連動部材と、前記移動側
挾持部材の往復移動による前記連動部材の一部の往復移
動過程で、該連動部材の他の一部を前記移動側挾持部材
の往復移動方向成分を有する相対的な循環運動をさせる
循環運動ガイド部材と、を備え、前記循環運動ガイド部
材には、前記ストロークの他方のストロークエンド側に
有する前記移動側挾持部材を前記一方のストロークエン
ド方向へ移動不能に拘束すべく、前記連動部材の前記他
の一部を拘束する拘束部が形成されているものであるこ
とが好ましい。
【0011】また、前記第2の目的を達成するためのブ
ラインド装置は、トップボックス内に、その長手方向に
平行に且つ回転可能に配されているスラット角度変更用
軸と、複数のスラットを支持すると共に、前記スラット
角度変更用軸の回転に伴い、支持している複数の該スラ
ットの傾き角度を変えるスラット支持部材と、前記スラ
ット角度変更用軸に対してほぼ直角で且つ水平方向に伸
びる入力軸を有し、該入力軸を回転させると、該スラッ
ト角度変更用軸を回転させる機構と、該機構の入力軸に
固設されている歯車と、該歯車の下方に、自身の上下両
端が揺動可能に設けられいる揺動部材と、を備え、前記
揺動部材の上端部には、該揺動部材の揺動方向のうち、
一方に該揺動部材が揺動すると前記歯車に係合する第一
の爪と、他方に該揺動部材が揺動すると前記歯車に係合
する第二の爪とが形成されていることを特徴とするもの
である。
【0012】
【作用】スラットの傾き角度を変えたいときには、昇降
コードの他端を把持して、これを揺動させる。この揺動
に伴って揺動部材が揺動すると、動作変換機構により、
スラット支持部材が所定動作をし、スラットの傾き角度
が変わる。一方、スラットの上下方向の位置を変えたい
ときには、昇降コードの他端を把持してこれを引き下げ
て、スラットを昇降させる。このように、昇降コードの
他端を操作することで、スラットの昇降及びスラットの
傾き角度変更を実現できるので、使い勝手を良くするこ
とができる。
【0013】なお、揺動部材に第1の爪及び第2の爪を
有するものでは、昇降コードの他端側を揺動させて、揺
動部材が揺動すると、第1の爪又は第2の爪のいずれか
が歯車に係合し、歯車を回転させる。歯車が回転する
と、スラット角度変更用軸も回転して、スラットの傾き
角度が変わる。スラットの傾き角度が目的の角度にな
り、昇降コードの他端を離すと、昇降コードの他端側は
元の垂れ下がった状態になる。この過程で、揺動部材の
爪は歯車から外れて、揺動部材も元の状態に戻る。この
ように、揺動部材に第1の爪及び第2の爪を有するもの
では、スラットの傾き角度を変えて、昇降コードの他端
を離すと、揺動部材は元の状態に戻る、つまり、昇降コ
ードの他端を揺動させていないときには一定の状態を保
つので、見栄えを良くすることができる。
【0014】次に、昇降機構として、循環運動ガイド部
材を備えているものについて説明する。移動側挾持部材
にその一部が取付けられている連動部材は、移動側挾持
部材の往復移動に伴い、他の一部が循環運動ガイド部材
により、循環運動ガイド部材に対して相対的に一定の方
向に循環運動する。連動部材の他の一部は、この循環運
動の過程で拘束部を経由し、そこで拘束されることにな
る。この状態で、移動側挾持部材に対して一方のストロ
ークエンド側に移動させる力が作用しても、連動部材の
他の一部は循環運動を開始できない。したがって、連動
部材の一部が取付けられている移動側挾持部材は、スト
ロークエンド側へ移動することができない。しかしなが
ら、この状態でも、移動側挾持部材に他方のストローク
エンド側に移動させる力が作用した場合には、拘束部は
連動部材の他の一部をそこに拘束することはできない。
このため、連動部材の他の一部は、拘束部から外れ、そ
の後、再び拘束部に至るまで移動側挾持部材の往復運動
に伴い循環運動する。
【0015】ところで、移動側挾持部材が一方のストロ
ークエンドに有する際には、昇降コードは、この移動側
挾持部材と固定側挾持部材との間で挾持され、ボトムレ
ール及びスラットは下降不能に所定の高さの位置に拘束
されている。この状態から、ボトムレール及びスラット
の拘束を解除し、かつ上昇させるためには、まず、昇降
コードの他端を一定の方向に引く(この際の昇降コード
の移動方向をレール上昇方向とする)。昇降コードが引
かれ、昇降コードがレール上昇方向に移動すると、これ
に伴い、昇降コードに圧接している移動側挾持部材も他
方のストロークエンド側へ移動する。その後、昇降コー
ドを離すと、ボトムレール及びスラットは自重により下
降するので、昇降コードはレール下降方向に移動すると
共に、移動側挾持部材も一方のストロークエンド側へ移
動する。この一連の移動側挾持部材の移動過程で、循環
運動する連動部材の他の一部が循環運動ガイド部材の拘
束部に至り、連動部材の一部が取付けられている移動側
挾持部材は、ストロークエンド側へ移動することができ
なくなる。したがって、昇降コードを離し、ボトムレー
ルおよびスラットが下降して、昇降コードがレール下降
方向に移動しても、移動側挾持部材は、一方のストロー
クエンド側へは移動せず、昇降コードを固定側挾持部材
との間で挾持することはなく、ボトムレール及びスラッ
トの下降拘束が完全に解除される。
【0016】ボトムレール及びスラットの下降拘束が完
全に解除された後、再び、昇降コードを解除した際と同
じ方向に引くと、昇降コードのレール上昇方向の移動に
伴い、移動側挾持部材が他方のストロークエンド側へ移
動すると共に、連動部材の他の一部は、前述したよう
に、拘束部から外れる。昇降コードをさらに引き、ボト
ムレール及びスラットを目的の位置まで上昇させる。こ
の際、移動側挾持部材は他方のストロークエンドで停止
するが、昇降コードは移動側挾持部材上を滑り、昇降コ
ードを引く方向、つまりレール上昇方向に移動する。
【0017】ボトムレール及びスラットが目的の位置ま
で上昇すると、昇降コードを離す。昇降コードを離す
と、ボトムレール及びスラットの下降に連られて、昇降
コードもレール下降方向に移動する。この際、連動部材
の他の一部は循環運動ガイド部材の拘束部から既に外
れ、循環運動が可能なので、昇降コードの移動に伴い移
動側挾持部材も一方のストロークエンド側へ移動する。
ここで、重要なことは、連動部材の他の一部は、循環運
動ガイド部材により、循環運動するよう規制されている
ことである。このために、連動部材の他の一部は、拘束
部から外れた後、昇降コードを離しても、今まで循環運
動してきた方向に逆に戻り、再び、拘束部に至って、移
動側挾持部材を一方のストロークエンド側へ移動不能に
拘束することはない。移動側挾持部材が、一方のストロ
ークエンドに達すると、再び、固定側挾持部材との間で
昇降コードを挾持し、ボトムレール及び遮蔽部材を下降
不能に拘束する。
【0018】以上のように、この昇降機構によれば、ボ
トムレールの拘束解除とその上昇操作とは、昇降コード
を同一の方向に引けばよいので、操作性を高めることが
できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係るブラインド装置の各種実
施例について、図面を用いて説明する。なお、同一部位
については同一の符号を付し、かかる部位についての重
複する説明は省略する。まず、図1〜図12を用いて、
ブラインド装置の第1の実施例について説明する。本実
施例のブラインド装置は、図1に示すように、ヘッドボ
ックス1と、ボトムレール3と、この間に配されている
複数のスラット4,4,…と、ボトムレール3及び複数
のスラット4,4,…を昇降させる昇降装置と、スラッ
ト4の傾き角度を変更する角度調整装置とを有してい
る。
【0020】昇降装置は、図1及び図4に示すように、
ボトムレール3にその一端2aがスプリング9を介して
取付けられている昇降コード2と、ヘッドボックス1内
に設けられている昇降量調節ブロック10とを、備えて
いる。昇降コード2は、ヘッドボックス1内及びそこに
設けられている昇降量調節ブロック10内を通り、ヘッ
ドボックス1の端部から、その他端2bが垂下されてい
る。ヘッドボックス1内には、ヘッドボックス1内の昇
降コード2が、鉛直下方に伸びている両端2a,2b側
との向きを変え、且つヘッドボックス1の長手方向にほ
ぼ平行になるよう、昇降コードガイドローラ8が設けら
れている。
【0021】昇降量調節ブロック10は、上方に開口を
有する溝型を成し、その底部に一方の端部近傍から他方
の端部に向かって所定位置までラック11が形成されて
いる。このラック11は、一方の端部近傍から他方の端
部側へ向かうに連れて低くなるよう斜めに形成されてい
る。一方の端部側のブロック10の側壁12,12に
は、回転軸がヘッドボックス1の長手方向に対してほぼ
垂直になるよう、固定側ローラ13が軸支されている。
ラック11上には、ラック11に沿って転動し、固定側
ローラ13との間で昇降コード2を挾持するための転動
ローラ14が配設されている。転動ローラ14に周囲に
は、ラック11のギアと係合するギアが形成されてい
る。この転動ローラ14の回転中心軸には、図6に示す
ように、ローラピン15,15が突設されている。
【0022】ブロック10の側壁12,12には、転動
ローラ14のローラピン15,15が嵌まり込み、転動
ローラ14の転動に伴う往復移動の領域を規制する往復
移動規制溝16,16が形成されていると共に、一方の
ローラピン15の先端部と係合し、転動ローラ14をブ
ロック10の一方の端部側へ移動不能に拘束するフック
部材20が設けられている。この往復移動規制溝16
は、転動ローラ14がラック11を転動しつつ登り固定
側ローラ13との間で昇降コード2を挾持してスラット
4及びボトムレール3が下降不能に拘束される昇降コー
ド挾持位置と、転動ローラ14がブロック10の他方の
端部側に位置し昇降コード2が自由に動ける昇降コード
自由位置と、の間における転動ローラ14の往復移動が
確保できるよう形成されている。
【0023】また、フック部材20は、先端部側が鉛直
方向及び水平方向に揺動可能に、ピン21により昇降量
調節ブロック10の側壁12に取付けられている。この
ピン21には、フック部材20の先端側を、水平方向で
ローラピン15に近づく方向、及び鉛直下方向に付勢す
るためのバネ22が設けられている。フック部材20
は、図5に示すように、板状を成し、ローラピン15の
往復移動に伴ってフック部材20が揺動し、ローラピン
15がフック部材20に沿ってあたかも循環運動するよ
う、すなわち、ローラピン15がフック部材20に対し
て相対的に循環運動するよう、循環運動ガイド経路25
が形成されている。この循環運動ガイド経路25には、
ローラピン15の先端部が係合して転動ローラ14を昇
降コード挾持位置方向に移動不能に拘束する拘束部26
と、フック部材20の外周縁に形成されローラピン15
が拘束部26に至る際に当接するピン拘束方向経路27
と、ローラピン15が拘束部26に至ったピン拘束方向
経路27と異なる経路、つまり、フック部材20の裏面
(昇降量調節ブロック10の側壁側の面)に形成されて
いるピン拘束解除方向経路29、ローラピン15が拘束
部26に至った後、ピン拘束方向経路27ではなくピン
拘束解除方向経路29に確実に導くためのローラピン逃
し部28とが、形成されている。
【0024】ブロック10には、さらに、昇降量調節ブ
ロック10内の昇降コード2を押し下げ、昇降コード2
と転動ローラ13とを圧接させるための昇降コードガイ
ドローラ17と、図8に示すように、フック部材20の
鉛直方向の揺動における上限位置を規制する上限位置規
制部材18と、下限位置を規制する下限位置規制部材1
9と、が設けられている。
【0025】角度調整装置は、図1に示すように、ヘッ
ドボックス1内にこの長手方向に平行に配されている断
面が正六角形のスラット角度変更用軸80と、スラット
角度変更用軸80に固設されている円筒状のドラム81
と、複数のスラット4,4,…を支持するラダーコード
7と、トップボックス1から垂れ下がっている昇降コー
ド2の他端2b側を揺動させると、この揺動に伴って揺
動する揺動部材70と、揺動部材70の揺動動作により
スラット角度変更用軸80を回転させる揺動−回転変換
機構60とを備えている。
【0026】ラダーコード7は、その名が示すように、
はしご状を成しており、はしごの横桟に該当する横コー
ド7a,7a,…と、はしごの支柱に該当する縦コード
7b,7bとを有している。複数のスラット4,4,…
は、この横コード7a上にそれぞれ載っている。縦コー
ド7b,7bの上端部はドラム81にコード止めピン8
2,82で止められ、縦コード7b,7bの下端部はボ
トムレール3に取付けられている。揺動−回転変換機構
60は、スラット角度変更用軸80に対して直角で且つ
水平方向に伸びる入力軸62を有しているギアボックス
61と、入力軸62の先端部に固設されている平歯車6
6と、入力軸62に上端部が取付けられている揺動支持
部材67と、歯車66及び後述する揺動部材70の係合
部71を覆うカバー79とを有して構成されている。
【0027】ギアボックス61内には、図3に示すよう
に、入力軸62に設けられているウォーム63と、この
ウォーム63と係合し、出力軸となるスラット角度変更
用軸80の端部に設けられているホィール64と、スラ
ット角度変更用軸80の軸受65とが設けられている。
この軸受65には、スラット角度変更用軸80の回転に
対して抵抗となる抵抗部材(図示されていない。)が設
けられている。揺動支持部材67には、その下端部に揺
動部材70の揺動中心となる揺動ピン68が設けられて
いる。この揺動ピン68は、ギアボックス61の入力軸
62と平行に設けられている。
【0028】揺動部材70は、歯車66に係合する第1
の爪72及び第2の爪73を有する係合部71と、この
係合部71の下端部に取付けられている揺動部75とで
構成されている。係合部71は、揺動支持部材67の揺
動ピン68に、スラット角度変更用軸80と平行な平面
内において揺動可能に取付けられている。第1の爪72
及び第2の爪73は、互いに対象で、係合部71が揺動
ピン68を中心としていずれか一方に傾くと、いずれか
一方の爪のみが平歯車66に係合するように形成されて
いる。揺動部75は、スラット角度変更用軸80に対し
て垂直な平面内で揺動可能に係合部71の下端に取付け
られている。揺動部75の下端部には、昇降コード2の
他端2b側が挿通するリング76が設けられている。
【0029】なお、本実施例において、スラット支持部
材はラダーコード7が構成し、動作変更機構はドラム8
1とスラット角度変更用軸80と揺動−回転変更機構6
0とで構成されている。また、移動側挾持部材は転動ロ
ーラ14が構成し、固定側挾持部材は固定側ローラが構
成している。連動部材はローラピン15が、循環運動ガ
イド部材はフック部材20が構成している。
【0030】次に、本実施例のブラインド装置の動作に
ついて説明する。まず、図8〜図12を用いて、ブライ
ンド装置の昇降動作について説明する。図8に示すよう
に、転動ローラ14がそのストロークの一方のストロー
クエンド、つまり昇降コード挾持位置に位置している際
には、昇降コード2が固定側ローラ13と転動ローラ1
4との間に挾持されておりスラット4及びボトムレール
3が下降不能に拘束されている。
【0031】この状態から、昇降コード2の他端2bを
操作者が引き下げると、図9に示すように、昇降コード
2のレール上昇方向Aの移動に伴って、昇降コード2と
圧接している転動ローラ14が他方のストロークエンド
側に移動して行き、転動ローラ14のローラピン15が
フック部材20のピン拘束方向経路27と当接し、フッ
ク部材20の先端側が上方に揺動する。昇降コード2の
他端2bをさらに引き下げると、図10に示すように、
転動ローラ14は、他方のストロークエンドに至り、昇
降コード2が移動しても、昇降コード2が転動ローラ1
4の表面を滑るだけで、移動しなくなる。
【0032】転動ローラ14が他方のストロークエンド
に至った後、昇降コード2の他端2bを引く力を緩め、
スラット4及びボトムレール3が自重により下降し始め
ると、これに引張られて昇降コード2もレール下降方向
Bへの移動する。この際、図11に示すように、昇降コ
ード2のレール下降方向Bに伴い、転動ローラ14も一
方のストロークエンド方向に僅かに転動するが、ローラ
ピン15の移動及びフック部材20の下方への揺動によ
り、ローラピン15がフック部材20の拘束部26に係
合し、転動ローラ14は、ここから一方のストロークエ
ンド側への転動ができなくなる。すなわち、転動ローラ
14は、昇降コード自由位置に拘束され、昇降コード2
がレール下降方向Bに移動しても、一方のストロークエ
ンド側へ移動せず、昇降コード2を挾持してしまうこと
がない。したがって、スラット4及びボトムレール3
は、昇降コード2の他端2bを再び強い力(スラット4
及びボトムレール3の自重に打ち勝つ力)で引き下げる
か、または下降限界に至るまで、下降し続ける。
【0033】ボトムレール3が目的の位置まで下降し、
再び、昇降コード2の他端2bを僅かに引き下げると、
図12に示すように、ローラピン15及びフック部材2
0の僅かな移動により、ローラピン15は、フック部材
20の拘束部26から外れ、ローラピン逃し部28に至
る。そして、昇降コード2を離すと、スラット4及びボ
トムレール3が僅かに下降し、これに伴って転動ローラ
14のローラピン15がピン拘束解除方向経路29に沿
いつつ、転動ローラ14は一方のストロークエンド側に
移動する。転動ローラ14が一方のストロークエンドに
至ると、昇降コード2は固定側ローラ13との間で挾持
され、スラット4及びボトムレールは下降不能に拘束さ
れる。ここで重要なことは、昇降コード2を離したとき
に、ローラピン15がローラピン逃し部28により確実
にピン拘束解除方向経路29に導かれることである。こ
れは、昇降コード2を離したときに、ローラピン15が
拘束部26からピン拘束方向経路27へ相対的に移動し
てしまうと、ローラピン15が再び拘束部26に係合
し、転動ローラ14の拘束が解除されなくなることがあ
るからである。
【0034】なお、ボトムレール3を目的の位置で止め
る際に、再び、昇降コード2の他端2bを僅かに引き下
げる動作が必要であるが、この動作は、拘束部26のロ
ーラピン15をローラピン逃し部28に導くためのもの
であるから、その動作量は僅かで良く、現実的に、操作
者は、昇降コード2の他端2bを引く力を緩め、スラッ
ト4及びボトムレール3が目的の位置まで下降したとき
に、その下降が止まるように、昇降コード2の移動を止
めるだけの感じとなる。したがって、スラット4及びボ
トムレール3を所定の位置から目的の位置まで下降させ
るときの操作は、昇降コード2の他端2bを引き下げた
後、一旦、これを緩め、ボトムレール3等が目的の位置
まで下降したときに、レール下降方向Bへの昇降コード
2の移動を止めるようにするだけでよい。
【0035】また、下降不能に拘束されているボトムレ
ール3等を目的の位置まで上昇させる際には、図8〜図
11を用いて説明した操作をした後、ボトムレール3等
が目的の位置まで上昇するまで昇降コード2の他端2b
を引き下げ、その後、昇降コード2の他端2bを離せ
ば、図12に示す状態を経由して、再び、図8に示す状
態になり、ボトムレール3等は下降不能に拘束される。
【0036】ボトムレール3等を上昇させる際、下降拘
束を解除させる過程で、昇降コード2を引いて、転動ロ
ーラ14を一方のストロークエンドから他方のストロー
クエンドまで移動させる必要がある。このため、ボトム
レール3を最上位置で下降不能に拘束してしまうと、転
動ローラ14を一方のストロークエンドから他方のスト
ロークエンドまで移動させるべく、昇降コード2の他端
2bを引き下げようとしても、昇降コード2をさらに引
き下げることはできない。そこで、このような事態に対
処すべく、図4に示すように、昇降コード2の一端2a
をスプリング9を介してボトムレール3に取付けること
により、ボトムレール3が最上位置で拘束されてしまっ
た場合でも、昇降コード2の他端2bをある程度引き下
げることができるようにし、ボトムレール3の下降拘束
を解除できるようにしている。
【0037】次に、本実施例のブラインド装置のスラッ
ト傾き角度変更動作について、説明する。図1及び図2
に示すような状態(以下、中立状態とする。)から、昇
降コード2の他端2bを把持して、これを図7に示すR
方向に揺動する。この揺動操作により、揺動部材70
は、揺動支持部材67の揺動ピン68を揺動中心として
揺動する。この揺動過程で、揺動部材70の第2の爪7
3が平歯車68に係合して平歯車68と共にギアボック
ス61の入力軸62を回転させる。この入力軸62の回
転により、スラット角度変更用軸80が回転する。スラ
ット角度変更用軸80が回転して、ドラム81も回転す
ると、ラダーコード7の一方の縦コード7bが上昇し他
方の縦コード7aが下降して、横コード7a,7a,…
が傾き、この横コード7a,7a,…に支持されている
スラット4,4,…の傾き角度が変わる。スラット4,
4,…が目的の傾き角度になった時点で、昇降コード2
の他端2bを離す。なお、本実施例では、昇降コード2
の他端2bの揺動により、入力軸62が回転するよう、
ギアボックス61のギア比を小さくして、入力軸62の
回転に必要なトルクを小さくしている。このため、スラ
ット傾き角度の変更量が大きいときには、昇降コード2
の揺動操作を何度か繰り返して行う必要がある。但し、
この繰返し揺動は、中立状態から一方の揺動方向の所定
位置までの間で行わなければならない。操作者が昇降コ
ード2の他端2bを離すと、揺動部材70は自重によ
り、揺動して初期状態に復帰する。揺動部材70の第2
の爪は、この揺動過程で歯車66から離れる。傾き角度
が変わったスラット4,4,…は、スラット角度変更用
軸80の軸受65には、前述したように、抵抗部材が設
けられているので、再び、昇降コード2の他端2bが揺
動されて入力軸62が回転しない限り、傾き角度が変わ
ったスラット4,4,…は、その傾き角度を維持する。
【0038】また、昇降コード2の他端2bを図7に示
すR方向とは逆方向に揺動した場合、今度は、揺動部材
70の第1の爪72が平歯車66に係合して、平歯車6
6及び入力軸は、先程と逆方向に回転し、スラット4,
4,…は先程と逆方向に傾く。
【0039】操作者は、以上のような揺動操作に際し
て、昇降コード2の他端2bを手前側(操作者側)に引
きつつ、揺動するのが通例である。そこで、本実施例で
は、このような操作に対応するために、揺動部材70の
揺動部75を係合部71に対して、スラット変更用軸8
0と垂直な平面内において揺動できるように取付け、揺
動部75がスラット変更用軸80と平行な平面内の揺動
成分と垂直な平面内の揺動成分とを含む揺動をしても、
係合部71はスラット変更用軸80と平行な平面内で揺
動するようにしている。
【0040】以上のように、本実施例では、ボトムレー
ル3等の下降拘束解除する際に、ボトムレール3等の上
昇操作と同じく、昇降コード2の他端2bを引き下げれ
ばよいので、昇降操作に関する操作性を高めることがで
きる。また、昇降操作においても、スラット傾き角度変
更操作においても、昇降コード2の他端2bを把持し
て、これのみを操作すれば良いので、使い勝手を良くす
ることができる。さらに、スラット4の昇降に対しては
昇降コード2の上下操作、スラット4の傾き角度変更に
対しては昇降コード2の傾き角度を変更する揺動動作を
行えば良く、スラット4の動きと操作動作とが対応して
おり、人間工学的に、操作者は操作動作を把握しやす
く、非常に使い勝手を良くすることができる。
【0041】次に、本発明に係るブラインド装置の角度
調整装置に関する第2の実施例について、図13を用い
て説明する。本実施例は、ギアボックス60の入力軸6
2aに揺動部材70aを直接取付けたものである。この
ように、揺動部材70aを入力軸62aに直接取付けて
も、基本的には、昇降コード2の他端2bを揺動するこ
とにより、入力軸62aは回転し、スラット角度変更用
軸80が回転するので、簡易な構造で、第1の実施例と
同様の効果を得ることができる。但し、本実施例の場
合、スラット4の傾き角度を変更すると、揺動部材70
aは、この傾き角度に対応した角度の状態を維持、つま
り、昇降コード2を揺動した後、昇降コード2を離して
も、揺動部材70aは傾いたままなので、外観上は好ま
しくない。
【0042】なお、本実施例においても、第1の実施例
においても、ギヤボックス61内は、ウォーム63とホ
ィール64とが設けられているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、入力軸62の回転を、これに垂直
に設けられているスラット角度変更用軸80の回転に変
更することができれば、如何なるものでもよく、例え
ば、傘歯車等を用いてもよい。
【0043】次に、本発明に係るブラインド装置の昇降
装置に関する第2の実施例について、図14及び図15
を用いて説明する。本実施例は、第1の実施例における
昇降量調節ブロック10及び転動ローラ14等の構成を
変えたもので、フック部材20等の他の部材については
第1の実施例と同様である。
【0044】本実施例の移動側挾持部材を構成する栓部
材36は、両端側の径が中心部の径に対して小さい樽型
を成し、その中心部にはピン37が突設されている。昇
降量調節ブロック30は、その中に、栓部材36が往復
移動可能で、かつ昇降コード2を挿通させることができ
る空間31が形成されている。昇降量調節ブロック30
には、栓部材36のピン37が嵌まり込み、栓部材36
の往復移動のストローク量を規制する往復移動規制溝3
5が形成されている。昇降量調節ブロック30の一方の
端部側の空間32は、栓部材36が一方のストロークエ
ンドに有している際に、昇降コード2を栓部材36との
間で挾持できるよう、縮径されている。すなわち、本実
施例の昇降量調節ブロックは、第1の実施例の昇降量調
節ブロック10と固定側ローラ13の役割を担ってい
る。昇降量調節ブロック30の他方の端部側の空間33
には、昇降コード2を栓部材36に圧接させるための昇
降コードガイド部材34が設けられている。栓部材36
のピン37は、第1の実施例と同様に、栓部材36の往
復移動過程で、その先端部がフック部材20と係合す
る。
【0045】以上のような構成においても、基本的な動
作は第1の実施例と同様で、効果においてもほぼ同様の
効果を得ることができる。すなわち、移動側挾持部材及
び固定側挾持部材は、第1の実施例と同様にローラであ
る必要はなく、移動側挾持部材が移動して固定側挾持部
材との間で昇降コード2を挾持することができれば、如
何なる形状でもよい。なお、図14及び図15は、昇降
コード2が自由に移動できる昇降コード自由位置に栓部
材36が位置している状態を示している。
【0046】次に、図16〜図18を用いて、ブライン
ド装置の昇降装置に関する第3の実施例について説明す
る。本実施例は、第1の実施例における循環運動ガイド
部材(フック部材20)と連動部材(ローラピン15)
の構成を変えたものであり、その他の構成は第1の実施
例と同様である。
【0047】図16に示すように、転動ローラ14の回
転中心軸には、コ字型の揺動ピン(連動部材)47が揺
動可能に取付けられている。循環運動ガイド部材40に
は、揺動ピン47の先端部が係合するハート形の循環運
動ガイド溝41が形成されている。循環運動ガイド部材
40のブロック10側には、揺動ピン47の先端部がガ
イド溝41の溝底に常に当接するよう、磁石49が設け
られている。循環運動ガイド溝41には、転動ローラ1
4がその一方のストロークエンドから他方のストローク
エンド直前にまで移動する際に、揺動ピン47の先端部
が係合するピン拘束方向経路42と、転動ローラ14が
他方のストロークエンドに至った際に係合する第1のエ
ンド部43と、転動ローラ14が一方のストロークエン
ド側へ移動不能に拘束する拘束部44と、転動ローラ1
4が拘束状態から再び他方のストロークエンドに至った
際に係合する第2のエンド部45と、転動ローラ14が
他方のストロークエンドから一方のストロークエンド直
前まで移動する際に係合する拘束解除方向経路46と、
を有している。循環運動ガイド溝41のこれらの部位
は、図17に示すように、それぞれ溝深さが異なってお
り、溝底方向に付勢されている揺動ピン47の先端部が
循環運動ガイド溝41内を常に同一方向に循環し、これ
と逆方向には循環できないように形成されている。な
お、図17は、循環運動ガイド部材40の溝41に沿っ
た断面を示している。
【0048】次に、本実施例の動作について説明する。
図18に示すように、転動ローラ14がそのストローク
の一方のストロークエンド、つまり昇降コード挾持位置
に位置している際には、昇降コード2が固定側ローラ1
3と転動ローラ14との間に挾持されておりスラット4
及びボトムレール3が下降不能に拘束されている。この
際、揺動ピン47の先端部は、ピン拘束方向経路42の
端部に係合している。
【0049】この状態から、昇降コード2の他端2bを
操作者が引き下げ、昇降コード2をレール上昇方向Aに
移動させると、昇降コード2と圧接している転動ローラ
14が他方のストロークエンド側に移動して行き、揺動
ピン47の先端部がピン拘束方向経路42を第1のエン
ド部43方向に移動して行く。昇降コード2の他端2b
をさらに引き下げると、転動ローラ14は他方のストロ
ークエンドに至り、揺動ピン47の先端部は第1のエン
ド部43に係合し、昇降コード2が移動しても、昇降コ
ード2が転動ローラ14の表面を滑るだけで、移動しな
くなる。
【0050】転動ローラ14が他方のストロークエンド
に至った後、昇降コード2の他端2bを引く力を緩め、
スラット4及びボトムレール3が自重により下降し始め
ると、これに引張られて昇降コード2もレール下降方向
Bへの移動する。この際、昇降コード2のレール下降方
向Bに伴い、転動ローラ14も一方のストロークエンド
方向に僅かに移動するが、転動ローラ14の移動に伴う
揺動ピン47の先端部の移動より、揺動ピン47の先端
部は、循環運動ガイド溝41の拘束部44に係合するの
で、転動ローラ14は、ここから一方のストロークエン
ド側への移動できなくなる。すなわち、転動ローラ14
は、昇降コード自由位置に拘束され、昇降コード2がレ
ール下降方向Bに移動しても、一方のストロークエンド
側へ移動せず、昇降コード2を挾持することはできな
い。したがって、スラット4およびボトムレール3は、
昇降コード2の他端2bを再び引き下げるか、または下
降限界に至るまで、下降し続ける。
【0051】ボトムレール3が目的の位置まで下降し、
再び、昇降コード2の他端2bを僅かに引き下げると、
揺動ピン47は、僅かな移動して、循環運動ガイド溝4
1の拘束部44から外れ、第2のエンド部45に至る。
この際、図17に示すように、拘束部44の溝底は、第
1のエンド部43の溝底より低く、第2のエンド部45
よりも高いので、溝底方向に付勢されている揺動ピン4
7の先端部は、拘束部44から第1のエンド部43に移
動することはなく、確実に第2のエンド部45に移動す
ることになる。そして、昇降コード2を離すと、スラッ
ト4及びボトムレール3が僅かに下降して、昇降コード
2がレール下降方向Bに移動し、これに伴って転動ロー
ラ14の揺動ピン47がピン拘束解除方向経路46に沿
いつつ、転動ローラ14は一方のストロークエンド側に
転動する。転動ローラ14が一方のストロークエンドに
至ると、昇降コード2は固定側ローラ13との間で挾持
され、スラット4及びボトムレールは下降不能に拘束さ
れる。
【0052】以上のように、本実施例は、揺動ピン47
の先端部が循環運動ガイド溝41に係合して、そこを循
環運動することにより、転動ローラ14の往復移動を規
制するものであり、第1の実施例におけるローラピン1
5が揺動ピン47に、フック部材20が循環運動ガイド
部材40に変わっただけであるから、基本的な動作は、
第1の実施例と同様である。したがって、その効果も第
1の実施例と同様の効果を得ることができる。このよう
に、連動部材や循環運動ガイド部材も、第1の実施例の
ものに限定されず、各種形状が考えられる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、スラットの昇降操作に
おいても傾き角度変更操作においても、昇降コードを操
作すれば良いので、使い勝手を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例のブラインド装置の
要部斜視図である。
【図2】本発明に係る第1の実施例の角度調整装置の要
部斜視図である。
【図3】図2におけるIII矢視図である。
【図4】本発明に係る第1の実施例の昇降装置の全体斜
視図である。
【図5】本発明に係る第1の実施例のフック部材の斜視
図である。
【図6】本発明に係る第1の実施例の転動ローラの断面
図である。
【図7】本発明に係る第1の実施例の角度調整装置の動
作を示す説明図である。
【図8】本発明に係る第1の実施例の昇降装置の動作を
示す説明図である。
【図9】本発明に係る第1の実施例の昇降装置の動作を
示す説明図である。
【図10】本発明に係る第1の実施例の昇降装置の動作
を示す説明図である。
【図11】本発明に係る第1の実施例の昇降装置の動作
を示す説明図である。
【図12】本発明に係る第1の実施例の昇降装置の動作
を示す説明図である。
【図13】本発明に係る角度調整装置の第2の実施例の
要部斜視図である。
【図14】本発明に係る昇降装置の第2の実施例の全体
斜視図である。
【図15】本発明に係る昇降装置の第2の実施例の断面
図である。
【図16】本発明に係る昇降装置の第3の実施例の全体
斜視図である。
【図17】本発明に係る昇降装置の第3の実施例の循環
運動ガイド部材の断面図である。
【図18】本発明に係る昇降装置の第3の実施例の側面
図である。
【符号の説明】
1…トップボックス、2…昇降コード、2a…(昇降コ
ードの)一端、2b…(昇降コードの)他端、3…ボト
ムレール、4…スラット、7…ラダーコード、9…スプ
リング、10,30…昇降量調節ブロック、11…ラッ
ク、11b…摺動面、13…固定側ローラ(固定側挾持
部材)、14…転動ローラ(移動側挾持部材)、15…
ローラピン(連動部材)、16,35…往復移動規制
溝、17…昇降コードガイドローラ(昇降コードガイド
部材)、20…フック部材(循環運動ガイド部材)、2
2…バネ、25…循環運動ガイド経路、26,44…拘
束部、36…栓部材、37…ピン、40…循環運動ガイ
ド部材、41…循環運動ガイド溝、47…揺動ピン、4
9…磁石、60…揺動−回転変換機構、61…ギアボッ
クス、62,62a…入力軸、63…ウォーム、64…
ホィール、66…平歯車、67…揺動支持部材、68…
揺動ピン、70,70a…揺動部材、72…第1の爪、
73…第2の爪、76…リング、80…スラット角度変
更用軸、81…ドラム。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トップボックスと、ボトムレールと、該ト
    ップボックスと該ボトムレールとの間に配されている複
    数のスラットと、両端側が該トップボックスから垂れ下
    がり、その一端がボトムレールに取付けられている昇降
    コードと、該昇降コードの他端を引くと複数の該スラッ
    トを上昇させる昇降機構とを備えているブラインド装置
    において、 前記トップボックスから垂れ下がっている前記昇降コー
    ドの他端側を揺動させると、この揺動に伴って揺動する
    揺動部材と、 複数の前記スラットを支持すると共に、自身の所定動作
    により、支持している複数の該スラットの傾き角度を変
    えるスラット支持部材と、 前記揺動部材の揺動動作により、前記スラット支持部材
    を前記所定動作させる動作変換機構と、 を備えていることを特徴とするブラインド装置。
  2. 【請求項2】トップボックスと、ボトムレールと、該ト
    ップボックスと該ボトムレールとの間に配されている複
    数のスラットと、両端側が該トップボックスから垂れ下
    がり、その一端が該ボトムレールに取付けられている昇
    降コードと、該昇降コードの他端を引くと複数の該スラ
    ットを上昇させる昇降機構とを備えているブラインド装
    置において、 前記トップボックス内に、その長手方向に平行に配され
    ているスラット角度変更用軸と、 前記スラット角度変更用軸を中心軸として、該スラット
    角度変更用軸に固設されている筒状部材と、 はしご状を成し、その上端部が前記筒状部材に取付けら
    れ、その下端部が前記ボトムレールに取付けられ、その
    横コードで複数の前記スラットを支持するラダーコード
    と、 前記トップボックスから垂れ下がっている前記昇降コー
    ドの他端側を揺動させると、この揺動に伴って揺動する
    揺動部材と、 前記揺動部材の揺動動作により、前記スラット角度変更
    用軸を回転させる揺動−回転変換機構と、 を備えていることを特徴とするブラインド装置。
  3. 【請求項3】トップボックスと、ボトムレールと、該ト
    ップボックスと該ボトムレールとの間に配されている複
    数のスラットと、両端側が該トップボックスから垂れ下
    がり、その一端が該ボトムレールに取付けられている昇
    降コードと、該昇降コードの他端を引くと複数の該スラ
    ットを上昇させる昇降機構とを有するブラインド装置に
    おいて、 前記トップボックス内に、その長手方向に平行に配され
    ているスラット角度変更用軸と、 前記スラット角度変更用軸を中心軸として、該スラット
    角度変更用軸に固設されている筒状部材と、 はしご状を成し、その上端部が前記筒状部材に取付けら
    れ、その下端部が前記ボトムレールに取付けられ、その
    横コードで複数の前記スラットを支持するラダーコード
    と、 前記スラット角度変更用軸に対してほぼ直角で且つ水平
    方向に伸びる入力軸を有し、該入力軸を回転させると、
    該スラット角度変更用軸を回転させる機構と、 前記機構の入力軸に設けられている歯車と、 前記歯車の下方に、自身の上下両端が揺動可能に設けら
    れている揺動部材と、 を備え、 前記揺動部材の下端部には、前記トップボックスから垂
    れ下がっている前記昇降コードの他端側が相対的に上下
    移動可能に、該昇降コードの他端側の一部と連結する連
    結具が設けられ、 前記揺動部材の上端部には、該揺動部材の揺動方向のう
    ち、一方に該揺動部材が揺動すると前記歯車に係合する
    第一の爪と、他方に該揺動部材が揺動すると前記歯車に
    係合する第二の爪とが形成されていることを特徴とする
    ブラインド装置。
  4. 【請求項4】前記昇降機構は、 前記トップボックスの長手方向に所定のストロークで往
    復移動可能に配されている移動側挾持部材と、 前記ストロークの一方のストロークエンドに有する前記
    移動側挾持部材との間で前記昇降コードを挾持し、前記
    ボトムレールを下降不能に拘束する固定側挾持部材と、 前記昇降コードの移動に伴って前記移動側挾持部材が移
    動するよう、該昇降コードを該移動側挾持部材に圧接さ
    せる昇降コードガイド部材と、 前記移動側挾持部材にその一部が取付けられている連動
    部材と、 前記移動側挾持部材の往復移動による前記連動部材の一
    部の往復移動過程で、該連動部材の他の一部を前記移動
    側挾持部材の往復移動方向成分を有する相対的な循環運
    動をさせる循環運動ガイド部材と、 を備え、 前記循環運動ガイド部材には、前記ストロークの他方の
    ストロークエンド側に有する前記移動側挾持部材を前記
    一方のストロークエンド方向へ移動不能に拘束すべく、
    前記連動部材の前記他の一部を拘束する拘束部が形成さ
    れている、 ことを特徴とする請求項1、2又は3記載のブラインド
    装置。
  5. 【請求項5】トップボックスとボトムレールとの間に配
    されている複数のスラットの傾き角度を変えるブライン
    ド装置において、 前記トップボックス内に、その長手方向に平行に且つ回
    転可能に配されているスラット角度変更用軸と、 複数の前記スラットを支持すると共に、前記スラット角
    度変更用軸の回転に伴い、支持している複数の該スラッ
    トの傾き角度を変えるスラット支持部材と、 前記スラット角度変更用軸に対してほぼ直角で且つ水平
    方向に伸びる入力軸を有し、該入力軸を回転させると、
    該スラット角度変更用軸を回転させる機構と、 前記機構の入力軸に固設されている歯車と、 前記歯車の下方に、自身の上下両端が揺動可能に設けら
    れいる揺動部材と、 を備え、 前記揺動部材の上端部には、該揺動部材の揺動方向のう
    ち、一方に該揺動部材が揺動すると前記歯車に係合する
    第一の爪と、他方に該揺動部材が揺動すると前記歯車に
    係合する第二の爪とが形成されていることを特徴とする
    ブラインド装置。
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JP (1) JPH0633673A (ja)

Cited By (3)

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JP2010242301A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Nichibei Co Ltd ブラインド
US9877360B2 (en) 2013-11-11 2018-01-23 Dongbu Daewoo Electronics Corporation Microwave range
CN114653586A (zh) * 2022-05-20 2022-06-24 诸城市中裕机电设备有限公司 一种畜牧饲料筛分装置

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