JPH06343231A - 系統連系保護装置 - Google Patents

系統連系保護装置

Info

Publication number
JPH06343231A
JPH06343231A JP5129216A JP12921693A JPH06343231A JP H06343231 A JPH06343231 A JP H06343231A JP 5129216 A JP5129216 A JP 5129216A JP 12921693 A JP12921693 A JP 12921693A JP H06343231 A JPH06343231 A JP H06343231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impedance
power generation
harmonic
power
relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5129216A
Other languages
English (en)
Inventor
Tateo Kataoka
健郎 片岡
Toyokuni Kato
豊邦 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishishiba Electric Co Ltd
Original Assignee
Nishishiba Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishishiba Electric Co Ltd filed Critical Nishishiba Electric Co Ltd
Priority to JP5129216A priority Critical patent/JPH06343231A/ja
Publication of JPH06343231A publication Critical patent/JPH06343231A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、配電系統連系において、逆潮流あり
の場合に高価な転送遮断装置を設けることなく、また構
内自家発電設備内にて系統側の事故時における発電機単
独運転を検出することができる系統連系保護装置を提供
することにある。 【構成】本発明は、複数の自家発電設備を配電系統に逆
潮流ありで系統連系する系統連系システムにおいて、そ
れぞれの構内系統母線に系統電圧と同期した高調波を注
入する高調波発生器と、受電側の高調波電流を検出する
変流器と、前記変流器の出力により受電側のインピーダ
ンスを演算するインピーダンス演算回路とを備え、前記
インピーダンス演算回路から得られるインピーダンスの
変化により系統側の停電を検出するように構成している
ので、系統インピーダンスを常に監視し、停電が発生す
るとその検出インピーダンスが予め系統インピーダンス
マップにより設定された値に変化することで系統に停電
が発生したことを速やかに検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、系統連系方式(商用電
力線連系方式)における系統事故時の系統連系保護装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、高圧需要家がコージェネレーシ
ョン等の自家用発電設備(以下自家発電設備という)を
系統連系するために、図5に示すような系統連系システ
ムが用いられている。すなわち、図5の系統連系システ
ムにおいて、1aは自家発電設備、2は系統母線、3は
配電用変電所、4は変圧器、5は遮断器、6は転送受信
装置である。この転送受信装置6は逆潮流ありの場合の
系統事故時の変電所3からの信号により構内自家発電設
備1aの遮断器14aを解除するものである。また、上
記自家発電設備1aは、エンジン(図示せず)により駆
動される発電機11aと、発電機11aの電圧を制御す
る自動電圧調整装置(以下AVRという)12aと、発
電機11aを構内系統に接続する遮断器13aと、系統
母線2と構内系統10とを接続する遮断器14aと、構
内負荷15aと、構内負荷用の遮断器16aとを備えて
おり、さらに保護装置として不足電圧継電器21a、周
波数低下継電器22a、過電圧継電器23a、過電流継
電器24a、方向地絡継電器25a、逆電力継電器26
a、発電機異常検出用継電器27aを備えている。ま
た、1bは上記した自家発電設備1aと同様の構成の自
家発電設備を備えた需要家であり、1cは自家発電設備
を有しない受電設備(遮断器14cと構内負荷15c)
のみを備えた需要家である。
【0003】このように構成された系統連系システムに
おいて次のような異常が発生したときには即時に自家発
電設備1a,1bを電力系統から解列する必要がある。 (1)コージェネ設置需要家の構内事故時 (2)電力系統事故時
【0004】これらの事故時の事故状態を検出する方法
として、通常図5に示す如く保護継電装置により検出さ
れている。すなわち、逆潮流なしの場合は過電流継電器
24a、地絡継電器25a、発電機異常検出用継電器2
7a、逆電力継電器26a、周波数低下継電器22a等
で自家発電設備あるいは系統の事故時の異常を検出し、
遮断器14aを開路し、系統から解列するようにしてい
る。一方、逆潮流ありの場合は、前述した継電器等では
系統の異常時の変電所遮断器14aの解列は検出できな
い場合があり、そのために専用線連系において転送遮断
装置6を設けて保護を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、その目的は高圧配電系統連系にお
いて、逆潮流ありの場合の専用線連系に高価な転送遮断
装置を設けることなく、また構内自家発電設備内にて系
統側の事故時における発電機単独運転を検出することが
できる系統連系保護装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の系統連系保護装置は、複数の自家発電設備
を高圧配電系統に逆潮流ありで系統連系する系統連系シ
ステムにおいて、それぞれの構内系統母線に対し系統電
圧と同期し、それぞれの位相、周波数、電圧が等しい高
調波を注入する高調波発生器と、受電側の高調波電流を
検出する変流器と、前記変流器の出力により受電側のイ
ンピーダンスを演算するインピーダンス演算回路とを備
え、前記インピーダンス演算回路から得られるインピー
ダンスの変化により系統側の停電を検出するように構成
したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明の系統連系保護装置は、複数の自家発電
設備を有する系統母線に停電が発生すると、系統インピ
ーダンスが大きく変化することに着目してなされたもの
で、系統インピーダンスを常に監視し、停電が発生する
とその検出インピーダンスが予め系統インピーダンスマ
ップにより設定された値に変化することで系統に停電が
発生したことを速やかに検出することができる。この
時、他の自家発電設備を有する他の需要家にも系統電圧
と同期した同一周波数の高調波発生器を有していると、
他の需要家の発電機、負荷の状態は受電点の高調波イン
ピーダンスには無関係になるため、ほとんどが系統側の
インピーダンスとなるため精度よく系統側の停電を検出
することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例である自家発電設備の系統
連系保護装置の構成図であり、図5の従来の系統連系シ
ステムと相違する構成は各自家発電設備1a,1bにそ
れぞれ高調波発生器17a,17bとインピーダンス検
出回路18a,18bを設けて転送遮断装置6を廃止し
た点のみであるので、従来の系統連系システムと同一構
成部分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0009】図1において、自家発電設備1aの高調波
発生器17a及びインピーダンス検出回路18aは構内
系統母線のA点に接続してあり、また自家発電設備1b
の高調波発生器17b及びインピーダンス検出回路18
bは構内系統母線のB点に接続してある。19a,19
bは受電側の電流を測定するための電流検出用の変流器
であり、インピーダンス検出回路18a,18bの出力
で構内受電用の遮断器14a,14bに遮断指令を出力
するように構成している。なお、自家発電設備1aと同
様に、保護装置として不足電圧継電器21b、周波数低
下継電器22b、過電圧継電器23b、過電流継電器2
4b、方向地絡継電器25b、逆電力継電器26b、発
電機異常検出用継電器27bを備えている。
【0010】図2は前記高調波発生器17aの回路図で
あり、同図において171は高調波発生源としてのイン
バータ装置で、三相ブリッジのトランジスタインバータ
で構成している。172は高調波電圧の供給源であるコ
ンデンサ、173は高調波注入用の変圧器、174は高
調波電圧検出用の変圧器で高調波電圧発生器の帰還用で
ある。175は高調波電圧の周波数および電圧、位相を
制御する高調波電圧制御回路である。
【0011】図3は前記インピーダンス検出回路18a
の回路図であり、同図において181は高調波電圧検出
用の変圧器、182は変圧器181の高調波電圧成分の
みを検出する第1のフィルタ回路、183は変流器の出
力を電圧に変換しその電圧の高調波成分のみを検出する
第2のフィルタ回路である。184,185は前記電
圧,電流の高調波成分を直流電圧に変換する直流電圧変
換回路、186は前記電圧成分と電流成分から高調波成
分のインピーダンスを演算するインピーダンス演算回
路、187は前記演算回路の出力レベルを予め設定した
インピーダンス値と比較し設定値を超すことにより出力
リレーを動作させる出力回路である。
【0012】ところで、図1の需要家の高調波電圧の注
入点のA点から見た受電点側のインピーダンスは、図4
(a)に示す如く他の需要家の発電機および負荷と系統
のインピーダンスの並列接続となる。ここで一般に他の
需要家の総合インピーダンスXbc(XGbとXLbと
XLcの並列インピーダンス)と系統インピーダンスX
Bでは、XB≪Xbcの関係にある。しかし、高調波電
圧を注入する点は構内自家発電設備の受電点A点であ
り、他の自家発電を有する他の需要家においても同様に
受電点Bであり、しかも位相、周波数、電圧を全く等し
くしておくと、それぞれの構内の発電機および負荷には
高調波電流は流れないため、他の自家発電設備を有する
需要家のインピーダンスの影響は無視できるので、図4
(b)に示すインピーダンス回路図となる。
【0013】次に、本実施例の作用について説明する。
図1の本実施例である自家発電設備の系統連系システム
において、構内自家発電設備1aおよび他の需要家の構
内自家発電設備1bは各々発電機11aおよび11bで
発電する。そして、負荷15aおよび15bには発電機
11a,11bおよび系統側から電力を供給するか、ま
たは発電機11a,11bから負荷および系統側に電力
を供給するいわゆる逆潮流運転している場合がある。後
者の逆潮流運転している場合に、高調波電圧をそれぞれ
の自家発電設備のA点およびB点に注入すると、A点か
ら受電側への高調波電圧、高調波電流を図3のインピー
ダンス検出回路18a,18bに入力し、インピーダン
スを演算するが、この値は当然予め設定した値以下であ
る。しかしこの状態で何らかの原因で系統側の遮断器5
が開路すると、A点から見た受電点インピーダンスは自
家発電設備を有しない他の需要家の負荷のみとなり、図
3のインピーダンス検出回路18aにおけるインピーダ
ンスの検出値が変化し、系統側の停電を知ることとな
る。したがって、速やかに受電点遮断器14aを切り離
すことができる。
【0014】なお、自家発電設備を有しない需要家にも
同様な高調波発生器を設けると、その負荷もインピーダ
ンスの影響を無視することができ、その場合は系統イン
ピーダンスの有無のみとなり、図3のインピーダンス検
出回路も極めて簡単な高調波電流の有無のみの検出で可
能となる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の系統連系
保護装置によると、複数の自家発電設備が高圧配電系統
に連系される逆潮流ありの系統連系システムにおいて、
電力系統停電時に配電用変電所からの信号を受けること
なくそれぞれの構内に高調波電源を設け、系統側の高調
波インピーダンスを常に監視することで電力系統の停電
を検出することができるため、受電線送り出し遮断器と
自家発電設備需要家受電点遮断器との間に高価な転送遮
断装置を設けることなく、速やかに受電点遮断器を切り
離すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である自家発電設備の系統連
系保護装置の構成図。
【図2】図1の高調波発生器の回路図。
【図3】図1のインピーダンス検出回路図。
【図4】図1のインピーダンス回路図。
【図5】従来の自家発電設備の系統連系保護装置の回路
図。
【符号の説明】
1a,1b…自家発電設備、2…系統母線、3…配電用
変電所、4…変圧器、5…遮断器、6…転送受信装置、
10…構内系統母線、11a,11b…交流発電機、1
2a,12b…自動電圧調整装置、13a,13b,1
4a,14b,14c,16a,16b…遮断器、15
a,15b,15c…構内負荷、17a,17b…高調
波発生回路、18a,18b…インピーダンス検出回
路、19a,19b…変流器、21a,21b…不足電
圧継電器、22a,22b…周波数低下継電器、23
a,23b…過電圧継電器、24a,24b…過電流継
電器、25a,25b…方向地絡継電器、26a,26
b…逆電力継電器、27a,27b…発電機異常検出用
継電器。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 系統連系保護装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、系統連系方式(商用電
力線連系方式)における系統事故時の系統連系保護装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、需要家がコージェネレーション
等の自家用発電設備(以下自家発電設備という)を系統
連系するために、図5に示すような系統連系システムが
用いられている。すなわち、図5の系統連系システムに
おいて、1aは自家発電設備、2は系統母線、3は配電
用変電所、4は変圧器、5は受電線送り出し遮断器、6
は転送受信装置である。この転送受信装置6は逆潮流あ
りの場合の系統事故時の変電所3からの信号により構内
自家発電設備1aの自家発電設備需要家受電点遮断器1
4aを解除するものである。また、上記自家発電設備1
aは、エンジン(図示せず)により駆動される発電機1
1aと、発電機11aの電圧を制御する自動電圧調整装
置(以下AVRという)12aと、発電機11aを構内
系統に接続する遮断器13aと、系統母線2と構内系統
10とを接続する遮断器14aと、構内負荷15aと、
構内負荷用の遮断器16aとを備えており、さらに保護
装置として不足電圧継電器21a、周波数低下継電器2
2a、過電圧継電器23a、過電流継電器24a、方向
地絡継電器25a、逆電力継電器26a、発電機異常検
出用継電器27aを備えている。また、1bは上記した
自家発電設備1aと同様の構成の自家発電設備を備えた
需要家であり、1cは自家発電設備を有しない受電設備
(遮断器14cと構内負荷15c)のみを備えた需要家
である。
【0003】このように構成された系統連系システムに
おいて次のような異常が発生したときには即時に自家発
電設備1a,1bを電力系統から解列する必要がある。 (1)コージェネ設置需要家の構内事故時 (2)電力系統事故時
【0004】これらの事故時の事故状態を検出する方法
として、通常図5に示す如く保護継電装置により検出さ
れている。すなわち、逆潮流なしの場合は過電流継電器
24a、地絡継電器25a、発電機異常検出用継電器2
7a、逆電力継電器26a、周波数低下継電器22a等
で自家発電設備あるいは系統の事故時の異常を検出し、
遮断器14aを開路し、系統から解列するようにしてい
る。一方、逆潮流ありの場合は、前述した継電器等では
系統の異常時の変電所遮断器5の解列は検出できない場
合があり、そのために転送遮断装置6を設けて保護を行
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、その目的は配電系統連系におい
て、逆潮流ありの場合に高価な転送遮断装置を設けるこ
となく、また構内自家発電設備内にて系統側の事故時に
おける発電機単独運転を検出することができる系統連系
保護装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の系統連系保護装置は、複数の自家発電設備
を配電系統に逆潮流ありで連系する系統連系システムに
おいて、それぞれの構内系統母線に対し系統電圧と同期
し、それぞれの位相、周波数、電圧が等しい高調波を注
入する高調波発生器と、受電側の高調波電流を検出する
変流器と、前記変流器の出力により受電側のインピーダ
ンスを演算するインピーダンス演算回路とを備え、前記
インピーダンス演算回路から得られるインピーダンスの
変化により系統側の停電を検出するように構成したこと
を特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明の系統連系保護装置は、複数の自家発電
設備を有する系統母線に停電が発生すると、系統インピ
ーダンスが大きく変化することに着目してなされたもの
で、系統インピーダンスを常に監視し、停電が発生する
とその検出インピーダンスが予め系統インピーダンスマ
ップにより設定された値に変化することで系統に停電が
発生したことを速やかに検出することができる。この
時、他の自家発電設備を有する他の需要家にも系統電圧
と同期した同一周波数の高調波発生器を有していると、
他の需要家の発電機、負荷の状態は受電点の高調波イン
ピーダンスには無関係になるため、ほとんどが系統側の
インピーダンスとなるため精度よく系統側の停電を検出
することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例である自家発電設備の系統
連系保護装置の構成図であり、図5の従来の系統連系シ
ステムと相違する構成は各自家発電設備1a,1bにそ
れぞれ高調波発生器17a,17bとインピーダンス検
出回路18a,18bを設けて転送遮断装置6を廃止し
た点と、逆潮流ありなので逆電力継電器26aを廃止し
た点であるので、従来の系統連系システムと同一構成部
分には同一符号を付してその説明は省略する。
【0009】図1において、自家発電設備1aの高調波
発生器17a及びインピーダンス検出回路18aは構内
系統母線のA点に接続してあり、また自家発電設備1b
の高調波発生器17b及びインピーダンス検出回路18
bは構内系統母線のB点に接続してある。19a,19
bは受電側の電流を測定するための電流検出用の変流器
であり、インピーダンス検出回路18a,18bの出力
で構内受電用の遮断器14a,14bに遮断指令を出力
するように構成している。なお、自家発電設備1bは、
自家発電設備1aと同様に、保護装置として不足電圧継
電器21b、周波数低下継電器22b、過電圧継電器2
3b、過電流継電器24b、方向地絡継電器25b、発
電機異常検出用継電器27bを備えている。
【0010】図2は前記高調波発生器17aの回路図で
あり、同図において171は高調波発生源としてのイン
バータ装置で、三相ブリッジのトランジスタインバータ
で構成している。172は高調波電圧の供給源であるコ
ンデンサ、173は高調波注入用の変圧器、174は高
調波電圧検出用の変圧器で高調波電圧発生器の帰還用で
ある。175は高調波電圧の周波数および電圧、位相を
制御する高調波電圧制御回路である。
【0011】図3は前記インピーダンス検出回路18a
の回路図であり、同図において181は高調波電圧検出
用の変圧器、182は変圧器181の高調波電圧成分の
みを検出する第1のフィルタ回路、183は変流器の出
力を電圧に変換しその電圧の高調波成分のみを検出する
第2のフィルタ回路である。184,185は前記電
圧,電流の高調波成分を直流電圧に変換する直流電圧変
換回路、186は前記電圧成分と電流成分から高調波成
分のインピーダンスを演算するインピーダンス演算回
路、187は前記演算回路の出力レベルを予め設定した
インピーダンス値と比較し設定値を超すことにより出力
リレーを動作させる出力回路である。
【0012】ところで、図1の需要家の高調波電圧の注
入点のA点から見た受電点側のインピーダンスは、図4
(a)に示す如く他の需要家の発電機および負荷と系統
のインピーダンスの並列接続となる。ここで一般に他の
需要家の総合インピーダンスXbc(XGbとXLbと
XLcの並列インピーダンス)と系統インピーダンスX
Bでは、XB≪Xbcの関係にある。しかし、高調波電
圧を注入する点は構内自家発電設備の受電点A点であ
り、他の自家発電を有する他の需要家においても同様に
受電点Bであり、しかも位相、周波数、電圧を全く等し
くしておくと、それぞれの構内の発電機および負荷には
高調波電流は流れないため、他の自家発電設備を有する
需要家のインピーダンスの影響は無視できるので、図4
(b)に示すインピーダンス回路図となる。
【0013】次に、本実施例の作用について説明する。
図1の本実施例である自家発電設備の系統連系システム
において、構内自家発電設備1aおよび他の需要家の構
内自家発電設備1bは各々発電機11aおよび11bで
発電する。そして、負荷15aおよび15bには発電機
11a,11bおよび系統側から電力を供給するか、ま
たは発電機11a,11bから負荷および系統側に電力
を供給するいわゆる逆潮流運転している場合がある。後
者の逆潮流運転している場合に、高調波電圧をそれぞれ
の自家発電設備のA点およびB点に注入すると、A点か
ら受電側への高調波電圧、高調波電流を図3のインピー
ダンス検出回路18a,18bに入力し、インピーダン
スを演算するが、この値は当然予め設定した値以下であ
る。しかしこの状態で何らかの原因で系統側の遮断器5
が開路すると、A点から見た受電点インピーダンスは自
家発電設備を有しない他の需要家の負荷のみとなり、図
3のインピーダンス検出回路18aにおけるインピーダ
ンスの検出値が変化し、系統側の停電を知ることとな
る。したがって、速やかに受電点遮断器14aを切り離
すことができる。
【0014】なお、自家発電設備を有しない需要家にも
同様な高調波発生器を設けると、その負荷もインピーダ
ンスの影響を無視することができ、その場合は系統イン
ピーダンスの有無のみとなり、図3のインピーダンス検
出回路も極めて簡単な高調波電流の有無のみの検出で可
能となる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の系統連系
保護装置によると、複数の自家発電設備が配電系統に連
系される逆潮流ありの系統連系システムにおいて、電力
系統停電時に配電用変電所からの信号を受けることなく
それぞれの構内に高調波電源を設け、系統側の高調波イ
ンピーダンスを常に監視することで電力系統の停電を検
出することができるため、受電線送り出し遮断器と自家
発電設備需要家受電点遮断器との間に高価な転送遮断装
置を設けることなく、速やかに受電点遮断器を切り離す
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である自家発電設備の系統連
系保護装置の構成図。
【図2】図1の高調波発生器の回路図。
【図3】図1のインピーダンス検出回路図。
【図4】図1のインピーダンス回路図。
【図5】従来の自家発電設備の系統連系保護装置の回路
図。
【符号の説明】 1a,1b…自家発電設備、2…系統母線、3…配電用
変電所、4…変圧器、5…受電線送り出し遮断器、6…
転送受信装置、10…構内系統母線、11a,11b…
交流発電機、12a,12b…自動電圧調整装置、14
a,14b…自家発電設備需要家受電点遮断器、13
a,13b,14c,16a,16b…遮断器、15
a,15b,15c…構内負荷、17a,17b…高調
波発生回路、18a,18b…インピーダンス検出回
路、19a,19b…変流器、21a,21b…不足電
圧継電器、22a,22b…周波数低下継電器、23
a,23b…過電圧継電器、24a,24b…過電流継
電器、25a,25b…方向地絡継電器、26a…逆電
力継電器、27a,27b…発電機異常検出用継電器。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の自家発電設備を高圧配電系統に逆
    潮流ありで系統連系する系統連系システムにおいて、そ
    れぞれの構内系統母線に対し系統電圧と同期し、それぞ
    れの位相、周波数、電圧が等しい高調波を注入する高調
    波発生器と、受電側の高調波電流を検出する変流器と、
    前記変流器の出力により受電側のインピーダンスを演算
    するインピーダンス演算回路とを備え、前記インピーダ
    ンス演算回路から得られるインピーダンスの変化により
    系統側の停電を検出するように構成したことを特徴とす
    る系統連系保護装置。
JP5129216A 1993-05-31 1993-05-31 系統連系保護装置 Pending JPH06343231A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5129216A JPH06343231A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 系統連系保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5129216A JPH06343231A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 系統連系保護装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06343231A true JPH06343231A (ja) 1994-12-13

Family

ID=15004013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5129216A Pending JPH06343231A (ja) 1993-05-31 1993-05-31 系統連系保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06343231A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100839145B1 (ko) * 2001-11-22 2008-06-19 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 고체 촬상 장치 및 그 제조 방법
JP2014523520A (ja) * 2011-06-01 2014-09-11 エンフェイズ エナジー インコーポレイテッド 送電網インピーダンス検出のための方法及び装置
JP2015033311A (ja) * 2013-08-07 2015-02-16 日新電機株式会社 分散電源装置
JP2024506373A (ja) * 2021-02-12 2024-02-13 ランディス+ギア テクノロジー インコーポレイテッド マルチポートメータを用いたアイランド化制御

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6192130A (ja) * 1984-10-11 1986-05-10 関西電力株式会社 電源装置
JPS62104433A (ja) * 1985-10-30 1987-05-14 株式会社明電舎 分散電源の制御方式

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6192130A (ja) * 1984-10-11 1986-05-10 関西電力株式会社 電源装置
JPS62104433A (ja) * 1985-10-30 1987-05-14 株式会社明電舎 分散電源の制御方式

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100839145B1 (ko) * 2001-11-22 2008-06-19 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 고체 촬상 장치 및 그 제조 방법
JP2014523520A (ja) * 2011-06-01 2014-09-11 エンフェイズ エナジー インコーポレイテッド 送電網インピーダンス検出のための方法及び装置
US9952263B2 (en) 2011-06-01 2018-04-24 Enphase Energy, Inc. Method and apparatus for grid impedance detection
JP2015033311A (ja) * 2013-08-07 2015-02-16 日新電機株式会社 分散電源装置
JP2024506373A (ja) * 2021-02-12 2024-02-13 ランディス+ギア テクノロジー インコーポレイテッド マルチポートメータを用いたアイランド化制御

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Tumilty et al. Approaches to network protection for inverter dominated electrical distribution systems
US7576449B2 (en) Method for converting direct voltage into three-phase alternating voltage
CN101981776B (zh) 用于接地故障探测和中断的系统和方法
CN102906847B (zh) 带意外动作阻止功能的漏电检测装置
Ropp et al. Discussion of a power line carrier communications-based anti-islanding scheme using a commercial automatic meter reading system
JP2025031744A (ja) 電力変換装置及び蓄電システム
JP2003087978A (ja) 発電装置、分電盤及びそれらを用いた電源供給システム
JP2001124814A (ja) インバータ装置における絶縁劣化検出装置及びそれを用いた太陽光発電システム並びに電気自動車
EP1278282A1 (en) Method and apparatus for isolating a first section of an electrical grid from a second section of the electrical grid
Mohanty et al. Current restrained undervoltage protection scheme of converter dominated microgrids
EP3989393A1 (en) Patch panel for programming a split bus electrical panel for partial or full backup with pv and battery systems
JPH06343231A (ja) 系統連系保護装置
JP2951141B2 (ja) 単相3線式線路における不平衡の改善方法及びそれに用いる電力供給装置
JP6797073B2 (ja) 運転制御装置及び発電設備
JP2620916B2 (ja) 系統連系保護装置
JPH06343230A (ja) 系統連系保護装置
WO2021206911A1 (en) Controlling an inverter to emulate synchronous generator under fault conditions
JP7615012B2 (ja) 変圧器の制御装置
JP2691692B2 (ja) 系統連系保護装置
Alibert et al. Protection systems for microgrids with high rate of inverter-based generators
Suman et al. Microgrid Protection
JP2684317B2 (ja) 系統連系保護装置
JP2005094897A (ja) 単独運転防止装置
JP2558585B2 (ja) 系統連系保護検出装置
JPH11308758A (ja) 地絡検出装置