JPH0634340A - 3次元画像入力装置 - Google Patents

3次元画像入力装置

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JPH0634340A
JPH0634340A JP4189470A JP18947092A JPH0634340A JP H0634340 A JPH0634340 A JP H0634340A JP 4189470 A JP4189470 A JP 4189470A JP 18947092 A JP18947092 A JP 18947092A JP H0634340 A JPH0634340 A JP H0634340A
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area
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Mitsuo Oshima
光雄 大島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 近距離画像において、濃淡画像としては視野
に入っても、距離画像としてその視野内を全て表現する
ことができないという問題を解決し、距離画像視野を確
保した3次元画像入力装置を提供する。 【構成】 被写体A,Bの像はレンズ31,41を介し
て撮像素子32,42に入力し、該撮像素子32,42
によって電気信号に変換されて濃淡画像の信号が出力さ
れる。ここで、各撮像素子32,42の濃淡画像領域の
感光面に隣接して、位相差検出方向に位相差検出用の感
光面を設ける。これにより、所望の濃淡画像領域に対応
して、距離画像がその領域にわたって得られ、一定距離
以上の撮像において、従来その距離において判定不能で
あった被写体が無くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータビジョン
(CV)及びコンピュータグラフィックス(CG)等の
3次元画像情報技術において、3次元画像を入力するた
めの、距離画像の視野を確保した3次元画像入力装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば次のような文献に記載されるものがある。 文献1;テレビジョン学会誌、45[4](1991)
P.446−452 文献2;テレビジョン学会誌、45[4](1991)
P.453−460 従来、3次元画像入力方式には、受動的手法(パッシブ
手法)と能動的手法(アクティブ手法)とがある。能動
的手法とは、3次元情報を取得するために、巧みに制御
され、その形状パターンや濃淡、スペクトル等に対し何
等かの意味を持ったエネルギー(光波、電波、音波等)
を対象に照射する手法のことを指す。これに対して受動
的手法とは、対象に対して通常の照明等は行うにして
も、計測に関して意味のあるエネルギーを利用しない計
測のことをいう。一般的にいって、能動的手法の方が、
受動的手法のものより計測の信頼性が高くなる。受動的
手法の代表的なものがステレオ画像法であり、それを図
2に示す。
【0003】図2は、前記文献2に記載された従来の3
次元画像入力方式の一つであるステレオ画像法の説明図
である。このステレオ画像法では、2次元画像入力装置
である2台のカメラ1,2を所定間隔離して配置し、左
右のカメラ1,2で撮られた被写体3の結像位置の差、
即ち位相差を利用し、三角測量法によって被写体3まで
の距離を計る方法である。
【0004】図3は、図2のステレオ画像法で得られた
信号の濃淡画像と距離画像の2枚の画像の説明図であ
る。濃淡画像は、図2のカメラ1,2で得られるカラー
や白黒の画像である。距離画像は、3次元位置に関する
画像であり、マトリクスデータで一つ一つの画素が対象
物(被写体3)の奥行きに関する情報を持つものであ
る。このような濃淡画像と距離画像とから、偏光フイル
タを用いた両眼融合方式によって立体画像表示を行った
り、レンチキュラ板を用いて立体画像表示を行ったりし
ている。立体画像表示の一例を図4に示す。
【0005】図4は、前記文献1に記載された従来の3
次元画像表示方式の一つである多眼式レンチキュラ方式
の原理を示す図である。多眼式レンチキュラ方式は、複
数のかまぼこ状のレンズ板からなるレンチキュラ板10
を用い、各レンズ板の焦点面に左右画像をストライプ状
に配置した方式である。1個のレンズ板内にはa,b,
c,…,fの部分に、それぞれa1 ,b1 ,c1 ,…,
1 という多方向から撮像したストライプ状の多眼像1
1を表示する。レンズ板の作用によって各方向のストラ
イプ状の多眼像11は左右の眼12,13に別々に入
り、視点を移動すれば、横方向の立体映像を見ることが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の装置では、距離は位相差に反比例する形で検出され
るので、近距離の画像が、2次元画像入力装置の光/電
変換用の撮像素子(通常、電荷結合素子(以下、CCD
という)エリアイメージセンサが使用される)の撮像面
(感光面)あるいは画素数が有限の大きさを持つため、
画面からはみ出してしまって位相差検出(対応点検索)
ができない場合がある。そのため、濃淡画像が得られて
も、その濃淡画像に対する距離画像が得られないという
問題点があった。この問題点を、図5(a)〜(c)を
参照しつつ、さらに説明する。
【0007】図5(a)〜(c)は、従来の問題点を説
明する図であり、同図(a)は2眼式ステレオ画像法を
用いた従来の3次元画像入力装置の概略の構成図、同図
(b)は同図(a)で得られる2枚の濃淡画像の両方に
被写体が写る画像例を示す図、及び同図(c)は2枚の
濃淡画像のうちの片側では被写体が画面外になる画像例
を示す図である。
【0008】図5(a)に示す従来の3次元画像入力装
置では、光軸(視線)H21を有する第1の2次元画像
入力装置21と、光軸H22を有する第2の2次元画像
入力装置22とが、所定間隔隔てて配置されている。第
1の2次元画像入力装置21は、視角θ21を有する結像
用のレンズ21aと、感光面への入射光を電気信号に変
換する撮像素子21bとで、構成されている。同様に、
第2の2次元画像入力装置22は、視角θ22を有するレ
ンズ22aと、感光面を有する撮像素子22bとで、構
成されている。撮像素子21b,22bは、例えばCC
Dで構成されている。この図5(a)では、ある距離l
におかれた被写体A及びBを見ている例である。被写体
A及びBは、結像素子21b,22bの感光面の全領域
にわたって結像されているので、例えば被写体Aは図5
(b)のように写っている。被写体Bは、図5(c)の
ように写っている。図5(b)では、第1と第2の2次
元画像入力装置21,22の両画面において被写体Aが
写っているので、該被写体Aの左側画面のx座標の距離
1aと右側画面のx座標の距離x2aとから、位相差Δ=
2a−x1aを検出(対応点検索)することが可能であ
る。しかし、図5(c)では、被写体Bが右側の画面外
になっているため、位相差の検出が不可能である。その
ため、片側の濃淡画像が得られ、また同距離lであって
も、距離画像が得られないという問題がある。
【0009】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
として、近距離画像において、濃淡画像としては画角
(視野)に入っていても、距離画像としてその視野内を
全て表現することができないという点について解決し
た、距離画像視野を確保した3次元画像入力装置を提供
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、濃淡画像領域の感光面を有する第1
の2次元画像入力装置と、前記第1の2次元画像入力装
置と所定間隔隔てて配置され、濃淡画像領域の感光面を
有する第2の2次元画像入力装置とを備えた、ステレオ
画像法における3次元画像入力装置において、前記感光
面に隣接して、所望位相差最大値まで検出可能な位相差
検出用の感光面を設けている。第2の発明では、第1の
発明の濃淡画像領域の感光面に、濃淡画像を読出す読出
し回路を接続し、請求項1の位相差検出用の感光面に、
その感光面から信号を読出す読出し回路を接続してい
る。第3の発明では、第1の発明の濃淡画像領域の感光
面の信号を記憶する領域と、第1の発明の位相差検出用
の感光面の信号を記憶する領域とを、同一記憶装置内に
設け、該記憶装置内の各領域に記憶された信号を、濃淡
画像と位相差検出用画像として適宜分割して用いる構成
にしている。第4の発明では、第1の発明の濃淡画像領
域の感光面と位相差検出用の感光面とは、位相差検出方
向に該位相差検出用の感光面がそれぞれ配置された配置
関係を有する構成にしている。
【0011】
【作用】第1及び第4の発明によれば、以上のように3
次元画像入力装置を構成したので、濃淡画像を得る濃淡
画像領域の感光面に隣接して、所望の距離精度分の位相
差に相当する例えば画素数だけ位相差検出方向に設けら
れた位相差検出用の感光面は、所望距離以上の被写体に
対して濃淡画像の視野と距離画像の視野とを等しくする
働きがある。これにより、濃淡画像と対をなす距離画像
を確実に特定でき、立体表示するときの立体感が損なわ
れない濃淡画像及び距離画像の出力が行える。
【0012】第2の発明によれば、位相差検出用の感光
面に接続された例えば位相差に相当する画素数分の読出
し回路は、所望濃淡画像を得る視野に相当する画素を読
出す読出し回路とは別個のクロック周波数で動作し、そ
の読出し回路のクロック周波数を変更しないように動作
する。これにより、読出し速度の高速化が図れる。第3
の発明によれば、記憶装置は濃淡画像領域の感光面と位
相差検出用の感光面とから読出された信号をそれぞれ記
憶して画面の合成を行った後、該記憶装置の読出し時に
濃淡画像と位相差検出用画面とに分割して出力する働き
がある。これにより、撮像素子の構成の簡単化が図れ
る。従って、前記課題を解決できるのである。
【0013】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例を示す3次元画像入力装
置の概略の構成図である。この3次元画像入力装置は、
光軸H30を有する第1の2次元画像入力装置30と、
該光軸H30と平行に所定間隔隔てた光軸H40を有す
る第2の2次元画像入力装置40とを、備えている。第
1の2次元画像入力装置30は、結像用の光学系である
例えばレンズ31と、濃淡画像領域の感光面及び位相差
検出用の感光面を有する撮像素子(例えば、CCD)3
2とを、備えている。第2の2次元画像入力装置40
は、結像用の光学系である例えばレンズ41と、濃淡画
像領域の感光面及び位相差検出用の感光面を有する撮像
素子(例えば、CCD)42とを備え、例えば第1の2
次元画像入力装置30と同一の特性を有している。第1
と第2の2次元画像入力装置30,40は、例えば一定
距離lに配置された2つの被写体A,Bの画像を入力
し、濃淡画像等の信号を出力する装置であり、その光軸
H30とH40は所望の濃淡画像の画面の中心にくるよ
うに設定されている。
【0014】なお、図1において、θ30はレンズ31の
濃淡画像の視角、Δθ30は位相差検出用に新たに設けら
れた画素分の感光面に対する増分された視角である。θ
40はレンズ41の濃淡画像の視角、Δθ40は位相差検出
用に新たに設けられた画素分の感光面に対する増分され
た視角である。図6(a)〜(d)は、図1に示す撮像
素子32,42の感光面を示す図であり、同図(a),
(b)は撮像素子32の感光面、及び同図(c),
(d)は撮像素子42の感光面をそれぞれ示す。図6
(a),(b)において、撮像素子32は濃淡画像を撮
像する濃淡画像領域x・yの感光面32aと、所望距離
画像を得るために新たに距離Δxだけ左側に設けられた
位相差検出用の感光面32bとを有し、該感光面32a
の031が光軸H30の中心となっている。図6(c),
(d)において、撮像素子42は、濃淡画像領域x・y
の感光面42aと、所望距離画像を得るために新たに右
側(位相差検出方向)に設けられた距離Δxの位相差検
出用の感光面42bとを有し、該感光面42aの032
光軸H40の中心になっている。図6(a),(b)で
は、被写体Aが感光面32aのx座標距離x1aの位置に
写っており、被写体Bが感光面32aのx座標距離x1b
の位置に写っている。図6(c),(d)では、被写体
Aが感光面42aのx座標距離x2aの位置に写ってお
り、被写体Bが感光面42bのx座標距離x2bの位置に
写っている。
【0015】図1の撮像素子32と42は同一特性の構
造であり、その一方の撮像素子42の構成例を図7に示
す。撮像素子42は、濃淡画像領域x・yの感光面42
aと、所望の距離精度分の位相差に相当する画素数だけ
位相差検出方向に延設された位相差検出用のΔx・yの
感光面42bとを、有している。この感光面42aと4
2bの境目では、該感光面42aの画素配列ピッチを保
って画素配列が行われている。感光面42aと42b
は、通常、テレビジョン等に表示する関係でアスペクト
比x:y=4:3に選ばれている。感光面42a,42
bには、水平読出し回路43が接続されている。水平読
出し回路43は、感光面42a,42bで入射光を電気
信号に変換した信号をクロック信号φに同期して水平方
向に読出す回路であり、例えば水平読出しCCDで構成
されており、その出力側に、例えばソースホロワ型のM
OSトランジスタからなる出力アンプ44が接続され、
さらにその出力側に、出力端子45が接続されている。
【0016】次に、図1に示すステレオ画像法を用いた
3次元画像入力装置の動作を、図8を参照しつつ説明す
る。図8は、図1のステレオ画像法を用いた3次元画像
入力装置によって得られる距離と位相差の関係を示す距
離−位相差特性曲線例の図である。ここで、距離は2つ
の光軸H30とH40の間隔に比例し、位相差に逆比例
する関係にある。そこで、本実施例では、例えば0.8
m以内の被写体A,Bは撮像せずに、それ以上の距離の
被写体を撮像するため、設定最大位相差(50)を約1
00ビットにしている。この設定最大位相差100ビッ
ト分の画面サイズが、図6及び図7の増設されたx座標
距離Δxに相当する。図1において、被写体A,Bは第
1,第2の2次元画像入力装置30,40内のレンズ3
1,41により、撮像素子32,42の感光面32a,
32bと42a,42bへ入射される。各撮像素子3
2,42では、クロック信号φに同期して感光面32
a,32bと42a,42bの出力信号を各水平読出し
回路43で水平方向に読出し、それが出力アンプ44で
増幅されて出力端子45からそれぞれ出力される。撮像
素子32,42は、図8に示すように、設定最大位相差
100ビット分に相当する感光面32a,42bを余分
に持っているので、図6(b),(d)に示すように、
左側の感光面32aに入っている被写体Bが最大ずれた
としても、右側の余分に設けたx座標距離Δxの受光面
42b内に入っていることになる。即ち、濃淡画像領域
x・yの感光面32a内にある被写体Bは、Δx分の感
光面32b,42bをそれぞれ撮像素子32,42に追
加することにより、全ての距離画像を検出して出力する
ことができる。そのため、従来のように被写体A,Bの
画面位置によっては同じ距離であっても距離画像が得ら
れず、濃淡画像領域において距離画像が不明という問題
を解消できる。
【0017】本実施例の利点をまとめれば、次のように
なる。本実施例では、濃淡画像領域の感光面32a,4
2aに隣接して位相差検出方向に位相差検出用の感光面
32b,42bを設けたので、所望の濃淡画像領域に対
応して距離画像がその領域にわたって得られる。そのた
め、一定距離以上の撮像において、従来その距離におい
て判定不能であった被写体A,Bが無くなり、濃淡画像
視野と距離画像視野が同じとなる視野確保が可能にな
る。
【0018】第2の実施例 図9(a),(b)は、本発明の第2の実施例を示す撮
像素子42の構成例である。この第2の実施例では、図
1の3次元画像入力装置における撮像素子32,42
を、図7とは異なる構成にしている。撮像素子32と4
2は同一構成であるため、その一方の撮像素子42につ
いて説明する。
【0019】撮像素子42は、図7と同様に、濃淡画像
領域の感光面42aと、位相差検出用の感光面42bと
を有している。感光面42aには、該感光面42aの信
号をクロック信号φ1 に同期して水平方向に読出す濃淡
画像読出し用の水平読出し回路43aが接続され、さら
に感光面42bには、クロック信号φ2 に同期して該感
光面42bの信号を水平方向に読出す位相差検出用の水
平読出し回路43bが接続されている。水平読出し回路
43aの出力側には、増幅用の出力アンプ44aが接続
され、さらにその出力側に、出力端子45aが接続され
ている。同様に、水平読出し回路43bの出力側には、
増幅用の出力アンプ44bが接続され、さらにその出力
側に、出力端子45bが接続されている。
【0020】位相差検出用の水平読出し回路43bは、
図9(a)のように水平読出し回路43aと隣接する位
置に設けたり、あるいは該水平読出し回路43aとは反
対側に設ける等、どのようにして配置しても良い。この
第2の実施例では、図1のレンズ31,41によって被
写体A,Bが撮像素子32,42の感光面に結像される
と、該受光素子32,42では次のように動作する。例
えば、撮像素子42において、濃淡画像領域の感光面4
2aの入射光は、電気信号に変換され、それがクロック
信号φ1 に同期して水平読出し回路43aで水平方向に
読出され、出力アンプ44aで増幅されて出力端子45
aから出力される。位相差検出用の感光面42bでは、
入射光が電気信号に変換され、それがクロック信号φ2
に同期して水平読出し回路43bで水平方向に読出さ
れ、出力アンプ44bで増幅され、出力端子45bから
出力される。一方の撮像素子32も、撮像素子42と同
様の動作を行う。
【0021】この第2の実施例では、次のような利点を
有している。第1の実施例を示す図7では、水平読出し
回路43が、新たに設けた感光面42bに対応するため
にその増加分だけ例えばCCD段が増加している。CC
D段が増加すると、その増えた段数分だけクロック信号
φを増やしてやらないと、信号を読出すことができない
か、あるいは同じクロック周波数を用いると、それだけ
該水平読出し回路43での読出し時間が長くなる。
【0022】これに対して第2の実施例では、濃淡画像
読出し用と位相差検出用との水平読出し回路43aと4
3bを分離している。濃淡画像読出し用の水平読出し回
路43aは、従来の濃淡画像に対応した例えばCCD段
であるので、従来と同じ時間で読出せる。そして、位相
差検出用の水平読出し回路43bを、水平読出し回路4
3aと並列に動かすことにより、従来の読出し時間と同
じ時間で感光面の信号の読出しが可能になる。水平読出
し回路43aと43bで読出した信号は、出力アンプ4
4a,44bで増幅されて出力端子45a,45bから
出力されると、アナログ/ディジタル変換器を介して記
憶装置等に格納することにより、その後の処理が行われ
る。
【0023】第3の実施例 図10は、本発明の第3の実施例を示す記憶装置割当て
による画面合成と画面分割の説明図である。図10は、
図1の撮像素子32,42の出力側に設けられる記憶装
置であり、132aは図6に示す撮像素子32における
濃淡画像領域の受光面32aに対応した記憶装置割当て
領域、132bは該撮像素子32の位相差検出用の感光
面32bに対応した記憶装置割当て領域、142aは撮
像素子42における濃淡画像領域の感光面42aに対応
した記憶装置割当て領域、及び142bは該撮像素子4
2における位相差検出用の感光面42bに対応した記憶
装置割当て領域である。また、132Aは撮像素子32
側の記憶装置読出し時の濃淡画像領域として取り扱う分
割領域、132Bは撮像素子32側の記憶装置読出し時
の位相差検出領域として取り扱う分割領域、142Aは
撮像素子42側の記憶装置読出し時の濃淡画像領域とし
て取り扱う分割領域、及び142Bは撮像素子42側の
記憶装置読出し時の位相差検出領域として取り扱う分割
領域である。
【0024】図7及び図9に示す撮像素子42は、第1
の2次元画像入力装置30と第2の2次元画像入力装置
40にそれぞれ設けられ、該第1と第2の2次元画像入
力装置30,40用にそれぞれ2種類のものが用いられ
ているが、第1の2次元画像入力装置30用と第2の2
次元画像入力装置40用のものを180°回転して使用
しても良い。あるいは、図10に示す本実施例のよう
に、例えば図9の感光面42aと42bを水平読出し回
路43aと43bで個別に読出し、記憶装置の領域13
2a,132bと142a,142bにそれぞれ記憶し
て1枚の画面に合成し、その後、該記憶装置読出し時
に、濃淡画像領域の分割領域132A,142Aと位相
差検出専用領域の分割領域132B,142Bとに画面
分割しても良い。このことは、濃淡画像領域と呼んでい
る領域132a,142aも、被写体A,Bの位置によ
っては位相差検出領域と呼ばれる領域132b,142
bを兼ねているので、記憶装置に新たに設けた位相差検
出領域を有していれば、その画面分割は左右どちらにも
できることを意味している。
【0025】つまり、図6に示す感光面32b,42b
の領域は位相差検出の専用領域に特定しなくても良い。
そのため、第1と第2の2次元画像入力装置30,40
として用意すべき撮像素子30,40の種類は1種類で
良いので、2種類用意するよりも、経済的効果が大き
い。この場合、図9の水平読出し回路43aと43bの
段数比を同一にし、それを動作させるためのクロック信
号φ1 ,φ2 として同一クロック周波数を用いれば、読
出し時間を最も短くできる。
【0026】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (i) 図1では光学系としてレンズ31,41を用い
ているが、正立プリズム等の他の光学系を用いても良
い。正立プリズム等を用いるような場合には、図6に示
すx座標距離Δxの感光面32b,42bを、x座標距
離xを挟んで逆の位置に配置すれば良い。 (ii) 図7及び図9の撮像素子32,42の読出し回
路を他の回路構成にしても良い。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、濃淡画像領域の感光面に隣接して、位相差検
出方向に位相差検出用の感光面を設けたので、所望の濃
淡画像領域に対応して、距離画像がその領域にわたって
得られる。そのため、一定距離以上の撮像において、従
来その距離において判定不能であった被写体が無くな
り、濃淡画像視野と距離画像視野が同じとなる視野確保
が可能になり、的確な立体表示を行える。
【0028】第2の発明によれば、濃淡画像領域の感光
面の信号を読出す読出し回路と、位相差検出用の感光面
の信号を読出す読出し回路とが、それぞれ別個に設けら
れているので、例えばそれらの読出し回路を同一の読出
しクロック周波数を用いて読出すことにより、読出し時
間を短縮でき、しかも第1の発明と同様に距離画像の視
野を確保できる。第3の発明によれば、濃淡画像領域の
感光面の信号と位相差検出用の感光面の信号を同一記憶
装置内に記憶して画面の合成を行った後、該記憶装置の
読出し時に画面分割によって濃淡画像と位相差検出用画
像とを出力するようにしたので、第1と第2の2次元画
像入力装置に設けられる撮像素子の種類は1種類で良
く、それによって構成の簡単化と、読出し時間の短縮化
が可能となる。第4の発明によれば、位相差検出方向に
位相差検出用の感光面がそれぞれ配置されているので、
第1と第2の2次元画像入力装置における撮像素子の構
成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す3次元画像入力装
置の概略の構成図である。
【図2】従来の3次元画像入力方式の1つであるステレ
オ画像法の説明図である。
【図3】図2のステレオ画像法で得られた濃淡画像と距
離画像の説明図である。
【図4】従来の3次元画像表示方式の1つである多眼式
レンチキュラ方式の原理図である。
【図5】従来の問題点を説明する図である。
【図6】図1の撮像素子の感光面を示す図である。
【図7】図1の撮像素子42の構成例を示す図である。
【図8】図1の距離−位相差特性曲線を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施例を示す撮像素子42の構
成例を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施例を示す記憶装置割当て
による画面合成と画面分割の説明図である。
【符号の説明】
30,40 第1,第2の2次元画
像入力装置 31,41 レンズ 32,42 撮像素子 32a,42a 濃淡画像領域の感光面 32b,42b 位相差検出用の感光面 43,43a,43b 水平読出し回路 132a,132b,142a,142b 記憶装
置割当て領域 132A,132B,142A,142B 分割領

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濃淡画像領域の感光面を有する第1の2
    次元画像入力装置と、前記第1の2次元画像入力装置と
    所定間隔隔てて配置され、濃淡画像領域の感光面を有す
    る第2の2次元画像入力装置とを備えた、ステレオ画像
    法における3次元画像入力装置において、 前記感光面に隣接して、所望位相差最大値まで検出可能
    な位相差検出用の感光面を設けたことを特徴とする3次
    元画像入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の濃淡画像領域の感光面に、濃
    淡画像を読出す読出し回路を接続し、請求項1の位相差
    検出用の感光面に、その感光面から信号を読出す読出し
    回路を接続したことを特徴とする3次元画像入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の濃淡画像領域の感光面の信号
    を記憶する領域と、請求項1の位相差検出用の感光面の
    信号を記憶する領域とを、同一記憶装置内に設け、該記
    憶装置内の各領域に記憶された信号を、濃淡画像と位相
    差検出用画像として適宜分割して用いる構成にしたこと
    を特徴とする3次元画像入力装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の濃淡画像領域の感光面と位相
    差検出用の感光面とは、位相差検出方向に該位相差検出
    用の感光面がそれぞれ配置された配置関係を有する構成
    にしたことを特徴とする3次元画像入力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011203953A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Nec System Technologies Ltd ステレオマッチング処理装置、ステレオマッチング処理方法、及び、プログラム

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