JPH06337777A - ソフトウェア資産整理方式 - Google Patents

ソフトウェア資産整理方式

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JPH06337777A
JPH06337777A JP12932593A JP12932593A JPH06337777A JP H06337777 A JPH06337777 A JP H06337777A JP 12932593 A JP12932593 A JP 12932593A JP 12932593 A JP12932593 A JP 12932593A JP H06337777 A JPH06337777 A JP H06337777A
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JP12932593A
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English (en)
Inventor
Yukio Hayashi
由紀雄 林
Shiro Watabe
史朗 渡部
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Hitachi Ltd
Hitachi System Engineering Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi System Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 システム利用者のデータ入力の履歴情報から
既存のソースプログラム、JCLの不用部分を特定して
自動的に削除する。 【構成】 予め既存ソフトウェアの関連情報を作成し
(201)、システムの利用者が入力したデータの履歴
を蓄積する(202)。履歴情報とソフトウェア関連情
報とからデータ入力時系列情報を作成する(203)。
解析に充分なデータが蓄積されるまで3〜6ヶ月の間、
ステップ201、202の処理を繰り返し行う(10
4)。蓄積した情報からデータ入力周期情報を作成し
(105)、この結果に基づいて、既存ソフトウェア中
のデータ項目間の関連と入力周期情報から不用部分を特
定して削除する(106)。 【効果】 保守作業量の削減と作業の品質の向上とを図
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、企業情報処理システム
の保守作業の計算機による支援に係り、特に、不用ソフ
トウェアの選別、既存ソフトウェアの保守作業の効率向
上、記憶装置の有効利用、システム性能の向上を図るた
めに使用して好適なソフトウェア資産整理方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、企業情報処理システムの保守作
業は、システムの利用者とは異なるシステム開発者また
はシステム運用者によって実施されている。このため、
システムの修正作業を実施する場合、作業者は、システ
ムの修正作業を実施する前に複数の利用者によるシステ
ムの利用形態、利用頻度等のシステム利用特性と利用者
の要求とを予め把握しておく必要がある。
【0003】一方、ソフトウェア資産整理に関する従来
技術として、企業情報処理システムの構成要素、要素の
構成規則を予め用意しておき、要素の内容と要素間の関
連とを解析し、その結果によりソフトウェア資産の整理
を行うという方法が、システムの保守作業を効率化する
ために好適な方法として使用されている。
【0004】この種の従来技術によるソフトウェア資産
の整理方法としては、(イ)既存のソフトウェアの複雑
性、冗長性の数値的評価を行い、この評価結果に基づい
て作業者がソフトウェア資産の整理を行う方法、(ロ)
既存のソフトウェアから表現形式を変更して仕様書を生
成し、この仕様書に基づいて作業者がソフトウェア資産
の整理を行う方法、(ハ)既存のソフトウェア資産を構
成する要素間の一貫性保持規則を定義し、かつ、記録し
ておいた変更履歴に基づいて、自動的にソフトウェア資
産の整理を行う方法、(ニ)既存ソフトウェアの内容を
解析し、既存のソフトウェアの変更により影響の及ぶ可
能性のある箇所を抽出し、その結果に基づいてに既存ソ
フトウェア資産の整理を行う方法、等が知られている。
【0005】なお、この種の従来技術として、例えば、
情報処理学会研究会発行の「情報処理研究報告93-IS-4
2」等に記載された技術が知られており、特に、(ハ)
に関して「SMARTsystem」、(ニ)に関して
「RESCUE」が進んだ技術として記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
技術による方法は、保守作業を行う場合に、ソフトウェ
アの削除変更の根拠となるシステムの利用者による利用
特性を反映させることができず、それぞれ、次のような
問題点を有している。
【0007】(イ)の方法は、複雑性、冗長性の評価を
行っているが、ソフトウェアの複雑性、冗長性ではシス
テムの利用特性を反映することができない。 (ロ)の方法は、利用者の特性を作業者が抽出する必要
がある。 (ハ)の方法は、利用者の特性を一貫性保持規則で表現
する必要がある。 (ニ)の方法は、抽出できる利用者の特性がデータ項目
に対する処理、プログラムの実行順序等に限定される。
【0008】従って、これらの方法を適用してソフトウ
ェアの整理を行う従来技術は、保守作業者が、利用特性
に関する情報を別途調査してソフトウェアの削除変更の
判断を行う必要があり、かつ、利用者の利用特性情報の
抽出と既存のソフトウェアの修正変更とを別々に実施し
ているため、次のような問題点を生じさせる。
【0009】すなわち、前記従来技術は、既存のソフト
ウェアの解析だけでは、個々のソフトウェアのどの部分
が必要であるのかを判断することができないため、シス
テム利用者の特性を調査する必要があるという問題点を
生じ、また、調査した利用特性と運用中のシステムの利
用実態とが異なる状態が発生するため、誤った判断に基
づいて修正作業を行う可能性があるという問題点を生じ
させる。さらに、前記従来技術は、利用情報からプログ
ラム、ジョブ制御文といったソフトウェア要素の中のど
の部分が必要であり、あるいは、不必要であるかを特定
する作業を発生させるという問題点を有している。
【0010】このため、前記従来技術は、企業情報処理
システムの資産整理方法として充分な機能を備えていな
いものである。
【0011】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、企業情報システムの運用保守作業の段階
で、システム利用者の利用情報に基づいて、既存のソフ
トウェアの中の利用されていない部分を特定し、その部
分を削除、修正することが可能なソフトウェア資産整理
方式を提供することにある。
【0012】また、発明の他の目的は、システム利用者
の利用情報と、利用情報による修正結果とに基づいて、
既存のソフトウェア資産を分割、再配置することのでき
るソフトウェア資産整理方式を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、予め既存ソフトウェア中のデータ項目に関連するソ
フトウェア構成要素関連情報を作成して記憶しておき、
システムの利用により入力されたデータと、前記ソフト
ウェア構成要素関連情報とに基づいて、データ項目利用
情報を作成して蓄積し、蓄積されたデータ項目利用情報
を分析して入力されたデータの周期毎にデータ項目利用
率を算出し、該データ項目利用率に関連する既存ソフト
ウェア資産で利用されてるデータ項目を解析することに
より、ソフトウェア資産の中の利用されていないプログ
ラム、ジョブ制御文を抽出して削除するようにすること
により達成される。
【0014】また、前記目的は、前述のデータ項目利用
率を算出した後、既存プログラム、既存ジョブ制御文で
使用されるファイルの入出力関係、ファイル中で使用さ
れるデータ項目、プログラム中のデータ項目間の関係、
及び、データ項目の利用率を分析して、既存ソフトウェ
アを分割、再配置するようにすることにより達成され
る。
【0015】
【作用】本発明は、企業情報処理システムの利用者が端
末装置から入力したデータを一時的に蓄積しておき、蓄
積しておいた入力データを既存ソフトウェア中のデータ
項目に関連するソフトウェア構成要素間の対応表を用い
て各データ項目毎の利用情報として一定期間蓄積してお
き、さらに、既存ソフトウェア中のデータ項目間の関連
を解析して生成した関連情報と一定期間蓄積しておいた
各データ項目毎の利用情報を端末から入力された周期ご
とに分析した情報とから、既存ソフトウェア資産中の利
用されていないプログラム、ジョブ制御文を特定して削
除する。
【0016】本発明は、前述のように、システムの利用
者が入力した情報を加工して一定期間蓄積した情報を、
端末から入力された情報の周期により分析することがで
きるので、その結果により、利用者が利用していない既
存ソフトウェア中のプログラム、ジョブ制御言語の特定
を容易に行うことができ、既存ソフトウェア資産の削
除、修正を自動的に行うことができる。
【0017】また、本発明は、企業情報処理システムの
利用者が端末装置から入力したデータを一時的に蓄積し
ておき、蓄積しておいた入力データを既存ソフトウェア
中のデータ項目に関連するソフトウェア構成要素間の対
応表を用いて各データ項目毎の利用情報として一定期間
蓄積しておき、さらに、既存ソフトウェア中のプログラ
ム、ジョブ制御文で使用するファイルの入出力関係、フ
ァイル中で使用するデータ項目、プログラム中のデータ
項目間の関係を分析した関連情報、蓄積しておいた情報
の端末装置から入力周期毎に算出したデータ項目の利用
率情報から、既存のファイルを分割して再配置し、再配
置したファイルと前期関連情報から、関連するプログラ
ム、ジョブ制御文を修正している。
【0018】本発明は、前述のように、システムの利用
者が入力した情報を加工して一定期間蓄積した情報を、
端末から入力された情報の周期により分析することがで
きるので、その結果により、既存ファイルを利用頻度の
高い部分と低い部分とに自動的に分割することができ、
さらに、関連情報により分割結果に基づいて既存のプロ
グラム、ジョブ制御文の修正を自動的に行うことができ
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明によるソフトウェア資産整理方
式の一実施例を図面により詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の一実施例のシステム構成を
示すブロック図、図2は本発明の一実施例によるソフト
ウェア資産整理の処理手順を説明するフローチャート、
図3は入力履歴情報の作成処理を説明するフローチャー
ト、図4は入力履歴情報の形式を説明する図、図5はデ
ータ入力時系列情報の作成処理を説明するフローチャー
ト、図6〜図13は既存ソフトウェアから作成したソフ
トウェア構成要素関連情報の例を示す図、図14はデー
タ入力周期情報の作成処理を説明するフローチャート、
図15はデータ項目利用情報の例を示す図、図16は不
要部分の修正処理を説明するフローチャート、図17は
ソフトウェア資産整理対象である修正前プログラム及び
修正後プログラムの例を示す図、図18は修正対象であ
るJCLを含む既存ソフトウェアの例を示す図である。
図1において、101はCPU、102はメモリ、10
3は端末装置、104はプリンタ、105は入力履歴情
報ファイル、106はソフトウェア構成要素関連情報フ
ァイル、107は既存ソフトウェア資産ファイル、10
8はデータ項目利用情報部品ファイル、109は整理後
ソフトウェアファイルである。
【0021】本発明の一実施例による企業情報システム
は、図1に示すように、プログラムに基づいて逐次処理
を行うCPU101と、図2により説明する本発明の一
実施例によるソフトウェア資産整理の処理手順を実現す
るプログラムを格納するメモリ102と、キーボード及
びディスプレイ画面を有し、企業情報システムの利用者
がデータを入力するため、および、システム保守作業者
によるソフトウェア資産の整理の指示、ソフトウェア資
産を解析した後に新しい名称を付与するために使用する
対話式端末装置103と、結果を出力するプリンタ10
4と、端末装置103から入力される電文の履歴情報を
保持するファイル105と、整理作業の対象となるソフ
トウェア資産を構成する要素間の関連情報を保持するフ
ァイル106と、既存のソフトウェア資産を格納するフ
ァイル107と、入力データがどのデータ項目で使われ
ているかを表すデータ項目利用情報を格納しているファ
イル108と、本発明によって整理されたソフトウェア
資産を格納する整理後ソフトウェア資産ファイル109
とにより構成されている。
【0022】図1に示すシステムは、日常、利用者によ
り図示しない業務用のファイルと共に利用されている。
そして、システムが利用される都度、図2により説明す
る本発明の一実施例によるソフトウェア資産整理のため
の情報の蓄積を行う。以下、ソフトウェア資産整理のた
めの情報の蓄積の動作を図2を参照して説明する。
【0023】(1)CPU101は、メモリ102から
図2に示す手順を実行するプログラムを読み出してこれ
を実行する。すなわち、CPU101は、ソフトウェア
整理のための情報の収集に先だって、予め、ファイル1
07に格納されている整理の対象となるプログラム、例
えば、図17に修正前プログラム1701として示すC
OBOLソースプログラム、プログラムの実行手順を規
定するジョブ制御文(以下、JCLという)、及び、フ
ァイル実体で構成されるソフトウェア資産から、資産を
構成するソフトウェア要素間の関連を現わすソフトウェ
ア構成要素関連情報を作成し、作成した情報をソフトウ
ェア構成要素関連情報ファイル106に格納する処理を
行う(ステップ201)。
【0024】ソフトウェア構成要素関連情報は、ソース
プログラム中のレコード定義文とデータ項目との対応を
示すデータ項目/レコード対応情報(図7参照)と、デ
ータ項目の型情報等を保持するデータ項目属性情報(図
8参照)と、1つのデータ項目が保持する値が等しい値
を持つデータ項目(以下、同値データ項目という)の集
合を表わす同値データ項目情報(図9参照)と、プログ
ラム中のレコードあるいはテーブルを構成するデータ項
目、関連するファイル、データ項目等の情報を保持する
レコード属性情報(図10参照)と、プログラムの処理
種別、関連するレコード、記憶装置中のファイル、JC
L等の情報を保持するプログラム属性情報(図11参
照)と、記憶装置中のファイルの種別、関連するレコー
ド、ボリュームに関する情報を有するファイル属性情報
(図12参照)と、JCLに関連するプログラム、記憶
装置中のファイル等のソフトウェア構成要素及びジョブ
の処理周期に関する情報を持つJCL属性情報(図13
参照)と、端末装置103から入力される入力データの
種別と関連するレコード定義文、プログラムの対応関係
を保持する入力メッセージ/レコード対応情報(図6参
照)との8種類の情報により構成される。
【0025】前述において、既存ソフトウェア資産から
データ項目とレコード定義文との対応関係、同値データ
項目集合、レコード定義文とプログラム、JCLおよび
記憶装置中のファイルの対応関係を作成する方法は公知
であり、例えば、特開平2−94925号公報に「ソフ
トウェア標準化方法」として記載されている。また、入
力メッセージと関連するレコード定義文、プログラムの
対応情報とプログラムの処理周期、JCLの処理周期に
ついては、保守作業者が予め作成して、ソフトウェア構
成要素関連情報ファイル106に蓄積しておくものとす
る。
【0026】(2)前述した処理を予め行って、ソフト
ウェア構成要素関連情報を作成してファイル106に格
納した後、システムが利用されると、CPU101は、
端末装置103から入力されるデータを解析して入力履
歴情報の作成を行う(ステップ202)。
【0027】(3)この処理は、図3に示すフローに従
って実行される。すなわち、CPU101は、システム
が稼働中であるか否かをチェックし、システムが稼働中
の場合、企業情報システムの利用者によって端末装置1
03から入力されたデータを取得する(ステップ30
0、301)。
【0028】(4)取得した入力データは、図4に示す
形式に編集し、入力履歴情報として入力履歴情報ファイ
ル105に蓄積する。このとき、CPU101は、入力
されたデータを入力データ404としてまとめ、入力日
時、入力データの初め終り等の制御情報401、入力デ
ータの長さ402、入力データの種別をメッセージ種別
403として付加して入力履歴情報を作成する。この操
作は、システム開始からシステム終了まで行われ、1回
毎の入力履歴情報が蓄積される(ステップ302)。
【0029】(5)次に、前述までの処理で作成蓄積さ
れた入力履歴情報からデータ入力時系列情報の作成を行
う(ステップ203)。
【0030】(6)この処理は、図5に示すフローに従
って実行される、すなわち、CPU101は、まず、入
力履歴情報ファイル105内に入力履歴情報が格納され
ているか否かを判定し、入力履歴情報が格納されていな
い場合、データ入力時系列情報作成処理を終了し、入力
履歴情報が格納されている場合、1件の入力履歴情報を
取得する(ステップ501、502)。
【0031】(7)ステップ502で取得した入力履歴
情報の長さ402が“0”でないか否かを判定し、
“0”の場合、ステップ501へ戻って次の入力履歴情
報に対する処理を繰り返し、行い“0”でない場合、入
力データ404の分割及びデータ項目との対応付けの処
理を行う(ステップ503、504)。
【0032】このステップ504の処理は、図4に示す
フォーマットで作成されている履歴情報のメッセージ種
別403の値が、例えば、図6に601として示すよう
に、“1”であるような場合、すでに作成済みである図
6に示すソフトウェア構成要素関連情報の中の入力メッ
セージ/レコード対応情報から、602として示す対応
するレコード名INPUT−DATAを導く処理であ
る。
【0033】さらに、ステップ504の処理において、
図10に示すレコード属性情報から、前述で導かれたレ
コード名INPUT−DATA(図10に1001とし
て示す)に対応しているレコードを構成するデータ項目
名1002を決定し、この結果を用いて図8に示すデー
タ項目属性情報から個々のデータ項目801の長さ80
2を得る。そして、入力データ404をその先頭から、
前述で得られたレコードを構成するデータ項目の長さに
従って区切り、レコードを構成する個々のデータ項目に
対応付ける。
【0034】(8)次に、データ属性対応情報と個々の
データ項目とから、図8に示すデータ項目属性情報を使
用して、該当するデータ項目の型803と初期値804
とを検索し、対応づけた入力データの領域に情報システ
ムの利用者によってデータが入力されたか否かを判定す
る。そして、領域の長さがデータ項目の長さに満たな
い、データ項目の型の範囲にあわない値が入っている、
あるいは、初期値の場合にはデータ項目が空きであると
判定する。領域が空きでない場合、データ項目にデータ
が入力されたものとし、データ項目が利用されたと判断
して、入力履歴情報の制御情報401から入力日付を取
り出し、データ項目利用情報の該当するデータ項目のデ
ータ入力時系列情報の該当日の値(その日に入力された
そのデータの入力回数)を増加させる(ステップ50
6、507)。
【0035】(9)レコードを構成する全てのデータ項
目について、ステップ506、507の処理を繰り返し
実行し、作成したデータ入力時系列情報をデータ利用情
報ファイル108へ蓄積し、繰返し処理終了後、ステッ
プ501からの処理を繰返し実行する(ステップ50
5)。
【0036】ステップ507の処理により得られたデー
タ項目利用情報のデータ入力時系列情報は、例えば、図
15の上段に示すように、データ項目名毎の、日単位の
使用回数として作成される。
【0037】(10)次に、図2のフローに移り、データ
項目利用の有無の判定に充分なデータ利用情報が蓄積で
きたか否かを判定する(ステップ204)。
【0038】前述したステップ202〜204の処理
は、情報が充分蓄積されるまで、システムが使用される
度に、例えば、3ヶ月〜6ヶ月に渡って実行され、充分
な利用情報を蓄積する。蓄積された情報が充分か否かの
判断基準は、既存ソフトウェア資産のプログラム処理周
期、バッチ処理周期から保守作業者が最大入力周期を選
定し、その周期に対して複数回のデータ入力周期情報が
採取可能なように、予め設定値として与えられている。
【0039】(11)前述までの処理で、資産整理の判定
に充分な情報が蓄積できた場合、データ項目利用情報の
データ項目入力周期情報を作成する処理を行う(ステッ
プ205)。
【0040】(12)この処理は、図14に示すフローに
従って実行される。すなわち、まず、データ項目利用情
報ファイル108の中にデータ項目入力時系列情報が存
在するか否かを判定し、存在する場合、データ項目入力
時系列情報を1件取得する(ステップ1401、140
2)。
【0041】(13)取得した入力時系列情報を入力周期
別のデータ項目利用情報に変換し、変換により作成した
情報を、データ項目利用情報ファイル108に蓄積す
る。なお、ここで述べた時系列数値情報を周期別数値情
報へと変換する方法は公知であり、広く知られた方法と
して、例えば、高速フーリエ変換(FFT)があり、例
えば、コンピュータソフトウェア事典、P.152 」等に記
載されている(ステップ1403)。
【0042】データ入力周期情報は、その例を図15の
中段に示すように、データ項目毎の、入力周期とその使
用回数とにより表される。
【0043】(14)ステップ1402、1403の処理
を繰返し実行し、データ項目ファイルの中の全てのデー
タ項目入力時系列情報を入力周期別のデータ項目利用情
報に変換すると、ステップ1401の判定で、入力時系
列情報がないと判定され、次に、データ項目入力周期情
報が存在しているか否かを調べ、存在していない場合、
処理を終了する(ステップ1404)。
【0044】(15)ステップ1404でデータ項目入力
周期情報が存在する場合、データ入力周期情報の確から
しさを調べるため、複数のデータ入力周期情報間の相関
性を表わす情報であるデータ入力周期相関度情報を作成
し、作成した相関度情報を、データ項目利用情報ファイ
ル108に蓄積する。なお、複数の数値データ間の相関
性を算出する方法は公知であり、例えば、「コンピュー
タソフトウェア事典、P.42」等に相関係数として記載さ
れている(ステップ1405)。
【0045】作成されたデータ入力周期作成情報は、そ
の例が図15の下段に示されている。
【0046】(16)次に、図2の処理に戻り、既存ソフ
トウェアの不用部分の修正を行う(ステップ206)。
【0047】(17)この処理は、図16に示すフローに
従って実行される。すなわち、まず、既存ソフトウェア
資産ファイル107の中に修正対象としているソフトウ
ェア資産があるか否かを判定し、なければ処理を終了す
る。(ステップ1601)。
【0048】(18)ステップ1601で、修正対象とな
っているソフトウェア資産があると判定された場合、修
正対象となるソフトウェア資産の種別を調べる(ステッ
プ1602)。
【0049】(19)ステップ1602で、例えば、修正
対象のソフトウェア資産が、図17に1701として示
すようなCOBOLソースプログラムであると判定され
た場合、解析対象データ項目の選別を行う。具体的に
は、ソースプログラム1701を解析して、1703と
して示すプログラム名称PGM002を抽出する。そし
て、このプログラム名称PGM002と図11に示すプ
ログラム属性情報とから、図11に1101として示す
ように、プログラム処理種別がBバッチである、処理周
期が20日である、関連するレコードがINPUT−D
ATAであることを判別する。さらに、図10に示すレ
コード属性情報から関連するデータ項目名1002を抽
出し、データ項目名をキーとして図15に示すデータ項
目利用情報を検索してデータ項目名SYOHIN−NA
ME、SYOHIN−VALUE1501を取得する
(ステップ1603)。
【0050】(20)次に、データ項目の利用の有無を判
定する。すなわち、前述で取得したデータ項目であるS
YOHIN−NAME、SYOHIN−VALUEのデ
ータ入力周期情報1502とデータ入力周期相関度情報
1503とを取得して、入力周期情報の総和をとり、総
和が“0”の場合、あるいは、プログラムの処理周期に
対してデータ項目の利用周期に矛盾があるような場合、
そのデータ項目が利用されていないと判定する。例え
ば、プログラムの処理周期20日(1101)に対し、
利用周期のピークが60日であるような場合、矛盾があ
ると判断する。そして、前述のような矛盾があり、か
つ、相関度1504が高い場合、データ項目名SYOH
IN−NAME、SYOHIN−VALUEは、他のソ
フトウェア資源に利用されているものであり、今回整理
対象としたソフトウェア資源では不用なものであると判
断する。相関度が高いと判断するためのしきい値は、予
め保守作業者により、設定値として与えられている(ス
テップ1604)。
【0051】(21)ステップ1604で、処理周期と入
力周期とに矛盾がない場合、処理を終了し、矛盾がある
場合、次に、不用なデータ項目に関連するソースコード
部分を削除する。すなわち、ソースプログラム1701
を解析し、プログラム中の不用なデータ項目名SYOH
IN−NAME、SYOHIN−VALUEの値を転送
する文1705、1706を検索し、転送元が不用デー
タ項目だけで構成されている文を選び出し、該当する
文、この例では文1706を削除(1710)する。転
送元に不用データ項目以外のデータ項目が存在する文1
705は、転送元が2つ以上のデータ項目で構成されて
いる場合は、不用データ項目を削除し、残ったデータ項
目の値を転送先に移動する文に変換(1706)する。
【0052】また、不用データ項目に対する同値データ
項目を、図8、図9に示すデータ項目属性情報、及び、
同値データ項目情報から検索し、図8の805、図9の
901、902の同値データを得、同値データ項目90
2に対して、同様の規則を適用して不用ソースコード部
分を削除(1711)する。
【0053】次に、図7に示すデータ項目/レコード対
応情報から不用なデータ項目SYOHIN−NAME、
SYOHIN−VALUEに関連するプログラム名、レ
コード名を検索して、図7に701として示すプログラ
ム名、レコード名を得、関連する不用なプログラム中の
ソースコード部分1704を削除(1708)する。最
後に、レコード定義の不用な部分を削除する(ステップ
1605)。
【0054】(22)ステップ1602で、例えば、修正
対象のソフトウェア資産が、JCLであった場合、入力
ファイルの解析を行う。具体的には、図18に示すよう
なJCL1801を解析して、JCL中のジョブ名をJ
CL名1802として抽出する。抽出したJCL名によ
り図13に示すJCL属性情報を検索し、図13に13
01として示す関連するファイル名、プログラム名を抽
出する。次に、既存ソフトウェア資産の中から抽出した
プログラム名のソースプログラムを検索し、JCL中の
ファイル割り当て名(DD名)である1803とCOB
OLソースプログラムのファイル割り当て名の対応関係
とからからJCL中のファイル名の入出力区分を解析す
る。この解析方法は公知であり、例えば、特開平2−9
4925号公報に「ソフトウェア標準化方法」として記
載されている。
【0055】そして、前述で抽出したファイル名DAT
ASET2のレコード形式を、図12に示すファイル属
性情報から、1201として抽出する。抽出したレコー
ド名SYOHIN−DATAから図10に示すレコード
属性情報を利用してレコードを構成するデータ項目SY
OHIN−NAME、SYOHIN−VALUEを、1
003、1004として割り出す(ステップ160
6)。
【0056】(23)次に、入力ファイル利用周期情報を
作成する。すなわち、この例では、レコードを構成する
データ項目SYOHIN−NAME、SYOHIN−V
ALUEは、利用周期が図15に1504として示され
ているように60日であり、JCLの処理周期は、図1
3に1301として示すように月次処理である(ステッ
プ1607)。
【0057】(24)さらに、前述のステップ1604で
説明したと同様に、処理周期と入力周期との間に矛盾が
あるか否かを判定し、矛盾がある場合、その結果により
ソースプログラム内の不要JCL部分の削除、修正を行
う。この例の場合、JCLとプログラム中のファイル割
り当て名の対応関係からJCL中のファイルDATAS
ET2(1804)が入力であるとき、JCL1801
が不用であると判定して、図17の既存ソフトウェア資
産1701から削除する(ステップ1608、160
9)。
【0058】前述の処理により、整理対象となった図1
7に示す修正前プログラム1071は、修正後プログラ
ム1702に示すように整理することができる。
【0059】前述した本発明の一実施例によれば、既存
ソフトウェア資産に対して、不用な資産を整理する場
合、企業情報システムの利用者によるデータの入力頻度
を、入力データに関連するデータ項目に対応付けてプロ
グラム中の利用されていない部分を自動的に特定して、
不要部分を削除することができるので、保守作業者によ
る必要なく、ソフトウェアの修正作業を行うことができ
る。
【0060】また、本発明の一実施例によれば、企業情
報システムの利用者によるデータの入力頻度から、不用
な既存ソフトウェアを特定することができるため、保守
作業者の判断の誤りによる修正ミスを発生させることが
ないので、修正作業の作業品質の向上を図ることができ
る。
【0061】前述した本発明の一実施例は、システムの
利用者が入力した情報を加工して一定期間蓄積した情報
を、端末から入力された情報の周期により分析し、その
結果により、利用者が利用していない既存ソフトウェア
中のプログラム、ジョブ制御言語を特定し、自動的に不
要部分を削除するものであるが、本発明は、前記分析の
後、既存ソフトウェア中のプログラム、ジョブ制御文で
使用するファイルの入出力関係、ファイル中で使用する
データ項目、プログラム中のデータ項目間の関係を分析
した関連情報、蓄積しておいた情報の端末装置から入力
周期毎に算出したデータ項目の利用率情報から、既存の
ファイルを分割して再配置し、再配置したファイルと前
期関連情報から、関連するプログラム、ジョブ制御文を
修正するようにすることができる。
【0062】このようにすることにより、システムの利
用者が入力した情報を加工して一定期間蓄積した情報
を、端末から入力された情報の周期により分析すること
ができるので、その結果により、既存ファイルを利用頻
度の高い部分と低い部分とに自動的に分割することがで
き、さらに、関連情報により分割結果に基づいて既存の
プログラム、ジョブ制御文の修正を自動的に行うことが
できる。
【0063】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
企業情報システムの運用保守作業の段階で、システム利
用者の利用情報に基づいて、既存のソフトウェア中の利
用されていない部分を特定し、その部分を修正すること
ができ、システム利用者の利用情報と、利用情報による
修正結果とに基づいて、既存のソフトウェア資産を分
割、再配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の一実施例によるソフトウェア資産整理
の処理手順を説明するフローチャートである。
【図3】入力履歴情報の作成処理を説明するフローチャ
ートである。
【図4】入力履歴情報の形式を説明する図である。
【図5】データ入力時系列情報の作成処理を説明するフ
ローチャートである。
【図6】ソフトウェア構成要素関連情報である入力メッ
セージ/レコード対応情報の例を示す図である。
【図7】ソフトウェア構成要素関連情報であるデータ項
目/レコード対応情報の例を示す図である。
【図8】ソフトウェア構成要素関連情報であるデータ項
目属性情報の例を示す図である。
【図9】ソフトウェア構成要素関連情報である同値デー
タ項目情報の例を示す図である。
【図10】ソフトウェア構成要素関連情報であるレコー
ド属性情報の例を示す図である。
【図11】ソフトウェア構成要素関連情報であるプログ
ラム属性情報の例を示す図である。
【図12】ソフトウェア構成要素関連情報であるファイ
ル属性情報の例を示す図である。
【図13】ソフトウェア構成要素関連情報であるJCL
属性情報の例を示す図である。
【図14】データ入力周期情報の作成処理を説明するフ
ローチャートである。
【図15】データ項目利用情報の例を示す図である。
【図16】不用部分の修正処理を説明するフローチャー
トである。
【図17】ソフトウェア資産整理対象である修正前プロ
グラム及び修正後プログラムの例を示す図である。
【図18】修正対象であるJCLを含む既存ソフトウェ
アの例を示す図である。
【符号の説明】
101 CPU 102 メモリ 103 端末装置 104 プリンタ 105 入力履歴情報ファイル 106 ソフトウェア構成要素関連情報ファイル 107 既存ソフトウェア資産ファイル 108 データ項目利用情報部品ファイル 109 整理後ソフトウェアファイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既存ソフトウェアの中の利用されていな
    い部分を特定し、修正を行うソフトウェア資産整理方式
    において、予め既存ソフトウェア中のデータ項目に関連
    するソフトウェア構成要素関連情報を作成して記憶して
    おき、システムの利用により入力されたデータと、前記
    ソフトウェア構成要素関連情報とに基づいて、データ項
    目利用情報を作成して蓄積し、前記蓄積されたデータ項
    目利用情報を分析して入力されたデータの周期毎にデー
    タ項目利用率を算出し、該データ項目利用率に関連する
    既存ソフトウェア資産で利用されてるデータ項目を解析
    することにより、既存ソフトウェア資産の中の利用され
    ていないプログラム、ジョブ制御文を抽出して削除する
    ことを特徴とするソフトウェア資産整理方式。
  2. 【請求項2】 既存ソフトウェアの中の利用されていな
    い部分を特定し、修正を行うソフトウェア資産整理方式
    において、予め既存ソフトウェア中のデータ項目に関連
    するソフトウェア構成要素関連情報を作成して記憶して
    おき、システムの利用により入力されたデータと、前記
    ソフトウェア構成要素関連情報とに基づいて、データ項
    目利用情報を作成して蓄積し、前記蓄積されたデータ項
    目利用情報を分析して入力されたデータの周期毎にデー
    タ項目利用率を算出し、既存プログラム、既存ジョブ制
    御文で使用されるファイルの入出力関係、ファイル中で
    使用されるデータ項目、プログラム中のデータ項目間の
    関係、及び、データ項目の利用率を分析して、既存ソフ
    トウェアを分割、再配置することを特徴とするソフトウ
    ェア資産整理方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009245383A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Nomura Research Institute Ltd 情報処理装置およびプログラム解析方法
US8122435B2 (en) 2006-06-09 2012-02-21 Fujitsu Limited Operating status monitoring program, method and device

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