JPH0634851U - 液噴射ノズル - Google Patents

液噴射ノズル

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JPH0634851U
JPH0634851U JP7165392U JP7165392U JPH0634851U JP H0634851 U JPH0634851 U JP H0634851U JP 7165392 U JP7165392 U JP 7165392U JP 7165392 U JP7165392 U JP 7165392U JP H0634851 U JPH0634851 U JP H0634851U
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洋二 藤本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 矩形状の噴霧パターンを実現できるようにす
る。 【構成】 ノズル本体の一端の液入口より他端の液噴射
口近傍にかけて、中心軸線に沿って、同一断面積の液通
路を形成する。液通路の液噴射口側に連続して先端に向
かって縮小する圧縮液通路を形成する。圧縮液通路と液
通路との境界部分に中心軸線と直交する方向にデフレク
タを取り付ける。液通路より流入する液をデフレクタと
衝突させて外側へと分流させ、分流させた液を圧縮液通
路の先端側に形成した液噴射口で衝突させて噴射する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、噴霧パターンが厚さ方向に広いと共に幅方向に流量分布が均一な充 矩形状噴霧となる液噴射ノズルに関し、特に、連続鋳造装置における二次冷却帯 での鋳片の冷却用ノズルとして好適に用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】
上記連続鋳造装置の二次冷却帯では、図10に示すようにガイドロールRの間 に冷却ノズルNを配置し、連続的に引き出される鋳片Sに対して冷却水を噴射し ている。上記冷却ノズルNより噴射される冷却水は鋳片Sの全面に均等に噴射す る必要があり、よって、図11(A)の矢印で示す鋳片Sの流れ方向に直交する鋳 片Sの幅方向Wに複数の冷却ノズルNを所定間隔をあけて配置している。
【0003】 この種の鋳片冷却用のノズルNとして、従来、普通扇形ノズルあるいは楕円吹 きノズルが用いられている。 上記普通扇形ノズルとしては、例えば、図12に示すノズルNが提供されてお り、該ノズルNはノズル本体1の液入口側に軸芯に沿って貫通した絞り2を有す る中子3を取り付け、絞り2を通した液体をノズル本体1の軸線に沿って形成し た液通路4を通した後、砲弾形状の液出口5より噴射させている。(実公昭61 −43555号) 一方、楕円吹きノズルとしては、例えば、図13に示すノズルN'が提供され ており、該ノズルN'はノズル本体1'の液入口側にX形の液通路を有するX形ワ ーラー3'を取り付け、該X形ワーラー3'を通過させて流入液を旋回させた後、 液通路4'を経て液出口5'より噴射させている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記普通扇形ノズルは、一般に図14に一点鎖線で示すように、噴霧パターン の厚さ方向Tが薄く、上記図12に示すノズルNにおいても、液入口側の絞り2 で絞られた液は液通路4を通過している間に比較的整流状態で流れ、よって、液 出口5より噴射される噴霧パターンの厚さ方向Tが薄くなる欠点が解消されてい ない。 このように厚さ方向が薄いと、鋳片冷却用ノズルとして用いる場合は隣接する ガイドロールの間から噴射するという制約があるため、図11(A)に示すように 、鋳片流れ方向T'で隣接する冷却ノズルにより冷却されない箇所Pが発生し、 断続冷却となるため、均一に冷却できない問題があった。
【0005】 一方、図12に示すような楕円吹きノズルN'は、図14で二点鎖線で示すよ うに、噴霧パターンの厚さ方向は中央部で広いが幅方向Wの両側部で狭くなり、 幅方向Wにおいて流量分布の均一性が欠けるため、上記扇形ノズルと同様に均一 に冷却できない問題があった。 この問題を解決するために、図11(B)に示すように幅方向Wに冷却ノズルの 噴霧パターンの一部をラップさせるように配列する必要があるが、ノズルの設置 個数が増加し、スペース的に配置できない場合がある。 さらに、この種の楕円吹きノズルは、通常、ノズル本体の内部にX型ワーラー 3'を取り付けているため、ノズル内部での圧損が発生し、そのため、噴霧の打 力が弱く、粒子径が大きくなり、効率が悪くなる欠点もあった。
【0006】 上記のように従来の扇形ノズルは厚さ方向が薄い欠点があり、楕円吹きノズル は幅方向に流量分布が均一でない欠点がある。 上記鋳片冷却用を含め、各種の搬送される対象物を冷却するノズルでは、その 噴霧パターンが、図14において実線で示すように、厚さ方向Tが広く、かつ、 幅方向Wで流量分布が均一な充矩形状であると、冷却対象物全体を均一に冷却す ることが出来るため好ましい。しかしながら、上記の如く、従来用いられている ノズルでは上記要求を満たすことが出来なかった。
【0007】 本考案は、上記充矩形状の噴霧パターンを実現できると共に、噴霧パターンの 厚さTと幅Wとの関係を簡単に調整できるようにし、各種冷却用ノズル、特に鋳 片冷却用ノズルとして好適に用いることが出来るノズルを提供せんとするもので ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
即ち、本考案は、ノズル本体の一端の液入口より他端の液噴射口近傍にかけて 、中心軸線に沿って、同一断面積の液通路を形成すると共に、該液通路の液噴射 口側に連続して先端に向かって縮小する圧縮液通路を形成し、該圧縮液通路と上 記液通路との境界部分に上記中心軸線と直交する方向にデフレクタを取り付け、 上記液通路より流入する液をデフレクタと衝突させて外側へと分流させ、分流さ せた液を圧縮液通路の先端側に形成した液噴射口で衝突させて噴射する構成とし ている液噴射ノズルを提供するものである。
【0009】 上記デフレクタは、細長い矩形状の平板からなる分流板部と、該分流板部の両 端に形成した取付部分とからなり、該取付部分をノズル本体の内周面に取り付け て、分流板部を液通路の軸線と交差する直径方向に配置し、該分流板部の両側と ノズル本体内周面の間に2つの分流路を形成し、かつ、上記分流板部は液噴射口 と略平行に設置し、分流板部で流入液を外方に2分割し、この分流液を圧縮液通 路を通して、液噴射口で衝突させて外方へ噴射させる構成とすることが好ましい 。
【0010】 あるいは、上記デフレクタは、一端面閉鎖の円筒材からなり、閉鎖端面をその 両側より対称的に円弧、もしくは、中心軸に対して平行に切り欠いて、中心分流 板部の両側に分流路を設けた形状とし、上記デフレクタの筒部を液通路と圧縮液 通路との間に形成したデフレクタ取付穴部に嵌合させて、液通路軸線位置で且つ 該軸線と直交する方向に分流板部を配置し、液通路の軸線に沿って流れる中心流 を分流板部に衝突させて、その両側の分流路へ分流させる構成としてとしても良 い。
【0011】 また、上記ノズルの液噴射口側の端面には、上記圧縮液通路の先端部を横切る ように中心軸線と直交する直径方向に切り欠かれた切欠溝を形成して、略矩形状 の液噴出口を設け、該矩形状の液噴射口の内部側に上記デフレクタを平行に配置 することが好ましい。
【0012】 さらにまた、上記ノズルの液噴出口側の端面に、上記圧縮液通路の先端部の中 心軸線より半径方向に切り欠かれた切欠溝を形成して、液噴射口を設け、中心軸 線より片方に向けて噴霧するようにしてもよい。
【0013】
【作用】
本考案のノズルでは、液噴射口の近傍に流入液を外側に分流するデフレクタを 配置しているため、液噴射口の近傍で分流した液が液噴射口で合流して衝突する ため、噴霧パターンにおいて厚さ方向を大とすることが出来る。 また、分流路の断面積を大としているため、圧損が少なく、よって、打力が強 く噴霧の粒子径を小さくすることが出来る。
【0014】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例により詳細に説明する。 図1は本考案に係わるノズルの第1実施例を示し、ノズル本体10の液噴射口 11に近接した内部に流入液を2つに分流するデフレクタ12を組み付けている 。
【0015】 ノズル本体10は図1(A)(B)に示すように略円筒形状で、液入口13から液 出口11の近傍まで、同一直径の断面真円形で直線的な液通路14を構成する中 空部を中心軸線Lに沿って設けている。 ノズル本体10の液出口側には、円筒形状部に連続して台円錐形状部10aを 先端に向けて縮小させて設け、その内部に上記液通路14に連通した先端に向か って縮径する圧縮液通路15を設けている。
【0016】 上記台円錐形状部10aには、中心軸線Lと直交すると共に上記圧縮液通路 15を横断する所定幅(w1)の切欠溝16を設け、圧縮液通路15の先端側に断 面矩形状の上記液噴射口11を形成している。 なお、ノズル本体10の液入口側外周には液供給管(図示せず)との連結用のネ ジ18を刻設している。
【0017】 上記ノズル本体10の内部に取り付けるデフレクタ12は、図1(D)に示すよ うに略I形状で、中心の細長い矩形状平板からなる分流板部12aと、その両端 に外周面を液通路14の内周面と略同一円弧面とした取付部12b、12bとか らなる。 上記分流板部12aの幅(w2)は切欠溝16の幅(w1)と略一致させている。
【0018】 上記ノズル本体10の内部の液通路14と圧縮液通路15との境界部分には内 方に僅かに突出した段部19を設けており、デフレクタ12は液入口13より圧 入して段部19に両側の取付部12b、12bの挿入側前面を係止して、ノズル 本体10の内部に取り付けている。このように、デフレクタ12は液噴射口11 に近接した位置に配置している。
【0019】 図1(B)に示すように、デフレクタ12は切欠溝16と平行に設置しており、 よって、図1(C)に示すように、液噴射口11の内部側にデフレクタ12が位置 し、液通路14からの流入液が直進して液噴出口11に達せず、必ず、デフレク タ12の分流板部12aにより両側外方へ分流され、分流路20、21を通過し た後に、圧縮液通路15を経て液噴射口11で合流して噴射されるようにしてい る。
【0020】 上記ノズルでは、図2に示すように、液入口13より液通路14に流入した液 体は液通路14が同一断面であるため図示のように直進しながら液噴射口11側 へ流れる。液噴射口11の近傍で軸線Lに沿って中央部を流れる液はデフレクタ 12に衝突し、両側外方に別れて分流路20、21を通過する。分流路20、 21を通った後、圧縮液通路15内で内周壁に沿って中央軸線側へと向い、液噴 射口11で衝突して外方へ噴射される。このように、両側より衝突する液により 、液の噴射角度θが広がる。
【0021】 上記噴射角度θは上記図2において示す噴霧パターンの厚さ方向Tの広がり角 度となり、噴射口11を形成する切欠溝16の軸線方向が厚さ方向Wとなる。よ って、矩形状の噴霧パターンの厚さ方向Tが大となり、かつ、軸線方向Wにおい て、その両端でも上記分流板による分流後の衝突で厚さ方向Tが広がるため、軸 線方向Wもその全長にわたって、流量が均一に分布することとなる。
【0022】 上記のように、本考案のノズルでは、噴霧パターンの厚さ方向Tを大とし、か つ、幅方向Wの流量分布を均一に出来るため、図2の実線で示す矩形状の噴霧パ ターンを実現出来る。 尚、上記噴射角度θを大として、噴霧パターンの厚さ方向Tを大とするには、 デフレクタ12の分流板部12aの幅(w2)を大とすれば良い。よって、ノズル 本体10を変えることなく、内部に組み付けるデフレクタ12を変えるだけで噴 霧パターンを変えることが出来る。 上記のようにデフレクタ12を変えないで、デフレクタ12の設置位置を変え ることで厚さ方向Tを変えることも可能で、液噴射口11側へ近づける程、厚さ 方向Tを大とすることが出来る。
【0023】
【実験例1】 上記実施例1のノズルを用い、噴霧条件を下記の表1に示すように3段階にわ けて設定し、流量分布状態を測定した。測定位置はノズルを測定面より200mm の高さに設定した。
【0024】
【表1】 噴霧条件 圧力(kg/cm2) 1 3 5 噴角(°) 95 109 113 噴量(l/min) 11.9 20.6 2
6.4
【0025】 上記実験例1の結果は図3に示す通りであり、幅方向の流量は略均一となり、 厚さ方向が大となっている。
【0026】 上記第1実施例はノズルの中心軸線Lから両側に同一幅で噴霧するため、前記 図11(A)(B)において中間部分に用いるのに適する。これに対して両側端部の ノズルでは中心軸線Lから片側へ噴霧するノズルが好適に用いられる。 図4に示す第2実施例のノズルは上記片側噴霧用のノズルである。
【0027】 第2実施例のノズルは上記第1実施例のノズルと液噴射口側に設ける切欠溝 16'の形状を変えて、液噴射口11'の形状を変えている点のみが相異する。 即ち、図4(A)(B)に示すように、中心軸線Lより一側方に向かって拡大する方 向に切欠溝16'を切り欠き、圧縮液通路15との交差部分に中心軸線Lより一 側方に延在させた楕円形状の液噴射口11'を形成している。 上記液噴射口11'の内部位置にはデフレクタ12が位置し、デフレクタ12 により2方向に分流された液が液噴射口11'で衝突して噴射するようにした構 成は第1実施例と同一である。
【0028】 上記第2実施例のノズルにおいても、デフレクタ12により両側へ分流された 後、液噴射口11'で分流液が合流して衝突するため、噴射角度が大となって、 噴霧パターンで厚さ方向Tを大とすることが出来る。かつ、噴霧厚さ方向Wは液 噴射口11'が一方向に形成されているため、一方向側には幅Wが延びる。
【0029】
【実験例2】 上記第2実施例のノズルを用いて、下記の表2に示す噴霧条件で3段階にわけ て、プレスケールによる打力分布を測定した。該測定結果は図5に示すように、 噴霧パターンは略矩形状になることが確認できると共に、打力で大きく、粒子径 が小さいことが確認出来た。
【0030】
【表2】 噴霧条件 圧力(kg/cm2) 0.7 1.5 2.0 噴角(°) 45 49 50 噴量(l/min) 21.9 31.8 36.5
【0031】
【実験例3】 上記第2実施例のノズルについて、歪ゲージにより打力分布を測定した。 幅方向はノズル高さを125mmの位置に設定し、 厚さ方向はノズル高さを 125mmとしノズル直下から25mm、75mm、125mmと3箇所に分けて測定した 。 測定条件は表2に示す条件と同一で、3段階に分けて測定した。 上記測定結果は図6に示す通りであり、打力が大きく、よって、粒子径を小さ くできることが確認できた。
【0032】
【実験例4】 上記第2実験例のノズルを用い、流量分布状態を測定した。測定条件は表2に 示す条件と同一条件で、3段階に分けて測定した。 測定結果は図7に示す通りであり、特に、幅方向において流量分布が均一にな ることが確認できた。
【0033】 尚、上記第1および第2実施例とも、デフレクタ12の分流板部は細長い矩形 板状として流入液を2方向に分流させているが、略Y字形状の中心より3方向に 分流板が延在する形状として、流入液を3方向に分流させても良く、さらには、 +字形状として4方向に分流させても良い。 このように、多方向に分流する構成としてもよいが、その場合には各分流路の 断面積が小さくなり、圧損が大きくなりやすく、かつ、液体中に異物が混入した 場合に目詰まりが発生しやすくなる問題があり、よって、第1および第2実施例 のように2分割するのが好ましい。
【0034】 さらに、デフレクタ12をノズル本体の内周面に圧接して取り付ける以外に、 デフレクタの分流板部の両端をノズル本体内周面に接するように設定し、その外 周面に突起を設ける一方、ノズル本体の内周面に上記突起が係止する係止溝を設 けて取り付けても良い。
【0035】 図8(A)(B)(C)は本考案の第3実施例を示し、第1および第2実施例のデフ レクタを平板形状としていたのに対して、第3実施例のデフレクタ12'は略円 筒形状としており、筒部12d'の一端閉鎖面12e'より周壁にかけて円周縁部両 側より対称に円弧形状に切り込んだ形状で、周壁端面中央に分流板部12a'を設 けると共にその両側に分流路20'、21'を設けた形状としている。
【0036】 該デフレクタ12'を取り付けるノズル本体10には、液通路14と圧縮液通 路15の間に、液通路14と圧縮液通路15の径の間の径を有するデフレクタ取 付穴25を形成し、該デフレクタ取付穴25にデフレクタ12'の筒部12d'を 嵌合固定している。 よって、デフレクタ12'の分流板部12a'は液通路軸線位置で、該軸線に対 して直交する方向に配置される。
【0037】 デフレクタ12'より液噴射側の圧縮液通路15は第1および第2実施例より 軸線方向に短く設定しており、かつ、液噴射口側端面には第2実施例のノズルと 同様に、軸線中心より一側方に向かって拡大する切欠溝16'を設け、楕円形状 の液噴射口11'を形成している。
【0038】 上記第3実施例のノズルでは、液通路14より流入した液はデフレクタ12' の配置部分で、中心部を流れる液は分流板部12a'と衝突して外側へ向かう。こ の外側へ向かった中心流及び液通路14の外周部分を流れていた液はデフレクタ 12'の両側の液通路20'、21'よりデフレクタ12'の筒部12d'に流入し、 液噴射口側で衝突して噴射される。
【0039】 上記第3実施例のノズルでは分流板部12a'で分流させた後、小径のデフレク タ筒部に流入させて合流させるため、液を強く衝突させて、噴霧パターンにおい て厚さ方向を大とすることが出来る。
【0040】 図9(A)(B)(C)は、本考案の第4実施例を示し、第3実施例の円筒形状のデ フレクタの一端閉鎖面を円弧形状に切り込んだ形状に対し、第4実施例の円筒形 状のデフレクタ12''は、筒部12d''の一端閉鎖面12e''より周壁にかけて外 周縁部両側より対称に直線を切り込み、閉鎖端面中央に分岐板部12a''を設け ると共に、該分岐板部12a''の両側に分岐流路20''、21''を中心軸に対し て平行に設けた形状としている。 上記以外は、第3実施例と同一構成であるため同一符号を付して詳細な説明は 省略する。
【0041】 上記第4実施例のノズルでは、液通路14より流入した液がデフレクタ12'' の配置部分で中心を流れる液は分岐板部12a''と衝突して外側に向かう。この 外側へ向かった中心流及び液通路14の外周部分を流れた液はデフレクタ12'' の両側の液通路20''、21''よりデフレクタ12''の筒部に流入し、液噴射口 側で衝突して噴射される。
【0042】 上記第4実施例のノズルでは、第3実施例と同様に、分岐板分岐12a''で分 岐させた後、小径のデフレクタ筒部に流入させて合流させるため、液を強く衝突 させ、噴霧パターンにおいて厚さ方向を大とすることが出来る。
【0043】
【考案の効果】
以上の説明より明らかなように、本考案に係わるノズルでは、液噴射口の近傍 のノズル本体内部にデフレクタを配置し、液入口より液通路を通って直進してく る流入液を中心より外側へ分流させ、分流した直後に、液噴射口側に向かって縮 小するノズル本体内周面に沿って案内して液噴射口で衝突させるため、噴射角度 を大として、略矩形状の噴霧パターンの厚さ方向を大とすることが出来ると共に 、幅方向においても両端側も噴射角度が大となって流量分布を均一にすることが 出来る。
【0044】 また、上記デフレクタは液通路の中心軸線を直交する方向に配置した分流板部 を備え、その両側に分流路を形成しているため、効果的に流入液を両側に分流さ せることが出来ると同時に、分流路の断面積が大であるため、圧損が極めて小さ く、よって、打力が強く、粒子径を小さくすることが出来る。 しかも、デフレクタの形状が極めて簡単であるため、製造が容易で、コストを 低く出来る。
【0045】 上記のように、厚さ方向が大で、しかも幅方向の流量分布を均一にでき、噴霧 パターンを厚さ方向が大きい矩形状とすることが出来るため、連続鋳造設備の二 次冷却帯に鋳片冷却用として設置した場合、鋳片流れ方向において噴霧を連続さ せることが可能となり、冷却の断続が発生することが防止できる。さらに、鋳片 流れ方向と直交する幅方向において、噴霧パターンをラップさせる必要がなく、 ノズルの設置個数を減少することが可能となる。
【0046】 このように、噴霧パターンを厚さ方向が大きい略完全な矩形状とできるため、 均一冷却が出来ると共に、圧損が少なく打力が大で粒子径が小さいため冷却効率 が高めることができる、よって、上記鋳片以外にも、ロール、H型鋼フランジ等 の各種の冷却にも好適に用いることが出来る利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のノズルの第1実施例を示し、(A)と
(B)は異なる方向で切断した断面図、(C)は左側面図、
(D)は右側面図である。
【図2】 第1実施例のノズルの噴射状態を示す断面図
である。
【図3】 実験例1の結果を示す線図である。
【図4】 本考案のノズルの第2実施例を示し、(A)は
断面図、(B)は左側面図、(C)は右側面図である。
【図5】 実験例2の結果を示す図面である。
【図6】 実験例3の結果を示す線図である。
【図7】 実験例4の結果を示す線図である。
【図8】 本考案のノズルの第3実施例を示し、(A)は
断面図、(B)は左側面図、(C)は右側面図である。
【図9】 本考案のノズルの第4実施例を示し、(A)は
断面図、(B)は左側面図、(C)は右側面図である。
【図10】 ノズルの使用例を示す概略図である。
【図11】 (A)はノズルの使用例を示す平面図、(B)
は正面図である。
【図12】 従来のノズルの一例を示す断面図である。
【図13】 従来のノズルの他の一例を示す断面図であ
る。
【図14】 噴霧パターンを示す図面である。
【符号の説明】
10 ノズル本体 11 液噴射口 12 デフレクタ 12a 分流板部 13 液入口 14 液通路 15 圧縮液通路 16 切欠溝 20、21 分流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 藤本 洋二 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地の表 示なし) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)考案者 畠中 淳 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地の表 示なし) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズル本体の一端の液入口より他端の液
    噴射口近傍にかけて、中心軸線に沿って、同一断面積の
    液通路を形成すると共に、該液通路の液噴射口側に連続
    して先端に向かって縮小する圧縮液通路を形成し、該圧
    縮液通路と上記液通路との境界部分に上記中心軸線と直
    交する方向にデフレクタを取り付け、上記液通路より流
    入する液をデフレクタと衝突させて外側へと分流させ、
    分流させた液を圧縮液通路の先端側に形成した液噴射口
    で衝突させて噴射する構成としている液噴射ノズル。
  2. 【請求項2】 上記デフレクタは細長い矩形状の平板か
    らなる分流板部と、該分流板部の両端に形成した取付部
    分とからなり、該取付部分をノズル本体の内周面に取り
    付けて、分流板部を液通路の軸線と交差する直径方向に
    配置し、該分流板部の両側とノズル本体内周面の間に2
    つの分流路を形成し、かつ、上記分流板部は液噴射口と
    略平行に設置していることを特徴とする請求項1記載の
    ノズル。
  3. 【請求項3】 上記デフレクタは、一端面閉鎖の円筒材
    からなり、閉鎖端面をその両側より対称的に円弧、もし
    くは、中心軸に対し平行に切り欠いて、中心分流板部の
    両側に分流路を設けた形状とし、 上記デフレクタの筒部を液通路と圧縮液通路との間に形
    成したデフレクタ取付穴部に嵌合させて、液通路軸線位
    置で且つ該軸線と直交する方向に分流板部を配置し、液
    通路の軸線に沿って流れる中心流を分流板部に衝突させ
    て、その両側の分流路へ分流させる構成としている請求
    項1記載のノズル。
  4. 【請求項4】 上記ノズルの液噴射口側の端面に、上記
    圧縮液通路の先端部を横切るように中心軸線と直交する
    直径方向に切り欠かれた切欠溝を形成して、略矩形状の
    液噴出口を設けている前記請求項のいずれか1項に記載
    のノズル。
  5. 【請求項5】 上記ノズルの液噴出口側の端面に、上記
    圧縮液通路の先端部の中心軸線より半径方向に切り欠か
    れた切欠溝を形成して、液噴射口を設けている請求項
    1、2、3のいずれか1項に記載のノズル。
JP1992071653U 1992-10-14 1992-10-14 液噴射ノズル Expired - Lifetime JP2588803Y2 (ja)

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JP2006329516A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Tlv Co Ltd 気化冷却装置
JP2011067781A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Kyoritsu Gokin Co Ltd デフレクタ及びそれを用いた噴霧ノズル

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