JPH06346255A - ステンレス鋼の表面処理方法 - Google Patents
ステンレス鋼の表面処理方法Info
- Publication number
- JPH06346255A JPH06346255A JP13844893A JP13844893A JPH06346255A JP H06346255 A JPH06346255 A JP H06346255A JP 13844893 A JP13844893 A JP 13844893A JP 13844893 A JP13844893 A JP 13844893A JP H06346255 A JPH06346255 A JP H06346255A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stainless steel
- treatment
- dried
- washed
- fluororesin
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- Pending
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- ing And Chemical Polishing (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐摩耗性を向上し得且つ凝着防止に有効なス
テンレス鋼の表面処理方法を提供する。 【構成】 洗浄したステンレス鋼の素材を腐食液中に浸
漬するエッチング処理を行い、中和処理し洗浄して乾燥
させた後、フッ素樹脂を表面に塗布して乾燥させ、加熱
処理する。
テンレス鋼の表面処理方法を提供する。 【構成】 洗浄したステンレス鋼の素材を腐食液中に浸
漬するエッチング処理を行い、中和処理し洗浄して乾燥
させた後、フッ素樹脂を表面に塗布して乾燥させ、加熱
処理する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステンレス鋼の表面処
理方法に関するものである。
理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ステンレス鋼のような材料を利
用した摺動部材等の場合、耐摩耗性を向上し且つ凝着を
防ぐために、素材の表面にドライフィルム等のコーティ
ング処理を施したり、或いは、1000℃前後の加熱炉
内に生成化合物の成分を含む原料ガスを送り込み、Ti
C、TiN、Al2O3等の超硬質物質を2〜10μの厚
さに蒸着させる化学蒸着(Chemical Vapo
r Deposition)や、500℃前後の減圧炉
内で生成化合物のもとになる金属と反応ガスとをグロー
放電でイオン化し、その反応生成物であるTiC、Ti
N等を2〜10μの厚さに蒸着させる物理蒸着(Phy
sical Vapor Deposition)が行
われていた。
用した摺動部材等の場合、耐摩耗性を向上し且つ凝着を
防ぐために、素材の表面にドライフィルム等のコーティ
ング処理を施したり、或いは、1000℃前後の加熱炉
内に生成化合物の成分を含む原料ガスを送り込み、Ti
C、TiN、Al2O3等の超硬質物質を2〜10μの厚
さに蒸着させる化学蒸着(Chemical Vapo
r Deposition)や、500℃前後の減圧炉
内で生成化合物のもとになる金属と反応ガスとをグロー
放電でイオン化し、その反応生成物であるTiC、Ti
N等を2〜10μの厚さに蒸着させる物理蒸着(Phy
sical Vapor Deposition)が行
われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステン
レス鋼は常温下で表面に極薄い不働態被膜が生成されて
いるため、前述の如く素材の表面にドライフィルム等の
コーティング処理を施すのでは密着性が劣り、耐摩耗性
向上並びに凝着防止には不充分であり、又、化学蒸着や
物理蒸着のような処理では、素材の温度が1000℃前
後或いは500℃前後と高温になることから、歪み発生
の原因にもつながり、あまり好ましい処理方法であると
は言えなかった。
レス鋼は常温下で表面に極薄い不働態被膜が生成されて
いるため、前述の如く素材の表面にドライフィルム等の
コーティング処理を施すのでは密着性が劣り、耐摩耗性
向上並びに凝着防止には不充分であり、又、化学蒸着や
物理蒸着のような処理では、素材の温度が1000℃前
後或いは500℃前後と高温になることから、歪み発生
の原因にもつながり、あまり好ましい処理方法であると
は言えなかった。
【0004】本発明は、斯かる実情に鑑み、耐摩耗性を
向上し得且つ凝着防止に有効なステンレス鋼の表面処理
方法を提供しようとするものである。
向上し得且つ凝着防止に有効なステンレス鋼の表面処理
方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗浄したステ
ンレス鋼の素材を腐食液中に浸漬するエッチング処理を
行い、中和処理し洗浄して乾燥させた後、フッ素樹脂を
表面に塗布して乾燥させ、加熱処理することを特徴とす
るものである。
ンレス鋼の素材を腐食液中に浸漬するエッチング処理を
行い、中和処理し洗浄して乾燥させた後、フッ素樹脂を
表面に塗布して乾燥させ、加熱処理することを特徴とす
るものである。
【0006】
【作用】従って、洗浄したステンレス鋼の素材を腐食液
中に浸漬するエッチング処理を行い、中和処理し洗浄し
て乾燥させた後、フッ素樹脂を表面に塗布して乾燥さ
せ、加熱処理すると、前記エッチング処理により素材の
表面に形成された数μの凹部にフッ素樹脂が入り込む形
となって、該フッ素樹脂によるコーティング層の素材に
対する密着性が良好となり、又、加熱処理も化学蒸着や
物理蒸着のような処理の場合に比べ低温で済むため、素
材に歪みが生ずる心配もない。
中に浸漬するエッチング処理を行い、中和処理し洗浄し
て乾燥させた後、フッ素樹脂を表面に塗布して乾燥さ
せ、加熱処理すると、前記エッチング処理により素材の
表面に形成された数μの凹部にフッ素樹脂が入り込む形
となって、該フッ素樹脂によるコーティング層の素材に
対する密着性が良好となり、又、加熱処理も化学蒸着や
物理蒸着のような処理の場合に比べ低温で済むため、素
材に歪みが生ずる心配もない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
明する。
【0008】図1は本発明のステンレス鋼の表面処理方
法の一実施例を表わすものであり、先ず所定の摺動面粗
さに加工されたステンレス鋼の素材を洗浄した後、マー
ブル溶液等の腐食液中に約10分間浸漬するエッチング
処理を行い、カセイソーダ(NaOH)等の中和剤によ
り中和処理する。尚、前記マーブル溶液は、塩酸(HC
l)を20cc、水(H2O)を20cc、硫酸銅(C
uSO4)を4gの割合で混合したものである。
法の一実施例を表わすものであり、先ず所定の摺動面粗
さに加工されたステンレス鋼の素材を洗浄した後、マー
ブル溶液等の腐食液中に約10分間浸漬するエッチング
処理を行い、カセイソーダ(NaOH)等の中和剤によ
り中和処理する。尚、前記マーブル溶液は、塩酸(HC
l)を20cc、水(H2O)を20cc、硫酸銅(C
uSO4)を4gの割合で混合したものである。
【0009】続いて、前記中和処理したステンレス鋼の
素材を水洗しつつブラッシングしてから乾燥させた後、
テトラフロロエチレン等のフッ素樹脂を表面にスプレイ
コーティングして乾燥させ、約260℃で約10分間加
熱処理する。
素材を水洗しつつブラッシングしてから乾燥させた後、
テトラフロロエチレン等のフッ素樹脂を表面にスプレイ
コーティングして乾燥させ、約260℃で約10分間加
熱処理する。
【0010】この結果、前記エッチング処理により素材
の表面に形成された数μの凹部にテトラフロロエチレン
等のフッ素樹脂が入り込む形となって、該フッ素樹脂に
よるコーティング層の素材に対する密着性が良好とな
り、又、加熱処理も化学蒸着や物理蒸着のような処理の
場合に比べ低温で済むため、素材に歪みが生ずる心配も
ない。
の表面に形成された数μの凹部にテトラフロロエチレン
等のフッ素樹脂が入り込む形となって、該フッ素樹脂に
よるコーティング層の素材に対する密着性が良好とな
り、又、加熱処理も化学蒸着や物理蒸着のような処理の
場合に比べ低温で済むため、素材に歪みが生ずる心配も
ない。
【0011】こうして、素材の耐摩耗性を向上すること
ができると共に、素材の凝着を防止することが可能とな
り、素材の寿命を大幅に延長することができる。
ができると共に、素材の凝着を防止することが可能とな
り、素材の寿命を大幅に延長することができる。
【0012】尚、本発明のステンレス鋼の表面処理方法
は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。
は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。
【0013】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のステンレ
ス鋼の表面処理方法によれば、素材の耐摩耗性を向上し
得且つ素材の凝着を防止し得、素材の寿命を大幅に延長
することができるという優れた効果を奏し得る。
ス鋼の表面処理方法によれば、素材の耐摩耗性を向上し
得且つ素材の凝着を防止し得、素材の寿命を大幅に延長
することができるという優れた効果を奏し得る。
【図1】本発明の一実施例のフローチャート図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 洗浄したステンレス鋼の素材を腐食液中
に浸漬するエッチング処理を行い、中和処理し洗浄して
乾燥させた後、フッ素樹脂を表面に塗布して乾燥させ、
加熱処理することを特徴とするステンレス鋼の表面処理
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13844893A JPH06346255A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | ステンレス鋼の表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13844893A JPH06346255A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | ステンレス鋼の表面処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06346255A true JPH06346255A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15222247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13844893A Pending JPH06346255A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | ステンレス鋼の表面処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06346255A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006500974A (ja) * | 2002-06-28 | 2006-01-12 | アルザ・コーポレーシヨン | 被覆され微細突起物を有する経皮的薬物送達装置 |
| JP2007291554A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Chuo Spring Co Ltd | 色付きワイヤロープ及び色付きワイヤロープ製造方法 |
| KR100872891B1 (ko) * | 2007-02-21 | 2008-12-10 | (주)삼영코넥 | 스테인레스 강의 용접 후 녹 방지 방법 |
| JP2012207295A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Nippon Steel & Sumikin Stainless Steel Corp | 表面処理二相ステンレス鋼及びその製造方法 |
| CN104458511A (zh) * | 2014-12-01 | 2015-03-25 | 上海交通大学 | 一种测试核电压力容器用钢贝氏体组织奥氏体晶粒度的方法 |
| CN104483246A (zh) * | 2014-12-01 | 2015-04-01 | 上海交通大学 | 高Cr耐热钢的奥氏体晶粒度的显示方法 |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP13844893A patent/JPH06346255A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006500974A (ja) * | 2002-06-28 | 2006-01-12 | アルザ・コーポレーシヨン | 被覆され微細突起物を有する経皮的薬物送達装置 |
| JP2007291554A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Chuo Spring Co Ltd | 色付きワイヤロープ及び色付きワイヤロープ製造方法 |
| KR100872891B1 (ko) * | 2007-02-21 | 2008-12-10 | (주)삼영코넥 | 스테인레스 강의 용접 후 녹 방지 방법 |
| JP2012207295A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Nippon Steel & Sumikin Stainless Steel Corp | 表面処理二相ステンレス鋼及びその製造方法 |
| CN104458511A (zh) * | 2014-12-01 | 2015-03-25 | 上海交通大学 | 一种测试核电压力容器用钢贝氏体组织奥氏体晶粒度的方法 |
| CN104483246A (zh) * | 2014-12-01 | 2015-04-01 | 上海交通大学 | 高Cr耐热钢的奥氏体晶粒度的显示方法 |
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