JPH06346975A - 真空弁 - Google Patents

真空弁

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JPH06346975A
JPH06346975A JP13576593A JP13576593A JPH06346975A JP H06346975 A JPH06346975 A JP H06346975A JP 13576593 A JP13576593 A JP 13576593A JP 13576593 A JP13576593 A JP 13576593A JP H06346975 A JPH06346975 A JP H06346975A
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JP
Japan
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vacuum
valve
housing
plunger
working chamber
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Application number
JP13576593A
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English (en)
Inventor
Yasuo Yamabe
泰男 山部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/255,716 priority patent/US5615701A/en
Priority to EP19940108705 priority patent/EP0628900B1/en
Priority to CN94108850A priority patent/CN1070274C/zh
Priority to KR1019940012687A priority patent/KR100284355B1/ko
Priority to AT94108705T priority patent/ATE190143T1/de
Priority to SG1996005499A priority patent/SG50580A1/en
Priority to DE69423134T priority patent/DE69423134D1/de
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Priority to US08/777,377 priority patent/US5918853A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】真空によって駆動される真空弁の弁作動室内に
設けられた転動ダイヤフラムの磨耗を抑制する。 【構成】第1ハウジング21および第2ハウジング22
内にスライド可能にプランジャー30が配置されてお
り、ハウジング21および22内にはこのプランジャー
30がスライドするように真空状態とされる弁作動室2
5が設けられている。この弁作動室25は、プランジャ
ー30の外周面と第2ハウジング22内周面との間に配
置された転動ダイヤフラム31によってハウジング21
および22内で気密状態で隔絶されている。転動ダイヤ
フラム31は、潤滑剤が練り込まれており、その潤滑剤
が常時表面に滲出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空式汚水収集装置、
真空式薬液輸送装置等に装備されて真空によって弁体が
駆動される真空弁に関する。
【0002】
【従来の技術】各家庭内等から排出される汚水は、通
常、自然流下によって下水処理場に送給されるようにな
っている。しかし、このような自然流下式の下水収集シ
ステムでは、地形や地盤の状態によって下水管の敷設が
制約を受け、しかも、管内が詰まりやすいという問題が
ある。このために、最近では、各家庭から排出される汚
水を、真空圧を利用して強制的に搬送する真空式汚水収
集システムが注目されている。
【0003】このような真空式の汚水収集システムで
は、各家庭から排出される汚水が自然流下によって貯留
される真空弁ユニット、およびこの真空弁ユニットから
真空配管を通って汚水が収集される真空ステーションに
よって構成されている。
【0004】真空弁ユニットは、例えば、特公表平2−
503128号公報に開示されている。この公報に開示
された真空弁ユニットは、汚水タンク内の汚水に一方の
端部が浸漬された吸い込み管と、この吸い込み管の他方
の端部に管状の連絡部が連結された真空弁と、さらに、
その連絡部に連結された真空排出管とを有しており、真
空排出管が、真空ステーションに配置された真空ポンプ
に真空配管を介して連結されている。真空弁は、管状の
連絡部内に配置された弁体を動作させることにより、そ
の連絡部を開閉するようになっている。真空排出管は、
真空配管を介して連結された真空ポンプによって、常
時、真空状態になっている。そして、汚水タンク内に所
定量の汚水が貯留されると、真空排出管の内部の真空圧
と大気との差圧によって真空弁の弁体が開動作して、管
状の連絡部が開放される。これにより、真空状態の真空
排出管と吸い込み管とが連通状態になり、汚水タンク内
の汚水が、真空圧によって真空排出管内に吸引され、真
空配管を通って真空ステーションに搬送される。
【0005】真空弁における連絡部内に配置された弁体
は、通常は、この連絡部を閉塞しており、弁作動室内が
真空にされることにより弁体が牽引されて連絡部を開放
状態とする。弁作動室内の真空状態は、真空弁制御装置
によって制御される。
【0006】この真空弁制御装置には、汚水タンク内の
汚水に下端部が浸漬された液位検知管が連結されてお
り、汚水の液位の昇降によるこの液位検知管内の圧力変
動によって、真空弁制御装置の内部に配置された液位検
知ダイヤフラムが弾性変形する。この液位検知ダイヤフ
ラムの変形によって真空弁制御装置の内部に真空を導入
する検知弁が動作して、真空弁制御装置の内部に配置さ
れた切り換え弁に真空を作用させる。これにより、切り
換え弁が切り換えられて、真空排出管内と真空弁におけ
る弁作動室とが連通状態になり、この弁作動室内が真空
状態になる。そして、弁作動室内が真空状態になること
により弁体が牽引されて、連絡部が開放状態とされる。
【0007】その結果、真空状態になった真空排出管と
吸い込み管とが連通状態になり、吸い込み管の内部も真
空状態になって、汚水タンク内の汚水が迅速に吸い込み
管および真空排出管内に吸引され、真空配管を通って真
空ステーションの集水タンクへと搬送される。
【0008】真空によって汚水タンク内の汚水が瞬時に
吸引されると、真空弁制御装置の液位検知ダイヤフラム
が徐々に元の状態に復帰する。これにより、検知弁の動
作が解除されて、真空弁制御装置の内部と真空排出管と
の連通が遮断されるとともに真空弁制御装置内に大気が
導入される。そして、切り換え弁が切り換えられて、真
空弁の弁作動室には大気が導入される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】真空弁のハウジング内
に配置されたプランジャーの外周面とハウジング内周面
との間には、このハウジング内において弁作動室内を気
密状態で隔絶する転動ダイヤフラムが配置されている。
この転動ダイヤフラムは、弾性を有するゴム等によって
構成されており、プランジャーの外周面およびハウジン
グの内周面にそれぞれ密着した状態になるように、プラ
ンジャーの外周面とハウジングの内周面との間にて屈曲
されている。そして、ハウジング内の弁作動室内に真空
が作用してプランジャーがスライドすると、転動ダイヤ
フラムは屈曲部分がプランジャーのスライド方向に沿っ
て移動するように変形される。このように、転動ダイヤ
フラムは、弁作動室内の容積を変化させることがなく、
従って、真空によってプランジャーが確実にスライドす
る。
【0010】転動ダイヤフラムの屈曲部の近傍は、通
常、ハウジング内周面に密着せず、プランジャー外周面
に密着した転動ダイヤフラムに圧着された状態になって
いる。このように転動ダイヤフラム同士が圧着している
と、その圧着部分がプランジャーのスライドにともなっ
て移動する際に、擦れ合って磨耗するおそれがある。転
動ダイヤフラムが磨耗すると、この転動ダイヤフラム自
体の気密性が損なわれるおそれがある。転動ダイヤフラ
ムの気密性が損なわれると、弁作動室内の気密性が保持
されず、弁作動室が真空になることによってプランジャ
ーが駆動されなくなる。
【0011】このために、転動ダイヤフラムの表面に、
シリコングリス、シリコンオイル等の潤滑剤を塗布して
転動ダイヤフラムの磨耗を抑制する方法が実施されてい
る。しかし、塗布された潤滑剤は、弾性体で構成された
転動ダイヤフラム内に染み込むために、長期にわたって
潤滑剤の効果が発揮されず、転動ダイヤフラムを短期間
で交換しなければならない。
【0012】また、ハウジング内に配置されたプランジ
ャーには弁棒が接続されており、その弁棒がハウジング
に設けられた貫通孔を挿通している。そして、ハウジン
グ外に位置する弁棒の先端部に弁体が取り付けられてい
る。弁棒には、ハウジングの貫通孔に対して気密状態で
スライドし得るように軸シールが圧接されている。この
軸シールもゴム等の弾性体によって構成されているため
に、弁棒と摺接することによって磨耗し、経時的に気密
性が損なわれるおそれがある。
【0013】このために、前記した転動ダイヤフラムと
同様に、軸シールの表面に潤滑剤を塗布することが実施
されるが、塗布された潤滑剤は、弾性体である軸シール
の内部に染み込むために、短期間で軸シールが機能しな
くなるおそれがある。また、軸シールは、連絡部内を通
流する汚水と接触するようになっているために、軸シー
ルの表面に塗布された潤滑剤が汚水によって流されるた
めに、潤滑剤の効果は、転動ダイヤフラムよりもさらに
短期間しか発揮されないおそれがある。
【0014】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、弁作動室を気密に隔絶する転動ダ
イヤフラムを長期にわたって安定的に使用することがで
きる真空弁を提供することにある。
【0015】本発明の他の目的は、弁棒に圧接してこの
弁棒とハウジングとの間を気密状態でシールする軸シー
ルを、長期にわたって安定的に使用することができる真
空弁を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の真空弁は、真空
が作用する弁作動室を内部に有するハウジングと、この
ハウジング内にスライド可能に配置されたプランジャー
と、前記ハウジング内の弁作動室を気密状態で隔絶する
ように、このプランジャーの外周面とハウジング内周面
との間に配置されており、プランジャーの移動にともな
って変形する弾性を有する転動ダイヤフラムと、を具備
し、この転動ダイヤフラムは、潤滑剤が表面に滲出する
ように潤滑剤を内包していることを特徴とするするもの
であり、そのことにより、上記目的が達成される。
【0017】また、本発明の真空弁は、真空が作用する
弁作動室を内部に有するハウジングと、このハウジング
内にスライド可能に配置されたプランジャーと、このプ
ランジャーに一方の端部が連結されて、他方の端部がハ
ウジング外に位置するように前記ハウジングを貫通して
おり、そのハウジング外の端部に弁体が設けられた弁棒
と、前記ハウジングとこの弁棒との間を気密状態でシー
ルするように該弁棒に圧接された弾性を有する軸シール
と、を具備し、この軸シールは、潤滑剤が表面に滲出す
るように潤滑剤を内包していることを特徴とするもので
あり、そのことにより、上記目的が達成される。
【0018】
【作用】本発明の真空弁では、ハウジング内の真空とさ
れる弁作動室を隔絶する転動ダイヤフラムが潤滑剤を内
包しているために、その潤滑剤が順次表面に滲出する。
転動ダイヤフラム表面に滲出する潤滑剤は、弁作動室内
を移動するプランジャーの移動によって変形して屈曲部
の近傍が擦れ合う際の転動ダイヤフラムの磨耗を抑制す
る。
【0019】また、本発明の真空弁では、プランジャー
の移動によってハウジングの貫通孔を挿通する弁棒に圧
接された軸シールが潤滑剤を内包しているために、その
潤滑剤が順次表面に滲出する。軸シール表面に滲出する
潤滑剤は、弁棒と摺動する際に軸シールの磨耗を抑制す
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0021】図1は、本発明の真空弁を使用した真空式
汚水収集装置の概略断面図である。この真空式汚水収集
装置10は、各家庭から自然流下によって排出される汚
水を収集するために設けられており、この真空式汚水収
集装置10は、汚水タンク11内に収集された汚水が所
定量になることにより、汚水が真空ポンプ等が設けられ
た真空ステーションの集水タンクに真空によって送給さ
れる。集水タンクに送給された汚水は、集水タンクから
圧送ポンプによって下水処理場等に送給される。
【0022】この真空式汚水収集装置10は、各家庭等
からの汚水が自然流下で流入する汚水流入管12が汚水
タンク11に接続されている。汚水タンク11の内部に
は、この汚水タンク11内に貯留された汚水を吸い込む
吸い込み管13が鉛直状態で配置されており、この吸い
込み管13の上端部には、真空弁15の弁体24を内部
に有する管状をした連絡部28の一方の端部が水平状態
で連結されている。この連絡部28の他方の端部には、
真空排出管14が水平状態で連結されている。連絡部2
8は、内部に配置された真空弁15の弁体24によって
開閉されるようになっている。
【0023】真空排出管14は、真空ステーションまで
真空配管によって連結されており、真空排出管および真
空配管の内部は、この真空ステーションに配置された真
空ポンプによって、常時、真空状態にされている。従っ
て、連絡部28が開放状態にされると、真空排出管14
内と吸い込み管13とが連通状態になり、汚水タンク1
1内の汚水が、吸い込み管13内に吸引されて、連絡部
28および真空排出管14内の真空圧によって迅速に真
空ステーションの集水タンクに搬送される。
【0024】汚水タンク11内には、汚水タンク11内
に貯留された汚水内に下端部が浸漬された液位検知管3
7が鉛直状態で配置されている。この液位検知管37
は、フレキシブルホース38によって、真空弁15に設
けられた真空弁制御装置27の内部に連通しており、汚
水タンク11内の液位の変動に基づく圧力変化がこの真
空弁制御装置27内に伝達されるようになっている。真
空弁制御装置27は、液位検知管37によって検出され
る汚水タンク11内の汚水の液位変動に基づいて、真空
弁15の弁作動室25に対する真空圧を制御するように
なっている。
【0025】また、真空排出管14の内部は真空弁制御
装置27にフレキシブルホース41によって連通してお
り、真空排出管14内の真空状態が真空弁制御装置27
に与えられる。さらに、真空弁制御装置27には、フレ
キシブルホース44を介して大気連通管43が連結され
ている。この大気連通管43は、上端部が地表の大気圧
に開放された状態になっており、大気連通管43から導
入される大気が、フレキシブルホース44を通って真空
弁制御装置27の内部に導入される。この大気連通管4
3は、また、フレキシブルホース46によって真空弁1
5の弁作動室25内にも連通している。
【0026】図2は真空弁15の縦断面図である。この
真空弁15は、弁体24が配置された連絡部28とは一
体に構成されてこの連絡部28の内部に連通している円
筒状の第1ハウジング21と、この第1ハウジング21
の上側にバンドクランプ23によって連結された同様に
円筒状をした第2ハウジング22とを有している。第1
ハウジング21は、水平状態になった連絡部28に対し
てほぼ45度の傾斜状態になっている。第1ハウジング
21の内部は隔壁部21aによって上下に分割されてお
り、この隔壁部21aよりも上側が弁作動室25になっ
ている。隔壁部21aの中央部には弁棒29が貫通して
おり、この弁棒29の下端部に連絡部28を開閉する弁
体24が取り付けられている。
【0027】弁棒29が貫通する隔壁部21aの貫通孔
の周囲には、弁棒29の外周面にスライド可能に気密状
態で圧接する軸シール32が設けられている。この軸シ
ール32は、シリコンオイル、シリコングリス、DPO
(2,5−ジフェニルオキザゾール)等の潤滑剤が成形
時に練り込まれたゴムが使用されており、内部に練り込
まれた潤滑剤が、徐々に表面に滲出するようになってい
る。従って、軸シール32の表面は、常時、潤滑剤が滲
出した状態になっている。
【0028】弁作動室25内に配置された弁棒29の上
端部は、上面が開放された円筒状のプランジャー30の
底面に取り付けられている。このプランジャー30は、
弁作動室25内にスライド可能に配置されており、弁作
動室25内に配置された押しバネ26によって弁体24
が連絡部28を閉塞するようにプランジャー30が付勢
されている。
【0029】第1ハウジング21と第2ハウジング22
との間には、弾性を有する転動ダイヤフラム31が設け
られている。この転動ダイヤフラム31は、外周縁部を
第1ハウジング21と第2ハウジング22との間に挟ま
れた状態で固定されている。その外周縁部の近傍部分
は、第2ハウジング22の内周面に密着された状態にな
っており、さらに第2ハウジング22の内周面に密着さ
れた部分の内側に近接した中心側部分が360度にわた
って屈曲されている。そして、その屈曲部分の内側に近
接する部分が、プランジャー30の外周面に密着されて
おり、さらにその部分の内側の中心部分がプランジャー
30の底面に密着されている。弁棒29は、プランジャ
ー30の底面を覆う転動ダイヤフラム31の中心部を貫
通している。
【0030】この転動ダイヤフラム31は、第1ハウジ
ング21および第2ハウジング22内の弁作動室25内
を気密に隔絶している。そして、弁作動室25内におけ
る転動ダイヤフラム31の上方部分である弁作動室25
が真空になると、その真空によって、プランジャー30
が上方へと移動される。このとき、プランジャー30の
移動にともなって、転動ダイヤフラム31はプランジャ
ー30の外周面に対する密着状態が上側から順次剥がさ
れるとともに、第2ハウジング22内周面に沿って順次
上方へと密着した状態とされる。
【0031】この転動ダイヤフラム31は、前述の軸シ
ール32と同様に、シリコンオイル、シリコングリス、
DPO等の潤滑剤が成形時に練り込まれたゴムが使用さ
れており、内部に練り込まれた潤滑剤が、徐々に表面に
滲出するようになっている。従って、転動ダイヤフラム
31の表面は常時、潤滑剤が滲出した状態になってい
る。
【0032】第2ハウジング22の上端部内には、真空
弁制御装置27が配置されている。この真空弁制御装置
27の詳細は、前述の特公表平2−503128号公報
に開示されている。真空弁制御装置27は、第2ハウジ
ング22に嵌合されて、バンドクランプ36によって連
結されている。この真空弁制御装置27には、汚水タン
ク11内の汚水の液位を検出する液位検出管37がホー
ス38を介して連通しており、汚水タンク11内の汚水
量が増加してその液位が上昇すると、液位検出管37内
の圧力が上昇し、真空弁制御装置27内の圧力も上昇す
る。また、真空弁制御装置27には、ホース41を介し
て真空排出管14が連通しており、液位検出管37内の
圧力が上昇すると、真空排出管14の内部の真空状態が
真空弁制御装置27の連通口93を通して弁作動室25
内と連通状態になり、真空排出管14内の真空状態によ
って弁作動室25内が真空状態とされる。
【0033】さらに、この真空弁制御装置27の内部
は、ホース44を介して大気連通管43に連通してお
り、液位検出管37内の圧力が低下すると、この大気連
通管43から導入される大気が、連通口93を通して弁
作動室25内に導入される。大気連通管43は、ホース
46を介して、真空弁15における転動ダイヤフラム3
1の下方側である第1ハウジング21内にも連通してお
り、転動ダイヤフラム31の上方側部分である弁作動室
25が真空状態にされる際に、この大気連通管43から
転動ダイヤフラム31の下方側部分に大気が導入される
ようにっている。
【0034】このような構成の真空弁15の動作は次の
通りである。汚水タンク11内の汚水量が順次増加し
て、汚水内に下端部が浸漬された液位検知管37内の圧
力が上昇すると、この液位検出管37にホース38を介
して連通する真空弁制御装置27の内部の圧力が上昇
し、真空弁制御装置27は、真空排出管14と連通状態
とされて内部が真空状態になる。そして、真空弁制御装
置27の内部が真空状態になることによって、真空弁1
5の弁作動室25内が連通口93を通して真空状態とさ
れる。
【0035】これにより、真空弁15の転動ダイヤフラ
ム31の上方側部分である弁作動室25が真空状態にさ
れる。このとき、転動ダイヤフラム31の下方側部分に
大気が導入されることにより、プランジャー30が押し
バネ26の付勢力に抗して上方へとスライドする。プラ
ンジャー30の上方へのスライドにともなって、図2に
二点鎖線で示すように、転動ダイヤフラム31は、屈曲
部が順次上方へ移動して、プランジャー30の外周面に
密着した部分が上側から順に剥がされるとともに、第2
ハウジング22内周面を上方へと密着していく。このよ
うにして、転動ダイヤフラム30の上側部分の弁作動室
25は、容積が変動することなく、気密状態を維持して
いることにより、迅速に真空状態とされる。
【0036】このとき、プランジャー30の移動にとも
なって屈曲部が変化する転動ダイヤフラム31は、常
時、表面に潤滑剤が滲出した状態になっているために、
屈曲部を挟んで相互に対向する部分が圧着していても、
その部分の磨耗が抑制されるとともに、プランジャー3
0外周面との接離および第2ハウジング22内周面との
接離による磨耗もその潤滑剤によって抑制され、長期に
わたって安定的に使用することができる。
【0037】プランジャー30が上方へと移動すると、
このプランジャー30に連結された弁棒29が、軸シー
ル32に圧接された気密状態でスライドして、この弁棒
29の下端部に連結された弁体24が上方へと移動す
る。その結果、連絡部28が開放された状態になり、真
空排出管14内が真空状態になっていることにより、連
絡部28を通して吸い込み管13内も減圧されて、吸い
込み管13内に汚水が吸引される。吸い込み管13内に
吸い込まれた汚水は、連絡部28から真空排出管14に
送給されて、集水タンクに集められる。
【0038】弁棒29に気密状態で圧接された軸シール
32は、常時、潤滑剤が表面に滲出した状態になってい
るために、軸シール32がスライドする弁棒29に摺接
することによる磨耗が抑制されて、長期にわたって弁棒
29の周囲を安定的に気密状態に維持することができ
る。
【0039】このようにして、汚水タンク11内の汚水
が排出されると、液位検出管37内の圧力が低下する。
これにより、真空弁制御装置27内の圧力が低下し、大
気連通管43およびホース44を通して真空弁制御装置
27内に大気が導入される。真空弁制御装置27内に導
入された大気は、連通口93を通して弁作動室25内に
導入され、この弁作動室25内の真空状態を解消する。
これにより、真空弁15のプランジャー30が押しバネ
26の付勢力によって下方へと移動して、弁棒29が軸
シール32に気密状態で圧接された状態でスライドし
て、弁体24は連絡部28を閉塞する。
【0040】このとき、転動ダイヤフラム31は、第2
ハウジング22内周面に密着した部分が上側から順次剥
がされて、屈曲部が下方へと移動し、プランジャー30
外周面に下側から上方へと順次密着状態にされる。
【0041】この場合にも、軸シール32および転動ダ
イヤフラム31の表面に潤滑剤が滲出しているために、
それぞれの表面の磨耗が防止される。
【0042】
【発明の効果】本発明の真空弁は、このように、ハウジ
ング内における真空状態とされる弁作動室を隔絶する転
動ダイヤフラムの表面には、潤滑剤が常時滲出した状態
になっているために、この転動ダイヤフラムが変形する
際の磨耗が抑制され、転動ダイヤフラムは、長期にわた
って安定的に使用することができる。また、本発明の真
空弁は、ハウジングを挿通する弁棒に気密状態で圧接し
て摺動する軸シールの表面に、潤滑剤が常時滲出した状
態になっているために、この軸シールの磨耗が抑制さ
れ、軸シールは長期にわたって安定的に使用することが
できる。従って、本発明の真空弁によれば、その開閉に
よって擦れ合う弾性体の磨耗が抑制され、長期にわたっ
て安定して開閉動作させることができ、メンテナンスを
大幅に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の真空弁の使用状態を示す真空下水収集
装置の断面図である。
【図2】その真空弁の一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 真空下水収集装置 11 汚水タンク 13 吸い込み管 14 真空排出管 15 真空弁 21 第1ハウジング 22 第2ハウジング 24 弁体 25 弁作動室 27 真空弁制御装置 28 連絡部 30 プランジャー 31 転動ダイヤフラム 32 軸シール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空が作用する弁作動室を内部に有する
    ハウジングと、 このハウジング内にスライド可能に配置されたプランジ
    ャーと、 前記ハウジング内の弁作動室を気密状態で隔絶するよう
    に、このプランジャーの外周面とハウジング内周面との
    間に配置されており、プランジャーの移動にともなって
    変形する弾性を有する転動ダイヤフラムと、を具備し、 この転動ダイヤフラムは、潤滑剤が表面に滲出するよう
    に潤滑剤を内包していることを特徴とする真空弁。
  2. 【請求項2】 真空が作用する弁作動室を内部に有する
    ハウジングと、 このハウジング内にスライド可能に配置されたプランジ
    ャーと、 このプランジャーに一方の端部が連結されて、他方の端
    部がハウジング外に位置するように前記ハウジングを貫
    通しており、そのハウジング外の端部に弁体が設けられ
    た弁棒と、 前記ハウジングとこの弁棒との間を気密状態でシールす
    るように該弁棒に圧接された弾性を有する軸シールと、
    を具備し、 この軸シールは、潤滑剤が表面に滲出するように潤滑剤
    を内包していることを特徴とする真空弁。
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