JPH06346325A - 上下スピンドルの糸通し装置 - Google Patents
上下スピンドルの糸通し装置Info
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- JPH06346325A JPH06346325A JP15610593A JP15610593A JPH06346325A JP H06346325 A JPH06346325 A JP H06346325A JP 15610593 A JP15610593 A JP 15610593A JP 15610593 A JP15610593 A JP 15610593A JP H06346325 A JPH06346325 A JP H06346325A
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- Japan
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- spindle
- nozzle
- yarn
- thread
- spindles
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カバーリングマシン(撚糸機)の自動糸掛装
置に関するもので、スピンドルの長さにほぼ匹敵する間
隔を隔てて上下に配置された2本のスピンドルの中空孔
に単一の装置で同時に糸を挿通することができる装置を
提供する。 【構成】 上下に隔てて同軸上に配置された上スピンド
ル32と下スピンドル31の中空孔への糸通し装置にお
いて、スピンドル32、31の軸直角方向に移動ないし
揺動して進退するフレーム2の上下の横方向に延びる腕
部材4、15のそれぞれの先端に上ノズル8と下ノズル
16とが上スピンドル32の上端と下スピンドル31の
下端とに臨む位置で対向するように設けられており、下
ノズル16は糸受17を備え、上ノズル8は上下動可能
に設けられて上スピンドル32の上端に臨む位置でこれ
を昇降させる昇降装置6が設けられており、下ノズル1
6には加圧空気が供給され、上ノズル8には負圧が供給
される。
置に関するもので、スピンドルの長さにほぼ匹敵する間
隔を隔てて上下に配置された2本のスピンドルの中空孔
に単一の装置で同時に糸を挿通することができる装置を
提供する。 【構成】 上下に隔てて同軸上に配置された上スピンド
ル32と下スピンドル31の中空孔への糸通し装置にお
いて、スピンドル32、31の軸直角方向に移動ないし
揺動して進退するフレーム2の上下の横方向に延びる腕
部材4、15のそれぞれの先端に上ノズル8と下ノズル
16とが上スピンドル32の上端と下スピンドル31の
下端とに臨む位置で対向するように設けられており、下
ノズル16は糸受17を備え、上ノズル8は上下動可能
に設けられて上スピンドル32の上端に臨む位置でこれ
を昇降させる昇降装置6が設けられており、下ノズル1
6には加圧空気が供給され、上ノズル8には負圧が供給
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カバーリングマシン
(撚糸機)の自動糸掛装置に関するもので、特に中空ス
ピンドルを上下に配置して芯糸を下方のスピンドルの下
端から上方のスピンドルの上端へと通過させる構造のカ
バーリングマシンにおける上下スピンドルへの糸通し装
置に関するものである。
(撚糸機)の自動糸掛装置に関するもので、特に中空ス
ピンドルを上下に配置して芯糸を下方のスピンドルの下
端から上方のスピンドルの上端へと通過させる構造のカ
バーリングマシンにおける上下スピンドルへの糸通し装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】仮撚機の中空スピンドルへの糸通し装置
として特開昭48−72455号公報に開示された装置
が知られている。この装置はスピンドルの中空孔に吹き
込まれる空気流あるいはスピンドルの反対端(糸出口
端)からの吸引空気流により糸の先端を搬送して自動的
にスピンドルへの糸通しを行うようにした装置である。
上記公報には糸を搬送する空気流を、糸入口側の空気噴
出ノズルと糸出口側の空気吸引ノズルとのいずれかを単
独で用いることまたは両者を同時に用いることにより、
生成することが示されている。
として特開昭48−72455号公報に開示された装置
が知られている。この装置はスピンドルの中空孔に吹き
込まれる空気流あるいはスピンドルの反対端(糸出口
端)からの吸引空気流により糸の先端を搬送して自動的
にスピンドルへの糸通しを行うようにした装置である。
上記公報には糸を搬送する空気流を、糸入口側の空気噴
出ノズルと糸出口側の空気吸引ノズルとのいずれかを単
独で用いることまたは両者を同時に用いることにより、
生成することが示されている。
【0003】上記の仮撚機のスピンドルは1本のみのも
のであり、上記公報には空気流を導く1本の分岐のない
チャンネルを形成すべきことが示されている。すなわち
糸搬送用の空気が流れるチャンネルは、実質上密閉され
た細長い空間として形成されねばならず、従って上記公
報記載の装置によって大気に通ずる空間を隔てて配置さ
れた2本のスピンドルの中空孔に同時に糸を挿通するこ
とはできない。
のであり、上記公報には空気流を導く1本の分岐のない
チャンネルを形成すべきことが示されている。すなわち
糸搬送用の空気が流れるチャンネルは、実質上密閉され
た細長い空間として形成されねばならず、従って上記公
報記載の装置によって大気に通ずる空間を隔てて配置さ
れた2本のスピンドルの中空孔に同時に糸を挿通するこ
とはできない。
【0004】中空スピンドルを上下に隔てて配置してそ
の中空孔に芯糸を通過させる装置としてカバーリングマ
シンが知られている。このような装置においても糸掛け
時や糸切れ時には糸の先端を上下のスピンドルの中空孔
に挿通しなければならない。前述したように従来の技術
では上下に隔てて配置された二つのスピンドルの中空孔
に同時に糸を挿通することは不可能であったので、カバ
ーリングマシンの糸通しを自動化する際には上下のスピ
ンドルにそれぞれ前述したような構造の糸通し装置を設
け、さらに下方のスピンドルに挿通した糸の先端を上方
のスピンドルの下端まで搬送する手段が必要である。と
ころがこのように構成された装置は、その構造および制
御が複雑になるため、装置が高価になるとともに故障す
る確率も増加するという問題がある。そこで上下のスピ
ンドルに同時に糸を挿通する必要があるカバーリングマ
シン等においては、自動糸通し装置はあまり用いられて
おらず、先端にフックを取り付けたテグス等により、昔
ながらの方法で人手により糸通し作業を行っているのが
実情である。
の中空孔に芯糸を通過させる装置としてカバーリングマ
シンが知られている。このような装置においても糸掛け
時や糸切れ時には糸の先端を上下のスピンドルの中空孔
に挿通しなければならない。前述したように従来の技術
では上下に隔てて配置された二つのスピンドルの中空孔
に同時に糸を挿通することは不可能であったので、カバ
ーリングマシンの糸通しを自動化する際には上下のスピ
ンドルにそれぞれ前述したような構造の糸通し装置を設
け、さらに下方のスピンドルに挿通した糸の先端を上方
のスピンドルの下端まで搬送する手段が必要である。と
ころがこのように構成された装置は、その構造および制
御が複雑になるため、装置が高価になるとともに故障す
る確率も増加するという問題がある。そこで上下のスピ
ンドルに同時に糸を挿通する必要があるカバーリングマ
シン等においては、自動糸通し装置はあまり用いられて
おらず、先端にフックを取り付けたテグス等により、昔
ながらの方法で人手により糸通し作業を行っているのが
実情である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし繊維産業のよう
な軽工業の分野においては、あるゆる面でのコスト低減
の要請が強く、連続無人運転を安価なコストで実現でき
る装置が求められている。本発明は、カバーリングマシ
ンにおけるこの種の要請に応えるための研究の一環とし
てなされたもので、糸巻ボビンを挿通可能な空間すなわ
ちスピンドルの長さにほぼ匹敵する間隔を隔てて上下に
配置された2本のスピンドルの中空孔に単一の装置で同
時に糸を挿通することができる、簡単で従って安価な構
造の装置を提供することを課題としている。
な軽工業の分野においては、あるゆる面でのコスト低減
の要請が強く、連続無人運転を安価なコストで実現でき
る装置が求められている。本発明は、カバーリングマシ
ンにおけるこの種の要請に応えるための研究の一環とし
てなされたもので、糸巻ボビンを挿通可能な空間すなわ
ちスピンドルの長さにほぼ匹敵する間隔を隔てて上下に
配置された2本のスピンドルの中空孔に単一の装置で同
時に糸を挿通することができる、簡単で従って安価な構
造の装置を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る上下スピン
ドルの糸通し装置は、糸巻ボビンを挿通可能な空間を残
して上下に隔てて同軸上に配置された上スピンドル32
と下スピンドル31の中空孔への糸通し装置において、
スピンドル32、31の軸直角方向に移動ないし揺動し
て進退するフレーム2の上下の横方向に延びる腕部材
4、15のそれぞれの先端に上ノズル8と下ノズル16
とが上スピンドル32の上端と下スピンドル31の下端
とに臨む位置で対向するように設けられており、下ノズ
ル16は糸受17を備え、上ノズル8は上下動可能に設
けられて上スピンドル32の上端に臨む位置でこれを昇
降させる昇降装置6が設けられており、下ノズル16に
は加圧空気が供給され、上ノズル8には負圧が供給され
ることを特徴とするものである。糸受17を下ノズル1
6の先端で当該ノズルの空気噴流を横断する方向に糸3
3を保持するものとすることができる。
ドルの糸通し装置は、糸巻ボビンを挿通可能な空間を残
して上下に隔てて同軸上に配置された上スピンドル32
と下スピンドル31の中空孔への糸通し装置において、
スピンドル32、31の軸直角方向に移動ないし揺動し
て進退するフレーム2の上下の横方向に延びる腕部材
4、15のそれぞれの先端に上ノズル8と下ノズル16
とが上スピンドル32の上端と下スピンドル31の下端
とに臨む位置で対向するように設けられており、下ノズ
ル16は糸受17を備え、上ノズル8は上下動可能に設
けられて上スピンドル32の上端に臨む位置でこれを昇
降させる昇降装置6が設けられており、下ノズル16に
は加圧空気が供給され、上ノズル8には負圧が供給され
ることを特徴とするものである。糸受17を下ノズル1
6の先端で当該ノズルの空気噴流を横断する方向に糸3
3を保持するものとすることができる。
【0007】
【作用】上下ノズル8、16を装着したフレーム2は、
スピンドルフレームに沿って走行可能な台車等に搭載し
て、糸を挿通しようとするスピンドル32、31に向け
てフレーム2を進出させることにより、上下ノズル8、
16を上スピンドルの上端と下スピンドルの下端に臨ま
せる。このとき上下ノズル8、16と上下のスピンドル
32、31との間には若干隙間がある状態となる。挿通
しようとする芯糸33は糸巻ボビン34から解除して先
端を公知構造の糸把持フィンガで把持し、糸送りピンチ
ローラ23およびヤーンガイド20を通して、下ノズル
16の上端の糸受け17に当該ノズルの空気噴出口を横
断するように掛け渡す。
スピンドルフレームに沿って走行可能な台車等に搭載し
て、糸を挿通しようとするスピンドル32、31に向け
てフレーム2を進出させることにより、上下ノズル8、
16を上スピンドルの上端と下スピンドルの下端に臨ま
せる。このとき上下ノズル8、16と上下のスピンドル
32、31との間には若干隙間がある状態となる。挿通
しようとする芯糸33は糸巻ボビン34から解除して先
端を公知構造の糸把持フィンガで把持し、糸送りピンチ
ローラ23およびヤーンガイド20を通して、下ノズル
16の上端の糸受け17に当該ノズルの空気噴出口を横
断するように掛け渡す。
【0008】次いで糸送りピンチローラ23が閉じて糸
33を把持するとともに、上ノズル8が下降して上ノズ
ル8と上スピンドル32の上端とを密着させる。この状
態で下ノズル16に加圧空気を供給し、上ノズル8に負
圧を供給する。そしてピンチローラ23を駆動して糸3
3を送り出し、糸33を搬送したフィンガを開いて退避
させる。下ノズル16の加圧空気は下スピンドル31の
中空孔を通って上方に噴出するため、下スピンドル31
にその噴出口を横断するように掛け渡された糸33は、
下スピンドル31の中空孔に挿通される。
33を把持するとともに、上ノズル8が下降して上ノズ
ル8と上スピンドル32の上端とを密着させる。この状
態で下ノズル16に加圧空気を供給し、上ノズル8に負
圧を供給する。そしてピンチローラ23を駆動して糸3
3を送り出し、糸33を搬送したフィンガを開いて退避
させる。下ノズル16の加圧空気は下スピンドル31の
中空孔を通って上方に噴出するため、下スピンドル31
にその噴出口を横断するように掛け渡された糸33は、
下スピンドル31の中空孔に挿通される。
【0009】下スピンドル31を通過した空気流は、下
スピンドルの中空孔の長い空気ガイド作用により下スピ
ンドル31の先端から上方に高く噴き上がる。そのため
糸送りピンチローラ23によって送り出されてくる糸3
3は、下スピンドル31を通過したあと、下スピンドル
31から噴出する空気流に導かれて下スピンドル31の
上端から上方へと立ち上がる。
スピンドルの中空孔の長い空気ガイド作用により下スピ
ンドル31の先端から上方に高く噴き上がる。そのため
糸送りピンチローラ23によって送り出されてくる糸3
3は、下スピンドル31を通過したあと、下スピンドル
31から噴出する空気流に導かれて下スピンドル31の
上端から上方へと立ち上がる。
【0010】一方上スピンドル32にはその上端に密着
した上ノズルの負圧の作用により吸引空気流が生成して
おり、下スピンドル31から噴出した空気噴流の一部を
上スピンドル32の中空孔に引き込む。下スピンドル3
1から噴き上がった空気流は上スピンドルの下端部分で
大きく四方に拡散し、従って下スピンドル31から送り
出された糸の先端がこの部分に達すると、拡散に伴う空
気の乱れのために糸が左右に揺れ動く。この揺れ動き動
作により糸の一部が上スピンドル32の中空孔へと引き
込まれる空気流に捕捉され、当該空気流は糸の一部を上
スピンドル32の中空孔に引き込む。
した上ノズルの負圧の作用により吸引空気流が生成して
おり、下スピンドル31から噴出した空気噴流の一部を
上スピンドル32の中空孔に引き込む。下スピンドル3
1から噴き上がった空気流は上スピンドルの下端部分で
大きく四方に拡散し、従って下スピンドル31から送り
出された糸の先端がこの部分に達すると、拡散に伴う空
気の乱れのために糸が左右に揺れ動く。この揺れ動き動
作により糸の一部が上スピンドル32の中空孔へと引き
込まれる空気流に捕捉され、当該空気流は糸の一部を上
スピンドル32の中空孔に引き込む。
【0011】一旦糸の一部が上スピンドル32の中空孔
に引き込まれると、当該中空孔を流れる空気の糸搬送力
が上スピンドル32の下方で拡散する空気の糸搬送力よ
り大きいため、糸はそのまま上スピンドル32の中空孔
に挿通され、糸送りピンチローラ23がさらに糸33を
送り出すことにより、糸33の先端が上ノズル8内に達
する。この時点で上ノズル8が上動し、上スピンドル3
2の上端との間に隙間が形成される。
に引き込まれると、当該中空孔を流れる空気の糸搬送力
が上スピンドル32の下方で拡散する空気の糸搬送力よ
り大きいため、糸はそのまま上スピンドル32の中空孔
に挿通され、糸送りピンチローラ23がさらに糸33を
送り出すことにより、糸33の先端が上ノズル8内に達
する。この時点で上ノズル8が上動し、上スピンドル3
2の上端との間に隙間が形成される。
【0012】上ノズル8は緯糸先端を吸引し続けるた
め、糸33はこの隙間部分で上スピンドル32と上ノズ
ル8との間で張り渡された状態となるから、この隙間に
糸把持用のフィンガを挿入して糸の先端を把持した後、
上下ノズル8、16に供給される空気圧を停止して、フ
レーム2を退避させることにより、糸33は上下のスピ
ンドル32、31の中空孔に挿通されてその先端がフィ
ンガで掴まれた状態となって、スピンドルへの糸通し作
業が完了する。
め、糸33はこの隙間部分で上スピンドル32と上ノズ
ル8との間で張り渡された状態となるから、この隙間に
糸把持用のフィンガを挿入して糸の先端を把持した後、
上下ノズル8、16に供給される空気圧を停止して、フ
レーム2を退避させることにより、糸33は上下のスピ
ンドル32、31の中空孔に挿通されてその先端がフィ
ンガで掴まれた状態となって、スピンドルへの糸通し作
業が完了する。
【0013】
【実施例】次に図面に示す実施例について説明する。図
1に示すようにコ字形のフレーム2が水平方向に装架し
た2本のガイドロッド3、3に摺動自在に装着されてい
る。ガイドロッド3、3は図示しない台車に装架されて
おり、上記台車はスピンドルフレームのスピンドル配列
方向(水平方向)に移動自在に設けられており、ガイド
ロッド3、3はカバーリングマシンのスピンドルに向け
てフレーム2を進退させる方向に設けられている。フレ
ーム2には前記台車側に装着したエアシリンダ1のロッ
ドが連結されており、当該シリンダにより進出位置と退
避位置との間で移動する。
1に示すようにコ字形のフレーム2が水平方向に装架し
た2本のガイドロッド3、3に摺動自在に装着されてい
る。ガイドロッド3、3は図示しない台車に装架されて
おり、上記台車はスピンドルフレームのスピンドル配列
方向(水平方向)に移動自在に設けられており、ガイド
ロッド3、3はカバーリングマシンのスピンドルに向け
てフレーム2を進退させる方向に設けられている。フレ
ーム2には前記台車側に装着したエアシリンダ1のロッ
ドが連結されており、当該シリンダにより進出位置と退
避位置との間で移動する。
【0014】フレーム2の水平な上腕4の先端には支持
プレート5が固定され、この支持プレート5に上下方向
の昇降シリンダ6が装着されている。昇降シリンダ6の
下向きにしたロッドの先端には、図2に示すように昇降
板7が固定されており、この昇降板7には円筒形の上ノ
ズル8の先端が固着されている。上ノズル8は上方に延
び、支持プレート5に設けたガイド孔10に上下摺動自
在に嵌合している。上ノズル8の上端にはサクションパ
イプ11が連結され、図示しないエジェクタの空気吸引
口に連結されている。上ノズル8の下端は下方に開く円
錐状に形成され、その円錐部にリング状のパッキン12
が装着されている。
プレート5が固定され、この支持プレート5に上下方向
の昇降シリンダ6が装着されている。昇降シリンダ6の
下向きにしたロッドの先端には、図2に示すように昇降
板7が固定されており、この昇降板7には円筒形の上ノ
ズル8の先端が固着されている。上ノズル8は上方に延
び、支持プレート5に設けたガイド孔10に上下摺動自
在に嵌合している。上ノズル8の上端にはサクションパ
イプ11が連結され、図示しないエジェクタの空気吸引
口に連結されている。上ノズル8の下端は下方に開く円
錐状に形成され、その円錐部にリング状のパッキン12
が装着されている。
【0015】フレーム2の水平に延びる下腕15の先端
には、空気噴出口を上方に向けた下ノズル16が固定さ
れている。下ノズル16の上端はカップ状をしており、
その周縁にノズル孔の中心を挟んで対向する位置にV溝
17が設けられている。下ノズル16の下端はエアパイ
プ18によって加圧空気源に連結されており、この加圧
空気源の加圧空気は前記エジェクタにも供給されてい
る。フレームの下腕15の中間部分には、固定ネジ19
によりヤーンガイド20の基端が固定されており、この
ヤーンガイド20は下ノズル16のV溝17を繋ぐ線の
延長上の下方に位置している。
には、空気噴出口を上方に向けた下ノズル16が固定さ
れている。下ノズル16の上端はカップ状をしており、
その周縁にノズル孔の中心を挟んで対向する位置にV溝
17が設けられている。下ノズル16の下端はエアパイ
プ18によって加圧空気源に連結されており、この加圧
空気源の加圧空気は前記エジェクタにも供給されてい
る。フレームの下腕15の中間部分には、固定ネジ19
によりヤーンガイド20の基端が固定されており、この
ヤーンガイド20は下ノズル16のV溝17を繋ぐ線の
延長上の下方に位置している。
【0016】ヤーンガイド20の下方には糸送りピンチ
ローラ23が設けられている。糸送りピンチローラ23
はパルスモータ24の出力軸に固定されて定位置で回転
する駆動ローラ25と開閉板26に自由回転状態で軸支
された従動ローラ27とで構成されている。開閉板26
はガイドロッド28に摺動自在に支持されるとともに、
該ガイドロッドと平行なシリンダ29のロッドの先端に
固定されている。シリンダ29を伸長させることによっ
て従動ローラ27が駆動ローラ25から離隔されて糸送
りピンチローラ23が開き、シリンダ29を縮退させる
ことによって従動ローラ27が駆動ローラ25に当接し
て閉じる。この糸送りピンチローラ23はフレーム2と
同様に前述した台車に搭載されている。
ローラ23が設けられている。糸送りピンチローラ23
はパルスモータ24の出力軸に固定されて定位置で回転
する駆動ローラ25と開閉板26に自由回転状態で軸支
された従動ローラ27とで構成されている。開閉板26
はガイドロッド28に摺動自在に支持されるとともに、
該ガイドロッドと平行なシリンダ29のロッドの先端に
固定されている。シリンダ29を伸長させることによっ
て従動ローラ27が駆動ローラ25から離隔されて糸送
りピンチローラ23が開き、シリンダ29を縮退させる
ことによって従動ローラ27が駆動ローラ25に当接し
て閉じる。この糸送りピンチローラ23はフレーム2と
同様に前述した台車に搭載されている。
【0017】次に図面を参照して図示実施例装置の動作
について説明する。まずフィンガにより糸巻ボビン34
から解除された糸の先端を、糸送りピンチローラ23の
駆動ローラ25と従動ローラ27の間およびヤーンガイ
ド20を通して、下ノズル16の上方に導き、V溝17
の上方に掛け渡すように載置したあと、ピンチローラ2
3を閉じる。そしてフレーム2を前進させ、下ノズル1
6が下スピンドル31の下端に、また上ノズル8が上ス
ピンドル32の上端にそれぞれ臨むようにし、昇降シリ
ンダ6で昇降板7を下降させ、上ノズル8の下端を上ス
ピンドル32の上端に密着させる。
について説明する。まずフィンガにより糸巻ボビン34
から解除された糸の先端を、糸送りピンチローラ23の
駆動ローラ25と従動ローラ27の間およびヤーンガイ
ド20を通して、下ノズル16の上方に導き、V溝17
の上方に掛け渡すように載置したあと、ピンチローラ2
3を閉じる。そしてフレーム2を前進させ、下ノズル1
6が下スピンドル31の下端に、また上ノズル8が上ス
ピンドル32の上端にそれぞれ臨むようにし、昇降シリ
ンダ6で昇降板7を下降させ、上ノズル8の下端を上ス
ピンドル32の上端に密着させる。
【0018】この状態で下ノズル16および前記エジェ
クタへの加圧空気の供給を開始するとともに、糸送りピ
ンチローラ23を回転して糸33の送り出しを開始す
る。下ノズル16の上端に掛け渡された糸の先端は、下
ノズル16から下スピンドル31の中空孔へと流れる空
気流により、下スピンドル31に送りこまれるから、そ
の送り出しが開始された後のタイミングで糸の先端を下
ノズルの上方にまで搬送したフィンガを開き、糸の先端
を逆U字状に屈曲させた状態で下ノズル16からの噴出
空気流により下スピンドル31に挿通する。
クタへの加圧空気の供給を開始するとともに、糸送りピ
ンチローラ23を回転して糸33の送り出しを開始す
る。下ノズル16の上端に掛け渡された糸の先端は、下
ノズル16から下スピンドル31の中空孔へと流れる空
気流により、下スピンドル31に送りこまれるから、そ
の送り出しが開始された後のタイミングで糸の先端を下
ノズルの上方にまで搬送したフィンガを開き、糸の先端
を逆U字状に屈曲させた状態で下ノズル16からの噴出
空気流により下スピンドル31に挿通する。
【0019】下スピンドル31を通過した空気流は、下
スピンドル31自体のノズル作用により、下スピンドル
31の上端から上方に噴き上がる。下スピンドル31を
通過した糸の先端は、この噴き上がり流に案内されて下
スピンドル31と上スピンドル32との間の開放された
空間内で、下スピンドル31の先端からさらに上方に延
びるように送り出されてくる。そして糸の先端が上スピ
ンドル32の下端にまで達すると、上スピンドル32の
中空孔を通して空気を吸引している上ノズル8の空気流
に捕捉され、上ノズル8の中空孔へと引き込まれる。
スピンドル31自体のノズル作用により、下スピンドル
31の上端から上方に噴き上がる。下スピンドル31を
通過した糸の先端は、この噴き上がり流に案内されて下
スピンドル31と上スピンドル32との間の開放された
空間内で、下スピンドル31の先端からさらに上方に延
びるように送り出されてくる。そして糸の先端が上スピ
ンドル32の下端にまで達すると、上スピンドル32の
中空孔を通して空気を吸引している上ノズル8の空気流
に捕捉され、上ノズル8の中空孔へと引き込まれる。
【0020】そして糸の先端が上ノズル8の吸引空気流
に導かれて上ノズル8内に達した時点で、昇降シリンダ
6を縮退させて上ノズル8を上スピンドル32から離隔
させ、これによって生じた上スピンドル32の上端と上
ノズル8との間の隙間に図示しないフィンガを差し込
み、上スピンドル32に挿通された糸の先端を把持す
る。その後上下のノズル8、16への負圧および加圧空
気の供給を解除した後、フレーム2を退避させることに
より、糸33が上下のノズル8、16に挿通されてその
先端をフィンガで把持された状態となるので、当該フィ
ンガで糸を搬送して糸の先端を巻取ボビンに引き渡す。
に導かれて上ノズル8内に達した時点で、昇降シリンダ
6を縮退させて上ノズル8を上スピンドル32から離隔
させ、これによって生じた上スピンドル32の上端と上
ノズル8との間の隙間に図示しないフィンガを差し込
み、上スピンドル32に挿通された糸の先端を把持す
る。その後上下のノズル8、16への負圧および加圧空
気の供給を解除した後、フレーム2を退避させることに
より、糸33が上下のノズル8、16に挿通されてその
先端をフィンガで把持された状態となるので、当該フィ
ンガで糸を搬送して糸の先端を巻取ボビンに引き渡す。
【0021】
【発明の効果】以上説明したこの発明の上下スピンドル
への糸通し装置によれば、簡単な構造の1個の装置によ
って上下に離隔して配置した2本のスピンドルの中空孔
に1回の動作で糸を挿通することが可能であり、カバー
リングマシンの連続無人運転を可能ならしめるととも
に、装置の構造および制御も極めて簡単となるので、少
ない経済的負担によりカバーリングマシンの自動化が可
能になるという効果がある。
への糸通し装置によれば、簡単な構造の1個の装置によ
って上下に離隔して配置した2本のスピンドルの中空孔
に1回の動作で糸を挿通することが可能であり、カバー
リングマシンの連続無人運転を可能ならしめるととも
に、装置の構造および制御も極めて簡単となるので、少
ない経済的負担によりカバーリングマシンの自動化が可
能になるという効果がある。
【図1】実施例を示す斜視図
【図2】スピンドルに臨ませた状態で示す上下ノズルの
断面図
断面図
2 フレーム 4 上腕 6 昇降シリンダ 8 上ノズル 15 下腕 16 下ノズル 17 V溝 23 糸送りピンチローラ 31 下スピンドル 32 上スピンドル 33 糸
Claims (2)
- 【請求項1】 糸巻ボビンを挿通可能な空間を残して上
下に隔てて同軸上に配置された上スピンドル(32)と下ス
ピンドル(31)の中空孔への糸通し装置において、スピン
ドル(32,31) の軸直角方向に移動ないし揺動して進退す
るフレーム(2) の上下の横方向に延びる腕部材(4,15)の
それぞれの先端に上ノズル(8) と下ノズル(16)とが上ス
ピンドル(32)の上端と下スピンドル(31)の下端とに臨む
位置で対向するように設けられており、下ノズル(16)は
糸受(17)を備え、上ノズル(8)は上下動可能に設けられ
て上スピンドル(32)の上端に臨む位置でこれを昇降させ
る昇降装置(6) が設けられており、下ノズル(16)には加
圧空気が供給され、上ノズル(8) には負圧が供給される
ことを特徴とする、上下スピンドルの糸通し装置。 - 【請求項2】 糸受(17)が下ノズル(16)の先端で当該ノ
ズルの空気噴流を横断する方向に糸(33)を保持するもの
である、請求項1記載の上下スピンドルの糸通し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15610593A JPH06346325A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 上下スピンドルの糸通し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15610593A JPH06346325A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 上下スピンドルの糸通し装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06346325A true JPH06346325A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15620422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15610593A Pending JPH06346325A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 上下スピンドルの糸通し装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06346325A (ja) |
-
1993
- 1993-06-01 JP JP15610593A patent/JPH06346325A/ja active Pending
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