JPH06344892A - 乗物の液圧装置用の液圧マスタシリンダ - Google Patents
乗物の液圧装置用の液圧マスタシリンダInfo
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- JPH06344892A JPH06344892A JP29220093A JP29220093A JPH06344892A JP H06344892 A JPH06344892 A JP H06344892A JP 29220093 A JP29220093 A JP 29220093A JP 29220093 A JP29220093 A JP 29220093A JP H06344892 A JPH06344892 A JP H06344892A
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- Japan
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
- B60T13/12—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid
- B60T13/14—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid using accumulators or reservoirs fed by pumps
- B60T13/142—Systems with master cylinder
- B60T13/145—Master cylinder integrated or hydraulically coupled with booster
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ばね負荷式ポペット弁を備え、容易に製造す
ることが出来、弁の固着しない液圧装置用液圧マスタシ
リンダを提供する。 【構成】 液圧マスタシリンダ1は、出力チャンバ5、
6が内部に形成された本体2を備えている。使用時、出
力チャンバは、入力部材8に付与された機械的な入力
と、ピストン4の後部に配置されたサーボチャンバ13
内の液圧との組み合わせにより移動されるピストンによ
って加圧される。サーボチャンバと圧力源との接続部
は、入力部材に取り付けられたスリーブ22の突起2
3、24により必要に応じて開放されるポペット弁1
7、18により制御される。入力部材がピストンに向け
て移動するとき、スリーブが回転して入口弁を開放し、
入力部材がピストンから離れる方向に動くとき、入口弁
を閉じ、出口弁を開放する。
ることが出来、弁の固着しない液圧装置用液圧マスタシ
リンダを提供する。 【構成】 液圧マスタシリンダ1は、出力チャンバ5、
6が内部に形成された本体2を備えている。使用時、出
力チャンバは、入力部材8に付与された機械的な入力
と、ピストン4の後部に配置されたサーボチャンバ13
内の液圧との組み合わせにより移動されるピストンによ
って加圧される。サーボチャンバと圧力源との接続部
は、入力部材に取り付けられたスリーブ22の突起2
3、24により必要に応じて開放されるポペット弁1
7、18により制御される。入力部材がピストンに向け
て移動するとき、スリーブが回転して入口弁を開放し、
入力部材がピストンから離れる方向に動くとき、入口弁
を閉じ、出口弁を開放する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗物の液圧装置用の液
圧マスタシリダにして、ボアを有する本体と、該ボア内
に摺動可能に且つ密封可能に取り付けられ、該ボアに沿
って作用方向に変位し、該ボア内に形成された少なくと
も一つの出力チャンバを加圧する出力ピストンと、作用
力を付与されて該出力ピストンをその作用方向に付勢さ
せることの出来る入力部材と、該入力部材により出力ピ
ストンに付与された力を増強するサーボ機構と、を備
え、該サーボ機構が、弁体に形成されたサーボチャンバ
を備え、該サーボチャンバの加圧により、出力ピストン
がその作用方向に付勢されるようにし、更に、サーボチ
ャンバへの作動流体の導入を制御する少なくとも一つの
弁と、入力部材に対する作用力の付与に応答して該弁を
作動させる制御装置と、を備えることを特徴とする液圧
マスタシリンダに関する。
圧マスタシリダにして、ボアを有する本体と、該ボア内
に摺動可能に且つ密封可能に取り付けられ、該ボアに沿
って作用方向に変位し、該ボア内に形成された少なくと
も一つの出力チャンバを加圧する出力ピストンと、作用
力を付与されて該出力ピストンをその作用方向に付勢さ
せることの出来る入力部材と、該入力部材により出力ピ
ストンに付与された力を増強するサーボ機構と、を備
え、該サーボ機構が、弁体に形成されたサーボチャンバ
を備え、該サーボチャンバの加圧により、出力ピストン
がその作用方向に付勢されるようにし、更に、サーボチ
ャンバへの作動流体の導入を制御する少なくとも一つの
弁と、入力部材に対する作用力の付与に応答して該弁を
作動させる制御装置と、を備えることを特徴とする液圧
マスタシリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】この型式の液圧マスタシリンダは、英国
特許第1580125号の図4及び図5から公知である。
特許第1580125号の図4及び図5から公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる公知のマスタシ
リンダ装置において、サーボチャンバへの作動流体の供
給及排出を制御する弁は、スプール弁の形態をしてい
る。自動車では通常、アキュムレータを使用して作動流
体を供給するが、この場合、スプール弁は、顕著な漏洩
を伴わずに、このアキュムレータの圧力を保持しなけれ
ばならない。このためには、スプールは、ハウジングに
極めて緊密に嵌まり、更に、ハウジング及びスプールの
双方を極めて厳格な許容公差で機械加工しなければなら
ない。しかし、このことは、マスタシリンダの製造コス
トを顕著に増加させる。
リンダ装置において、サーボチャンバへの作動流体の供
給及排出を制御する弁は、スプール弁の形態をしてい
る。自動車では通常、アキュムレータを使用して作動流
体を供給するが、この場合、スプール弁は、顕著な漏洩
を伴わずに、このアキュムレータの圧力を保持しなけれ
ばならない。このためには、スプールは、ハウジングに
極めて緊密に嵌まり、更に、ハウジング及びスプールの
双方を極めて厳格な許容公差で機械加工しなければなら
ない。しかし、このことは、マスタシリンダの製造コス
トを顕著に増加させる。
【0004】更に、スプールがハウジング内に極めて緊
密に嵌まる結果、スプールは、例えば、非常な低温時、
又は長期間の不使用後に作動させるといった苛酷な条件
の場合、ハウジングに固着して動かなくなることがあ
る。スプールがその通常の位置で固着して動かなくなっ
た場合、弁を開放させる制御装置が弁に十分な力を付与
して該弁をその開放位置に変位させるということが出来
なくなる。こうした状況のとき、サーボの支援機能は全
く役にたたないことになる。あるいは、弁がその開放位
置で固着して動かなくなった場合には、ブレーキペダル
を離した後でも、最大のアキュムレータ圧力がサーボピ
ストンに付与され、その結果、ブレーキ圧力は、車輪の
ロックが生ずる程度まで上昇することになる。これらの
何れの結果も極めて望ましくないことである。
密に嵌まる結果、スプールは、例えば、非常な低温時、
又は長期間の不使用後に作動させるといった苛酷な条件
の場合、ハウジングに固着して動かなくなることがあ
る。スプールがその通常の位置で固着して動かなくなっ
た場合、弁を開放させる制御装置が弁に十分な力を付与
して該弁をその開放位置に変位させるということが出来
なくなる。こうした状況のとき、サーボの支援機能は全
く役にたたないことになる。あるいは、弁がその開放位
置で固着して動かなくなった場合には、ブレーキペダル
を離した後でも、最大のアキュムレータ圧力がサーボピ
ストンに付与され、その結果、ブレーキ圧力は、車輪の
ロックが生ずる程度まで上昇することになる。これらの
何れの結果も極めて望ましくないことである。
【0005】英国特許第1580125号の制御装置は、アキ
ュムレータの接続部を開放し、リザーバの接続部を閉じ
る方向にスプール弁に力を付与することしか出来ないた
め、スプール弁の固着という問題は、一層悪化すること
が理解されよう。英国特許第1580125号の明細書に開示
された特別な機構は、スプール弁に逆方向の力を付与す
ることは出来ず、従って、スプール弁を逆方向に付勢さ
せるためにばねを設けなければならない。従って、制御
装置は、スプール弁を開放方向に動かすためには、摩擦
に打ち勝つのみならず、戻りばねの力にも打ち勝つこと
を要する。勿論、戻りばねの力は、スプールが開放位置
に固着する可能性を最小限に軽減し得るように顕著なも
のでなければならず、このことは、ブレーキを軽く掛け
ようとするとき、ブレーキペダルに悪影響を与える。
ュムレータの接続部を開放し、リザーバの接続部を閉じ
る方向にスプール弁に力を付与することしか出来ないた
め、スプール弁の固着という問題は、一層悪化すること
が理解されよう。英国特許第1580125号の明細書に開示
された特別な機構は、スプール弁に逆方向の力を付与す
ることは出来ず、従って、スプール弁を逆方向に付勢さ
せるためにばねを設けなければならない。従って、制御
装置は、スプール弁を開放方向に動かすためには、摩擦
に打ち勝つのみならず、戻りばねの力にも打ち勝つこと
を要する。勿論、戻りばねの力は、スプールが開放位置
に固着する可能性を最小限に軽減し得るように顕著なも
のでなければならず、このことは、ブレーキを軽く掛け
ようとするとき、ブレーキペダルに悪影響を与える。
【0006】スプールの固着という問題は、英国特許第
1580125号のスプール弁に代えて、アキュムレータとサ
ーボチャンバとの接続部を制御する一つのポペット弁
と、リザーバとサーボチャンバとの接続部を制御するも
う一方のポペット弁から成る、一対のポペット弁を使用
することにより、解決可能であるが、英国特許第158012
5号の制御装置は、作用力を一方向にしか付与すること
しか出来ず、従って、二つの別個のポペット弁を簡単な
方法で作動させることが出来ないから、かかる方策は、
実現不可能である。
1580125号のスプール弁に代えて、アキュムレータとサ
ーボチャンバとの接続部を制御する一つのポペット弁
と、リザーバとサーボチャンバとの接続部を制御するも
う一方のポペット弁から成る、一対のポペット弁を使用
することにより、解決可能であるが、英国特許第158012
5号の制御装置は、作用力を一方向にしか付与すること
しか出来ず、従って、二つの別個のポペット弁を簡単な
方法で作動させることが出来ないから、かかる方策は、
実現不可能である。
【0007】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、サー
ボチャンバと作用流体の供給源との間の連通状態を制御
する第一のポペット弁と、サーボチャンバとリザーバと
の間の連通状態を制御する第二のポペット弁とが設けら
れ、制御装置が、第二のポペット弁が入力部材に対する
作用力の付与に応答して閉じるのを許容し且つ第一のポ
ペット弁を開放するよう作用可能であり、又、第一のポ
ペット弁が上記作用力の除去に応答して閉じるのを許容
し且つ第二のポペット弁を開放させる作用可能であるよ
うにしたことを特徴とする。
ボチャンバと作用流体の供給源との間の連通状態を制御
する第一のポペット弁と、サーボチャンバとリザーバと
の間の連通状態を制御する第二のポペット弁とが設けら
れ、制御装置が、第二のポペット弁が入力部材に対する
作用力の付与に応答して閉じるのを許容し且つ第一のポ
ペット弁を開放するよう作用可能であり、又、第一のポ
ペット弁が上記作用力の除去に応答して閉じるのを許容
し且つ第二のポペット弁を開放させる作用可能であるよ
うにしたことを特徴とする。
【0008】顕著な漏洩を生ぜずにアキュムレータの圧
力に耐え得る簡単なばね負荷式ポペット弁は、極端に厳
密な許容公差を採用せずに、容易に製造することがで
き、かかるポペット弁は、開放位置における固着を防ぐ
のに非常に有効である。更に、双方のポペット弁は(第
一のポペット弁は開放力を付与する間、及び第二のポペ
ット弁は作用力を除去する間)、制御装置によりそのそ
れぞれの開放方向に確実に動かすことが出来るため、何
れのポペット弁も、ばねを利用して開放を行う必要がな
く、このため、装置が故障しても、アキュムレータの全
圧力がサーボピストンに付与される可能性が軽減され
る。
力に耐え得る簡単なばね負荷式ポペット弁は、極端に厳
密な許容公差を採用せずに、容易に製造することがで
き、かかるポペット弁は、開放位置における固着を防ぐ
のに非常に有効である。更に、双方のポペット弁は(第
一のポペット弁は開放力を付与する間、及び第二のポペ
ット弁は作用力を除去する間)、制御装置によりそのそ
れぞれの開放方向に確実に動かすことが出来るため、何
れのポペット弁も、ばねを利用して開放を行う必要がな
く、このため、装置が故障しても、アキュムレータの全
圧力がサーボピストンに付与される可能性が軽減され
る。
【0009】本発明の特に好適な実施例において、制御
装置は、入力部材を囲繞するスリーブを備えており、該
制御装置は、第一及び第二のポペット弁に係合するそれ
ぞれの突起を備えている。入力部材に作用力を付与した
とき、該入力部材がスリーブに対して制限された軸方向
への移動を許容するための手段が設けられており、又、
入力部材に作用力を付与したとき、スリーブを本体に対
して一方向に回転させ、更に、その作用力を除去したと
き、スリーブを本体に対して反対方向に回転させる回転
手段がスリーブと入力部材との間に設けられる。上記突
起の配置は、次の通りとする。即ち、スリーブを本体に
対し上記の一方向に向けて回転させると、第一のポペッ
ト弁が開放し、スリーブを本体に対しその反対方向に回
転させると、第二のポペット弁が開放するようにする。
装置は、入力部材を囲繞するスリーブを備えており、該
制御装置は、第一及び第二のポペット弁に係合するそれ
ぞれの突起を備えている。入力部材に作用力を付与した
とき、該入力部材がスリーブに対して制限された軸方向
への移動を許容するための手段が設けられており、又、
入力部材に作用力を付与したとき、スリーブを本体に対
して一方向に回転させ、更に、その作用力を除去したと
き、スリーブを本体に対して反対方向に回転させる回転
手段がスリーブと入力部材との間に設けられる。上記突
起の配置は、次の通りとする。即ち、スリーブを本体に
対し上記の一方向に向けて回転させると、第一のポペッ
ト弁が開放し、スリーブを本体に対しその反対方向に回
転させると、第二のポペット弁が開放するようにする。
【0010】スリーブと入力部材との間の相対的な動作
は、スリーブをサーボ機構のサーボピストンに対し軸方
向に固着し、更に、作用力を付与したとき、入力部材が
サーボピストンに対し軸方向に移動し得るようにするこ
とにより、与えることが出来る。
は、スリーブをサーボ機構のサーボピストンに対し軸方
向に固着し、更に、作用力を付与したとき、入力部材が
サーボピストンに対し軸方向に移動し得るようにするこ
とにより、与えることが出来る。
【0011】本発明の特に好適な実施例において、スリ
ーブを入力部材に対して回転させるため、スリーブと入
力部材との間に設けられる回転手段は、スリーブに形成
された一つの溝と、入力部材に形成されたその他方の溝
とから成る、略螺旋状に伸長する少なくとも一対の溝を
備えている。その各対の溝は、ボールを収容することが
望ましい。また、該入力部材をスリーブに対して軸方向
に偏倚させ、ボールが、出力部材に近い方のピストンの
溝の端部と、出力ピストンから遠い方のスリーブの溝の
端部とに近接して着座し、スリーブ及び入力部材の静止
位置を画成するばねを設けることができる。入力部材が
該ばねの偏倚力に抗して軸方向に移動すると、これに応
じて、ボールは、それぞれの溝に沿って転動し、スリー
ブを入力部材に対して回転させる。このようにして、ボ
ールを使用することにより、螺旋状溝に止め具を使用
し、又はスリーブと入力部材との間にねじ式接続具を使
用することに伴う摺動摩擦が解消され、これにより、入
力部材に付与される所定の程度の作用力に対して制御装
置がポペット弁に付与することの出来る力を最大にする
ことができる。
ーブを入力部材に対して回転させるため、スリーブと入
力部材との間に設けられる回転手段は、スリーブに形成
された一つの溝と、入力部材に形成されたその他方の溝
とから成る、略螺旋状に伸長する少なくとも一対の溝を
備えている。その各対の溝は、ボールを収容することが
望ましい。また、該入力部材をスリーブに対して軸方向
に偏倚させ、ボールが、出力部材に近い方のピストンの
溝の端部と、出力ピストンから遠い方のスリーブの溝の
端部とに近接して着座し、スリーブ及び入力部材の静止
位置を画成するばねを設けることができる。入力部材が
該ばねの偏倚力に抗して軸方向に移動すると、これに応
じて、ボールは、それぞれの溝に沿って転動し、スリー
ブを入力部材に対して回転させる。このようにして、ボ
ールを使用することにより、螺旋状溝に止め具を使用
し、又はスリーブと入力部材との間にねじ式接続具を使
用することに伴う摺動摩擦が解消され、これにより、入
力部材に付与される所定の程度の作用力に対して制御装
置がポペット弁に付与することの出来る力を最大にする
ことができる。
【0012】サーボ機構のサーボピストンは、出力ピス
トンと一体とし、この一体のピストンが、サーボチャン
バを密封する一つのシールと、出力チャンバを密封する
もう一方のシールとから成る、後部同士を合わせた一対
のシールを保持することが望ましい。本発明の特に好適
な実施例において、これらのシール間のスペースは、入
力部材に形成された通路を介してマスタシリンダの外部
に通気される。この構造は、出力チャンバのシールとサ
ーボチャンバのシールとの間のスペースがマスタシリン
ダのリザーバに直接通気される英国特許第1580125号の
構造と比較して、マスタシリンダの必要な長さを著しく
短くする。このように長さの短いマスタシリンダは、乗
物の設計を容易にし、マスタシリンダの重量を軽減す
る。
トンと一体とし、この一体のピストンが、サーボチャン
バを密封する一つのシールと、出力チャンバを密封する
もう一方のシールとから成る、後部同士を合わせた一対
のシールを保持することが望ましい。本発明の特に好適
な実施例において、これらのシール間のスペースは、入
力部材に形成された通路を介してマスタシリンダの外部
に通気される。この構造は、出力チャンバのシールとサ
ーボチャンバのシールとの間のスペースがマスタシリン
ダのリザーバに直接通気される英国特許第1580125号の
構造と比較して、マスタシリンダの必要な長さを著しく
短くする。このように長さの短いマスタシリンダは、乗
物の設計を容易にし、マスタシリンダの重量を軽減す
る。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ、単に一例とし
てのみ、本発明の好適な実施例について説明する。
てのみ、本発明の好適な実施例について説明する。
【0014】最初に、図1を参照すると、図示した液圧
マスタシリンダ1は、ボア3を有する本体2を備えてい
る。出力ピストン4は、該ボア3内に摺動可能に且つ密
封可能に取り付けられ、該ボア3に沿って作用方向(図
1に見て左側)に変位し、出力チャンバ5、6を加圧す
る。マスタシリンダ1はタンデム型であるため、出力チ
ャンバ5、6は、ピストン7により分離される。当業者
に理解されるように、出力チャンバ5、6には、適当な
出口及びリザーバの接続部が設けられる。しかし、マス
タシリンダ1の出力側の液圧機構の正確な形態は、本発
明に関係せず、従って、本明細書に詳細に記載しない。
マスタシリンダ1は、ボア3を有する本体2を備えてい
る。出力ピストン4は、該ボア3内に摺動可能に且つ密
封可能に取り付けられ、該ボア3に沿って作用方向(図
1に見て左側)に変位し、出力チャンバ5、6を加圧す
る。マスタシリンダ1はタンデム型であるため、出力チ
ャンバ5、6は、ピストン7により分離される。当業者
に理解されるように、出力チャンバ5、6には、適当な
出口及びリザーバの接続部が設けられる。しかし、マス
タシリンダ1の出力側の液圧機構の正確な形態は、本発
明に関係せず、従って、本明細書に詳細に記載しない。
【0015】入力ロッド10から作用力を受け取る入力
部材8が設けられる。作用時、該入力ロッド10は、例
えば、液圧マスタシリンダが取り付けられる乗物のユー
ザにより係合可能である、ブレーキペダルのような部材
に接続される。
部材8が設けられる。作用時、該入力ロッド10は、例
えば、液圧マスタシリンダが取り付けられる乗物のユー
ザにより係合可能である、ブレーキペダルのような部材
に接続される。
【0016】本発明の通常の作用時において、入力部材
により出力ピストンに付与される力を増強するために、
サーボピストン12及びサーボチャンバ13を備えるサ
ーボ機構11が設けられる。本発明の図示実施例におい
て、サーボピストン12は、出力ピストン4と一体であ
り、これら二つのピストン12、4は、単一の本体14
により構成され、出力チャンバ6に露出された主シール
15及びサーボチャンバ13に露出されたサーボシール
16が該単一の本体14に設けられる。加圧作用流体が
サーボチャンバ13に導入されると、流体圧力がサーボ
ピストン12に作用し、出力ピストン4を作用方向に付
勢させ、出力チャンバ5、6を加圧する。
により出力ピストンに付与される力を増強するために、
サーボピストン12及びサーボチャンバ13を備えるサ
ーボ機構11が設けられる。本発明の図示実施例におい
て、サーボピストン12は、出力ピストン4と一体であ
り、これら二つのピストン12、4は、単一の本体14
により構成され、出力チャンバ6に露出された主シール
15及びサーボチャンバ13に露出されたサーボシール
16が該単一の本体14に設けられる。加圧作用流体が
サーボチャンバ13に導入されると、流体圧力がサーボ
ピストン12に作用し、出力ピストン4を作用方向に付
勢させ、出力チャンバ5、6を加圧する。
【0017】例えば、サーボチャンバ13とアキュムレ
ータのような作動流体源との接続部分は、第一のポペッ
ト弁17により制御される一方、サーボチャンバ13と
リザーバとの接続部は、第二のポペット弁18により制
御される。図2に図示するように、これらポペット弁1
7、18の各々は、通常、各々に対応するばね19によ
り付勢されてそれぞれのシート20に係合する弁部材を
備えている。ポペット弁17、18の形態は、容易に製
造可能であり且つ漏洩を生ぜずにアキュムレータの圧力
及びサーボチャンバの圧力の双方に抵抗し得るようにす
る。
ータのような作動流体源との接続部分は、第一のポペッ
ト弁17により制御される一方、サーボチャンバ13と
リザーバとの接続部は、第二のポペット弁18により制
御される。図2に図示するように、これらポペット弁1
7、18の各々は、通常、各々に対応するばね19によ
り付勢されてそれぞれのシート20に係合する弁部材を
備えている。ポペット弁17、18の形態は、容易に製
造可能であり且つ漏洩を生ぜずにアキュムレータの圧力
及びサーボチャンバの圧力の双方に抵抗し得るようにす
る。
【0018】使用時、ポペット弁17、18の開閉は、
制御装置21により制御される。該制御装置21は、入
力部材8に取り付けられたスリーブ22を備えており、
該スリーブ22には、ポペット弁17、18をそれぞれ
係合させ且つ開放させることの出来る、長手方向に伸長
する一対の突起23、24が設けられる。該スリーブ2
2は、軸受25によりサーボピストン12に固着され、
該軸受25は、スリーブ22がサーボピストン12に対
して自由に回転するのを許容するが、該スリーブ22が
サーボピストン12に対して軸方向に動くのを阻止す
る。
制御装置21により制御される。該制御装置21は、入
力部材8に取り付けられたスリーブ22を備えており、
該スリーブ22には、ポペット弁17、18をそれぞれ
係合させ且つ開放させることの出来る、長手方向に伸長
する一対の突起23、24が設けられる。該スリーブ2
2は、軸受25によりサーボピストン12に固着され、
該軸受25は、スリーブ22がサーボピストン12に対
して自由に回転するのを許容するが、該スリーブ22が
サーボピストン12に対して軸方向に動くのを阻止す
る。
【0019】入力部材8には、本体に形成された対応す
るスロットに係合し、入力部材が本体に対して回転する
のを阻止する突起26が設けられる。該入力部材8の前
端27は、入力部材がサーボピストン12に対して制限
された相対的な軸方向への移動を許容し得る方法でサー
ボピストンに形成されたボアに受け入れられる。ばね2
8は、サーボピストン12及び入力部材8を互いに反対
方向に偏倚させる。
るスロットに係合し、入力部材が本体に対して回転する
のを阻止する突起26が設けられる。該入力部材8の前
端27は、入力部材がサーボピストン12に対して制限
された相対的な軸方向への移動を許容し得る方法でサー
ボピストンに形成されたボアに受け入れられる。ばね2
8は、サーボピストン12及び入力部材8を互いに反対
方向に偏倚させる。
【0020】スリーブ22及び入力部材8は、スリーブ
22に形成された一つの溝30と、入力部材8に形成さ
れた他の溝31とから成る、一対の溝30、31に係合
する少なくとも一つのボール29により相互に接続され
る。これらの溝30、31は、図4に示すように方向決
めされる、即ち、スリーブ22及び入力部材8がその静
止位置にあるとき、これらの溝30、31は、略端部同
士を合わせた関係にあり、ボール29は出力ピストン4
から遠い方の螺旋溝30の端部付近で且つ出力ピストン
4に近い方の螺旋溝31の端部付近で静止する。
22に形成された一つの溝30と、入力部材8に形成さ
れた他の溝31とから成る、一対の溝30、31に係合
する少なくとも一つのボール29により相互に接続され
る。これらの溝30、31は、図4に示すように方向決
めされる、即ち、スリーブ22及び入力部材8がその静
止位置にあるとき、これらの溝30、31は、略端部同
士を合わせた関係にあり、ボール29は出力ピストン4
から遠い方の螺旋溝30の端部付近で且つ出力ピストン
4に近い方の螺旋溝31の端部付近で静止する。
【0021】使用時、乗物の運転者が出力チャンバ5、
6を加圧しようとするとき、関係する制御装置(例え
ば、マスタシリンダをブレーキ回路の一部として使用す
る場合、ブレーキペダル)を作用させて、ロッド10に
軸力を付与する。この作用力は、入力ロッド10により
入力部材8に付与され、この入力部材8は、その力の一
部をばね28を介し、又、その一部をボール29及び溝
30、31を介して、サーボピストン12に伝達する。
一方、サーボピストンに付与された力は、出力ピストン
4に伝達され、該出力ピストンのその作用ストロークの
方向に動かし、チャンバ5、6の加圧を開始する。ボー
ル29により入力部材8からスリーブ22に伝達された
軸力は、図2に見て時計方向にスリーブ22を入力部材
に対して回転させる力のトルクを発生させる。入力部材
8に付与された比較的小さい作用力のもとでは、このト
ルクは、ボール及び溝機構30、31に関係する摩擦
力、及びポペット弁17に関係するばね19の力に打ち
勝つのに十分であり、従って、スリーブ22は回転して
弁18を閉じ、且つポペット弁17をそのシート20か
ら持ち上げ、流体を圧力源(典型的には、アキュムレー
タ)からサーボチャンバ13に導入する。サーボピスト
ン12に作用するサーボチャンバ13の圧力は、サーボ
ピストン12に付与される力を増強し、出力チャンバ
5、6の加圧を支援する。ピストン組立体4、12、入
力部材8及びスリーブ22がマスタシリンダの本体のボ
ア3に沿って進むとき、突起23は、ポペット弁17の
肩部32に沿って摺動する。
6を加圧しようとするとき、関係する制御装置(例え
ば、マスタシリンダをブレーキ回路の一部として使用す
る場合、ブレーキペダル)を作用させて、ロッド10に
軸力を付与する。この作用力は、入力ロッド10により
入力部材8に付与され、この入力部材8は、その力の一
部をばね28を介し、又、その一部をボール29及び溝
30、31を介して、サーボピストン12に伝達する。
一方、サーボピストンに付与された力は、出力ピストン
4に伝達され、該出力ピストンのその作用ストロークの
方向に動かし、チャンバ5、6の加圧を開始する。ボー
ル29により入力部材8からスリーブ22に伝達された
軸力は、図2に見て時計方向にスリーブ22を入力部材
に対して回転させる力のトルクを発生させる。入力部材
8に付与された比較的小さい作用力のもとでは、このト
ルクは、ボール及び溝機構30、31に関係する摩擦
力、及びポペット弁17に関係するばね19の力に打ち
勝つのに十分であり、従って、スリーブ22は回転して
弁18を閉じ、且つポペット弁17をそのシート20か
ら持ち上げ、流体を圧力源(典型的には、アキュムレー
タ)からサーボチャンバ13に導入する。サーボピスト
ン12に作用するサーボチャンバ13の圧力は、サーボ
ピストン12に付与される力を増強し、出力チャンバ
5、6の加圧を支援する。ピストン組立体4、12、入
力部材8及びスリーブ22がマスタシリンダの本体のボ
ア3に沿って進むとき、突起23は、ポペット弁17の
肩部32に沿って摺動する。
【0022】出力チャンバ5、6が所望の程度に加圧さ
れたならば、乗物の運転者は、ブレーキペダル等をそれ
以上、踏み込むのを止め、入力ロッド10を本体2に対
して一定の位置に効果的に保持する。この状態のとき、
流体源からの加圧流体の導入が継続される結果、サーボ
ピストン12、出力ピストン4及びスリーブ22は、更
に僅かに前進する。このスリーブ22の前進に伴って、
入力部材8が前進することはなく、従って、ボール及び
溝機構29ないし31は、第一のポペット弁17が閉じ
る迄、スリーブ22を入力部材8に対して図2で見て反
時計方向に回転させる作用を果たす。入力ロッド10が
更に移動する迄、各種の構成要素は、静止状態を保つ。
チャンバ5、6内の圧力を増すために、入力ロッド10
を更に押すと、上述の工程が反復される。入力ロッド1
0が退却すると、入力部材8に作用する流体圧力及びば
ね28により、入力部材8は、図1に見て右方向に移動
することが許容される。該ばね28は、スリーブ22を
入力部材8に対して反時計方向(図2で見て)回転さ
せ、これにより、突起24をポペット弁18の肩部32
に係合させて該弁18を持ち上げて、サーボチャンバ1
3をリザーバに接続する。その結果、圧力は、サーボチ
ャンバ13から放出され、これに応じて、出力チャンバ
5、6内の圧力が減圧される。
れたならば、乗物の運転者は、ブレーキペダル等をそれ
以上、踏み込むのを止め、入力ロッド10を本体2に対
して一定の位置に効果的に保持する。この状態のとき、
流体源からの加圧流体の導入が継続される結果、サーボ
ピストン12、出力ピストン4及びスリーブ22は、更
に僅かに前進する。このスリーブ22の前進に伴って、
入力部材8が前進することはなく、従って、ボール及び
溝機構29ないし31は、第一のポペット弁17が閉じ
る迄、スリーブ22を入力部材8に対して図2で見て反
時計方向に回転させる作用を果たす。入力ロッド10が
更に移動する迄、各種の構成要素は、静止状態を保つ。
チャンバ5、6内の圧力を増すために、入力ロッド10
を更に押すと、上述の工程が反復される。入力ロッド1
0が退却すると、入力部材8に作用する流体圧力及びば
ね28により、入力部材8は、図1に見て右方向に移動
することが許容される。該ばね28は、スリーブ22を
入力部材8に対して反時計方向(図2で見て)回転さ
せ、これにより、突起24をポペット弁18の肩部32
に係合させて該弁18を持ち上げて、サーボチャンバ1
3をリザーバに接続する。その結果、圧力は、サーボチ
ャンバ13から放出され、これに応じて、出力チャンバ
5、6内の圧力が減圧される。
【0023】図示したボール及びら旋溝機構は、スリー
ブ22を所望通りに回転させる現在の好適な構造である
一方、入力部材が前進する間にスリーブを一方向に確実
に回転させ且つ入力部材が退却する間に該スリーブをそ
の反対方向に回転させることの出来る任意の構造が採用
可能である。例えば、ある状況には、のこ歯ねじ構造が
適している。
ブ22を所望通りに回転させる現在の好適な構造である
一方、入力部材が前進する間にスリーブを一方向に確実
に回転させ且つ入力部材が退却する間に該スリーブをそ
の反対方向に回転させることの出来る任意の構造が採用
可能である。例えば、ある状況には、のこ歯ねじ構造が
適している。
【0024】再度、図1を参照すると、図示した実施例
におけるサーボシール16と出力チャンバのシール15
との間の軸方向間隔は、英国特許第1580125号の図4の
シール間の対応する間隔よりも著しく小さい。サーボチ
ャンバと出力チャンバのシールと間の間隔は、マスタシ
リンダの全長を長くするだけで、何等有用な機能を果た
さない。従って、マスタシリンダの全長を短くし、これ
により、取り付けの困難性を軽減し、更に、マスタシリ
ンダの重量を軽くするため、この間隔は、可能な限り小
さくすることが望ましい。英国特許第1580125号の場
合、サーボチャンバのシールと出力チャンバのシールと
の間のスペースは、リザーバ接続部に通気されるため、
大きい間隔とする必要がある。本発明の図示した実施例
の場合、シール15、16の間のスペースは、本体14
に形成された半径方向通路33及び入力部材8に形成さ
れた軸方向通路34を介して通気される。この箇所にて
サーボチャンバ13を密封するため、本体14と入力部
材8の前端27との間には、Oリングシール35が設け
られる。
におけるサーボシール16と出力チャンバのシール15
との間の軸方向間隔は、英国特許第1580125号の図4の
シール間の対応する間隔よりも著しく小さい。サーボチ
ャンバと出力チャンバのシールと間の間隔は、マスタシ
リンダの全長を長くするだけで、何等有用な機能を果た
さない。従って、マスタシリンダの全長を短くし、これ
により、取り付けの困難性を軽減し、更に、マスタシリ
ンダの重量を軽くするため、この間隔は、可能な限り小
さくすることが望ましい。英国特許第1580125号の場
合、サーボチャンバのシールと出力チャンバのシールと
の間のスペースは、リザーバ接続部に通気されるため、
大きい間隔とする必要がある。本発明の図示した実施例
の場合、シール15、16の間のスペースは、本体14
に形成された半径方向通路33及び入力部材8に形成さ
れた軸方向通路34を介して通気される。この箇所にて
サーボチャンバ13を密封するため、本体14と入力部
材8の前端27との間には、Oリングシール35が設け
られる。
【0025】サーボ装置に使用される流体がブレーキ回
路に使用される流体と適合しない場合、シールの汚染を
防止するため、二つのシール15、16の間のスペース
は、マスタシリンダの少なくとも一回の全行程に等しく
なければならない。この構造の場合、Oリング35、入
力部材の前端27及び中央通路34は、省略することが
可能である。
路に使用される流体と適合しない場合、シールの汚染を
防止するため、二つのシール15、16の間のスペース
は、マスタシリンダの少なくとも一回の全行程に等しく
なければならない。この構造の場合、Oリング35、入
力部材の前端27及び中央通路34は、省略することが
可能である。
【0026】本発明の上述の実施例は、ブレーキを自動
的にかける手段を必要とするブレーキ装置に特に有用で
ある。インテリジェント走行制御装置、静止摩擦制御装
置の一部としてのブレーキ介入装置、又は衝突回避装置
が取り付けられた乗物に上記のことが必要とされる。上
述のマスタシリンダは、図5に図示するような一対のソ
レノイド弁35、36を追加するだけでかかる装置に利
用することが可能となる。該ソレノイド弁35は、ノー
マルクローズド型であり、アキュムレータ供給管37を
弁1のタンク戻り管38に相互に接続する通路内に位置
決めされる。弁36は、ノーマルオープン型であり、タ
ンク戻り管38内に位置決めされる。
的にかける手段を必要とするブレーキ装置に特に有用で
ある。インテリジェント走行制御装置、静止摩擦制御装
置の一部としてのブレーキ介入装置、又は衝突回避装置
が取り付けられた乗物に上記のことが必要とされる。上
述のマスタシリンダは、図5に図示するような一対のソ
レノイド弁35、36を追加するだけでかかる装置に利
用することが可能となる。該ソレノイド弁35は、ノー
マルクローズド型であり、アキュムレータ供給管37を
弁1のタンク戻り管38に相互に接続する通路内に位置
決めされる。弁36は、ノーマルオープン型であり、タ
ンク戻り管38内に位置決めされる。
【0027】関係する装置により(通常、電子プロセッ
サ装置を介して)自動的なブレーキ作用が必要とされる
場合、ノーマルオープン弁36は、その閉位置に変位さ
れ、ノーマルクローズド弁35は、その開放位置に変位
される。弁35は、必要とされる自動ブレーキ作用の性
質に依存して、完全に開放し、又は瞬間的に開放するこ
とが出来る。弁36が閉じたときに、弁35が開放する
ため、アキュムレータ供給管37からの流体は、支管路
39を経て第二の(戻り)ポペット弁18に進む。ノー
マル開放位置にあるとき、弁18は、マスタシリンダ本
体内の流体圧力により閉位置に偏倚されるため、弁18
に関係するばね19は、相対的に軽量であればよく、従
って、アキュムレータ圧力が戻り管38を介してこの弁
に付与されると、弁は、静止位置から離れ、アキュムレ
ータ圧力をマスタシリンダ本体に導入する。これは、サ
ーボチャンバ13を加圧し、ピストン4を前方に駆動し
て、ブレーキ回路を加圧する。
サ装置を介して)自動的なブレーキ作用が必要とされる
場合、ノーマルオープン弁36は、その閉位置に変位さ
れ、ノーマルクローズド弁35は、その開放位置に変位
される。弁35は、必要とされる自動ブレーキ作用の性
質に依存して、完全に開放し、又は瞬間的に開放するこ
とが出来る。弁36が閉じたときに、弁35が開放する
ため、アキュムレータ供給管37からの流体は、支管路
39を経て第二の(戻り)ポペット弁18に進む。ノー
マル開放位置にあるとき、弁18は、マスタシリンダ本
体内の流体圧力により閉位置に偏倚されるため、弁18
に関係するばね19は、相対的に軽量であればよく、従
って、アキュムレータ圧力が戻り管38を介してこの弁
に付与されると、弁は、静止位置から離れ、アキュムレ
ータ圧力をマスタシリンダ本体に導入する。これは、サ
ーボチャンバ13を加圧し、ピストン4を前方に駆動し
て、ブレーキ回路を加圧する。
【0028】関連する制御装置がブレーキが十分な程度
にかけられたことを検出すると、アキュムレータ弁35
が閉じられ、サーボチャンバ13内に必要な圧力を維持
する。圧力を減圧する場合、ソレノイド弁36は、自動
的に開放し(完全に、又は瞬間的に)、サーボチャンバ
13内の圧力を減圧する。
にかけられたことを検出すると、アキュムレータ弁35
が閉じられ、サーボチャンバ13内に必要な圧力を維持
する。圧力を減圧する場合、ソレノイド弁36は、自動
的に開放し(完全に、又は瞬間的に)、サーボチャンバ
13内の圧力を減圧する。
【0029】自動運転中、運転者がブレーキペダルを踏
んでブレーキをかけると、ソレノイド弁35、36は、
自動的にその通常の位置(即ち、弁35が閉じ、弁36
が開放した位置)に復帰し、ブレーキは、完全に運転者
の制御下に置かれる。
んでブレーキをかけると、ソレノイド弁35、36は、
自動的にその通常の位置(即ち、弁35が閉じ、弁36
が開放した位置)に復帰し、ブレーキは、完全に運転者
の制御下に置かれる。
【0030】
【発明の効果】上述の構造は、自動的なブレーキ作用が
必要とされるとき、余剰な流体がブレーキ回路内に導入
されないという特別な利点がある。換言すれば、流体を
その他の供給源からブレーキ装置に導入せずに、マスタ
シリンダを作用させることにより自動的なブレーキ作用
が付与される。このことは、アンチロック作用がブレー
キを自動的にかけた直後に行われるならば、ゴム回復弁
が損傷しないことを確実にする。当業者に理解されるよ
うに、膨張チャンバに排出された流体がマスタシリンダ
内に送出されて戻るアンチロック装置の場合、シールの
損傷が生じる可能性がある。既にブレーキ装置内にある
余剰な流体がブレーキをかけると同時に膨張室に排出さ
れるならば、回復弁は、高圧に抗して開放しなければな
らない。
必要とされるとき、余剰な流体がブレーキ回路内に導入
されないという特別な利点がある。換言すれば、流体を
その他の供給源からブレーキ装置に導入せずに、マスタ
シリンダを作用させることにより自動的なブレーキ作用
が付与される。このことは、アンチロック作用がブレー
キを自動的にかけた直後に行われるならば、ゴム回復弁
が損傷しないことを確実にする。当業者に理解されるよ
うに、膨張チャンバに排出された流体がマスタシリンダ
内に送出されて戻るアンチロック装置の場合、シールの
損傷が生じる可能性がある。既にブレーキ装置内にある
余剰な流体がブレーキをかけると同時に膨張室に排出さ
れるならば、回復弁は、高圧に抗して開放しなければな
らない。
【図1】本発明の好適な実施例の概略図的な断面図であ
る。
る。
【図2】図1の線II−IIに沿った概略図な断面図であ
る。
る。
【図3】一対のら旋溝の概略図な展開図である。
【図4】一対のら旋溝の互いの関係を示す一部切り欠い
た概略図である。
た概略図である。
【図5】本発明の別の実施例の概略図である。
1 マスタシリンダ 2 シリンダ本体 3 ボア 4 出力ピストン 5 出力チャンバ 6 出力チャンバ 7 ピストン 8 入力部材 10 入力ロッド 11 サーボ機構 12 サーボピストン 13 サーボチャ
ンバ 14 単一の本体 15 主シール 16 サーボシール 17 第一のポペ
ット弁 18 第二のポペット弁 19 ばね 20 シール 21 制御装置 22 スリーブ 23 突起 24 突起 25 軸受 26 突起 27 入力部材の
前端 28 ばね 29 ボール 30 ら旋溝 31 ら旋溝 32 肩部 33 半径方向通
路 34 軸方向通路 35 ソレノイド
弁 36 ソレノイド弁 37 アキュムレ
ータ供給管 38 タンク戻り管 39 支管路
ンバ 14 単一の本体 15 主シール 16 サーボシール 17 第一のポペ
ット弁 18 第二のポペット弁 19 ばね 20 シール 21 制御装置 22 スリーブ 23 突起 24 突起 25 軸受 26 突起 27 入力部材の
前端 28 ばね 29 ボール 30 ら旋溝 31 ら旋溝 32 肩部 33 半径方向通
路 34 軸方向通路 35 ソレノイド
弁 36 ソレノイド弁 37 アキュムレ
ータ供給管 38 タンク戻り管 39 支管路
Claims (7)
- 【請求項1】 乗物の液圧装置用の液圧マスタシリンダ
において、ボアを有する本体と、該ボア内に摺動可能に
且つ密封可能に取り付けられ、前記ボアに沿って作用方
向に変位し、該ボアに形成された少なくとも一つの出力
チャンバを加圧する出力ピストンと、作用力を付与され
て前記出力ピストンをその作用方向に付勢させる入力部
材と、該入力部材により前記出力ピストンに付与される
力を増強するサーボ機構と、を備え、該サーボ機構が、
弁体に形成されたサーボチャンバにして、該サーボチャ
ンバの加圧により前記出力ピストンがその作用方向に付
勢されるようになされたサーボチャンバと、該サーボチ
ャンバへの作動流体の導入を制御する少なくとも一つの
弁と、前記入力部材への作用力の付与に応答して、弁を
開放させる制御装置と、を備える液圧マスタシリンダに
して、前記サーボチャンバと作動流体の供給源との間の
連通を制御する第一のポペット弁と、前記サーボチャン
バとリザーバとの間の連通を制御する第二のポペット弁
とが設けられ、前記制御装置が、前記入力部材への作用
力の付与に応答して前記第二のポペット弁が閉じるのを
許容し且つ前記第一のポペット弁を開放する一方、上記
作用力の除去に応答して前記第一のポペット弁が閉じる
のを許容し且つ前記第二のポペット弁を開放するように
なされていることを特徴とする液圧マスタシリンダ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の液圧マスタシリンダに
して、前記制御装置が、前記入力部材を囲繞し且つ前記
第一及び第二のポペット弁に係合するそれぞれの突起を
有するスリーブと、前記入力部材に作用力を付与したと
き、前記入力部材が前記スリーブに対して制限された軸
方向へ移動するのを許容する手段と、前記スリーブと前
記入力部材との間に設けられ、前記入力部材に作用力を
付与したとき、前記スリーブを前記弁体に対して一方向
に回転させると共に、作用力を除去したとき、前記スリ
ーブを前記弁体に対して前記一方向とは反対の方向に回
転させる回転手段と、を備えることを特徴とする液圧マ
スタシリンダ。 - 【請求項3】 請求項2に記載の液圧マスタシリンダに
して、前記スリーブが、前記サーボ機構のサーボピスト
ンに対し軸方向に取り付けられており、作用力を付与し
たとき、前記入力部材が、サーボピストンに対して軸方
向に移動可能でとなされていることを特徴とする液圧マ
スタシリンダ。 - 【請求項4】 請求項2又は3に記載の液圧マスタシリ
ンダにして、前記スリーブを前記入力部材に対して回転
させるべく前記スリーブと前記入力部材との間に設けら
れた前記回転手段が、略螺旋状に延びる少なくとも一対
の溝と、該溝に収容されたボールとを備えており、該一
対の溝の一方は前記スリーブに形成されており、他方の
溝は前記入力部材に形成されていることを特徴とする液
圧マスタシリンダ。 - 【請求項5】 請求項4に記載の液圧マスタシリンダに
して、前記入力部材を前記スリーブに対し軸方向に偏倚
するばねにして、前記ボールが前記出力ピストンに近い
方のピストン溝の端部と前記出力ピストンから遠い方の
前記スリーブの溝の端部とに近接して着座することによ
って、前記スリーブ及び前記入力部材の静止位置を画成
するばねが設けられていることを特徴とする液圧マスタ
シリンダ。 - 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載の液圧マ
スタシリンダにして、前記サーボ機構の前記サーボピス
トンが前記出力ピストンと一体であり、該一体のピスト
ンが、前記サーボチャンバを密封する一つのシールと、
前記出力チャンバを密封するもう一方のシールとから成
る、後部同士を合わせた一対のシールを備えていること
を特徴とする液圧マスタシリンダ。 - 【請求項7】 請求項6に記載の液圧マスタシリンダに
して、前記シール間のスペースが前記入力部材に形成さ
れた通路を介してマスタシリンダの外部に通気されるこ
とを特徴とする液圧マスタシリンダ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB929224641A GB9224641D0 (en) | 1992-11-23 | 1992-11-23 | Hydraulic master cylinder |
| GB9224641:2 | 1992-11-23 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06344892A true JPH06344892A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=10725624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29220093A Pending JPH06344892A (ja) | 1992-11-23 | 1993-11-22 | 乗物の液圧装置用の液圧マスタシリンダ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5460075A (ja) |
| EP (1) | EP0599594A3 (ja) |
| JP (1) | JPH06344892A (ja) |
| GB (1) | GB9224641D0 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102518701A (zh) * | 2011-12-02 | 2012-06-27 | 芜湖博格汽车零部件有限公司 | 制动主缸 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52143378A (en) * | 1976-05-22 | 1977-11-29 | Girling Ltd | Servomotor assembly in vehicle braking system |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB580283A (en) * | 1944-04-28 | 1946-09-03 | Automotive Prod Co Ltd | Improvements in or relating to liquid pressure servo-motor devices |
| US2931180A (en) * | 1954-05-27 | 1960-04-05 | Hamill Markus Ind Inc | Power-assisted operating mechanism for hydraulic pressure systems |
| JPS4934864B1 (ja) * | 1970-01-31 | 1974-09-18 | ||
| DE2149955A1 (de) * | 1971-10-07 | 1973-04-12 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | Hilfskraftlenkeinrichtung fuer kraftfahrzeuge mit speicherbetrieb |
| DE2164590C3 (de) * | 1971-12-24 | 1979-03-29 | Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt | Hauptzylinder für eine Zweikreisbremsanlage für Fahrzeuge, insbesondere Kraftfahrzeuge |
| US3898914A (en) * | 1974-07-18 | 1975-08-12 | Gen Motors Corp | Hydraulic brake booster assembly |
| JPS5599450A (en) * | 1979-01-17 | 1980-07-29 | Nissan Motor Co Ltd | Hydraulic booster |
| DE2917684A1 (de) * | 1979-05-02 | 1980-11-20 | Teves Gmbh Alfred | Bremsgeraet mit hydraulischer verstaerkung |
| DE3417018A1 (de) * | 1984-05-09 | 1985-11-14 | Alfred Teves Gmbh, 6000 Frankfurt | Hydraulische bremsanlage mit schlupfregelung |
| JP2522487B2 (ja) * | 1987-07-13 | 1996-08-07 | 株式会社 曙ブレ−キ中央技術研究所 | 液圧倍力装置 |
| DE3804851A1 (de) * | 1987-10-17 | 1989-04-27 | Teves Gmbh Alfred | Hydraulischer verstaerker und druckquelle fuer einen hydraulischen verstaerker |
| US5351600A (en) * | 1989-10-27 | 1994-10-04 | Nippon Air Brake Co., Ltd. | Hydraulic booster for vehicle |
-
1992
- 1992-11-23 GB GB929224641A patent/GB9224641D0/en active Pending
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1993
- 1993-11-22 JP JP29220093A patent/JPH06344892A/ja active Pending
- 1993-11-23 US US08/155,783 patent/US5460075A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-11-23 EP EP19930309315 patent/EP0599594A3/en not_active Withdrawn
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52143378A (en) * | 1976-05-22 | 1977-11-29 | Girling Ltd | Servomotor assembly in vehicle braking system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0599594A2 (en) | 1994-06-01 |
| US5460075A (en) | 1995-10-24 |
| EP0599594A3 (en) | 1994-08-10 |
| GB9224641D0 (en) | 1993-01-13 |
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