JPH0634255B2 - 光学的読取装置 - Google Patents

光学的読取装置

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JPH0634255B2
JPH0634255B2 JP59020611A JP2061184A JPH0634255B2 JP H0634255 B2 JPH0634255 B2 JP H0634255B2 JP 59020611 A JP59020611 A JP 59020611A JP 2061184 A JP2061184 A JP 2061184A JP H0634255 B2 JPH0634255 B2 JP H0634255B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (ア) 技術分野 この発明は、ハンドスキャナにより、バーコード又は文
字等を光学的に読取る光学的読取装置に関する。
(イ) 背景となる技術 光学的読取装置は、バーコードや文字を読取るために使
われる。対象物を強い光で照射し、反射光又は透過光を
イメージセンサで認識し、これを画素ごとに分解して、
適当な処理をして、バーコード、文字などを固定する。
バーコードや文字は、バツクになる白地の部分の中に黒
く印刷されているが、予め位置が分つているわけではな
いので、バーコードや文字のない部分についても情報を
入力し、これを処理するようになつている。これは時間
的にも、処理能力の制限からも無駄なことである。
ハンドスキャナでバーコード、文字をスキヤンする場合
は、人間が操作するので、情報の記載されている領域だ
けを選んでスキヤンする、という事は可能である。
しかし、それでも、読みとるべきバーコード又は文字の
存在する位置に関して何ら指定するものがないから、読
取装置の方は、スキヤンされた全域について、無意味な
情報の入力、情報処理を続ける。これは、汚れやシミな
どによるエラーを招く原因にもなる。
そこで、本発明者は、ワクやケイ線をバーコード、文字
に予め附しておき、読取り範囲をワク内、又はケイ線の
上、というふうに決めておけば、よい、という事に気付
いた。このようにすると、次の利点がある。
(1) 取り込むべき情報はワク内、或はケイ線上にある
のであるから、必要最少限の情報だけを入力することが
でき、無駄がなくなる。
(2) バーコード、文字の認識のアルゴリズムにワクや
ケイ線との相対位置、方向等の関係を取入れる事によ
り、正読率を高めることができる。
などのメリットが期待できる。
このようにするためには、バーコード、文字などの読取
られるべき情報と、これらの記載されている位置を指定
するワク、ケイ線とが簡単に区別されるのでなければな
らない。
こうするため、例えば、次のような構成が考えられるか
も知れない。
文字、バーコードを黒い色調で印刷しておき、ワク、ケ
イ線はより淡い。赤、青、黄などの色調で印刷する。2
個のイメージセンサを用いる。イメージセンサの入射光
の中心波長を異なるようにしておき、一方のイメージセ
ンサは文字などを、他方のイメージセンサはワク等を専
門に読みとるようにする。
しかし、2個のイメージセンサを使う機構には、次のよ
うな難点があるであろう。
(1) ハンドスキャナのような簡易形の読取装置では、
部品コスト中、イメージセンサの占める割合が高い。従
つて、イメージセンサを2つ使うのはコストの上から問
題がある。
(2) 2個のイメージセンサは、同一場所を、対応する
画素へ同時に情報を与えなければならない。この位置合
わせが難しい。
このような理由で、2つのイメージセンサを使うこと
は、最良の解決とはいえない。
(ウ) 発明の目的 本発明は、文字、バーコードなどと、これを囲み、或は
これの下に引かれたワク、ケイ線などとが含まれている
対象物から、文字などとワク等とを区別して読取ること
のできる光学的読取装置を、比較的安価に、高度の調整
を必要としない方で実現することを目的とする。
特にワクに対するセンサの感度が高い場合に有効な方法
を与える。
(エ) 文字、ワク、白紙に対する光電変換素子出力対象
物は白紙の上に文字、バーコード(文字などという)、
と、ワク、ケイ線(ワクなどという)を記載したもので
ある。文字などは黒く印刷してあり、白紙の部分に対し
強いコントラストを有する。ワクなどはより淡い色で印
刷しておく。
こうすると、強い照明光を当てた場合、反射光をモニタ
すると、反射光強度は、3段階あるはずである。白紙か
らの反射が最も強く、黒文字からの反射は殆どなく、淡
色のワクからの反射はこれらの中間である。
第1図は文字、ワク、白紙に対する光電変換素子出力を
例示する説明図である。X−X′はハンドスキャナの移
動方向つまり読取方向である。
対象物Oに於て、白紙Cの上に、濃い文字Aと、淡いワ
クBが印刷してあるとする。光電変換素子のX−X′線
上での出力を、対象物に位置合わせして示している。白
紙領域Cでの反射は最も強いから、反射光強度は最も強
い。文字領域Aでの反射は最も弱い。ワク領域Bでの反
射はこの中間である。
そこで、ふたつの閾値E、Fを与えて、文字A、ワク
B、白紙Cを判別できるはずである。
下閾値Eは文字とワクを弁別するもので、両者の反射光
強度の中間の値をとつている。
上閾値Fはワクと白紙とを弁別するものである。
光電変換素子の出力をXとすると、X<Eであれば文
字、E<X<Fであればワク、F<Xであれば白紙とい
う事になる。
このように光電変換素子の出力Xを3値化できるはずで
ある。
しかしながら、ワクの色が赤系統もしくは赤外域の反射
の強い色である場合、ワクBからの反射は強くて白紙C
からの反射と殆ど変るところがない。
これは、光電変換素子の感度分布にもよる第2図は、実
線が一般的な光電変換素子の感度分布を示すグラフにな
つている。一般に、光電変換素子は、700〜900nmの波
長を持つ近赤外光に対してピーク感度をもつ。
もしも、ワクを赤系統の色、又は赤外域反射の強い色と
する。これは、カーボンを含まない印刷用インクには多
くみられる特性である。このような赤系統色の反射光分
布を第2図の破線で示している。
赤系統色の反射光分布のピークと、光電変換素子の感度
のピークが近赤外域でほぼ合致する。このため、赤系統
色の反射光を、特に光電変換素子はよく感じることにな
る。白紙からの反射光が最大であるが、赤系統色表明か
らの反射光もこれと殆ど変らないようになる。
第3図は第1図と同じ対象物でワクを赤で印刷したもの
の光電変換素子出力Xを示している。
ワク領域B、白紙領域Cの出力が極めて接近しており、
上閾値Fとの比較によつて、判然と誤りなくワクB、白
紙Cを弁別することが難しい。
(オ) 発明の構成 光電変換素子の出力Xの内、白紙に対する値Cと、ワク
に対する値Bが接近しており、この間に上閾値Fを設定
することが難しい。
そこで、下閾値Eを2つに分けてα、βとする。いずれ
も、ワクに対する値Bより低いレベルの値である。βを
第1閾値、αをバイアス値と呼ぶ。
第5図は白紙C、ワクB、文字Aに対する光電変換素子
出力Xの例を示すグラフである。
素子出力Xからバイアス値αを差引く。第6図は縦軸に
(X−α)を示したグラフである。
横軸は時間tであるが、白紙の上のワク、文字をスキヤ
ンしているのであるから位置座標と考えてもよい。
次に(X−α)の値を増幅する。第7図は増幅後の出力
Yの値を示すグラフである。増幅率をaとすると、 Y=a(X−a) (1) である。このようにすると、ワクB、白紙Cに対する出
力の差がa倍に拡大され分離しやすくなる。
この段階での、ワクB、白紙Cに対するY出力をYb、
Ycとする。この差は、B、Cの差のa倍であるから、
間に新しく閾値を設定して、これを分離する事が容易に
なる。そこで、第2閾値γを、 Yb<γ<Yc (2) となるように設定する。Y出力をγりよつて上下に分け
2値化する。これはコンパレータによつて簡単に実行で
きる。2値化した出力をZとする。
Z=θ(Y−γ) (3) である。ここでθ(Y)はYが正のとき1、Yが負のと
き0となるステップ函数である。こうすると、白紙に対
してZ=1、文字又はワクに対してZ=0となる。
一方、第5図の源出力Xに対し第1閾値βで2値化す
る。これは、文字だけを分離するものである。2値化出
力Wは W=θ(X−β) (4) によつて与えられる。第9図は2値化出力Wのグラフで
ある。文字についてはW=0、白紙、ワクについてはW
=1である。
第8図のZと、第9図のWを比較すると、文字はいずれ
も0であり、白紙はいずれも1である。しかし、ワクに
ついてはZ=0、W=1となつて喰い違つている。
そこで、排他論理和回路を使つて、ワクのみを取り出
す。排他論理和(エクスクルーシブオア)は、2つの入
力が異なる時のみ出力1を与え、2つの入力が同一の
時、出力0を与える。排他論理和の出力Vを第10図に
示している。
V=・Z+W・ (5) である。こうして、ワクについてV=1、文字、白紙に
対してV=0となるので、ワクの位置をこれによつて検
出することができる。
(カ) 読取装置の構成 第4図は本発明の光学的読取装置の構成を示すブロック
図である。
1は筐体であつて、これを手で動かしながら、読取対象
物2の上を滑らせてゆく。筐体1の中には、光源3、光
電変換素子4、増幅器5、差動増幅器6、2値化回路
7、8、排他論理和回路9などが含まれる。
光源3は強い光で読取対象物2を照らす。ここには、白
紙、ワク、文字などがあり、それぞれ反射率が違う。反
射光をレンズなどを用いて光電変換素子4に入射させ、
光強度に比例した電流信号(又は電圧信号)を得るの
で、増幅器5を通して増幅する。
差動増幅回路6は、光電変換素子出力Xと、バイアス値
αの差をa倍するもので、(1)式に対応する作用をす
る。
2値化回路8は、差動増幅回路6の出力Yと、閾値γを
比較し、2値化するもので、(3)式に対応する作用をす
る。出力Zは白紙について1、文字又はワクについて0
である。
2値化回路7は光電変換素子の増幅された出力Xと第1
閾値βを比較して2値化する回路である。出力Wは(4)
式で与えられるものに対応する。Wは文字について0、
白紙、ワクについて1である。
排他論理和回路9は、2値化回路7、8の出力W、Zの
排他論理和を計算する。エクスクルーシブオアゲートの
ICを使えばよい。
結局、2値化回路7の出力としての文字情報をWによ
り、排他論理和回路9の出力としてのワク情報をVによ
つて出力することになる。
(キ) 効 果 (1) 文字又はバーコードの部分と、ワク又はケイ線の
部分を各々認識する事ができる。
このため、文字やバーコードの存在する場所をワク内
に、又はケイ線の直上に制限することができる。読取操
作は、最初から限定された面積だけについて行えばよい
から、読取操作が迅速に実行される。また、単なる汚れ
やシミなどを読まないから、正読率も向上する。
(2) センサ1個の出力を3値化するものであるから、
光学的構成は簡単である。本発明の装置は従来のハンド
スキヤナに電気処理系を追加するだけで実現できる。
(3) 特に、ワク(又はケイ線)に赤系の色あるいは、
カーボンを含まない一般の印刷用インクを用いた場合に
は、ワクと白紙の識別を行うために有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は白紙の上に文字、ワクなどを印刷したものをハ
ンドスキヤナでなぞつた場合、光電変換素子に現われる
出力を印刷対象物に対応させて示した図。 第2図は光電変換素子の感度分布と、赤系統色のワクの
反射光の分布を示すグラフ。 第3図は光電変換素子のワクに対する感度が高い場合の
光電変換素子の出力を示すグラフ。 第4図は本発明の光学的読取装置の構成を示すブロツク
図。 第5図は光電変換素子の出力Xを、白紙、ワク、文字に
対応させて示すグラフ。横軸は時間tであるが、ハンド
スキヤナをスキヤナさせているから、これは印刷物の上
の位置を表わしていると考えてよい。 第6図は(X−α)の操作をした後の出力を示すグラ
フ。 第7図は(X−α)を増幅率αで増幅したものを示すグ
ラフ。縦軸はYである。これはa(X−α)に等しい。
γは新しくYcとYbとの間に設けた閾値である。 第8図はYの値を二値化したもののグラフ。縦軸はZ=
θ(Y−γ)である。 第9図はXの値をβによつて2値化した出力Wを示すグ
ラフ。 第10図はZとWの排他論理和Vのグラフである。ワク
について1、文字又は白紙について0となる。 1……筐体 2……読取対象物 3……光源 4……光電変換素子 5……増幅器 6……差動増幅器 7……2値化回路 8……2値化回路 9……排他論理和回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源3、レンズおよび光電変換素子4を内
    蔵するハンドスキャナを操作することによって、反射率
    の高い白紙の上に書かれた、反射率の低い文字、記号お
    よび反射率が白紙より低いが白紙の反射率に近いワクや
    ケイ線などを読み取る光学的読取装置において、光電変
    換素子4の出力Xを2系統に分岐し、第1の系統への出
    力Xを、白紙、ワク、ケイ線からの反射光と文字からの
    反射光の中間の光レベルに対応する第1の閾値βと比較
    し、文字と、白紙、ワク、ケイ線とを区別するよう2値
    化する2値化回路7と、第2の系統への出力Xを入力と
    し、ワク、ケイ線に対応するレベルよりやや低い一定値
    のバイアス値αをXから差し引いてから増幅することに
    より、文字からの反射光に対応する信号を飽和させ、か
    つ白紙に対応する信号が回路のダイナミックレンジの上
    限に近いレベルまで増幅されるように作用する差動増幅
    回路6と、前記差動増幅回路6の出力を白紙からの反射
    光と、ワク、ケイ線からの反射光の中間の光レベルに対
    応する第2の閾値γと比較し、白紙と、ワク、ケイ線、
    文字とを区別するよう2値化する2値化回路8と、2つ
    の2値化回路7、8の出力の排他論理和をとる排他論理
    和回路9とよりなり、文字、記号などの部分と、ワク、
    ケイ線などの部分とをそれぞれ認識することを特徴とす
    る光学的読取装置。
JP59020611A 1984-02-06 1984-02-06 光学的読取装置 Expired - Lifetime JPH0634255B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5883471A (ja) * 1981-11-13 1983-05-19 Oki Electric Ind Co Ltd 画信号読取方式

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