JPH06344576A - 往復運動型プリントヘッドインクジェットプリンタのためのカラー構成 - Google Patents

往復運動型プリントヘッドインクジェットプリンタのためのカラー構成

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JPH06344576A
JPH06344576A JP11110394A JP11110394A JPH06344576A JP H06344576 A JPH06344576 A JP H06344576A JP 11110394 A JP11110394 A JP 11110394A JP 11110394 A JP11110394 A JP 11110394A JP H06344576 A JPH06344576 A JP H06344576A
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JP
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ink
ejectors
ejector
print head
color
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JP11110394A
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William G Hawkins
ジー ホーキンズ ウィリアム
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Xerox Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチカラーの重畳画像を正確に整列するの
に必要とされる規則正しい間隔をより簡単に形成するこ
とができるプリントヘッドを提供する。 【構成】 画像形状方法で基体上へインクを射出するイ
ンクジェットプリントヘッドであり、複数のインクチャ
ンネルを形成している一体部材と、複数のインク供給装
置を備える。複数のインクチャンネルの各々は、複数の
射出器の1つの線型アレイのうちの1つの射出器の少な
くとも一部を形成するようにされており、複数のインク
供給装置の各々は、射出器の線型アレイにおいて等距離
に離間された射出器の複数の隣接するサブセットの1つ
に所定タイプのインクを供給するようにされており、射
出器のサブセットは、射出器の線型アレイにおいて、等
距離に離間された射出器の所定数に対応するような距離
だけ離間されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット印刷、
更に言えば、単一のプリントヘッドチップを用いて、複
数の異なるタイプのインクをその様々な射出器から射出
するようなカラー印刷に関する。
【0002】
【従来の技術】現存のサーマルインクジェット印刷にお
いては、プリントヘッドは、一般には1つ若しくは2つ
以上のインク射出器を備えている。各射出器は、インク
供給チャンバ、即ちマニホールドと連絡するチャンネル
をその一端に有し、その反対端にノズルと呼ばれる開口
を有する。通常は抵抗であるようなサーマルエネルギー
発生器がノズルから所定距離をおいて各チャンネルに配
置される。抵抗は個々に電流パルスを用いてアドレス付
けを行ない、チャンネル内部のインクを瞬時に蒸発させ
てインク滴を放出する気泡を形成する。気泡が成長する
と、インクはノズルから急激に盛り上がり、インクの表
面張力によってメニスカスとして瞬時に含有される。気
泡が崩壊し始めると、ノズルと気泡の間のチャンネルに
いまだ存在するインクが崩壊中の気泡に向かって移動を
開始し、これによりインクの容積を収縮させ、この結
果、盛り上がったインクからインク滴が分離される。気
泡が成長している間のノズルからのインクの加速によ
り、紙片のようなプリントシートに向かう実質的に直線
方向のインク滴の運動量および加速度が提供される。単
一のカラーインクジェットプリント装置では、プリント
ヘッドは一般に線型の射出アレイを備えており、固定さ
れたプリントヘッドに対してプリントシートを移動させ
ることにより、あるいはその逆により、あるいはその両
方を移動させることにより、プリントヘッドがプリント
シートの表面に対して移動される。幾つかの形態の装置
では、比較的小さなプリントヘッドがプリントシートの
端から端までをタイプライターのように多数回数移動す
るようにされている。また、射出器のアレイを備え、プ
リントシート幅まで完全に延長されているようなプリン
トヘッドは、「完全幅アレイ」(FWA)プリントと呼
ばれており、フルページ画像を形成する際に一度通過す
れば下側に移動することができる。プリントヘッドとプ
リントシートとが互いに関して移動する場合には、プリ
ントヘッド使用時間中に画像形状デジタルデータを用い
てサーマルエネルギー発生器を選択的に作動させること
により、所望の画像がプリントシートに生成される。
【0003】インクジェット印刷を用いてマルチカラー
画像をプリントーシートに生成することが可能である。
このタイプの印刷は、カラー写真を印刷するようなフル
カラー画像に用いることができ、また、「ハイライト」
カラーに用いることができる。ハイライトカラーでは、
一般には黒であるような画像、即ちテキストの主要部分
にカラーの付加が行われる。いずれの場合であっても、
カラーインクジェットプリントに最も共通した技術は、
1つのプリントシート上に、別個の印刷段階で2つ若し
くはそれ以上のカラーを逐次的に画像形成していくこと
である。この重合わせは、多数の方法によって実行され
得る。黒および1つのハイライトカラーを印刷する装置
を例に取れば、この装置は、所望のハイライト画像の全
ての黒部分をシート上に印刷し、その後、そのプリント
シートをもう1度再循環してカラーインクを保持する他
のプリントヘッドからその画像のハイライトカラー部分
を同一シート上に画像形成できるようなものである。こ
のような装置は、多数の構成部分からなる画像を正確な
重合わせで生成するにあたって重大な欠点を有する。代
替的には、2つのプリントヘッドを互いに非常に近接し
て位置付けてプントシート上に2つの部分をほぼ同時に
画像形成するようにすることもできるが、プリントシー
トの2つの異なる領域は異なるプリントヘッドによって
同時に若しくは小さな時間遅れで印刷されるだろう。フ
ルカラープロセス画像のため、印刷の間、4つのインク
タイプ(イエロー、マゼンダ、シアンおよび黒)が4つ
の別々のプリントヘッドから射出され、プリントシート
がそれらのプリントヘッドとの関連で移動される。
【0004】米国特許第4,812,859は、複数の
ノズル集合が個々のチャンバと連絡しているようなイン
クジェット記録ヘッドを開示する。これらの各チャンバ
は1つのカラーインクを運搬するよにうにされている。
このヘッドを単一カラープリンタにおいて改造し、マル
チカラー印字機能を提供するようにすることができる。
各ノズル集合は、少なくとも2つの並列な等間隔で離間
されたノズルを備えており、単一の画素ラインを生成す
るためにファイアデータ (firing data)が構成される。
本発明によれば、基体上に画像形状方法でインクの射出
を行なうインクジェットプリントヘッドが提供される。
プリントヘッドの一体的な部材が複数のインクチャンネ
ルを形成する。各インクチャンネルが、射出器の線型ア
レイのうちの1つの射出器の少なくとも一部を形成する
ようにされている。複数のインク供給装置の各々が、線
型アレイ状に等距離で離間された射出器の隣接サブセッ
トに所定タイプのインクを供給する。射出器の線型アレ
イ状の射出器のサブセットは、射出器の線型アレイ状に
等距離で離間された所定数の射出器に対応する距離だけ
離間されている。
【0005】
【実施例】図1は、カラー若しくはモノクロ画像をシー
トS上に生成するような往復運動キャリッジタイプのサ
ーマルインクジェットプリントの基本原理を示す。イン
クカートリッジ10は、複数のインク供給装置をその中
に有し、好ましくはキャリッジ12上に移動可能に載置
される。このキャリッジ12は、処理方向Pに移動中
に、シートSの端から端を前後方法で方向Cに移動する
ようにされている。シートSは、ストッパモータ、若し
くは他のインデックスモータ60により方向Pに移動さ
れ、これらは、好ましくは、シートSにステップ状態で
方向Pの移動を引き起こすものであり、カートリッジ1
0がシートの端から端を方向Cに移動している間、シー
トSを固定位置に保持し、キャリッジ12上のカートリ
ッジ10によって引き起こされた印刷のスワース(swat
h)の間を処理方向PでシートSを割出し(index) する。
キャリッジ12には、カートリッジ10をシートSの端
から端まで前後に移動させる様々な手段の中の1つが設
けられている。図1に示されているように、キャリッジ
12上の構造と相互作用する糸をその上に有した回転可
能なリードスクリュー14が設けられており、リードス
クリュー14がモータ(図示されていない)によって回
転されると、リードスクリューの糸がキャリッジ12上
の構造と相互作用してその上に載置されたキャリッジ1
2とカートリッジ10をシートSの端から端まで方向C
に移動させる。好ましくは、本発明で用いるインクジェ
ットプリンタのほとんどの実施例で、リードスクリュー
14は、印刷動作が両方に実行され得るよう、実質的に
カートリッジ10の前後方向の移動さえも可能とするよ
うに動作する。これは例えば、リードスクリュー14を
両方向モータに動作可能に取り付けることにより、若し
くは、反対方向に巻回されたリードスクリュー糸のセッ
トをリードスクリュー14に設けて、一旦キャリッジ1
2がシートSの片側に移動すると、リードスクリュー1
4は同一の回転方向に回転するが、キャリッジ12上の
構造はリードスクリュー14上で反対方向に巻回された
糸と再び係合して反対方向に移動するようにして達成さ
れる。例えば、キャリッジ12の開口を通り抜けるよう
な安定ロッド16により、キャリッジ12の動きは更に
機械的に安定する。機械的な正確さを達成する他の方法
も使用できる。
【0006】カートリッジ10の底には、図1に示すよ
うにプリントヘッド20があり、シートSに向かって下
側に方向付けられている。プリントヘッド20は1つ若
しくはそれ以上のサーマルインクジェット射出器の線型
アレイを備えており、各射出器は、本発明の特別な実施
例によって以下に詳細に記述するような方法で、特定の
インク供給装置と動作可能に接続されている。一般に、
プリントヘッド20の射出器の線型アレイは、処理方向
Pに並行な方向に延長されており、この結果、カートリ
ッジ10がキャリッジ方向Cに移動されたときに、シー
トSの端から端を線型アレイが適用可能な長さで「掃
引」してプリントスワースが作り出される。キャリッジ
がシートSを移動している間に線型アレイの様々な射出
器を動作させ、画像形状方法で所定カラーのインクをあ
る制御された量だけ射出して所望とする画像をシートに
生成する。プリントヘッド20のインクジェット射出器
の一般の解像度は、1インチあたり200スポット〜1
インチあたり800スポットである。処理方向Pに沿う
プリントヘッド20の「下流」には、図1では加熱プレ
ート24として示されている乾燥手段も設けられてい
る。乾燥手段の目的は、シートSに配置されたインクに
エネルギーを与えて、インクをより早く乾燥させること
である。加熱プレート24が図1に示されているが、乾
燥手段は、熱若しくは他のエネルギーをシートS上に配
置されたインクに運搬するようなデバイスを幾つ含んで
いてもよい。例えば、ある特別な乾燥手段はマイクロ波
エネルギーをシート上のインクに運搬するデバイスであ
り、シートを脱水するが、システムを通じて熱拡散を制
限するためプリンタ全体の動作には悪影響を与えること
がある。インクを乾燥させる他の効率的な技術は、フラ
ッシュライト、放射若しくは伝動熱、若しくはシートに
隣接した導電部材の内部に誘導熱を生成すること等によ
っても達成され得る。
【0007】プリントヘッド20との動作的な関連は、
バス32によってプリントヘッド20に接続されたボッ
クス30によって示されているようなデータ入力装置、
即ち、制御器である。制御器30の目的は、プリントヘ
ッド20の様々な射出器の「射出」を、カートリッジ1
0のキャリッジ方向Cの移動及びシートSの処理方向P
と共に調整することにあり、これにより、デジタルデー
タに従って所望の画像をインクでシートS上に形成す
る。デジタル形態画像データが制御器30に入力される
と、制御器30がシートSとの関係でプリントヘッド2
0の位置を調整し、インクジェット印刷の当業者に一般
に知られている方法で必要とする様々な射出器を作動さ
せる。制御器30は、60のような様々なモータとも動
作的に関連しており、処理方向Pを通じてシートSの位
置を制御し、また、図示していない手段を通じてキャリ
ッジ12の移動をも制御する。図2は、フルカラープリ
ントヘッド20のノズル形態の断面を示す。プリントヘ
ッドに対するシートの処理方向がPによって与えられて
おり、キャリッジCの方向はページに対して直角であ
る。例えば、共に本出願人に譲受人に譲受された米国特
許第4,888178号、若しくは米国特許第4,89
9,181号等の従来技術で知られる線型アレイサーマ
ルインクジェットプリントヘッドのためのいずれか1つ
のデザインを有するような、プリントヘッドから、複数
の射出器が形成され、異なるカラーインクが、プリント
ヘッドチップ内部の異なるマニホールドからプリントヘ
ッドの特定の射出器のサブセットへ割り当てられるマル
チカラーの使用に適合するようにされる。図示の実施例
における射出器のより好ましい解像度は、1インチあた
り300個の射出器であり、この結果、線型アレイはほ
ぼ11ミリメータ長となる。しかしながら、現在一般的
に用いられているものは、1インチあたり360、40
0、若しくは600個の射出器であり、当業者ならば、
ここに示された1インチあたり300個の基本的な射出
器をこれらの他の解像度にも適合させることができるだ
ろう。あるインク供給マニホールドに対する射出器の異
なるセットの割当を以下に詳細に記述する。
【0008】図3は、プリントヘッド20のインクジェ
ット射出器の線型アレイのうちの幾つかの射出器の1つ
の射出器の断面を簡単に示したものである。(線型アレ
イをこの図に示すようにページ中に延長する。)図に示
した「サイドシューター」設計によるプリントヘッド
は、2つの主要部分を備える。即ち、「チャンネルプレ
ート」40と「加熱プレート」42である。好ましく
は、これらのプレート40、42は各々、全プリントヘ
ッド20について単一のシリコン片で形成される。チャ
ンネルプレート40と加熱プレート42が互いに整列さ
れ、それらの間に射出器の線型アレイを形成する。チャ
ンネルプレート40は、そこで加熱プレート42と向か
い合って、その中の1つが44として示されているよう
な射出器のノズルを形成する複数のチャンネルをその表
面上に形成している。チャンネルプレート40に隣接す
る各チャンネル44は加熱要素46である。加熱要素4
6は各々、特別の射出器を「ファイア」することを希望
しているときに加熱要素に電力を提供するような制御器
30等に、回路手段(図示していない)によって動作的
に接続される。各加熱要素46は、電気が加熱要素46
に付与されたときに熱くなる作用表面を含む。この作用
表面は、隣接チャンネル44によって形成された空間を
露出する。一般のより好ましい設計では、加熱要素46
は、図に示すように、わずかなピット隣接チャンネル4
4にそれ自身介挿されており、プリントヘッドの一般性
能を改善する。各チャンネル44はインク供給用マニホ
ールド48と連絡している。好ましくは、隣接サブセッ
トの複数のチャンネル44は、そこに接続された全ての
射出器に対して共通のインク供給装置として機能するよ
うな1つのインク供給用マニホールド48に動作可能に
接続される。チャンネル44とインク供給用マニホール
ド48は共に、従来のエッチング技術によって、単一の
シリコンチャンネルプレート40の内部に空間として生
成される。インク供給用マニホールド48は、管49の
ようなより大きなインク供給装置や当業者に明らかであ
る他のいづれかの手段と連通されている。一般的に、管
49はチャンネル40に隣接する他の部材の空間として
形成されるとも言えるが、インク供給用マニホールド4
8中への管はチャンネル44の形態のように正確なもの
である必要はない。故に、管49は、プラスチックのよ
うな高価ではない物質で形成することができる。
【0009】詳細には、図3に示されているサイドシュ
ータープリントヘッドは以下のように機能する。所定タ
イプのインクが管49を通じてマニホールド49に導入
され、その後、複数のチャンネル44等へ導入される。
文書印刷中に、特別のチャンネル44に対応する画素を
印刷する場合には、制御手段によって対応する加熱要素
46に信号が伝送され、この信号エネルギーによりチャ
ンネル44に発生させる熱を引き起こす。この熱はチャ
ンネル44のインクを蒸発させ、チャンネル44の液体
インクがインク滴の形でシートに向けて押し出される。
一旦、液体インクのある量がチャンネル44から射出さ
れると、チャンネル44はインク供給用マニホールド4
8から再び補給される。本発明によれば、一般には、チ
ャンネルプレート40であるが、加熱プレート42も可
能であるような、少なくとも1つの一体部材が提供され
る。この一体部材は、プリントヘッド上の全ての射出器
に対する構造をその中に形成する。換言すれば、本発明
によれば、プリントヘッドの全ての射出器が、シリコン
チップのような少なくとも1つの共通の一片を「共有」
する。更に、単一線型アレイ内の射出器の特別のサブセ
ットが、特別の基本カラーにのみ使用される。図2に示
すように、3つの基本カラー、イエロー、マゼンダ、シ
アン、更にこれに加えて黒(Y,M,CおよびK)が、
インクマニホールド48の各々に割り当てられる。1つ
の色を印刷しまた共通のマニホールドを共有する射出器
の各グループが、印刷すべき解像度に対応するような射
出器対射出器間隔を有し、各グループの端の射出器は、
隣のグループから、2、4、若しくは実施例に示した8
のような画素間隔の整数倍だけ離間されている。(図2
の参照番号は「画素間隔」と呼ばれており、アレイに沿
った射出器サイズ位置を意味し、射出器が所定の整数倍
の位置に存在しているかどうかとは係わりがない。)ス
キップされた画素間隔では、インク滴射出器を設けなく
てもよいし、使用されないインク滴射出器を形成しても
よいし、若しくは対応チャンネルを持たないが加熱要素
が存在するような部分的なインク滴射出器を形成しても
よい。より好ましい形態は、スキップ領域にはチャンネ
ルを持たないというものである。
【0010】このエッチング技術を用いてヒータやチャ
ンネルをシリコンに形成すれば、これらの各構造の間隔
を、単一のシリコンチップ上で優れた規則性で容易に達
成することができる。反復構造を有する多数のシリコン
チップの各々を突き合わによりより長いアレイを形成す
る際に、重大な技術的問題が生じることが知られてい
る。問題の多くは、突き合わせチップの端部ヒータ若し
くはチャンネル間の空間を各チップ内部の構造として矛
盾のない間隔とすることに費やされる。しかしながら、
本発明を用いれば、異なるカラーの印刷機能が単一のシ
リコン部材上で全ての射出器に対して実行される。この
方法では、マルチカラーの重畳画像を正確に整列するの
に必要とされる規則正しい間隔をより簡単に形成するこ
とができる。更に、プリントヘッドのヒータ・プレート
部分をモノクロームおよびマルチカラープリントヘッド
の両方に使用することができる。それらの間の差異は、
チャンネルプレートのサブセットに分離されている異な
るマニホールドからの異なるインクタイプの方向だけで
ある。本発明によって形成されるマルチカラーサーマル
インクジェットプリントヘッドは、従来設計に多くの実
際的な利点を提供する。本発明の単一チップ設計によっ
て提供される1つの重大な利点はカラー位置合わせであ
る。満足のいく品質のフルカラー画像は、異なるカラー
射出器の相対位置が非常に精密な許容範囲内で配置され
た場合にのみ作り出される。特に600SPI設計で
は、位置合わせのミスに気付く前(つまり、異なるカラ
ードットが視覚的に相互に作用したときに結合し、若し
くはストローブ(strobing) した場合)のエラー限界
は、5〜10マイクロメータといった小さなものとなり
得る。この理由から、顧客交換可能なカートリッジが使
用される設計ではいずれであっても、プリントヘッドが
置換される際に非常に精密な許容範囲が要求される。単
一チップ上にマルチカラー射出器を提供することによ
り、様々なカラーを相互に関連させて自動的に位置合わ
せを行なうことができる。この結果、インク供給カート
リッジの取り付けを自由に行なうことが可能とされるた
め、例えば、システムの「精密」部分の全てを1つのチ
ップ上に集中させるようにして、カートリッジの取りつ
けを比較的安価なものとすることができる。
【0011】本発明の設計の他の利点は、単一プリント
ヘッドが移動カートリッジに配置されるときに、処理方
向に関連してシート上に位置付けられるカラーの順序
が、ある特定のスワースを印刷するためにカートリッジ
がどの方向に移動するかとは係わりなく同一、というこ
とである。このように、本発明の設計を用いれば、カラ
ー印刷を両方向に、それ故、より高速に行なうことがで
きる。本発明によって達成される他の構造的利点は、異
なるカラーが同一シートの異なる部分で同時に「作業」
するようなプリンタを容易に設計できる点にある。イン
クジェットのインク滴の射出は、射出器の設計に依存し
て3〜10kHzの速度で発生し得る。全てのインク滴
射出器を必要な時間だけ(5kHzで200マイクロ
秒、3マイクロ秒ファイア継続時間)ファイアし、各プ
リントヘッドのストロークの間にいくらかの緩衝時間を
可能としてプリントヘッドカートリッジの速度変更が吸
収され得るようにするには、2〜8個、最も一般には4
個のインク滴射出器が共にファイアされる。テキストを
絵画的にシートに生成するためのビットマップデータは
複数のバイトで構成されるため、各バイトは2つの連続
的な4ジェットファイアサイクルに対するデータを含
む。図2に示されているような本発明のより好ましい設
計により、全てのバイトをファイアのために完全に使用
することが可能とされる。
【0012】本発明の図示実施例の他の利点は、各カラ
ーに対する複数の射出器の複数のサブセットのサイズに
とって必須のサイズであるようなダミー射出器の空間に
より、どのような数のプリント品質強化特性をも容易に
可能とすることができる点にある。例えば、射出器のサ
ブセットの離間された設計は、シート上におけるカラー
の突き合わせスワースの「縫い合わせ」を可能とするよ
う開発され得る。即ち、シート上の大きな領域に特別の
色相を生成するにあたっては(この色相は2つ若しくは
それ以上の基本カラーの組合せを備えている)、各スワ
ースに対する突き合わせラインが各基本カラーに関して
わずかに異なる位置となるようにすることが望ましい。
色相の各基本カラーに対する突き合わせラインが一致し
てしまうと、突き合わせの反復ラインはシート上でどぎ
ついものとなり得る。しかしながら、各基本カラーに対
する突き合わせラインが、異なるカラーのスワースに対
する突き合わせライン上ではなく、シート上の異なる位
置にある場合には、一致の欠落によりスワースの突き合
わせはそれほど目立つものとはされない。更に、ダミー
射出器を有する射出器のサブセットの必須間隔は、様々
な方法でカラースポットのスーパーピクセル (superpix
elling) を実行することができる。例えば、スピードが
問題とならなければ、処理方向Pに通ずるシートSの移
動はモータ60により段階的な移動で成され得る。ここ
で、各段階は8個の射出器の距離であり、これはサブセ
ット間のダミー射出器の幅、即ち、所定のサブセット幅
の1/3である。この装置を用いた場合には、1スワー
スあたりに必要なスポットの1/3のパターンでシート
にスポットが配置されるよう装置を構成することができ
る。シート上の各位置は、3回と、更に、プリントヘッ
ドのダミー部分による1回、交差される。この装置、若
しくはこれを変形した装置は、インクが乾燥、若しくは
吸収するのに十分な時間を与えるよう改良され得る。従
って、フェザリング(feathering) やブリードスルー
(bleedthrough) のようなコピーの質の問題を回避する
ことが可能となる。いずれにせよ、モータ60の割出し
の「ステップ長さ」は、印刷装置の設計を簡潔且つ正確
にするため、チップのダミー射出器のセットの幅に等し
いか、若しくはその整数倍であることが望ましい。チッ
プにおけるダミー射出器のセット幅は、理想的には、チ
ップにおける所定カラーインクに対しての射出器のサブ
セットとモータ60のステップ長さの幅の両方の「最も
小さな共通分母」である。
【0013】図4は、本発明の代替実施例の簡単な立面
図であって、図1に示された実施例の全ての基本要素を
含み、更に、別のモノクロインク供給装置50をも有し
ている。このインク供給装置50は、それ自身の別のプ
リントヘッド52を備えており、テキストとカラーグラ
フッィクの両方を備えた文書を効率的に印刷する本発明
のプリントヘッドと関連して使用され得る。文書のフル
カラー部分は、カートリッジ10とプリントヘッド20
を用いて印刷することができるが、文書のモノクロ部
分、特にテキストは、モノクロ印刷専用の、プリントヘ
ッド20よりも非常に高速に動作し得る、別のインクカ
ートリッジ50とプリントヘッド52とを用いて印刷さ
れ得る。モノクロプリントヘッド52は、プリントヘッ
ド20と同幅である128個全ての射出器が1カラー専
用とされているため、プリントヘッド52は明らかに、
所定の時間フレームにフルカラープリントヘッド20よ
りより多くのシート上の表面領域をカバーすることがで
きる。当業者には明らかなように、黒だけの文書では印
刷処理(特にステップモータ60の動き)を高速にし、
画像のマルチカラー部分を印刷する場合にはその処理速
度を低下させるようにして制御プログラムを構成するこ
とも可能である。モノクロプリントヘッド52は、好ま
しくは、プリントヘッド20全体の幅(例えば、128
個の射出器)と同一であり、プリントヘッド20と同一
のヒータプレート42を用いて形成されてもよい。更
に、同時継続中の米国特許出願No.07/975,027 号には、
インク供給装置(例えば50)からインクに至るまで、
マルチカラープリントヘッド20で使用されている黒イ
ンクとは異なる構成であるようなサーマルインクジェッ
ト装置が記述されている。一般に、インク供給装置50
のインクは、黒テキストに対するものであり、フルカラ
ーグラフィックに対して彩色されたインクと関連して用
いられる「グラフィック(graphics) 用の」黒インクよ
り、遅い速度で(しかしながら一般には印刷の質はより
高質である)乾燥するようににされている。一般に、こ
のようなグラフッィク用の黒は、彩色されたインクとし
て比較可能な乾燥速度である。
【0014】本発明のプリントヘッドの更に実際的な利
点の1つは、射出器の異なるカラー区分間の間隔によっ
て、部分的に乾燥した異なるカラーインクがシート上で
互いに混合されてしまったり、若しくは、シートとプリ
ントヘッド前面との間で互いに不鮮明にしてしまうこと
を減少させる点にある。本発明を様々な実施例と共に記
述してきたが、当業者には、多くの代替例、変形、変更
が可能であることは明らかである。故に、このような全
ての代替例、変形、および変更は、添付された請求項に
含まれると解する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にしたがって、往復運動キャリッジタイ
プのサーマルインクジェットプリンタの基本要素を示す
図。
【図2】図1のライン2─2に沿って図1のプリンタの
プリントヘッドを形成するチップの一部を矢印の方向で
示した部分断面図。
【図3】図2のライン3─3に沿ってプリントヘッドの
各射出器を矢印の方向で示した簡単な断面図。
【図4】本発明の代替実施例にしたがって、往復運動キ
ャリッジタイプのサーマルインクジェットプリンタの基
本要素を示した立面図。
【符号の説明】
10 カートリッジ 12 キャリッジ 14 リードスクリュー 20 プリントヘッド 24 加熱プレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形状方法で基体上へインクを射出す
    るインクジェットプリントヘッドにおいて、 複数のインクチャンネルを形成している一体部材と、 複数のインク供給装置と、を備え、 前記複数のインクチャンネルの各々は、複数の射出器の
    1つの線型アレイのうちの1つの射出器の少なくとも一
    部を形成するようにされており、 前記複数のインク供給装置の各々は、射出器の線型アレ
    イにおいて等距離に離間された射出器の複数の隣接する
    サブセットの1つに所定タイプのインクを供給するよう
    にされており、 前記射出器のサブセットは、射出器の線型アレイにおい
    て、等距離に離間された射出器の所定数に対応するよう
    な距離だけ離間されていることを特徴とするインクジェ
    ットプリンタ。
  2. 【請求項2】 画像形状方法で基体上へインクを射出す
    るインクジェットプリントヘッドにおいて、プリントヘ
    ッドを備え、該プリントヘッドは複数のインクチャンネ
    ルを形成している一体部材であって、前記インクチャン
    ネルの各々が、複数の射出器の1つの線型アレイのうち
    の1つの射出器の少なくとも一部を形成するようにされ
    ている一体部材と、 複数のインク供給装置であって、前記複数のインク供給
    装置の各々が、射出器の線型アレイにおいて等距離に離
    間された射出器の複数の隣接するサブセットの1つに所
    定タイプのインクを供給するようにされており、前記射
    出器のサブセットが、射出器の線型アレイにおいて、等
    距離に離間された射出器の所定数に対応するような距離
    だけ離間されているような複数のインク供給装置と、 前記プリントヘッドを往復運動方法で前記基体に対して
    射出器の線型アレイに直交する方向に移動させる手段
    と、 前記プリントヘッドを前記基体に対して前記キャリッジ
    方向と直交する方向に移動させる手段と、を含むことを
    特徴とするインクジェットプリンタ。
JP11110394A 1993-06-01 1994-05-25 往復運動型プリントヘッドインクジェットプリンタのためのカラー構成 Withdrawn JPH06344576A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107933121A (zh) * 2017-12-29 2018-04-20 上海古鳌电子科技股份有限公司 一种金融票据打印装置及方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107933121A (zh) * 2017-12-29 2018-04-20 上海古鳌电子科技股份有限公司 一种金融票据打印装置及方法

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