JPH0634719B2 - Dnaフラグメント - Google Patents

Dnaフラグメント

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JPH0634719B2
JPH0634719B2 JP58098732A JP9873283A JPH0634719B2 JP H0634719 B2 JPH0634719 B2 JP H0634719B2 JP 58098732 A JP58098732 A JP 58098732A JP 9873283 A JP9873283 A JP 9873283A JP H0634719 B2 JPH0634719 B2 JP H0634719B2
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    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
    • C12N15/67General methods for enhancing the expression
    • C12N15/68Stabilisation of the vector
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    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般的に分子生物学の分野、特にグラム陽性菌
中で増殖する遺伝子工学的に組み換えたプラスミドに組
み込むDNフラグメントに関する。
本発明の方法は成長するグラム陽性菌の集団中で安定に
増殖する新しい遺伝子工学的に組換えたプラスミドを構
成するのに使用する。本発明の新しい遺伝子工学的に組
換えたプラスミドを構成するのに使用する親プラスミド
はpLS11である。プラスミドpLS11は大阪(日
本)にある発酵研究所に保管されている枯草菌(Bacil-
lus subtilis)菌株IFO3022中に発見された。枯
草菌(Bacillus subtilis)菌株BD224中本発明の
方法により構成される新しいプラスミドの例としてアメ
リカン・タイプ・カルチヤー・コレクシヨン(American
Type Culture Collection)(メリーランド州ロツクビ
ル20852)に保管されているものがある。このプラ
スミドはプラスミドpOG2381と同定されたもので
ある。pOG2381が潜在する枯草菌(Bacillus sub
tilis)菌株BD224はATCC番号39038が付
されている。この菌株およびプラスミドは米国特許が付
与されると一般に自由分譲される。
成長している細菌の細胞集団中自律的に複製するプラス
ミドを安定に増殖させるには、いくつかの要求が満足さ
せられねばならない。プラスミド複製の速度をある種の
細胞機能でモニターして、培養の成長速度を調整する。
この事はプラスミドDNA分子の複製開始の頻度を調節
する細胞質試薬により達成されるらしい事が示唆されて
きた。細胞質試薬と言われるものはプラスミドコピーの
数に比例して合成されるらしい。Pritchard,R.ら、S
ymp.Soc.Gen.Microbiol.,19:263−297(19
68)を参照されたい。この方法によりプラスミドは全
体の細胞量中一定の濃度に保持される。
成長する細胞集団中のプラスミドの安定な保持の為には
また細胞分裂の間生じた各々の娘細胞に親細胞から少く
とも一つのプラスミドのコピーを受けとる事が必要であ
る。しかしながら、プラスミドの能働分配の機構なしで
は娘細胞間のプラスミド分子の分布は純粋に不規則に起
こり、限られた比率の細胞しかプラスミドを受け継がな
い。細菌細胞集団の成長の間自然に存在するプラスミド
の消失は一般に観察されないので、ほとんどのそのよう
なプラスミドは細胞分裂の際能動分配されていると現在
信じられている。Meacock,P.およびCohen,S.,Ce
ll20:529−542(1980)を参照されたい。
成長細胞集団中で安定にプラスミドを保持するには、さ
らにプラスミドDNAの構造的な安定性が必要である。
構造的安定性とは複製の間プラスミドDNAの正確な増
殖を意味する。
本発明は能動分配(即ち分配プロフイシエンシー)され
る安定なプラスミド増殖の構成要素に関連する。現代の
DNA組換え技術により構成した“遺伝子工学”による
プラスミドは不運な事に宿主細胞分裂の際必ずしも能動
分配されるわけではないので、本発明は重要である。即
ち、多くの遺伝子工学的に組換えたプラスミドはうまく
分配されないか、またはされたとしても非常に少い。あ
る種の微生物に自然に存在するプラスミドから取つた遺
伝子のフラグメントを他の種類の微生物を形質転換でき
る遺伝子工学的に組換えたプラスミドの構成に使用した
場合、能動分配の欠除が特に明白となる。例えば、黄色
ぶどう状球菌(Stap-hylococcus aureus)に本来存在す
るプラスミドからの遺伝子フラグメントは枯草菌(Baci
ll-us subtilis)を形質転換できる合成プラスミドの構
成に用いられてきた。そのようなプラスミドの構成はヨ
ーロツパ特許出願公報第0.036,259号(公報81/3
8,1981年9月23日公布)に記載されている。そ
の出願は本出願人に譲渡されている。
そのような遺伝子工学的に組み換えたプラスミドおよび
その子孫は細胞分裂の際能動分配されないので細胞集団
成長の間必ずしも安定に保持されない事を示したヨーロ
ツパ特許出願公報第0.036,259号に記載されたような型
のプラスミドの工業的応用に現在の研究は指向してい
る。もちろん、細胞集団成長間に安定な保持ができない
事は、遺伝子工学的に組換えて有用な遺伝子生成物のた
めの遺伝暗号を構成するようにしたプラスミドの工業上
の利用性を減少させる。構造的に安定であるが能動分配
をしないプラスミドの保持には成長培養液中に抗生物質
(または他の型の選択圧力)を存在させる事が必要であ
り、それに対し、プラスミドは細胞中に潜在している選
択的利点を細胞に与える。この方法でプラスミドを安定
に保持する(即ち成長培養液中に抗生物質を入れる)の
は、高価につき、能率的でない。
本発明の他の目的は、細胞分裂の際能動的に分配され、
宿主細胞集団成長の間安定に保持され、枯草菌(Bacill
us subtilis)細菌を形質転換できるような遺伝子工学
的に組換えたプラスミドを作り出す方法を提供する事で
ある。
本発明の他の目的は宿主細胞分裂の際能動的に分配さ
れ、宿主細胞集団成長の間安定に伝達され、グラム陽性
菌を形質転換可能な遺伝子工学的に組換えたプラスミド
を提供する事にある。
本発明の他の目的は、宿主細胞分裂の際能働的に分配さ
れ、宿主細胞集団成長の間安定に保持され、枯草菌(Ba
cillus subtilis)細菌を形質転換可能な、遺伝子工学
的に組換えたプラスミドを提供する事である。
本発明の他の目的は、グラム陽性菌を形質転換可能な遺
伝子工学的に組換えたプラスミドに取り込ませた時、宿
主細胞分裂の際“グラム陽性菌”の遺伝子工学的に組換
えたプラスミドを分配プロフイシエントにさせる分配プ
ロフイシエンシー遺伝子からなるDNAフラグメントを
提供する事である。
本発明の他の目的は、枯草菌(Bacillus subtilis)宿
主微生物形質転換可能なプラスミドに取り込ませた時、
宿主細胞分裂の際、枯草菌(Bacillus subtilis)の遺
伝子工学的に組換えたプラスミドを分配プロフイシエン
トにさせる分配プロフイシエント遺伝子からなるDNA
フラグメントを提供する事である。
本発明のフラグメントにより、枯草菌(Bacillus subti
lis)の微生物細胞分裂の際分配がプロフイシエントで
あるような、遺伝子工学的に組換えたプラスミドで形質
転換された枯草菌(Bacillus subtilis)宿主微生物を
提供する事ができる。
この分野に精通する者には、添付の図面を関連させると
以下の記述から本発明の他の目的が明白になるであろ
う: 第1図はプラスミドpOG2326の構成を詳述した制
限酵素地図を示す。
第2図はプラスミドpOG2381(ATCC3903
8)の構成を詳述した制限酵素地図を示す。
第3図は抗生物質のクロラムフエニコール不存在下で成
長する枯草菌(Bacillus subtilis)菌株BD224(t
rpC2,thr-5,recE4)の集団中、安定に保持され
るプラスミドpOG2381(図中o印)および安定に
保持されないプラスミドpOG2326(図中・印)の
分配プロフイシエンシーのグラフである。pOG232
6が安定に保持されないのは分配プロフイシエンシーの
欠除による。
第4図はプラスミドpDH5060の構成を詳述した制
限酵素地図を示す。
第5図はプラスミドpSYC706の制限酵素地図を示
す。
第6図は1.2KbMboIグラム陽性菌分配フラグメント中に
含まれる約350塩基対からなるHaeIIIからHindI
IIまでのDNAフラグメントのヌクレオチドの塩基配
列を示す。
第7図は1.2KbMboIグラム陽性菌分配フラグメント中
に含まれる約350塩基対からなるHaeIIIからHind
IIIまでのDNAフラグメントの制限酵素地図を示
す。
非常に一般的には、分配プロフイシエントであり、グラ
ム陽性菌宿主細胞分裂の際安定に伝達され、宿主細胞集
団の成長の間安定に保持できるような遺伝子工学的に組
換えたプラスミドの製造に有益な方法を本発明は明らか
にしている。本発明の方法により製造される遺伝子工学
的に組換えたプラスミドはグラム陽性菌微生物中で複製
でき、宿主細胞分裂の際分配プロフイシエンシーを与
え、成長するグラム陽性菌宿主細胞集団において遺伝子
工学的に組換えたプラスミドの安定な保持に必要な分配
セグメント(par+)を含んでいる。遺伝子工学的に組換
えたプラスミドは目的の蛋白または他の遺伝子生成物の
ためのDNA暗号を含んでいる。
ここで用いる遺伝子工学的に組換えたプラスミドとは遺
伝子工学の技術を用いる事により構成されるプラスミド
を意味している。
遺伝子工学の技術とは、核酸分子(たとえ細胞の外で生
成または誘導されたものでも)を細菌プラスミドまたは
他のベクター系に挿入して新しい遺伝性の物質の結合を
形成し、それを宿主微生物(宿主微生物中には自然には
高頻度では存在しない。しかしそれはその中で複製可能
である)に取り込ませる技術を意味する。
グラム陽性菌とはグラム陽性細菌を意味する。
形質転換可能な宿主とはグラム陽性菌par+組換えプラス
ミドからプラスミドDNAを受けとる事が可能なグラム
陽性宿主菌を意味する。グラム陽性形質転換可能な宿主
菌はこのようにグラム陽性菌Par+組換えプラスミドによ
り形質転換可能になる。
適合性のある宿主菌とは、Par+組換えプラスミドDNA
の複製が可能な形質転換可能なグラム陽性宿主菌を意味
する。上記適合性ある宿主微生物はまたPar+表現型で表
現され、それに加え少くとも一つの他の遺伝子がグラム
陽性Par+組換えプラスミドを運ぶ。
子孫とは細胞分裂により作り出される子または娘細胞を
意味し、それにおいて子または娘細胞は実質的に親細胞
と同一である。
分配とは宿主細胞分裂の際娘細胞にプラスミドのコピー
が分布または伝達される過程(不規則または能動的)を
意味する。
能動分配とは分配プロフイシエントプラスミドと宿主細
胞との系におけるプラスミドの分配を意味する。
分配プロフイシエンシーは細胞中のプラスミドの表現型
の特徴であり、該プラスミドのコピーは細胞分裂の際純
粋に不規則な過程以外の過程で分配される。プラスミド
−グラム陽性菌宿主系での分配プロフイシエンシーはそ
の系のプラスミド上にグラム陽性菌分配セグメントの存
在を必要とする。
グラム陽性菌分配セグメントは一列のDNAヌクレオチ
ド(ここで分配プロフイシエンシー遺伝子(Par+)と定
義した)からなり、それは分配プロフイシエンシーのた
めにプラスミド上に存在する。
もしプラスミドに分配プロフイシエンシー遺伝子がなか
つたら、プラスミドは細胞分裂の際不公平に分配され
る。もしプラスミドが細胞に潜在している選択的利点を
与えないと、宿主細胞中のそのひろまりは数代の細胞分
裂後には相当な速度で減少するだろう。このようにプラ
スミド上の遺伝子による有益な遺伝子産物の生産が減少
または完全に停止するだろう。
Par+セグメントは自然に存在するグラム陽性菌プラスミ
ドから誘導される。そのようなプラスミドの例はTanak
a,T.らによるJ.Bacteriol.129:1487−14
94(1977)に記載されている。Par+セグメントは
また遺伝子工学的に組換えたプラスミドpOG2381
(ATCC39038)からも得る事ができる。
上記遺伝子工学的に組換えたPar+プラスミドは成長過程
のグラム陽性菌宿主細胞集団中で安定性を持つており、
構造的には同じでも分配セグメントを持たない遺伝子工
学的組換えプラスミドより安定である。グラム陽性菌宿
主細胞成長において少くとも100世代後に100%と
同じ高さの安定性を持つている上記Par+遺伝子工学的組
換えプラスミドが得られる。ここで用いる一世代とは宿
主細胞数が倍加する事を意味する。
方法を実施するにはPar+機能を含む自然に存在するグラ
ム陽性菌プラスミドを制限酵素で切断し、連結可能な末
端を持つ直線状DNAセグメントを作る。いくつかの直
線状のDNAフラグメントセグメントの上に分配プロフ
イシエンシー遺伝子(グラム陽性菌分配セグメント)が
含まれる。分配プロフイシエンシー遺伝子または遺伝子
工学的に組換えたプラスミドpOG2381(ATCC
39038)からも得る事ができる。プラスミドpOG
2381を制限酵素で切断し、分配プロフイシエンシー
遺伝子を含むフラグメントを得る。制限酵素MboIまた
はSau3Aによる切断で分配プロフイシエンシー遺伝子
を含む約1200bp(1.2kb)の大きなフラグメント
を得る。制限酵素HaeIIIおよびHindIIIによる切
断ではやはり分配プロフイシエンシー遺伝子を含む約3
50塩基対のより小さなフラグメントを得る。pOG2
381をPstIおよびHaeIIIの制限酵素で切断し、分
配プロフイシエンシー遺伝子を含む約260bpのより一
層小さいフラグメントを得る。グラム陽性宿主菌中で複
製できる組換えプラスミドもまた制限酵素で切断し、グ
ラム陽性分配遺伝子セグメントの末端と連結できるよう
な末端を直線DNAを得る。末端を互いに結合し形質転
換可能で適合性のあるグラム陽性宿主菌を形質転換する
に使用する。形質転換後、細胞を成長させ、分配プロフ
イシエント(Par+-)プラスミドのための選択を行う。P
ar+プラスミドを持つ形質転換細胞を採取し、蛋白質ま
たは他の遺伝子産物の生産の為の長期間の成長または発
酵への応用に使用する事が期待される。
本発明の良好な形態として、分配プロフイシエント遺伝
子は自然に存在する枯草菌(Bacillus subtilis)菌株
IFO3022からのプラスミドpLS11(Tanaka
T.らによりJ.Bacteriol.,129:1487−(149
4)(1977)に記載されている)から誘導する。菌
株IFO3022は大阪の発酵研究所に保管されてい
る。それを要求すれば制限なく手に入れる事ができる。
プラスミドpLS11は枯草菌((Bacillus subtili
s)菌株IFO3022からTanakaらにより記載された
方法(前記の文献)により単離、精製される。単離、精
製に続いて、プラスミドpLS11を制限酵素MboI(N
ew England Biolabs,Inc.Beverly,Maine01915)
を用い、この分野では周知の技術を用い分離する。酵素
条件は製造業者の推薦する通りである。
pLS11を酵素分解すると約10のDNAフラグメン
トが生じる。分配プロフイシエント遺伝子は約1.2KbのM
boIフラグメント上に含まれる。分配プロフイシエンシ
ー遺伝子源としてプラスミドpOG2381(ATCC
39038)からの260bpHaeIII−PstIフラグ
メント、350bpHaeIII−HindIIIフラグメン
トまたは1.2KbのMboIまたはSau3Aフラグメントもま
た良好である。これらのグラム陽性菌分配セグメント
(ここではグラム陽性Par+-フラグメントとしても記載
されている)はグラム陽性細菌を形質転換できる遺伝子
工学的に組換えたプラスミド上の適合性のある制限酵素
部位に連結する。遺伝子工学的に組換えたプラスミドと
して特に良好なのは、ヨーロツパ特許出願公報第0,036,
259号に記載されている組換えプラスミドである。グラ
ム陽性菌Par+フラグメントを担持する新しい遺伝子工学
的に組換えたプラスミドは形質転換可能で適合性のある
グラム陽性菌宿主細胞を形質転換するのに用いる。特に
良好なのは枯草菌(Bacillus subtilis)菌株BD22
4(trpC2,thr−5,recE4)である。形質転換し
た株を選択した後抗生物質を含まない肉汁に接種し、約
50世代成長させ不安定な分配欠除の(Par-)クローン
を分離する。Par+プラスミドを持つている形質転換株を
採取し、目的の遺伝子産物の生産に使用する。
以下の実施例は本発明を使用する方法を例示する。これ
らはただ例示のためであり、いづれの方法も本発明の範
囲を限定するわけではない。
実施例1:枯草菌((Bacillus subtilis)プラスミド
からグラム陽性菌分配フラグメント(Par+)含有の遺伝
子工学的組換えプラスミドの構成。
プラスミドpLS11を枯草菌(Bacillus subtilis)
菌株IFO3022から単離、精製する。Tanaka,T.
らによるJ.Bacteriol,129:1487−1494
(1977)を参照されたい。2マイクログラムのpL
S11DNAを50マイクロリツトルの6mM Tris−H
Cl(pH7.5、6mM MgCl2、50mM NaCl)中37℃で3
0分間2単位の制限酵素MboI(New England Biolabs、
前記を参照)で分解する。
pLS11からのプラスミドDNAをヨーロツパ特許出
願公報第0.036,259号に記載されている遺伝子工学的に
組換えたプラスミドからのDNAと連結する。特に、p
LS11からのDNAをプラスミドpOG2326からの
DNAと連結する。
枯草菌(Bacillus subtilis)および大腸菌(Escherich
ia cdi)の両方の中で複製するプラスミドpOG232
6は、枯草菌(Bacillus subtilis)プラスミドpOG
1196(ATCC 31776)および大腸菌(Esch
erichia coli)プラスミドpBR322(ATCC 3
7017)から構成する。第1図を参照されたい。pO
G2326を構成するには、プラスミドpOG1196
からのDNA3マイクログラムを上に記載したpLS1
1DNAの場合と同じ条件下MboI酵素で分解する。分
解されたDNAを20マイクロリツトルの66mMトリス
(Tris)−HCl(pH7.6、6.6mM MgCl2、10mMMDT
T、0.1mMATP)中14℃で18時間、2単位のT4
−DNAリカーゼで連結する。連結したDNAで枯草菌
(Bacillus subtilis)BD224を形質転換した後、
プラスミド運搬、クロラムフエニコール耐性形質転換株
の特質を更に明らかにする。形質転換株中に発見された
プラスミドはpDH1086と称する;それは小さなMb
oIフラグメントが失われている事を除いてpOG11
96と同じ構造である。第1図を参照されたい。各々2
マイクログラムのプラスミドpHD1086および大腸
菌(Escherichia coli)プラスミドpBR322を前記
MboIと同じ条件下PvuIIエンドヌクレアーゼで分解す
る。生じるフラグメントをT4−DNAリガーゼを用い
上に記載した方法を用い連結する。連結したDNAは大
腸菌(Escherichia coli)菌株CS412(C600菌
株のhsdR-誘導株)を形質転換するのに用いる;クロラ
ムフエニコール耐性の形質転換株を選択する。pOG2
326と称する一つの形質転換株からのプラスミドの特
質を更に明らかにする。それは第1図に示した構造を持
つ。以下に記載するクロラムフエニコール(Cm)耐性
を耐性を用いた検定において、抗生物質なしで肉汁中1
0世代継代後、集団中の0.002%以下の細胞がプラスミ
ドを潜在させているという事からpOG2326の不安
定性が示された。これらのデータは第3図に示した。
プラスミドpOG2381の構成には、0.5マイクログ
ラムのプラスミドpOG2326由来DNAをBamH1
酵素で分解する;その後、2マイクログラムのpLS1
1のMboIフラグメントを加える。pOG2326フラ
グメントおよびpLS11フラグメントをT4−DNA
リガーゼを用いて前に記載した方法で連結する。連結し
たDNAは大腸菌(Escherichia coli)菌株CS412
(C600菌株のhsdR-誘導株)を形質転換するのに用
いる。この分野に精通する者は他のどのような大腸菌
(Escherichia coli)のhsdR-菌株もこの形質転換に使
用できる事を認めるだろう。
BamH1部位への挿入はテトラサイクリン耐性(tet)遺
伝子を不活性化するので、クローン化したpLS11配
列を含むキメラプラスミドを持つ大腸菌(Escherichia
coli)形質転換株はアンピシリン耐性、テトラサイクリ
ン感受性(Ap RTc s)表現型を示す。100のAp R形質転
換株を試験した;47%のAp RクローンがpOG232
6からの組換えプラスミドを持つていた。プラスミドD
NAは約100のアンピシリン耐性テトラサイクリン感
受性(Ap RTc s)形質転換株の混合培養で得た。その後プ
ラスミドDNAで枯草菌(Bacillus subtilis)菌株B
D224(trpC2 thr-5 recE4)を形質転換す
る。形質転換株は最初Cm含有プレート上で選択す
る。この選択に続き、約1000の選択クローンを抗生
物質を含まない肉汁に接種し、約50代成長させる。こ
れにより不安定な分配欠除(par-)クローンを分離でき
る。この培養をCm含有肉汁中で終夜続けpar+クロー
ンを豊富にする。この型の分離−濃厚化処理をさらに2
サイクルを行つた後、8つの個々のクローンを単離し、
par+表現型の試験を行う。それらはすべて100%安定
であつた。安定性は抗生物質なしの肉汁中100代の間
形質転換BD224菌株の成長で試験した。各々の培養
からの100またはそれ以上のコロニーをプレート上で
成長させ、個々にCm耐性の試験を行つた。これらのク
ローンから得た一つのプラスミド(pOG2381、A
TCC番号39038)の特質をさらに明らかにした。
それはpOG2326のBamH1部位に約1.2KbのMboI
挿入部を含む。BD224へ形質転換してもpar+表現型
を再び示す事はこの表現型はプラスミドの配列上にある
事を示している。
pOG2381からの1.2Kb MboIフラグメント中にpar
+フラグメントが位置している事をさらに明らかにする
ため、プラスミドをsau3Aで分解した。Sau3A
およびMboIの両方が同じDNA配列を認識した: 5′…GATC…3′ 3′…CTAG…5′。
1.2Kb Sau3Aフラグメントを精製後、pOG2326
のBamH1部位にクローンした。生じる構成物はPar+
ありまたpOG2381と同じ構造である事を示した。
この事は分配プロフイシエント遺伝子はMboIまたはS
au3A中に位置している事を示している。このフラグ
メントがグラム陽性分配セグメントを持つている。
実施例2:枯草菌(Bacillus subtilis)Par+が大腸菌
(Escherichia coli)中で機能しない事の証明。
大腸菌(Escherichia coli)中大腸菌(Escherichia co
li)プラスミドの安定な保持には分配機構が必要とされ
る事が実証されている。Meacock,P.およびCohen,
S.によるCell,20;529−542(1980)を
参照されたい。いくつかのクローン化した枯草菌(Ba-c
illus subtilis)遺伝子は大腸菌(Escherichia coli)
中で機能するので、クローン化した枯草菌(Bacillus s
ubtilis)Par+プラスミドを実施例1に記載した方法を
用い、大腸菌(Escherichia coli)菌株CS412で試
験した。分配の試験では、pOG2326およびpOG
2381の両方のプラスミドが大腸菌(Escherichia co
li)中では表現型としてはPar-であつた。100世代後
(抗生物質なしで肉汁中成長)、試験した100のクロ
ーン中、AP Rクローンは検出されなかつた。
実施例3:枯草菌(Bacillus subtilis)プラスミド由
来のグラム陽性菌分配セグメント(Par+)および分泌さ
れる蛋白質産物のための異種遺伝子コーデイングを含む
遺伝子工学的組換えプラスミドの構成。
グラム陽性菌細菌中グラム陽性分配フラグメントの存在
が蛋白質産物の発現および分泌を妨害するかどうか確め
るため、グラム陽性菌Par+フラグメントおよび枯草菌
(Bacillus subtilis)において発現:分泌される事が
知られてい蛋白質のための異種遺伝子コーデイングの両
方を持つプラスミドを構成した。このように構成された
プラスミドはpOG2428と称する。pOG2428
を構成するには、まず大腸菌(Escherichia coli)プラ
スミドpBR322(ATCC 37017)および枯
草菌(Bacillus subtilis)プラスミドpOG1196
(ATCC31776)からの配列を持つハイブリツドプラ
スミドを作る。大腸菌(Escherichia coli)プラスミド
pBR322はSutcliffe,J,G.によりNucleic Ac-ids
Res.5:2721−2728(1978)およびCold S
pring Harbor Symp,Quant.Biol.43:77−90(1
979)に記載されている。枯草菌(Bacillus subtili
s)プラスミドpOG1196はGray,O.およびChan
g,S.によりJ.Bacteriol.145:422−428(198
1)に記載されている。。プラスミドpBR322およ
びpOG1196は各々PvuII制限酵素で分解し、連
結後、大腸菌(Escherichia coli)菌株CS412を形
質転換する;クロラムフエニコール耐性形質転換株を選
択する。一つの形質転換株からのプラスミドpDH50
60をさらに利用したpDH5060の制限酵素地図を
第4図に示した。プラスミドフラグメントの分解および
連結、宿主の形質転換およびその選択は組換えDNAの
分野に精通する者にとつては既知の標準的な方法で行
う。本発明を実施するのに利用するこれらおよび他の分
子クローニング技術はManiatis,T.らによるMoleular
Clining:A Laboratory Manual,Cold Spring Harbor
Laboratory(1982)に記載されている。
プラスミドpDH5060を制限酵素EcoRIおよびBam
HIで分解する。この酵素分解での“大きい方のプラス
ミドフラグメント”はアガロースゲルからManiatis,
T.ら(上述の文献)により記載された方法で精製す
る。
枯草菌(Bacillus subtilis)中で発現および分泌する
事が知られている異種蛋白質のための遺伝子コーデイン
グを提供するため、バチラスリケニホルミス(Bacillus
Licheniformis)penP遺伝子を含むEcoRI−BamII
I−酵素発現フラグメントをプラスミドpSYC310
−2から精製する。このプラスミドはMaLaughlin,J.
らによりNucleic Acids Res.10:3905−3919(1
982)に記載されている。この分野に精通する者は他
の源からバチルスリケニホルミス(Bacillus lichenifo
rmis)penPを得る事ができるだろう。Gray,O.およ
びChang,S.J Bacteriol.145:422−428
(1981)を参照されたい。精製したプラスミドpD
H5060由来の“大きなフラグメント”およびプラス
ミドPSYC310−2由来のバチルスリケンホルミス
(Bacillus licheniformis)penP遺伝子を連結し、大
腸菌(Escherichia coli)菌株CS412を形質転換す
る;アンピシリン耐性形質転換株を選択する。pSYC
189と称する一つの形質転換株からのプラスミドをさ
らに利用する。
プラスミドpSYC189においては、プラスミドpB
R322の保持部分由来のbla遺伝子に小さな欠失があ
る。Sutcliffe,J.G.,Cold Spring Harbor Symp,
Quant.Biol.43:77−90(1979)を参照され
たい。bla遺伝子の遺伝子産物はベーターラクラマーゼ
蛋白質である。ベーターラクラマーゼ遺伝子中に小さな
欠失を発生させるため、bla遺伝子のPvuI部位でプラス
ミドを分解する。生じたPvuI分解プラスミドDNAを
この分野に精通する者にとつてよく知られた条件を用い
エンドヌクレアーゼBAL−31で処理する。そのよう
な条件はManiatis,T.らにより上述の文献に記載され
ている。BAL−31処理フラグメントはリガーゼ処理
により再環化する。この分解により野生型のベーターラ
クタマーゼ遺伝子の配列から約120塩基対が欠落し、
pSYC274と称するプラスミドを生じる。
プラスミドpSYC274中のペニシリナーゼ遺伝子の
3′−末端には認識配列がTGATCAであるBclIの
制限部位が存在する。配列にこの制限酵素部位が存在す
る事が発明されたのはNeugebauer,K.らの報告である
(Nucleic Acids Research9:2577−2588(1
981))。BclI部位はペニシリナーゼ遺伝子の末端
のごく近くにある非翻訳領域である。ペニシリナーゼ遺
伝子の末端のBclI部位はプラスミドpSYC274上
のこの酵素にとつて特徴ある部位である。
BclIによる分解で残つたGATC突出末端と、DNA
をMboIで分解した時生じるGATC突出末端を連結す
る。pOG2381からの1.2Kb分配フラグメントを
プラスミドをMboIで分解する事により削る。このよう
にして得られた1.2KbMboI分配フラグメントをpSY
C274のBclI部位の中にクローニングする。これら
の2つのプラスミドフラグメントを連結してpOG24
28と称するハイブリツドプラスミドを作製する。この
プラスミドはバチルスリケニホルミス(Bacijjus liche
niformis)由来のペニシリナーゼ遺伝子(これは枯草菌
(Bacill-us subtilis)形質転換株宿主による生成物分
泌のコードである)を含む;このプラスミドはまたグラ
ム陽性菌分配フラグメントを含んでいる。
実施例4:グラム陽性菌Par+フラグメントの存在が形質
転換枯草菌(Bacillus subtilis)細菌による異種蛋白
質の産生またはその発現または分泌を妨害しない事の証
明。
GrayおよびChangはクローン化したバチルスリケニホル
ミス(Bacillus licheniformis)からのベーターラクタ
マーゼ遺伝子(以下ペニシリナーゼまたはpenPとも記
す)は枯草菌(Ba-cillus subtilis)中でも機能して発
現される事を示した。Gray,O.およびChang,s.,
J.Bacteriol.145:422−428(1981)を
参照されたい。形質転換枯草菌(Bacillus subtilis)
細胞中産生される異種のペニシリナーゼ分子は境界膜を
超えて移送され続いて蛋白分解的な過程でペニシリナー
ゼ外酵素を形成する。
グラム陽性Par+の存在が形質転換した枯草菌(Bacillus
subtilis)宿主微生物によるバチルスリケニホルミス
(Bacillus licheniformis)ペニシリナーゼの発現また
は分泌を妨害するかどうかを決定するために、プラスミ
ドpOG2428で枯草菌(Bacillus subtilis)菌株
BD244を形質転換した。O′Callaghan,Cらの方
法によりニトロセフイン(色素生成セフアロスポリ87
/312,Glaxo Research L−imitedより購入)を用
いる分光光度法により溶液中のペニシリナーゼ活性を測
定、その結果は、pOG2428上にPar+フラグメント
が存在しても観測可能な酵素活性の減少がない事を示し
ている。O′Callaghan,C.らによるAntimicrob,Age
nte Chemother 1:283−288(1972)を参
照されたい。
実施例5:グラム陽性菌分配機能が大きな1.2Kb MboI
フラグメントに含まれる約350塩基対のフラグメント
に位置している事の証明。
1.2Kb MboIフラグメントはHindIII制限部位を含ん
でいる。第2図を参照されたい。制限酵素のマツピング
により1.2Kb MboIフラグメントにおいてHaeIII部位
がHindIIIから約350塩基はなれて位置している事
が明らかになつた。プラスミドpOG2381の制限酵
素HaeIIIおよびHindIIIによる二重分解はこの3
50塩基対フラグメントをアガローズゲルにより精製す
る事を可能にした。精製した350塩基対フラグメント
に遺伝子工学的に組換えたプラスミド中でクローン化
し、グラム陽性分配機能がこの小さな350bpフラグメ
ントに位置しているかどうか決定した。
プラスミドpDH5060をHindIII酵素処理し、プ
ラスミド上位置している2つのHindIII部位のうち1
つだけを部分的に切断するようにする。プラスミドpD
H5060におけるHindIII部位の位置は図4に例示
してある。部分的に分解したpDH5060DNA標本
はManiatis,T.らによる前述の文献に記載されている
大腸菌(Escherichia coli)DNAポリメラーゼI Kl
enowフラグメントで処理する。
HindIIIにより発生した突出末端が大腸菌(Escheric
hia coli)DNAポリメラーゼI Klenowフラグメント
で満たされた後、標準的な方法でそこを連結する。連結
したDNAで大腸菌(Escherichia coli)菌株CS41
2受容細胞を形質転換する。形質転換した大腸菌(Esch
erichia coli)の細胞を検索し、2つのHindIII部位
の1つを失つたプラスミドを持つクローンを同定する。
このプラスミドをpLP1201と称する。それはテト
ラサイクリン遺伝子中に位置するHindIII部位を保持
するが、桿菌レプリコンにあつたHindIII部位を消失
している。
プラスミドpLP1201をHindIIIおよびBamHI
制限酵素で分解する。BamHIを始めて使用した。一度B
amHI突出末端を大腸菌(Escherichia coli)DNAポ
リメラーゼI Klenowフラグメントで満たしてから、プ
ラスミドをHindIIIで分解する。前記の方法で得た約
350塩基対の分配フラグメントをこのDNA標本に加え
る。DNA混合物を連結し、その後大腸菌(Escherichi
a coli)菌株CS412受容細胞を形質転換するのに用
いる。形質転換株は単離して審査し、分配フラグメント
が存在しているかどうか、DNA構造の分析を行う。修
復したBamHI部位をHaeIII部位と連結すると、Bam
HI部位は再生する。このように最初単純に形質転換株
から調製したプラスミドDNAを分解し、適当なサイズ
のHindIIIからBamHIのフラグメントを持つ目的の
形質転換株を同定できる。pSYC706と称するプラ
スミドを持つ形質転換株は適当なサイズのHindIIIか
らBamHIのフラグメントを持つていると思われる。p
SYC706の構造を第5図に示した。プラスミドpS
YC706を持つ枯草菌(Bacillus subtilis)菌株2
24の分配プロフイシエンシーの試験をしたところ、そ
れはプラスミドpOG2381と同じ表現型を持つ事が
示された。プラスミドpSYC706が潜在する枯草菌
(Bacillus subtilis)細胞BD224は親プラスミド
を持つ枯草菌(Bacillus subtilis)細胞BD224が
行うような自然にプラスミドを失うという事がない。こ
の実験は明らかに1.2KbのMboIフラグメント中のHindI
II部位からHaeIII部位の間の約350塩基対がグ
ラム陽性菌分配プロフイシエンシー機能を含む事を明ら
かに示している。
実施例6:350bp HindIII−HaeIIIフラグメン
ト内の約260塩基対のフラグメントにグラム陽性菌分
配機能が位置している事。
1.2Kb MboIグラム陽性菌分配フラグメント中のHindI
IIからHaeIIIの間に位置する約350塩基対のフ
ラグメントのヌクレオチド配列を決定した。このフラグ
メントの配列を第6図に示した。
グラム陽性プロフイエンシー機能が1.2Kb MboIフラグ
メント内のHaeIIIおよびPstI間に位置するかどうか
決定するため、プラスミドpOG2381を制限酵素Ha
eIIIおよびPstIで分解し、約260塩基対のフラグ
メントを単離した。260塩基対はアガロースゲル上で
精製する。プラスミドpDH5060を制限酵素EcoR
Iで分解し;5′突出末端はManiatis,T.らにより前
述の文献に記載されたようにDNAポリメラーゼI Kl
enowフラグメントで満たす。標本は更にPstI酵素分解
し、2つのフラグメントを生成する。精製した約260
塩基対のHaeIII−PatIフラグメントに当モル比の前
に記載した標本に加える。その後分解したpDH506
0フラグメントを連結する。連結したDNAは大腸菌
(Escherichia coli)菌株CS412を形質転換するの
に使用する。テトラサイクリン耐性、アンピシリン感受
性形質転換株の特質をさらに明らかにする。それはpD
H5060上の小さなEcoRIからPatIのフラグメント
のかわりにクローン化した260塩基対のグラム陽性菌
Par+フラグメントを含むpSYC730と称するプラス
ミドを持つている。プラスミドpSYC730で枯草菌
(Bcillus subtilis)菌株BD224を形質転換し、分
配プロフイシエンシーを試験する。分配プロフイシエン
シー試験の結果、クロラムフエニコールなしで肉汁中2
0世代の成長の後、枯草菌(Bacillus subtilis)菌株
BD224が担持しているプラスミドpDH5060は
不安定である事が明らかとなつた。Par+プラスミドpSY
C730を担持している同じ菌株BD224は安定であ
つた。このようにグラム陽性菌Par+プロフイエンシーは
第6図に示したようにHaeIIIとPstIの部位にある約
260塩基対領域内に位置すると結論された。
実施例7:グラム陽性菌Par+プロフイシエンシー機能の
DNA配列。
分配機能のあるpSYC706のDNA配列をGilber
t,W.およびMaxam,A.らにより発展した方法を用い
て決定した(Methods inEnzymology65:499−56
0,Grossman,L.およびMoldave,K,J.編集、Aca
demic Press,1980年)。第6図はこのDNAのヌ
クレオチド配列を示している。60から70の位置のま
わりの領域にある程度のあいまいさがあるがそれはそこ
に隣接したGCに富む領域(20から65の位置の間に
存在)の存在により多分起こされる圧力のせいであろ
う。しかしながら、配列分析により予想されるこのフラ
グメントの多くの制限酵素部位は、実際の酵素分解でも
また発見される。
実施例8:本発明によるグラム陽性菌Par+組換えプラス
ミドはグラム陽性菌recE+形質転換株宿主中改良された
安定性を示す。
前の実施例において本発明によるグラム陽性菌Par+組換
えプラスミドは枯草菌(Bacillus subtilis)のrecE-
株(BD224)に導入した時改良された安定性を示し
た。ここで用いた改良された安定性とは、グラム陽性Pa
r+フラグメントと組換えたプラスミドがグラム陽性Par+
フラグメントを含まない同一のプラスミドに比べより安
定であるという意味で用いる。
Par+プラスミドが枯草菌(Bacillus subtilis)のrecE-
菌株中で改良された安定性を示すかどうかを決定するた
め、グラム陽性Par+組換えプラスミドを枯草菌(Bacill
us subtilis)のrecE+菌株を形質転換するのに用いた。
recE+である事を除いて枯草菌(Bacillus subtilis)菌
株BD170は菌株BD224と同一である。
枯草菌(Bacillus subtilis)菌株BD170をプラス
ミドpOG2381で形質転換した場合99%安定であ
つた(即ち15世代後形質転換株宿主細胞の99%にp
OG2381が存在)。菌株BD170をpOG242
8で形質転換した場合、15世代後100%安定であつ
た。形質転換技術は前の実施例に記載したものと同一で
ある。
実施例9:本発明によるグラム陽性菌Par+フラグメント
は方向付け依存性を示す。
本発明による分配フラグメントは組換えプラスミドへ2
つの可能な方向付けで挿入する事ができる。ただ1つの
方向付けが分配表現型を示す。Par+フラグメントの方向
付け依存性の理由は不明確である。
グラム陽性菌宿主細胞集団中で、特に、成長しているグ
ラム陽性菌宿主細胞集団中でのプラスミドの安定性を促
進させるような分配セグメントを含む遺伝子工学的組換
えプラスミドの生産のために有益な組成物および方法を
本発明は提供しているように思われる。本発明はPar+
遺伝子工学的組換えプラスミド同様(遺伝子工学的組換
えプラスミドはグラム陽性菌分配セグメントを含む)、
Par+フラグメントを提供する。さらに遺伝子工学的に組
換えたグラム陽性菌Par+プラスミドを提供しそれはその
ようなPar+分配フラグメントを含まない同一のプラスミ
ドより実質的により分配が安定である。さらに、遺伝子
工学的なPar+一組換えプラスミドで形質転換したグラム
陽性菌を提供する。遺伝子工学的なPar+一組換えプラス
ミドおよびそれで形質転換した微生物は蛋白質産物のた
め長期間の成長または発酵(即ち連続発酵過程)の工学
的応用に特に有用である。
この分野に精通する者にとつては以上の記述からここに
記載し示した事に加え、本発明の種々の変法が明らかに
なるだろう。そのような変法は付随する特許請求の範囲
内にあるつもりである。
【図面の簡単な説明】
第1図はプラスミドpOG2326の構成方法と関連す
るプラスミドの制限酵素地図であり; 第2図はプラスミドpOG2381の制限酵素地図であ
り; 第3図は抗生物質クロラムフエニコール不存在下で成長
する枯草菌(Bacillus subtilis)菌株BD224に導
入したプラスミドpOG2381およびpOG2326
の分配プロフイシエンシーのグラフであつて、グラフ中
o印はpOG2381であり、●印はpOG2326で
あり; 第4図はプラスミドpOG5060の構成方法とその制
限酵素地図であり; 第5図はプラスミドpSYC706の制限酵素地図であ
り; 第6図は、1.2KbMboIグラム陽性菌分配フラグメント中
に含まれる約350塩基対からなるHaeIIIからHind
IIIまでのDNAフラグメントのヌクレオチドの塩基
配列であり; 第7図は1.2KbMboIグラム陽性菌分配フラグメント中に
含まれる約350塩基対からなるHaeIIIからHindI
IIまでのフラグメントの制限酵素地図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記DNA配列: のHaeIII−PstIフラグメントに含まれている
    グラム陽性菌分配セグメントからなるDNAフラグメン
    ト。
JP58098732A 1982-06-02 1983-06-02 Dnaフラグメント Expired - Lifetime JPH0634719B2 (ja)

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US47057683A 1983-02-28 1983-02-28
US470576 1983-02-28

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