JPH06339066A - 撮像画像調節装置 - Google Patents

撮像画像調節装置

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Publication number
JPH06339066A
JPH06339066A JP5152849A JP15284993A JPH06339066A JP H06339066 A JPH06339066 A JP H06339066A JP 5152849 A JP5152849 A JP 5152849A JP 15284993 A JP15284993 A JP 15284993A JP H06339066 A JPH06339066 A JP H06339066A
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JP
Japan
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image
input
adjusting mechanism
unit
view
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Application number
JP5152849A
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English (en)
Inventor
Hisashi Kurosaki
久 黒埼
Makoto Yagi
誠 八木
Koichi Yomogihara
弘一 蓬原
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 撮像画像調節装置を、一又は二の画像入力部
1と、入力画像制御部7を具備した画像処理部2と、姿
勢調節機構8(又は位置調節機構9)と、必要に応じて
撮像画角調節機構1Aを具備し、画像処理部2が入力信
号を画像処理して処理結果に基づき入力画像制御部7よ
り姿勢調節機構8(又は位置調節機構9)に制御信号を
入力し、姿勢調節機構8は、入力制御信号に応じて所定
目的に最適の画像が得られるように画像入力部1を旋回
させてその姿勢を調節し、撮像画角調節機構1Aは入力
制御信号に応じて所定の目的に最適の画像が得られるよ
うに画像入力部1の撮像画角を調節する(又は位置調節
機構9が入力制御信号に応じて所定目的に最適の画像が
得られるように、画像入力部1の位置を面上を移動して
調節する)ように各部を構成する。 【効果】 入力画像を調節して、必要部分が画像処理等
に適した高解像度の入力画像を自動的に得ることがで
き、高精度な画像処理を可能とする。また、対象物を画
像内で極力大きく捕らえ記録する等の用途にも有用であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理技術に関し、
詳しくは対象物を撮像して得た映像信号を画像処理して
識別等を行うための画像処理装置に付加して用いられ、
入力される画像が処理に好適なものとなるように入力画
像を制御調節するための撮像画像調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】撮像手段からの映像信号を用いた画像処
理技術が各分野でひろく用いられている。一例を挙げれ
ば、TVカメラからの映像信号を処理し車両のナンバー
プレート部分を抽出して適宜画像処理し該車両の速度を
求めたりナンバープレートに記された車両登録番号を識
別したりする画像処理が交通制御に用いられている。こ
の車両登録番号の識別は、駐車場システムにおいても入
退場する車両の管理のため有効である。
【0003】図9は、画像処理装置の一例である車両登
録番号認識装置の設置状況を示す斜視図である。図示装
置は、遮断中の踏切に不法に進入する車両に対して、画
像処理を用いてこれを発見しその車両番号を読み取り報
知して速やかな退去を促すための踏切用警告装置であ
り、踏切横断路を撮像する画像入力部1C(TVカメ
ラ)、このTVカメラ1Cに後続してTVカメラからの
映像信号を画像処理し踏切横断路に進入した車両を検知
してこの車両の登録番号を認識する登録番号認識回路2
0と、踏切横断路内の車両運転者に対して踏切内からの
退去を促す警告表示器30等から構成されている。上記
各部は、踏切の出口近傍に配置される。
【0004】TVカメラ1Cは、例えばCCDを利用し
た半導体カメラで、既述した如くに踏切の横断路の端部
(入口または出口)近傍で横断路側傍に支柱等を介して
地表面より上方に固定され、横断路を含む踏切内部を俯
瞰してこれを撮像する。登録番号認識回路20は、TV
カメラ1Cから得られる映像信号を一度デジタル化して
このデジタルデータを処理し、撮像範囲内にある車両を
検出し、その前景あるいは後景からナンバープレート部
を抽出し、更に当該車両の車両登録番号を認識する。認
識された車両登録番号は警告表示器30にて表示され
る。
【0005】このような場合には、ナンバープレート部
分を含む車両の前面画像また後面画像を得てナンバープ
レート部分を抽出する必要がある。このナンバープレー
ト抽出には、通常はナンバープレートの次のような特
徴、即ち(イ)ナンバープレート周辺の背景は水平方向
の模様が多いこと、また(ロ)ナンバープレートの文字
列は比較的コントラストが高く、かつ互いに接近してい
るという特徴を利用して、水平方向微分の密度の高い矩
形領域を抽出している。
【0006】なお、ナンバープレート抽出のための装置
は例えば、本出願人により特願平4−137873号
(画像処理装置)として提案されている。また、ナンバ
ープレート抽出方法については、例えば本出願人により
特願平3−332552号として提案されている。また
車両登録番号の認識方法は、例えば本出願人により特願
平4−137874号(数字等認識方法)の提案があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したナ
ンバープレート抽出の場合を含め従来の各種画像処理技
術においては入力画像は、事前に設定された画像入力部
(TVカメラ)の撮像方向や対象物までの距離、画角等
に応じて固定的に決定され、この設定に対応して得られ
た画像を処理している。しかし、例えば上述の自動車を
対象とする場合等は事前の設定は自動車が移動通過する
位置が一定しない、或いはナンバープレート部の高さが
車種によって異なる等の理由で入力部の画角(ズーム度
合い)を自ずと広い範囲に設定せざるを得ず、この結
果、真に識別対象となるナンバープレート部に対応する
画素数が不足し(分解能不足)良好な識別結果を得にく
い場合も生じ車両登録番号の各数字や特に陸事文字(漢
字)を誤認する場合があるという問題点を有していた。
【0008】なお、逆に分解能を優先して入力部の画角
を撮像範囲が狭いものに固定的に設定した場合、目的と
する部分を的確に捕らえることができない場合が生ずる
等の問題点を生じる。なお、複数のカメラを使用して撮
像範囲を分割(画角を分割)する方法が提案されている
が、この方法は画像を複数枚処理しなければならないと
の問題、又分離された部分の処理が複雑であるとの問題
等がある。
【0009】上述した場合以外にも他の映像機器に於い
ても同様で、対象物を画像内で極力大きく捕らえる必要
が生じる場合が考えられるが、この様な所望の画像を自
動的に得る技術は提案されていない。本願発明は、以上
述べた実情に鑑みてなされたもので、入力画像を画像処
理してこの結果に基づき画像入力部を駆動・調節等して
対象物の大きさが目的に適した大きさで高解像度の画像
を自動的に得るための装置を提案することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願第一発明では、撮像
画像調節装置を、画像入力部1と、入力画像制御部7を
具備した画像処理部2と、姿勢調節機構8と、撮像画角
調節機構1Aとを有しており、画像入力部1は、所定対
象領域を撮像し映像信号を画像処理部2に入力するもの
であり、画像処理部2は、入力信号を画像処理して処理
結果に基づき入力画像制御部7により、姿勢調節機構8
及び撮像画角調節機構1Aに制御信号を入力するもので
あり、姿勢調節機構8は、入力制御信号に応じて所定目
的に最適の画像が得られるように画像入力部1を旋回さ
せてその姿勢を調節するものであり、撮像画角調節機構
1Aは、入力制御信号に応じて所定の目的に最適の画像
が得られるように、画像入力部1の撮像画角を調節する
ものである構成とする。
【0011】また、本願第二発明では、撮像画像調節装
置を、2つの画像入力部1' A、1' Bと、入力画像制
御部7を具備した画像処理部2と、姿勢調節機構8とを
有しており、第一の画像入力部1' Aは、撮像画角が大
きく設定されており所定対象領域を撮像し映像信号を画
像処理部2に入力するものであり、第2の画像入力部
1' Bは、撮像画角が小さく設定されており所定対象領
域を撮像するものであり、画像処理部2は、第一画像入
力部1' Aからの入力信号を画像処理して処理結果に基
づき入力画像制御部7により姿勢調節機構8に制御信号
を入力するものであり、姿勢調節機構8は、入力制御信
号に応じて所定目的に最適の画像が得られるように第二
画像入力部1' Bを旋回させてその姿勢を調節するもの
である構成とする。
【0012】本願第三発明では、撮像画像調節装置を、
画像入力部1と、入力画像制御部7を含む画像処理部2
と、位置調節機構9とを有し、画像入力部1は、撮像画
角調節機構1Aを具備しており位置調節機構9に固定さ
れ所定対象領域を撮像し映像信号を画像処理部2に入力
するものであり、画像処理部2は、入力信号を画像処理
して処理結果に基づき入力画像制御部7により、位置調
節機構9及び撮像画角調節機構1Aに夫々制御信号を入
力するものであり、位置調節機構9は、入力制御信号に
応じて所定目的に最適の画像が得られるように画像入力
部1の位置を面上を移動して調節するものであり、撮像
画角調節機構1Aは、入力制御信号に応じて所定の目的
に最適の画像が得られるように、画像入力部1の撮像画
角を調節するものである構成とする。
【0013】そして、本願第四発明では、撮像画像調節
装置を、2つの画像入力部1' A、1' Bと、入力画像
制御部7を含む画像処理部2と、位置調節機構9とを有
し、第一の画像入力部1' Aは、撮像画角が大きく設定
されており所定対象領域を撮像し映像信号を画像処理部
2に入力するものであり、第2の画像入力部1' Bは、
撮像画角が小さく設定されており位置調節機構9に固定
され所定対象領域を撮像するものであり、画像処理部2
は、入力信号を画像処理して処理結果に基づき入力画像
制御部7により、位置調節機構9に制御信号を入力する
ものであり、位置調節機構9は、入力制御信号に応じて
所定目的に最適の画像が得られるように、第二画像入力
部1' Bの位置を面上を移動して調節するものである構
成とする。
【0014】
【作用】本願第一発明では、画像処理部が入力画像を処
理して高解像度の処理を必要とする部分を特定し、画像
中での位置と大きさを算出する。入力画像制御部は得ら
れた位置情報に応じた所定信号を姿勢調節機構へと、ま
た得られた大きさ情報に応じた所定信号を画像入力部の
撮像画角調節機構へと夫々送出する。これにより、姿勢
調節機構が作動して処理対象領域が画像の中央部となる
ように画像入力部を所望の状態へと旋回させその姿勢を
調節する。また、撮像画角調節機構は処理対象領域が画
像中で所定の解像度が得られる大きさとなるように画像
入力部の画角を調節する。
【0015】本願第二発明では、画像処理部が広画角の
第一画像入力部からの入力画像を処理して高解像度の処
理を必要とする部分を特定し、その画像中での位置と大
きさを算出する。入力画像制御部は得られた位置情報に
応じた所定信号を姿勢調節機構へと送出する。対応し
て、姿勢調節機構が作動して処理対象部分が画像内とな
るように狭画角の第二画像入力部の姿勢を調節する。
【0016】本願第三発明では、画像処理部が先ず広画
角で撮像された入力画像を処理して処理対象領域の画像
中で高解像度の処理を必要とする部分を特定し、この部
分の画像中での位置を算出する。入力画像制御部は得ら
れた位置情報に応じた所定信号を位置調節機構へと送出
する。これにより、位置調節機構が作動して処理対象領
域が画像の中央部となるように画像入力部を所定面上で
移動させて位置を調節する。併せて画角を所定の狭画角
に調節する。
【0017】本願第四発明では、画像処理部が広画角の
第一画像入力部からの入力画像を処理して高解像度の処
理を必要とする部分を特定し、画像中での位置を算出す
る。入力画像制御部は得られた位置情報に応じた所定信
号を位置調節機構へと送出する。これにより、位置調節
機構が作動して処理対象領域が画像内となるように狭画
角の第二画像入力部を所定面上で移動させて位置を調節
する。
【0018】
【実施例】本願の各発明装置は、既に述べたように画像
入力部での撮像角度(姿勢)及び画角(ズーム具合)の
固定的な設定により生じる問題点を解決するもので、先
ず広い画角の入力画像を得てこれを画像処理して、撮像
対象となる範囲を特定し、次にこの特定された部分に位
置を合わせる、又は撮像方向(姿勢)を合わせるととも
に必要に応じてはズーム動作して画角を狭めることで、
所望の高解像度の画像を得るものである。以下、実施例
を挙げ図面に沿って本願発明を説明する。
【0019】図1は、本願第一発明の撮像画像調節装置
の一実施例を含み構成された車両登録番号認識装置を示
すブロック図である。また、図2は装置の作用を説明す
る画像の例を、図3は作用の一例を説明するフローチャ
ートである。この実施例装置は、例えば駐車場の出入口
等に設置されて入場してくる自動車の車両登録番号を識
別して入場時刻と共に記憶し、当該車両が出場する時に
車両登録番号を識別して料金を算出したり、車両登録番
号を予め記憶しておいた特定車両であることを判定して
料金の収受を行わずにゲート装置を開けて通行を許可す
る等の用途に用いられる。実施例装置は、車両の登録番
号を認識するがその認識精度を高めるべく入力画像調節
装置が付加されている。このために実施例装置では、画
像処理部が画像調節を行うとともに車両登録番号認識処
理も行っている。
【0020】図1において、1は画像入力部で例えば工
業用TVカメラが用いられる。この画像入力部1は、そ
のレンズ部に外部制御可能な画角調節機構(ズーム機
構)1Aを具備しており(図4参照)、また適宜の堅固
な基部に姿勢調節機構8を介在させて固定され(図5参
照)、撮像対象を撮像し対応映像信号を後続する画像処
理部2に出力する。
【0021】図4は、画像入力部1の一例を示す概略ブ
ロック図である。画像入力部1は、レンズ系10の撮像
画角を変えるために画角調節機構(ズーム機構)を駆動
するズーム用モータ11と、レンズ系の焦点距離を調節
する焦点距離調節機構を駆動する焦点距離駆動用モータ
12と、両モータを制御するモータ制御部13及び、画
像処理部の入力画像制御部7からの信号が入力されてモ
ータ制御部13に伝えるデコーダ14とを含み構成され
たレンズ部と、そしてレンズ系10からの画像を受光し
電圧に変換し画像に対応する所定の映像信号を発生する
ための撮像部15とから構成されている。なお、レンズ
系10には、図示しないが絞りとこの絞りを駆動する絞
り駆動手段を具備しても良い。
【0022】次に、図5は姿勢調節機構8の一実施例を
示す一部断面概略側面図である。上述したような画像入
力部1の例えば下面に配置されて、画像入力部1を旋回
可能に適宜の基部に固定する。なお、ここに旋回とは、
2つの軸に沿って回転可能であることを意味し、光軸は
任意の立体角を取り得るものとする。このための回動機
構は、各種のものが知られている。図では回転軸L1に
沿って回動可能に支持された回転台16の上部に回転軸
L1と直交する第二の回転軸L2に沿って回動可能な接
続片17の先端に画像入力部1が固設されており、夫々
が駆動用モータM、M’により回転駆動される。駆動用
モータM、M’は入力画像制御部7からの信号に応じて
画像入力部1を旋回させ所望の姿勢にする。なお、18
はケース、19は前面に設けられたデフロスター付きの
前面ガラスである。
【0023】画像処理部2は、図1に示すように映像信
号が入力され対応した静止多値画像を1画面分記憶する
画像記憶部3と、この画像記憶部3の記憶した画像より
ナンバープレート部分を特定するナンバープレート抽出
部4と、これに後続する文字切出・認識部5、そして同
じくナンバープレート抽出部4からの出力が入力される
入力画像制御部7とから構成されている。必要に応じ
て、モニタ6が付加され入力映像信号と各処理部からの
信号とが重畳されて表示される。
【0024】画像処理部2の入力画像制御部7では、ナ
ンバープレート抽出部4において入力画像を処理して特
定された高解像度の処理を必要とするナンバープレート
相当部分の画像中での位置(座標)と大きさを算出す
る。続いて入力画像制御部は、得られた位置情報に応じ
た所定信号を姿勢調節機構8へと、また得られた大きさ
情報に応じた所定信号を画像入力部の撮像画角調節機構
1Aへと夫々送出する。
【0025】以下、実施例装置の動作について説明す
る。図3は、実施例装置の処理過程の一例を示すフロー
チャートを示している。即ち、実施例装置では先ずTV
カメラ1の姿勢及び画角(ズーム具合)を初期値に設定
する(S1)。この初期値は、広範な範囲が撮像範囲と
なるように姿勢は対象領域の中心部が画像中央部となる
ように、また画角は広角よりに設定されている。
【0026】次いで、得られた映像信号を処理して1画
面分の多値画像を画像記憶部3に記憶する(S2)。更
に、ナンバープレート抽出部4で記憶されたデータをも
とに画像処理してナンバープレート部を抽出する(S
3)。所定の抽出が行われれば抽出結果は入力画像制御
部7に入力されて抽出されたナンバープレート部分の画
像中での位置と大きさを(即ち、画素数)が所定範囲内
の大きさに達しているか判定される(S4)。
【0027】抽出されたナンバープレート対応部が所定
の大きさに達しておらず適切でないと判定されると、求
めた値に応じてTVカメラの姿勢移動方向(2次元情
報)とその量を、所定算定手順で決定する(S5)。そ
して姿勢制御信号及び画角制御信号として入力画像制御
部7より送出され、両信号に夫々対応して姿勢調節機構
8はTVカメラを旋回させその姿勢をナンバープレート
部が画面中央部となる方向に調節し、また画角調節機構
1Aはナンバープレート部が画面内(画像内)で登録番
号認識処理に適する大きさとなるように画角を調節する
(S6)。
【0028】以上の過程で決定された、新しい姿勢と画
角に対応した映像が新たに得られ、再度画像記憶過程
(S2)以下の入力画像調節処理(S2、S3、S4、
S5、S6)が必要回数繰り返される。そして、処理過
程(S4)にて抽出したナンバープレート部の大きさが
適切と判定されると、文字切出処理・文字認識処理が行
われ(S7)、得られた認識結果(車両登録番号)は、
後続装置へと出力される(S8)。以後、制御は過程
(S1)に戻り、上述過程が繰返される。
【0029】図2は、上述過程中で得られる画像の一例
を示すもので、画像1(a)は、初期設定時、或いは姿
勢と画角調節過程で得られる画像でナンバープレート部
を構成する画素数が不足し車両番号認識に適さない画像
を、また画像2(b)は引き続いて姿勢と画角調節を行
った結果得られた車両番号認識に適した高解像度の対応
画像を示している。
【0030】なお、前述過程において、ズーム量(画角
調節量)は、TVカメラと車頭までの距離が一定となる
駐車場ゲートでの応用等の場合には予め設定しておくこ
とができる。また、陸事文字ほどの解像度を必要としな
い数字の認識に関しては、最初の画像等(例えば図2
(a))から認識しても良い。
【0031】次に、本願他の発明について説明する。前
発明では、1つの画像入力部(TVカメラ)が旋回とズ
ーム(姿勢調節と画角調節)の両動作を行っているが、
2つのTVを使用しても高解像度画像を得るという当初
の目的を達成することができる。図6及び図7は、夫々
第二発明の実施例を示す概略ブロック図であり、図6で
は2台のTVカメラ夫々に画像処理部を設けている例で
あり、図7ではTVカメラのみを2台用いて夫々の映像
信号を入力画像制御部7からの信号により切換スイッチ
SWにより切替えて画像処理部2に入力するようにし
て、画像処理部を共用した例である。
【0032】即ち、本願第二の発明では図6に図示すよ
うに、2台のTVカメラ1’A、1’Bを用いて一方の
TVカメラ1’Aを図2(a)に示すような広範囲の画
像を得るように姿勢・画角ともに固定的に設定して用
い、第二のTVカメラ1’Bを図2(b)に示すような
高解像度の画像を得るために姿勢を調節して用いる。こ
のようにすれば、第1のTVカメラ1’Aは固定設置、
第2のTVカメラ1’Bは姿勢調節のため旋回を行うの
みで良くなるため処理の負荷が軽減される。
【0033】本願第二発明の図7に示す他の実施例で
は、画像処理部を共用しているがやはり2台のTVカメ
ラ1’A、1’Bを用いて一方のTVカメラ1’Aを広
範囲の画像を得るように姿勢・画角ともに固定的に設定
して用い、第二のTVカメラ1’Bを高解像度の画像を
得るために姿勢可変にして用いる。入力画像制御部7で
は、最初はTVカメラ1’Aからの映像信号が画像処理
部2に入力するように切換スィッチSWを動作させる。
画像処理部2では入力を画像処理してナンバープレート
部分を抽出し、画像内での位置より第二のTVカメラ
1' Bの取るべき姿勢を決定し姿勢調節機構8へ制御信
号を送出する。姿勢調節機構8はこれに従って第二のT
Vカメラ1' Bを所定の姿勢とする。これにより、やは
り第1のTVカメラ1’Aは固定設置、第2のTVカメ
ラ1’Bは姿勢調節のため旋回を行うのみで良くなるた
め処理の負荷が軽減される。
【0034】以上説明した両発明では、画像入力部(T
Vカメラ)は、姿勢調節機構8の旋回動作によって姿勢
を可変とし、対象部分を画像の中央部に位置せしめるも
のであったが、駐車場ゲート用の応用では識別すべきナ
ンバープレートの高さが限られた範囲であり、従って画
像入力部1の追随範囲も小さくて良い。このような用途
では、複雑な旋回機構を用いず、画像入力部1が(姿勢
は一定のまま)平行移動して識別対象を画面の中央部に
捕らえるようにしても良い。以下、このような発明につ
いて説明する。
【0035】本願第三の発明の入力画像調節装置は、画
像入力部1と、入力画像制御部7を備えた画像処理部2
と、画像入力部1が固定された位置調節機構9とを有し
ている。画像入力部1及び画像処理部2等は、概略は既
述したと同等のもので良い。位置調節機構9は、上述し
た画像入力部1を平行移動させるための機構である。入
力信号は画像処理され処理結果に基づき入力画像制御部
7より、位置調節機構9に制御信号が送出される。位置
調節機構9は、入力制御信号に応じて所定目的に最適の
画像が得られるように、画像入力部1の位置を(想定)
面上を移動して調節する。画像入力部1の撮像画角調節
機構は、既述したように入力制御信号に応じて所定の目
的に最適の画像が得られるように撮像画角を調節する。
【0036】図8の各図は、こうした位置調節機構9の
例、即ち画像入力部を平行移動させる移動機構の例を簡
略に図示したもので、(a)では、TVカメラ1(画像
入力部)には適宜の位置調節用の駆動機構9Aが備えら
れ、地表に垂直に立設された昇降ガイド部41に昇降可
能に取付けられている。TVカメラ1は、初期状態では
画角を広くしてある。そして、出力される映像信号を前
述したような画像処理部が処理してナンバープレート部
分の画像中での位置を基に画像入力部の位置調節量(方
向と移動量)を算定しこの位置制御信号に応じて位置調
節用駆動機構9Aが作動して識別対象であるナンバープ
レートを画面の中央部で捕らえられる方向に昇降移動す
るようになっている。同時に、狭画角に調節して高解像
度の画像を得るようにする。これにより駐車場ゲート用
の車両登録番号認識等では、処理に適切な画像を得るこ
とができる。
【0037】図8(b)は、上述したと略同一の構成を
持つ撮像画像調節装置の移動機構9Bを示しており、昇
降ガイド42を緩やかな円弧状に湾曲させることによ
り、昇降動作に対応する撮像範囲の変化を拡大した例で
ある。このようにすれば、移動距離を少なくして所定範
囲をカバーすることができる。なお、この場合は既述し
た旋回動作の一種と見ることもできる。
【0038】図8(c)は、昇降動作に加えて水平方向
の平行移動も可能にした移動機構の例(9C)を簡略に
示す図で、2本の昇降ガイド43A、43Bに昇降可能
に水平に支持され適宜の駆動機構を持った直状の水平ガ
イド44に、TVカメラ1を横方向移動自在に適宜の駆
動機構とともに支持したもので、これにより横方向での
位置も制御して識別対象を画面の横方向中央部にも調節
できるようになっている。なお、水平ガイド44を緩や
かな円弧状に湾曲させるれば、水平移動動作に対応する
撮像範囲の変化を拡大し、少ない移動量で広範囲な領域
に対応することができる。
【0039】なお、以上説明した平行移動による装置に
も既述した2台のTVカメラを用いる構成を適用するこ
とができる(本願第四発明)。即ち、広い画角に設定さ
れた第1のTVカメラからの画像を処理して、処理対象
部分(例えば、ナンバープレート部)の画像上での存在
位置を特定し、この結果に応じて移動機構を付加しまた
狭画角に設定された図8に示し上述したような第二のT
Vカメラを適切に制御して移動させ、第二のTVカメラ
が平行移動して識別対象を画面の中央部に捕らえるよう
にしても良い。
【0040】即ち、本願第四発明の撮像画像調節装置
は、2つの画像入力部と、入力画像制御部7を備えた画
像処理部2と、位置調節機構9とを有し、第一の画像入
力部1' Aは、撮像画角が大きく設定されていて所定対
象領域を撮像し映像信号を画像処理部2に入力し、第2
の画像入力部1' Bは、撮像画角が小さく設定されてお
り位置調節機構9に固定され所定対象領域を撮像するよ
うになっており、画像処理部2では、入力信号を画像処
理して処理結果に基づき入力画像制御部7より、位置調
節機構9に制御信号を入力し、位置調節機構9は、入力
制御信号に応じて所定目的に最適の画像が得られるよう
に第二画像入力部1' Bの位置を面上を移動して調節す
るように各部を構成する。これらの各部は、前述した各
発明に現れる部分と構成や作用が略同一であるから、説
明は省略する。
【0041】以上、車両登録番号認識装置を例に本願各
発明を説明したが、これに限らず各種の画像処理装置に
適用することができる。なお、本願装置は画像処理部を
必要とするため、共通部分の多い画像処理装置に適用す
ることが適切であるが、その他にも画像処理自体は主目
的としない各種映像機器においても、所望の対象物を画
面(画像)中央部に大きく(高解像度で)撮像する必要
があれば、これに適用しても良い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本願各発明の撮像画
像調節装置は、既に詳述したように、先ず広い画角の入
力画像を得てこれを画像処理して、撮像対象となる範囲
を特定し、次にこの特定された部分に位置を合わせる又
は撮像方向(姿勢)を合わせるとともにズーム動作して
画角を狭めるように各部を構成する、或いは画角の異な
る2つの画像入力部を用いて狭画角のものを特定された
部分に位置を合わせる又は撮像方向(姿勢)を合わせる
ように各部を構成することにより、入力画像を調節し
て、必要部分が画像処理等に適した高解像度の入力画像
を得ることができ、高精度な画像処理を可能とするとの
効果を有する。また、対象物を画像内で極力大きく捕ら
え記録する等の用途にも有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第一発明の撮像画像調節装置の一実施例を
含む車両登録番号識別装置の一例を示すブロック図であ
る。
【図2】本願に係る車両前景画像の例を示す図である。
【図3】図1の車両登録番号識別装置の作用を示すフロ
ーチャートである。
【図4】本願発明の撮像画像調節装置に係る画像入力部
の構成の一例を示すブロック図である。
【図5】本願発明の撮像画像調節装置に係る姿勢調節機
構の構成の一例を示す模式的側面図である。
【図6】本願第二発明の撮像画像調節装置の一実施例を
含む車両登録番号識別装置の一例を示すブロック図であ
る。
【図7】本願第二発明の撮像画像調節装置の他の実施例
を示すブロック図である。
【図8】本願第三、第四発明の撮像画像調節装置に係る
画像入力部及び付随する位置調節機構の一例を示す模式
的外観図である。
【図9】本願各発明に係る画像処理装置の一例である車
両登録番号識別装置の設置状態を例示する斜視図であ
る。
【符号の説明】
1、1'A、1'B…画像入力部(TVカメラ)、 2…画像処理部、 3…ナンバープレート抽出部、 7…入力画像制御部、 8…姿勢調節機構、 9(9A 、9B 、9C )…位置調節機構、 1A…画角調節機構。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像入力部(1) と、入力画像制御部(7)
    を具備した画像処理部(2) と、姿勢調節機構(8) と、撮
    像画角調節機構(1A)とを有する撮像画像調節装置であっ
    て、 画像入力部(1) は、所定対象領域を撮像し映像信号を画
    像処理部(2) に入力するものであり、 画像処理部(2) は、入力信号を画像処理して処理結果に
    基づき入力画像制御部(7) により姿勢調節機構(8) 及び
    撮像画角調節機構(1A)に制御信号を入力するものであ
    り、 姿勢調節機構(8) は、入力制御信号に応じて所定目的に
    最適の画像が得られるように画像入力部(1) を旋回させ
    てその姿勢を調節するものであり、 撮像画角調節機構(1A)は、入力制御信号に応じて所定の
    目的に最適の画像が得られるように、画像入力部(1) の
    撮像画角を調節するものである撮像画像調節装置。
  2. 【請求項2】 2つの画像入力部(1'A,1'B) と、入力画
    像制御部(7) を具備した画像処理部(2) と、姿勢調節機
    構(8) とを有する撮像画像調節装置であって、 第一の画像入力部(1'A) は、撮像画角が大きく設定され
    ていて所定対象領域を撮像し映像信号を画像処理部(2)
    に入力するものであり、 第2の画像入力部(1'B) は、撮像画角が小さく設定され
    ており所定対象領域を撮像するものであり、 画像処理部(2) は、第一画像入力部(1'A) からの入力信
    号を画像処理して処理結果に基づき入力画像制御部(7)
    により姿勢調節機構(8) に制御信号を入力するものであ
    り、 姿勢調節機構(8) は、入力制御信号に応じて所定目的に
    最適の画像が得られるように第二画像入力部(1'B) を旋
    回させてその姿勢を調節するものである撮像画像調節装
    置。
  3. 【請求項3】 画像入力部(1) と、入力画像制御部(7)
    を含む画像処理部(2) と、位置調節機構(9) とを有する
    撮像画像調節装置であって、 画像入力部(1) は、撮像画角調節機構(1A)を具備してお
    り位置調節機構(9) に固定され所定対象領域を撮像し映
    像信号を画像処理部(2) に入力するものであり、 画像処理部(2) は、入力信号を画像処理して処理結果に
    基づき入力画像制御部(7) により、位置調節機構(9) 及
    び撮像画角調節機構(1A)に夫々制御信号を入力するもの
    であり、 位置調節機構(9) は、入力制御信号に応じて所定目的に
    最適の画像が得られるように、画像入力部(1) の位置を
    面上を移動して調節するものであり、 撮像画角調節機構(1A)は、入力制御信号に応じて所定の
    目的に最適の画像が得られるように、画像入力部(1) の
    撮像画角を調節するものである撮像画像調節装置。
  4. 【請求項4】 2つの画像入力部(1'A,1'B) と、入力画
    像制御部7 を含む画像処理部(2) と、位置調節機構
    (9) とを有する撮像画像調節装置であって、 第一の画像入力部(1'A) は、撮像画角が大きく設定され
    ており所定対象領域を撮像し映像信号を画像処理部(2)
    に入力するものであり、 第2の画像入力部(1'B) は、撮像画角が小さく設定され
    ており位置調節機構(9) に固定され所定対象領域を撮像
    するものであり、 画像処理部(2) は、入力信号を画像処理して処理結果に
    基づき入力画像制御部より、位置調節機構(9) に制御信
    号を入力するものであり、 位置調節機構(9) は、入力制御信号に応じて所定目的に
    最適の画像が得られるように、第二画像入力部(1'B) の
    位置を面上を移動して調節するものである撮像画像調節
    装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006074146A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Pentax Corp 撮影装置
JP2011060138A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Toshiba Corp ナンバプレート読取装置およびナンバプレート読取方法
JP2013041273A (ja) * 2012-07-13 2013-02-28 Make Softwear:Kk 写真撮影遊戯装置
JP2014006855A (ja) * 2012-06-27 2014-01-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車両情報認識装置、車両情報認識装置の調整方法、及びプログラム
JP2014074918A (ja) * 2013-11-21 2014-04-24 Make Softwear:Kk 写真撮影遊戯装置

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