JPH063477B2 - 液晶表示素子の検査方法 - Google Patents

液晶表示素子の検査方法

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JPH063477B2
JPH063477B2 JP59182049A JP18204984A JPH063477B2 JP H063477 B2 JPH063477 B2 JP H063477B2 JP 59182049 A JP59182049 A JP 59182049A JP 18204984 A JP18204984 A JP 18204984A JP H063477 B2 JPH063477 B2 JP H063477B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶表示素子、特にセルがマトリックス状に
配列された液晶表示素子の電極の断線と互いに隣接する
電極間の短絡とを能率良く検出する液晶表示素子の検査
方法に関する。
〔従来の技術〕
第8図は、従来の液晶表示素子の検査方法を示す模式図
である。
従来の液晶表示素子の検査方法は、第8図に示す如く液
晶を介して第1の基板の表面に形成された電極X1,電極
X2,電極X3,・・・,電極Xmを短絡した短絡板1に一極
を接続した導通装置2の他極を第2の基板の電極Y1,電
極Y2,電極Y3,・・・,電極Ynに順次1本ずづ接触して
極性が反転するパルス電圧を印加し、電極X1,電極X2
電極X3,・・・,電極Xmとこれらの電極とそれぞれ交叉
する電極Y1,電極Y2,電極Y3,・・・,電極Ynの交点で
ある総数m×nからなるセルの色変化の程度を肉眼で判
断し、電極の断線と電極間の短絡とを検出するものであ
った。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述した従来の液晶表面素子の検査方法は、第1の基板
及び第2の基板のそれぞれの電極数が多い液晶表面素子
では多くの工数が必要となる問題があった。
本発明は、このような問題を解消するためになかれたも
のであって、その目的は液晶表面素子の電極の断線と難
いに隣接する電極間の短絡とを能率良く検出する液晶表
面素子の検査方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記の目的は、第1図に示すように第1の基板表面の互
いに隔離且つ絶縁された複数の線状の電極X1,電極X2
電極X3,・・・,電極Xmと、第2の基板表面の互いに隔
離且つ絶縁された複数の電極Y1,電極Y2,電極Y3,・・
・,電極Ynとが液晶を介して互いに交叉してなる液晶表
示素子の検査方法において、第1の基板の電極X1,電極
X2,電極X3,・・・,電極Xmを一つおきに接続してX-1
端子を構成するとともに残りの電極を接続してX-2端子
を構成し、かつ第2の基板の電極Y1,電極Y2,電極Y3
・・・,電極Ynを一つおきに接続してY-1端子を構成す
るとともに残りの電極を接続してY-2端子を構成し、X-1
端子又はX-2端子とY-1端子又はY-2端子との間に液晶表
示素子のしきい値電圧より大なる実効電圧を印加し、第
1の基板の電極X1,電極X2,電極X3,・・・,電極X
mと、第2の基板の電極Y1,電極Y2,電極Y3,・・・,
電極Ynとの交点であるセルの色変化の程度によりそれぞ
れの電極の断線及び互いに隣接する電極間の短絡とを検
出することを特徴とする液晶表示素子の検査方法で達成
される。
〔作用〕
本発明の液晶表示素子の検査方法は、第1の基板の電極
X1,電極X2,電極X3,・・・,電極Xmを一つおきに接続
してなるX-1端子又は残りの電極を接続してなるX-2端子
と第2の基板の電極Y1,電極Y2,電極Y3,・・・,電極
Ynを一つおきに接続してなるY-1端子又は残りの電極を
接続してなるY-2端子との間に液晶表示素子のしきい値
電圧より大なる実効電圧を印加し、それぞれのセルの色
変化の程度により電極の断線と電極間の短絡とを検出す
るように構成している。
例えば、電極X1,電極X3,・・・を接続してなるX-1端
子と電極Y1,電極Y3,・・・を接続してなるY-1端子と
の間にしきい値電圧より大なる実効電圧Vを印加する
と、電極X1,電極X3,・・・と電極Y1,電極Y3,・・・
が交叉してなるセル(選択セル)には実効電圧Vの全電
圧が印加されるために、選択セルは透明状態から非透明
な黒点となり大きく色変化する(第4図参照)。
また、電極X1,電極X3,・・・と電極Y2,電極Y4,・・
・とが交叉してなるセル(半選択セル)と電極X2,電極
X4,・・・と電極Y2,電極Y4,・・・とが交叉してなる
セル(非選択セル)と、電極X2,電極X4,・・・と電極
Y1,電極Y3,・・・とが交叉してなるセルには実効電圧
Vの1/3の電圧がそれぞれ印加されるから、半選択セル
と非選択セルとは透明状態から半透明なグレー点となっ
て僅かな色変化に留まる。
したがって、X-1端子とY-1端子との間にしきい値電圧よ
り大なる実効電圧Vを印加した際に、全ての選択セルが
透明状態から非透明な黒点となるとともに、全ての半選
択セルと全ての非選択セルが透明状態から半透明なグレ
ー点となれば、この液晶表示素子の電極にも断線もなく
また電極間の短絡がないと判定される。
なお、液晶表示素子のセルは、セルを構成する二本の電
極への電圧の印加状態で選択セル、半選択セル、非選択
セルの何れか一つの状態となり、二本の電極に電圧が印
加されるセルが選択セル、二本の電極の何れか一方の電
極だけに電圧が印加されるセルが半選択セル、何れの電
極にも電圧が印加されないセルが非選択セルである。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例を説明するための液晶表示素子
の等価回路図である。
液晶表示素子は、それぞれが直線状をしたX電極、すな
わち電極X1,電極X2,電極X3,・・・,電極Xmを有する
第1の基板と、それぞれが直線状をしたY電極、すなわ
ち電極Y1,電極Y2,電極Y3,・・・,電極Ynを有する第
2の基板から構成されているものとする。
そして、第1の基板のX電極の奇数番号の電極である電
極X1,電極X3,・・・を接続してX-1端子とするととも
にX電極の偶数番号の電極である電極X2,電極X4,・・
・を接続してX-2端子とし、また第2の基板のY電極の
奇数番号の電極である電極Y1,電極Y3,・・・を接続し
てY-1端子とすると共にY電極の偶数番号の電極である
電極Y2,電極Y4,・・・を接続してY-2端子とする。
液晶表示素子の総数m×nのセル、すなわち第1の基板
の電極X1,電極X2,電極X3,・・・,電極Xmと第2の基
板の電極Y1,電極Y2,電極Y3,・・・,電極Ynのそれぞ
れの交点であるそれぞれのセルのインピーダンスを、Z1
-1、Z2-2、Z2-1・・・Zm-nとすると、液晶表示素子の電
気的な回路は第1図のようになる。
かかる液晶表示素子において、例えば、X-1端子とY-1端
子との間に電圧Vを印加すると液晶表示素子の全てのセ
ルは、それぞれ電圧Vの印加状態により選択セル、半選
択セル、非選択セルの何れかの状態となる。
例えば、第2図に示すようにX-1端子を構成する一つの
電極である電極X1とY-1端子を構成する一つの電極であ
る電極Y1とが交叉して形成されるインピーダンスZ1-1
有するセル(選択セル)には如上の電圧Vの全電圧が印
加されるが、電極X1と電極Y2とが交叉して形成されるイ
ンピーダンスZ1-2を有するセル(半選択セル)と、電極
X2と電極Y2とが交叉して形成されるインピーダンスZ2-2
を有するセル(非選択セル)と、電極X2と電極Y1とが交
叉して形成されるインピーダンスZ2-1を有するセル(半
選択セル)とはそれぞれが直列に連結してX-1端子とY-1
端子とに接続するから、それぞれのセルには上記電圧V
の1/3の電圧が印加されることとなる。
なお、上述の説明は、全てのセルは同一のインピーダン
スを有し、かつそれぞれの電極の線路インピーダンスは
セルのインピーダンスと比較して無視できる程度に小さ
いと仮定して行なった。
本発明の液晶表示素子の検査方法は、如上のような原理
を利用して、その電極の断線と互いに隣接するそれぞれ
の電極間の短絡とを検査するものである。
第3図は、液晶表示素子の電極の接続を示すもので、X
電極とY電極のそれぞれを交互に奇数又は偶数ごとに、
交互に接続して電圧Vを印加して検査を行い、検査終了
後はa線で切断することにより簡単に液晶表示素子が検
査できることを示している。
第4図は、液晶表示素子の電極に印加された実効電圧と
セルの光の反射率との関係であって、図においてセルの
反射率が90%(透明なセルが半透明状態のグレー点)に
なる実効電圧がいきい値電圧V1、セルの反射率が10%
(透明なセルが非透明状態の黒点)になる実効電圧が飽
和電圧V2である。
そして、X-1端子とY-1端子に3V1〜3V2の間の電圧V
を印加することにより、液晶表示素子のそれぞれ電極の
断線と電極間の短絡を一回の電圧印加で検出できること
となる。
すなわち、X-1端子とY-1端子に印加する電圧Vを印加す
ると、この液晶表示素子の電極に断線と互いに隣接する
電極間に短絡がなければ電圧Vの全電圧が印加される全
ての選択セルは、透明状態から黒点に、また電圧Vの1/
3の電圧がそれぞれ印加される全ての半選択セルと全て
の非選択セルは、透明状態からグレー点となる。
また、液晶表示素子の電極に断線が存在したり互いに隣
接する電極間に短絡があると選択セルにグレー点となる
ものや半選択セルと非選択セルのなかに黒点となったり
透明な状態に留まるものが点在することとなる。
第5図は、第1の基板の電極が電極X1,電極X2,電極
X3,電極X4と第2の基板の電極が電極Y1,電極Y2,電極
Y3,電極Y4から構成されて、それぞれの電極に断線もな
く然も電極間に短絡がない液晶表示素子のX-1端子(電
極X1,電極X3)とY-1端子(電極Y1,電極Y3)とに電圧
Vを印加した場合のそれぞれのセルの色変化の程度を示
すものであって、選択セルA、C、I、Kは黒点に、半
選択セルB、D、E、G、J L、M、Pと非選択セル
F、H、N、Qはグレー点となっている状態を示すもの
である。
第6図は、電極に断線がまた互いに隣接する電極間に短
絡のある液晶表示素子のセルの色変化の程度を示すもの
であって、例えば、半選択セルJを形成するX電極(例
えば電極X1)と選択セルIを形成するX電極(例えば電
極X2)とが短絡し、またX電極、例えば電極X3が選択セ
ルKと半選択セルGとの間で断線しているとすると、
A、B、C、I、Kのセルが黒点となり、そして電圧が
全く印加されないK、Pのセルの色の変化はなく、その
他のセルはグレー点となる。
第7図はY電極の電極Y2が半選択セルGと非選択セルH
との間で断線しているとすると、セルHには電圧は全く
印加されることがないので色の変化はない。
以上のように、電極の異常がセルの色の変化として現れ
ることにより、液晶表示素子を一度の電圧印加で検査す
ることが可能となる。
なお、本発明の液晶表示素子の検査方法は、電極X1,電
極X2,電極X3,・・・,電極Xmの奇数番号の電極若しく
は偶数番号の電極のみを接続してX-1端子又はX-2端子を
構成するとともに、電極Y1,電極Y2,電極Y3,・・・,
電極Ynの奇数番号の電極のみ若しくは複数番号の電極の
みを接続してY-1端子又はY-2端子を構成し、X-1端子又
はX-2端子とY-1端子又はY-2端子との間に電圧Vを印加
して行なうことも可能である。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように本発明の液晶表示装置の検査
方法を採用することにより、液晶表示素子の検査を能率
良く行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である液晶表示素子の等価回
路図、 第2図は第一図の等価回路図、 第3図は液晶表示素子の検査をする際の接続図、第4図
は液晶表示装置の実効電圧と反射率を説明するための
図、 第5図、第6図、第7図は、本発明の実施例を説明する
ための表示セルの模式図、 第8図は、従来の液晶表示パネルの検査を説明するため
の平面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の基板表面の互いに離隔且つ絶縁され
    た複数の線状の電極X1,電極X2,電極X3,・・・,電極
    Xmと、第2の基板表面の互いに離隔且つ絶縁された複数
    の電極Y1,電極Y2,電極Y3,・・・,電極Ynとが液晶を
    介して互いに交叉してなる液晶表示素子の検査方法にお
    いて、 前記第1の基板の電極X1,電極X2,電極X3,・・・,電
    極Xmを一つおきに接続してX-1端子を構成するとともに
    残りの電極を接続してX-2端子を構成し、かつ第2の基
    板の電極Y1,電極Y2,電極Y3,・・・,電極Ynを一つお
    きに接続してY-1端子を構成するとともに残りの電極を
    接続してY-2端子を構成し、 前記X-1端子又は前記X-2端子と前記Y-1端子又は前記Y-2
    端子との間に液晶表示素子のしきい値電圧より大なる実
    効電圧を印加し、前記第1の基板の電極X1,電極X2,電
    極X3,・・・,電極Xmと前記第2の基板の電極Y1,電極
    Y2,電極Y3,・・・,電極Ynとの交点であるセルの色変
    化の程度によりそれぞれの電極の断線及び互いに隣接す
    る電極間の短絡とを検出することを特徴とする液晶表示
    素子の検査方法。
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