JPH0634773A - 物体移動装置 - Google Patents

物体移動装置

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JPH0634773A
JPH0634773A JP20842692A JP20842692A JPH0634773A JP H0634773 A JPH0634773 A JP H0634773A JP 20842692 A JP20842692 A JP 20842692A JP 20842692 A JP20842692 A JP 20842692A JP H0634773 A JPH0634773 A JP H0634773A
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JP
Japan
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arm
dead center
electrode
guide
guide slit
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JP20842692A
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English (en)
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Nobuhiko Ogawa
伸彦 小川
Hiroshi Setoguchi
浩 瀬戸口
Masashi Kakehi
正志 筧
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DKK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の異なる平面位置間での物体の移動を単
一の駆動源により行い、構造や制御手段の簡略化、低コ
スト化を図る。 【構成】 アーム7を介して保持された電極103を、
平面的な位置の異なる測定槽11と洗浄校正槽12との
間で移動させる物体移動装置に関する。アーム7が貫通
し、少なくとも2つの下死点及びこれらの間の1つの上
死点を有するガイドスリット6と、何れかの下死点にあ
るアーム7をガイドスリット6に沿って上方へ移動さ
せ、上死点にあるアーム7をガイドスリット6に沿って
下降させると共に、この上下移動に伴うアーム7の左右
方向の移動を可能にする単一のエアシリンダ5等の駆動
源と、ガイドスリット6の上死点近傍に配置され、上死
点から下降したアーム7に従動して移動元である下死点
とは異なる下死点側にアーム7を案内する案内コマ8と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物体移動装置に関し、
例えば、工業用pH装置等の水質測定装置において、電
極を測定槽と洗浄校正槽との間で移動させるための物体
移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動装置としては、左右
に配置された測定槽と洗浄校正槽との間で、電極の引き
上げ、水平移動、浸漬動作を行わせるため、その駆動源
として、上下移動用のエアシリンダまたはモータ、及
び、水平移動用のエアシリンダまたはモータを備えたも
のが知られている。
【0003】図8は、電極の駆動源としてエアシリンダ
を用いた従来技術の主要部を示しており、101は試料
水が収容される測定槽、102は洗浄校正槽、103は
pH測定用電極、103Aは電極ホルダ、104は電極
103(以下、便宜的に電極ホルダ103Aをも含めて
いう)を上下動可能に保持する可動支持部、105は可
動支持部104に取付けられて電極103を上下動させ
る第1のエアシリンダ、106は電極103を水平移動
させるために可動支持部104の全体を水平移動させる
第2のエアシリンダ、107は第2のエアシリンダ10
6が取付けられたエアシリンダ支持部、108は第1の
エアシリンダ105を作動させる第1の電磁弁、109
は第2のエアシリンダ106を作動させる第2の電磁
弁、110は各電磁弁108,109に連通している二
方電磁弁である。
【0004】上記従来技術では、2つの電磁弁108,
109を所定のタイミングで制御することにより、2つ
のエアシリンダ105,106を動作させて測定槽10
1と洗浄校正槽102との間で電極103を引き上げ、
水平移動、浸漬動作させ、一連の測定サイクルにおける
水質測定及び電極の洗浄、校正を所定の周期で行ってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すでに明らかなよう
に、上記従来技術によると、電極103の駆動源として
2つのエアシリンダ105,106を必要とし、これら
を作動させるために2つの電磁弁108,109を必要
とする。また、これに伴うエアの配管等も複雑である。
このため、部品数が多く、機械的構造や制御手段の複雑
化、高コスト化を招いていた。
【0006】更に、電極103の移動中に電極103と
測定槽101や洗浄校正槽102との衝突を未然に防止
するべく、電極103の移動経路における上下左右の各
死点を検出するため、リミットスイッチ等の位置検出器
による検出信号をコントローラ(何れも図示せず)に送
って駆動制御を行わなくてはならず、構造や制御手段が
一層複雑かつ高価なものになるという問題があった。ま
た、第2のエアシリンダ106により、電極103及び
第1のエアシリンダ105を具備した可動支持部104
の全体をエアシリンダ支持部107に沿って水平移動さ
せる機構であることから、比較的重量のある可動支持部
104の支持構造として機械的強度の大きい機構を必要
とし、これが装置全体の重量化、大形化を招いていた。
【0007】更に、上記従来技術では、例えば電極10
3が水平移動している際に停電して電磁弁109がオフ
した場合、第1のエアシリンダ105のロッドが下降し
て電極101を測定槽101及び洗浄校正槽102の外
部に下降させてしまい、電極103を損傷してしまうお
それがあった。これを防ぐため、停電時には、まず二方
電磁弁110を閉じてエアを封じ込め、電源復帰時に
は、二方電磁弁110を開放すると共に電磁弁108の
オンにより第1のエアシリンダ105を動作させて電極
103を上方に移動させる等の対策を講じる必要があ
り、これらを実現するために複雑な制御回路やプログラ
ムを追加する必要があった。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、物体の駆動源を
単一にして部品数を少なくし、機械的構造や制御手段の
簡略化を図ると共に、装置全体の軽量化、低コスト化を
可能にし、また、停電対策上も有効である物体移動装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、アームを介して保持された電極等の物体
を、複数の異なる平面位置(平面的に見て異なる複数位
置)の間で移動させる物体移動装置において、アームが
貫通し、かつ、異なる平面位置に配置された少なくとも
2つの下死点及びこれらの間の1つの上死点を有する例
えばほぼ逆U字形のガイドスリットと、何れかの下死点
にあるアームをガイドスリットに沿って上方へ移動さ
せ、かつ、上死点にあるアームをガイドスリットに沿っ
て下降させると共に、この上下移動に伴ってアームを左
右方向に移動させる単一のエアシリンダの如き駆動源
と、ガイドスリットの上死点近傍に配置され、上死点か
ら下降したアームに従動して移動元である下死点とは異
なる下死点側にアームを案内する案内部材とを備えたも
のである。
【0010】
【作用】本発明においては、単一の駆動源により、ガイ
ドスリットの一の下死点にあるアームを上死点を介して
他の下死点に移動させ、アームに保持された電極等の物
体を平面的に異なる複数の位置間で移動させる。ここ
で、上下動するアームには、ガイドスリットの形状に起
因してアームを左右方向に移動させようとする反力がガ
イドスリットから加わるが、例えば駆動源自体を左右方
向に移動可能に設置することにより、上記反力を駆動源
の水平移動によって吸収することができる。また、上死
点にあるアームを他の下死点へ移動させるには、駆動源
によるアームの駆動方向をそれまでとは逆に切り換え
る。これによりアームは下降し、前回のアーム下降時と
は案内方向が反転している案内部材によって他の下死点
側に導かれる。
【0011】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1〜図5は本発明の第1実施例を示すものであ
り、まず、図1は正面図、図2は右側面図である。な
お、本実施例は、本発明を水質測定装置の電極移動装置
に適用した場合のものである。これらの図において、1
はフレームであり、その前面には前面パネル2が取付け
られている。前面パネル2の背面には、上下一対のガイ
ド部材3,4が水平方向に並設されており、これらのガ
イド部材3,4の間には、スラストベアリング等を介し
て、単一の駆動源としてのエアシリンダ5が左右方向に
移動できるように上下に取付けられている。
【0012】図2に示すように、エアシリンダ5の上下
端部には下部給気口5B及び上部給気口5Cがそれぞれ
設けられている。図3はエアシリンダ5に対するエアの
配管構成を示しており、配管の途中に設けられた電磁弁
114は、下部給気口5B側が常閉(NC)、上部給気
口5C側が常開(NO)となっている。なお、EXは排
気口、Cは共通の通気口をそれぞれ示す。その動作とし
ては、電磁弁114のオン時に下部給気口5Bにエアが
供給されてエアシリンダ5のロッド5Aが上昇し、電磁
弁114のオフ時に上部給気口5Cにエアが供給されて
ロッド5Aが下降するようになっている。
【0013】図1及び図2において、エアシリンダ5の
ロッド5Aは上部のガイド部材3側から上方に向けて突
出可能となっており、このロッド5Aの先端には、前面
パネル2に形成された後述のガイドスリット6を貫通す
るアーム7が固定されている。ここで、エアシリンダ5
としては、動作を円滑にするためロッド5Aが回転不能
であることが望ましい。アーム7の先端には電極ホルダ
103Aが取付けられており、このホルダ103Aの下
端部には電極103が保持されている。
【0014】前面パネル2の上部には、図1に示される
ようにほぼ逆U字形のガイドスリット6が形成されてお
り、このスリット6の形状に沿って前記アーム7が移動
するようになっている。ここで、ガイドスリット6の形
状としては、異なる平面位置に配置された少なくとも2
つの下死点及びこれらの間の1つの上死点を有するもの
であればよく、例えば逆V字形のものや、2つの下死点
の高さが異なる逆J字形のものであってもよい。本実施
例では、エアシリンダ5のロッド5Aの上下動に伴い、
このロッド5Aに一体的に固定されたアーム7が上記ガ
イドスリット6により規制されながらその形状に沿って
移動し、ガイドスリット6の内縁からアーム7を介して
エアシリンダ5に伝達される反力により、エアシリンダ
5がガイド部材3,4に沿って左右方向に移動するよう
になっている。なお、上記ガイド部材は常に一対必要な
ものではなく、機械的強度等に問題がなければ単一であ
っても良い。
【0015】ガイドスリット6の上死点近傍には、アー
ム7がその上死点から下降する際に、左右方向の移動先
を案内する回動可能な案内コマ8が取付けられている。
この案内コマ8は、図2に示すように一対の板状部材か
らなり、後述するように、下降してくるアーム7に従動
して右側または左側に回動可能である。上記案内コマ8
は、前面パネル2に一端が取付けられたコイルバネ9に
より回動中心軸8A方向に常時、付勢されている。ま
た、図4及び図5に詳しく示すように、案内コマ8はほ
ぼホームベース状を呈しており、その上部に斜辺80
1,802が形成されていると共に、裏面には、前面パ
ネル2の一部を構成するスリット上部端片2Aの上端縁
に当接する突起状のストッパ803,804が突設され
ている。
【0016】再び図1、図2において、前面パネル2の
背面におけるガイドスリット6の左右両下死点には、下
降してきたアーム7によりオン可能なリミットスイッチ
10A,10Bが配置されている。また、前面パネル2
の前方には、左右両下死点に達した電極103が収容さ
れて試料水等に浸漬される測定槽11及び洗浄校正槽1
2が配置されている。
【0017】次に、図3ないし図5を参照しつつ本実施
例の動作を説明する。ここで、図4、図5では図を見易
くするために図1のコイルバネ9を省略してある。ま
ず、電極103を測定槽11内の試料水に浸漬して測定
動作を行った後、電極103を洗浄、校正するべく洗浄
校正槽12に移動させるには、図示されていないコント
ローラからの信号により、図3の電磁弁114を介して
エアシリンダ5の下部給気口5Bにエアを送り、ロッド
5Aを上方へ伸長させる。これにより、ロッド5Aに固
定されたアーム7は右側のガイドスリット6内を上昇し
ていくので、アーム7により保持された電極103を測
定槽11から引き上げることができる。
【0018】ロッド5Aが伸長してアーム7が上昇して
いくにつれ、図4に示すごとくガイドスリット6内を次
第に左上方へ斜行していくが、前述のようにエアシリン
ダ5自体が左右方向に移動可能であるため、ガイドスリ
ット6の内縁からアーム7に加わる反力がロッド5Aを
介してエアシリンダ5に加わり、これによってエアシリ
ンダ5は徐々に左方に移動する。そして、ガイドスリッ
ト6の中央の上死点において、下部給気口5Bからの給
気を上部給気口5Cからの給気に切り換えることによ
り、ロッド5Aが収縮してアーム7が下降するため、こ
れにつれて電極103も下降する。なお、アーム7がほ
ぼ上死点に達するまでの時間は予め測定可能であるか
ら、エアシリンダ5に給気を開始してから上記時間経過
後に給気経路を切り換えれば良い。あるいは、図示され
ていないが、アーム7等がほぼ上死点に達したことをリ
ミットスイッチ等により検出して給気経路を切り換える
こともできる。
【0019】アーム7の下降時、図4に示すように、ア
ーム7は案内コマ8の左下がりの斜辺801に上方から
当接する。従って、アーム7は斜辺801に沿って左下
方へ移動すると共に、案内コマ8を押圧して反時計方向
へ回動させ、案内コマ8はストッパ803がスリット上
部端片2Aの上端縁に当接した時点で回動を停止する。
すなわち、図4の状態から図5の状態に回動し、次回に
アーム7の下降時にアーム7をガイドスリット6の反対
側の下死点に案内するように反転する。アーム7は案内
コマ8によってガイドスリット6の左下死点側へ案内さ
れ、斜辺801やスリット上部端片2Aの上端縁からア
ーム7に加わる反力がエアシリンダ5を引き続き左方に
移動させると共に、その後、アーム7がガイドスリット
6の左側直線部に達した時点でエアシリンダ5の水平移
動が停止し、以後はロッド5Aの収縮によるアーム7の
下降のみとなる。
【0020】アーム7の下降により、その延長線上に配
置された洗浄校正槽12内に電極103が下降、収容さ
れ、アーム7がガイドスリット6の左下死点に達した時
点で電極103の移動が停止する。従って、この状態で
適宜、電極103の洗浄や校正動作を行えば良い。そし
て、洗浄、校正動作が終了した後に再び測定動作を行う
には、上述した場合と同一行程でエアシリンダ5に給気
する。これにより、図5に示す状態から、図4の場合と
対称的な動作によって案内コマ8が反転し、アーム7を
ガイドスリット6の右下死点側に導いて最終的に電極1
03を測定槽11内に下降、停止させる。
【0021】なお、図3に示したような4ポート式の電
磁弁114を用いてエアシリンダ5の各給気口5B,5
Cにエアを出し入れすれば、電磁弁114の1回のオン
/オフ動作により電極103を二槽11,12の間で移
動させることができる。本実施例において、図1のコイ
ルバネ9は、左側または右側に完全に回動した状態の案
内コマ8をその位置で安定させるためのものである。
【0022】また、ガイドスリット6の左右両下死点に
配置されたリミットスイッチ10A,10Bは、電極1
03が測定モードまたは洗浄校正モードにあることを検
出するためのものであり、本発明に必ずしも必要不可欠
のものではない。ところで、仮りに電極103が移動中
に停電してエアシリンダ5の作動用電磁弁114がオフ
した場合には、前述した電磁弁114の動作により、上
部給気口5Cにエアが供給されてロッド5Aが常に下降
する。これに伴い、アーム7がリミットスイッチ10
A,10Bの何れかをオンさせるため、電源復帰後にど
ちらのリミットスイッチがオン状態にあるかを検知すれ
ば、現在のモードが測定モードと洗浄校正モードの何れ
であるかを検出することができるから、そのモードに応
じて以後の制御動作を行えば良く、従来のように特別な
停電対策をとる必要もない。
【0023】図6は本発明の第2実施例であり、この実
施例は複数の槽の間で電極103を移動可能としたもの
である。すなわちこの実施例では、図示するように、水
平方向に並設された3つの槽111,112,113間
で電極103を移動させるために、ほぼ逆U字形の2つ
のスリット間をほぼU字形の1つのスリットにより連結
した一連のガイドスリット61を形成し、その2つの上
死点及び中央の下死点近傍に案内コマ81,83,82
をそれぞれ配置したものである。また、中央の案内コマ
82は、その上方に取付けたソレノイド等の案内コマ駆
動部材13,14の選択的な操作により、予め左側また
は右側に回動させておくことができるようになってい
る。
【0024】この動作を説明すると、隣合う槽の間では
第1実施例と同様の動作により電極103を移動させる
ことが可能であり、いま、例えば電極103が槽111
から槽112まで移動してアーム7が中央の案内コマ8
2の直下にあるとする。この状態でエアシリンダ5を再
び動作させ、そのロッド5Aを伸長及び収縮させれば、
図6の案内コマ82の状態では、アーム7は案内コマ8
3側へとガイドスリット61内を移動していき、最終的
には残りの槽113内に下降することになる。ここで、
アーム7が中央の案内コマ82の直下にある時に左側の
案内コマ駆動部材13を動作させ、一点鎖線で示すよう
に中央の案内コマ82を反時計方向に回動させれば、ア
ーム7が上方へ移動した際に再び左上方の案内コマ81
方向へ案内されるため、最終的には電極103を再び左
端の槽111に戻すことができる。
【0025】このように、本実施例によれば、案内コマ
駆動部材13,14の選択的な操作によって任意の複数
槽間で電極103を移動させることができる。なお、ガ
イドスリット61を更に延長して4槽以上の間で電極1
03を移動させることも同一の原理により可能である。
【0026】図7は本発明の第3実施例を示しており、
この実施例は、電極103を円周上で移動させるように
したものである。図において、15は円筒状のケーシン
グであり、その内部にはエアシリンダ5がロッド5Aを
上方に向けて設置されている。なお、このエアシリンダ
5はロッド5Aが矢印方向に回動可能である。ケーシン
グ15の周面には、正面から見て逆U字形のガイドスリ
ット62が形成されており、このスリット62を貫通す
るアーム7の一端がロッド5Aの上端部に固定されてい
る。そして、アーム7の他端には電極ホルダ103Aを
介して電極103が保持されている。ここで、ガイドス
リット62の上死点付近に設けられる案内コマは便宜
上、図示されていない。
【0027】この実施例では、ロッド5Aの伸縮によ
り、アーム7がガイドスリット62の形状に従ってロッ
ド5Aを中心とする円周方向に移動する。これにより、
ケーシング15の周囲に配置された2つの槽(図示せ
ず)の間で電極103を移動させることができる。ま
た、図6のようにガイドスリット62を更に延長して波
形とし、3以上の複数槽間で電極103を移動させるこ
とも可能である。この実施例によれば、アーム7の左右
方向の移動をロッド5Aが回動可能なエアシリンダ5に
より担保し、第1または第2実施例のようにエアシリン
ダ5を水平方向に移動させる必要がないので、その移動
のためのガイド部材が不要になり、構造を一層簡略化す
ることができる。
【0028】上記各実施例では、電極103の駆動源と
してエアシリンダ5を用いた場合を説明したが、駆動源
としてはアーム7を上下移動させ、しかもそれに伴う左
右方向の移動を可能にするものであれば、モータを用い
たラックピニオン機構やリニアモータ等でも良い。ま
た、本発明は原理上、電極103のみならず各種物体の
移動装置に適用可能であり、その用途は水質測定装置に
何ら限定されず、例えばモータにより回転する撹拌棒を
移動させる撹拌器や、試薬注入用のチューブを移動させ
る試薬注入器等に適用しても良い。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電極等の
物体を保持したアームを、駆動源によりガイドスリット
内で上下移動させ、また、ガイドスリットからの反力に
よるアームの左右方向の移動を許容するように上記駆動
源を構成したため、単一の駆動源を用いて平面的に異な
る複数の位置間で物体を移動させることができる。この
ため、複数の駆動源が必要である従来の移動装置に比
べ、駆動源やその支持手段、制御手段が簡略化され、部
品数の減少による装置全体の小形軽量化、低コスト化が
可能になる。
【0030】同時に、駆動源を制御するためにアームの
位置検出を行う必要がないため、位置検出器も原則とし
て不要であり、制御回路等も簡単になって一層の低コス
ト化、構造の簡略化に寄与することができる。また、停
電時にはアームが常にガイドスリットの下死点に復帰す
るような構成にすることにより、停電対策上も面倒がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す正面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】第1実施例におけるエアの配管構成図である。
【図4】第1実施例の動作を示す要部の説明図である。
【図5】第1実施例の動作を示す要部の説明図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す正面図である。
【図7】本発明の第3実施例を示す正面図である。
【図8】従来の技術の主要部を示す説明図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 前面パネル 2A スリット上部端片 3,4 ガイド部材 5 エアシリンダ 5A ロッド 5B,5C 給気口 6,61,62 ガイドスリット 7 アーム 8,81,82,83 案内コマ 8A 回動中心軸 801,802 斜辺 803,804 ストッパ 9 コイルバネ 10A,10B リミットスイッチ 11 測定槽 12 洗浄校正槽 111,112,113 槽 13,14 案内コマ駆動部材 15 ケーシング 103 電極 103A 電極ホルダ 114 電磁弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームを介して保持された物体を、複数
    の異なる平面位置の間で移動させる物体移動装置におい
    て、 アームが貫通し、かつ、異なる平面位置に配置された少
    なくとも2つの下死点とこれらの間の1つの上死点とを
    有するガイドスリットと、 何れかの下死点にあるアームをガイドスリットに沿って
    上方へ移動させ、かつ、上死点にあるアームをガイドス
    リットに沿って下降させると共に、この上下移動に伴っ
    てアームを左右方向に移動させる単一の駆動源と、 ガイドスリットの上死点近傍に配置され、上死点から下
    降したアームに従動して移動元である下死点とは異なる
    下死点側にアームを案内する案内部材と、 を備えたことを特徴とする物体移動装置。
JP20842692A 1992-07-13 1992-07-13 物体移動装置 Pending JPH0634773A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5953784A (en) * 1995-08-01 1999-09-21 Kao Corporation Cleaning cloth and cleaning apparatus

Cited By (2)

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