JPH0633747Y2 - 送話口の脱臭シール - Google Patents

送話口の脱臭シール

Info

Publication number
JPH0633747Y2
JPH0633747Y2 JP8779588U JP8779588U JPH0633747Y2 JP H0633747 Y2 JPH0633747 Y2 JP H0633747Y2 JP 8779588 U JP8779588 U JP 8779588U JP 8779588 U JP8779588 U JP 8779588U JP H0633747 Y2 JPH0633747 Y2 JP H0633747Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deodorant
mouthpiece
fine powder
sheet
fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8779588U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0210690U (ja
Inventor
幹育 中西
Original Assignee
鈴木総業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 鈴木総業株式会社 filed Critical 鈴木総業株式会社
Priority to JP8779588U priority Critical patent/JPH0633747Y2/ja
Publication of JPH0210690U publication Critical patent/JPH0210690U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0633747Y2 publication Critical patent/JPH0633747Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電話機等の送話口に貼付して、その臭いを取
る脱臭シールに関するものである。
従来の技術 世は情報社会と云われるように、今や様々な情報伝達網
が張り巡らされており、その中でも、電話機は最も手軽
な手段として広く普及している。
他方、いわゆる悪臭と呼ばれる臭いから、ごく身近な臭
についても、これを排除したいという要求が高まりつつ
あり、このため、従来あまり問題とされることのなかっ
た電話機等における送話口の臭いも気にされるようにな
ってきた。
考案が解決しようとする問題点 ところで、以前、脱臭アタッチメントを送話口に取り付
けて、これを隔週等時折取り替えて回るサービスが流行
ったこともあるが、業者がその場に出かけて取替作業す
るため、材料原価の割りに、サービス料金が高いと云う
割高感が拭えず、次第に敬遠されるようになってきた。
したがって、このような経緯からして、今や、誰にでも
簡単に装着できて、脱臭力が強く、しかも価格が安いと
云うものが切望されている。
問題点を解決するための手段 したがって、上記問題点を解決するために、本考案の送
話口の脱臭シールは、酸化物系の微粉末脱臭剤を含有す
るとともに、活性種存在雰囲気下に曝されて、該微粉末
脱臭剤を被覆する高分子被膜を破壊された、かさ高で、
通気性のシート状担体で、送話口に対応した形状のフィ
ルター層を作り、該フィルター層の裏面の少なくとも一
部に粘着剤を塗布せしめた事を特徴とする。
作用 かた高で、通気性のシート状担体は、酸化物系の微粉末
脱臭剤を含有しており、そして、活性種存在雰囲気下に
曝されることにより、その表面が適度に荒れて、該微粉
末脱臭剤上の高分子被膜が破壊され、もって、臭気成分
との直接接触の機会を多く持てて、脱臭剤本来の脱臭力
を発揮できるようになっている。
そして、このようなシート状担体が送話口に対応した形
状とされ、裏面に塗布した粘着剤にて電話機等の送話口
やこれに対向した面に貼付されて、口臭等が脱臭される
ようになっている。
実施例 先ず、本実施例で用いたシート状担体について、二酸化
チタンと酸化亜鉛とを主成分とする微粉末脱臭剤を含有
させてなるナイロン繊維をシート状に配置するとともに
ホットメルト接着剤にて連結せしめ、その後これをオゾ
ン存在雰囲気下に曝して繊維表面を微細に酸化エッチン
グしたものとして説明する。
実施例で用いた二酸化チタンと酸化亜鉛とを主成分とし
た微粉末脱臭剤は、特開昭63−54935号公報に詳述され
ており、このものは、二酸化チタンと酸化亜鉛とを主体
とし、幾分の水成分を含んでなり、脱臭力を比較評価す
る目安としてのアンモニア、硫化水素の低温、低濃度吸
着性に特に優れる白色の微粉末状のものであり、触媒作
用によって悪臭分子を低分子化することによって脱臭を
図るとともに、さらに、酸化亜鉛は酸性ガスを化学吸着
し、二酸化チタンはアルカリ性ガスを物理吸着すると考
えられるものである。また、これは、水に可溶なチタン
化合物と水に可溶な亜鉛化合物との水溶液と、アルカリ
水溶液とを混合し、生成する沈澱物を乾燥して得られる
もので、例えば、硫酸チタン、塩化チタン、硝酸チタ
ン、硫酸亜鉛、塩化亜鉛、硝酸亜鉛等、チタン化合物と
亜鉛化合物とをモル比で7:3〜3:7の範囲とした混成水溶
液に、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化バリ
ウム、アンモニア等のアルカリ水溶液を一部づつ又は全
部を、40〜60℃の反応温度にて、最終的にPH7〜9の範
囲で混合し、生成する沈澱物を150〜220℃で乾燥したも
のが好適とされているものである。
一方、紡糸原料としては、例えば、ナイロン中に前記TZ
脱臭剤を混合して一旦ベレット状とし、これをマスター
ベレットとして、紡糸時、ナイロンのみのバージンベレ
ットとこのマスターベレットとを混合しても良いし、溶
融紡糸の際にTZ脱臭剤が混合されるようにしても良く、
何れにせよ、ナイロン−6・6、ナイロン−6、その
他、モノマー単体中にアミド基−CONH−を含む高分子物
質中にTZ脱臭剤が混合され、その微粉末がほぼ均一に分
散されるものであれば良い。なお、分散性が劣るようで
あれば、同一分子中に有機材料と結合する基と無機材料
に結合する基とを持ち合わせ、化学的に両者を結び付け
る、あるいは、化学反応を伴って親和性を改善する、い
わゆるカップリング剤、例えば、ビニルトリクロロシラ
ン等のシランカップリング剤、イソプロピルトリイソス
テアロイルチタネート等のチタニウム系カップリング剤
等で処理した微粉末脱臭剤を混合させるようにしても良
い。
この紡糸原料たる溶融状態のナイロンは口金より噴出
し、冷却固化して糸条となるが、その際、その粘性で、
TZ脱臭剤たる微粉末を適度に含有しつつ噴出してゆくの
で、冷却固化した糸中にはTZ脱臭剤が分散して存在する
こととなる。そして、その後空冷、吸湿等の処理等も経
るが、何れにせよ、微粉末脱臭剤を紡糸原料に混合する
以外は従来の紡糸工程と特に異なることはなく製造され
るものである。そして、この糸は、適宜長さで切断さ
れ、短い繊維状となった後、その繊維束が解かれ、ふわ
ふわしたワタ状にいわゆる開綿され、さらに、シリンダ
ーへ吹き付けられてウエブと称されるシート状に配置さ
れるとともにホットメルト剤が振りかけられて、繊維相
互が結合した不織布様に仕上げられる。なお、このよう
に微粉末脱臭剤を繊維中に担持させると、紡糸工程での
延伸加工で繊維が引き延ばされることによって、微粉末
脱臭剤は繊維の表面上に現れ易くなる。
ところで、どのような紡糸原料を使用するにせよ、溶融
した原料中に微粉末脱臭剤が混合され、紡糸されるの
で、微粉末脱臭剤は原料たる高分子により被膜される。
実施例では、TZ脱臭剤の各微粉末の回りを極めて薄い層
ではあるが、ナイロンが被膜する状態となっており、こ
のため、従来は、どんな優れた脱臭剤を含有させた場合
でも、脱臭剤と臭気成分との接触は被膜を通した間接的
なものでしかなかった。
本実施例では、このように不織布様にした後、シート状
態で、オゾン雰囲気下に曝して、繊維の表面を微細にエ
ッチングし、繊維中の微粉末脱臭剤の一部を大気に露呈
させるようにしている。
なお、繊維の状態でこの処理を行っても良いが、その
後、不織布様とする際にバインダー類による接着や繊維
自体の溶融によって再び一部被膜化されることもあり、
また、効率的にも劣るので、シート状態としてから同処
理を行うようにするのが望ましい。
そこで、これには、例えば、オゾン発生器からのオゾン
取出管をその表面に当てがいながらゆっくり移動させて
全体を走査するようにしたり、全体をフィルターのよう
にしてオゾンを透過させたり、オゾン取出管を連通した
容器内にしばらく、例えば、1時間とか放置すれば、オ
ゾンの強力な酸化作用で、目に見えるような損傷は生じ
ず、それでいて、オゾンが接触した繊維表面は微細に荒
れ、繊維のTZ脱臭剤上の被膜が破られる。一方、脱臭剤
は元々酸化物であるから、そのまま安定して存在する。
この結果、TZ脱臭剤が大気に露呈されて、臭気成分と直
接接触の機会を多く持ち、本来の脱臭力を発揮し得るよ
うになる。
なお、この状態においても、脱臭剤は繊維中に固定され
ているのであるから、これが塵媒として分離してくるよ
うなことはない。
本実施例の送話口の脱臭シートは、このようにして微粉
末脱臭剤の一部を大気に露呈させるようにした不織布様
のシートの裏面に、ドット状に散在するように粘着剤を
塗布し、これに剥離紙を重着した後、不織布様のシート
のみを送話口の形状に合致すべく前もって数種の切り込
みを入れてある。第1図に示した実施例では、大きな正
方形の外郭と、中間の円形と、小さな長方形との3種が
同一シートから取れるようになっており、1は剥す途中
のシート、2はその裏面にドット状に塗布された粘着
剤、3は剥離紙、4、4が切り込みである。
したがって、これを電話機等の送話口に装着する時は、
例えば、第2図のごとく、この円形状の部分を周りのシ
ート及び剥離紙から剥して、送話口5に貼付すればよ
い。
なお、送話口5には、内蔵したマイクロホンへ音声を伝
達させるために、小孔51が多数穿たれているが、本実施
例のように、粘着剤2をドット状に塗布してあれば、該
小孔を閉塞する危険が少なく、送話の妨げになることは
ない。
また、送話口とシート形状が合致しない時は、これをハ
サミ等で切り出せばよい。
したがって、このような脱臭シールが貼付された送話口
であれば、通話時、嫌な臭いを感ずることがなく、ま
た、ある期間使ったら、これは剥して捨てて、新しいの
を貼付すればよく、誰でもが使うオフィス等の電話機の
送話口に使用して実に便利、効果的である。
また、場合によっては、送話口に貼付するのではなく、
第3図のごとく、受話器を置いた時、送話口5が対向す
る面6に貼付するようにしてもよい。
さらに、ドット状に粘着剤を塗布したのみでは、周囲が
固定されず、ペラペラして気になるのであれば、例え
ば、第4図のごとく、熱溶融性の繊維からなるシート状
担体の周囲を加熱加圧、溶着してフィルム状部11とし、
そのフィルム状部11に粘着剤21を塗布したりすればよ
い。なお、この際、溶断刃付きの金型で加熱加圧、溶着
すれば、同時に切り込みを入れることができる。
以上、本考案を、二酸化チタンと酸化亜鉛とを主成分と
するTZ脱臭剤を使用したものとして説明したが、本考案
は、このTZ脱臭剤に限らず、TZ脱臭材と同系列の、例え
ば、亜鉛と錫等の酸化物、その他金属酸化物系、他の酸
化物系の脱臭剤でも同様に施用できるのは勿論であり、
また、繊維も、実施例のようなナイロンの他、例えば、
アクリル、ポリエステル、ポリプロピレン等の合成繊
維、レーヨン等の再生繊維、アセテート等の半合成繊維
等、その他の高分子であってよく、また、シート状担体
とは不織布様に限らず、連続気泡を形成した発泡体組織
であってもよく、また、その際の樹脂原料も限定される
ものでなく、さらに、形成される気泡の全てが連続気泡
のものに限らず、独立気泡を一部形成するものであって
もよいこと勿論である。
また、活性種存在雰囲気下に曝すとは、上記オゾン存在
下に曝す以外、イオン、ラジカル、電子、原子、レーザ
ー光、放射線、中でも電離性放射線等の活性種が、ビー
ムとして、シャワーとして、あるいは、充満して存在す
ることとなる雰囲気下であって、これら活性種の有する
エネルギーが、物理的に、化学的に、あるいは、その相
互により、一次的に、二次的に作用して、被膜高分子を
溶融したり、蒸発したり、酸化、侵食して、微細にエッ
チングし、脱臭剤を大気に露呈させ、シート状担体を本
質的に大きく損傷しない手段または程度であれば良い。
この場合、活性種を選択したり、そのエネルギーをコン
トロール出来て、表面上を走査したりできるのが有利で
あり、例えば、イオンエンチングや、コロナ放電、プラ
ズマ放電、電子ビーム加工、レーザー加工等、今や、金
属、プラスチック加工における特殊加工として近年急速
に進歩してきた加工技術をも利用できる。
また、電話機に限らず、例えば、タクシー等の無線通信
機のマイク、その他マイク等にも施用できること勿論で
ある。
考案の効果 したがって、本考案によれば、臭気成分と直接接触可能
な状態にて微粉末脱臭剤を含有した脱臭シールであるか
ら、これを送話口等に貼付すれば、送話口の嫌な臭いを
脱臭して、通話時不快感を感じさせることがない。ま
た、単なるシート状であるから、安価に製造できるのは
勿論、ある期間使ったら、これを剥して新しいのに貼り
替えるだけであるから、誰でもが使うオフィス等の電話
機の送話口に貼付して特に効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、切り込み例も示す脱臭シートの平面図、第2
図は電話機の送話口に貼付する状態を示す斜視図、第3
図は送話口の対向する面に貼付する状態を示す斜視図、
第4図は周囲に粘着剤を塗布した場合の断面図である。 1……脱臭シート、2、21……粘着剤 5……送話口、6……送話口が対向する面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸化物系の微粉末脱臭剤を含有するととも
    に、活性種存在雰囲気下に曝されて、該微粉末脱臭剤を
    被覆する高分子被膜を破壊された、かさ高で、通気性の
    シート状担体で、送話口に対応した形状のフィルター層
    を作り、該フィルター層の裏面の少なくとも一部に粘着
    剤を塗布せしめた事を特徴とした送話口の脱臭シール。
JP8779588U 1988-07-01 1988-07-01 送話口の脱臭シール Expired - Lifetime JPH0633747Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8779588U JPH0633747Y2 (ja) 1988-07-01 1988-07-01 送話口の脱臭シール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8779588U JPH0633747Y2 (ja) 1988-07-01 1988-07-01 送話口の脱臭シール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0210690U JPH0210690U (ja) 1990-01-23
JPH0633747Y2 true JPH0633747Y2 (ja) 1994-08-31

Family

ID=31312391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8779588U Expired - Lifetime JPH0633747Y2 (ja) 1988-07-01 1988-07-01 送話口の脱臭シール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0633747Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0210690U (ja) 1990-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2690118A1 (en) Electrostatically charged filter media incorporating an active agent
TW347421B (en) Method for enhancing efficacy of fabric to repel insects and fabric for use in manufacture of washable garments
WO1999032697A3 (en) Antimicrobial structures
JPH0633747Y2 (ja) 送話口の脱臭シール
JPH0833673A (ja) 救急絆創膏用粘着フィルムおよび該粘着フィルムを用いた救急絆創膏
JP3884601B2 (ja) 壁紙用基材及び壁紙
JP2673689B2 (ja) 不織布
JP2006288468A (ja) 化粧用パフ
JPH1099421A (ja) 面状消臭体およびその製造方法
JPH08131755A (ja) 調湿材とこれを利用した壁紙
JP2668553B2 (ja) 靴の中敷
JP2002371479A (ja) 壁 紙
JP4314415B2 (ja) 消臭シート材
JP2786650B2 (ja) 絆創膏
JPS59145273A (ja) 透孔性熱接着シ−ト及びその製造方法
JPH0544368Y2 (ja)
KR101953988B1 (ko) 소리를 전달할 수 있는 통기성 마스크
JPH0512247Y2 (ja)
JPH072033Y2 (ja) オゾン分解フィルター
JP2001131853A (ja) ホルムアルデヒド吸着能を有する壁紙用表面材料
JP2000013882A (ja) 電話受話器の送話口抗菌カバー
CN220343741U (zh) 一种环保可短期降解的口罩
CN212590466U (zh) 一种口罩用过滤片
JPH061167Y2 (ja) インナーキャップ
JP3089289U (ja) 吸汗消臭パッド