JPH063382Y2 - ストロボ撮影用表示装置 - Google Patents

ストロボ撮影用表示装置

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JPH063382Y2
JPH063382Y2 JP1983165895U JP16589583U JPH063382Y2 JP H063382 Y2 JPH063382 Y2 JP H063382Y2 JP 1983165895 U JP1983165895 U JP 1983165895U JP 16589583 U JP16589583 U JP 16589583U JP H063382 Y2 JPH063382 Y2 JP H063382Y2
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signal
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voltage
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博明 中村
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Olympus Optical Co Ltd
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、ストロボ撮影用表示装置、更に詳しくは、ス
トロボを用いて閃光同調撮影をする際に、露光が適正で
あるか否かを、撮影前にカメラの使用者に表示するよう
にしたストロボ撮影用表示装置に関する。
(従来技術) 従来、普通オートストロボあるいはTTLオートストロ
ボを用いて閃光同調撮影をするに当っては、その撮影の
際のストロボ光が、露光アンダになるか、あるいは露光
オーバになるかは、シャッタ釦を押下し、対象となる被
写体の撮影を一回終了した後に、知らされるようになっ
ていた。そのため、撮影チャンスが複数回ある場合に
は、先ず1枚目を撮影し、その結果表示される適正露光
か、あるいは露光アンダであったか、によって絞り値、
シャッタスピード値等の適宜の補正をすることにより、
さらにもう一枚、同一被写体に対する撮影をしなければ
ならない、という煩わしさがあった。また、撮影チャン
スが一回だけしかない場合には、折角撮影してもそれが
適正露光でないときには出来上がった写真は満足できる
ものではない、という欠点があった。
そこで、このような欠点を除去するためには、レンズの
絞り情報と被写体までの距離情報との掛算を行ない、こ
の積とストロボが持っているガイドナンバとを比較し、
その比較結果によって、撮影をしても露光が不適正にな
る場合にはカメラの使用者に、シャッタ釦を押下し、撮
影を終える前に、適正な露出条件に補正できるように、
警告表示するようにすることが望ましい。
ところが、このように構成する場合、メインコンデンサ
の充電している状態に無関係に、そのストロボ固有のガ
イドナンバだけに対応して警告表示を行うようにする
と、次のような不具合を生じる。
即ち、ガイドナンバはストロボに固有のものであるとは
いうものの、それはメインコンデンサが完全に充電した
時のことであって、このメインコンデンサの充電途中で
あっても、その充電電圧が発光可能電圧となり、その時
点でこのストロボを発光させたと仮定すると、その場合
には固有のガイドナンバに相当する発光量は得られな
い。
しかし、例えば、ガイドナンバが「20」であり、絞り
値が「F4」であると仮定すれと、計算上は被写体まで
の距離値は5mとなるが、実際のストロボにおける適正
露光と距離の関係は、第8図の線図に示すように、F4
の時には距離が約20mから約5mであれば適正露光が
得られ、約2m以下は、露光オーバ、約5m以上は露光
アンダとなる。つまり、撮影条件によっては、上述のガ
イドナンバ以下の発光量であっても、撮影に支障のない
場合がある。
(目的) 本考案の目的は、上述の不具合を解消するために、実際
に被写体にカメラを向けて設定した所望の絞り値と距離
値の積と、その時のメインコンデンサの電圧から算出し
たガイドナンバ(たとえ、このコンデンサが充電を完了
していなくとも)と、を比較することにより、細かく適
正露光の可否を、カメラの使用者に知らせることができ
るストロボ撮影用表示装置を提供するにある。
(概要) 本考案は、上記目的を達成するために、 レンズの絞り情報と被写体までの距離情報とを演算し、
演算信号を出力する演算手段と、メインコンデンサの充
電電圧を常時検出し、ストロボの実発光量に対応する実
発光量信号を発生する実発光量発生手段と、上記メイン
コンデンサの充電完了時に充電完了信号を発生する充電
完了信号発生手段と、上記実発光量信号発生手段からの
上記実発光量信号が上記演算手段からの上記演算信号を
越えた場合に適正露光信号を出力する比較手段と、この
比較手段から上記適正露光信号が出力されたときに適正
露光を表示し、上記適正露光信号が出力されないときに
上記充電完了信号が出力されている場合と未出力の場合
とを識別して表示する表示手段とを具備したことを特徴
とする。
(実施例) 以下、本考案を図示の実施例によって説明する。
先ず、本考案を説明するに先立ち、本考案の前提となる
ストロボ撮影用表示装置を、第1図〜第3図によって説
明する。第1図に示すように、このストロボ撮影用表示
装置の適用されるストロボの電気回路1は、周知のDC
−DCコンバータでなる電源回路3によって動作するよ
うになっており、その正極出力端からは整流用ダイオー
ドD1を介して正の動作電圧供給ラインl1が、負極出力
端からは負の動作電圧供給ラインl0がそれぞれ引き出
されている。そして、正負の両動作電圧供給ライン
1,l0間には、メインコンデンサC1と、抵抗R1およ
び発光可能表示用ネオランプN1の直列回路と、コイル
1,閃光放電管X1およびスイッチング素子であるメイ
ンサイリスタSCR1の直列回路と、抵抗R4,転流コン
デンサC2および抵抗R3の直列回路と、さらにトリガ回
路4とがそれぞれ接続されている。また、上記コンデン
サC2と上記抵抗R3の接続点と、上記メインサイリスタ
SCR1のアノードと上記閃光放電管X1の接続点とが接
続されている。
上記トリガ回路4のトリガ入力端には、ストロボ撮影用
のX接点SW1の一端が接続され、これの他端はライン
0に接続されている。さらに、このトリガ回路4の出
力端aは上記閃光放電管X1のトリガ電極に接続され、
同じくこのトリガ回路4の出力端bは、上記メインサイ
リスタSCR1のゲート端子に接続されていると共に、
抵抗R2を介してラインl0に接続されている。
上記コイルL1は、閃光放電管X1の放電電流の立上がり
や立下がりを穏やかにする役目をするもので、同コイル
1には並列にダイオードD2が接続されている。上記メ
インサイリスタSCR1はアノードを閃光放電管X1に、
カソードをラインl0にそれぞれ接続されており、ゲー
トを抵抗R2を介してラインl0に接続されている。
また、上記コンデンサC2と抵抗R4の接続点にスイッチ
ング用のサイリスタSCR2のアノードが接続され、同
サイリスタSCR2のカソードはラインl0に接続され、
同サイリスタSCR2のゲートは調光回路5の出力端に
接続されると共に、抵抗R5を介して、ラインl0に接続
されている。
そして、このストロボのガイドナンバに対応して、ある
一定の周波数の比較用信号を発振する発振回路6が電源
回路3に接続されている。この発振回路6の比較用信号
は、次に述べる制御回路部の距離信号と絞り信号の積
の信号と比較される。
次に、前記ストロボ撮影用表示装置の制御回路部の構
成について説明する。
上記発振回路6の出力端cは、波形整形用のシュミット
回路7を介してアンド回路AND1の一方の入力端に接
続されている。また、このアンド回路AND1の他方の
入力端にはコントロール回路9の一方の出力端が接続さ
れ、このコントロー回路9で発生されるパルス信号によ
り、上記アンド回路AND1の出力端からの出力信号を
制御している。
上記アンド回路AND1の出力端は、後述のパルス列信
号を一時記憶するカウンタ・ラッチ回路11の入力端に
接続され、上記コントロール回路9の他方の出力端が、
このカウンタ・ラッチ回路11の制御端に接続され、上
記入力端から入力されるパルス列信号を制御するように
なっている。また、上記カウンタ・ラッチ回路11の出
力端子はディジタル信号をアナログ信号に変換するD−
Aコンバータ12に接続され、このD−Aコンバータ1
2の出力端はコンパレータOP3の反転入力端に接続さ
れている。
一方、カメラに設定された絞値は絞り値検出回路24
よって検出されるようになっている。この検出回路24
は、定電流源14にカメラの絞りに連動する可変抵抗器
VR1が直列に接続され、同可変抵抗器VR1の可動端子
が抵抗R17を介してオペアンプOP1の一方の入力端に
接続されている。このオペアンプOP1の他方の入力端
は抵抗R10を介してアースに接続されており、更にこの
入力端と同オペアンプOP1の出力端とは抵抗R11を介
して接続されている。
他方、カメラに設定される、被写体までの距離値は、距
離値検出回路25によって検出されるようになってい
る。この検出回路25は、定電流源15にカメラの距離
設定環に連動する可変抵抗器VR2が直列に接続され、
同可変抵抗器VR2の可動端子は、抵抗R18を介してオ
ペアンプOP2の一方の入力端に接続されている。この
オペアンプOP2の他方の入力端には抵抗R12,R12
接続され、この抵抗R12の他端はアースされ、上記抵抗
13の他端は、同オペアンプOP2の自らの出力端に接
続されている。
このように構成されている上記距離値検出回路25の出
力端、即ちオペアンプOP2の出力端は乗算回路13の
他方の入力端に接続されており、上記絞り値検出回路
の出力端、即ちオペアンプOP1の出力端は上記乗算
回路13の一方の入力端に接続されている。上記乗算回
路13は第2図に示すように、4個のオペアンプOP31
〜OP34と、6本の抵抗R31〜R36と、NPN型および
PNP型の4本のトランジスタQ31〜Q34とを図示の如
く接続してなる、周知のものである。そして、第1図に
示すように上述した上記乗算回路13の一方の入力端1
3aに加えられ絞り値信号と、他方の入力端13bに加
えられた距離値信号が、この回路13により掛算され、
その結果の積が、この回路13の出力端13cに出力さ
れる。つまり、この出力端13cの出力は、上述した絞
り値検出回路24と距離値検出回路25から出力され
た、それぞれの設定された絞り値と距離値の積であるの
で、この積は、上記の設定をした時の条件で、被写体の
撮影に必要とされるストロボの発光量、即ちガイドナン
バを示していることになる。そして、この出力端13c
は抵抗R19を介して後述のレベル変換器OP4の一方の
入力端に接続されている。またこの変換器OP4の他方
の入力端は抵抗R20を介してアースに接続されると共に
抵抗R21を介して、この変換器OP4の出力端に接続さ
れている。そして、この変換器OP4の出力信号は、前
記D−Aコンバータ12の出力信号と比較されるように
変換されて、前記コンパレータOP3の非反転入力端に
加えられるようになっている。
上記コンパレータOP3の出力端は、抵抗R15を介して
NPN型のトランジスタQ2のベースに接続されると共
に、他のPNP型トランジスタQ1のコネクタに接続さ
れている。そして、この両トランジスタQ1,Q2のエミ
ッタはアースされている。また、動作電圧の印加端子1
6には、シャッタ釦に連動するレリーズスイッチSW2
の一端が接続され、このスイッチSW2の他端は抵抗R
14とフリップフロップ回路(以下、FF回路と記す)1
9の入力端に接続され、この抵抗R14の他端はアースに
接続されている。このスイッチSW2をオンにすると、
Hレベルの信号が上記FF回路19の入力端に供給さ
れ、このFF回路19の出力端からHレベルの信号が出
力され、この出力信号が抵抗R21を介して前記トランジ
スタQ1のベースに供給されるように接続されている。
また、上記FF回路19のリセット端子Rには、撮影終
了信号x1が入力するようになっている。
また、動作電圧の印加されている他の端子18には、警
告表示用の発光ダイオードLED1のアノードが接続さ
れ、このダイオードLED1のカソードは抵抗R16を介
して前記トランジスタQ2にコレクタに接続されてい
る。
このように、本案の前提となるストロボ撮影用表示装置
は構成されている。
次に、このストロボ撮影用表示装置の動作について説明
する。
今、カメラの使用者が、図示しない電源スイッチを入れ
ると、メインコンデンサC1が充電され、一定時間経過
すると、発光可能表示用ネオンランプN1が点灯し、こ
の点灯と相前後して、発振回路6が、ストロボ固有のガ
イドナンバに従って、例えば第3図に示すような一定周
期の周波数の発振を開始する。この比較用の発振信号は
シュミット回路7により波形整形されてパルス列とな
り、アンド回路AND1の一方の入力端に入力する。こ
のアンド回路AND1の他方の入力端には、コントロー
ル回路9において形成される第1の制御信号が入力され
て、上記シュミット回路7から出力するパルス列信号と
の、論理和がとられ、一定の時間内のパルス列の信号
が、カウンタ・ラッチ回路11に入力する。この時、上
記コントロール回路9から出力される第2の制御信号
が、このカウンタ・ラッチ回路11に供給されて、上記
パルス列信号のうち所定の数の信号を、このカウンタ・
ラッチ回路11に一時記憶させる。この一時記憶された
パルス列信号は、このカウンタ・ラッチ回路11でディ
ジタルの並列の出力信号に変換されて、D−Aコンバー
タ12に出力される。このD−Aコンバータ12では、
上記の並列信号が電圧に変換されてアナログ電圧として
出力され、コンバータOP3の入力端に供給される。
一方、カメラに設定された所望の絞り値は、可変抵抗器
VR1の可動端子とアース間の電位差として取り出さ
れ、この出力電位はオペアンプOP1により、適宜に増
幅されて乗算回路13の一方の入力端13aに入力す
る。また、同じくカメラに設定された被写体までの距離
値は、可変抵抗器VR2の可動端子とアース間の電位差
として取り出され、この出力電位はオペアンプOP2
より適宜に増幅されて上記乗算回路13の他方の入力端
13bに入力する。即ち、上記の絞り値と、距離値の出
力信号が、それぞれオペアンプOP1,OP2により増幅
されて同時に、上記乗算回路13に入力したことにな
る。そして、この乗算回路13で、上述の2つの入力信
号の掛算(絞り値の信号×距離値の信号)が行われて、
その結果(=積)が、この回路13の出力端13cに電
圧として出力される。そして、この出力は、レベル変換
器OP4の入力端に入力し、前記D−Aコンバータ12
の出力であるアナログ電圧と、比較できる出力レベルに
整合される。そして、この整合された出力電圧が前記コ
ンパレータOP3の入力端に入力される。
従って、このコンパレータOP3には被写体を撮影する
に際し、カメラに設定された絞り値と距離値の積を電圧
に変換した信号が一方の入力端に入力し、他方の入力端
には、ストロボの固有のガイドナンバに対応したアナロ
グ電圧が入力することになる。そして、上記の2つの信
号がこのコンパレータOP3により比較されて、その大
小によって、このコンパレータOP3の出力が正電圧、
あるいは負電圧と変化する。
例えば、上記コンパレータOP3の一方の入力端の入力
電圧>他方の入力端の入力電圧であるとすると、上記コ
ンパレータOP3の出力端は正電圧となる。従って、ト
ランジスタQ2は導通するので、警告表示用発光ダイオ
ードLED1は点灯する。また、逆に同じく一方の入力
端の入力電圧<他方の入力端の入力電圧であるとする
と、上記トランジスタQ2は導通せず、この警告表示用
発光ダイオードLED1は消灯したままである。ここ
で、具体的な数値で説明すると、ストロボ固有のガイド
ナンバを「20」とし、設定絞り値を「F4」、また、
設定距離値を「3m」とすると、 コンパレータOP3の一方の入力端の電圧 (以下設定信号という)、(=4×3) <コンパレータOP3の他方の入力端の電圧 (以下アナログ信号という)、(=20) となる。従って、この時は、上記コンパレータOP3
出力は負電圧となるので、上記トランジスタQ2は導通
せず上記警告表示用ダイオードLED1は点灯しない。
即ち、ストロボの発光量が十分なので、この警告表示用
発光ダイオードLED1は点灯せず、そのままの設定値
で適正露光が可能であることを示している。また、同じ
く、ガイドナンバを「20」とし、設定絞り値が「F
4」,設定距離が「7m」とすると、 設定信号(=4×7)>アナログ信号(=20)とな
る。この時は、上記コンパレータOP3の出力は正電圧
となるので、上記警告表示用発光ダイオードLED1
点灯する。即ち、ストロボの発光量が不足するので、適
正露光が得られないことを警告している。そこで、カメ
ラの使用者は、例えば、上述の設定絞り値を「F2」等
に変更することによって適正な露光を得ることができ
る。
このようにして、適正露光であることを、上記警告表示
用発光ダイオードLED1によって確認したカメラの使
用者は、ひきつづきシャッタ釦を押圧すると、前記スト
ロボの電気回路1のX接点SW1がオンとなって、周知
のトリガ回路4からトリガ電圧が、閃光放電管X1のト
リガ電極に印加されて、この閃光放電管X1を発光させ
る。なお、メインサイリスタSCR1および転流コンデ
ンサC2等による調光動作は周知であるので詳述するの
を省略する。また、シャッタ釦の押圧により動作するレ
リーズスイッチSW2がオンすると、FF回路19の出
力端が“H”レベルとなり、トランジスタQ1を導通さ
せる。すると、前記トランジスタQ2のベースには電流
が流れなくなるので、このトランジスタQ2は不導通と
なり上記警告表示用発光ダイオードLED1は消灯す
る。さらに、後幕走行終了信号あるいはミラーダウン信
号等の撮影終了信号x1が、上記FF回路19のリセッ
ト端子Rに印加されると、このFF回路19は初期状態
に復帰し、次の撮影チャンスに備えることになる。
ところで、先に説明したように、このように構成した上
記ストロボ撮影用表示装置においては、メインコンデン
サCの充電している状態に無関係に、そのストロボ固
有のガイドナンバに対応した発振周波数の比較用信号を
D−A変換して、ガイドナンバに関する情報としてい
る。つまり、ガイドナンバを固定した状態で、装置を構
成している。
しかし、ガイドナンバはストロボに固有のものであると
はいうものの、それはメインコンデンサが完全に充電し
た時のことであって、このメインコンデンサの充電途中
でも、その充電電圧が発光可能電圧となり、その時点で
このストロボを発光させたと仮定すると、その場合には
固有のガイドナンバに相当する発光量は得られない。
しかし、例えば、上述のガイドナンバが「20」であ
り、絞り値が「F4」であると仮定すると、計算上は被
写体までの距離値は5mとなるが、実際のストロボにお
ける適正露光と距離の関係は、第8図の線図に示すよう
に、F4の時には距離が約2mから約5mであれば適正
露光が得られ、約2m以下は露光オーバ、約5m以上は
露光アンダとなる。つまり、撮影条件によっては、上述
のガイドナンバ以下の発光量であっても撮影に支障のな
い場合がある。
そこで、本考案では、実際に被写体にカメラを向けて設
定した所望の絞り値と距離値の積と、その時のメインコ
ンデンサの電圧から算出したガイドナンバ(たとえ、こ
のコンデンサが充電を完了していなくとも)と、を比較
することにより、細かく適正露光の可否を、カメラの使
用者に知らせるようにした。
つまり、前述の本案の前提となるストロボ撮影用表示装
置では、発光可能表示用ネオンランプN1が点灯してか
ら、“適正露光”か“不適正露光”かをカメラの使用者
が警告表示用発光ダイオードLED1の状態を見て判断
するようになっていたが、本実施例では、必ずしも上記
ネオンランプが点灯しなくても、撮影することができる
ように警告表示用発光ダイオードの表示の種類を、次の
3種類とした。即ち、 イ)適正露光(必ずしも充電完了でなくてもよい)の時
………点灯 ロ)露光アンダの時………消灯 ハ)充電完了であるにもかかわらず露光アンダになる時
……点滅 の3種類の警告表示を行うようにしてある。
第4図は、本考案の第1実施例を示すストロボ撮影用表
示装置の電気回路を示している。このストロボ撮影用表
示装置は、前記第1図に示したストロボ撮影用表示装置
と同じく、ストロボ電気回路1と制御回路により構成
されている。そして、ストロボの電気回路1は、極く一
部の構成を除いて、前記第1図のものと全く同一に構成
されているので、その相違点だけを説明し、他の構成の
説明は同一の符号を付すのみにして省略する。正の動作
電圧供給ラインl1には、抵抗R1と発光可能表示用ネオ
ンランプN1とNPN型トランジスタQ41の直列回路が
接続されている。このトランジスタQ41はそのベースが
上記ネオンランプN1に接続され、エミッタが負の動作
電圧供給ラインl0に接続されている。そして、このト
ランジスタQ41のコレクタは抵抗R46を介して図示しな
い正の電圧印加端子20に接続されると共に、後述する
インバータNOT1の入力端に接続されている。これら
抵抗R1、ネオン管N1及びトランジスタQ41によって充
電完了信号発生手段が構成される。また、本実施例で
は、第1図の電気回路に示す発振回路6の替りに、ライ
ンl1とラインl0の間に、抵抗R6と抵抗R7の直列回路
が接続され、この抵抗R6,R7の接続点が2乗回路46
の入力端46aに接続されている。なお、これらの相違
点以外は、第1図の電気回路1と同一の構成をなしてい
る。ここで、上記2乗回路46は、第5図に示すように
4個のオペアンプOP51〜OP54と、抵抗R50〜R
59と、NPN型の4本のトランジスタQ51〜Q54とによ
り構成されている周知のものである。
次に、第4図の制御回路の構成を説明する。上記2乗
回路46の出力端46bは、この2乗回路46の出力電
圧を周波数に変換するV−Fコンバータ回路47の入力
端47aに接続されている。このV−Fコンバータ回路
47は第6図に示すように4個のオペアンプOP61〜O
64と、抵抗R61〜R72と、コンデンサC61,C62と、
ダイオードD61,D62と、NPN型トランジスタQ
61と、インバータNOT61とが図示のように接続されて
構成されているものである。
上記V−Fコンバータ回路47の出力端47bは、第4
図に示すようにシュミット回路7を介してアンド回路A
ND1とコントロール回路9とカウンタ・ラッチ回路1
1およびD−Aコンバータ12からなるD−Aコンバー
タ部に接続され、この出力はコンパレータOP3の一方
の入力端に接続されている。
また、定電流源14の可変抵抗器VR1と抵抗R10,R
11,R17およびオペアンプOP1からなる絞り値検出回
24と定電流源15と可変抵抗器VR2と抵抗R12
13,R18およびオペアンプOP2からなる距離値検出
回路25は、それぞれ、前記第1図の電気回路と同一の
構成をなしていて、上記検出回路2425の出力は、
それぞれ乗算回路13の入力端13a,13bに接続さ
れ、この乗算回路13の出力端13cはレベル変換器4
5を介して上記コンパレータOP3の他方の入力端に接
続されている。これら絞り値検出回路24、距離値検出
回路25、乗算回路13、変換回路45によって演算手
段が構成され、コンパレータOP3によって比較手段が
構成される。
上述のようにコンパレータOP3の2つの入力端には、
それぞれ、上記D−Aコンバータ12の出力および変換
器45の出力が接続され、このコンパレータOP3の出
力端は抵抗R45を介して3入力アンド回路AND2の第
3の入力端fに接続されると共に、インバータNOT2
を介してオア回路OR1の他方の入力端hに接続されて
いる。また、動作電圧の印加端子22にコンデンサC3
と抵抗R44の並列回路が接続され、それぞれの他端は、
後述する警告表示用発光ダイオードLED1の点滅周期
を作成している発振器44に接続されており、この発振
器44の出力は、上記3入力アンド回路AND2の第1
の入力端dに接続されている。そして、この3入力アン
ド回路AND2の第2の入力端eは、前記インバータN
OT1の出力端に接続されている。また、上記3入力ア
ンド回路AND2の出力端は、上記オア回路OR1の一方
の入力端gに接続されている。このオア回路OR1の出
力端は抵抗R43を介してNPN型トランジスタQ2のベ
ースに接続されると共にNPN型トランジスタQ1のコ
レクタに接続されている。また、ランプ駆動用電圧印加
端子18には上記警告表示用発光ダイオードLED1
アノードが接続され、これのカソードは抵抗R16を介し
て上記トランジスタQ2のコレクタに接続されている。
そして、このトランジスタQ2のエミッタと、上記トラ
ンジスタQ1のエミッタとが接続され、その接続点はア
ースされている。これら発振器44、インバータNOT
1NOT2、アンド回路AND2、オア回路OR1、トラン
ジスタQ2、発光ダイオードLED1によって比較手段が
構成される。
また、動作電圧印加端子16とレリーズスイッチSW2
と抵抗R14とFF回路19および抵抗R21で構成される
回路は、前記第1図の電気回路と同一構成をなすので詳
述するのを省略する。
以上のように、上記第1実施例のストロボ撮影用表示装
置は構成されている。
次に、その動作について説明する。
カメラの使用者が、図示しない電源スイッチを入れる
と、第9図に示すように、時間の経過と共にメインコン
デンサC1が徐々に充電され、分割抵抗R6とR7の接続
点の電圧(以下、分割電圧という)も徐々に電圧が上昇
する。また、発光可能表示用ネオンランプN1に加わる
電圧も徐々に増加し、やがて発光可能電圧になると、こ
のネオンランプN1が点灯すると同時に、NPN型トラ
ンジスタQ41のベースにも電流が流れ、このトランジス
タQ41は導通するようになっている。
ここで先ず、充電未完了状態である、時点T1の動作に
ついて説明する。上記分割電圧は、前記2乗回路46に
よって2乗され、次いで、発振周波数に変換するV−F
コンバータ回路47で、交番電圧に変換される。次い
で、シュミット回路7,アンド回路AND1,コントロ
ール回路9,カウンタ・ラッチ回路11,D−Aコンバ
ータ回路12で、上記交番電圧は処理されて、コンパレ
ータOP3の一方の入力端に入力する。
ここで、上記メインコンデンサC1の容量Cとこれの充
電電圧VとガイドナンバPとの関係は、次のようにな
る。
1/2K1CV2=P (K1:比例定数) 従って、ガイドナンバは上記メインコンデンサC1の充
電電圧の2乗に比例することになる。つまり、上記2乗
回路46によって、上記分割電圧が2乗されると、充電
電圧が変化してもガイドナンバは線形の変化をするので
後述の絞り値と距離値の積(=絞り値×距離)と簡単に
比較することができる。
なお、この2乗回路46の入力電圧Vaに対する出力電
圧Vbの関係式は次のようになる。
とすれば、 Vb=Va2 すなわち、出力電圧Vbは入力電圧Vaの2乗となる。
また、上述のV−Fコンバータ回路47は、第7図に示
すような矩形波を出力する。
一方、絞り値検出回路24と距離値検出回路25から出
力された電圧は、前記第1図の回路と同じく、乗算回路
13で、その積の電圧が出力されて、レベル変換器45
により、前記交番電圧が処理された信号と整合をとれる
ように、レベル変換されて演算信号となり(以下、設定
信号という)、上記コンパレータOP3の他方の入力端
に入力する。
このコンパレータOP3は、上記設定信号と、前記D−
Aコンバータ回路12から出力される実発光量信号(以
下、アナログ信号という)を比較し、もし、 設定信号<アナログ信号 であれば、このコンパレータOP3の出力端から“L”
レベルの信号を出力する。すると、第9図の時点t1
おいては前記ネオンランプN1が点灯していないから、
前記トランジスタQ41はオフで、前記アンド回路AND
2の出力は、“L”レベルである。しかしインバータN
OT2にも上記コンパレータOP3の出力端からの“L”
レベルの信号が加えられるので、上記インバータNOT
2の出力端は“H”レベルの信号を出力する。従って、
トランジスタQ2は導通し、警告表示用ダイオードLE
1は点灯する。即ち、第9図に示すように、時点t1
おいては、前記ネオンランプN1は未だ点灯していない
が、上記アナログ信号の方が、上記設定信号より大きい
ので、適正露光が得られることを、上記ダイオードLE
1を点灯することにより、カメラの使用者に知らせる
ことができる。
また、もし、第9図の時点t1において、上述とは逆
に、 設定信号>アナログ信号 であれば、上記コンパレータOP3は“H”レベルの信
号を出力する。すると、3入力アンド回路AND2の入
力端e,fはそれぞれ“L”レベル,“H”レベルにな
るので、この回路AND2の出力は“L”レベルであ
る。そして、インバータNOT2の出力も“L”レベル
なので、上記オア回路OR1の出力も“L”レベルであ
る。従って、上記トランジスタQ2は導通しないので、
上記警告表示用ダイオードLED1も消灯したままであ
る。即ち、上述の時点t1では、上記アナログ信号の方
が、上記設定信号より小さいので、露光アンダであるこ
とを、上記ダイオードLED1が消灯したままであるこ
とにより、カメラの使用者に知らせることができる。こ
の時には、カメラの使用者は、上記ダイオードLED1
が点灯するまで待てばよい。
次に第9図に示す前記ネオンランプN1が点灯した後に
おいて(第9図で時点t2,t3において)、つまり前記
メインコンデンサC1が充電を完了した時に、 設定信号<アナログ信号 であれば、上記コンパレータOP3は“L”レベルの信
号を出力し、前記トランジスタQ41は導通しているの
で、前記インバータNOT1の入力は、“L”レベルに
なり、この出力は“H”レベルになる。従って、上記3
入力アンド回路AND2の出力は“L”レベルである
が、上記インバータNOT2の出力は“H”レベルなの
で、上記警告表示用ダイオードLED1は点灯する。つ
まり、これは適正露光であることを示している。
さらにまた、上述と同じ条件で、 設定信号>アナログ信号 であれば、上記3入力アンド回路AND2の入力端d,
e,fには、この順で、前記発振器44からの矩形波信
号,“H”レベルの信号,“H”レベルの信号がそれぞ
れ供給されるので、上記オア回路OR1には、上記矩形
波信号が加えられ、その信号の周期に従って上記警告表
示用ダイオードLED1は点滅することになる。この時
は、露光アンダであることを示しているので、カメラの
使用者は絞り値を設定し直すことにより、適正露光のも
とにストロボ撮影をすることができる。
以上の動作を一覧図にまとめると第10図に示すように
なる。つまり、カメラの使用者は第10図の備考欄に示
す指示に従って撮影をすれば、常に適正露光の下に撮影
をすることができる。
なお、上記実施例においては、距離値検出回路25の可
変抵抗器VR2からの出力電圧を距離情報として得てい
たが、この検出回路25のかわりに第11図および第1
2図に示す電気回路におきかえることもできる。
即ち、上記第11図は超音波を利用して被写体までの距
離を自動的に測定するもので、トリガ回路101,ワン
ショットマルチバイブレータ102,フリップフロップ回
路103,アンド回路104,発振器105,トランス
ミッタ106,トランスジューサ107,108,受信
器109,D−A変換回路110,1/2変換回路11
1を図示のようにして接続して構成されており、超音波
を被写体に向けて発射し、その反射波を受信して被写体
までの距離を測定する距離検出回路である。
また、第12図は、磁石121,定電流源122,ホール
素子123,抵抗124,125,オペアンプ126,
変換装置127により構成されており、レンズ鏡筒と距
離環に設けられた、磁石とホール素子の相互の位置関係
を利用した距離検出回路である。
(効果) 以上述べたように本考案によれば、ストロボ撮影をする
時に、カメラの電源スイッチを入れて、被写体にカメラ
を向ければ、シャッタ釦を押す前に、露光アンダである
か、あるいは適正露光であるか、を知ることができるの
で、無駄撮りを無くし、あるいは撮影チャンスが一回し
かない被写体でも、適正な露光を得ることができる。
しかも、本考案によれば、連続のストロボ撮影をする
時、あるいは電池の容量が減少してきたため充電に要す
る時間が長くかかる時など、ただ発光可能表示ランプだ
けの表示では適正露光の表示を得ることができない時で
も、警告表示用ダイオードの警告表示に従って適正露光
であることを確認し、または絞り値等を再設定すること
ができるので、極めて便利にストロボ撮影をすることが
できる。更に、露光アンダとなる場合に、充電完了状態
で露光アンダなのか充電未完了状態で露光アンダなのか
を識別して表示できるので、使用者にとって甚だ便利で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案が適用される前提となるストロボ撮影
用の露光アンダ警告装置の電気回路図、 第2図は、上記第1図中の乗算回路の具体的な電気回路
図、 第3図は、上記第1図に示した発振回路のガイドナンバ
−発振周波数の関係を示す特性図、 第4図は、本考案の一実施例を示すストロボ撮影用の露
光アンダ警告装置の電気回路図、 第5図は、上記第4図中の2乗回路の具体的な電気回路
図、 第6図は、上記第4図中のV−Fコンバータ回路の具体
的な電気回路図、 第7図は、第5図に示したV−Fコンバータ回路の発振
波形図、 第8図は、ガイドナンバ20,絞り値F4の時の露光−
距離の関係を示す特性図、 第9図は、上記第4図の動作説明をするための線図、 第10図は、上記第4図の動作結果をまとめて示した説
明図、 第11図,第12図は、距離値検出回路の他の例をそれ
ぞれ示す電気回路図である。 1……ストロボの電気回路 ……制御回路部24 ……絞り値検出回路(演算手段)25 ……距離値検出回路(演算手段) 46……2乗回路(光量信号発生手段) 47……V−Fコンバータ回路(光量信号発生手段) C1……メインコンデンサ OP3……コンパレータ(比較手段) LED1……警告表示用ダイオード(表示手段) R6,R7……抵抗(電圧検出手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズの絞り情報と被写体までの距離情報
    とを演算し、演算信号を出力する演算手段と、 メインコンデンサの充電電圧を常時検出し、ストロボの
    実発光量に対応する実発光量信号を発生する実発光量信
    号発生手段と、 上記メインコンデンサの充電完了時に充電完了信号を発
    生する充電完了信号発生手段と、 上記実発光量信号発生手段からの上記実発光量信号が上
    記演算手段からの上記演算信号を越えた場合に適正露光
    信号を出力する比較手段と、 この比較手段から上記適正露光信号が出力されたときに
    適正露光を表示し、上記適正露光信号が出力されないと
    きに上記充電完了信号が出力されている場合と未出力の
    場合とを識別して表示する表示手段と、 を具備したことを特徴とするストロボ撮影用表示装置。
JP1983165895U 1983-10-26 1983-10-26 ストロボ撮影用表示装置 Expired - Lifetime JPH063382Y2 (ja)

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