JPH06347578A - 沸騰水型原子炉の初装荷炉心 - Google Patents
沸騰水型原子炉の初装荷炉心Info
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- JPH06347578A JPH06347578A JP5134710A JP13471093A JPH06347578A JP H06347578 A JPH06347578 A JP H06347578A JP 5134710 A JP5134710 A JP 5134710A JP 13471093 A JP13471093 A JP 13471093A JP H06347578 A JPH06347578 A JP H06347578A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】初装荷炉心全体の平均濃縮度が低下し、製造コ
ストが増大するのを同時に解除する。 【構成】異なる平均濃縮度の燃料集合体を平均濃縮度の
高い方からそれぞれタイプ1,タイプ2,タイプ3と
し、タイプ3は可燃性毒物含有燃料棒を含まず、タイプ
1,タイプ2は可燃性毒物含有燃料棒を含んでいる。可
燃性毒物含有燃料棒の本数はタイプ1の方がタイプ2よ
り多く、タイプ2は可燃性毒物含有燃料棒の本数が2本
以上の差のある2種類を有している。
ストが増大するのを同時に解除する。 【構成】異なる平均濃縮度の燃料集合体を平均濃縮度の
高い方からそれぞれタイプ1,タイプ2,タイプ3と
し、タイプ3は可燃性毒物含有燃料棒を含まず、タイプ
1,タイプ2は可燃性毒物含有燃料棒を含んでいる。可
燃性毒物含有燃料棒の本数はタイプ1の方がタイプ2よ
り多く、タイプ2は可燃性毒物含有燃料棒の本数が2本
以上の差のある2種類を有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は沸騰水型原子炉の初装荷
炉心に関する。
炉心に関する。
【0002】
【従来の技術】沸騰水型原子炉(以下、BWRと呼ぶ)
の初装荷炉心は、濃縮度の異なる複数種類の燃料集合体
を装荷して、初装荷炉心の取り出し燃焼度の向上を図る
ものが実用化されている。しかして、運転サイクルを更
新する毎に反応度の低下した燃料集合体を新しい燃料集
合体と交換して運転を継続することにより、平衡サイク
ルへの移行を速やかに行うことができる。なお、前記平
衡サイクルとは下記のことを意味する。
の初装荷炉心は、濃縮度の異なる複数種類の燃料集合体
を装荷して、初装荷炉心の取り出し燃焼度の向上を図る
ものが実用化されている。しかして、運転サイクルを更
新する毎に反応度の低下した燃料集合体を新しい燃料集
合体と交換して運転を継続することにより、平衡サイク
ルへの移行を速やかに行うことができる。なお、前記平
衡サイクルとは下記のことを意味する。
【0003】すなわち、初装荷炉心による運転を第1サ
イクルと呼ぶが、燃料集合体を前述のように部分的に交
換しながら、第2、第3、…と運転サイクルを繰り返
し、第1サイクルから相当の長期間を経て炉心全体の燃
料成分が隣接するサイクル間でほとんど一定となったサ
イクルを平衡サイクルという。
イクルと呼ぶが、燃料集合体を前述のように部分的に交
換しながら、第2、第3、…と運転サイクルを繰り返
し、第1サイクルから相当の長期間を経て炉心全体の燃
料成分が隣接するサイクル間でほとんど一定となったサ
イクルを平衡サイクルという。
【0004】この平衡サイクルに到達すると隣接するサ
イクルの熱的特性(最大線出力密度、MCPR、径方向
出力ピーキング等)、サイクル終了後の取り替え燃料集
合体数、炉心の燃料装荷配置、サイクル運転中の制御棒
パターン計画等がほぼ等しく安定している。
イクルの熱的特性(最大線出力密度、MCPR、径方向
出力ピーキング等)、サイクル終了後の取り替え燃料集
合体数、炉心の燃料装荷配置、サイクル運転中の制御棒
パターン計画等がほぼ等しく安定している。
【0005】前述したような炉心を有する原子炉では、
1サイクルの運転終了毎に原子炉を停止させ、最も反応
度の低下した燃料集合体を新しいものと交換し、次の運
転サイクルに入る。これを繰り返しながら原子炉の運転
を継続するわけであるが、サイクル毎の熱的特性が悪か
ったり、あるいは目標とする燃焼度が達成されなかった
りすれば、燃料集合体の健全性、原子炉炉心および燃料
集合体の経済性上問題である。
1サイクルの運転終了毎に原子炉を停止させ、最も反応
度の低下した燃料集合体を新しいものと交換し、次の運
転サイクルに入る。これを繰り返しながら原子炉の運転
を継続するわけであるが、サイクル毎の熱的特性が悪か
ったり、あるいは目標とする燃焼度が達成されなかった
りすれば、燃料集合体の健全性、原子炉炉心および燃料
集合体の経済性上問題である。
【0006】燃料集合体の健全性、原子炉炉心および燃
料集合体の経済性の点からみて、第1サイクルから平衡
サイクルに移行する過程の中間サイクル、換言すれば移
行サイクルにおける熱的特性およびサイクル取得燃焼度
が、平衡サイクルのそれらと同程度であるか、またはそ
れらに向かって速やかに収束するものであることが望ま
しい。
料集合体の経済性の点からみて、第1サイクルから平衡
サイクルに移行する過程の中間サイクル、換言すれば移
行サイクルにおける熱的特性およびサイクル取得燃焼度
が、平衡サイクルのそれらと同程度であるか、またはそ
れらに向かって速やかに収束するものであることが望ま
しい。
【0007】このような移行サイクル中の熱的特性およ
び取得燃焼度のサイクル毎の変動が少なく、燃料経済性
の優れた沸騰水型原子炉の先行技術として例えば特公平
3-045358号公報「沸騰水型原子炉」が開示されている。
び取得燃焼度のサイクル毎の変動が少なく、燃料経済性
の優れた沸騰水型原子炉の先行技術として例えば特公平
3-045358号公報「沸騰水型原子炉」が開示されている。
【0008】この中で、平衡炉心においてNサイクル分
だけ炉内に滞在する燃料集合体を装荷する場合、初装荷
炉心において平均濃縮度の異なるN種類の燃料集合体を
装荷し、それら各燃料集合体の平均濃縮度を、平衡炉心
内に滞在するNバッチ燃料集合体それぞれの平衡サイク
ル初期における可燃性毒物を含めない時の中性子無限増
倍率とほぼ等しい中性子無限増倍率を与えるように設定
することを提案している。なお、前記各燃料集合体の平
均濃縮度は前記設定によって得られる値より±0.2wt%
の上下の変化幅をも許容している。
だけ炉内に滞在する燃料集合体を装荷する場合、初装荷
炉心において平均濃縮度の異なるN種類の燃料集合体を
装荷し、それら各燃料集合体の平均濃縮度を、平衡炉心
内に滞在するNバッチ燃料集合体それぞれの平衡サイク
ル初期における可燃性毒物を含めない時の中性子無限増
倍率とほぼ等しい中性子無限増倍率を与えるように設定
することを提案している。なお、前記各燃料集合体の平
均濃縮度は前記設定によって得られる値より±0.2wt%
の上下の変化幅をも許容している。
【0009】ところで、濃縮度複数種類の燃料集合体を
用いた初装荷炉心の取り出し燃焼度は、炉心平均濃縮度
を増加させる方法、炉心平均濃縮度は一定でも次に示す
炉心内の濃縮度の分散パラメータを増加させる方法でも
増加できることが研究によってわかってきた。
用いた初装荷炉心の取り出し燃焼度は、炉心平均濃縮度
を増加させる方法、炉心平均濃縮度は一定でも次に示す
炉心内の濃縮度の分散パラメータを増加させる方法でも
増加できることが研究によってわかってきた。
【0010】
【数1】
【0011】
【発明が解決しようとする課題】また、最近は取り替え
燃料の濃縮度が13ヶ月運転の条件下でより取り出し燃焼
度を上げて燃料経済性を向上する観点から、 3.2〜 3.6
wt%に増加し、平衡サイクルにおける燃料のバッチ数が
従来約3バッチであったのが4バッチを超えるまでにな
ってきている。
燃料の濃縮度が13ヶ月運転の条件下でより取り出し燃焼
度を上げて燃料経済性を向上する観点から、 3.2〜 3.6
wt%に増加し、平衡サイクルにおける燃料のバッチ数が
従来約3バッチであったのが4バッチを超えるまでにな
ってきている。
【0012】その結果、第1サイクルから平衡サイクル
までの炉心熱的特性、特に径方向出力ピーキングを熱的
な制限(最大線出力密度、MCPR)を守って容易に運
転するために、前記先行技術を土台にすると初装荷燃料
の種類は4種類の濃縮度を用意することが必要になって
くる。
までの炉心熱的特性、特に径方向出力ピーキングを熱的
な制限(最大線出力密度、MCPR)を守って容易に運
転するために、前記先行技術を土台にすると初装荷燃料
の種類は4種類の濃縮度を用意することが必要になって
くる。
【0013】ところで、前述の濃縮度分散のパラメータ
で評価すると、濃縮度の選定に当たっては最大濃縮度の
燃料の濃縮度はより高く、その体数はより多く、また最
低濃縮度の燃料の濃縮度はより低く、体数は炉心平均濃
縮度を低下させないように少なく、できるならば第1サ
イクル後、取り出される燃料とほぼ同じ体数とし、燃料
濃縮度の種類を少なくすることが要点である。
で評価すると、濃縮度の選定に当たっては最大濃縮度の
燃料の濃縮度はより高く、その体数はより多く、また最
低濃縮度の燃料の濃縮度はより低く、体数は炉心平均濃
縮度を低下させないように少なく、できるならば第1サ
イクル後、取り出される燃料とほぼ同じ体数とし、燃料
濃縮度の種類を少なくすることが要点である。
【0014】その結果、濃縮度のタイプを4種類にする
ことは濃縮度分散が小さくなり、また、新たに導入した
最低濃縮度のタイプ4燃料集合体が炉心平均濃縮度を低
下して取り出し燃焼度が低下する点および初装荷燃料の
種類が増加して製造コストが増加する点から評価すると
不利である。
ことは濃縮度分散が小さくなり、また、新たに導入した
最低濃縮度のタイプ4燃料集合体が炉心平均濃縮度を低
下して取り出し燃焼度が低下する点および初装荷燃料の
種類が増加して製造コストが増加する点から評価すると
不利である。
【0015】しかし、第1サイクル,第2サイクルにお
いて平衡炉心と同様に出力の低い第3,4サイクル目燃
料の分散配置による径方向出力分布の平坦化機能と同じ
機能を第1サイクルにおいては濃縮度の最も低い燃料
が、第2サイクルにおいては次に濃縮度の低い燃料が担
ってくれ、径方向出力分布が平坦化され最大線出力、M
CPRの制限値内の達成が容易である。
いて平衡炉心と同様に出力の低い第3,4サイクル目燃
料の分散配置による径方向出力分布の平坦化機能と同じ
機能を第1サイクルにおいては濃縮度の最も低い燃料
が、第2サイクルにおいては次に濃縮度の低い燃料が担
ってくれ、径方向出力分布が平坦化され最大線出力、M
CPRの制限値内の達成が容易である。
【0016】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、平衡炉心において4バッチ程度またはそれ以
上の取り替え燃料となる 3.4wt%以上の濃縮度の燃料を
初装荷燃料の最高濃縮度燃料として使用する場合の、第
1,第2サイクルの熱的特性の満足と、燃料経済性向上
および初装荷燃料製造コストの低減を同時に解消するこ
とができる沸騰水型原子炉の初装荷炉心を提供すること
にある。
たもので、平衡炉心において4バッチ程度またはそれ以
上の取り替え燃料となる 3.4wt%以上の濃縮度の燃料を
初装荷燃料の最高濃縮度燃料として使用する場合の、第
1,第2サイクルの熱的特性の満足と、燃料経済性向上
および初装荷燃料製造コストの低減を同時に解消するこ
とができる沸騰水型原子炉の初装荷炉心を提供すること
にある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は異なる平均濃縮
度の燃料集合体を複数種類使用する沸騰水型原子炉の初
装荷炉心において、前記燃料集合体を平均濃縮度の高い
方から各々タイプ1、タイプ2、タイプ3燃料集合体と
し、前記タイプ3燃料集合体は可燃性毒物含有燃料棒を
含まず、前記タイプ1燃料集合体および前記タイプ2燃
料集合体は可燃性毒物含有燃料棒を含み、この可燃性毒
物含有燃料棒の本数は前記タイプ1燃料集合体の方が前
記タイプ2燃料集合体より多く、かつ前記タイプ2燃料
集合体は可燃性毒物含有燃料棒の本数が2本以上差のあ
る2種類を有することを特徴とする。
度の燃料集合体を複数種類使用する沸騰水型原子炉の初
装荷炉心において、前記燃料集合体を平均濃縮度の高い
方から各々タイプ1、タイプ2、タイプ3燃料集合体と
し、前記タイプ3燃料集合体は可燃性毒物含有燃料棒を
含まず、前記タイプ1燃料集合体および前記タイプ2燃
料集合体は可燃性毒物含有燃料棒を含み、この可燃性毒
物含有燃料棒の本数は前記タイプ1燃料集合体の方が前
記タイプ2燃料集合体より多く、かつ前記タイプ2燃料
集合体は可燃性毒物含有燃料棒の本数が2本以上差のあ
る2種類を有することを特徴とする。
【0018】
【作用】平衡炉心において4バッチ程度またはそれ以上
の取り替え燃料となる 3.4wt%以上の濃縮度の燃料を初
装荷燃料の最高濃縮度燃料として使用する場合、濃縮度
を3種類に分け、中濃縮度の燃料集合体を可燃性毒物の
量で更に2種類に分け、その可燃性毒物含有燃料棒の本
数差を2本以上とする。
の取り替え燃料となる 3.4wt%以上の濃縮度の燃料を初
装荷燃料の最高濃縮度燃料として使用する場合、濃縮度
を3種類に分け、中濃縮度の燃料集合体を可燃性毒物の
量で更に2種類に分け、その可燃性毒物含有燃料棒の本
数差を2本以上とする。
【0019】また、最低濃縮度の燃料集合体の濃縮度は
コントロールセル位置に配置できる程度の低い濃縮度と
する。なお、コントロールセルとはサイクル運転中の炉
心の余剰反応度を制御棒で制御するために、制御棒の移
動によって制御棒に隣接する燃料の出力分布歪が緩和さ
れるように、反応度的に相当低い、例えば濃縮度の低い
または燃焼が進んだ燃料を4体制御棒の周囲に配した炉
心内の燃料集合体−制御棒単位のことで、炉内に離散的
に配置するものであり、少ない場合で9ないし多い場合
で37個存在する。
コントロールセル位置に配置できる程度の低い濃縮度と
する。なお、コントロールセルとはサイクル運転中の炉
心の余剰反応度を制御棒で制御するために、制御棒の移
動によって制御棒に隣接する燃料の出力分布歪が緩和さ
れるように、反応度的に相当低い、例えば濃縮度の低い
または燃焼が進んだ燃料を4体制御棒の周囲に配した炉
心内の燃料集合体−制御棒単位のことで、炉内に離散的
に配置するものであり、少ない場合で9ないし多い場合
で37個存在する。
【0020】まず、初装荷濃縮度4タイプ炉心におい
て、最高濃縮度燃料が例えば3.75wt%濃縮度の取り替え
燃料と同じとすると、例えば濃縮度の種類は3.75(タイ
プ1), 2.5(タイプ2), 1.6(タイプ3), 0.9
(タイプ4)wt%のような濃縮度分布となる。
て、最高濃縮度燃料が例えば3.75wt%濃縮度の取り替え
燃料と同じとすると、例えば濃縮度の種類は3.75(タイ
プ1), 2.5(タイプ2), 1.6(タイプ3), 0.9
(タイプ4)wt%のような濃縮度分布となる。
【0021】これに対して、本発明によれば3.75(タイ
プ1), 2.5(タイプ2), 1.3(タイプ3)wt%のよ
うな3種類にし、しかも 2.5wt%(タイプ2)の燃料に
対しては可燃性毒物として添加するガドリニア入り燃料
棒の本数が少ないもの(タイプ2A)と多いもの(タイ
プ2B)の2種類用意する。
プ1), 2.5(タイプ2), 1.3(タイプ3)wt%のよ
うな3種類にし、しかも 2.5wt%(タイプ2)の燃料に
対しては可燃性毒物として添加するガドリニア入り燃料
棒の本数が少ないもの(タイプ2A)と多いもの(タイ
プ2B)の2種類用意する。
【0022】そのガドリニア入り燃料棒の本数差が2本
以上とすることによって、中濃縮度の燃料の高ガドリニ
ア燃料(タイプ2B)で第1サイクルの反応度挙動上、
前記4タイプ濃縮度の場合の低濃縮度燃料(タイプ3,
タイプ4)と同程度にタイプ1燃料集合体の径方向出力
ピーキングを抑制制御できる。
以上とすることによって、中濃縮度の燃料の高ガドリニ
ア燃料(タイプ2B)で第1サイクルの反応度挙動上、
前記4タイプ濃縮度の場合の低濃縮度燃料(タイプ3,
タイプ4)と同程度にタイプ1燃料集合体の径方向出力
ピーキングを抑制制御できる。
【0023】しかも、中濃縮度の初装荷燃料のガドリニ
ア設計の異なる種類の間では、濃縮度設計は共通化させ
ることによって、初装荷燃料に必要な濃縮ウラン粉末の
濃縮度の種類を増加させずに対応できる。
ア設計の異なる種類の間では、濃縮度設計は共通化させ
ることによって、初装荷燃料に必要な濃縮ウラン粉末の
濃縮度の種類を増加させずに対応できる。
【0024】この結果、まず初装荷炉心の濃縮度タイプ
としては3種類に減ずることができ、更に第1サイクル
の径方向出力分布としては4濃縮度タイプ並みの平坦化
が実現できる。
としては3種類に減ずることができ、更に第1サイクル
の径方向出力分布としては4濃縮度タイプ並みの平坦化
が実現できる。
【0025】また、4濃縮度タイプ炉心の最低濃縮度燃
料(タイプ4)とその上の濃縮度燃料(タイプ3)のほ
ぼ中間的な濃縮度の燃料(タイプ3’)を本発明の初装
荷炉心の最低濃縮度燃料(タイプ3’)とし、4濃縮度
タイプ炉心のタイプ4燃料集合体がタイプ2B燃料集合
体に置き代わる。
料(タイプ4)とその上の濃縮度燃料(タイプ3)のほ
ぼ中間的な濃縮度の燃料(タイプ3’)を本発明の初装
荷炉心の最低濃縮度燃料(タイプ3’)とし、4濃縮度
タイプ炉心のタイプ4燃料集合体がタイプ2B燃料集合
体に置き代わる。
【0026】したがって、もし濃縮度4タイプ炉心にお
けるタイプ1,タイプ2燃料集合体の体数と本発明の3
タイプ炉心のタイプ1,タイプ2A燃料集合体の体数を
同じとすると、本発明の濃縮度3タイプ炉心の方が炉心
平均濃縮度を高くすることができ、初装荷炉心の取り出
し燃焼度を増大できる。
けるタイプ1,タイプ2燃料集合体の体数と本発明の3
タイプ炉心のタイプ1,タイプ2A燃料集合体の体数を
同じとすると、本発明の濃縮度3タイプ炉心の方が炉心
平均濃縮度を高くすることができ、初装荷炉心の取り出
し燃焼度を増大できる。
【0027】
【実施例】図1に本発明に係る1/4 90°回転対称の初装
荷炉心の燃料配置例を示す。本実施例では燃料集合体の
平均濃縮度が異なる3種類の燃料集合体(高濃縮度燃料
のタイプ1燃料集合体、中濃縮度燃料のタイプ2A,2
B燃料集合体、低濃縮度燃料のタイプ3’燃料集合体)
を用いている。その燃料集合体平均濃縮度と体数を下表
に示す。
荷炉心の燃料配置例を示す。本実施例では燃料集合体の
平均濃縮度が異なる3種類の燃料集合体(高濃縮度燃料
のタイプ1燃料集合体、中濃縮度燃料のタイプ2A,2
B燃料集合体、低濃縮度燃料のタイプ3’燃料集合体)
を用いている。その燃料集合体平均濃縮度と体数を下表
に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】本発明の炉心では、例えば取り替え燃料の
平均濃縮度を 3.75wt%とした場合、初装荷炉心の濃縮度
のタイプを3.75(タイプ−1), 2.5(タイプ−2A,
タイプ−2B), 1.3(タイプ−3’)wt%のような3
種類にする。
平均濃縮度を 3.75wt%とした場合、初装荷炉心の濃縮度
のタイプを3.75(タイプ−1), 2.5(タイプ−2A,
タイプ−2B), 1.3(タイプ−3’)wt%のような3
種類にする。
【0031】そして、 2.5wt%(タイプ−2A,タイプ
−2B)の燃料に対しては可燃性毒物として添加するガ
ドリニア入り燃料棒の本数が少ないもの(タイプ−2
A)と多いもの(タイプ−2B)の2種類用意し、その
ガドリニア入り燃料棒の本数差を2本以上とし、かつ、
中濃縮度の初装荷燃料のガドリニア設計の異なる燃料集
合体の間では、濃縮度分布設計は共通化させる。
−2B)の燃料に対しては可燃性毒物として添加するガ
ドリニア入り燃料棒の本数が少ないもの(タイプ−2
A)と多いもの(タイプ−2B)の2種類用意し、その
ガドリニア入り燃料棒の本数差を2本以上とし、かつ、
中濃縮度の初装荷燃料のガドリニア設計の異なる燃料集
合体の間では、濃縮度分布設計は共通化させる。
【0032】図1の本実施例では炉心最外周にタイプ
3’燃料集合体を配し、また炉心中央領域には、制御棒
周囲4体をすべてタイプ3’燃料集合体で構成されたコ
ントロールセルCを配している。なお、コントロールセ
ルCは出力運転中、反応度制御および出力分布制御を行
うための専用の制御棒セルで制御棒周囲の燃料は低反応
度の燃料集合体を配する。
3’燃料集合体を配し、また炉心中央領域には、制御棒
周囲4体をすべてタイプ3’燃料集合体で構成されたコ
ントロールセルCを配している。なお、コントロールセ
ルCは出力運転中、反応度制御および出力分布制御を行
うための専用の制御棒セルで制御棒周囲の燃料は低反応
度の燃料集合体を配する。
【0033】最外周から第2層目,第3層目には最高濃
縮度のタイプ1燃料集合体のみを配するか、または大半
をタイプ1燃料集合体とする。
縮度のタイプ1燃料集合体のみを配するか、または大半
をタイプ1燃料集合体とする。
【0034】他の残りの位置でコントロールセルCに面
した制御棒セルは原則としてタイプ2(2A,2B)燃
料集合体とタイプ1燃料集合体を交互にほぼチェカーボ
ード状に配する。
した制御棒セルは原則としてタイプ2(2A,2B)燃
料集合体とタイプ1燃料集合体を交互にほぼチェカーボ
ード状に配する。
【0035】コントロールセルCに面しない制御棒セル
は原則としてタイプ2(2A,2B)燃料集合体3体と
タイプ1燃料集合体1体を配する。この時、制御棒周囲
にタイプ2燃料集合体はタイプ2B燃料集合体が2体、
タイプ2A燃料集合体が1体配されるようにする。
は原則としてタイプ2(2A,2B)燃料集合体3体と
タイプ1燃料集合体1体を配する。この時、制御棒周囲
にタイプ2燃料集合体はタイプ2B燃料集合体が2体、
タイプ2A燃料集合体が1体配されるようにする。
【0036】図2には燃料集合体に含まれる燃料棒の有
効部長さが少なくとも濃縮領域では同じである場合のタ
イプ1、タイプ2A,2B、タイプ3’燃料集合体の軸
方向濃縮度分布、可燃性毒物軸方向分布の例を示す。こ
のような燃料集合体としては図4(A)のような燃料有
効部が標準長さの燃料棒のみで構成された、図3
(A),(B)のような燃料集合体の例がある。
効部長さが少なくとも濃縮領域では同じである場合のタ
イプ1、タイプ2A,2B、タイプ3’燃料集合体の軸
方向濃縮度分布、可燃性毒物軸方向分布の例を示す。こ
のような燃料集合体としては図4(A)のような燃料有
効部が標準長さの燃料棒のみで構成された、図3
(A),(B)のような燃料集合体の例がある。
【0037】図3(A)は8行8列の燃料集合体を、
(B)は9行9列の燃料集合体の列を示している。図4
(A)は標準長燃料棒2、(B)は部分長燃料棒3の立
面図を示している。図4において符号10は燃料ペレット
で被覆管11内に装填されており、被覆管11の上下両端は
上部端栓12および下部端栓13で封止されている。被覆管
11内にはガスプレナム14およびスプリング15が設けられ
ている。
(B)は9行9列の燃料集合体の列を示している。図4
(A)は標準長燃料棒2、(B)は部分長燃料棒3の立
面図を示している。図4において符号10は燃料ペレット
で被覆管11内に装填されており、被覆管11の上下両端は
上部端栓12および下部端栓13で封止されている。被覆管
11内にはガスプレナム14およびスプリング15が設けられ
ている。
【0038】この初装荷燃料は燃料有効長“L”の上下
端にブランケット領域(天然ウラン、劣化ウランまたは
再処理回収ウランを使用した燃料有効領域)を有し、そ
の長さはそれぞれL/24〜L/12である。タイプ1、タ
イプ2A,2B燃料集合体は濃縮領域“Le ”が濃縮度
の軸方向分布を有し、タイプ3’燃料集合体の濃縮領域
“Le ”の濃縮度は軸方向に一様である。
端にブランケット領域(天然ウラン、劣化ウランまたは
再処理回収ウランを使用した燃料有効領域)を有し、そ
の長さはそれぞれL/24〜L/12である。タイプ1、タ
イプ2A,2B燃料集合体は濃縮領域“Le ”が濃縮度
の軸方向分布を有し、タイプ3’燃料集合体の濃縮領域
“Le ”の濃縮度は軸方向に一様である。
【0039】タイプ1燃料集合体およびタイプ2A,2
B燃料集合体は燃料有効長“L”の下端から約L/3〜
L/2の位置に濃縮度の区分境界aを有し、境界aの上
下で上部の濃縮度の方が下部よりも約 0.2wt%程度高
い。
B燃料集合体は燃料有効長“L”の下端から約L/3〜
L/2の位置に濃縮度の区分境界aを有し、境界aの上
下で上部の濃縮度の方が下部よりも約 0.2wt%程度高
い。
【0040】なお、ここでタイプ1燃料集合体とタイプ
2(2A,2Bの両方)燃料集合体の境界aを軸方向に
ずらしてもよい。ずらす場合はタイプ2(2A,2Bの
両方)燃料集合体の境界aをタイプ1燃料集合体のそれ
よりもL/12以上上方に設定する。
2(2A,2Bの両方)燃料集合体の境界aを軸方向に
ずらしてもよい。ずらす場合はタイプ2(2A,2Bの
両方)燃料集合体の境界aをタイプ1燃料集合体のそれ
よりもL/12以上上方に設定する。
【0041】また、タイプ1、タイプ2A,2B燃料集
合体は可燃性毒物燃料棒を有し、その本数はタイプ2
A、タイプ2B、タイプ1の順に多くなる。可燃性毒物
としてはここでは燃料ペレットにガドリニアを添加する
形態を考える。可燃性毒物の軸方向分布設計は、燃料有
効長“L”の内の濃縮領域“Le ”に可燃性毒物が添加
されており、その領域“Le ”内で一様か、分布を有す
る設計が考えられる。
合体は可燃性毒物燃料棒を有し、その本数はタイプ2
A、タイプ2B、タイプ1の順に多くなる。可燃性毒物
としてはここでは燃料ペレットにガドリニアを添加する
形態を考える。可燃性毒物の軸方向分布設計は、燃料有
効長“L”の内の濃縮領域“Le ”に可燃性毒物が添加
されており、その領域“Le ”内で一様か、分布を有す
る設計が考えられる。
【0042】分布を有する例としては図2に示すよう
に、その領域内で可燃性毒物添加燃料棒のガドリニア濃
度は一様かまたは濃縮度区分の境界aと同じ位置で可燃
性毒物の量の差があり、燃料集合体全体のガドリニア軸
方向設計として、図2の如く境界aの上側でガドリニア
が小さく下側で大きくなっている。
に、その領域内で可燃性毒物添加燃料棒のガドリニア濃
度は一様かまたは濃縮度区分の境界aと同じ位置で可燃
性毒物の量の差があり、燃料集合体全体のガドリニア軸
方向設計として、図2の如く境界aの上側でガドリニア
が小さく下側で大きくなっている。
【0043】更にタイプ1燃料集合体1およびタイプ2
(2A,2Bの両方)燃料集合体のいずれかまたは両方
ともが、境界aより上方の濃縮領域“Le ”の上端から
約L/12〜L/6の長さの可燃性毒物の少ない低可燃性
毒物領域“LLG”を有している。
(2A,2Bの両方)燃料集合体のいずれかまたは両方
ともが、境界aより上方の濃縮領域“Le ”の上端から
約L/12〜L/6の長さの可燃性毒物の少ない低可燃性
毒物領域“LLG”を有している。
【0044】可燃性毒物量を少なくする手段として、タ
イプ1燃料集合体についてはガドリニアの濃度を低可燃
性毒物領域“LLG”のすぐ下の領域より小さくする。例
えばガドリニア濃度を 1.5〜4wt%の低い濃度とする
か、またはガドリニア添加燃料棒を1本減ずるか、ある
いはその両方とする等の手段がある。
イプ1燃料集合体についてはガドリニアの濃度を低可燃
性毒物領域“LLG”のすぐ下の領域より小さくする。例
えばガドリニア濃度を 1.5〜4wt%の低い濃度とする
か、またはガドリニア添加燃料棒を1本減ずるか、ある
いはその両方とする等の手段がある。
【0045】また、タイプ1燃料集合体は低可燃性毒物
領域“LLG”に対応した部位の濃縮度を濃縮領域の中で
最低の濃縮度とするか、または境界aの下側の濃縮度と
してもよい。
領域“LLG”に対応した部位の濃縮度を濃縮領域の中で
最低の濃縮度とするか、または境界aの下側の濃縮度と
してもよい。
【0046】タイプ2(A,B)燃料集合体については
低可燃性毒物領域“LLG”のガドリニア添加燃料棒を1
〜3本減じ、同時にガドリニア濃度を 1.5〜4wt%の低
い濃度とする。また、低可燃性毒物領域“LLG”に対応
した部位の濃縮度はその下方の濃縮度と同じとする。
低可燃性毒物領域“LLG”のガドリニア添加燃料棒を1
〜3本減じ、同時にガドリニア濃度を 1.5〜4wt%の低
い濃度とする。また、低可燃性毒物領域“LLG”に対応
した部位の濃縮度はその下方の濃縮度と同じとする。
【0047】本発明の第1の実施例の作用を図7,図8
および従来の濃縮度4タイプ炉心の例である図13,図15
を用いて説明する。
および従来の濃縮度4タイプ炉心の例である図13,図15
を用いて説明する。
【0048】本発明の第1の実施例によれば、第1のサ
イクル初期において、タイプ2B燃料集合体の出力が抑
制され、あたかも平衡炉心における 2.5サイクル燃焼済
みの取り替え燃料のように、反応度的にはタイプ2A燃
料集合体より3%Δk以上(この例では2本のガドリニ
ア入り燃料棒により約6%Δk)の無限増倍率の抑制が
できる。
イクル初期において、タイプ2B燃料集合体の出力が抑
制され、あたかも平衡炉心における 2.5サイクル燃焼済
みの取り替え燃料のように、反応度的にはタイプ2A燃
料集合体より3%Δk以上(この例では2本のガドリニ
ア入り燃料棒により約6%Δk)の無限増倍率の抑制が
できる。
【0049】この結果、図7に示す各燃料集合体タイプ
の無限増倍率の燃焼変化からわかるように、タイプ2B
燃料集合体は、第1サイクル初期における無限増倍率は
平衡炉心における 2.5サイクル燃焼後の燃料に相当し、
その後可燃性毒物の燃焼に従ってゆっくり無限増倍率が
増加し、第1サイクル末期では平衡炉心で2サイクルで
燃焼した取り替え燃料集合体の無限増倍率相当に達す
る。この時点でほぼ可燃性毒物は燃え尽きている。第2
サイクルでは、その後燃焼に従って、無限増倍率は減少
する。
の無限増倍率の燃焼変化からわかるように、タイプ2B
燃料集合体は、第1サイクル初期における無限増倍率は
平衡炉心における 2.5サイクル燃焼後の燃料に相当し、
その後可燃性毒物の燃焼に従ってゆっくり無限増倍率が
増加し、第1サイクル末期では平衡炉心で2サイクルで
燃焼した取り替え燃料集合体の無限増倍率相当に達す
る。この時点でほぼ可燃性毒物は燃え尽きている。第2
サイクルでは、その後燃焼に従って、無限増倍率は減少
する。
【0050】これに対し、タイプ2A燃料集合体は第1
サイクル初期から末期にかけて無限増倍率の変化は少な
く、ほぼ平衡炉心における2サイクル燃焼後の無限増倍
率に近い反応度を維持し、可燃性毒物の燃焼による反応
度増加とU235 の燃焼による反応度低下がバランスした
推移を示す。
サイクル初期から末期にかけて無限増倍率の変化は少な
く、ほぼ平衡炉心における2サイクル燃焼後の無限増倍
率に近い反応度を維持し、可燃性毒物の燃焼による反応
度増加とU235 の燃焼による反応度低下がバランスした
推移を示す。
【0051】タイプ1燃料集合体は取り替え燃料と同一
濃縮度であるが、ガドリニア添加燃料棒は5〜6本少な
い。そのため、第1サイクル初期の無限増倍率は取り替
え燃料より10%Δk程度高い値である。
濃縮度であるが、ガドリニア添加燃料棒は5〜6本少な
い。そのため、第1サイクル初期の無限増倍率は取り替
え燃料より10%Δk程度高い値である。
【0052】このタイプ1、タイプ2A,2B燃料集合
体のガドリニア濃度は第1サイクル長さが、起動試験等
により相当長さ(2000〜 3000MWd/st)取り替え炉心よ
りも長くなるので、取り替え燃料よりも濃度の高いもの
とする。本発明では 7.5wt%以上のガドリニア添加濃度
である。その結果、タイプ1燃料集合体の無限増倍率の
最大値は取り替え燃料より小さく、ピーク位置も3000〜
5000MWd/st程度後に生ずる。
体のガドリニア濃度は第1サイクル長さが、起動試験等
により相当長さ(2000〜 3000MWd/st)取り替え炉心よ
りも長くなるので、取り替え燃料よりも濃度の高いもの
とする。本発明では 7.5wt%以上のガドリニア添加濃度
である。その結果、タイプ1燃料集合体の無限増倍率の
最大値は取り替え燃料より小さく、ピーク位置も3000〜
5000MWd/st程度後に生ずる。
【0053】タイプ3’燃料集合体は第1サイクル初期
に平衡炉心における 2.5サイクル燃焼後の無限増倍率を
示し、その後燃焼に従って、無限増倍率は減少する。
に平衡炉心における 2.5サイクル燃焼後の無限増倍率を
示し、その後燃焼に従って、無限増倍率は減少する。
【0054】なお、図7の燃料タイプ毎の無限増倍率の
燃焼変化図から、図1の炉心において図13の濃縮度4タ
イプ炉心におけるタイプ1、タイプ2(図1ではタイプ
2Aに相当)燃料集合体の同一ガドリニア設計を使う
と、図13のタイプ3燃料集合体と図1のタイプ3’燃料
集合体の燃焼初期の反応度に差がない。
燃焼変化図から、図1の炉心において図13の濃縮度4タ
イプ炉心におけるタイプ1、タイプ2(図1ではタイプ
2Aに相当)燃料集合体の同一ガドリニア設計を使う
と、図13のタイプ3燃料集合体と図1のタイプ3’燃料
集合体の燃焼初期の反応度に差がない。
【0055】したがって、タイプ4燃料集合体をタイプ
2B燃料集合体に置き換えた分、第1サイクル初期の余
剰反応度は約 1.5%Δk程度増加する。これは、タイプ
1燃料集合体のガドリニア燃料棒本数を1,2本増加す
るか、タイプ2(2A,2B)燃料集合体のガドリニア
入り燃料棒を1本程度増加することで容易に対処でき
る。
2B燃料集合体に置き換えた分、第1サイクル初期の余
剰反応度は約 1.5%Δk程度増加する。これは、タイプ
1燃料集合体のガドリニア燃料棒本数を1,2本増加す
るか、タイプ2(2A,2B)燃料集合体のガドリニア
入り燃料棒を1本程度増加することで容易に対処でき
る。
【0056】タイプ3,タイプ3’燃料集合体の径方向
ピーキングの挙動は省略してあるが、コントロールセル
の燃料集合体は制御棒によって出力制御され、かつ、反
応度の低い燃料が4体かたまっているので、 0.9程度の
出力か、またはそれ以下の出力で推移する。
ピーキングの挙動は省略してあるが、コントロールセル
の燃料集合体は制御棒によって出力制御され、かつ、反
応度の低い燃料が4体かたまっているので、 0.9程度の
出力か、またはそれ以下の出力で推移する。
【0057】次に上記実施例の効果を説明する。BWR
の取り替え炉心では、径方向の出力分布を平坦化するに
は無限増倍率の異なる燃料集合体を分散配置してサイク
ルの燃焼期間中、任意の最小配置の4体の平均無限増倍
率がほぼ同じように配することが重要なことがわかって
いる。また、インポータンスの高い炉心中央から外側に
向けて徐々に平均の無限増倍率を増加させると炉心の径
方向の出力分布が平坦化できることがわかっている。
の取り替え炉心では、径方向の出力分布を平坦化するに
は無限増倍率の異なる燃料集合体を分散配置してサイク
ルの燃焼期間中、任意の最小配置の4体の平均無限増倍
率がほぼ同じように配することが重要なことがわかって
いる。また、インポータンスの高い炉心中央から外側に
向けて徐々に平均の無限増倍率を増加させると炉心の径
方向の出力分布が平坦化できることがわかっている。
【0058】本発明の初装荷炉心においては第1サイク
ル初期に最大の反応度を有するタイプ2A燃料集合体は
それより反応度の低いタイプ2B燃料集合体、タイプ1
燃料集合体またはタイプ3’燃料集合体に囲まれるの
で、径方向出力ピーキングの抑制の働きをしてくれる。
ル初期に最大の反応度を有するタイプ2A燃料集合体は
それより反応度の低いタイプ2B燃料集合体、タイプ1
燃料集合体またはタイプ3’燃料集合体に囲まれるの
で、径方向出力ピーキングの抑制の働きをしてくれる。
【0059】また、本発明では濃縮度4タイプ炉心にお
ける反応度の低いタイプ4燃料集合体の代りにそれより
も反応度の高いタイプ2B燃料集合体に置き換えている
ので、タイプ2B燃料集合体の出力がタイプ4燃料集合
体より高い分炉心出力が平坦化し、図8のタイプ2A燃
料集合体のようなより低い径方向出力ピーキングを示
す。
ける反応度の低いタイプ4燃料集合体の代りにそれより
も反応度の高いタイプ2B燃料集合体に置き換えている
ので、タイプ2B燃料集合体の出力がタイプ4燃料集合
体より高い分炉心出力が平坦化し、図8のタイプ2A燃
料集合体のようなより低い径方向出力ピーキングを示
す。
【0060】さらに、第1サイクル末期においては、従
来のタイプ4燃料集合体は急速に反応度が低下するのに
対し、本発明ではタイプ2B燃料集合体は逆に増加した
後、少し減少して第1サイクル末期を迎えるのでタイプ
4燃料集合体よりも20%Δk程度高い無限増倍率で終わ
る。その結果第1サイクル末期を余剰反応度に十分な余
裕をもって迎えられる。
来のタイプ4燃料集合体は急速に反応度が低下するのに
対し、本発明ではタイプ2B燃料集合体は逆に増加した
後、少し減少して第1サイクル末期を迎えるのでタイプ
4燃料集合体よりも20%Δk程度高い無限増倍率で終わ
る。その結果第1サイクル末期を余剰反応度に十分な余
裕をもって迎えられる。
【0061】また、第1サイクル末期における燃料の無
限増倍率の分布が従来よりもタイプ4燃料集合体がない
分、炉内の出力ミスマッチが緩和され径方向出力分布が
平坦である。その結果、本発明の炉心では図8に示すよ
うに第1サイクル末期の径方向出力ピーキングが従来よ
り抑制される。
限増倍率の分布が従来よりもタイプ4燃料集合体がない
分、炉内の出力ミスマッチが緩和され径方向出力分布が
平坦である。その結果、本発明の炉心では図8に示すよ
うに第1サイクル末期の径方向出力ピーキングが従来よ
り抑制される。
【0062】さらに炉心内における各濃縮度タイプの燃
料集合体の配置において、コントロールセルCに面した
制御棒セルは原則としてタイプ2(2A,2B)燃料集
合体とタイプ1燃料集合体を交互にほぼチェカーボード
に配されており、タイプ1燃料集合体2体のうち1体は
コントロールセルCに面しているのでサイクル末期にも
出力が抑制される。
料集合体の配置において、コントロールセルCに面した
制御棒セルは原則としてタイプ2(2A,2B)燃料集
合体とタイプ1燃料集合体を交互にほぼチェカーボード
に配されており、タイプ1燃料集合体2体のうち1体は
コントロールセルCに面しているのでサイクル末期にも
出力が抑制される。
【0063】コントロールセルCに面しない制御棒セル
は原則としてタイプ2(2A,2B)燃料集合体3体と
タイプ1燃料集合体を配する。この時、制御棒周囲にタ
イプ2燃料集合体はタイプ2B燃料集合体が2体、タイ
プ2A燃料集合体が1体配されるので、このセルの4体
平均無限増倍率は第1サイクル初期にはタイプ燃料集合
体1体、タイプ2B燃料集合体2体でタイプ2A燃料集
合体1体のより高い無限増倍率を抑制し、第1サイクル
末期にはタイプ1燃料集合体1体のより高い無限増倍率
を他の3体のタイプ2燃料集合体で抑制できる。
は原則としてタイプ2(2A,2B)燃料集合体3体と
タイプ1燃料集合体を配する。この時、制御棒周囲にタ
イプ2燃料集合体はタイプ2B燃料集合体が2体、タイ
プ2A燃料集合体が1体配されるので、このセルの4体
平均無限増倍率は第1サイクル初期にはタイプ燃料集合
体1体、タイプ2B燃料集合体2体でタイプ2A燃料集
合体1体のより高い無限増倍率を抑制し、第1サイクル
末期にはタイプ1燃料集合体1体のより高い無限増倍率
を他の3体のタイプ2燃料集合体で抑制できる。
【0064】これより、炉心中央ではコントロールセル
C以外にはタイプ3’燃料集合体が使用されずその結果
炉心平均濃縮度を従来より約0.17wt%増大して、初装荷
炉心の取り出し燃焼度が増大できる。これは初装荷炉心
の燃料経済性が向上することを意味する。
C以外にはタイプ3’燃料集合体が使用されずその結果
炉心平均濃縮度を従来より約0.17wt%増大して、初装荷
炉心の取り出し燃焼度が増大できる。これは初装荷炉心
の燃料経済性が向上することを意味する。
【0065】その他に、初装荷濃縮度多種類炉心におい
ては、低濃縮度燃料では熱中性子束の割合が多く高濃縮
度燃料では逆に少ないという燃料集合体間の中性子スペ
クトルの差による、隣接燃料集合体間の中性子流の特に
熱中性子流による、無限体系における計算結果との差異
による計算誤差の問題がある。
ては、低濃縮度燃料では熱中性子束の割合が多く高濃縮
度燃料では逆に少ないという燃料集合体間の中性子スペ
クトルの差による、隣接燃料集合体間の中性子流の特に
熱中性子流による、無限体系における計算結果との差異
による計算誤差の問題がある。
【0066】これは、低濃縮燃料に隣接した高濃縮燃料
の局所出力、反応度に及ぼす効果が一番大きい。本発明
の炉心では、従来の4タイプ炉心におけるタイプ4燃料
集合体とタイプ1燃料集合体隣接によるこの問題を大き
く緩和できる。
の局所出力、反応度に及ぼす効果が一番大きい。本発明
の炉心では、従来の4タイプ炉心におけるタイプ4燃料
集合体とタイプ1燃料集合体隣接によるこの問題を大き
く緩和できる。
【0067】また、各燃料タイプの軸方向の濃縮度分
布、ガドリニア分布設計とすることによって、取り出し
燃焼度が向上し、かつ、コントロールセル炉心において
制御棒に隣接しないタイプ2,タイプ1燃料集合体の軸
方向出力分布が燃料の軸方向反応度分布によって安定に
制御でき、最大線出力密度、MCPR等の炉心の熱的制
限を満足できる。
布、ガドリニア分布設計とすることによって、取り出し
燃焼度が向上し、かつ、コントロールセル炉心において
制御棒に隣接しないタイプ2,タイプ1燃料集合体の軸
方向出力分布が燃料の軸方向反応度分布によって安定に
制御でき、最大線出力密度、MCPR等の炉心の熱的制
限を満足できる。
【0068】特に、燃料有効部の下部からL/3〜L/
2の位置に濃縮度およびガドリニア量の分布境界aを設
け、境界より下部の反応度を抑制することにより、BW
Rの特徴であるボイド発生による下方ピーク出力分布を
抑制し、平坦化できる。
2の位置に濃縮度およびガドリニア量の分布境界aを設
け、境界より下部の反応度を抑制することにより、BW
Rの特徴であるボイド発生による下方ピーク出力分布を
抑制し、平坦化できる。
【0069】更に、この境界がタイプ1燃料集合体とタ
イプ2燃料集合体で同じであると、境界のすぐ上部に出
力ピークを生じるので、反応度が低く下方出力ピーク特
性の弱いタイプ2燃料集合体の前記境界aをL/12以上
上方にずらすことにより、それを緩和することができ
る。
イプ2燃料集合体で同じであると、境界のすぐ上部に出
力ピークを生じるので、反応度が低く下方出力ピーク特
性の弱いタイプ2燃料集合体の前記境界aをL/12以上
上方にずらすことにより、それを緩和することができ
る。
【0070】また、濃縮領域の上端に低可燃性毒物領域
を設け、サイクル末期における可燃性毒物の燃え残りを
減じることによって、燃料経済性が向上する。この時、
タイプ1燃料集合体については炉内装荷サイクル数が多
いので、濃縮度も低減すると、移行サイクルにおける炉
停止余裕の改善に寄与する。
を設け、サイクル末期における可燃性毒物の燃え残りを
減じることによって、燃料経済性が向上する。この時、
タイプ1燃料集合体については炉内装荷サイクル数が多
いので、濃縮度も低減すると、移行サイクルにおける炉
停止余裕の改善に寄与する。
【0071】図10,図12に、従来の平衡炉心における取
り替え燃料が 3.5wt%である場合の従来の濃縮度3タイ
プ炉心の例を示す。この場合、タイプ1,2燃料集合体
がガドリニア入り燃料棒を含有し、タイプ3燃料集合体
は可燃性毒物を含有しない例である。
り替え燃料が 3.5wt%である場合の従来の濃縮度3タイ
プ炉心の例を示す。この場合、タイプ1,2燃料集合体
がガドリニア入り燃料棒を含有し、タイプ3燃料集合体
は可燃性毒物を含有しない例である。
【0072】炉心中央領域のコントロールセルCに面し
ない制御棒セルにはタイプ1燃料集合体1体、タイプ2
燃料集合体2体、タイプ3燃料集合体1体を配して、当
該制御棒セルの無限増倍率の平均値の抑制をして径方向
出力ピーキングを制御している。ここでもタイプ3燃料
集合体の配置が炉心平均濃縮度の増大を図る場合のネッ
クになっているが、径方向出力分布の制御上必要であ
る。
ない制御棒セルにはタイプ1燃料集合体1体、タイプ2
燃料集合体2体、タイプ3燃料集合体1体を配して、当
該制御棒セルの無限増倍率の平均値の抑制をして径方向
出力ピーキングを制御している。ここでもタイプ3燃料
集合体の配置が炉心平均濃縮度の増大を図る場合のネッ
クになっているが、径方向出力分布の制御上必要であ
る。
【0073】この場合にも本発明のように、炉心中央領
域のコントロールセルCを除く制御棒セルのタイプ3燃
料集合体の代わりにタイプ2燃料集合体にガドリニア入
り燃料棒本数が多いタイプを導入すれば、本発明と同様
な径方向出力分布の平坦化を維持しつつ、初装荷炉心の
取り出し燃焼度向上効果を得ることができる。
域のコントロールセルCを除く制御棒セルのタイプ3燃
料集合体の代わりにタイプ2燃料集合体にガドリニア入
り燃料棒本数が多いタイプを導入すれば、本発明と同様
な径方向出力分布の平坦化を維持しつつ、初装荷炉心の
取り出し燃焼度向上効果を得ることができる。
【0074】図5,図6に図3(C),(D)中にPで
示された部分長燃料棒を有した燃料集合体の場合のタイ
プ1、タイプ2A,2B、タイプ3’燃料集合体の軸方
向濃縮度分布、可燃性毒物軸方向分布の例を示す。
示された部分長燃料棒を有した燃料集合体の場合のタイ
プ1、タイプ2A,2B、タイプ3’燃料集合体の軸方
向濃縮度分布、可燃性毒物軸方向分布の例を示す。
【0075】図5は図2における低可燃性毒物領域“L
LG”を部分長燃料棒の燃料棒有効部でない上部全体“L
PLR ”とした例である。
LG”を部分長燃料棒の燃料棒有効部でない上部全体“L
PLR ”とした例である。
【0076】軸方向の構成は図2とほぼ同じであるが、
タイプ1、タイプ2(2A,2B)燃料集合体について
は、領域“LPLR ”の燃料装荷量がそれより下の領域よ
りも小さいことを考慮して濃縮度をそれより下部と同一
かやや低下する程度とし、また更に燃料下部の燃料ウラ
ンの量が多い分軸方向下部に出力ピーキングが発生しや
すいのでより平坦化の対応が必要である。
タイプ1、タイプ2(2A,2B)燃料集合体について
は、領域“LPLR ”の燃料装荷量がそれより下の領域よ
りも小さいことを考慮して濃縮度をそれより下部と同一
かやや低下する程度とし、また更に燃料下部の燃料ウラ
ンの量が多い分軸方向下部に出力ピーキングが発生しや
すいのでより平坦化の対応が必要である。
【0077】例えば、aの境界は約L/3の位置の方が
軸方向出力が平坦化しやすく、また、境界aの上下の濃
縮度差をより上を大きくすることも効果がある。
軸方向出力が平坦化しやすく、また、境界aの上下の濃
縮度差をより上を大きくすることも効果がある。
【0078】このような軸方向設計により部分長燃料棒
を有する燃料集合体を用いた本発明の初装荷炉心の軸方
向出力分布が平坦化できる。
を有する燃料集合体を用いた本発明の初装荷炉心の軸方
向出力分布が平坦化できる。
【0079】図6は図5の軸方向設計の簡易化を図った
ものである。タイプ1燃料集合体を除いて下部領域(部
分長燃料棒の有効部領域)の濃縮度およびガドリニアの
軸方向設計が一様である。この時タイプ1燃料集合体も
この領域の軸方向設計はガドリニア分布のみとしてい
る。
ものである。タイプ1燃料集合体を除いて下部領域(部
分長燃料棒の有効部領域)の濃縮度およびガドリニアの
軸方向設計が一様である。この時タイプ1燃料集合体も
この領域の軸方向設計はガドリニア分布のみとしてい
る。
【0080】タイプ1燃料集合体は実線のように約L/
3の位置にガドリニア量の境界aを有し、濃縮度の境界
は有しない。この時、タイプ1燃料集合体のガドリニア
設計を点線のようにこの下部領域だけ1,2本の部分ガ
ドリニア添加燃料棒としてガドリニア入り燃料棒本数を
増加させてもよい。また、図6のタイプ2,タイプ3’
燃料集合体と図5のタイプ1燃料集合体の軸方向設計を
組み合わせてもよい。
3の位置にガドリニア量の境界aを有し、濃縮度の境界
は有しない。この時、タイプ1燃料集合体のガドリニア
設計を点線のようにこの下部領域だけ1,2本の部分ガ
ドリニア添加燃料棒としてガドリニア入り燃料棒本数を
増加させてもよい。また、図6のタイプ2,タイプ3’
燃料集合体と図5のタイプ1燃料集合体の軸方向設計を
組み合わせてもよい。
【0081】図9に本発明に係る第2の実施例の1/4 90
°回転対称の初装荷炉心の燃料配置例を示す。本実施例
では燃料集合体の平均濃縮度が異なる3種類の燃料集合
体(高濃縮度燃料タイプ1燃料集合体、中濃縮度燃料の
タイプ2A,2B燃料集合体、低濃縮度燃料のタイプ
3’燃料集合体)を用いている。その燃料集合体平均濃
縮度と体数を下表に示す。
°回転対称の初装荷炉心の燃料配置例を示す。本実施例
では燃料集合体の平均濃縮度が異なる3種類の燃料集合
体(高濃縮度燃料タイプ1燃料集合体、中濃縮度燃料の
タイプ2A,2B燃料集合体、低濃縮度燃料のタイプ
3’燃料集合体)を用いている。その燃料集合体平均濃
縮度と体数を下表に示す。
【0082】
【表3】
【0083】
【表4】
【0084】本実施例の炉心では、例えば取り替え燃料
の平均濃縮度を 3.75wt%とした場合、初装荷炉心の濃縮
度のタイプを3.75(タイプ−1), 2.5(タイプ−2
A,タイプ2B), 1.3(タイプ−3’)wt%のような
3種類にし、かつ 2.5wt%(タイプ−2A,タイプ−2
B)の燃料に対しては可燃性毒物として添加するガドリ
ニア入り燃料棒の本数が少ないもの(タイプ−2A)と
多いもの(タイプ−2B)の2種類用意し、そのガドリ
ニア入り燃料棒の本数差を2本以上とし、しかも、中濃
縮度の初装荷燃料のガドリニア設計の異なる燃料集合体
の間では、濃縮度分布設計は共通化させる。
の平均濃縮度を 3.75wt%とした場合、初装荷炉心の濃縮
度のタイプを3.75(タイプ−1), 2.5(タイプ−2
A,タイプ2B), 1.3(タイプ−3’)wt%のような
3種類にし、かつ 2.5wt%(タイプ−2A,タイプ−2
B)の燃料に対しては可燃性毒物として添加するガドリ
ニア入り燃料棒の本数が少ないもの(タイプ−2A)と
多いもの(タイプ−2B)の2種類用意し、そのガドリ
ニア入り燃料棒の本数差を2本以上とし、しかも、中濃
縮度の初装荷燃料のガドリニア設計の異なる燃料集合体
の間では、濃縮度分布設計は共通化させる。
【0085】図9の本発明の第2の実施例では炉心最外
周にタイプ1燃料集合体を配し、また炉心中央領域に
は、制御棒周囲4体をすべてタイプ3’燃料集合体で構
成されたコントロールセルC(出力運転中、反応度制御
および出力分布制御を行うための専用の制御棒セルで制
御棒周囲の燃料は低反応度の燃料集合体を配する。)を
配してある。
周にタイプ1燃料集合体を配し、また炉心中央領域に
は、制御棒周囲4体をすべてタイプ3’燃料集合体で構
成されたコントロールセルC(出力運転中、反応度制御
および出力分布制御を行うための専用の制御棒セルで制
御棒周囲の燃料は低反応度の燃料集合体を配する。)を
配してある。
【0086】最外周から第2層目には最高濃縮度のタイ
プ1燃料集合体のみを配するか、または大半をタイプ1
燃料集合体とする。他の残りの位置でコントロールセル
Cに面した制御棒セルは原則としてタイプ2(2A,2
B)燃料集合体とタイプ1燃料集合体を交互にほぼチェ
カーボード状に配する。
プ1燃料集合体のみを配するか、または大半をタイプ1
燃料集合体とする。他の残りの位置でコントロールセル
Cに面した制御棒セルは原則としてタイプ2(2A,2
B)燃料集合体とタイプ1燃料集合体を交互にほぼチェ
カーボード状に配する。
【0087】コントロールセルCに面しない制御棒セル
は原則としてタイプ2(2A,2B)燃料集合体3体と
タイプ1燃料集合体1体を配する。この時、制御棒周囲
にタイプ2燃料集合体はタイプ2B燃料集合体が2体、
タイプ2A燃料集合体が1体配されるようにする。本実
施例の燃料集合体の軸方向設計としては前記図2,図
5,図6の何れも可能である。
は原則としてタイプ2(2A,2B)燃料集合体3体と
タイプ1燃料集合体1体を配する。この時、制御棒周囲
にタイプ2燃料集合体はタイプ2B燃料集合体が2体、
タイプ2A燃料集合体が1体配されるようにする。本実
施例の燃料集合体の軸方向設計としては前記図2,図
5,図6の何れも可能である。
【0088】本実施例では最外周に高反応度のタイプ1
燃料集合体を配しているので、径方向出力分布がより一
層平坦化され、MCPRや最大線出力密度の特性が第1
の実施例よりもより向上できる。また、最外周配置のタ
イプ1燃料集合体は炉心中央領域の燃料に比して約50%
程度の出力であり、第1サイクルにおける燃焼が進まな
いので、第2サイクルにもちこされる反応度が大きい。
燃料集合体を配しているので、径方向出力分布がより一
層平坦化され、MCPRや最大線出力密度の特性が第1
の実施例よりもより向上できる。また、最外周配置のタ
イプ1燃料集合体は炉心中央領域の燃料に比して約50%
程度の出力であり、第1サイクルにおける燃焼が進まな
いので、第2サイクルにもちこされる反応度が大きい。
【0089】その結果、第2サイクルへの燃料交換体数
を低減できるとともに、初装荷炉心の平均濃縮度も増大
するので初装荷炉心の取り出し燃焼度増加に寄与する。
を低減できるとともに、初装荷炉心の平均濃縮度も増大
するので初装荷炉心の取り出し燃焼度増加に寄与する。
【0090】第2の実施例に対応した従来の濃縮度4タ
イプ初装荷炉心の例を図14に、従来の濃縮度3タイプ初
装荷炉心の例を図11に示す。
イプ初装荷炉心の例を図14に、従来の濃縮度3タイプ初
装荷炉心の例を図11に示す。
【0091】図11の従来炉心においても本発明のよう
に、炉心中央領域のコントロールセルCを除く制御棒セ
ルのタイプ3燃料集合体の代りにタイプ2燃料集合体に
ガドリニア入り燃料棒本数が多いタイプを導入すれば、
本発明と同様な径方向出力分布の平坦化を維持しつつ、
初装荷炉心の取り出し燃焼度向上効果を得ることができ
る。
に、炉心中央領域のコントロールセルCを除く制御棒セ
ルのタイプ3燃料集合体の代りにタイプ2燃料集合体に
ガドリニア入り燃料棒本数が多いタイプを導入すれば、
本発明と同様な径方向出力分布の平坦化を維持しつつ、
初装荷炉心の取り出し燃焼度向上効果を得ることができ
る。
【0092】なお、これまでの実施例では最外周の燃料
はタイプ1燃料集合体かタイプ3’燃料集合体を配した
が、本発明の変形としてタイプ2燃料集合体を配しても
よいし、タイプ1燃料集合体とタイプ2燃料集合体を混
合させても、タイプ1燃料集合体とタイプ3’燃料集合
体と混合させてもよい。その特性は中間的な効果を得
る。
はタイプ1燃料集合体かタイプ3’燃料集合体を配した
が、本発明の変形としてタイプ2燃料集合体を配しても
よいし、タイプ1燃料集合体とタイプ2燃料集合体を混
合させても、タイプ1燃料集合体とタイプ3’燃料集合
体と混合させてもよい。その特性は中間的な効果を得
る。
【0093】本発明の炉心を第2サイクルに移行すると
きはタイプ3’燃料集合体の燃焼の進んだものから優先
的に取り出して、コントロールセルCにはタイプ2Aの
比較的燃焼の進んだ燃料集合体を配置する。この時のコ
ントロールセルの数は第一サイクルより減らす。例えば
本発明では第1サイクルに29個のコントロールセルを用
いているが第2サイクルには21〜29個のコントロールセ
ルに減じる。
きはタイプ3’燃料集合体の燃焼の進んだものから優先
的に取り出して、コントロールセルCにはタイプ2Aの
比較的燃焼の進んだ燃料集合体を配置する。この時のコ
ントロールセルの数は第一サイクルより減らす。例えば
本発明では第1サイクルに29個のコントロールセルを用
いているが第2サイクルには21〜29個のコントロールセ
ルに減じる。
【0094】また炉心最外周には、燃焼の進んだ反応度
の低いタイプ3’、タイプ2(2A,2B)燃料集合体
を配する。
の低いタイプ3’、タイプ2(2A,2B)燃料集合体
を配する。
【0095】このため第2サイクルのためにタイプ2燃
料集合体は、 コントロールセル用 → 84〜 116体 最外周用 → 92体のうちタイプ3’燃料集合体が足り
ない分 炉心中央径方向出力平坦化用 → 残り体数 が必要であるが、本発明によれば第1回取り替え燃料は
ほぼ 100体前後であり、十分賄うことができる。従っ
て、容易に第2サイクルに移行して径方向出力分布の平
坦化が実現でき、第2サイクルのコントロール炉心、低
中性子漏洩炉心が構成できる。
料集合体は、 コントロールセル用 → 84〜 116体 最外周用 → 92体のうちタイプ3’燃料集合体が足り
ない分 炉心中央径方向出力平坦化用 → 残り体数 が必要であるが、本発明によれば第1回取り替え燃料は
ほぼ 100体前後であり、十分賄うことができる。従っ
て、容易に第2サイクルに移行して径方向出力分布の平
坦化が実現でき、第2サイクルのコントロール炉心、低
中性子漏洩炉心が構成できる。
【0096】第2サイクル以降、低中性子漏洩炉心を組
むことにより、更に初装荷炉心の取り出し燃焼度が向上
する。
むことにより、更に初装荷炉心の取り出し燃焼度が向上
する。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、コントロールセルおよ
び最外周位置を除いて、炉心中央領域には高濃縮度燃料
と、中濃縮度燃料のみを用い径方向の出力分布を制御で
きかつ初装荷炉心の取り出し燃焼度の向上を図ることが
できる。
び最外周位置を除いて、炉心中央領域には高濃縮度燃料
と、中濃縮度燃料のみを用い径方向の出力分布を制御で
きかつ初装荷炉心の取り出し燃焼度の向上を図ることが
できる。
【図1】本発明に係る沸騰水型原子炉の初装荷炉心の一
実施例における燃料集合体の1/4炉心配置図。
実施例における燃料集合体の1/4炉心配置図。
【図2】図1における初装荷炉心の各燃料タイプの軸方
向濃縮度、可燃性毒物分布例を説明するための説明図。
向濃縮度、可燃性毒物分布例を説明するための説明図。
【図3】(A)は8行8列の燃料集合体を示す横断面
図、(B)は9行9列の燃料集合体を示す横断面図、
(C)は部分燃料棒を有する9行9列の燃料集合体を示
す横断面図、(D)は(C)の他の例を示す横断面図。
図、(B)は9行9列の燃料集合体を示す横断面図、
(C)は部分燃料棒を有する9行9列の燃料集合体を示
す横断面図、(D)は(C)の他の例を示す横断面図。
【図4】(A)は燃料集合体における標準長燃料棒を示
す立面図、(B)は(A)と同じく部分長燃料棒を示す
立面図。
す立面図、(B)は(A)と同じく部分長燃料棒を示す
立面図。
【図5】本発明に係る初装荷炉心(部分長燃料棒を有す
る燃料集合体の場合)の各燃料タイプの軸方向濃縮度、
可燃性毒物分布例を説明するための説明図。
る燃料集合体の場合)の各燃料タイプの軸方向濃縮度、
可燃性毒物分布例を説明するための説明図。
【図6】本発明に係る初装荷炉心(部分長燃料棒を有す
る燃料集合体の場合の他の例)の各燃料タイプの軸方向
濃縮度、可燃性毒物分布例を説明するための説明図。
る燃料集合体の場合の他の例)の各燃料タイプの軸方向
濃縮度、可燃性毒物分布例を説明するための説明図。
【図7】本発明係る初装荷炉心を構成する各燃料タイプ
の無限増倍率の燃焼推移例を示す特性図。
の無限増倍率の燃焼推移例を示す特性図。
【図8】本発明に係る第1の実施例の径方向出力ピーキ
ングの低減効果を説明するための特性図。
ングの低減効果を説明するための特性図。
【図9】本発明に係る第2の実施例における初装荷炉心
燃料集合体を示す1/4炉心配置図。
燃料集合体を示す1/4炉心配置図。
【図10】従来の濃縮度3タイプ初装荷炉心(最外周低
濃縮度燃料配置の場合)の燃料集合体の1/4炉心配置
図。
濃縮度燃料配置の場合)の燃料集合体の1/4炉心配置
図。
【図11】従来の濃縮度3タイプ初装荷炉心(最外周低
濃縮度燃料配置の場合)の燃料集合体の1/4炉心配置
図。
濃縮度燃料配置の場合)の燃料集合体の1/4炉心配置
図。
【図12】従来の濃縮度3タイプ初装荷炉心を構成する
各燃料タイプの無限増倍率の燃焼推移例を示す特性図。
各燃料タイプの無限増倍率の燃焼推移例を示す特性図。
【図13】従来の濃縮度4タイプ初装荷炉心(最外周低
濃縮度燃料配置の場合)の燃料集合体の1/4炉心配置
図。
濃縮度燃料配置の場合)の燃料集合体の1/4炉心配置
図。
【図14】従来の濃縮度4タイプ初装荷炉心(最外周低
濃縮度燃料配置の場合)の燃料集合体の1/4炉心配置
図。
濃縮度燃料配置の場合)の燃料集合体の1/4炉心配置
図。
【図15】従来の濃縮度4タイプ初装荷炉心を構成する
各燃料タイプの無限増倍率の燃焼推移例を示す特性図。
各燃料タイプの無限増倍率の燃焼推移例を示す特性図。
2…標準長燃料棒、3…部分長燃料棒、10…燃料ペレッ
ト、11…被覆管、12…上部端栓、13…下部端栓、14…ガ
スプレナム、15…スプリング。
ト、11…被覆管、12…上部端栓、13…下部端栓、14…ガ
スプレナム、15…スプリング。
Claims (4)
- 【請求項1】 異なる平均濃縮度の燃料集合体を複数種
類使用する沸騰水型原子炉の初装荷炉心において、前記
燃料集合体を平均濃縮度の高い方から各々タイプ1、タ
イプ2、タイプ3燃料集合体とし、前記タイプ3燃料集
合体は可燃性毒物含有燃料棒を含まず、前記タイプ1燃
料集合体およびタイプ2燃料集合体は可燃性毒物含有燃
料棒を含み、この可燃性毒物含有燃料棒の本数は前記タ
イプ1燃料集合体の方が前記タイプ2燃料集合体より多
く、かつ前記タイプ2燃料集合体は可燃性毒物含有燃料
棒の本数が2本以上差のある2種類を有することを特徴
とする沸騰水型原子炉の初装荷炉心。 - 【請求項2】 前記タイプ3燃料集合体を原子炉運転時
の余剰反応度制御用に設定されたコントロールセルに原
則として配することを特徴とする請求項1記載の沸騰水
型原子炉の初装荷炉心。 - 【請求項3】 前記炉心最外周に前記タイプ3燃料集合
体を配することを特徴とする請求項1記載の沸騰水型原
子炉の初装荷炉心。 - 【請求項4】 前記炉心最外周または炉心最外周と2層
目に前記タイプ1燃料集合体を配することを特徴とする
請求項1記載の沸騰水型原子炉の初装荷炉心。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13471093A JP3175996B2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 沸騰水型原子炉の初装荷炉心 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13471093A JP3175996B2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 沸騰水型原子炉の初装荷炉心 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06347578A true JPH06347578A (ja) | 1994-12-22 |
| JP3175996B2 JP3175996B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=15134793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13471093A Expired - Fee Related JP3175996B2 (ja) | 1993-06-04 | 1993-06-04 | 沸騰水型原子炉の初装荷炉心 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3175996B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1068789A (ja) * | 1996-08-28 | 1998-03-10 | Hitachi Ltd | Mox燃料集合体及び炉心 |
| JP2006113072A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Westinghouse Electric Co Llc | 新型初期炉心燃料集合体構成及びその構成方法 |
| JP2008145359A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Global Nuclear Fuel-Japan Co Ltd | 沸騰水型原子炉の炉心および運転方法 |
| JP2009036729A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Global Nuclear Fuel-Japan Co Ltd | 原子炉の炉心 |
-
1993
- 1993-06-04 JP JP13471093A patent/JP3175996B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1068789A (ja) * | 1996-08-28 | 1998-03-10 | Hitachi Ltd | Mox燃料集合体及び炉心 |
| JP2006113072A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Westinghouse Electric Co Llc | 新型初期炉心燃料集合体構成及びその構成方法 |
| JP2008145359A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Global Nuclear Fuel-Japan Co Ltd | 沸騰水型原子炉の炉心および運転方法 |
| JP2009036729A (ja) * | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Global Nuclear Fuel-Japan Co Ltd | 原子炉の炉心 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3175996B2 (ja) | 2001-06-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |