JPH0633764A - ファンシュラウド及びその製造方法 - Google Patents
ファンシュラウド及びその製造方法Info
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Abstract
ド本体の横断面形状を設定でき、部品点数及び重量を低
減でき、かつ加工時間を大幅に短縮できる。 【構成】ファンシュラウド21はエンジン11により駆
動されるファン14の外周面を隙間をあけて覆うように
エンジン11に取付けられる。ファンシュラウド21の
シュラウド本体22はアルミニウム又はアルミニウム合
金の引抜き素材を引抜き加工法により管状に引抜いて成
形された管体を所定の曲率半径を有する略C字状に成形
することにより形成される。シュラウド本体22の両端
は接続部材により連結される。両端が接続部材により連
結されたシュラウド本体22はブラケット24を介して
エンジン11に取付けられる。
Description
るためにファンの周囲に設けられたファンシュラウドと
このシュラウドの製造方法に関するものである。
ンの外周面を隙間をあけて覆う略C字状のシュラウド本
体がその両端を接続部材により連結され、このシュラウ
ド本体がブラケットを介してエンジンに取付けられるも
のが知られている。図9に示すようにこのシュラウド本
体2は鋼板をプレス加工することにより横断面ハット状
に形成されかつ略C字状に曲げ加工された補強部材2a
と、板材が略C字状に曲げ加工された整流部材2bとを
有し、これらの部材2a,2bはスポット溶接により接
合される。
ュラウドでは鋼板を用いるため重量が大きい不具合があ
った。またシュラウド本体が補強部材及び整流部材の2
部品からなり、部品の管理が煩わしい問題点があった。
更にファン外径の大きい中型トラックや大型トラックで
はファンシュラウドの外形も大きくなり、補強部材及び
整流部材を接合するために数十箇所もスポット溶接しな
ければならず、多くの製作時間を要する問題点があっ
た。
比較的自由にシュラウド本体の横断面形状を設定でき、
部品点数及び重量を低減でき、かつ製作時間を大幅に短
縮できるファンシュラウド及びその製造方法を提供する
ことにある。
の本発明の構成を、実施例に対応する図1、図2及び図
5を用いて説明する。本発明は、エンジン11により駆
動されるファン14の外周面を隙間をあけて覆うように
エンジン11に取付けられたファンシュラウドの改良で
ある。その特徴ある構成は、アルミニウム又はアルミニ
ウム合金の引抜き素材が管状に引抜かれた管体26を所
定の曲率半径を有する略C字状に成形することにより形
成されたシュラウド本体22と、シュラウド本体22の
両端を連結する接続部材23と、両端が接続部材23に
より連結されたシュラウド本体22をエンジン11に取
付ける複数のブラケット24,25とを備えたところに
ある。また本発明のファンシュラウドは、アルミニウム
又はアルミニウム合金製の引抜き素材を引抜き加工によ
り管状に引抜く工程と、引抜かれた管体26を所定の曲
率半径を有する略C字状に曲げ加工してシュラウド本体
22を形成する工程と、シュラウド本体22の両端を接
続部材23により連結する工程とを含む方法により製造
される。
き素材から成形された管体26を所定の曲率半径を有す
る略C字状に成形した後切断することにより形成され
る。シュラウド本体22の両端にはシュラウド本体22
の両端を連結する接続部材23が固着され、この接続部
材23により連結されたシュラウド本体22はブラケッ
ト24,25を介してエンジン11に固定される。この
ファンシュラウド21は軽量かつ強固に形成される。
説明する。図1〜図6に示すように、車両のエンジン1
1の前端にはクランク軸12と平行にシャフト13が回
転可能に突設され、シャフト13の前端にはファン14
が固着される。ファン14の前方にはラジエータ16が
設けられる。クランク軸12及びシャフト13にはプー
リ17,18がそれぞれ固着され、これらのプーリ1
7,18間にはファンベルト19が掛け渡される。また
エンジン12のボデー12aにはファン14の外周面を
隙間をあけて覆うファンシュラウド21が取付けられ、
このシュラウド21とラジエータ16との間には蛇腹ブ
ーツ20が取付けられる(図1)。ファンシュラウド2
1はアルミニウム又はアルミニウム合金の管体26(図
5)を所定の曲率半径を有する略C字状に成形すること
により形成されたシュラウド本体22と、シュラウド本
体22の両端を連結する接続部材23と、両端が接続部
材23により連結されたシュラウド本体22をエンジン
11に取付ける複数のブラケット24,25とを備える
(図2)。
ム又はアルミニウム合金の引抜き素材をダイス(図示せ
ず)に通して引抜くことにより加工する方法により成形
される。この管体26は管状に形成された管本体26a
と、管本体26aの底辺と平行に延びて管本体26aと
一体的に設けられた一対のフランジ部26b,26cと
を有する。管本体26aはこの例では角筒状に形成さ
れ、一対のフランジ部26b,26cのうち一方のフラ
ンジ部26bの先端は管本体26a側に僅かに折曲して
形成される(図5)。シュラウド本体22は管体26を
図5に示す曲げ加工機27により所定の曲率半径を有す
る略C字状に成形することにより形成される。シュラウ
ド本体22では管体26における管本体26aを補強部
22aと呼び、一対のフランジ部26b,26cを一対
の整流部22b,22cと呼ぶ(図1、図2及び図
6)。曲げ加工機27はベース28上に軸29を介して
回転不能に取付けられた固定型31と、この型31の外
周面に管体26を介して転動可能なローラ34と、一端
が固定型31の中心にピン32を介して回動可能に取付
けられ略中央にピン33を介してローラ34を回転可能
に取付けたアーム36と、ベース28に固着され管体2
6をピストンロッド37a及びブロック37bを介して
固定型31の外周面に押付けて固定するシリンダ37と
を有する。固定型31の外径は曲げ加工後シュラウド本
体22の曲率半径が弾性変形により幾分大きくなるスプ
リングバックを見越して仕上げ寸法より小さく形成され
る。ローラ34の外周面には管体26の管本体26aを
挿入可能な凹溝34aが形成される。固定型31とブロ
ック37bとの間に挿入された管体26の突出長さを設
定するストッパ38がベース28の背面から突設され
る。また図示しないがシリンダ37の近傍のベース28
上には曲げ加工された管体26を切断する切断手段が設
けられる。
ウム合金により形成され、横断面がチャンネル状に形成
されかつ所定の曲率半径を有する第1部材23aと、シ
ュラウド本体22と同一の材質、曲率半径及び横断面を
有する第2部材23bとを有する(図2〜図4)。第1
部材23aはアルミニウム又はアルミニウム合金の引抜
き素材を引抜き加工法により横断面チャンネル状に引抜
いたチャンネル部材を曲げ加工機(図示せず)により補
強部22aと同一の曲率半径を有するように成形し、更
にシュラウド本体22の両端の間隔より幾分長く切断す
ることにより形成される。この第1部材23aはシュラ
ウド本体22の両端の間隔を跨いでシュラウド本体22
の補強部22aに嵌入して溶着される。第2部材23b
はシュラウド本体22の両端の間隔に挿入されてその両
端の間隔を丁度塞ぐ長さに略C字状に成形された別のシ
ュラウド本体22を切断することにより形成される。第
1部材23aの表面には2つの通孔23c,23cが形
成され、第2部材23bにはこの部材23bがシュラウ
ド本体22の両端の間隔を塞いだ状態で2つの通孔23
c,23cにそれぞれ対向する位置にボルト39,39
を螺合可能な2つの雌ねじ23d,23dが形成される
(図2〜図4)。
ラウド本体22はこの例では3本のブラケット24,2
5を介してエンジン11のボデー11aに固定される。
これらのブラケット24,25はアルミニウム又はアル
ミニウム合金の引抜き素材から引抜き加工法によりそれ
ぞれ成形された長尺物を所定の幅に切断して形成され
る。これらの長尺物の横断面形状はブラケット24,2
5の縦断面形状とそれぞれ同一である。これらのブラケ
ット24,25の一端はボルト41によりシュラウド本
体22の補強部22aの外周面に固定され、他端はボル
ト42によりエンジン11のボデー11aに固定される
(図1及び図2)。また蛇腹ブーツ20はシュラウド本
体22の他方の整流部22cに嵌入されてボルト43に
より固定される(図2〜図4)。
1のシュラウド本体22は、引抜き加工法により引抜き
素材から管体26を成形し、この管体26を曲げ加工機
27により所定の曲率半径を有する略C字状に成形した
後切断することにより形成される。管体26を曲げ加工
機27により曲げるときにはシリンダ37のピストンロ
ッド37aを図5の破線矢印の方向に引込めることによ
りブロック37bを固定型31の外周面から離し、アー
ム36をピン32を中心に回転させてローラ34をブロ
ック37b近傍に位置させ、更に管体26を固定型31
の外周面及びブロック37bの間から固定型31の外周
面及びローラ34の間を通して管体26の先端をストッ
パ38に当接させる。ピストンロッド37aを一点鎖線
矢印の方向に突出させて管体26をブロック37bによ
り固定型31の外周面に押付けて固定し、アーム36を
実線矢印の方向に回転させて管体26を曲げる。更に図
示しない切断手段により管体26を切断することにより
形成されたシュラウド本体22はピストンロッド37a
を破線矢印の方向に引込めることによりベース28上に
落下し、シュラウド本体22の両端の間隔を軸29の周
面を通過させることにより曲げ加工機27から外すこと
ができる。シュラウド本体22の両端にはシュラウド本
体22の両端を連結する接続部材23の第1部材23a
が溶着され、シュラウド本体22の両端の間隔には第2
部材23bが挿入されてボルト39,39により第1部
材23aに固定される。接続部材23により連結された
シュラウド本体22はブラケット24,25を介してエ
ンジン11のボデー11aに固定される。このように比
較的簡単にファンシュラウド21を製作できる。
に形成されているため、エンジン11が振動しても共振
することはない。この結果ファン14はファンシュラウ
ド21に接触することなくスムーズに回転し、ファンシ
ュラウド21によりファン14の半径方向流の空気が吸
込側へ逆流するのを防止できる。またファンベルト19
を交換するときにはシュラウド本体22の他方の整流部
22cから蛇腹ブーツ20を外した後、第2部材23b
を第1部材23aから外して形成された第1部材23a
及びファン14の隙間からファンベルト19を挿脱する
ことにより行う。
ボルトを介してシュラウド本体に固定したが、図7及び
図8に示すようにブラケット64,84の一端をシュラ
ウド本体62,82に溶着してもよい。この場合シュラ
ウド本体62,82には溶接前のブラケット64,84
の一端の位置決めのためのリブ62d,62e,82
d,82eがシュラウド本体62,82と一体的に形成
され、これらのリブ62d,62e,82d,82eは
ブラケット64,84の溶接時にブラケット64,84
をシュラウド本体62,82に溶着させる溶接金属とな
る。また図7に示すようにシュラウド本体62が強度不
足の場合には補強部62a内にリブ62fを一体的に設
けることもできる。また、上記実施例では接続部材の第
2部材をボルトにより第1部材に固定したが、第2部材
を外さなくてもファンベルトを交換できれば、ボルトを
用いずに第2部材を第1部材又はシュラウド本体に溶着
してもよい。更に、引抜き加工により形成される管体は
角筒に限らず、円筒その他の異形断面の管状体でもよ
い。
ルミニウム又はアルミニウム合金の引抜き素材を管状に
引抜いた管体を所定の曲率半径を有する略C字状に成形
することによりシュラウド本体を形成し、シュラウド本
体の両端を接続部材が連結し、両端が接続部材により連
結されたシュラウド本体をブラケットを介してエンジン
に取付けるように構成したので、従来の鋼板をプレス加
工して形成したファンシュラウドと比較して、必要な剛
性を得るために比較的自由にシュラウド本体の横断面形
状を設定でき、重量を大幅に低減できる。また従来、補
強部材及び整流部材の2部品を必要とするシュラウド本
体が1部品で済むので、部品点数を低減でき、部品管理
を容易にできる。更にファンシュラウドを、アルミニウ
ム又はアルミニウム合金製の引抜き素材を引抜き加工に
より管状に引抜く工程と、引抜かれた管体を所定の曲率
半径を有する略C時状に曲げ加工してシュラウド本体を
形成する工程と、シュラウド本体の両端を接続部材によ
り連結する工程とを含む方法により製造すれば、従来の
数十箇所に及ぶスポット溶接が不要になり、加工時間を
大幅に短縮できる。
ジンの構成図。
シュラウドの斜視図。
2のA−A線断面図。
2のB矢視図。
状態を示す斜視図。
図。
断面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジン(11)により駆動されるファン(1
4)の外周面を隙間をあけて覆うように前記エンジン(11)
に取付けられたファンシュラウドにおいて、 アルミニウム又はアルミニウム合金の引抜き素材が管状
に引抜かれた管体(26)を所定の曲率半径を有する略C字
状に成形することにより形成されたシュラウド本体(22)
と、 前記シュラウド本体(22)の両端を連結する接続部材(23)
と、 両端が前記接続部材(23)により連結された前記シュラウ
ド本体(22)を前記エンジン(11)に取付ける複数のブラケ
ット(24,25)とを備えたことを特徴とするファンシュラ
ウド。 - 【請求項2】 アルミニウム又はアルミニウム合金製の
引抜き素材を引抜き加工により管状に引抜く工程と、 引抜かれた管体(26)を所定の曲率半径を有する略C字状
に曲げ加工してシュラウド本体(22)を形成する工程と、 前記シュラウド本体(22)の両端を接続部材(23)により連
結する工程とを含むファンシュラウドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4209696A JPH0633764A (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | ファンシュラウド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4209696A JPH0633764A (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | ファンシュラウド及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0633764A true JPH0633764A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16577124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4209696A Pending JPH0633764A (ja) | 1992-07-14 | 1992-07-14 | ファンシュラウド及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633764A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08296440A (ja) * | 1995-04-27 | 1996-11-12 | Aisin Keikinzoku Kk | ファンシュラウド |
| WO2007111332A1 (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-04 | Komatsu Utility Co., Ltd. | 作業車輌の冷却構造 |
-
1992
- 1992-07-14 JP JP4209696A patent/JPH0633764A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08296440A (ja) * | 1995-04-27 | 1996-11-12 | Aisin Keikinzoku Kk | ファンシュラウド |
| WO2007111332A1 (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-04 | Komatsu Utility Co., Ltd. | 作業車輌の冷却構造 |
| US8137061B2 (en) | 2006-03-29 | 2012-03-20 | Komatsu Utility Co., Ltd. | Cooling structure for working vehicle |
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