JPH06347837A - 光制御デバイスとその製造方法 - Google Patents
光制御デバイスとその製造方法Info
- Publication number
- JPH06347837A JPH06347837A JP5136349A JP13634993A JPH06347837A JP H06347837 A JPH06347837 A JP H06347837A JP 5136349 A JP5136349 A JP 5136349A JP 13634993 A JP13634993 A JP 13634993A JP H06347837 A JPH06347837 A JP H06347837A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crystal substrate
- linbo
- optical
- control device
- optical waveguide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 18
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 84
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 65
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims abstract description 59
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 12
- 229910013641 LiNbO 3 Inorganic materials 0.000 claims description 44
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 11
- 230000005693 optoelectronics Effects 0.000 claims description 8
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 4
- 230000005684 electric field Effects 0.000 abstract description 14
- 229910052744 lithium Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N Lithium Chemical compound [Li] WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 229910003327 LiNbO3 Inorganic materials 0.000 abstract 5
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000031700 light absorption Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000001427 coherent effect Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 238000001459 lithography Methods 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 2
- 238000012827 research and development Methods 0.000 description 2
- 229910018072 Al 2 O 3 Inorganic materials 0.000 description 1
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical group [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000008033 biological extinction Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 229920001940 conductive polymer Polymers 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- GQYHUHYESMUTHG-UHFFFAOYSA-N lithium niobate Chemical compound [Li+].[O-][Nb](=O)=O GQYHUHYESMUTHG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 229910052814 silicon oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基板表面に導波光の電界を集中させることに
より低電圧な光制御デバイスとその製造方法を提供する
ことにある。 【構成】 光導波路2a,2bが形成される領域のLi
NbO3 結晶1の組成が光導波路2a,2bが形成され
ない領域のLiNbO3 結晶基板1の組成と異なり、光
導波路2a,2bが形成される領域のLiNbO3 結晶
1の組成が光導波路2a,2bが形成されない領域のL
iNbO3 結晶基板1に比して、Liが多いか、または
Nbが少ない。リチウム(Li)雰囲気中においてLi
NbO3 結晶基板1を熱処理することにより、Liを結
晶基板1に拡散する。
より低電圧な光制御デバイスとその製造方法を提供する
ことにある。 【構成】 光導波路2a,2bが形成される領域のLi
NbO3 結晶1の組成が光導波路2a,2bが形成され
ない領域のLiNbO3 結晶基板1の組成と異なり、光
導波路2a,2bが形成される領域のLiNbO3 結晶
1の組成が光導波路2a,2bが形成されない領域のL
iNbO3 結晶基板1に比して、Liが多いか、または
Nbが少ない。リチウム(Li)雰囲気中においてLi
NbO3 結晶基板1を熱処理することにより、Liを結
晶基板1に拡散する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光波の変調、光路切り替
えを行う光制御デバイスに関し、特にLiNbO3 電気
光学結晶基板に形成された光導波路を用いて制御を行う
導波型光制御デバイスとその製造方法に関するものであ
る。
えを行う光制御デバイスに関し、特にLiNbO3 電気
光学結晶基板に形成された光導波路を用いて制御を行う
導波型光制御デバイスとその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光通信システムの実用化に伴い、更に大
容量で多機能の高度なシステムが求められており、より
高速の光信号の発生や光伝送路の切り替え、交換等の新
たな機能の付加が必要とされている。現在の実用システ
ムでは光信号は直接半導体レーザや発光ダイオードの注
入電流を変調することによって得られているが、直接変
調では緩和振動等の効果のため数GHz以上の高速変調
が難しいこと、波長変動が発生するためコヒーレント光
伝送方式には適用が難しい等の欠点がある。これを解決
する手段としては、外部変調器を使用する方法があり、
特に電気光学結晶基板中に形成された光導波路により構
成される導波型の光変調器は小型、高効率、高速という
特徴がある。
容量で多機能の高度なシステムが求められており、より
高速の光信号の発生や光伝送路の切り替え、交換等の新
たな機能の付加が必要とされている。現在の実用システ
ムでは光信号は直接半導体レーザや発光ダイオードの注
入電流を変調することによって得られているが、直接変
調では緩和振動等の効果のため数GHz以上の高速変調
が難しいこと、波長変動が発生するためコヒーレント光
伝送方式には適用が難しい等の欠点がある。これを解決
する手段としては、外部変調器を使用する方法があり、
特に電気光学結晶基板中に形成された光導波路により構
成される導波型の光変調器は小型、高効率、高速という
特徴がある。
【0003】一方、光伝送路の切り替えやネットワーク
の交換機能を得る手段としては、光スイッチが使用され
ている。現在実用化されている光スイッチはプリズム、
ミラー、ファイバ等を機械的に移動させて光路を切り替
えるものであり、低速であること、形状が大きくマトリ
クス化に不適等の欠点がある。これを解決する手段とし
て、光導波路を用いた導波型の光スイッチの開発が進め
られており、この光スイッチは高速、多素子の集積化が
可能、高信頼等の特徴がある。特にニオブ酸リチウム
(LiNbO3 )結晶等の強誘電体材料を用いたもの
は、光吸収が小さく低損失であること、大きな電気光学
効果を有しているため高効率である等の特徴があり、方
向性結合器型光変調器あるいは光スイッチ、マッハツェ
ンダ型光変調器、バランスブリッジ型光変調器あるいは
光スイッチ、全反射型光スイッチ等の種々の方式の光制
御デバイスが報告されている。
の交換機能を得る手段としては、光スイッチが使用され
ている。現在実用化されている光スイッチはプリズム、
ミラー、ファイバ等を機械的に移動させて光路を切り替
えるものであり、低速であること、形状が大きくマトリ
クス化に不適等の欠点がある。これを解決する手段とし
て、光導波路を用いた導波型の光スイッチの開発が進め
られており、この光スイッチは高速、多素子の集積化が
可能、高信頼等の特徴がある。特にニオブ酸リチウム
(LiNbO3 )結晶等の強誘電体材料を用いたもの
は、光吸収が小さく低損失であること、大きな電気光学
効果を有しているため高効率である等の特徴があり、方
向性結合器型光変調器あるいは光スイッチ、マッハツェ
ンダ型光変調器、バランスブリッジ型光変調器あるいは
光スイッチ、全反射型光スイッチ等の種々の方式の光制
御デバイスが報告されている。
【0004】近年、LiNbO3 電気光学結晶基板中に
形成された方向性結合器を用いた導波路型光スイッチの
高密度集積化の研究開発が盛んに行われており、西本裕
らの文献、電子情報通信学会0QE88−147によれ
ば、Z板のLiNbO3 基板を用いて方向性結合器型光
スイッチを64素子集積した8×8マトリクス光スイッ
チを得ている。一方、外部光変調器のような単一の光ス
イッチ素子からなるデバイスの研究開発も盛んに進めら
れている。
形成された方向性結合器を用いた導波路型光スイッチの
高密度集積化の研究開発が盛んに行われており、西本裕
らの文献、電子情報通信学会0QE88−147によれ
ば、Z板のLiNbO3 基板を用いて方向性結合器型光
スイッチを64素子集積した8×8マトリクス光スイッ
チを得ている。一方、外部光変調器のような単一の光ス
イッチ素子からなるデバイスの研究開発も盛んに進めら
れている。
【0005】このような光導波路デバイスの特性項目に
は、スイッチング電圧(電力)、クロストーク、消光
比、損失、切り替え速度、強度及び位相変調周波数帯
域、動作の安定性などがある。
は、スイッチング電圧(電力)、クロストーク、消光
比、損失、切り替え速度、強度及び位相変調周波数帯
域、動作の安定性などがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した特性項目の中
でも、駆動電圧の低減は最も重要な課題である。ここで
従来の技術を図を用いて説明する。図5はLiNbO3
電気光学結晶基板1に形成された2本の光導波路2a,
2bからなる方向性結合器を用いた導波型光制御デバイ
スの構造を示す断面図である。バッファ層3は、導波光
を制御するための外部制御信号が印加される金属電極4
a,4bによる光の吸収を防ぐための光学的バッファ層
として用いられ、金属電極4a,4bは通常は高速動作
が行えるように体積抵抗率の小さいものが用いられる。
光導波路2a,2bは電気光学定数を劣化させないこと
が知られている。光導波路は、チタン(Ti)を950
℃から1100℃程度の高温雰囲気中でLiNbO3 電
気光学結晶基板1に拡張することで得られる。Tiを熱
拡散した領域のLiNbO3 電気光学結晶基板1の屈折
率の上昇は0.01程度であることが知られている。光
制御デバイスにおいて、外部からの電極への印加により
結晶基板中に発生する電界と導波光の電界との重ね合わ
せが大きいほど駆動電圧は低くなる。従って、低電圧化
を実現するには光導波路2a,2bのLiNbO3 電気
光学結晶基板1の垂直方向における導波光の閉じ込めを
強くし、つまり光導波路2a,2bとLiNbO3 電気
光学結晶基板1と屈折率差の基板表面に導波光の電界を
集中させることが必要であるが、従来のTiを熱拡散し
た光導波路では前述したように改善は困難である。一
方、LiNbO3 電気光学結晶基板1のLiとプロトン
との交換による光導波路は大きい屈折率差が得られるこ
とが知られているが、電気光学定数が大幅に劣化するた
め、低電圧化を実現することが困難である。
でも、駆動電圧の低減は最も重要な課題である。ここで
従来の技術を図を用いて説明する。図5はLiNbO3
電気光学結晶基板1に形成された2本の光導波路2a,
2bからなる方向性結合器を用いた導波型光制御デバイ
スの構造を示す断面図である。バッファ層3は、導波光
を制御するための外部制御信号が印加される金属電極4
a,4bによる光の吸収を防ぐための光学的バッファ層
として用いられ、金属電極4a,4bは通常は高速動作
が行えるように体積抵抗率の小さいものが用いられる。
光導波路2a,2bは電気光学定数を劣化させないこと
が知られている。光導波路は、チタン(Ti)を950
℃から1100℃程度の高温雰囲気中でLiNbO3 電
気光学結晶基板1に拡張することで得られる。Tiを熱
拡散した領域のLiNbO3 電気光学結晶基板1の屈折
率の上昇は0.01程度であることが知られている。光
制御デバイスにおいて、外部からの電極への印加により
結晶基板中に発生する電界と導波光の電界との重ね合わ
せが大きいほど駆動電圧は低くなる。従って、低電圧化
を実現するには光導波路2a,2bのLiNbO3 電気
光学結晶基板1の垂直方向における導波光の閉じ込めを
強くし、つまり光導波路2a,2bとLiNbO3 電気
光学結晶基板1と屈折率差の基板表面に導波光の電界を
集中させることが必要であるが、従来のTiを熱拡散し
た光導波路では前述したように改善は困難である。一
方、LiNbO3 電気光学結晶基板1のLiとプロトン
との交換による光導波路は大きい屈折率差が得られるこ
とが知られているが、電気光学定数が大幅に劣化するた
め、低電圧化を実現することが困難である。
【0007】本発明の目的は、基板表面に導波光の電界
を集中させることにより低電圧な光制御デバイスとその
製造方法を提供することにある。
を集中させることにより低電圧な光制御デバイスとその
製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気光学効果
を有するLiNbO3 結晶基板に形成された光導波路と
前記光導波路の近傍に形成された電極とからなる光制御
デバイスにおいて、前記光導波路が形成される領域のL
iNbO3 結晶基板の屈折率が、光導波路が形成されな
い領域のLiNbO3 結晶基板の屈折率より大きいこと
を特徴とする。
を有するLiNbO3 結晶基板に形成された光導波路と
前記光導波路の近傍に形成された電極とからなる光制御
デバイスにおいて、前記光導波路が形成される領域のL
iNbO3 結晶基板の屈折率が、光導波路が形成されな
い領域のLiNbO3 結晶基板の屈折率より大きいこと
を特徴とする。
【0009】本発明の光制御デバイスの製造方法は、電
気光学効果を有するLiNbO3 結晶基板をLi雰囲気
中において熱処理することにより、LiNbO3 結晶基
板にLiを拡散するとともに、LiNbO3 結晶基板の
Nbを外拡散する工程と、前記LiNbO3 基板の表面
にTiのパターンを形成する工程と、前記Tiの熱拡散
により光導波路を形成する工程と、を含むことを特徴と
する。
気光学効果を有するLiNbO3 結晶基板をLi雰囲気
中において熱処理することにより、LiNbO3 結晶基
板にLiを拡散するとともに、LiNbO3 結晶基板の
Nbを外拡散する工程と、前記LiNbO3 基板の表面
にTiのパターンを形成する工程と、前記Tiの熱拡散
により光導波路を形成する工程と、を含むことを特徴と
する。
【0010】また本発明の光制御デバイスの製造方法
は、電気光学効果を有するLiNbO3 結晶基板の表面
に、Tiのパターンを形成する工程と、前記LiNbO
3 結晶基板をLi雰囲気中において熱処理することによ
り、LiNbO3 結晶基板にLiを拡散するとともに、
LiNbO3 結晶基板のNbを外拡散し、かつ前記Ti
の熱拡散により光導波路を形成する工程と、を含むこと
を特徴とする。
は、電気光学効果を有するLiNbO3 結晶基板の表面
に、Tiのパターンを形成する工程と、前記LiNbO
3 結晶基板をLi雰囲気中において熱処理することによ
り、LiNbO3 結晶基板にLiを拡散するとともに、
LiNbO3 結晶基板のNbを外拡散し、かつ前記Ti
の熱拡散により光導波路を形成する工程と、を含むこと
を特徴とする。
【0011】
【作用】本発明による光制御デバイスとその製造方法を
用いれば、低電圧で駆動できる光制御デバイスとその製
造方法が得られる。すなわち、本発明では光導波路に大
きな屈折率差を与えることができるため、基板表面に導
波光の電界を集中させることが可能となり、外部からの
電極への印加により結晶基板中に発生する電界と導波光
の電界との重ね合わせが大きくなる。従って、従来より
低い電圧での動作が得られる。
用いれば、低電圧で駆動できる光制御デバイスとその製
造方法が得られる。すなわち、本発明では光導波路に大
きな屈折率差を与えることができるため、基板表面に導
波光の電界を集中させることが可能となり、外部からの
電極への印加により結晶基板中に発生する電界と導波光
の電界との重ね合わせが大きくなる。従って、従来より
低い電圧での動作が得られる。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例に係わる光制御デ
バイスの構造を示す断面図である。
バイスの構造を示す断面図である。
【0014】図1の光制御デバイスは、2本の光導波路
2a,2bからなる光回路5と、光導波路2a,2bの
上にバッファ層3を介して電極4a,4b(以後、制御
電極と呼ぶ)が形成されている。なお、光回路5は方向
性結合器、マッハツェンダ型、バランスブリッジ型など
である。制御電極4a,4bは電気光学結晶基板1の上
にバッファ層3を介して形成されている。図1では、T
iの熱拡散により形成された光導波路2a,2bの周辺
LiNbO3 結晶基板1の屈折率が、Liの内拡散やN
bの外拡散などにより、バルクのLiNbO3 結晶基板
1より高くされている。従って、導波光の光導波路2
a,2bへの閉じ込めは図5に示した従来の光制御デバ
イスに比べて強く、基板表面に導波光の電界を集中させ
ることが可能となり、外部からの電極への印加により結
晶基板中に発生する電界と導波光の電界との重ね合わせ
が大きくなる。これにより、従来の光制御デバイスより
低い電圧での動作が得られる。
2a,2bからなる光回路5と、光導波路2a,2bの
上にバッファ層3を介して電極4a,4b(以後、制御
電極と呼ぶ)が形成されている。なお、光回路5は方向
性結合器、マッハツェンダ型、バランスブリッジ型など
である。制御電極4a,4bは電気光学結晶基板1の上
にバッファ層3を介して形成されている。図1では、T
iの熱拡散により形成された光導波路2a,2bの周辺
LiNbO3 結晶基板1の屈折率が、Liの内拡散やN
bの外拡散などにより、バルクのLiNbO3 結晶基板
1より高くされている。従って、導波光の光導波路2
a,2bへの閉じ込めは図5に示した従来の光制御デバ
イスに比べて強く、基板表面に導波光の電界を集中させ
ることが可能となり、外部からの電極への印加により結
晶基板中に発生する電界と導波光の電界との重ね合わせ
が大きくなる。これにより、従来の光制御デバイスより
低い電圧での動作が得られる。
【0015】なお、バッファ層3としては、SiO
2 系、Al2 O3 、MgF2 、SiON、Si3 N4 な
どが用いられ、電極4a,4bとしては、Au,Al,
Mo,ITO,WSi,ZnO系材料、導電性高分子な
どの各種の導電性物質が用いられる。なお、制御電極4
a,4bに光の吸収がなければ、バッファ層3を用いな
くともよい。
2 系、Al2 O3 、MgF2 、SiON、Si3 N4 な
どが用いられ、電極4a,4bとしては、Au,Al,
Mo,ITO,WSi,ZnO系材料、導電性高分子な
どの各種の導電性物質が用いられる。なお、制御電極4
a,4bに光の吸収がなければ、バッファ層3を用いな
くともよい。
【0016】図2は本発明が用いる特性図であり、Li
NbO3 結晶基板1の組成比と屈折率の関係を示したも
のである。LiNbO3 結晶基板1はLiの増加、ある
いはNbの減少により、屈折率は大きくなる。
NbO3 結晶基板1の組成比と屈折率の関係を示したも
のである。LiNbO3 結晶基板1はLiの増加、ある
いはNbの減少により、屈折率は大きくなる。
【0017】図3は本発明による光制御デバイスの製造
方法を示す工程図である。図3を参照して、製造方法を
説明する。
方法を示す工程図である。図3を参照して、製造方法を
説明する。
【0018】まず工程AでLiNbO3 結晶基板1をリ
チウム(Li)雰囲気中において熱処理することによ
り、LiNbO3 結晶基板1にLiを拡散するととも
に、LiNbO3 結晶基板1のNbを外拡散し、光導波
路を形成する領域のLiNbO3結晶基板1の屈折率の
上昇を得ている。次に工程Bで光導波路を形成する材料
であるTi層6を所望のパターンに通常のリソグラフィ
プロセスを用いて形成する。次に、Tiの熱拡散により
光導波路2a,2bを形成する(工程C)。次にバッフ
ァ層3を成膜し(工程D)、最後に電極4a,4bを形
成する(工程E)。
チウム(Li)雰囲気中において熱処理することによ
り、LiNbO3 結晶基板1にLiを拡散するととも
に、LiNbO3 結晶基板1のNbを外拡散し、光導波
路を形成する領域のLiNbO3結晶基板1の屈折率の
上昇を得ている。次に工程Bで光導波路を形成する材料
であるTi層6を所望のパターンに通常のリソグラフィ
プロセスを用いて形成する。次に、Tiの熱拡散により
光導波路2a,2bを形成する(工程C)。次にバッフ
ァ層3を成膜し(工程D)、最後に電極4a,4bを形
成する(工程E)。
【0019】図4は本発明による光制御デバイスの他の
製造方法を示す工程図である。この製造方法では、光導
波路を形成するTiの熱拡散の際にLi雰囲気を用い
る。
製造方法を示す工程図である。この製造方法では、光導
波路を形成するTiの熱拡散の際にLi雰囲気を用い
る。
【0020】まず工程Aで光導波路を形成する材料であ
るTi層6を所望のパターンに通常のリソグラフィプロ
セスを用いて形成する。次に工程BでLiNbO3 結晶
基板1をLi雰囲気中において熱処理することにより、
LiNbO3 結晶基板1にLiを拡散するとともに、L
iNbO3 結晶基板1のNbを外拡散し、Tiの熱拡散
により光導波路2a,2bを形成する。次にバッファ層
3を成膜し(工程C)、最後に電極4a,4bを形成す
る(工程D)。
るTi層6を所望のパターンに通常のリソグラフィプロ
セスを用いて形成する。次に工程BでLiNbO3 結晶
基板1をLi雰囲気中において熱処理することにより、
LiNbO3 結晶基板1にLiを拡散するとともに、L
iNbO3 結晶基板1のNbを外拡散し、Tiの熱拡散
により光導波路2a,2bを形成する。次にバッファ層
3を成膜し(工程C)、最後に電極4a,4bを形成す
る(工程D)。
【0021】この製造方法によれば、図3の製造方法と
同様に、光導波路を形成する領域のLiNbO3 結晶基
板1の屈折率の上昇を得ている。
同様に、光導波路を形成する領域のLiNbO3 結晶基
板1の屈折率の上昇を得ている。
【0022】
【発明の効果】本発明を用いれば、光導波路に大きな非
屈折率差を与えることができるため、基板表面に導波光
の電界を集中させることが可能となり、外部からの電極
への印加により結晶基板中に発生する電界と導波光の電
界との重ね合わせが大きくなる。従って、従来より低い
電圧での動作を得ることができる。
屈折率差を与えることができるため、基板表面に導波光
の電界を集中させることが可能となり、外部からの電極
への印加により結晶基板中に発生する電界と導波光の電
界との重ね合わせが大きくなる。従って、従来より低い
電圧での動作を得ることができる。
【図1】本発明の光制御デバイスの構造を示す断面図で
ある。
ある。
【図2】本発明が用いる特性図である。
【図3】本発明の光制御デバイスの製造方法の一例を示
す図である。
す図である。
【図4】本発明の光制御デバイスの製造方法の他の例を
示す図である。
示す図である。
【図5】従来の光制御デバイスの構造を示す断面図であ
る。
る。
1 LiNbO3 電気光学結晶基板 2a,2b 光導波路 3 バッファ層 4a,4b 電極 5 光回路 6 Ti層
Claims (5)
- 【請求項1】電気光学効果を有するLiNbO3 結晶基
板に形成された光導波路と前記光導波路の近傍に形成さ
れた電極とからなる光制御デバイスにおいて、 前記光導波路が形成される領域のLiNbO3 結晶基板
の屈折率が、光導波路が形成されない領域のLiNbO
3 結晶基板の屈折率より大きいことを特徴とする光制御
デバイス。 - 【請求項2】電気光学効果を有するLiNbO3 結晶基
板に形成された光導波路と前記光導波路の近傍に形成さ
れた電極とからなる光制御デバイスにおいて、 前記光導波路が形成される領域のLiNbO3 結晶基板
の組成が、光導波路が形成されない領域のLiNbO3
結晶基板の組成と異なることを特徴とする光制御デバイ
ス。 - 【請求項3】請求項2記載の光制御デバイスにおいて、 前記光導波路が形成される領域のLiNbO3 結晶基板
の組成が、光導波路が形成されない領域のLiNbO3
結晶基板に比して、Liが少ないか、またはNbが多い
ことを特徴とする光制御デバイス。 - 【請求項4】電気光学効果を有するLiNbO3 結晶基
板をLi雰囲気中において熱処理することにより、Li
NbO3 結晶基板にLiを拡散するとともに、LiNb
O3結晶基板のNbを外拡散する工程と、 前記LiNbO3 基板の表面にTiのパターンを形成す
る工程と、 前記Tiの熱拡散により光導波路を形成する工程と、を
含むことを特徴とする光制御デバイスの製造方法。 - 【請求項5】電気光学効果を有するLiNbO3 結晶基
板の表面に、Tiのパターンを形成する工程と、 前記LiNbO3 結晶基板をLi雰囲気中において熱処
理することにより、LiNbO3 結晶基板にLiを拡散
するとともに、LiNbO3 結晶基板のNbを外拡散
し、かつ前記Tiの熱拡散により光導波路を形成する工
程と、を含むことを特徴とする光制御デバイスの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5136349A JPH06347837A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 光制御デバイスとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5136349A JPH06347837A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 光制御デバイスとその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06347837A true JPH06347837A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15173119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5136349A Pending JPH06347837A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 光制御デバイスとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06347837A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03188423A (ja) * | 1989-12-18 | 1991-08-16 | Nec Corp | 光方向性結合器及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-06-08 JP JP5136349A patent/JPH06347837A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03188423A (ja) * | 1989-12-18 | 1991-08-16 | Nec Corp | 光方向性結合器及びその製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2555942B2 (ja) | 光制御デバイス | |
| JP2825056B2 (ja) | 光制御デバイス | |
| JPH07318986A (ja) | 導波路型光スイッチ | |
| JPH05196972A (ja) | 導波路型光方向性結合器 | |
| JP2932742B2 (ja) | 導波路型光デバイス | |
| JPH04172316A (ja) | 導波型光制御デバイス | |
| JPH0675195A (ja) | 光制御デバイス | |
| JPH06347837A (ja) | 光制御デバイスとその製造方法 | |
| JP2936792B2 (ja) | 導波路型光デバイス | |
| KR100207599B1 (ko) | 저전압 광스위치 및 그 제조방법 | |
| JPH01201609A (ja) | 光デバイス | |
| JPS6396626A (ja) | 導波型光制御素子 | |
| JPH05224245A (ja) | ハイブリッド光回路およびマトリクス光スイッチ | |
| JP4197316B2 (ja) | 光変調器 | |
| JP2730465B2 (ja) | 光制御デバイスとその製造方法 | |
| JPH06222403A (ja) | 方向性結合形光導波路 | |
| JP2503880B2 (ja) | 光制御デバイスの製造方法 | |
| JP2606552B2 (ja) | 光制御デバイス | |
| JPH06347839A (ja) | 光制御デバイス | |
| JP2809112B2 (ja) | 光制御デバイスとその製造方法 | |
| JPH07168042A (ja) | 光制御デバイスおよびその製造方法 | |
| JPH07294759A (ja) | 光制御デバイス及びその製造方法 | |
| JPH09159979A (ja) | 導波路型光変調器 | |
| JPH06281897A (ja) | 光強度変調器 | |
| JP2707876B2 (ja) | 導波路型光スイッチ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19960507 |