JPH0634426Y2 - 砕岩棒 - Google Patents

砕岩棒

Info

Publication number
JPH0634426Y2
JPH0634426Y2 JP8982089U JP8982089U JPH0634426Y2 JP H0634426 Y2 JPH0634426 Y2 JP H0634426Y2 JP 8982089 U JP8982089 U JP 8982089U JP 8982089 U JP8982089 U JP 8982089U JP H0634426 Y2 JPH0634426 Y2 JP H0634426Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crushed rock
rock
rod
bulging portion
crushing blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8982089U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0329534U (ja
Inventor
渡 川口
Original Assignee
島田建設株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 島田建設株式会社 filed Critical 島田建設株式会社
Priority to JP8982089U priority Critical patent/JPH0634426Y2/ja
Publication of JPH0329534U publication Critical patent/JPH0329534U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0634426Y2 publication Critical patent/JPH0634426Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Revetment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、砕岩棒、特に航路の造成、岸壁の築造工事等
において、海底の岩石を砕掘するために使用する砕岩棒
に関するものである。
(従来の技術) 海底の特に硬質の岩石を砕掘するための砕岩棒は、従来
から知られているものとして、側面形状が略V字状をな
す下端の破砕刃部と、表裏及び左右各方向に膨出して略
四角形をなす中間の膨出部とを備え、例えば全長が数
m、最大幅が約2m、最大厚さが約1mの全体を低マンガン
鋼で一体に鋳造し、そのまま使用するものである。
このような砕岩棒は、第8図に示すように、クレーン船
20のクレーン21等によりワイヤロープ22で吊り上げ、次
いで砕掘すべき海底の岩石23の上方で当該ワイヤロープ
22の張力を一挙に開放し砕岩棒24自体を落下させ砕岩し
て破砕岩25とし、かかる操作を繰り返して砕岩作業を行
うものである。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の砕岩棒24では、特に先端の破砕刃部24aが岩
石23との衝突及び破砕された岩石との接触又は衝突によ
り摩耗し易く、膨出部24bもかなり同様に摩耗するため
に、寿命が短いという欠点があり、その摩耗した部分の
みを取り替えたり補修するとすると、そのためにコスト
高になるという問題があった。
本考案は、かかる従来の欠点に鑑み、摩耗し難く寿命が
長く、しかも低コストの砕岩棒を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、請求項(1)に記載の考案
では、側面形状が略V字状をなす下端の破砕刃部と、表
裏及び左右各方向に膨出して平断面が略四角形をなす中
間の膨出部とを備えた砕岩棒において、該破砕刃部の外
面全体には、耐摩耗性に富む金属の肉盛り溶接で被覆形
成した耐摩耗金属層を設けたことを特徴し、請求項
(2)に記載の考案では、請求項(1)に記載の考案に
おいて、膨出部自体の周縁面及び該膨出部と該膨出部寄
りの下向き面には、耐摩耗性に富む金属の肉盛り溶接で
被覆形成した前記と別の耐摩耗金属層を設けたことを特
徴とする。
(作用) 本考案に係る砕岩棒によれば、耐摩耗性に富む金属の肉
盛り溶接にて被覆形成した耐摩耗金属層で破砕刃部が補
強されていて、摩耗し難く、寿命が長くなり、低コスト
であり、また、膨出部自体の周縁面及び該膨出部と該膨
出部寄りの下向き面にも、耐摩耗性に富む金属の肉盛り
溶接で被覆形成した前記と別の耐摩耗金属層を設けれ
ば、この膨出部及びその周辺も摩耗し難くなり、さらに
長寿命になる。
(実施例) 本考案の実施例について、図面を参照しながら詳細に説
明する。
第1図は本考案の実施例に係る砕岩棒を示す正面図、第
2図はその側面図、第3図は第1図のA−A線断面図、
第4図は第2図のC−C線断面図、第5図は第1図のB
−B線断面図である。
この実施例に係る砕岩棒1は、下端の破砕刃部2と、中
間の膨出部3と、上部5の上端の吊り上げ用受部6とを
一体鋳造し、当該破砕刃部2の外面全体には、肉盛り溶
接で被覆形成した耐摩耗金属層2aを設け、膨出部3自体
の周縁面及び該膨出部3と該膨出部3寄りの下向き面に
も、同様に被覆形成した別の耐摩耗金属層3aを設け、摩
耗し難くしてある。
破砕刃部2は、側面形状が略V字状をなし、正面形状が
略一定幅になっており、略V字状をなす部分の上端部か
ら下端部までの外面全体を耐摩耗金属層2aで被覆してあ
る。この耐摩耗金属層2aは、例えば株式会社神戸製鋼所
製の耐摩耗用溶接棒HF−1000を用いた電気溶接で厚さ数
mmの肉盛りをほぼ均等に行って形成する。
この溶接棒HF−1000は、炭化タングステン系の超硬合金
からなり、耐摩耗性に富んだ溶接金属層を得ることがで
きるものである。
膨出部3は、表裏及び左右各方向に膨出して平断面が略
四角形をなし、幅が破砕刃部2の一定幅に対して約2倍
に設定してあり、水圧流発生部4を介して破砕刃部2に
一体に連設されている。そして膨出部3自体の周縁面及
び当該膨出部3に連設した水圧流発生部4の下向き面と
には、耐摩耗性に富む金属の肉盛り溶接で被覆形成した
前記破砕刃部2と別の耐摩耗金属層3aを設けてある。こ
の耐摩耗金属層3aは、破砕刃部2の場合と同様にして形
成されている。
水圧流発生部4は、正面輪郭が膨出部3から破砕刃部2
に至るにしたがい凹状円弧形をなして幅を漸減させた左
右対称な右側曲面4a及び左側曲面4bと、側面輪郭が中間
で最小厚さになり、下方の破砕刃部2及び上方の膨出部
3に至るにしたがい凹状円弧形をなして厚さを漸増させ
て中間部に形成した表裏対称な表側曲面4c及び裏側曲面
4dと、これら表側曲面4c及び裏側曲面4dの両側部に位置
させ且つ右側曲面4a及び左側曲面4bの端縁に連なり膨出
部3から破砕刃部2に至るにしたがい厚さ方向の外寸法
が漸減する表側縁条4e及び裏側縁条4fとを備えている。
砕岩棒1の上部5は、正面からの輪郭が左右対称の凹形
円弧状をなし、最小幅が中間にあってここから上下へ至
るにつれて広幅になり、膨出部3との接続部で最大幅に
なっている。また、この砕岩棒1の上部5は上端の吊り
上げ用受部6と、鋳抜き孔7aを有し上端中央に上向きに
突設した補助受部7とを備え、当該受部6は上端の内部
に弧状のワイヤ挿通孔6aを左右対称に穿設して形成して
あり、ワイヤ挿通孔6aにワイヤロープを挿通し、補助受
部7に図示しない滑車を取り付け、受部6及び補助受部
7を適宜選択的に又は同時に使用できるようになってい
る。
次に、砕岩棒の動作及び破砕岩の挙動等について説明す
る。
第6図及び第7図は砕岩棒の使用状態を示すそれぞれ側
面図及び正面図である。
クレーン船のクレーンによって、砕岩棒1全体を吊り上
げ、砕岩すべき海底の岩石23の上方から落下させる。
その落下に伴う破砕刃部2の衝撃力により岩石23が砕か
れ、小塊化して破砕岩25となる。
一方砕岩棒1の落下に伴い、破砕岩25は水圧流発生部4
の表側曲面4c及び裏側曲面4d等と海底との間に生ずる第
6図に矢印で示すような水圧流により、砕岩棒1から一
定間隔以上離れた位置まで流動して海底に沈下する。破
砕刃部2は、耐摩耗金属層2aで被覆保護されているの
で、岩石23との繰り返し衝突によっても、摩耗が少な
く、上述のような水圧流で流動する破砕岩25が膨出部3
及びその周辺に繰り返し衝突又は接触するが、耐摩耗金
属層3aによって被覆保護されているので、膨出部3及び
その周辺も殆んど摩耗しない。破砕岩25を移動させるこ
とができる距離は、岩石23の比重、砕岩棒1自体の重量
等により異なるが、例えば約20tの砕岩棒1を使用し
て、比重1000〜1100kg/m3程度の岩石23に落下させた場
合、破砕岩25を約10m程度移動させることができた。
また、砕岩棒1自体の打降に伴い、右側曲面4a及び左側
曲面4bと海底との間にも第7図に矢印で示すような水圧
流が発生するが、この水圧流は、砕岩棒1自体の下側部
側方において、渦巻状になって破砕岩25に揚力を付与
し、水圧流発生部4による破砕岩25の移動を助長せしめ
る作用がある。
このように砕岩棒1自体の打降作業により、発生した破
砕岩25を打降地点から離れた位置まで水圧流により移動
させるものであり、特に砕岩棒1自体左右、表裏各面に
曲面を形成し、表側曲面4c及び裏側曲面4dを側縁条4e,4
fによって囲んだものであるから、打降作業に伴って打
降箇所の周辺には強力な前後方向に沿った水圧流が生
じ、破砕岩25を打降箇所から一定以上離れた位置まで移
動させることができるものである。
移動せしめられた破砕岩25は、順次海底に積み置きされ
た状態となり、後に浚渫作業により除去される。
なお、本考案は、上記実施例にのみ限定されるものでは
なく、破砕刃部2のみに耐摩耗金属層2aを形成すること
もでき、破砕刃部2を別体として鋳造し、摩耗時に取替
え可能としてもよく、その他種々の変形が可能である。
(考案の効果) 本考案は、上述の如く構成され、耐摩耗性に富む金属の
肉盛り溶接にて被覆形成した耐摩耗金属層で破砕刃部が
補強されていて、摩耗し難く、寿命が長くなり、低コス
トであり、また、膨出部自体の周縁面及び該膨出部と該
膨出部寄りの下向き面にも、耐摩耗性に富む金属の肉盛
り溶接にて被覆形成した別の耐摩耗金属層を設ければ、
この膨出部及びそ周辺も摩耗し難くなり、さらに寿命を
長くできるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る砕岩棒を示す正面図、第
2図はその側面図、第3図は第1図のA−A線断面図、
第4図は第2図のC−C線断面図、第5図は第1図のB
−B線断面図、第6図及び第7図は砕岩棒の使用状態を
示すそれぞれ側面図及び正面図、第8図は従来の砕岩棒
を用いて砕岩している状態の概略を示す正面図である。 1……砕岩棒、2……破砕刃部、2a……耐摩耗金属層、
3……膨出部、3a……別の耐摩耗金属層、4……水圧流
発生部、4a……右側曲面、4b……左側曲面、4c……表側
曲面、4d……裏側曲面、4e……表側縁条、4f……裏側縁
条、5……上部、6……受部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】側面形状が略V字状をなす下端の破砕刃部
    と、表裏及び左右各方向に膨出して平断面が略四角形を
    なす中間の膨出部とを備えた砕岩棒において、該破砕刃
    部の外面全体には、耐摩耗性に富む金属の肉盛り溶接で
    被覆形成した耐摩耗金属層を設けたことを特徴とする砕
    岩棒。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載の砕岩棒において、膨出
    部自体の周縁面及び該膨出部と該膨出部寄りの下向き面
    には、耐摩耗性に富む金属の肉盛り溶接で被覆形成した
    前記と別の耐摩耗金属層を設けたことを特徴とする砕岩
    棒。
JP8982089U 1989-08-01 1989-08-01 砕岩棒 Expired - Fee Related JPH0634426Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8982089U JPH0634426Y2 (ja) 1989-08-01 1989-08-01 砕岩棒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8982089U JPH0634426Y2 (ja) 1989-08-01 1989-08-01 砕岩棒

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0329534U JPH0329534U (ja) 1991-03-25
JPH0634426Y2 true JPH0634426Y2 (ja) 1994-09-07

Family

ID=31639378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8982089U Expired - Fee Related JPH0634426Y2 (ja) 1989-08-01 1989-08-01 砕岩棒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0634426Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5410066B2 (ja) * 2008-10-23 2014-02-05 東洋機械金属株式会社 ダイカストマシン

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0329534U (ja) 1991-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0550717B1 (en) Tooth with hard material applied to selected surfaces
CA1309741C (en) Composite excavating tooth
US5575092A (en) Dragline bucket
US4711503A (en) Replaceable tooth for a digging and breaking tool
CN115306413B (zh) 砂卵石地层盾构楔犁刀及其设计方法
US6799385B2 (en) Abrasion resistant earth working surface and weld stud
US6581308B1 (en) High capacity bucket arrangement
AU2019392872B2 (en) A bucket for an earth-working or materials-handling machine
US12134873B2 (en) Bucket for an earth-working or materials-handling machine
US4625437A (en) Shroud for a digging bucket lip
US8877347B2 (en) Wear element, and component provided therewith
US1778213A (en) Digging tooth with hard-metal core
KR100263532B1 (ko) 굴삭기의 내마모 버켓
CN208380572U (zh) 一种砂卵石地层大直径泥水刀盘搅拌翼
JPH0645468Y2 (ja) 底面仕上げ用砕岩棒
RU2116406C1 (ru) Режущая кромка ковша экскаватора
RU2841002C1 (ru) Режущий узел ковша карьерного экскаватора
JP2004223442A (ja) ジョークラッシャの歯板
GB2172030A (en) Rock hammer for underwater use
JP4502480B2 (ja) 掘削工具、及び、耐摩耗性部材
JP2002054171A (ja) 建設機械における作業用アタッチメント
JP2004092208A (ja) 耐摩耗複合切刃
JPS5931771Y2 (ja) 砕岩棒
JPH05317733A (ja) 破砕機
JP3013542U (ja) 水底砕岩装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees