JPH06346352A - 古紙解繊パルプを原料としたマットの製造方法 - Google Patents

古紙解繊パルプを原料としたマットの製造方法

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JPH06346352A
JPH06346352A JP5160396A JP16039693A JPH06346352A JP H06346352 A JPH06346352 A JP H06346352A JP 5160396 A JP5160396 A JP 5160396A JP 16039693 A JP16039693 A JP 16039693A JP H06346352 A JPH06346352 A JP H06346352A
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JP
Japan
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endless belt
mat
waste paper
pulp
air
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Withdrawn
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JP5160396A
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English (en)
Inventor
Hiroichi Shioda
博一 塩田
Yasuyuki Takagi
康之 高木
Yoshihito Kakihara
與志人 柿原
Hiroyuki Tanaka
博之 田中
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V M C KK
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
V M C KK
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に均一なマットを得られる古紙解繊パル
プを原料としたマットの製造方法を提供する。 【構成】 古紙を乾式で解繊して得た古紙解繊パルプを
空気流と混合して、回転する通気性のあるエンドレスベ
ルトの上に吹き付けると同時に該エンドレスベルトの裏
面より空気を吸引し、該エンドレスベルトの上に圧縮し
たマットを連続的に生成するようになしたことを特徴と
する。また、該連続的に生成しマットを、上記エンドレ
スベルトの進行方向端面において、該エンドレスベルト
と相対の速度を持って進行する乗換用平板上に移送する
ようになしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、古紙を繊維状に解繊し
て古紙解繊パルプとなし、この古紙解繊パルプを原料と
して、連続したマット状の成型品を得る古紙解繊パルプ
を原料としたマットの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】地球環境保護の面から使用済み紙は回収
して、再資源化する必要性がある。そして、従来この古
紙の再資源化は、回収した古紙に多量の水を加え、泥状
のスラリーにして、強制攪拌して解繊する方法が一般的
で、この方式をパルパー法と称している。このパルパー
法は、紙の主構成体であるセルロース繊維をスターチ・
クレー等の水溶性接着剤で固めてあるのを、水で溶解さ
せて分離するものであるが、当然、上記接着剤とゴミの
混合した排水が多量に排水されるため、大容量の排水処
理設備を有した特定工場(通常は製紙工場)まで古紙を
運び込まなくてはならず、再資源化のコストが嵩むとい
う欠点を有していた。
【0003】そこで、最近は古紙を水を使用せずに、粉
砕機等でできるだけパルプ繊維を切断しないように乾式
で解繊し、それに少量のバインダーを均一に混合した
後、加熱・圧縮して木質板や、柔らかな緩衝材に再生す
る提案が行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記木質板や
緩衝材を成型するに際してはいずれの場合も、古紙解繊
パルプを加熱・圧縮に先だって所定の厚みを有した連続
したマット状に成型する技術が要求されるが、乾式で解
繊した古紙解繊パルプは、パルプ繊維が綿毛状に複雑に
絡み合っていること、非常に嵩高で見かけ比重が0.0
3前後と非常に軽いこと等の特有の性状を有するので、
これを既存の工業的手法でマット化することが困難であ
るという課題を有している。
【0005】すなわち、乾式で解繊した古紙解繊パルプ
は複雑にパルプ繊維が絡みあっているので、均一の厚み
にマット化(本願のマット化とは、古紙解繊パルプを比
較的厚いマット状に敷きつめることを意味する。)する
ことが困難で、さらには比重が軽いので、風等の外力の
影響も受け易いのでさらに均一の厚みに盛ることが困難
である。また、乾式で解繊した古紙解繊パルプを不用意
に搬送すると、局所的に外力が作用して、その部位での
古紙解繊パルプの密度が密となって、偏肉やムラの原因
となり均一なマットを得られないという課題を有してい
る。
【0006】そこで本発明は、容易に均一なマットを得
られる古紙解繊パルプを原料としたマットの製造方法を
提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的に沿い、先述
特許請求の範囲を要旨とする本発明の構成は前述課題を
解決するために、古紙を乾式で解繊して得た古紙解繊パ
ルプを空気流と混合して、回転する通気性のあるエンド
レスベルトの上に吹き付けると同時に該エンドレスベル
トの裏面より空気を吸引し、該エンドレスベルトの上に
圧縮したマットを連続的に生成するようになしたことを
特徴とする技術的手段を講じたものであり、さらには、
上記エンドレスベルトの進行方向端面において、該エン
ドレスベルトと相対の速度を持って進行する乗換用平板
上に、該マットを移送するようになした技術的手段を講
じたものである。
【0008】
【作用】それ故、本発明古紙解繊パルプを原料としたマ
ットの製造方法は、エンドレスベルトが通気性を有する
ため、該エンドレスベルトが古紙解繊パルプと空気流と
の分離作用を呈し、吹き付けられた古紙解繊パルプを混
合した空気流は、古紙解繊パルプがエンドレスベルトの
上に堆積し、空気流は該エンドレスベルトを通過する。
【0009】また、エンドレスベルトの通気性に加え、
該エンドレスベルトの裏面より空気を吸引することで、
空気流がエンドレスベルトやその上に堆積する古紙解繊
パルプに衝突して乱流となるのを最小限にとどめる整流
作用を呈し、吹き付けによる古紙解繊パルプの飛散を防
止するとともに、吹き付け気流を各部位で均一化する作
用を作用を呈する。
【0010】さらに、上記エンドレスベルトへの古紙解
繊パルプ混合空気流の吹き付けと、エンドレスベルトの
裏面よりの空気の吸引は、該エンドレスベルト上に堆積
する古紙解繊パルプを締め固める作用を呈し、堆積する
古紙解繊パルプはその繊維が密に絡み合ったマットを形
成する。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面にしたがっ
て説明する。先ず、本発明は古紙を乾式で解繊して得た
古紙解繊パルプを空気流と混合して、回転する通気性の
あるエンドレスベルトの上に吹き付ける。
【0012】古紙を乾式で解繊するには、粉砕機等でで
きるだけパルプの繊維の切断が少ないように解繊すれば
よく、通常数ミリ角に予め裁断した古紙を粉砕機等にか
けて繊維状に解繊する。
【0013】そして、解繊された古紙解繊パルプを空気
流に混合するには、従来公知な空気輸送装置が使用で
き、空気輸送路内に輸送用気流を流しておき、この輸送
用気流内、すなわち空気輸送路内に古紙解繊パルプ(こ
の段階で古紙解繊パルプを結合するバインダーも混入し
ておくとよい。)を定量的に供送すればよい。
【0014】図示例において、1が上記空気輸送路で、
この空気輸送路1の下流端にノズル3を設け、このノズ
ル3より古紙解繊パルプを混合した空気流が噴射される
ようになしてある。そして、この古紙解繊パルプを混合
した空気流は、回転する通気性のあるエンドレスベルト
2の上に吹き付けるが、このエンドレスベルト2は網状
ベルトを使用すればよい。
【0015】上記エンドレスベルト2の具体例として
は、表面が平滑であるテフロン製の80メッシュの網を
使用し、このエンドレスベルト2を駆動ローラ21及び
案内ローラ22、23、24に掛けて回転させている。
そして、上記ノズル3をこのエンドレスベルト2に向け
て対設し、このノズル3より古紙解繊パルプを混合した
空気流がエンドレスベルト2に向けて噴射されるように
なしてある。
【0016】そして、本発明は上記古紙解繊パルプを混
合した空気流の吹き付けと同時に、該エンドレスベルト
2の裏面より空気を吸引し、該エンドレスベルト2の上
に圧縮したマットMを連続的に生成する。
【0017】図中、5がエンドレスベルト2の裏面より
空気を吸引するためのサクションボックスで、上部開口
をエンドレスベルト2の裏面に近接した箱体51内にサ
クションパイプ52を収納し、このサクションパイプ5
2の一端を図示しない、サクションポンプの吸引口に連
結してなる。なお、このサクションボックス5の空気吸
引量は、ノズル3よりの吹き出し量より多くなるように
設定しておくと整流作用がより明確に現れて望ましいも
のであった。
【0018】古紙解繊パルプは、機械パルプの場合で平
均約1.8mmの長さを有し、これを80メッシュのエ
ンドレスベルト2に吹き付けると、該エンドレスベルト
2上に古紙解繊パルプが積層し、一旦エンドレスベルト
2上に古紙解繊パルプが堆積すると、これが空気を通す
フィルタ状の層となり、古紙解繊パルプがエンドレスベ
ルト2を通過するのはほとんど無視できる程度の微量の
ものであった。したがって、本発明法で古紙解繊パルプ
を混合した空気流をエンドレスベルト2に吹き付けるこ
とで所望の厚みのマットMをエンドレスベルト2上に堆
積できる。
【0019】しかし、上記古紙解繊パルプを混合した空
気流をノズル3よりエンドレスベルト2上に吹き付ける
際に、噴射量が局所的に偏ると均一なマットMが成型で
きないことになる。この点を解決するには、一つはノズ
ル3の口径をエンドレスベルト2の全幅に相当するよう
に大きくするか、小径のノズル3を多数本エンドレスベ
ルト2の幅方向に並設する方法と、ノズル3をエンドレ
スベルト2の幅方向に移動させつつ噴射する方法と、ノ
ズル3の噴射位置をエンドレスベルト2より遠い位置に
設定して噴射時に分散させる方法とがあり、無論これら
のいずれかの方法を単独あるいは組み合わせて使用して
よいが、図示実施例ではノズル3の噴射位置をエンドレ
スベルト2より遠い位置に設定することにより噴射量の
均一化をはかっている。
【0020】すなわち、図示実施例ではエンドレスベル
ト2の上方に、下方開口がこのエンドレスベルト2に近
接する飛散防止を兼ねた拡散箱4を配設し、この拡散箱
4内にノズル3を収納し、ノズル3より噴射された古紙
解繊パルプは、この拡散箱4内で拡散して均一化した
後、エンドレスベルト2に吹き付けられるようになして
いる。なお、拡散を確実に行うにはノズル3よりの吹出
圧が拡散箱4内で大きく減圧することが必要になるが、
拡散箱4内での減圧があまりに大きいと気流がエンドレ
スベルト2を通過しずらくなる。そこで本実施例では上
記サクションボックス5の吸引力で拡散箱4内の減圧分
を補って、気流を確実にエンドレスベルト2を通過する
ようになしてあり、このサクションボックス5は吸引力
を各部位で均一とすることが容易であるので、拡散箱4
内の噴射気流を整流し古紙解繊パルプの均一分散化にも
貢献するものである。
【0021】また、図示例の場合はエンドレスベルト2
は幅の広いものを使用しているので、ノズル3は、「図
2」に矢印P1で示すごとく移動式となして拡散箱31
内でノズル3がエンドレスベルト2の幅方向に移動可と
なし、より噴射量の均一化をはかっているものである。
【0022】上記のごとくして得たマットMは、ノズル
3よりの吹き付けと、エンドレスベルト2の裏面よりの
吸引とでかなり締め固められているので脆弱性は有する
も、ハンドリングがかなり容易となる。そこで、本発明
では、上記エンドレスベルト2の進行方向端面におい
て、該エンドレスベルト2と相対の速度を持って進行す
る乗換用平板上に該マットMを移送するようになしてい
る。
【0023】図示例において、7が駆動式のローラコン
ベヤーで、このローラコンベヤー7上には乗換用平板6
がエンドレスベルト2と相対の速度を持って(等速で)
進行するようになし、エンドレスベルト2の進行方向端
面に落下するマットMは順次この乗換用平板6上に乗る
ようになしてある。なお、この乗換用平板6上に乗った
マットMはこの乗換用平板6上に載せた状態で、次工程
に搬送され、従来公知なフォーミングマシーン等で加圧
加熱され木質板や、柔らかな緩衝材となすようにすれば
よい。
【0024】なお、「図3」実施例は、上記乗換用平板
6をエンドレスベルト2とは別の第二エンドレスベルト
8に代えたもので、この実施例では第二エンドレスベル
ト8にスチール板を使用し、この第二エンドレスベルト
8の途中には複数の挟圧ローラ81,81,81を設
け、この第二エンドレスベルト8の進行方向端面前方に
は加圧加熱ローラ群9を設けてあり、マットMは第二エ
ンドレスベルト8に乗った状態で挟圧ローラ81,8
1,81で圧縮され、所定の強度となった後、この第二
エンドレスベルト8より離れ、単独で加圧加熱ローラ群
9で加圧加熱され長尺の成型物となるもので、紙状の薄
手のシート製造に適したものである。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記のごときであるので、古紙
解繊パルプを簡易な装置で連続的に均一なマット化でき
る古紙解繊パルプを原料としたマットの製造方法を提供
できるるものである。
【0026】また、本発明はエンドレスベルト2に古紙
解繊パルプを混合した空気流を吹き付け、かつ、エンド
レスベルト2の裏面より空気を吸引しているので、エン
ドレスベルト2の上に形成されるマットMは気流によっ
て締め固められ、以後の取扱が容易となる古紙解繊パル
プを原料としたマットの製造方法を提供できるものであ
る。
【0027】さらに、本発明は乗換用平板6上にマット
Mを載せることで、次工程における熱圧工程にそのまま
供送できる古紙解繊パルプを原料としたマットの製造方
法を提供できるるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する装置例の正面図である。
【図2】平面図である。
【図3】本発明を実施する別の装置例の要部正面図であ
る。
【符号の説明】
1 空気輸送路 2 エンドレスベルト 3 ノズル 4 拡散箱 5 サクションボックス 6 乗換用平板 7 ローラコンベヤー 8 第二エンドレスベルト 9 加圧加熱ローラ群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柿原 與志人 兵庫県高砂市新井町新井浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 (72)発明者 田中 博之 兵庫県高砂市新井町新井浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 古紙を乾式で解繊して得た古紙解繊パ
    ルプを空気流と混合して、回転する通気性のあるエンド
    レスベルトの上に吹き付けると同時に該エンドレスベル
    トの裏面より空気を吸引し、該エンドレスベルトの上に
    圧縮したマットを連続的に生成するようになしたことを
    特徴とする古紙解繊パルプを原料としたマットの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 古紙を乾式解繊して得た古紙解繊パル
    プを空気流と混合して、回転する通気性のあるエンドレ
    スベルトの上に吹き付けると同時に該エンドレスベルト
    の裏面より空気を吸引して、該エンドレスベルトの上に
    圧縮したマットを連続的に生成し、 上記エンドレスベルトの進行方向端面において、該エン
    ドレスベルトと相対の速度を持って進行する乗換用平板
    上に、該マットを移送するようになした古紙解繊パルプ
    を原料としたマットの製造方法。
JP5160396A 1993-06-04 1993-06-04 古紙解繊パルプを原料としたマットの製造方法 Withdrawn JPH06346352A (ja)

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