JPH0634054A - オイルシール - Google Patents

オイルシール

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Publication number
JPH0634054A
JPH0634054A JP4192014A JP19201492A JPH0634054A JP H0634054 A JPH0634054 A JP H0634054A JP 4192014 A JP4192014 A JP 4192014A JP 19201492 A JP19201492 A JP 19201492A JP H0634054 A JPH0634054 A JP H0634054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic body
oil seal
sliding contact
fine particles
rotary shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP4192014A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Miki
敏雄 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP4192014A priority Critical patent/JPH0634054A/ja
Publication of JPH0634054A publication Critical patent/JPH0634054A/ja
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  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】接触タイプのオイルシールにおいて、その弾性
体とそれの摺接相手との間の潤滑状態を良好とし、寿命
向上を図ること。 【構成】オイルシール2は、上半分の断面がほぼL字形
の環状芯金3にゴムなどの弾性体4を被着したものから
なる。弾性体4の一部であるメインリップ6の内周にお
いて回転軸1の外周面に圧接させられる摺接面9には、
複数の潤滑油溜め用の凹部10が形成されている。この
凹部10内に貯溜される潤滑油が回転軸1に転移して回
転軸1とメインリップ6の摺接面9との間で潤滑油膜と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車のトラン
スミッション内部に用いられるような接触タイプのオイ
ルシールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、接触タイプのオイルシールで
は、そのリップの摩耗を抑制、あるいは低摩擦とするた
めに、素材に耐摩耗性ないし低摩擦性の物質を添加する
方法がとられるが、このような素材による対策もほぼ限
界となっている。
【0003】これに対して、例えば実開昭60−974
60号公報に示すように、オイルシールの摺接面に固体
潤滑剤の膜を形成するようにして、摩擦抵抗を低減する
ようにしたものが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では、固体潤滑膜が比較的短期間で摩耗してしまうな
ど、寿命が短いことが指摘される。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたもので、オイルシールの弾性体とそれの摺接相手と
の間の潤滑状態を良好とし、摩擦トルクの低減、寿命向
上を図ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、環状芯金に弾性体を被着してなるオイ
ルシールにおいて、次のような構成をとる。
【0007】本発明の第1のオイルシールでは、弾性体
の摺接相手に対する直接的な摺接面に複数の油溜め用の
凹部を設けている。
【0008】本発明の第2のオイルシールでは、弾性体
の少なくとも摺接面近傍に、その摩耗に伴って剥離する
微小粒子を露出した状態で分散混入している。
【0009】本発明の第3のオイルシールでは、弾性体
の摺接相手に対する直接的な摺接面に複数の油溜め用の
凹部を設けているとともに、この弾性体の少なくとも摺
接面近傍に、その摩耗に伴って剥離する微小粒子を分散
混入している。
【0010】
【作用】第1,第3のオイルシールでは、弾性体の摺接
面と摺接相手との間に、前記弾性体の摺接面の凹部に貯
溜される潤滑油が供給されるようになるから、摺接部分
の摩擦抵抗の低減と、それによる発熱昇温の低下や摩耗
の抑制に貢献する。
【0011】また、第2のオイルシールの場合、使用初
期の段階で微小粒子がその摺接相手によって剥離させら
れることになるので、剥離跡に微小粒子の外形に対応し
た凹部が形成されるようになる。この凹部は前述と同様
に機能する。
【0012】さらに、第3のオイルシールの場合、使用
経過に伴って弾性体の摺接面が摩耗してくると、弾性体
内部に混入させてある微小粒子が露出するようになり、
前述の第2のオイルシールの場合と同様に、微小粒子が
やがては剥離して凹部を形成する。
【0013】
【実施例】図1および図2に本発明の一実施例を示して
いる。図中、1は回転軸、2はオイルシールである。オ
イルシール2は、上半分の断面がほぼL字形の環状芯金
3にゴムなどの弾性体4を被着したものからなる。弾性
体4は、オイルシール2を図示しないハウジングとの嵌
合面に隙間ができないようにするための外周被覆部5
と、メインリップ6と、補助リップ7とを有している。
メインリップ6の外周にはガータスプリング8が挿着さ
れており、このガータスプリング8の締め付け力などに
よって図2に示すようにメインリップ6が回転軸1の外
周面に圧接させられるようになっている。
【0014】メインリップ6の内周において回転軸1の
外周面に圧接させられる摺接面9には、複数の潤滑油溜
め用の凹部10が形成されており、この凹部10内に貯
溜される潤滑油によってメインリップ6の摺接面9の摩
耗や発熱を抑制するのに効果を発揮する。この凹部10
は、例えば下記のようにして形成することができる。す
なわち、成形金型の摺接面10と対応する部位に複数の
突起を形成しておくことにより、成形と同時に突起と対
応する凹部10を転写形成する。この他に、図3に示す
ように、オイルシールの製作時に予めメインリップ6の
内部に微小粒子11を混在させておき、製作過程でのカ
ッティングを図中の一点鎖線に沿って行う。このカッテ
ィングが行われると、メインリップ6の摺接面9に一部
の微小粒子11が露出するので、この露出している微小
粒子11が使用初期に剥離されることになり、その剥離
跡が凹部10となる。
【0015】なお、前述の微小粒子としては、その大き
さを0.001〜0.05mmに設定するのが好まし
く、さらに素材としても例えばプラスチックス、ベーク
ライト、カーボンなどが好ましい。このような微小粒子
であれば、使用中に剥離した後で周辺機構部に悪影響を
及ぼすことがない。
【0016】また、図のような摺接面9に凹部10を形
成しておくことに加えて、メインリップ6の内部に前述
の微小粒子11を混在させておいてもよい。このように
すれば、使用初期には摺接面9の凹部10内の潤滑油が
回転軸1に対する摺接部分に供給されることにより、潤
滑と昇温抑制を実行する。そして、摺接面9の経時的な
摩耗によって凹部10の深さが浅くなってくると、それ
に応じてメインリップ6内部の微小粒子11が露出する
ことになり、ついには剥離除去されて、剥離跡が新たな
凹部10となる。このため、新たにできた凹部10に潤
滑油が貯溜されるとともに、ここから前記と同様に摺接
部分への供給が行われることによって使用初期から半永
久的に良好な効果を発揮するようになる。
【0017】なお、本発明は上記実施例に限定されな
い。例えば、芯金1の形状やリップ6,7の形状および
数など任意である。また、スラストタイプのオイルシー
ルにも本発明を適用できる。さらに、微小粒子11の形
状は任意であり、その形状を特定することによって凹部
10の形を適宜に設定することができる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、摺
接面の凹部に貯溜される潤滑油を相手との摺接部分に供
給するようにしているから、弾性体の摺接面とそれの摺
接相手との間に潤滑油膜が形成されるようになり、摩擦
抵抗を低減できる他、摩耗抑制できて長寿命化に貢献す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオイルシールの一実施例の上半分の縦
断面図
【図2】同オイルシールと回転軸との摺接部分の拡大図
【図3】同オイルシールの製作途中の状態を示す上半分
の縦断面図
【符号の説明】
1 回転軸 2 オイルシール 3 環状芯金 4 弾性体 6 メインリップ 9 摺接面 10 凹部 11 微小粒子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】環状芯金に弾性体を被着してなるオイルシ
    ールであって、弾性体の摺接相手に対する直接的な摺接
    面に複数の油溜め用の凹部が設けられている、ことを特
    徴とするオイルシール。
  2. 【請求項2】環状芯金に弾性体を被着してなるオイルシ
    ールであって、弾性体の少なくとも摺接面近傍に、その
    摩耗に伴って剥離する微小粒子が露出した状態で分散混
    入されている、ことを特徴とするオイルシール。
  3. 【請求項3】環状芯金に弾性体を被着してなるオイルシ
    ールであって、弾性体の摺接相手に対する直接的な摺接
    面に複数の油溜め用の凹部が設けられているとともに、
    この弾性体の少なくとも摺接面近傍に、その摩耗に伴っ
    て剥離する微小粒子が分散混入されている、ことを特徴
    とするオイルシール。
JP4192014A 1992-07-20 1992-07-20 オイルシール Pending JPH0634054A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4192014A JPH0634054A (ja) 1992-07-20 1992-07-20 オイルシール

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JP4192014A JPH0634054A (ja) 1992-07-20 1992-07-20 オイルシール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0634054A true JPH0634054A (ja) 1994-02-08

Family

ID=16284174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4192014A Pending JPH0634054A (ja) 1992-07-20 1992-07-20 オイルシール

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JP (1) JPH0634054A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150119524A1 (en) * 2012-04-27 2015-04-30 Kyoeisha Chemical Co., Ltd. Antifoaming agent for nonaqueous coating agents
JP2017089756A (ja) * 2015-11-10 2017-05-25 株式会社ジェイテクト 密封装置、及び、密封装置の製造方法
KR20200120434A (ko) * 2019-04-12 2020-10-21 평화오일씰공업주식회사 마찰력이 개선된 쇽업소버용 오일씰
CN114076196A (zh) * 2020-08-21 2022-02-22 中车时代电动汽车股份有限公司 一种用于电机的仿生油封
JP2023161328A (ja) * 2022-04-25 2023-11-07 中西金属工業株式会社 接触シール

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CN114076196A (zh) * 2020-08-21 2022-02-22 中车时代电动汽车股份有限公司 一种用于电机的仿生油封
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