JPH0633722B2 - 内燃機関のノツキング制御装置 - Google Patents
内燃機関のノツキング制御装置Info
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- JPH0633722B2 JPH0633722B2 JP9526986A JP9526986A JPH0633722B2 JP H0633722 B2 JPH0633722 B2 JP H0633722B2 JP 9526986 A JP9526986 A JP 9526986A JP 9526986 A JP9526986 A JP 9526986A JP H0633722 B2 JPH0633722 B2 JP H0633722B2
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- Japan
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- knocking
- engine
- control
- output
- ignition timing
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- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等内燃機関の吸入空気量あるいは点火
時期を制御してノッキングを抑制する装置に関する。
時期を制御してノッキングを抑制する装置に関する。
(従来の技術) 内燃機関(以下、単に「エンジン」と言うこともある)
の点火時期は機関の運転状態に応じて最適に決定する必
要がある。そして、一般に機関の効率燃費を考えると最
大トルク時の最小進角、いわゆるMBT(Minimum adva
nce for Best Torque)付近で点火するのが最良と知ら
れており、機関の運転状態によりMBTに点火時期を変
えるといういわゆるMBT制御が行われる。
の点火時期は機関の運転状態に応じて最適に決定する必
要がある。そして、一般に機関の効率燃費を考えると最
大トルク時の最小進角、いわゆるMBT(Minimum adva
nce for Best Torque)付近で点火するのが最良と知ら
れており、機関の運転状態によりMBTに点火時期を変
えるといういわゆるMBT制御が行われる。
ところが、ある運転状態においては点火時期を進めてい
くとノッキングが生じ、安定な機関運転を行うことがで
きないことがある。例えば、低負荷低速回転時において
はMBTより以前にノッキング限界がきている。また、
ノッキング限界は温度、湿度等の大気条件にも影響を受
けやすい。
くとノッキングが生じ、安定な機関運転を行うことがで
きないことがある。例えば、低負荷低速回転時において
はMBTより以前にノッキング限界がきている。また、
ノッキング限界は温度、湿度等の大気条件にも影響を受
けやすい。
そこで、ノッキングの有無に応じて点火時期を制御する
といういわゆるノッキング制御を上記MBT制御に併用
するという方式のものが開発されており、例えばそのよ
うなものとしては特開昭58−82074号公報に記載
の装置がある。
といういわゆるノッキング制御を上記MBT制御に併用
するという方式のものが開発されており、例えばそのよ
うなものとしては特開昭58−82074号公報に記載
の装置がある。
この装置では、燃焼室内の圧力(以下、筒内圧という)
を検出して、その圧力が最大となるクランク角度(以
下、燃焼ピーク位置という)θpmaxが機関の発生トルク
を最大にする所定位置にくるように点火時期をMBT制
御する。また、同時に筒内圧の検出信号を信号処理回路
を通すことでノッキングを検出し、そのノッキングレベ
ルが所定値を越えたときにはMBT制御よりも優先して
ノッキングを回避すべく点火時期を遅角側に制御する。
を検出して、その圧力が最大となるクランク角度(以
下、燃焼ピーク位置という)θpmaxが機関の発生トルク
を最大にする所定位置にくるように点火時期をMBT制
御する。また、同時に筒内圧の検出信号を信号処理回路
を通すことでノッキングを検出し、そのノッキングレベ
ルが所定値を越えたときにはMBT制御よりも優先して
ノッキングを回避すべく点火時期を遅角側に制御する。
これにより、ノッキングを制御しつつ機関の発生トルク
をできるだけ大きくして運転性能の向上を意図してい
る。
をできるだけ大きくして運転性能の向上を意図してい
る。
このように、ノッキングを抑制するために点火時期を制
御するのは、点火時期の制御が容易であるために広く採
用されているものと考えられる。
御するのは、点火時期の制御が容易であるために広く採
用されているものと考えられる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記装置にあっては、本来であれば機関
の発生トルクを最大にする最も燃焼状態の良好なタイミ
ングに設定されている点火時期をノック抑制のために遅
角抑制するため、点火時期の遅角により燃焼状態が悪化
し、各運転条件で最良の燃焼状態が得られない。したが
って、このような燃焼状態の悪化により燃費が大幅に悪
化する。また、燃焼状態の悪化から排気温度が上昇し
て、排気浄化用の触媒や排気管等の排気系部材の耐久性
が低下するおそれがある。
の発生トルクを最大にする最も燃焼状態の良好なタイミ
ングに設定されている点火時期をノック抑制のために遅
角抑制するため、点火時期の遅角により燃焼状態が悪化
し、各運転条件で最良の燃焼状態が得られない。したが
って、このような燃焼状態の悪化により燃費が大幅に悪
化する。また、燃焼状態の悪化から排気温度が上昇し
て、排気浄化用の触媒や排気管等の排気系部材の耐久性
が低下するおそれがある。
(発明の目的) そこで本発明は、吸入空気量の制御、点火時期のMBT
制御及び点火時期のリタード制御を適宜に選択すること
により、ノッキングの発生を適切に回避しつつトルク・
加速フィーリングの低下を最小限に抑え、出力トルクが
最大となるように点火時期を燃費最良点(MBT)に維
持して、燃費および機関の耐久性向上を図ることを目的
としている。
制御及び点火時期のリタード制御を適宜に選択すること
により、ノッキングの発生を適切に回避しつつトルク・
加速フィーリングの低下を最小限に抑え、出力トルクが
最大となるように点火時期を燃費最良点(MBT)に維
持して、燃費および機関の耐久性向上を図ることを目的
としている。
(問題を解決するための手段) 本発明による内燃機関のノッキング制御装置は上記目的
のため、その基本概念図を第1図に示すように、エンジ
ンの燃焼圧力を検出する圧力検出手段aと、エンジンの
ノッキングレベルを検出するノック検出手段bと、エン
ジンの運転状態を検出する運転状態検出手段cと、ノッ
キングレベルが所定レベルを越えたとき、ノッキング発
生を判定する判定手段dと、ノッキングを所定レベルに
抑制するように吸入空気量を制御する制御値を演算する
第1演算手段eと、ノッキングを所定レベルに抑制する
ように点火時期を制御する制御値を演算する第2演算手
段fと、前記圧力検出手段aの出力に基づいて燃焼圧力
が極大となる燃焼ピーク位置を検出し、この燃焼ピーク
位置が、エンジンの発生トルクを最大とする目標ピーク
位置となるように点火時期を制御する制御値を演算する
第3演算手段gと、エンジンの運転状態が定常運転であ
って、かつノッキングが発生しているときは前記第1演
算手段eの出力を選択し、定常運転であって、かつノッ
キングが発生していないときは前記第3演算手段gの出
力を選択し、加速運転であって、かつノッキングが発生
しているときは前記第2演算手段fの出力を選択する選
択手段hと、前記選択手段hにより、第1演算手段eが
選択されたとき、該第1演算手段eの出力に基づいて吸
入空気量を変える吸気量操作手段iと、前記選択手段h
により第2演算手段fが選択されたとき、該第2演算手
段fの出力に基づいて混合気に点火する一方、前記選択
手段hにより第3演算手段gが選択されたとき該第3演
算手段gの出力に基づいて混合気に点火する点火手段j
と、を備えている。
のため、その基本概念図を第1図に示すように、エンジ
ンの燃焼圧力を検出する圧力検出手段aと、エンジンの
ノッキングレベルを検出するノック検出手段bと、エン
ジンの運転状態を検出する運転状態検出手段cと、ノッ
キングレベルが所定レベルを越えたとき、ノッキング発
生を判定する判定手段dと、ノッキングを所定レベルに
抑制するように吸入空気量を制御する制御値を演算する
第1演算手段eと、ノッキングを所定レベルに抑制する
ように点火時期を制御する制御値を演算する第2演算手
段fと、前記圧力検出手段aの出力に基づいて燃焼圧力
が極大となる燃焼ピーク位置を検出し、この燃焼ピーク
位置が、エンジンの発生トルクを最大とする目標ピーク
位置となるように点火時期を制御する制御値を演算する
第3演算手段gと、エンジンの運転状態が定常運転であ
って、かつノッキングが発生しているときは前記第1演
算手段eの出力を選択し、定常運転であって、かつノッ
キングが発生していないときは前記第3演算手段gの出
力を選択し、加速運転であって、かつノッキングが発生
しているときは前記第2演算手段fの出力を選択する選
択手段hと、前記選択手段hにより、第1演算手段eが
選択されたとき、該第1演算手段eの出力に基づいて吸
入空気量を変える吸気量操作手段iと、前記選択手段h
により第2演算手段fが選択されたとき、該第2演算手
段fの出力に基づいて混合気に点火する一方、前記選択
手段hにより第3演算手段gが選択されたとき該第3演
算手段gの出力に基づいて混合気に点火する点火手段j
と、を備えている。
(作用) 定常運転時のノッキングは、点火時期によらず吸入空気
量の制御によって抑制され、さらにこの抑制後は点火時
期がMBT制御される。一方、加速時のノッキングは吸
入空気量によらず点火時期の制御(リタード制御)によ
って抑制される。
量の制御によって抑制され、さらにこの抑制後は点火時
期がMBT制御される。一方、加速時のノッキングは吸
入空気量によらず点火時期の制御(リタード制御)によ
って抑制される。
したがって、点火時期が燃費最良点(MBT)に保持さ
れるとともに、さらにトルク・加速フィーリングの低下
が最小限に抑えられ、燃費および運転性能の向上が図ら
れるとともに、機関の耐久性向上が図られる。
れるとともに、さらにトルク・加速フィーリングの低下
が最小限に抑えられ、燃費および運転性能の向上が図ら
れるとともに、機関の耐久性向上が図られる。
(実施例) 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1実施例 第2〜9図は本発明に係る内燃機関のノッキング制御装
置の第1実施例を示す図である。
置の第1実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。第2図において1はエンジンで
あり、吸入空気量はエアクリーナ2より吸気管3を通し
て各気筒に供給され、燃料は噴射信号Siに基づきイン
ジェクタ4により噴射される。
あり、吸入空気量はエアクリーナ2より吸気管3を通し
て各気筒に供給され、燃料は噴射信号Siに基づきイン
ジェクタ4により噴射される。
各気筒には点火プラグ5が装着されており、点火プラグ
5には高圧発生ユニット6からの高圧パルスPiが供給
される。点火プラグ5および高圧発生ユニット6は混合
気に点火する点火手段7を構成しており、点火手段7は
点火信号Spに基づいて高圧パルスPiを発生して放電
させる。そして、気筒内の混合気は高圧パルスPiの放
電によって、着火、爆発し、排気される。
5には高圧発生ユニット6からの高圧パルスPiが供給
される。点火プラグ5および高圧発生ユニット6は混合
気に点火する点火手段7を構成しており、点火手段7は
点火信号Spに基づいて高圧パルスPiを発生して放電
させる。そして、気筒内の混合気は高圧パルスPiの放
電によって、着火、爆発し、排気される。
吸入空気の流量Qaはエアフローメータ8により検出さ
れ、吸気管3内の絞弁9によって制御される。絞弁9は
絞弁駆動ユニット(吸気量操作手段)10により開閉駆動
され、絞弁駆動ユニット10は、例えばステップモータ、
角度センサ等により構成され駆動信号Scに基づいて絞
弁9を開閉する。
れ、吸気管3内の絞弁9によって制御される。絞弁9は
絞弁駆動ユニット(吸気量操作手段)10により開閉駆動
され、絞弁駆動ユニット10は、例えばステップモータ、
角度センサ等により構成され駆動信号Scに基づいて絞
弁9を開閉する。
また、アクセルの開度θaはアクセルセンサ11により検
出され、エンジン1のクランク角はクランク角センサ12
により検出される。クランク角センサ12は爆発間隔(6
気筒エンジンでは120 ゜、4気筒エンジンでは180 ゜)
毎に角気筒の圧縮上死点(TDC)前の所定位置、例え
ばBTDC70゜で〔H〕レベルのパルスとなる基準信号
Caを出力するとともに、クランク角の単位角度(例え
ば1゜)毎に〔H〕レベルのパルスとなる単位信号C1
を出力する。なお、信号Caのパルスを計数することに
より、エンジン回転数Neを知ることができる。エアフ
ローメータ8およびクランク角センサ12は運転状態検出
手段13を構成している。
出され、エンジン1のクランク角はクランク角センサ12
により検出される。クランク角センサ12は爆発間隔(6
気筒エンジンでは120 ゜、4気筒エンジンでは180 ゜)
毎に角気筒の圧縮上死点(TDC)前の所定位置、例え
ばBTDC70゜で〔H〕レベルのパルスとなる基準信号
Caを出力するとともに、クランク角の単位角度(例え
ば1゜)毎に〔H〕レベルのパルスとなる単位信号C1
を出力する。なお、信号Caのパルスを計数することに
より、エンジン回転数Neを知ることができる。エアフ
ローメータ8およびクランク角センサ12は運転状態検出
手段13を構成している。
さらに、エンジン1の負荷は負荷センサ14により検出さ
れ、気筒の判別は気筒判別センサ15により検出される。
負荷センサ14は、例えば絞弁開度センサあるいは吸気管
負圧センサにより構成され、負荷状態に応じた負荷信号
SLを出力する。気筒判別センサ15は特定の気筒(例え
ば、第1気筒)の圧縮上死点前の所定クランク角度位置
(例えば、第1気筒のBTDC80゜)で気筒判別信号S
Kを出力する。したがって、この気筒判別信号SKはク
ランク軸が2回転する毎に一度出力される。
れ、気筒の判別は気筒判別センサ15により検出される。
負荷センサ14は、例えば絞弁開度センサあるいは吸気管
負圧センサにより構成され、負荷状態に応じた負荷信号
SLを出力する。気筒判別センサ15は特定の気筒(例え
ば、第1気筒)の圧縮上死点前の所定クランク角度位置
(例えば、第1気筒のBTDC80゜)で気筒判別信号S
Kを出力する。したがって、この気筒判別信号SKはク
ランク軸が2回転する毎に一度出力される。
また、エンジン1の燃焼圧力Paは圧力センサ(圧力検
出手段)16により検出され、圧力センサ16は具体的には
第3図(A)、(B)に示すようにシリンダヘッド17に
螺着される点火プラグ5の座金として形成され、シリン
ダヘッド17の外側凹所に点火プラグ5の締付け部5aに
よって押し付けられ固定される。そして、機関の燃焼室
内圧力(筒内圧力)に応じた圧力信号Paを図示しない
チャージアンプを介して出力する。
出手段)16により検出され、圧力センサ16は具体的には
第3図(A)、(B)に示すようにシリンダヘッド17に
螺着される点火プラグ5の座金として形成され、シリン
ダヘッド17の外側凹所に点火プラグ5の締付け部5aに
よって押し付けられ固定される。そして、機関の燃焼室
内圧力(筒内圧力)に応じた圧力信号Paを図示しない
チャージアンプを介して出力する。
圧力センサ16の出力はノッキング検出回路18に入力され
ており、ノッキング検出回路18は例えば第4図に示すよ
うに圧力センサ16からの圧力信号Pa(第5図(イ)参
照)からノッキング発生時に特に多く含まれる例えば6
〜15kHzの高周波成分Pa′(第5図(ロ)参照)のみ
を通過させるバンドパスフィルタ(BPF)18aと、そ
の高周波成分Pa′を半波整流すると共にその半波整流
信号からエンベロープ信号を形成(包絡線検波)して、
第5図(ハ)に示すようなノッキングレベルに応じたノ
ッキング信号SNとして出力する波形整形回路18bとに
よって構成している。
ており、ノッキング検出回路18は例えば第4図に示すよ
うに圧力センサ16からの圧力信号Pa(第5図(イ)参
照)からノッキング発生時に特に多く含まれる例えば6
〜15kHzの高周波成分Pa′(第5図(ロ)参照)のみ
を通過させるバンドパスフィルタ(BPF)18aと、そ
の高周波成分Pa′を半波整流すると共にその半波整流
信号からエンベロープ信号を形成(包絡線検波)して、
第5図(ハ)に示すようなノッキングレベルに応じたノ
ッキング信号SNとして出力する波形整形回路18bとに
よって構成している。
なお、このノッキング検出回路18において、圧力信号P
aを平滑して機関の通常のノイズレベルに対応したバッ
クグランドレベルを形成し、その形成したレベルと前述
のエンベロープ信号の最大レベルとの差をノッキング信
号SNとして出力するようにしてもよい。
aを平滑して機関の通常のノイズレベルに対応したバッ
クグランドレベルを形成し、その形成したレベルと前述
のエンベロープ信号の最大レベルとの差をノッキング信
号SNとして出力するようにしてもよい。
上記圧力センサ16およびノッキグ検出回路18はノック検
出手段19を構成しており、ノック検出手段19および各セ
ンサ8、11、12、14、15からの信号はコントロールユニ
ット20に入力される。
出手段19を構成しており、ノック検出手段19および各セ
ンサ8、11、12、14、15からの信号はコントロールユニ
ット20に入力される。
コントロールユニット20は判定手段、第1〜第3演算手
段及び選択手段としての機能を有し、第6図に詳細の示
すようにCPU21、ROM22、RAM23、NVM(不揮
発性メモリ)24および入出力インターフェース、レジス
タ、カウンタ、A/D変換器、高周波カットフィルタ等
を内蔵した入出力制御回路25により構成される。CPU
21はROM22に書き込まれているプログラムに従って入
出力制御回路25により必要とする外部データを取り込ん
だり、またRAM23、NVM24との間でデータの授受を
行ったりしながらノック抑制、絞弁開度制御および点火
時期制御に必要な処理値を演算処理し、必要に応じて処
理したデータを入出力制御回路25へ出力する。入出力制
御回路25にはセンサ群8、11、12、14、15、運転状態検
出手段13およびノッキング検出回路18からの信号が入力
されるとともに、入出力制御回路25からは前記駆動信号
Scおよび点火信号Spが出力される。ROM22はCP
U21における演算プログラムを格納し、RAM23、NV
M24は演算に使用するデータをマップ等の形で記憶して
いる。
段及び選択手段としての機能を有し、第6図に詳細の示
すようにCPU21、ROM22、RAM23、NVM(不揮
発性メモリ)24および入出力インターフェース、レジス
タ、カウンタ、A/D変換器、高周波カットフィルタ等
を内蔵した入出力制御回路25により構成される。CPU
21はROM22に書き込まれているプログラムに従って入
出力制御回路25により必要とする外部データを取り込ん
だり、またRAM23、NVM24との間でデータの授受を
行ったりしながらノック抑制、絞弁開度制御および点火
時期制御に必要な処理値を演算処理し、必要に応じて処
理したデータを入出力制御回路25へ出力する。入出力制
御回路25にはセンサ群8、11、12、14、15、運転状態検
出手段13およびノッキング検出回路18からの信号が入力
されるとともに、入出力制御回路25からは前記駆動信号
Scおよび点火信号Spが出力される。ROM22はCP
U21における演算プログラムを格納し、RAM23、NV
M24は演算に使用するデータをマップ等の形で記憶して
いる。
点火信号Spは点火手段7に入力されており、点火手段
7のうち高圧発生ユニット6は第6図に詳細を示すよう
に点火コイル26、バッテリ27およびトランジスタQ1か
らなり、点火信号Spに基づきトランジスタQ1をON
/OFF制御して点火コイル26の2次側に高電圧Piを
発生させるとともに、この高電圧Piをディストリビュ
ータ28を介して点火プラグ29a〜29fに供給して混合気
に点火する。
7のうち高圧発生ユニット6は第6図に詳細を示すよう
に点火コイル26、バッテリ27およびトランジスタQ1か
らなり、点火信号Spに基づきトランジスタQ1をON
/OFF制御して点火コイル26の2次側に高電圧Piを
発生させるとともに、この高電圧Piをディストリビュ
ータ28を介して点火プラグ29a〜29fに供給して混合気
に点火する。
次に作用の説明をする。
第7図はROM22に書き込まれているノック抑制制御お
よびMBT制御のプログラムを示すフローチャートであ
り、本プログラムは基準信号Caの入力毎に割り込みに
より処理される。
よびMBT制御のプログラムを示すフローチャートであ
り、本プログラムは基準信号Caの入力毎に割り込みに
より処理される。
まず、P1でアクセルセンサ11のA/D変換値からアク
セル開度θaを読み込み、P2でエンジンの運転状態を
表すパラメータであるエンジン回転数Nとアクセル開度
θaから目標とする絞弁開度の基本値θtをθt=fu
nc(θa、N)なる関数形式に基づいて演算する。こ
のθtは、例えば低速から高速回転に至るまでの幅広い
回転域にわたってスムーズな加速感が得られるような値
として予めテーブルマップにストアされており、P2で
はその最適値をルックアップすることにより求める。
セル開度θaを読み込み、P2でエンジンの運転状態を
表すパラメータであるエンジン回転数Nとアクセル開度
θaから目標とする絞弁開度の基本値θtをθt=fu
nc(θa、N)なる関数形式に基づいて演算する。こ
のθtは、例えば低速から高速回転に至るまでの幅広い
回転域にわたってスムーズな加速感が得られるような値
として予めテーブルマップにストアされており、P2で
はその最適値をルックアップすることにより求める。
次いで、P3でノッキング信号SNからノッキングレベ
ルKNを検出し、P61で運転状態検出手段13の検出出力
から車両が加速しているか否かを判別する。車両が加速
していないと判別(すなわちエンジンの運転状態が定常
運転にあると判別)したときは、P4に進み、ノック判
定レベルKN0とKNとを比較する。KN>KN0のと
きはノッキングが発生していると判断し、P5でθtの
フィードバック補正量Δθt(Δθtは負の値)をαだ
け小さくし、Δθt−αを新たなフィードバック補正量
Δθtとして記録する。補正量αはノッキングを防止す
るのに必要最低限の絞弁開度変化であり、α=func
(Q、N)(但し、Q=負荷(吸入空気量またはθtそ
れ自身の値))なる関数形式で与えられる。次いで、P
6でθt+Δθtを今回における新たな絞弁開度の操作
値とし、これに対応する駆動信号Scを出力する。すな
わち、エンジンの運転状態が定常運転(P61のNO命
令)であって、かつノッキングが発生している(P4の
YES命令)ときは、絞弁開度の操作量(換言すれば、
吸入空気量の制御値)を減少方向に補正する。
ルKNを検出し、P61で運転状態検出手段13の検出出力
から車両が加速しているか否かを判別する。車両が加速
していないと判別(すなわちエンジンの運転状態が定常
運転にあると判別)したときは、P4に進み、ノック判
定レベルKN0とKNとを比較する。KN>KN0のと
きはノッキングが発生していると判断し、P5でθtの
フィードバック補正量Δθt(Δθtは負の値)をαだ
け小さくし、Δθt−αを新たなフィードバック補正量
Δθtとして記録する。補正量αはノッキングを防止す
るのに必要最低限の絞弁開度変化であり、α=func
(Q、N)(但し、Q=負荷(吸入空気量またはθtそ
れ自身の値))なる関数形式で与えられる。次いで、P
6でθt+Δθtを今回における新たな絞弁開度の操作
値とし、これに対応する駆動信号Scを出力する。すな
わち、エンジンの運転状態が定常運転(P61のNO命
令)であって、かつノッキングが発生している(P4の
YES命令)ときは、絞弁開度の操作量(換言すれば、
吸入空気量の制御値)を減少方向に補正する。
KN≦KN0のときはノッキングか発生していないと判
別し、P7でθtのフィードバック補正値Δθtをβ
(但し、β<α)だけ大きく(絶対値としては小さく)
し、P8でΔθtの値が正であるか否かを判別する。θ
t≧0のときはP9でΔθt=0としてΔθtの上限を
ゼロに規則する処理をしてP6に進む。また、θt<0
のときはそのままP6に進む。これは、Δθt>0とい
う状態になると、絞弁の回路がθtの基本値より大きく
なってしまうからである。
別し、P7でθtのフィードバック補正値Δθtをβ
(但し、β<α)だけ大きく(絶対値としては小さく)
し、P8でΔθtの値が正であるか否かを判別する。θ
t≧0のときはP9でΔθt=0としてΔθtの上限を
ゼロに規則する処理をしてP6に進む。また、θt<0
のときはそのままP6に進む。これは、Δθt>0とい
う状態になると、絞弁の回路がθtの基本値より大きく
なってしまうからである。
次いで、P10で点火時期のMBT制御値を演算し(詳細
はサブルーチンで後述する)、P11でこの制御値に対応
する点火タイミングで点火信号Spを出力する。すなわ
ち、エンジンの運転状態が定常運転(P61のNO命令)
であって、かつノッキングが発生していない(P4のN
O命令)ときは、絞弁開度の操作量(換言すれば、吸入
空気量の制御値)を増大方向に補正した後、MBT制御
に移行する。一方、P61で車両が加速していると判別
(すなわちエンジンの運転状態が加速運転にあると判
別)したときは、P62でノッキングレベルKNをノック
判定レベルKN0と比較する。KN≦KN0のときはノ
ッキングが発生していないと判断してそのままP10に進
んで上述のMBT制御を実行するが、KN>KN0のと
きはノッキングが発生していると判断し、P63で点火時
期のフィードバック補正量FBを遅角補正量cだけ小さ
くする。但し、cは前述したMBT制御の遅角補正量a
よりも大きい値をとる(c>a)。次いで、P64で最終
点火時期Aを次式に従って演算してP11に進む。
はサブルーチンで後述する)、P11でこの制御値に対応
する点火タイミングで点火信号Spを出力する。すなわ
ち、エンジンの運転状態が定常運転(P61のNO命令)
であって、かつノッキングが発生していない(P4のN
O命令)ときは、絞弁開度の操作量(換言すれば、吸入
空気量の制御値)を増大方向に補正した後、MBT制御
に移行する。一方、P61で車両が加速していると判別
(すなわちエンジンの運転状態が加速運転にあると判
別)したときは、P62でノッキングレベルKNをノック
判定レベルKN0と比較する。KN≦KN0のときはノ
ッキングが発生していないと判断してそのままP10に進
んで上述のMBT制御を実行するが、KN>KN0のと
きはノッキングが発生していると判断し、P63で点火時
期のフィードバック補正量FBを遅角補正量cだけ小さ
くする。但し、cは前述したMBT制御の遅角補正量a
よりも大きい値をとる(c>a)。次いで、P64で最終
点火時期Aを次式に従って演算してP11に進む。
A=B0+FB …… 但し、B0:基本点火時期 すなわちエンジンの運転状態が加速運転(P61のYES
命令)であって、かつノッキングが発生していない(P
62のNO命令)ときは、MBT制御に移行し、ノッキン
グが発生している(P62のYES命令)ときは、点火時
期のリタード制御に移行する。したがって、本実施例に
よれば、定常運転時のノッキング発生時にはアクセル踏
込量が一定であっても絞弁開度を少し閉じ方向に動か
し、ノッキングが発生しなければ基本値θtに戻すと共
に、MBT制御を行う。すなわち、定常運転時のノック
抑制処理を吸入空気量の操作のみで行い、点火時期は定
常運転時のノック抑制処理に用いず、MBT制御によっ
て変えられる。したがって、点火時期をMBTに維持し
つつノックを抑制することができ、従来と異なり、定常
運転時の燃焼状態を最適に保つことができる。
命令)であって、かつノッキングが発生していない(P
62のNO命令)ときは、MBT制御に移行し、ノッキン
グが発生している(P62のYES命令)ときは、点火時
期のリタード制御に移行する。したがって、本実施例に
よれば、定常運転時のノッキング発生時にはアクセル踏
込量が一定であっても絞弁開度を少し閉じ方向に動か
し、ノッキングが発生しなければ基本値θtに戻すと共
に、MBT制御を行う。すなわち、定常運転時のノック
抑制処理を吸入空気量の操作のみで行い、点火時期は定
常運転時のノック抑制処理に用いず、MBT制御によっ
て変えられる。したがって、点火時期をMBTに維持し
つつノックを抑制することができ、従来と異なり、定常
運転時の燃焼状態を最適に保つことができる。
その結果、燃費の向上を図ることができるとともに、排
気温度の過度の上昇を抑制して、排気触媒や排気管等の
排気部材の耐久性の低下を防止することができる。な
お、燃費については、特に高速時の燃費を点火時期のリ
タードによるノッキング回避方法のみに比して大幅に改
善される。
気温度の過度の上昇を抑制して、排気触媒や排気管等の
排気部材の耐久性の低下を防止することができる。な
お、燃費については、特に高速時の燃費を点火時期のリ
タードによるノッキング回避方法のみに比して大幅に改
善される。
さらに、本実施例では、運転状態(加速条件か否か等)
を判別して、ノック抑制態様を絞弁開度制御(吸入空気
量制御)かあるいは点火時期制御のうち最も有利な方を
選択するようにしているので、加速時の加速フィーリン
グの低下を最小限に抑えることができるという効果も得
られる。
を判別して、ノック抑制態様を絞弁開度制御(吸入空気
量制御)かあるいは点火時期制御のうち最も有利な方を
選択するようにしているので、加速時の加速フィーリン
グの低下を最小限に抑えることができるという効果も得
られる。
すなわち、定常時では上述したように絞弁開度制御を採
用するが、加速時では点火時期制御を採用することによ
ってノッキング発生時には点火時期をリタードしてノッ
キングを抑制するとともに、ノッキングが発生しなけれ
ばあるいはノッキングが抑制されれば点火時期をMBT
に維持して燃費の向上を図る。
用するが、加速時では点火時期制御を採用することによ
ってノッキング発生時には点火時期をリタードしてノッ
キングを抑制するとともに、ノッキングが発生しなけれ
ばあるいはノッキングが抑制されれば点火時期をMBT
に維持して燃費の向上を図る。
このように、本実施例では運転状態によりノック抑制態
様を選択しているので、絞弁開度制御によるノック抑制
で燃費の向上が図れるとともに、点火時期のリタード制
御により、特に急加速時にも充填効率の低下がなく加速
フィーリングが大幅に向上する。
様を選択しているので、絞弁開度制御によるノック抑制
で燃費の向上が図れるとともに、点火時期のリタード制
御により、特に急加速時にも充填効率の低下がなく加速
フィーリングが大幅に向上する。
ここで、上記ステップP10、P11に対応する点火時期の
MBT制御について詳述する。
MBT制御について詳述する。
MBT制御は筒内圧力の最大値Pmax のクランク角度θ
pmax(第5図(イ)参照)が、圧縮上死点後の所定値
(例えば15゜〜20゜ATDC)にある場合にMinimum Ad
vance for Best Torque(MBT)の点火時期を与える
ものであり、θpmaxが上記所定値になるようにフィード
バック制御するものである。すなわち、第8図に示すサ
ブルーチンにおいて、まずP21で筒内圧信号Paを所定
クランク角、例えば2゜毎にA/D変換して最大値P
max を求め、次いで、P22でPmax 算出時点のクランク
角度をθpmaxとして求め、これを記憶する。
pmax(第5図(イ)参照)が、圧縮上死点後の所定値
(例えば15゜〜20゜ATDC)にある場合にMinimum Ad
vance for Best Torque(MBT)の点火時期を与える
ものであり、θpmaxが上記所定値になるようにフィード
バック制御するものである。すなわち、第8図に示すサ
ブルーチンにおいて、まずP21で筒内圧信号Paを所定
クランク角、例えば2゜毎にA/D変換して最大値P
max を求め、次いで、P22でPmax 算出時点のクランク
角度をθpmaxとして求め、これを記憶する。
第9図はMBT制御のサブルーチンである。
まず、P31でエンジン負荷Qとエンジン回転数Nから基
本点火時期(エンジン冷却水温の補正分等は省略する)
B0をB0=func(Q、N)なる関数形式に従って
求め、P3で第7図のサブルーチンで求めた今回のθ
pmaxの位置を判別する。
本点火時期(エンジン冷却水温の補正分等は省略する)
B0をB0=func(Q、N)なる関数形式に従って
求め、P3で第7図のサブルーチンで求めた今回のθ
pmaxの位置を判別する。
θpmaxがMBTに与える所定範囲内にあるときはP33で
最終点火時期Aを次式に従って演算する。
最終点火時期Aを次式に従って演算する。
A=B0+FB …… 但し、FB:点火時期のフィードバック補正量 一方、θpmaxがMBTを与える所定範囲に対し、て遅れ
側にあるときは、P34で前回のフィードバック補正量F
Bに進角補正量aを加え、FB+aを新たな補正量FB
としてP33に進む。また、θpmaxが進み側にあるときは
P35でフィードバック補正量FBから遅角補正量bを引
き、FB−bを新たな補正量FBとしてP33に進む。
側にあるときは、P34で前回のフィードバック補正量F
Bに進角補正量aを加え、FB+aを新たな補正量FB
としてP33に進む。また、θpmaxが進み側にあるときは
P35でフィードバック補正量FBから遅角補正量bを引
き、FB−bを新たな補正量FBとしてP33に進む。
第2実施例 第10図は本発明の第2実施例を示す図である。なお、上
記第1実施例と同様の処理を行うステップには同一番号
を付してその説明を省略する。
記第1実施例と同様の処理を行うステップには同一番号
を付してその説明を省略する。
本実施例では、ステップP10、P11の処理(MBT制御
の処理)がノッキングの有無にかかわらず定常運転であ
るとき、または、ノッキングなしの加速運転であるとき
に行われる点で第1実施例と相違する。したがって、こ
の第2実施例ではノッキング有の定常運転であっても吸
入空気量制御とMBT制御が併用されるため、制御の安
定性が向上するという利点がある。
の処理)がノッキングの有無にかかわらず定常運転であ
るとき、または、ノッキングなしの加速運転であるとき
に行われる点で第1実施例と相違する。したがって、こ
の第2実施例ではノッキング有の定常運転であっても吸
入空気量制御とMBT制御が併用されるため、制御の安
定性が向上するという利点がある。
第3実施例 第11〜13図は本発明の第3実施例を示す図である。
本実施例では、吸入空気量制御方法としてスイングバル
ブの開度により過給圧力を制御しようとしている。すな
わち、VNターボの本来の制御に、さらにノッキング制
御のための過給圧の制御を加味している。
ブの開度により過給圧力を制御しようとしている。すな
わち、VNターボの本来の制御に、さらにノッキング制
御のための過給圧の制御を加味している。
第11図において、41は吸気管であり、吸気管41には排気
ターボ過給機42のコンプレッサ42aが配設されており、
コンプレッサ42aは排気管43に配設されたタービン42b
に連結される。排気ターボ過給機42は排気によってター
ビン42bを駆動し、これと連動するコンプレッサ42aに
より吸気を過給する。タービン42bを通過する排気の流
量は可変ノズル44とウエストゲードバルブからなるスイ
ングバルブ45とにより制御され、可変ノズル44とスイン
グバルブ45はそれぞれデューティ値を有する制御信号S
K1、SK2に基づきタービン42bにかかる圧力を調節して
過給圧力を制御する。また、可変ノズル44はPCM(Pr
essure Control Modulator)バルブ46により駆動され、
スイングバルブ45はPCMバルブ47により駆動される。
PCMバルブ46、47は一体として、吸入空気の加給を操
作する吸気量操作手段48を構成する。
ターボ過給機42のコンプレッサ42aが配設されており、
コンプレッサ42aは排気管43に配設されたタービン42b
に連結される。排気ターボ過給機42は排気によってター
ビン42bを駆動し、これと連動するコンプレッサ42aに
より吸気を過給する。タービン42bを通過する排気の流
量は可変ノズル44とウエストゲードバルブからなるスイ
ングバルブ45とにより制御され、可変ノズル44とスイン
グバルブ45はそれぞれデューティ値を有する制御信号S
K1、SK2に基づきタービン42bにかかる圧力を調節して
過給圧力を制御する。また、可変ノズル44はPCM(Pr
essure Control Modulator)バルブ46により駆動され、
スイングバルブ45はPCMバルブ47により駆動される。
PCMバルブ46、47は一体として、吸入空気の加給を操
作する吸気量操作手段48を構成する。
以上の構成において、第12図は本実施例におけるノック
抑制制御および過給圧制御のプログラムを示すフローチ
ャートである。
抑制制御および過給圧制御のプログラムを示すフローチ
ャートである。
まず、P41で可変ノズル44の制御を行い、このときのP
CMバルブ46のデューティをD1とする。ここで、可変
ノズル制御とは、排気ターボ過給機42のタービンノズル
部にフラップを設け、運転状態によってノズル面積を制
御するもので、特に低速域でのトルクとレスポンスが向
上する。
CMバルブ46のデューティをD1とする。ここで、可変
ノズル制御とは、排気ターボ過給機42のタービンノズル
部にフラップを設け、運転状態によってノズル面積を制
御するもので、特に低速域でのトルクとレスポンスが向
上する。
次いで、P42で吸入空気量で決定される本来のスイング
バルブ45の制御を行い、このときのPCMバルブ47のデ
ューティをD2とする。P43ではノッキングレベルKN
を検出し、P73で車両が加速条件を満たしているか否か
を判別する。そして、加速条件下であればP74に進み、
加速条件下でなければ、すなわち定常運転時であればそ
のままP44に進む。P44ではそのノッキングレベルKN
を所定のノック判定基準レベルKN0と比較し、KN>
KN0のときはノッキングが発生していると判断してP
45でスイングバルブ45の開方向にデューティD2を補正
するために、このD2を補正する補正量ΔD2をd1だ
け小さくする。ΔD2は負の値であり、絶対値|ΔD2
|は大きくなる方向になる。次いで、P46でD2+ΔD
2を今回における新たなPCMバルブM47の制御デュー
ティD2とし、P47でこのデューティD2を有する制御
信号SK2を出力するとともに、P48で上記ステップP41
におけるデューティD1を有する制御信号SK1を出力す
る。ここで、ステップP41〜P48は全体として第1演算
手段を構成する。
バルブ45の制御を行い、このときのPCMバルブ47のデ
ューティをD2とする。P43ではノッキングレベルKN
を検出し、P73で車両が加速条件を満たしているか否か
を判別する。そして、加速条件下であればP74に進み、
加速条件下でなければ、すなわち定常運転時であればそ
のままP44に進む。P44ではそのノッキングレベルKN
を所定のノック判定基準レベルKN0と比較し、KN>
KN0のときはノッキングが発生していると判断してP
45でスイングバルブ45の開方向にデューティD2を補正
するために、このD2を補正する補正量ΔD2をd1だ
け小さくする。ΔD2は負の値であり、絶対値|ΔD2
|は大きくなる方向になる。次いで、P46でD2+ΔD
2を今回における新たなPCMバルブM47の制御デュー
ティD2とし、P47でこのデューティD2を有する制御
信号SK2を出力するとともに、P48で上記ステップP41
におけるデューティD1を有する制御信号SK1を出力す
る。ここで、ステップP41〜P48は全体として第1演算
手段を構成する。
そして、P48を経ると、P71で点火時期のMBT制御値
を演算し、P72で定常運転時の最終点火時期A(第9図
のP33参照)に対応する点火タイミングで点火信号Sp
を出力する。なお、加速運転のときの最終点火時期A
は、後述するように、P79で与えられる。
を演算し、P72で定常運転時の最終点火時期A(第9図
のP33参照)に対応する点火タイミングで点火信号Sp
を出力する。なお、加速運転のときの最終点火時期A
は、後述するように、P79で与えられる。
加速運転のとき(P73のYES命令)は、P74で過給圧
を検出し、所定値以上であれば過給が十分と判断してP
44に進み、過給圧が所定値に満たないときは吸入充填効
率をあげることを優先するためP75に進む。すなわち、
ノック制御に点火時期のリタード制御(第2演算手段に
相当)を採用する。P75ではノッキングレベルKNをノ
ック判定レベルKN0と比較する。KN>KN0のとき
はノッキングが発生していると判断し、P76で点火時期
のフィードバック補正量FBを遅角補正量cだけ小さく
する。次いで、P77でフィードバック補正量FBが所定
の補正量FB1より小さいか否かを判別し、FB≦FB
1のときはP78でFB=FB1とした後P79に進み、F
B≦FB1でないときにはそのままP79に進んで最終点
火時期Aを次式に従って演算してP72に進む。
を検出し、所定値以上であれば過給が十分と判断してP
44に進み、過給圧が所定値に満たないときは吸入充填効
率をあげることを優先するためP75に進む。すなわち、
ノック制御に点火時期のリタード制御(第2演算手段に
相当)を採用する。P75ではノッキングレベルKNをノ
ック判定レベルKN0と比較する。KN>KN0のとき
はノッキングが発生していると判断し、P76で点火時期
のフィードバック補正量FBを遅角補正量cだけ小さく
する。次いで、P77でフィードバック補正量FBが所定
の補正量FB1より小さいか否かを判別し、FB≦FB
1のときはP78でFB=FB1とした後P79に進み、F
B≦FB1でないときにはそのままP79に進んで最終点
火時期Aを次式に従って演算してP72に進む。
A=B0+FB …… 但し、B0:基本点火時期 また、上記P75でKN≦KN0のときはノッキングが発
生していないと判断し、P80でフィードバック補正量F
Bを進角補正量a(但し、a<c)だけ大きくする。次
いで、P81でフィードバック補正量FBが所定の補正量
FB2(但し、FB≦FB2)より大きいか否かを判別
し、FB≧FB2のときはP82でFB=FB2としてP
79に進む。これらP77、P78、P81およびP82のステッ
プでフィードバック補正量FBの範囲をFB1≦FB≦
FB2とするためのリミット処理(ここで、FBはプラ
ス、マイナスの符号付の値である)が行われる。
生していないと判断し、P80でフィードバック補正量F
Bを進角補正量a(但し、a<c)だけ大きくする。次
いで、P81でフィードバック補正量FBが所定の補正量
FB2(但し、FB≦FB2)より大きいか否かを判別
し、FB≧FB2のときはP82でFB=FB2としてP
79に進む。これらP77、P78、P81およびP82のステッ
プでフィードバック補正量FBの範囲をFB1≦FB≦
FB2とするためのリミット処理(ここで、FBはプラ
ス、マイナスの符号付の値である)が行われる。
他方、上記ステップP44でKN≦KN0のときはノッキ
ングが発生していないと判断し、P49でスイングバルブ
45の閉方向にデューティD2を補正するため、補正量D
2をd2(但し、d2<d1)だけ大きくする。次い
で、P50で補正量ΔD2の値が正であるか否かを判別
し、ΔD2≧0のときはP51でΔD2=0としてP29に
進み、ΔD2<0のときはそのままP29に進む。これに
より、ΔD2のリミット処理が行われる。
ングが発生していないと判断し、P49でスイングバルブ
45の閉方向にデューティD2を補正するため、補正量D
2をd2(但し、d2<d1)だけ大きくする。次い
で、P50で補正量ΔD2の値が正であるか否かを判別
し、ΔD2≧0のときはP51でΔD2=0としてP29に
進み、ΔD2<0のときはそのままP29に進む。これに
より、ΔD2のリミット処理が行われる。
以上のP41〜P51のステップにより、PCMバルブ47の
制御領域に第13図の斜線部に示すようなノッキング制御
による領域が加わる。この領域の上限は本来のPCMバ
ルブ46、47の制御で決定される最大トルク特性である
が、下限はノッキングの発生の仕方(例えば、エンジン
の環境条件、使用燃料の依存等)により変化する。
制御領域に第13図の斜線部に示すようなノッキング制御
による領域が加わる。この領域の上限は本来のPCMバ
ルブ46、47の制御で決定される最大トルク特性である
が、下限はノッキングの発生の仕方(例えば、エンジン
の環境条件、使用燃料の依存等)により変化する。
したがって、本実施例ではスイングバルブの開度により
吸入空気量を制御してノッキングの発生を抑制でき、点
火時期制御のみによるノッキング回避方法に比して燃費
を大幅に改善することができる。
吸入空気量を制御してノッキングの発生を抑制でき、点
火時期制御のみによるノッキング回避方法に比して燃費
を大幅に改善することができる。
さらに、本実施例では運転状態(加速条件か否か等)に
よりノック制御態様を選択しているので、吸入空気量制
御によるノック抑制及びMBT制御で燃費の向上が図れ
るほか、加速条件下では点火時期のリタードによりノッ
ク抑制を行うことによって、特に急加速時にも充填効率
の低下がなく加速フィーリングが大幅に向上するという
効果を得ることができる。
よりノック制御態様を選択しているので、吸入空気量制
御によるノック抑制及びMBT制御で燃費の向上が図れ
るほか、加速条件下では点火時期のリタードによりノッ
ク抑制を行うことによって、特に急加速時にも充填効率
の低下がなく加速フィーリングが大幅に向上するという
効果を得ることができる。
なお、本発明においては、ノッキング発生の抑制を気筒
毎に行うという態様を採ると、ノッキングが発生してい
ない気筒については吸入空気量の制御や点火時期のリタ
ードを行わずに済み、燃費および出力の面からも有利で
ある。
毎に行うという態様を採ると、ノッキングが発生してい
ない気筒については吸入空気量の制御や点火時期のリタ
ードを行わずに済み、燃費および出力の面からも有利で
ある。
(効果) 本発明によれば、吸入空気量の制御、点火時期のMBT
制御及び点火時期のリタード制御を適宜に選択している
ので、ノッキングの発生を適切に回避しつつトルク・加
速フィーリングの低下を最小限に抑えることができ、常
に最良の燃焼状態を維持できる。その結果、燃費・運転
性能の大幅な向上および機関の耐久性の向上を図ること
ができる。
制御及び点火時期のリタード制御を適宜に選択している
ので、ノッキングの発生を適切に回避しつつトルク・加
速フィーリングの低下を最小限に抑えることができ、常
に最良の燃焼状態を維持できる。その結果、燃費・運転
性能の大幅な向上および機関の耐久性の向上を図ること
ができる。
第1図は本発明の基本概念図である。第2〜9図は本発
明に係る内燃機関のノッキング制御装置の第1実施例を
示す図であり、第2図はその全体構成図、第3図はその
圧力センサの断面図及び平面図、第4図はそのノック検
出回路のブロック構成図、第5図はそのノック検出回路
の波形図、第6図はそのコントロールユニットの構成
図、第7図はそのノック制御、絞弁開度制御および点火
時期制御のプログラムを示すフローチャート、第8図は
その筒内圧力最大のときのクランク角度を求めるプログ
ラムを示すフローチャート、第9図はそのMBT制御の
プログラムを示すフローチャートである。第10図は本発
明に係る内燃機関のノッキング制御装置の第2実施例を
示すそのノック制御、絞弁開度制御および点火時期制御
のプログラムを示すフローチャートである。第11図〜13
図は本発明に係る内燃機関のノッキング制御装置の第3
実施例を示す図であり、第11図はその全体構成図、第12
図はそのノック制御、過給圧制御および点火時期制御の
プログラムを示すフローチャート、第13図はそのノック
制御によるスイングバルブ制御領域を軸トルクとエンジ
ン回転数との関係で示す図である。 1……エンジン、 7……点火手段、 10……絞弁駆動ユニット(吸気量操作手段)、 13……運転状態検出手段、 16……圧力センサ(圧力検出手段)、 19……ノック検出手段、 20……コントロールユニット(判定手段、第1演算手
段、第2演算手段、第3演算手段、選択手段) 48……吸気量操作手段。
明に係る内燃機関のノッキング制御装置の第1実施例を
示す図であり、第2図はその全体構成図、第3図はその
圧力センサの断面図及び平面図、第4図はそのノック検
出回路のブロック構成図、第5図はそのノック検出回路
の波形図、第6図はそのコントロールユニットの構成
図、第7図はそのノック制御、絞弁開度制御および点火
時期制御のプログラムを示すフローチャート、第8図は
その筒内圧力最大のときのクランク角度を求めるプログ
ラムを示すフローチャート、第9図はそのMBT制御の
プログラムを示すフローチャートである。第10図は本発
明に係る内燃機関のノッキング制御装置の第2実施例を
示すそのノック制御、絞弁開度制御および点火時期制御
のプログラムを示すフローチャートである。第11図〜13
図は本発明に係る内燃機関のノッキング制御装置の第3
実施例を示す図であり、第11図はその全体構成図、第12
図はそのノック制御、過給圧制御および点火時期制御の
プログラムを示すフローチャート、第13図はそのノック
制御によるスイングバルブ制御領域を軸トルクとエンジ
ン回転数との関係で示す図である。 1……エンジン、 7……点火手段、 10……絞弁駆動ユニット(吸気量操作手段)、 13……運転状態検出手段、 16……圧力センサ(圧力検出手段)、 19……ノック検出手段、 20……コントロールユニット(判定手段、第1演算手
段、第2演算手段、第3演算手段、選択手段) 48……吸気量操作手段。
Claims (1)
- 【請求項1】a)エンジンの燃焼圧力を検出する圧力検
出手段と、 b)エンジンのノッキングレベルを検出するノック検出
手段と、 c)エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段
と、 d)ノッキングレベルが所定レベルを越えたとき、ノッ
キング発生を判定する判定手段と、 e)ノッキングを所定レベルに抑制するように吸入空気
量を制御する制御値を演算する第1演算手段と、 f)ノッキングを所定レベルに抑制するように点火時期
を制御する制御値を演算する第2演算手段と、 g)前記圧力検出手段の出力に基づいて燃焼圧力が極大
となる燃焼ピーク位置を検出し、この燃焼ピーク位置
が、エンジンの発生トルクを最大とする目標ピーク位置
となるように点火時期を制御する制御値を演算する第3
演算手段と、 h)エンジンの運転状態が定常運転であって、かつノッ
キングが発生しているときは前記第1演算手段の出力を
選択し、定常運転であって、かつノッキングが発生して
いないときは前記第3演算手段の出力を選択し、加速運
転であって、かつノッキングが発生しているときは前記
第2演算手段の出力を選択する選択手段と、 i)前記選択手段により、第1演算手段が選択されたと
き、該第1演算手段の出力に基づいて吸入空気量を変え
る吸気量操作手段と、 j)前記選択手段により第2演算手段が選択されたと
き、該第2演算手段の出力に基づいて混合気に点火する
一方、前記選択手段により第3演算手段が選択されたと
き該第3演算手段の出力に基づいて混合気に点火する点
火手段と、 を備えたことを特徴とする内燃機関のノッキング制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9526986A JPH0633722B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | 内燃機関のノツキング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9526986A JPH0633722B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | 内燃機関のノツキング制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62251451A JPS62251451A (ja) | 1987-11-02 |
| JPH0633722B2 true JPH0633722B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=14133048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9526986A Expired - Lifetime JPH0633722B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | 内燃機関のノツキング制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633722B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITBO940248A1 (it) * | 1994-05-27 | 1995-11-27 | Weber Srl | Sistema per ridurre i fenomeni di detonazione in una camera di combustione in un motore endotermico. |
| GB2417290B (en) * | 2004-08-19 | 2008-10-22 | Connaught Motor Co Ltd | Reducing knock in internal combustion engines with an additional power source |
| JP6742266B2 (ja) * | 2017-03-29 | 2020-08-19 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
-
1986
- 1986-04-23 JP JP9526986A patent/JPH0633722B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62251451A (ja) | 1987-11-02 |
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