JPH06338397A - 放電灯点灯装置および照明装置 - Google Patents

放電灯点灯装置および照明装置

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JPH06338397A
JPH06338397A JP2968994A JP2968994A JPH06338397A JP H06338397 A JPH06338397 A JP H06338397A JP 2968994 A JP2968994 A JP 2968994A JP 2968994 A JP2968994 A JP 2968994A JP H06338397 A JPH06338397 A JP H06338397A
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discharge
capacitor
lamp
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寛和 大武
Keiji Takahashi
啓二 高橋
Kazutoshi Mita
一敏 三田
Noriyuki Kitamura
紀之 北村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高電圧の発生を誘発することなしに半波放電の
電位検出が可能な放電灯点灯装置および照明装置を提供
することを目的とする。 【構成】高周波出力を発生するとともに放電安定機能を
有する電子安定化手段と、電子安定化手段に入力電力を
供給する電源と、電子安定化手段の発生する高周波出力
により点灯する放電灯1と、電子安定化手段と放電灯と
の間に介在する直流カット手段9と、直流カット手段と
並列的に接続された抵抗手段8と、抵抗手段の電圧降下
に応じて放電灯が半波放電しているか否かを判定する半
波放電検出手段22と、半波放電検出手段の出力に応じ
て電子安定化手段を制御して保護動作をする制御手段2
3とを具備したことを特徴とする。 【効果】高電圧の発生を誘発することなしに半波放電の
電位検出が可能な放電灯点灯装置および照明装置を提供
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば低圧水銀蒸気
放電灯等の放電灯を安全に動作させる放電灯点灯装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、放電灯の寿命末期時における半波
放電を検出する手段を備えた放電灯点灯装置として、例
えば特開平3−285995号公報に示されるようなも
のが知られている。
【0003】このものは、図14に示すように、交流電
源A及びダイオードブリッジBにより構成される直流電
源装置からの直流電圧は、始動抵抗CとトランスDの一
次巻線D1の各一端に印加され、一次巻線D1の他端は
スイッチングトランジスタEのコレクタに接続されてい
る。またスイッチングトランジスタEのエミッタは、直
流電圧源装置の負の基準電位点側に接続されると共に、
そのベース・エミッタ間にダイオードF及び抵抗Gによ
る直列回路が接続されている。スイッチングトランジス
タEのベースは、前述の始動抵抗Cの他端が接続されて
いる。
【0004】トランスDの二次巻線D2は、一端を放電
灯H一方のフィラメントに接続され、また他端は第1の
コンデンサI及び第2のコンデンサJの直列接続を介し
て変流器Kの一次巻線K1に接続されている。変流器K
の一次巻線K1は放電灯Hの他方のフィラメントと接続
している。また、第2のコンデンサJと変流器Kの一次
巻線K1との直列回路に対し並列に抵抗Lが接続されて
いる。
【0005】変流器Kの二次巻線K2には、電圧調整用
のダイオードMの直列回路が並列に接続され、その接続
点の一方はコンデンサNを介してスイッチングトランジ
スタEのエミッタに接続され、他方の接続点はスイッチ
ング素子Eのベースに接続されている。
【0006】そして、安全回路Oは第1のコンデンサI
の両端電圧を検出して放電灯末期時の半波放電によるイ
ンバータの破壊を防止するように構成されている。
【0007】なお、トランスDの一次巻線D1には共振
コンデンサPが並列に接続され、また放電灯Hにも共振
コンデンサQが接続されている。
【0008】すなわち、上記放電灯点灯装置はトランジ
スタインバータにより点灯される放電灯Hと、この放電
灯のランプ電流の通電経路に設けられ出力によりトラン
ジスタインバータのスイッチングトランジスタEを自励
発振させる変流器Kとを有し、また、この変流器Kの1
次巻線K1と直列関係に設けられ、それぞれ入力巻線へ
の直流電流の流入を阻止する第1及び第2の直列コンデ
ンサI,Jと、第2のコンデンサJと変流器Kに並列に
接続された直流電流バイパス用の抵抗Lが設けられてい
るものである。ここで、第1のコンデンサIの容量は第
2のコンデンサJの容量よりも大きく設定されている。
【0009】そして、この第1のコンデンサIの両端電
圧を検出し、検出出力が上昇したとき、トランジスタイ
ンバータの出力を停止または低減する安全回路Oとが設
けられているものである。
【0010】このものによれば、放電灯の寿命末期時に
おける半波放電によって、放電灯のランプ電流の通電経
路に直流電流が流れようとするが、この電流は第1及び
第2のコンデンサによって阻止されて、変流器への直流
電流の流入を阻止することができ、インバータの異常発
振が防止できる。また、第1のコンデンサは第2のコン
デンサよりも容量が大きいため、直流を阻止して電圧が
十分に高くなるので、このコンデンサの両端電圧を検出
することにより、安全回路の動作を確実に開始させるこ
とができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の放電灯点灯装置によれば、両端の電圧が検出される
第1のコンデンサに抵抗によりバイパスした電流を全て
蓄積して充電するため、そのコンデンサは異常な高電圧
になり易いものであった。
【0012】また、そのコンデンサの放電時には、その
高電圧が直接放電灯に印加されることがあり、その結
果、サージ電圧がインバータのスイッチング素子等に印
加されて素子の破壊を生じる虞があった。
【0013】そこで本発明は従来技術の欠点を解決する
もので、高電圧の発生を誘発することなしに検出回路の
電位検出が可能な放電灯点灯装置および照明装置を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の放電灯点灯装置は、高周波出力を発生す
るとともに放電安定機能を有する電子安定化手段と、電
子安定化手段に入力電力を供給する電源と、電子安定化
手段の発生する高周波出力により点灯する放電灯と、電
子安定化手段と放電灯との間に介在する直流カット手段
と、直流カット手段と並列的に接続された抵抗手段と、
抵抗手段の電圧降下に応じて放電灯が半波放電している
か否かを判定する半波放電検出手段と、半波放電検出手
段の出力に応じて電子安定化手段を制御して保護動作を
する制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0015】請求項2の放電灯点灯装置は、放電灯と、
直流電源と、直流電源から供給される直流をスイッチン
グ素子によるスイッチングにより交流に変換するインバ
ータと、インバータの出力により点灯する放電灯と、放
電灯のランプ電流をインバータに帰還させるための帰還
手段と、帰還手段に直列に接続されたコンデンサと、帰
還手段及びコンデンサの直列体に並列に接続された抵抗
と、この抵抗またはコンデンサの両端間電圧に応じた電
位を検出する検出回路と、この検出回路の検出電位に基
づき保護動作の指示信号を出力する安全回路と、この安
全回路から出力される指示信号に応じて、インバータを
制御する制御信号を送出する制御回路とを備えているこ
とを特徴とする。
【0016】請求項3の放電灯点灯装置は、検出回路
は、少なくとも放電灯による半波放電状態時または短絡
状態時の電位を検出することを特徴とするものである。
【0017】請求項4の放電灯点灯装置は、請求項2ま
たは3記載の放電灯点灯装置において帰還手段は電流ト
ランスにより構成されることを特徴とする。
【0018】請求項5の放電灯点灯装置は、請求項2乃
至4のいずれか記載の放電灯点灯装置において、制御回
路は、インバータの直流電源の電圧状態に応じて制御信
号の出力を行う電圧状態監視部と、この電圧状態監視部
の制御信号に応じてスイッチング素子のオンオフ条件を
変更制御するオンオフ条件変更部とを備えることを特徴
とする。
【0019】請求項6の放電灯点灯装置は、放電灯と、
交流電源を直流電源に変換する直流電源装置と、直流電
源をスイッチング素子によるスイッチングにより交流に
変換し放電灯へ与えるインバータと、放電灯のランプ電
流をインバータのスイッチング素子に帰還させるための
帰還手段と、この帰還手段に直列に接続されたコンデン
サと、帰還手段及びコンデンサの直列体に並列に接続さ
れた抵抗と、この抵抗もしくはコンデンサを介して放電
灯による半波放電状態時の電圧に応じた電位を検出する
半波放電検出回路と、放電灯のランプ電圧を検出するラ
ンプ電圧検出回路と、このランプ電圧検出回路により検
出されたランプ電圧と半波放電検出回路の検出電位に基
づき保護動作の指示信号を出力する安全回路と、この安
全回路から出力される指示信号に応じて、スイッチング
素子へインバータを制御する制御信号を送出する制御回
路とを備えることを特徴とする。
【0020】請求項7の照明装置は、器具本体内に請求
項1乃至6いずれか一記載の放電灯点灯装置を内蔵し、
放電灯を点灯させることを特徴とする。
【0021】なお、照明装置としては、電球形蛍光ラン
プと称される安定器を内蔵して一体的に構成された放電
灯等を包含するものである。
【0022】
【作用】請求項1の発明では、放電灯が寿命末期になり
半波放電が生じ、ランプ電流が直流成分を含むようにな
ると、電子安定化手段と放電灯との間に介在する直流カ
ット手段により、その直流電流は阻止され、直流カット
手段と並列的に接続された抵抗手段に直流電流が分流さ
れ、その抵抗の電位が上昇することになる。そして、半
波放電検出手段は、抵抗手段の電圧降下に応じて放電灯
が半波放電しているか否か判定し、半波放電と判定され
たときには、制御手段が電子安定化手段を制御して保護
動作をするものである。ここで、電子安定化手段と放電
灯との間に介在する直流カット手段に流れる電流は、抵
抗により分流されるためその直流カット手段は高電圧と
なることがなく、さらに並列的に接続された抵抗との閉
回路が形成されるため、直流カット手段の両端電圧が直
接放電灯に印加されることがなく、サージ電圧が電子安
定化手段に印加されることを未然に防止することができ
る。
【0023】請求項2乃至6の発明では、放電灯が平常
点灯しているときは、その放電電流は帰還手段に直列に
接続されたコンデンサ及びこれに並列に接続された抵抗
により分流されて流れ安定に点灯する。またこの際、検
出回路は抵抗もしくはコンデンサの両端間電圧に応じた
電位を検出する。そして、放電灯が寿命末期になり半波
放電が生じ、ランプ電流が直流成分を含むようになっ
て、そのコンデンサに電荷がある蓄積されると、そのコ
ンデンサの両端間電圧は上昇する。同時にそのコンデン
サは直流電流を阻止するようになるため、並列に接続さ
れた抵抗の電位が上昇することになる。また、負荷であ
る放電灯が短絡状態を呈するようになると、大きな電流
が分流されて抵抗およびコンデンサに流れるため上記と
同様にそれらの電位が上昇することになる。このよう
に、放電灯が異常状態となったときに、抵抗もしくはコ
ンデンサの電位が大幅に変動することになる。また検出
回路で検出された電位に基づき安全回路はインバータを
保護するように指示信号を出力するため、放電灯が異常
状態になるとインバータの出力は低減もしくは停止され
ることになる。また、帰還手段に直列に接続されたコン
デンサに流れる電流は、抵抗により分流されているため
そのコンデンサの充電電圧は高電圧となることがなく、
またその充電電荷の放電時においても、並列に接続され
た抵抗との閉回路が形成されるため、充電電圧が直接放
電灯に印加されることがなく、サージ電圧がインバータ
のスイッチング素子等に印加されることを未然に防止す
ることができる。
【0024】また、請求項6の発明においては、検出回
路の他に、放電灯のランプ電圧を検出するランプ電圧検
出回路が設けられ、検出回路により検出された電位とラ
ンプ電圧とに基づき安全回路が保護動作の制御信号を出
力するので、上記作用に加えて放電灯の異常状態を的確
に検出してインバータ出力を低減させるなどの処理がな
され得るものである。
【0025】
【実施例】以下,図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1に本発明の実施例に係る放電灯点灯装置の構成
図を示す。すなわち、放電灯1に対し、交流電源2によ
る交流をダイオードブリッジ3により整流し、その整流
出力を平滑コンデンサ4により平滑して直流電源とし、
更に、電子安定化手段を構成するトランジスタインバー
タにより例えば40KHzの高周波として供給してい
る。インバータトランス7の1次側巻線には、共振用の
コンデンサ5が並列に接続され、このコンデンサ5に
は、スイッチング素子であるトランジスタ6のコレクタ
が接続される。
【0026】トランス7の2次巻線側には直流カット用
のコンデンサ9を介して電流トランス10の1次側巻線
が接続され、更に放電灯1のフィラメントに接続されて
いる。放電灯1の他方のフィラメントはトランス7の2
次側巻線に接続されている。
【0027】放電灯1には並列に始動用のコンデンサ1
1が接続されている。トランジスタ6のベースには、放
電灯のランプ電流を帰還させる帰還手段を構成する電流
トランス10の2次側巻線が接続され、この巻線とトラ
ンジスタ6のエミッタとの間には出力制限用のコンデン
サ18及びこれに並列にコンデンサ19とFET20と
が直列に接続された回路が接続されている。この回路で
は、トランス7に電圧が発生すると、トランス10の2
次側巻線とコンデンサ5とが共振し電流トランス10に
共振電流が流れる。このときトランジスタ6はオン状態
にあるが、共振電流を受けてオン状態を続ける。電流ト
ランス10の2次側巻線の電流は、コンデンサ18を充
電するように働き、コンデンサ18が電荷で満たされる
と充電電流が流れなくなり電流トランス10が磁気飽和
してトランジスタ6がオフ状態となる。このとき、トラ
ンス7はコンデンサ5,11とそれぞれ共振状態とな
り、電流トランス10には、上記と逆方向に電流が流れ
る。これにより、トランジスタ6は逆バイアスされる。
この間に、コンデンサ18の電荷は図示せぬ放電経路を
介して放電され、次の共振の反転により再びトランジス
タ6がオン状態となり、上記と同様の動作が繰り返さ
れ、放電灯1のフィラメントが予熱されて放電灯点灯へ
と到る。
【0028】そしてこの実施例に係る放電灯点灯装置で
は、電流トランス10の1次側のダンパ抵抗8を介して
放電灯1のランプ電流に対応する電圧を取り込む半波放
電検出回路22が設けられている。そして、半波放電検
出回路22による検出電位は安全回路21へ出力され
る。
【0029】安全回路21は半波放電検出回路22の出
力と共に、ランプ電圧検出回路14の出力も得ており、
これらの電圧の関係により放電灯負荷の異常を検出す
る。安全回路21が異常を検出すると、指示信号がフォ
トカプラ16を介して制御手段である制御回路23へ送
られ、制御回路23はFET20に対するゲート信号を
制御することにより、スイッチング素子であるトランジ
スタ6のスイッチング周期を変更し、インバータの出力
を絞り、あるいは停止する。換言すれば、制御回路23
は、半波放電検出手段22の出力に応じて電子安定化手
段であるインバータを制御して保護動作をするように構
成されているものである。
【0030】上記の構成に係る放電灯点灯装置のより詳
細な構成例を図2に示す。
【0031】以下の実施例においても、本実施例におい
ても、図1における一点鎖線A部分は共通であるので省
略している。この実施例では、半波放電検出回路22と
して、コンデンサ31,ダイオード32,33、コンデ
ンサ34、抵抗35を用いている。つまり、上述のよう
にダンパ抵抗8と直流カット手段であるコンデンサ9と
の接続点の電圧、換言すれば、コンデンサ9の両端間電
圧に応じた電位をコンデンサ31を介して取り出し、ダ
イオード32,33によって整流してコンデンサ34に
蓄積し、安全回路を構成するトランジスタ40のエミッ
タ及びツェナーダイオード41のコレクタにVdet とし
て与える。
【0032】より詳細に説明すれば、上記回路におい
て、放電灯が平常点灯しているときは、その放電電流は
電流トランス10の1次側に直列に接続されたコンデン
サ9及びこれに並列に接続されたダンパ抵抗8により分
流されて流れ安定に点灯する。そして、放電灯1が寿命
末期になり半波放電が生じ、ランプ電流が直流成分を含
むようになって、その直流カット手段であるコンデンサ
9に電荷がある蓄積されると、そのコンデンサ9の両端
間電圧は上昇し、またそのコンデンサ9は直流電流を阻
止するようになるため、並列的に接続された抵抗8の電
位が上昇することになる。したがって、コンデンサ31
を介して取り出された電圧は、トランジスタ40のエミ
ッタ及びツェナーダイオード41のコレクタにVdet と
して与えるようになる。ここで、電流トランス10に直
列に接続されたコンデンサ9に流れる電流は、ダンパ抵
抗8により分流されているため、そのコンデンサ9の充
電電圧は高電圧となることがない。また、その充電電荷
の放電時においても、並列的に接続されたダンパ抵抗8
との閉回路が形成されるため、充電電圧が直接放電灯に
印加されることがなく、サージ電圧が電子安定化手段で
あるインバータのスイッチング素子等に印加されること
を未然に防止することができるものである。また、抵抗
手段であるダンパ抵抗8の電圧降下に応じて放電灯が半
波放電をしているか否かを判定するランプ電圧検出回路
14は、ダイオード36,37、コンデンサ38、抵抗
39により構成されている。コンデンサ12,13の分
圧用コンデンサにより取り出したランプ電圧はダイオー
ド36,37により整流されてコンデンサ38に蓄積さ
れ、VL としてトランジスタ40のベースに与えられ
る。トランジスタのコレクタとツェナーダイオード41
との接続点と基準電圧との間にはフォトカプラ16の発
光ダイオード42が接続されている。
【0033】上記の構成において、検出したランプ電圧
VL とランプ電流IL に対応する電圧Vdet と、トラン
ジスタ40、ツェナーダイオード41のオンオフを示
す。
【0034】通常点灯時 VL >Vdet 、40、41共
にオフ。
【0035】半波放電時 VL >Vdet 、しかし、Vde
t がツェナー電圧を越えて41のみオン。
【0036】ランプショート時 VL <Vdet 、40オ
ン。
【0037】ランプ無し状態 共振経路なく発振不能。
【0038】したがって、半波放電時とランプショート
時には、発光ダイオード42に電流が流れ、制御回路2
3へ指示信号が与えられ、インバータの出力が絞られ、
あるいは停止されることになる。
【0039】図3は、図2の実施例について、インバー
タの電源に応じて、スイッチングを制御するようにする
構成を付加した実施例を示す。この実施例では、補助電
源50によってコンデンサ52を介してOPアンプ56
を付勢し、抵抗51、53、54によりインバータの直
流電源の電圧を分圧用として取り出し、OPアンプ56
に与える。OPアンプ56の非反転側入力端子に基準電
圧を与えてこの基準電圧55と分圧用抵抗により得た電
圧とを比較して、差に応じた電圧を出力する。この出力
はダイオード58を介してコンデンサ59に蓄積され、
A級増幅動作を行うFET20のゲートに与えられる。
これにより、インバータの出力が過大であればこれを低
下させるようにスイッチングの周期が制御され、逆にイ
ンバータの出力が過小であればこれを増大させるように
スイッチングの周期が制御される。一方、安全回路21
の出力にかかる指示信号は、フォトトランジスタ60に
到来する。この結果、OPアンプ56の出力が停止さ
れ、インバータの出力が絞られるようにスイッチング周
期が制御される。
【0040】図4に、本発明に係る他の実施例を示す。
同図に示す実施例では、半波放電検出回路22のダイオ
ード32のアノードを放電灯1のフィラメントより抵抗
8側に接続し、純粋に抵抗8の両端間の電位を取り出す
ように構成してある。このような構成によれば、上述の
実施例による利点に加えて、取り出す電位が放電灯1の
フィラメントのインピーダンスに関わりなくなるため、
安定的に的確な半波放電状態を検出することができる利
点がある。
【0041】図5には、更に他の実施例が示されてい
る。この実施例では、直流カット用のコンデンサ9を放
電灯1のフィラメントと電流とトランス10の一端との
間に接続し、このコンデンサ9の間に生じる電位を取り
出して、半波放電状態を検出するように構成してある。
この実施例によっても、上記図2、図4の実施例と同様
の効果が期待できる。
【0042】さらに、図6には、本発明の他の実施例が
示されている。この実施例では、電流トランス10のコ
ンデンサ9が接続されない側の端点と、放電灯1のフィ
ラメントとの間に、2つの直列接続されたコンデンサ6
2、53よりなる分圧用コンデンサを接続し、その中点
から電圧の基準電位を取り出し、コンデンサ62と抵抗
8との接続点から半波放電状態を検出する電位を取り出
す。取り出した電位をダイオード64a、64により整
流し、コンデンサ65に蓄積し、半波放電に係る電圧を
検出する。この実施例によっても、上記図2、図4と同
様の効果が期待できる。なお、ランプ電圧は、上記各実
施例と同様に取り出す。
【0043】更に、図7には、図3と同様にインバータ
の直流電源の電圧に応じてスイッチング周波数を制御す
る構成を有する放電灯点灯装置が示されている。この実
施例では、OPアンプ56にツェナーダイオード71に
より基準電圧が与えられている他、安全回路21の構成
が図3と異なっている。つまり、この実施例では、放電
灯負荷のショートを検出するため、トランジスタ72を
発光ダイオード42とツェナーダイオード41とが直列
に接続された回路に並列に接続し、トランジスタ72の
ベースにアノード側が接続されたダイオード75を設け
て、コンデンサ38に現れるランプ電圧が、正常時には
トランジスタ72をオン状態とするが、放電灯負荷のシ
ョート等によりランプ電圧が低下したときにトランジス
タ72がオフとなることを利用する。つまり、放電灯負
荷のショート時には、トランジスタ72がオフ状態とな
るから、ランプ電流による電位によりツェナーダイオー
ド41がオン状態となり、発光ダイオード42とツェナ
ーダイオード41とが直列に接続された回路に電流が流
れることにより、放電灯負荷のショートを検出する。放
電灯負荷のショート時には、図3の場合と同様に、イン
バータの出力が絞られる制御が行われる。これに対し、
放電灯負荷のショート時以外には、コンデンサ38に蓄
積された電圧によりトランジスタ72がオン状態とな
り、発光ダイオード42には電流が流れず、発光ダイオ
ード42は消灯したままである。
【0044】図8には、更に他の実施例が示されてい
る。この実施例は、半波放電検出回路22の検出基準点
と、ランプ電圧検出回路14の検出基準点をトランス7
の2次側巻線とダンパ抵抗8との接続点にとり、半波放
電検出回路22で、上記抵抗8の両端間の電位を検出す
る構成とする。これによって、放電灯1のフィラメント
のインピーダンスの影響を受けずに半波放電状態の検出
が可能となり、かつ、ランプ電圧はトランス7の2次側
電圧で剣士湯津でき、かつ、半波放電状態の的確な検出
が可能となる。
【0045】さらに、図9には、他の実施例が示されて
いる。この実施例は図2とほぼ同様の構成を有するが、
安全回路21の構成が異なっている。即ち、正常点灯状
態において、ランプ電圧を電源として抵抗84を介して
発光ダイオード42へ電流を流し点灯しておく構成が採
用されている。そして、ランプ電圧が異常に上昇したこ
とをツェナーダイオード65により検出する。このとき
には、抵抗66にランプ電圧による電流が流れ、発光ダ
イオード42は発光を停止する。更に、半波放電検出
を、2つのモードにより行う。つまり、半波放電により
コンデンサ34に現れる電圧Vdet が「0」であるとき
に応じて、トランジスタ81を設け、このトランジスタ
81のオンによりトランジスタ82のベースにHレベル
を与え、トランジスタ82をオンとし発光ダイオード4
2を消灯させる。また、半波放電によりコンデンサ34
に現れる電圧Vdet が所定の大きさの電圧である時に応
じて、ツェナーダイオード41を設け、これがオンとな
ってトランジスタ81のベースにHレベルが与えられる
ことにより、上記と同様にして発光ダイオード42が消
灯するように構成されている。
【0046】上記の半波放電検出を2つのモードにより
行う理由を図10〜図13を用いて説明する。図10、
図12は放電灯点灯装置の内、半波放電に関係する部分
を示した図である。半波放電時には、ランプ電流に直流
が重畳し、交流分は電流トランス10を流れ、直流分は
抵抗8を流れる。今、図10の矢印で示す方向に、直流
電流ILDC が流れたとする。すると、電流ILDC は、ダ
イオード33を介してコンデンサ34を充電し、コンデ
ンサ34に現れる電位Vdet は、図11に示すようにあ
る電位をもつものになる。この場合にはツェナーダイオ
ード41による検出がなされるものである。これに対
し、図12の矢印で示す方向に、直流電流ILDC が流れ
たとする。すると、電流ILDC は、ダイオード33に妨
げられてコンデンサ34を充電することができず、コン
デンサ34に現れる電位Vdet は、図13に示すように
電位「0」を持つものとなる。この場合にはトランジス
タ81による検出がなされる。このように、本実施例で
は、半波放電電流の方向に関わらず的確な検出が可能と
なる。
【0047】なお、以上の実施例においては電子安定化
手段として、1石式のインバータを用いたものに本発明
を適用したものについて説明しているが、本発明はこれ
に限らず、例えばハーフブリッジ式のインバータや、プ
ッシュプル式、フルブリッジ式等の電子安定化手段を用
いても良い。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子安定化手段と放電灯との間に介在する直流カット手段
に流れる電流は、抵抗により分流されるためその直流カ
ット手段は高電圧となることがなく、さらに並列的に接
続された抵抗との閉回路が形成されるため、直流カット
手段の両端電圧が直接放電灯に印加されることがなく、
サージ電圧が電子安定化手段に印加されることを未然に
防止することができる。また、帰還手段に直列に接続さ
れたコンデンサに流れる電流は、抵抗により分流されて
いるためそのコンデンサの充電電圧は高電圧となること
がない。さらにその充電電荷の放電時においても、並列
に接続された抵抗との閉回路が形成されるため、充電電
圧が直接放電灯に印加されることがなく、サージ電圧が
インバータのスイッチング素子等に印加されることを未
然に防止することができる。
【0049】加えて請求項6の発明によれば、検出回路
の他に、放電灯のランプ電圧を検出するランプ電圧検出
回路が設けられ、検出回路により検出された電位とラン
プ電圧とに基づき安全回路が保護動作の制御信号を出力
するので、上記作用に加えて放電灯の異常状態を的確に
検出してインバータ出力を低減させるなどの処理がなさ
れ得るものである。
【0050】また、請求項7の発明によれば、上記の発
明と同じ効果を有する照明装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる放電灯点灯装置の構成
図。
【図2】本発明の実施例に係る放電灯点灯装置の要部構
成図。
【図3】本発明の他の実施例に係わる放電灯点灯装置の
構成図。
【図4】本発明の他の実施例に係る放電灯点灯装置の要
部構成図。
【図5】本発明の他の実施例に係わる放電灯点灯装置の
要部構成図。
【図6】本発明の他の実施例に係る放電灯点灯装置の要
部構成図。
【図7】本発明の他の実施例に係わる放電灯点灯装置の
構成図。
【図8】本発明の他の実施例に係る放電灯点灯装置の要
部構成図。
【図9】本発明の他の実施例に係る放電灯点灯装置の要
部構成図。
【図10】半波放電を説明する図。
【図11】図10による電圧を示す図。
【図12】半波放電を説明する図。
【図13】図12による電圧を示す図。
【図14】従来の構成図。
【符号の説明】
1・・・放電灯 2・・・交流電源 3・・・ダイオードブリッジ 4,5,9,11,12,13,18,19・・・コン
デンサ 6・・・トランジスタ 7・・・トランス 8・・・抵抗 10・・・電流トランス
(帰還手段) 14・・・ランプ電圧検出回路 16・・・フォトカプ
ラ 20・・・FET 21・・・安全回路 22・・・半波放電検出回路 23・・・制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 紀之 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波出力を発生するとともに放電安定機
    能を有する電子安定化手段と、 電子安定化手段に入力電力を供給する電源と、 電子安定化手段の発生する高周波出力により点灯する放
    電灯と、 電子安定化手段と放電灯との間に介在する直流カット手
    段と、 直流カット手段と並列的に接続された抵抗手段と、 抵抗手段の電圧降下に応じて放電灯が半波放電している
    か否かを判定する半波放電検出手段と、 半波放電検出手段の出力に応じて電子安定化手段を制御
    して保護動作をする制御手段とを具備したことを特徴と
    する放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】放電灯と、 直流電源と、 直流電源から供給される直流をスイッチング素子による
    スイッチングにより交流に変換するインバータと、 インバータの出力により点灯する放電灯と、 放電灯のランプ電流をインバータに帰還させるための帰
    還手段と、 この帰還手段に直列的に接続されたコンデンサと、 前記帰還手段及びコンデンサの直列体に並列的に接続さ
    れた抵抗と、 この抵抗または前記コンデンサの両端間電圧に応じた電
    位を検出する検出回路と、 この検出回路の検出電位に基づき保護動作の指示信号を
    出力する安全回路と、 この安全回路から出力される指示信号に応じて、前記イ
    ンバータを制御する制御信号を送出する制御回路とを備
    えていることを特徴とする放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】検出回路は、少なくとも放電灯による半波
    放電状態時または短絡状態時の電位を検出することを特
    徴とする請求項2記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】帰還手段は電流トランスにより主体として
    構成されることを特徴とする請求項2または3記載の放
    電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】制御回路は、インバータの直流電源の電圧
    状態に応じて制御信号の出力を行う電圧状態監視部と、
    この電圧状態監視部の制御信号に応じてスイッチング素
    子のオンオフ条件を変更制御するオンオフ条件変更部と
    を備えることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一
    記載の放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】放電灯と、 交流電源を直流電源に変換する直流電源装置と、 前記直流電源をスイッチング素子によるスイッチングに
    より交流に変換し前記放電灯へ与えるインバータと、 前記放電灯のランプ電流を前記インバータのスイッチン
    グ素子に帰還させるための帰還手段と、 この帰還手段に直列に接続されたコンデンサと、 前記帰還手段及びコンデンサの直列体に並列に接続され
    た抵抗と、 この抵抗もしくは前記コンデンサを介して前記放電灯に
    よる半波放電状態時の電圧に応じた電位を検出する半波
    放電検出回路と、 放電灯のランプ電圧を検出するランプ電圧検出回路と、 このランプ電圧検出回路により検出されたランプ電圧と
    前記半波放電検出回路の検出電位に基づき保護動作の指
    示信号を出力する安全回路と、 この安全回路から出力される指示信号に応じて、前記ス
    イッチング素子へ前記インバータを制御する制御信号を
    送出する制御回路とを備えることを特徴とする放電灯点
    灯装置。
  7. 【請求項7】器具本体内に請求項1乃至6いずれか一記
    載の放電灯点灯装置を内蔵し、放電灯を点灯させること
    を特徴とする照明装置。
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CN113709928A (zh) * 2021-08-27 2021-11-26 江西汇荣实业有限公司 一种发光稳定的紫光功能灯

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